JPH09166562A - 燃焼性試験装置 - Google Patents

燃焼性試験装置

Info

Publication number
JPH09166562A
JPH09166562A JP34834995A JP34834995A JPH09166562A JP H09166562 A JPH09166562 A JP H09166562A JP 34834995 A JP34834995 A JP 34834995A JP 34834995 A JP34834995 A JP 34834995A JP H09166562 A JPH09166562 A JP H09166562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
test piece
door
wall surface
observation window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34834995A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruko Iwata
央子 岩田
Chikako Sumi
智佳子 墨
Noriko Kanehara
則子 金原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP34834995A priority Critical patent/JPH09166562A/ja
Publication of JPH09166562A publication Critical patent/JPH09166562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験片の出し入れを容易にし、観察窓および
試験室内の清掃を容易にして精度の高い計測が得られる
ようにし、試験能率をも向上すること。 【解決手段】 支持台4を移動可能にし、試験片出し入
れ扉17を開けて支持台4を出し入れできるようにする。
これにより、コの字形取付具1に挟持した試験片3を支
持台4に載置したり、試験終了後の試験片3の取り出し
を試験室7の外で行うようにしたので、その作業を両手
で行うことができ、かつ、試験片3が支持台4に接触す
る可能性を少なくし、高い精度の試験を行うことができ
ると共に、作業性を向上することができる。また、試験
室7内には支持台4がないことから、試験室7内を換気
するだけで短時間に試験室7内の試験環境を整えて、試
験能率を向上すると共に、観察窓11および試験室7内の
掃除を容易に行えるようにして、高い精度の試験を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼性試験装置の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、燃焼性試験の概要について、説明
する。この試験は車両の運転室等の内装材料、例えば座
席、座席ベルト、天井張り、ドアトリム等、車体に固定
されているものの構成材料について行うものである。こ
の試験はJIS D1201-1977 「自動車室内用有機資材の燃
焼性試験方法」に規定されている。その具体的な内容は
図11に示すように、上下二つのコの字形取付具1および
2の間に試験片3を挟み、図12に示すように支柱5にて
支持されている支持台4に水平に載置し、バーナ6にて
試験片3の端部に着火する。このコの字形取付具1およ
び2の寸法は長さL1 =356mm 、幅W1 =56mm、厚みt
=6mmである。
【0003】そして、着火した試験片3が延焼してその
延焼が標線Aに達した時から計測を開始し、その延焼が
標線Bを通過するまでの時間T、またはその延焼が標線
Bに達するまでに止ったときには、止るまでの時間Tを
測り、かつ、コの字形取付具1および2に試験片3を挟
んだそのままの状態で支持台4から外して、標線Aから
の延焼長さDを測定する。この延焼長さは図10に示すよ
うに、単一材である(イ)の試験片3が標線Aから炭化
が止った所までの長さDであり、また複合材3a、3bから
なる(ロ)の試験片の標線Aから炭化が止った所までの
長さDであり、また(ハ)の試験片3が液状に溶けて、
標線Aから滴下が止まった所までの長さDであり、また
(ニ)の試験片3が溶融して、標線Aからその溶融が止
った所までの長さDである。
【0004】このように、試験片3の材料によって炭化
したり、液状化したり、溶融したりすることを総称し
て、この試験においては燃焼といっている。この燃焼は
図10にも現れているように、試験片3の裏面で止ること
