JPH09166977A - 分解・組立が容易な弦楽器 - Google Patents

分解・組立が容易な弦楽器

Info

Publication number
JPH09166977A
JPH09166977A JP7351735A JP35173595A JPH09166977A JP H09166977 A JPH09166977 A JP H09166977A JP 7351735 A JP7351735 A JP 7351735A JP 35173595 A JP35173595 A JP 35173595A JP H09166977 A JPH09166977 A JP H09166977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soundboard
frame
board
tension
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7351735A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Hirose
重雄 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7351735A priority Critical patent/JPH09166977A/ja
Publication of JPH09166977A publication Critical patent/JPH09166977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stringed Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】構造および製造方法を改善し,利便性・生産性
を向上すると同時に性能向上を図る上で有利な構造とす
る。 【解決手段】響板1および胴板2はその外周を,それぞ
れ座材7および座材8を介して,H状断面をした枠
3の両面の溝に固定される。響板1および胴板2は,所
望の形状に造形された型を使用して,シート状材料を立
体に成形して製造する。響板1は,その外周の全長を枠
3に固定されてはおらず,数カ所が細長い略紡錘形に切
り欠かれている。響板1・胴板2および枠3を組み立て
て響鳴胴を形成すると,この略紡錘形の切り欠き部分が
響孔26となる。弦25の張力(F1)を負担する強度
部材18および強度部材1鉄鋼またはこれに準ずる
高強度材料の管材で,枠3はこの連結に供される部分以
外は,基本的に弦の張力を負担しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ギター・バイオリン等
の中空の響鳴胴をもつ弦楽器の響板および胴板を着脱可
能とし,この響板の外周に響孔を配置する構造と,この
響板および胴板をシート状原材料より成形する製造方
法,および,弦の張力を負担する強度部材を,金属また
はこれに準ずる高強度材の管材で構成する構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のギター・バイオリン等の弦楽器に
は,伝統的に,部品を木材等から切削加工で製作し接着
等の永久的結合方法で組み立てる製造方法が用いられて
いる。この手法を踏襲すれば,長年にわたって多くの製
作者たちが培った様々な知恵を活用することができるた
めに,ある程度優秀な性能の楽器を,新たな試行錯誤を
することなく製造することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
伝統的な手法による弦楽器の性能および製造は以下の問
題に直面しており,近い将来に破綻をきたす可能性が高
い。本発明は,以下の問題を解決することを目的として
いる。 ・完成後の楽器の部品交換が困難である。 …従来の伝統的な手法で製造されている弦楽器の部品の
多くは,木材で製作されており,しかも接着等の永久的
結合方法で組み立てられているため,補修または改善の
ための部品交換作業は非常に困難である。このため,完
成後の性能改善が非常に困難であり,例えば音響上最も
重要な響板の交換作業は事実上の総体改修であり,その
費用は楽器の購入価格に近くなることも多い。これは,
電気楽器では主要部品が配線の切断・接続のみで容易に
交換可能であるために完成後も性能改善が容易であるこ
とに比較して著しく柔軟性を欠いていると言わざるをえ
ない。 ・響鳴胴の製作に非常に手間が掛かり,良質の製品の製
造には高度な熟練と絶え間ない品質維持努力が必須であ
る。 …従来の伝統的な手法で製造されている弦楽器の胴は略
長方形断面である。木材でこれを製造するには,まず側
面板を楽器の輪郭形状に曲げ成形し,この両縁に隅木と
呼ばれる無数の木片を並べて接着し,響板と裏板を接着
する面積を確保する。この際,響板および裏板は略平板
ではあるものの,音響上・強度上の必要から僅かな曲率