があり、特に(ロ)の試験片のように複合材である場合
には、表側の試験片3aの燃焼が止っていても、裏面側の
試験片3bの燃焼がまだ持続されている場合があり、燃焼
停止時間Tを測定する場合には十分に注意する必要があ
る。
【0005】そして、標線Aから燃焼が止るまでの時間
Tおよび標線Aから燃焼が止った所までの長さDの計測
結果から、一分間当たりの燃焼速度Bを式(B=60×D
/T)で算出する。判定の基準は、先ず燃焼しないこと
が一番よく、次にB<100mm/min であること、また試
験片3の燃焼が標線Aに達してから60sec 以内に止り、
かつ、標線Aに達した後の試験片3の燃焼した長さDが
50mm未満であることが基準として定められている。特に
時間Tは秒単位で測定しなければならないので、高い精
度の計測が要求される。
【0006】また、試験環境は20±5℃で相対湿度65±
20%に保たれた環境条件のもとで行うことが定められて
いる。そのために、図9に示すように試験室7内に支持
台4を設置し、この支持台4に試験片3を挟持したコの
字形取付具1、2を載置している。また、この試験室7
は試験環境を保持するために、恒温恒湿槽8内に設置さ
れている。この試験室7の寸法は長さL2 =380mm 、幅
W2 =205mm 、高さH=355mm である。
【0007】図13に示すように、従来の試験室7はバー
ナ6を備えた着炎扉9、試験片出し入れ扉10、観察窓1
1、後壁面12、蓋板13および底板を一体に組み立てた六
面体である。そして、試験開始準備としてコの字形取付
具1および2に挟持した試験片3を、試験片出し入れ扉
10を開いて、支持台4にセットし、試験終了後には試験
片だし入れ扉10を開いて、コの字形取付具1および2に
試験片3を挟持した状態で支持台4から取り出すように
している。また、観察窓11は耐熱ガラスでできており、
試験室7に固定された枠14に保持するようにして、枠14
の上方から抜き差しするようにしている。また、支柱5
は空気孔15を設けた邪魔板16に立設されていて、試験室
7内に定置されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の試験室7に
おいて、試験片のセットおよび試験終了後の取り出し
は、試験片出し入れ扉を開いて行っていたので次のよう
な問題がある。すなわち、試験片出し入れ扉の開口面積
は、片手しか入らない大きさであるので、コの字形取付
具に挟持した試験片をセットしたり、試験終了後の取り
出しを片手で行わなければならない。また、コの字形取
付具は金属で出来ているので、相当な重量がある。そこ
で、このコの字形取付具を片手で持って支持台にセット
する時に、コの字形取付具に挟持されている試験片が支
持台に接触して、正規の挟持状態で無いまま燃焼試験を
してしまったり、また試験終了後に取り出す時に試験片
が支持台に接触した場合には、試験片が撓んだりあるい
は燃焼部分が壊されたりして、精度の高い試験結果を得
ることが出来ない場合があるという問題がある。そし
て、このような場合には再度試験のやり直ししなければ
ならないので、試験の能率が悪いという不具合がある。
【0009】また、精度の高い試験を行うためには、試
験片のセットおよび試験終了後の取り出しに十分な注意
を払わなければならないので、熟練を要すると共に、同
一試験片を五枚作って、同一試験を五回行いその平均値
で燃焼速度Bを求めなければならないので、試験片の種
類が多い場合にはその試験回数は膨大なものとなる。し
たがって、この膨大な試験回数毎に注意を払いながら、
試験片のセットおよび試験終了後の取り出しに多くの時
間が掛かり、試験能率が悪いという問題がある。
【0010】次に、試験室内に支持台が固定されている
ので次のような問題がある。この燃焼性試験は図9に示
すように、比較的狭い空間である試験室7内で、試験片
3を燃焼させるので、試験片3の材質によっては煙や煤
が発生し観察窓11に付着する。そして、この試験は同じ
試験片を五枚作り、この五枚の試験片について同じ試験
を行う。そこで、試験片3の燃焼状態を観察窓11を透し
て観察するので、観察窓11を常時きれいにして、その燃
焼状態がよく見えるようにしなければならない。
【0011】しかしながら、試験室7の観察窓11は、枠
14から耐熱ガラスを上下方向に抜き差しするようになっ
ていて、観察窓11を掃除するときには耐熱ガラスを上方
に引き抜いて試験室7の枠14から外すので、耐熱ガラス
を割らないように注意しなければならない。そのために
観察窓11の取りはずしが極めて困難で手間がかかると共
に、一種類の試験材料に対して五回もの試験を行わなけ
ればならないので、観察窓11の掃除の頻度が高くなり、
多少観察窓が汚れていても掃除しないことがある。ま
た、耐熱ガラスを枠14から外さないで掃除しょうとして
も、試験室7内に支持台4があって邪魔をするので、観
察窓11の全面を掃除することができない。そのために、
試験片3の燃焼が何時止まったのかを観察するのが困難
になり、精度の高い燃焼速度Bが得られないことがある
という問題がある。
【0012】また、試験室7内は決められた温度および
湿度の試験環境で行わなければならないので、試験が終
了し次の試験を行うためには試験室7内の試験環境を整
える必要がある。しかしながら、試験室7内に昇温され
た支持台4や支柱5があると、この支持台4および支柱
5が所定の温度まで降温するのに時間が掛かり、試験能
率が悪いという問題がある。また、燃焼粕が邪魔板16の
上に積もり、空気孔15における通気が悪くなるので、そ
の燃焼粕を除去しなければならないのであるが、狭い試
験片出し入れ扉の開口部からの除去作業は困難であり、
その除去作業に多くの時間を要すると共に、燃焼粕を余
すことなく全部除去するのが困難であり、空気孔15にお
ける通気性に影響を及ぼし、精度の高い試験に支承を来
す場合がある。
【0013】本発明は試験片の出し入れを容易にし、か
つ、観察窓および試験室内の清掃を容易にして精度の高
い燃焼速度が得られるようにすると共に、試験能率をも
向上した燃焼性試験装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る請求項1の記載から把握される手段は、
試験片出し入れ扉と着炎扉を備え、所定の温度および湿
度に保たれた試験室内に、支柱に支持した支持台を設
け、上下二枚のコの字形取付具の間に試験片を挟持し、
この試験片を挟持したコの字形取付具を前記支持台に載
置してなる燃焼性試験装置において、前記支持台を移動
可能にし、前記試験片出し入れ扉を開けて支持台を出し
入れすることを特徴とする。
【0015】次に、請求項2の記載から把握される手段
は、試験片出し入れ扉と着炎扉を備え、所定の温度およ
び湿度に保たれた試験室内に、支柱に支持した支持台を
設け、上下二枚のコの字形取付具の間に試験片を挟持
し、この試験片を挟持したコの字形取付具を前記支持台
に載置してなる燃焼性試験装置において、前記試験片出
し入れ扉側を対向させて試験室を配設し、該対向して設
けた試験室の中間に前記支持台を移動可能に配設し、前
記試験片出し入れ扉を開けて双方の試験室に支持台を出
し入れすることを特徴とする。
【0016】次に、請求項3の記載から把握される手段
は、対向して設けた試験片出し入れ扉と着炎扉および対
向して設けた観察窓および後壁面を備え、所定の温度お
よび湿度に保たれた試験室内に、支柱に支持した支持台
を設け、上下二枚のコの字形取付具の間に試験片を挟持
し、この試験片を挟持したコの字形取付具を前記支持台
に載置してなる燃焼性試験装置において、前記着炎扉、
該着炎扉に対向して設けた側壁面および支持台を固定
し、前記観察窓および後壁面を移動可能にしたことを特
徴とする。
【0017】次に、請求項4の記載から把握される手段
は、対向して設けた試験片出し入れ扉と着炎扉および対
向して設けた観察窓および後壁面を備え、所定の温度お
よび湿度に保たれた試験室内に、支柱に支持した支持台
を設け、上下二枚のコの字形取付具の間に試験片を挟持
し、この試験片を挟持したコの字形取付具を前記支持台
に載置してなる燃焼性試験装置において、前記観察窓お
よび後壁面を移動可能に設け、該観察窓および後壁面の
両側に着炎扉、着炎扉に対向して設けた側壁面および支
持台を固定したことを特徴とする。
【0018】次に、上記手段によって課題がどのように
解決されるかについて説明する。先ず、請求項1の記載
から把握される手段において、前記支持台を移動可能に
し、前記試験片出し入れ扉を開けて支持台を出し入れで
きるようにすることにより、コの字形取付具に挟持した
試験片を支持台に載置するのは、試験室の外で行うこと
ができ、同様に試験終了後の試験片の取り出しを試験室
の外で行うことができる。また、試験室内には支持台が
ないことから、試験室内を換気するだけで試験室内の試
験環境を整えることができると共に、観察窓および試験
室内の掃除を容易に行うことができる。
【0019】次に、請求項2の記載から把握される手段
において、前記試験片出し入れ扉側を対向させて試験室
を配設し、対向して設けた試験室の中間に前記支持台を
移動可能に配設し、前記試験片出し入れ扉を開けて双方
の試験室に支持台を出し入れできるようにしたので、支
持台が移動できることによる作用は上記請求項1の手段
と同じであるが、更に一方の試験室で試験している間