(ふくらみ)をもっており,このため,隅木の接着面
も,側面板の縁を通る平面より僅かな勾配をもって切削
成形される。この作業は非常に繊細で手間がかかる一
方,完成後の楽器の音響上・強度上の性能を左右する重
要工程であるため,熟練者が手作業で現物合わせ作業を
行う以外に方法がなく,コスト・生産性の面で大きな問
題となっている。 ・特にギター属の楽器は音量が乏しく,電気的増幅手段
を介さずに楽音を遠達させることができない。 …ギター属の楽器は,一度弾かれた弦の振動をもとに長
い余韻を得るために弦振動のエネルギーを瞬時に音とし
て放出せず,少しずつ比較的長時間に渡って楽音に変換
してゆくのが特徴である。したがって演奏される音量は
他の楽器と比較して非常に小さい欠点があり,聴衆を相
手にするほとんどの場合は,電気的な増幅手段が必要で
ある。さらに大きな音量を要求される場合には増幅比過
大となりハウリング(増幅器の発振)が頻発する欠点が
ある。ギター属の楽器の魅力である長い余韻を犠牲にせ
ずに音量の増大を図るには,弦振動のエネルギーを従来
より高い効率で楽音に変換することが必要とされるが,
これには響板の減衰係数の低減が必須であり,従来の伝
統的な手法によって木材の響板を使用する限りにおいて
は限界があり,革新的な飛躍は期待できない。 ・原材料となる木材の入手が困難であり,その消費の様
もあまりに冗長であり,環境保護・自然保護の観点から
は決して許容されるものではない。 …従来の楽器の材料となる木材は,紫檀・黒檀等希少な
種類のものが多く,しかも樹齢を重ね極めて年輪の緻密
で美麗なものを選択し征目に製材して使用するのが楽器
の品質・性能を向上させる必須手段とされている。木材
の素性は伐採・切断後でなければ正確には把握困難であ
るため,伐採されても使用されずに廃棄される木材も多
い。さらに,採用された良質の木材からですら,切り出
される征目材の体積は製材前の1/5以下に過ぎない。 ・組立と補修のために響板または裏板に大きな穴が必要
である。 …ギター属の楽器の多くは,弦を響板に固定する駒と響
板の接着作業のために,響板または裏板の中央付近に響
孔と呼ばれる大きな穴がある。この響孔を開けることに
よって,響鳴胴内外の空気の出入りが促され音響上の性
能が向上するとされているが,実際には上記接着作業の
ための固定具の挿入に使用される用途に重きがあり,少
なくとも音響上重要な響板の中央に開孔していること
は,響板の強度を著しく低下させるほか,響板の面積減
少のために演奏時の音量を低下させる欠点を発生させ
る。裏板に開孔させた場合でも,裏板の強度低下は免れ
ない。この欠点は,木材を接着等の永久的結合方法で組
み立てる従来の伝統的な手法を採用する限り根本的には
解決されない。 ・弦の張力によって致命的な永久変形を生じるトラブル
が極めて多い。 …現在主流を占める金属弦を使用する楽器では,その弦
の張力の合計は100kgfにものぼる。従米の伝統的
な手法で製造されている弦楽器の構成部品は,多くが木
材で製作されており,弦の張力およびこれによる曲げモ
ーメントによって,棹が曲がる,響板が歪む等の致命的
な永久変形を生ずるトラブルがよく発生する。特に夏期
に高温多湿となった場合は木材の機械的強度が低下する
ため,こうしたトラブルが非常に多い。多くの楽器所有
者はこうしたトラブルの回避に非常に腐心しており,楽
器を長時間使用しない際に弦を緩めることが半ば常識化
しているが,この方法も楽器にかかる弦の張力の急激な
変化を伴うため疲労の問題があり,十全なトラブル回避
手段ではない。適切なトラブル回避手段がない以上,木
材を弦の張力の負担に使用していること自体に無理があ
ると言わざるをえない。
【0004】
【課題を解決する手段】以上の課題を解決するために,
本発明では以下の構造および製造方法を採用する。 (A)中空の響鳴胴をもつ弦楽器の響板および胴板を着
脱可能の構造とする。 (B)当該響板および胴板を,シート状材料より成形し
て製造する。 (C)当該響板の外周に響孔を配置した構造とする。 (D)当該弦楽器の弦の張力を負担する強度部材を,鉄
がまたはこれに準ずる高強度材料の管材で構成した構造
とする。
【0005】
【発明の作用】以上の本発明になる構造および製造方法
を採用することによって以下の作用があり,従来の技術
の抱えている問題が解決される。 (A)中空の響鳴胴をもつ弦楽器の響板および胴板を着
脱可能の構造とする。 …響板・胴板の交換が極めて容易になった。 …響板・胴板の中央に大きな穴を開ける必要がなくなっ
た。 …響鳴胴の組立作業が極めて簡略になった。 (B)当該響板および胴板を,シート状材料より成形し
て製造する。 …響板および胴板の材料が木材にかぎられなくなった。 …材料を平板で使用する場合よりもはるかに高い強度が
得られる。 …響板および胴板の製作作業が単純化された。 (C)当該響板の外周に響孔を配置した構造とする。 …響板の中央の穴がなくなり,響板の面積が増えた。 …響板の中央の穴がなくなり,響板の強度が向上した。 (D)当該弦楽器の弦の張力を負担する強度部材を,鉄