に、他方の試験室の換気および観察窓と試験室内の掃除
をすることが可能となる。
【0020】次に、請求項3の記載から把握される手段
において、前記着炎扉、該着炎扉に対向して設けた側壁
面および支持台を固定し、前記観察窓および後壁面を移
動可能にすることにより、コの字形取付具に挟持した試
験片を支持台に載置するのは、観察窓および後壁面がな
い状態で行うことができ、同様に試験終了後の試験片の
取り出しも、観察窓および後壁面がない状態で行うこと
ができる。また、側壁面、着炎扉および支持台と、観察
窓および後壁面とが分離されることから、観察窓および
後壁面を分離するだけで試験室内の試験環境を整えるこ
とができると共に、観察窓および試験室内の掃除を容易
に行うことができる。
【0021】次に、請求項4の記載から把握される手段
において、前記観察窓および後壁面を移動可能に設け、
観察窓および後壁面の両側に、着炎扉、該着炎扉に対向
して設けた側壁面および支持台を固定することにより、
コの字形取付具に挟持した試験片を支持台に載置するの
は、観察窓および後壁面がない状態で行うことができ、
同様に試験終了後の試験片の取り出しも、観察窓および
後壁面がない状態で行うことができる。また、側壁面、
着炎扉および支持台と、観察窓および後壁面とが分離さ
れることから、観察窓および後壁面を分離するだけで試
験室内の試験環境を整えることができると共に、観察窓
および試験室内の掃除を容易に行うことができ、更に他
方の載置台を使用して試験している間に、一方の載置台
に新たな試験片をセットすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】上記各請求項の記載から把握され
る発明について、実施の形態を説明する。請求項1の記
載から把握される本発明において、図9に示すように試
験片出し入れ扉10と着炎扉9を備え、所定の温度および
湿度に保たれた試験室7内に、支柱5に支持した支持台
4を設け、図11に示すように上下二枚のコの字形取付具
1および2の間に試験片3を挟持し、この試験片3を挟
持したコの字形取付具1および2を前記支持台4に載置
してなる燃焼性試験装置であって、図1および図2に示
すように、邪魔板16の裏面に車輪18を設け、この邪魔板
16に支柱5を立設し、支持台4を移動可能にする。そし
て、この邪魔板16が出入り可能なように試験片出し入れ
扉17を開閉できるようにする。
【0023】次に、請求項2の記載から把握される本発
明において、図9に示すように試験片出し入れ扉10と着
炎扉9を備え、所定の温度および湿度に保たれた試験室
7内に、支柱5に支持した支持台4を設け、図11に示す
ように上下二枚のコの字形取付具1および2の間に試験
片3を挟持し、この試験片3を挟持したコの字形取付具
1および2を前記支持台4に載置してなる燃焼性試験装
置であって、図1に示すように試験片出し入れ扉側17を
対向させて試験室7を配設し、対向して設けた試験室7
の中間に支持台4を配設する。そして、図1および図2
に示すように、邪魔板16の裏面に車輪18を設け、この邪
魔板16に支柱5を立設し、支持台4を移動可能にする。
また、この邪魔板16が出入り可能なように試験片出し入
れ扉17を開閉できるようにする。
【0024】次に、請求項3の記載から把握される本発
明において、図9に示すように、対向して設けた試験片
出し入れ扉10と着炎扉9および対向して設けた観察窓11
および後壁面12を備え、所定の温度および湿度に保たれ
た試験室7内に、支柱5に支持した支持台4を設け、図
11に示すように上下二枚のコの字形取付具1および2の
間に試験片3を挟持し、この試験片3を挟持したコの字
形取付具1および2を支持台4に載置してなる燃焼性試
験装置であって、図4に示すように、側壁19、着炎扉付
き側壁20および支持台4を固定し、観察窓11および後壁
面12を移動可能にする。
【0025】次に、請求項4の記載から把握される手段
は、図9に示すように、対向して設けた試験片出し入れ
扉10と着炎扉9および対向して設けた観察窓11および後
壁面12を備え、所定の温度および湿度に保たれた試験室
7内に、支柱5に支持した支持台4を設け、図11に示す
ように上下二枚のコの字形取付具1および2の間に試験
片3を挟持し、この試験片3を挟持したコの字形取付具
1および2を支持台4に載置してなる燃焼性試験装置で
あって、図4に示すように観察窓11および後壁面12を移
動可能に設け、観察窓11および後壁面12の両側に側壁面
19、着炎扉付き側壁面20および支持台4を固定する。
【0026】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。先