鋼またはこれに準ずる高強度材料の管材で構成した構造
とする。 …弦の張力を負担する部品をボルト締結によって組み立
てても充分な強度・剛性が確保できるようになった。 …強度・剛性が向上し,弦の張力による弾性変形・永久
変形が極めて小さくなった。 …響板・胴板が弦の張力を負担しなくなり強度部材でな
くなった。
【0006】
【実施例】
【図1】は本発明になる弦楽器の外観図である。実施例
としてギターの場合を示す。請求項1の実施の概略は
【図2】断面A図および
【図3】断面Aの部分拡大図に明らかである。響板
(1)および胴板(2)はその外周を,それぞれ座材
(7)および座材(8)を介して,H状断面をした枠
(3)の両面の溝に固定される。この際の固定方法は接
着等の永久的結合方法によらない。響板(1)は,張力
(F1)を与えられた弦(25)を駒(4)の上端で支
える際に発生する枠(3)を通る平面に略垂直な合力
(F2)によって,座材(7)と共に枠(3)に押し
付けられて固定される。従って,弦(25)をゆるめて
取り外せば,反力(F2)がなくなり,響板(1)は枠
(3)より,容易に取り外すことができる。ちなみに,
駒(4)と響板(1)の固定は,接着によるか,あるい
は響板(1)と裏駒(5)を貫通するボルト(6)の
締め付けによる。一方,胴板(2)の枠(3)に対する
固定方法は2通りあり,そのどちらか一方または両方を
採用する。ひとつは,
【図5】縦断面図に示された索(11)の張力(F3)
の合力の反力(F4)による方法で,両端を索端金具
(12)を介して胴板(2)に固定されている索(1
1)の略中央部をフック(13)に引っかけ,フック
(13)を強度部材(19)にナット(14)で締め
付けると索(11)の張力(F3)が発生するが,この
張力(F3)の合力の反力(F4)は枠(3)を通る平
面に略垂直となり,この作用で胴板(2)を座材
(8)を介して枠(3)に押し付けて固定する。なお,
ナット(14)をゆるめて索(11)をフック(13)
外せば,反力(F4)がなくなり,胴板(2)は枠
(3)より,容易に取り外すことができる。もうひとつ
【図4】断面B拡大図に示された止め具(9)に発生す
る把持力(F6)による方法で,くさび形の止め具
(9)をボルト(10)で枠(3)に設けられたV状
溝に引き入れる際にボルト(10)の締め付けによる
軸力(F5)で止め具(9)がくさびとして働いて発生
する把持力(F6)によって胴板(2)の外周を把持す
る。止め具(9)およびボルト(10)は,枠(3)
上に離散的に適当数配置される。この方法のみによって
胴板(2)を枠(3)に固定する場合は,座材(8)
はかならずしも必要ではない。なお,ボルト(10)
をゆるめて止め具(9)をV状溝から押し出せば,把持
力(F6)がなくなり,胴板(2)は枠(3)より,容
易に取り外すことができる。ちなみに,こうして響板
(1)・胴板(2)および枠(3)で形成された概ね閉
じた構造及びその内部の空間を,響鳴胴と称する。請求
項2の実施について,説明する。響板(1)は,
【図1】外観図および
【図2】断面A図に示されるように,複雑な凹凸を与え
られている。この形状は,音響上の性能向上と駒(4)
による反力(F2)を支えるための所要強度確保の2点
を目標に決定される。響板(1)の材質は,音響上の性
能向上のために,比重が小さく高強度で振動減衰係数が
極めて小さいことが条件となり,カーボンFRP等がふ
さわしい。また,青銅等の振動減衰係数の小さい金属の
薄板を使用してもよい。胴板(2)は,
【図2】断面A図に示されるように,ふくよかなドーム
形状である。この形状は,音響上の性能に影響を与える
響鳴胴の容積分布と演奏者がこの弦楽器を抱える際の方
便を考慮して決定される。胴板(2)の材質は,響板
(1)より面密度・強度ともに高いことが条件となり,
ガラス繊維FRP等がふさわしい。響板(1)と同材料
の場合は板厚を増してもよい。響板(1)および胴板
(2)は,所望の形状に造形された型を使用して,シー
ト状材料を立体に成形して製造する。請求項3の実施の
様子は,
【図1】外観図に明らかである。響板(1)は,その外
周の全長を枠(3)に固定されてはおらず,数カ所が細
長い略紡錘形に切り欠かれている。響板(1)・胴板
(2)および枠(3)を組み立てて響鳴胴を形成する
と,この略紡錘形の切り欠き部分が響孔(26)とな
る。請求項4の実施の様子は,
【図5】縦断面図に示される。本発明になる弦楽器にお
いて弦(25)の張力(F1)を負担するおもな部品
は,強度部材(18)および強度部材(19)で,
これらは枠(3)に表裏からボルト(20)で締め付
けて連結される。枠(3)はこの連結に供される部分以
外は,基本的に弦の張力を負担しない。また,強度部材
(18)の一端には天神(23)がボルト(22)
で締め付けて固定されており,天神(23)には弦(2
5)を巻取って張力(F1)を発生させる糸巻(24)
が弦の本数分固定されている。一方,強度部材(1