ず、この燃焼性試験装置は基本的な部分において、図9
に示すように試験片の出し入れが可能であって着炎扉9
を備え、所定の温度および湿度に保たれた試験室7内
に、支柱5に支持した支持台4を設け、図11に示すよう
に上下二枚のコの字形取付具1および2の間に試験片3
を挟持し、この試験片3を挟持したコの字形取付具1お
よび2を前記支持台4に載置した構成になっている。
【0027】次に、本実施例について説明すると、図2
および図3に示すように、支持台4は邪魔板16の裏面に
車輪18を設け、この邪魔板16に立設した支柱5に取りつ
けられており、支持台4が移動可能なようになってい
る。このように、邪魔板16の移動を可能にすることによ
り、試験片3の燃焼粕の大部分はこの邪魔板16の上に落
ちることから、邪魔板16を試験室7の外まで移動してそ
の掃除を容易にすることができる。また、図2に示すよ
うに車輪18の接地床から邪魔板16までの高さHは、邪魔
板16に設けた空気孔15の通気が確保できる高さになって
いる。そして、この邪魔板16が出入り可能なように試験
片出し入れ扉17を開閉できるようにし、試験室7は底を
有さない五面体になっている。本実施例において、試験
片出し入れ扉17の開閉方向は上下方向に開くようになっ
ているが、これに限らず横方向に開くようにしてもよ
く、また上下にスライドさせて開閉するようにしてもよ
い。
【0028】図1に示すように、基台21には試験片出し
入れ扉17側を対向させて試験室7を配設し、対向して設
けた試験室7の中間に支持台4が配設できるようになっ
ている。このように、本実施例では二つの試験室7を対
向して設けているが、この試験室7を一個設け、試験片
出し入れ扉17を開いて邪魔板16を移動し、支持台4に載
置された試験片3を出し入れできるようにしてもよい。
【0029】また、観察窓11、後壁面12、蓋板13、着炎
扉9および試験片出し入れ扉17の五面体からなる試験室
7を、基台21に対して着脱可能に設けてもよく、または
固定してもよい。着脱可能にした場合には、一方の試験
室7内で試験している間に、他方の試験室7を別のとこ
ろに運んで、水洗い等により観察窓11および試験室7内
に付着している煤を除去し、試験の能率を向上すること
ができる。また、基台21を底に利用しており、試験室7
を持ち上げた時には、底のない試験室7であるのでその
掃除が容易になり、かつ、試験室7内の改まった換気が
必要でなくなり、試験の能率を向上することができる。
【0030】次に、図4に示す他の実施例は、側壁19、
着炎扉付き側壁20および支持台4を基台21に固定し、観
察窓11および後壁面12を移動可能にしたものである。本
実施例にあっては、図4に示すように移動可能に設けた
観察窓11および後壁面12の両側に二組の側壁面19、着炎
扉付き側壁面20および支持台4を固定しているが、一組
の側壁面19、着炎扉付き側壁面20および支持台4を固定
するようにしてもよい。また、観察窓11、後壁面12およ
び蓋板13を組みつけたコの字状の状態で、溝22に沿って
移動し、側壁面19と着炎扉付き側壁面20で側面を塞ぐよ
うにして、試験室7を形成してもよく、または観察窓1
1、後壁面12および蓋板13を分解して移動し、側壁面1
9、着炎扉付き側壁面20に組みつけるようにしてもよ
い。
【0031】図8は観察窓11、後壁面12および蓋板13を
分解移動して、組みつけるようにした場合の後壁面12を
示す図であり、後壁面12の両側を折り曲げてフランジ23
を形成し、上部両端部を切り起こして固定部24を形成し
ている。そして、フランジ23と固定部24との間には、側
壁19および着炎扉付き側壁20の厚みにほぼ等しい隙間C
1 が設けられている。25は蓋板13を着脱可能に取りつけ
るための、蓋板取付フランジであり、この蓋板取付フラ
ンジ25には、蓋板13の裏面に植設されたピンが嵌合する
ピン孔26が明けられている。そして、固定部24と蓋板取
付フランジ25との間には側壁19および着炎扉付き側壁20
の厚みにほぼ等しい隙間C2 が設けられている。また、
後壁12の下端には溝22に嵌合して後壁12の下端を固定す
る下部固定部27が設けられている。なお、図示は省略し
たが観察窓11を設けた前壁28にも同様に、フランジ23、
固定部24、蓋板取付フランジ25および下部固定部27が設
けられている。
【0032】図6は試験室7の平面図、図7は底面図で
あり、側壁19および着炎扉付き側壁20の上端が隙間C1
およびC2 の間に嵌合された状態で固定されており、側
壁19および着炎扉付き側壁20の両側はフランジ23に密着
されている。このフランジ23にシール材を貼着すること
により、側壁19および着炎扉付き側壁20の両側とフラン
ジ23とを更に密着させることができる。そして、図5に
示すように蓋板13の裏面に植設したピン29を図6に示す
ピン孔26に挿入することにより、蓋板13を着脱可能に取
りつけることができるようになっている。
【0033】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて、次に説明する。先ず、図1から図3に示した実施
例において、支持台4を移動可能にし、試験片出し入れ
扉17を開けて支持台4を出し入れできるようにするこ
とにより、コの字形取付具1および2に挟持した試験片
3を支持台4に載置する場合には、試験室7から支持台
4を引き出して試験室7の外で行い、試験片3を支持台
4に載置した後に支持台4を試験室7内の所定の位置に
入れることができる。そして試験終了後には試験片出し
入れ扉17を開いて、支持台4を試験室7から引き出し、
支持台4から試験片3を取り出すことができる。
【0034】あるいは、試験室7の外に支持台4ごと試
験片3を取り出すことができるので、試験片3を支持台
4に載置したまま、試験片3の延焼長さDを測定するこ
とができ、支持台4から試験片3を取り出す手間を省略
して試験の能率を向上することができ、また延焼長さD
を測定した後は試験片3の燃焼部分が壊れてもよいの
で、試験片3をそのまま廃棄処分することができ、試験
片3の取扱いを容易にして、試験の能率を向上すること
ができる。
【0035】また、燃焼試験によって昇温された支持台
4は邪魔板16と共に試験室7から引き出されるので、外
気中で放熱して短時間に降温すると共に、試験室7内に
は昇温された支持台がないことから、試験室7内を換気
するだけで短時間に試験室7内の試験環境を整えること
ができると共に、支持台4に邪魔されないので、観察窓
11および試験室7内の掃除を容易に行うことができる。
【0036】次に、図1に示すように、試験片出し入れ
扉17側を対向させて試験室7を配設し、対向して設けた
試験室7の中間に支持台4を移動可能に配設し、試験片
出し入れ扉17を開けて双方の試験室7に支持台4を出し
入れできるようにすることにより、一方の試験室7で試
験している間に、他方の試験室7の換気および観察窓11
と試験室7内の掃除をすることが可能となる。上記支持
台4の移動は図2に示すように、邪魔板16の裏面に車輪
18を設けたものであるが、車輪18に限定されるものでは
なく、上記作用が得られるのは要するに支持台4が移動
可能であれば足りる。
【0037】次に、図4から図8に示した他の実施例の
作用について説明する。図4に示すように、着炎扉付き
側壁面20、側壁面19および支持台4を基台21に固定し、
蓋板13によってコの字形に一体にした観察窓11を有する
前壁28および後壁面12を、溝22に沿って移動可能にする
ことにより、コの字形取付具1および2に挟持した試験
片3を支持台4に載置する場合には、蓋板13、前壁28お
よび後壁面12がない状態で行うことができ、同様に試験
終了後の試験片3の取り出しも、蓋板13、前壁28および
後壁面12がない状態で行うことができる。
【0038】そしてこの実施例の場合も同様に、試験片
3を支持台4に載置したまま、試験片3の延焼長さDを
測定することができ、支持台4から試験片3を取り出す
手間を省略して試験の能率を向上することができ、また
延焼長さDを測定した後は試験片3の燃焼部分が壊れて
もよいので、試験片3をそのまま廃棄処分することがで
き、試験片3の取扱いを容易にして、試験の能率を向上
することができる。
【0039】また、側壁面19、着炎扉付き側壁面20およ
び支持台4と、蓋板13、観察窓11を有する前壁28および
後壁面12とが分離されることから、蓋板13、前壁28およ
び後壁面12を移動して、側壁面19、着炎扉付き側壁面20
および支持台4から分離するだけで、昇温されている支
持台4は外気に放熱して短時間に降温すると共に、側壁
面19、着炎扉付き側壁面20、蓋板13、前壁28および後壁
面12で形成される試験室7も外気に解放され、同時に試
験室7内の試験環境を整えることができる。そして、蓋
板13、前壁28および後壁12を移動した状態では支持台4
がないので、観察窓11の掃除が容易であると共に、支持
台4は解放された状態にあるので、邪魔板16の上に落ち
た燃焼粕の除去を容易に行うことができる。
【0040】また、蓋板13によってコの字形に一体にし
た観察窓11を有する前壁28および後壁面12を、溝22に沿
って移動することにより、蓋板13、前壁28、後壁面12、
側壁面19および着炎扉付き側壁面20によって囲まれた試