9)の一端には弦(25)の端部を固定し,張力(F
1)を受ける弦蔵(21)が枠(3)をはさんでボルト
(22)で締め付けて固定されている。
【図6】断面C図は棹(15)の断面で,強度部材
(18)の外周に指板(16)および棹材(17)が接
着されている様子である。強度部材(18)および強
度部材(19)は鉄鋼またはこれに準ずる高強度材料
の管材で,その両端には他部品との連結のためにめねじ
を設けた中実条(27),中実条(28),中実条
(29)が圧入または溶接等の溶接等の永久的結合方
法で固定されている。指板(16)および棹材(17)
の材料は演奏時の触感のために従来通り木材である。こ
の部分は音響上の寄与率が低いので必ずしも征目でなく
てよい。枠(3)はアルミニウム・マグネシウム等の軽
金属の鋳造品で,響板(1)・胴板(2)・強度部材
(18)および強度部材(19)を固定するための適
当な形状に製作されている。以上がギターの実施例の詳
細である。これから容易に類推されるように,本発明に
なる弦楽器の構造および製造方法は,中空の響鳴胴をも
つ弦楽器ならば概ねの場合,適用が可能である。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば,以下の効果が得られ,
従来の技術の抱えている問題が解決される。 (A)中空の響鳴胴をもつ弦楽器の響板および胴板を着
脱可能の構造とする。 …響板・胴板の交換が極めて容易になるので,楽器の完
成後であっても極めて容易に音響上の性能改善が図れ
る。 …響板の中央に大きな穴を開ける必要がないので,響板
の強度が向上するほか,音響上の性能向上と音量の増大
が期待できる。 …響鳴胴の組立作業が極めて簡略であるので,生産性が
高い。 (B)当該響板および胴板を,シート状材料より成形し
て製造する。 …響板および胴板の材料が木材に限られないので,貴重
な木材資源を大量消費しない。 …響板および胴板の材料が木材に限られず,より響板に
適した材料も使用できるので,音響上の性能向上が期待
できる。 …材料を平板で使用する場合よりもはるかに高い強度が
得られるので,響板の厚みを低減でき,音響上の性能向
上が期待できる。 …響板および胴板の製作作業が単純化されるので,生産
性が高い。 (C)当該響板の外周に響孔を配置した構造とする。 …響板の中央の穴がなくなり響板の面積が増えるので,
音の放射面積が増大し,音量の増大が期待できる。 …響板の中央の穴がなくなり,響板の強度か向上するの
で,響板の厚みを低減でき,音響上の性能向上が期待で
きる。 (D)当該弦楽器の弦の張力を負担する強度部材を,鉄
鋼またはこれに準ずる高強度材料の管材で構成した構造
とする。 …弦の張力を負担する強度部材をボルト締結によって組
み立てているので,楽器の完成後であっても極めて容易
に部品交換が可能である。 …強度・剛性が向上し,弦の張力による弾性変形・氷久
変形が極めて小さいので,調弦の狂いが少なく,楽器の
維持管理も容易である。 …響板・胴板が弦の張力を負担しなくなり強度部材でな
くなったので,音響上の性能に重きをおく設計が可能に
なり,音響上の性能向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】外観図 (当該楽器の外観)
【図2】断面A図 (響鳴胴の構造 代表断面)
【図3】断面A図の部分拡大図 (響板・胴板と枠の
固定の様子)
【図4】断面B拡大図 (止め具の様子)
【図5】縦断面図 (弦の張力を負担する構造の
代表断面)
【図6】断面C図 (棹の代表断面)
【図7】縦断面図の部分拡大図 (強度部材,強度
部材および枠の結合の様子)
【符号の説明】
(1)響板 (19)強度部材 (2)胴板 (20)ボルト (3)枠 (21)弦蔵 (4)駒 (22)ボルト (5)裏駒 (23)天神 (6)ボルト (24)糸巻 (7)座材 (25)弦 (8)座材 (26)響孔 (9)止め具 (27)中実条 (10)ボルト (28)中実条 (11)索 (29)中実条 (12)索端金具 (F1)弦(25)に与え
られる張力 (13)フック (F2)駒(4)に掛る合
力 (14)ナット (F3)索(11)の張力
(F3) (15)棹 (F4)(F3)の合力の
反力 (16)指板 (F5)ボルト(10)
の締め付けによる軸力 (17)棹材 (F6)(F5)によって止め具(9)が (18)強度部材 くさびとして働いて発生する把持力
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の響鳴胴をもつ弦楽器の響板および
    胴板を着脱可能とした構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の楽器の響板および胴板を,シ
    ート状材料より成形する製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の響板の外周に響孔を配置する