験室7を形成し、かつ、この試験室7内は上記の通り試
験環境が満たされていると共に、観察窓11の掃除および
燃焼粕が除去された状態になっており、蓋板13によって
一体にした前壁28および後壁面12を、溝22に沿って移動
するという簡単な作業で、試験ができる試験室7を短時
間に形成することができる。
【0041】次に、図4に示すように、蓋板13、観察窓
11を有する前壁28および後壁面12を移動可能に設け、こ
の蓋板13、前壁28および後壁面12の両側に、着炎扉付き
側壁面20、側壁面19および支持台4を貴台21に固定する
ことにより、他方の載置台4を使用して試験している間
にまたは試験をしながら、一方の載置台4に新たな試験
片をセットすることができる。
【0042】上記説明は蓋板13、前壁28および後壁面12
を一体にして移動する場合について説明したが、蓋板1
3、前壁28および後壁面12を分離可能にして移動できる
ようにした場合には次の通りの作用がある。蓋板13、前
壁28および後壁面12を取りはずした状態では、上記と同
様の作用があるのでその説明は省略するが、それ以外に
蓋板13、前壁28および後壁面12が分離可能であるので、
蓋板13、前壁28および後壁面12の内面に付着した煤の除
去が容易であり、かつ、観察窓11は前壁28に設けた枠14
に嵌められた状態であることから、耐熱ガラスでできて
いる観察窓11の取扱が容易であり、観察窓11の掃除を容
易に行うことができる。
【0043】また、、蓋板13、前壁28および後壁面12を
側壁面19および着炎扉付き側壁面20に組みつけるに当た
り、図8に示すフランジ23に側壁面19および着炎扉付き
側壁面20の内面を沿わせながら、隙間C1 とC2 に側壁
面19および着炎扉付き側壁面20の上端を嵌合しながら、
下部固定部27を溝22に嵌め込むことにより簡単に組みつ
けることができ、蓋板13の裏面に植設したピン29(図
5)をピン孔26に嵌合することにより、試験室7を簡単
に組み立てることができる。そして、フランジ23と側壁
面19および着炎扉付き側壁面20の内面とを密着させるこ
とにより、その部分の密着性を高めることができる。ま
た、フランジ23にシール材を貼着することにより、その
密着性を更に高めることができる。このように試験室7
を組み立てることにより、試験室7の剛性力を高めるこ
とができる。
【0044】また、図4に示すように、後壁面12を側壁
面19および着炎扉付き側壁面20に嵌着し、蓋板13および
前壁28を取り外した状態にすることもできる。これによ
り、試験片3のセットおよび取り出しが容易であり、ま
た支持台4に載置した状態で試験片3の延焼長さDの測
定が可能であり、邪魔板16上に落ちた燃焼粕の除去も容
易であり、試験室7の前面および天井が外気に解放され
ているので、試験室7内の試験環境を短時間に整えるこ
とができ、更に観察窓11が前壁28の枠14に嵌められた状
態で取り外されていることから、容易に掃除することが
できる。そして、組み立てに当たっては蓋板13と前壁28
を組み立てればよいので、試験室7の組み立てを更に簡
略化することができる。
【0045】また図4において、蓋板13、前壁28および
後壁面12が分離可能であるので、蓋板13、前壁28および
後壁面12を分離して、別の所に置くことができ、二組の
支持台4、側壁面19および着炎付き側壁面20の間を狭く
してコンパクトにすることができる。更に二組以上の支
持台4、側壁面19および着炎付き側壁面20を任意の位置
に配設固定し、蓋板13、前壁28および後壁面12を兼用し
て、試験片3のセット、試験および試験片3の延焼長さ
Dの測定を並行して行い、試験能率を向上することもで
き、また試験に最も影響する観察窓11を備えた前壁28を
複数容易しておいて掃除し、常時きれいな観察窓11を使
用するようにすることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した通り請求項1の記載に基づ
いて、発明の詳細な説明から把握される本発明によれ
ば、支持台を移動可能にし、試験片出し入れ扉を開けて
支持台を出し入れできるようにし、コの字形取付具に挟
持した試験片を支持台に載置したり、試験終了後の試験
片の取り出しを試験室の外で行うようにしたので、その
作業を両手で行うことができ、かつ、試験片が支持台に
接触する可能性を少なくし、高い精度の試験を行うこと
ができると共に、作業性を向上することができる。ま
た、試験室内には支持台がないことから、試験室内を換
気するだけで短時間に試験室内の試験環境を整えて、試
験能率を向上すると共に、観察窓および試験室内の掃除
を容易に行えるようにして、高い精度の試験を行うこと