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項1の楽器の弦の張力を負担する強
    度部材を,鉄鋼またはこれに準ずる高強度材料の管材で
    構成する構造。
JP7351735A 1995-12-17 1995-12-17 分解・組立が容易な弦楽器 Pending JPH09166977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351735A JPH09166977A (ja) 1995-12-17 1995-12-17 分解・組立が容易な弦楽器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351735A JPH09166977A (ja) 1995-12-17 1995-12-17 分解・組立が容易な弦楽器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09166977A true JPH09166977A (ja) 1997-06-24

Family

ID=18419256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7351735A Pending JPH09166977A (ja) 1995-12-17 1995-12-17 分解・組立が容易な弦楽器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09166977A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2375649A (en) * 2001-05-19 2002-11-20 Colin William Miles Moulded resonator for a banjo

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2375649A (en) * 2001-05-19 2002-11-20 Colin William Miles Moulded resonator for a banjo

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7687696B2 (en) Tonally improved hollow body stringed instrument
US3892159A (en) Soundboard-bridge configuration for acoustic guitars
US4188850A (en) Foamed plastic guitar construction
CN106710575B (zh) 吉他共鸣箱与吉他
US7439427B2 (en) Guitar body reinforcement
US7151210B2 (en) Solid body acoustic guitar
US4200023A (en) Stringed musical instrument neck and body structure
US6051764A (en) Stringed musical instrument formed from bamboo plates
US4348933A (en) Soundboard assembly for pianos or the like
JP3451996B2 (ja) ドラム
US6646191B1 (en) Tension top guitar
JPH09166977A (ja) 分解・組立が容易な弦楽器
US4104945A (en) Sound resonator for amplifying sound waves
EP1279162B1 (en) A support structure for a stringed instrument
US6897366B2 (en) Neck connection for stringed musical instrument
Pedgley et al. Materials-inspired innovation for acoustic guitar design
US4388852A (en) Dulcimer construction
JP6882305B2 (ja) 弦楽器
EP1020842B1 (en) Stringed musical instrument formed from bamboo plates
JP2009163204A (ja) 擦弦楽器に於ける究極駒振動伝達促進方式胴内構造4
CN110875025A (zh) 一种箜极琴
JP6228270B1 (ja) 弦楽器用モノコック構造の胴体。
CN200997266Y (zh) 古筝
JP3028881U (ja) ギターの成形胴
CN220041379U (zh) 吉他面板以及吉他