ができる。
【0047】次に、請求項2の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、試験片出し
入れ扉側を対向させて試験室を配設し、対向して設けた
試験室の中間に支持台を移動可能に配設し、試験片出し
入れ扉を開けて双方の試験室に支持台を出し入れできる
ようにし、試験片の出し入れ作業を試験室の外で行える
ようにしたので、その作業を両手で行うことができ、か
つ、試験片が支持台に接触する可能性を少なくし、高い
精度の試験を行うことができると共に、作業性を向上す
ることができる。また、試験室内には支持台がないこと
から、試験室内を換気するだけで短時間に試験室内の試
験環境を整えて、試験能率を向上すると共に、観察窓お
よび試験室内の掃除を容易に行えるようにして、高い精
度の試験を行うことができ、更に一方の試験室で試験し
ている間に、他方の試験室の換気および観察窓と試験室
内の掃除をすることができるので、試験能率を向上する
ことができる。
【0048】次に、請求項3の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、着炎扉、側
壁面および支持台を固定し、観察窓および後壁面を移動
可能にし、コの字形取付具に挟持した試験片を支持台に
載置したり、試験終了後の試験片の取り出しを、観察窓
および後壁面がない状態で行うようにしたので、その作
業を両手で行うことができ、かつ、試験片が支持台に接
触する可能性を少なくし、高い精度の試験を行うことが
できると共に、作業性を向上することができる。また、
側壁面、着炎扉および支持台と、観察窓および後壁面と
が分離され、観察窓および後壁面を分離するだけで試験
室内の試験環境を短時間に整えることができるので、試
験能率を向上することができると共に、観察窓および試
験室内の掃除が容易であるので、高い精度の試験を行う
ことができる。
【0049】次に、請求項4の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、観察窓およ
び後壁面を移動可能に設け、観察窓および後壁面の両側
に、着炎扉、側壁面および支持台を固定し、コの字形取
付具に挟持した試験片を支持台に載置したり、試験終了
後の試験片の取り出を、観察窓および後壁面がない状態
で行うことができるようにしたので、その作業を両手で
行うことができ、かつ、試験片が支持台に接触する可能
性を少なくし、高い精度の試験を行うことができると共
に、作業性を向上することができる。また、側壁面、着
炎扉および支持台と、観察窓および後壁面とが分離でき
るよう、観察窓および後壁面を分離するだけで試験室内
の試験環境を短時間に整えて試験能率を向上すると共
に、観察窓および試験室内の掃除を容易にして、高い精
度の試験を行うことができ、更に他方の載置台を使用し
て試験している間に、一方の載置台に新たな試験片をセ
ットするようにして、試験能率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1における支持台の正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】図4における試験室の側面図である。
【図6】図5の蓋板を外した状態の平面図である。
【図7】図5の基台を外した状態の底面図である。
【図8】図5における後壁面の斜視図である。
【図9】燃焼性試験装置の全体を示し説明用図である。
【図10】試験片の燃焼状態を示す説明用図である。
【図11】コの字形取り付け具を斜視図で示した説明用図
である。
【図12】試験片を支持台に載置し燃焼試験の状態を斜視
図で示した説明用図である。
【図13】従来の試験装置の斜視図である。
【符合の説明】
1 コの字形取付具 2 コの字形取付具 3 試験片 4 支持台 5 支柱 6 バーナ 7 試験室 8 恒温恒湿槽 9 着炎扉 10 試験片出し入れ扉 11 観察窓 12 後壁面 13 蓋板 14 枠 15 空気孔 16 邪魔板 17 試験片出し入れ扉 18 車輪 19 側壁面 20 着炎扉付き側壁面 21 基台 22 溝 23 フランジ 24 固定部 25 蓋板取付フランジ 26 ピン孔 27 下部固定部 28 前壁 29 ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験片出し入れ扉と着炎扉を備え、所定
    の温度および湿度に保たれた試験室内に、支柱に支持し
    た支持台を設け、上下二枚のコの字形取付具の間に試験
    片を挟持し、この試験片を挟持したコの字形取付具を前
    記支持台に載置してなる燃焼性試験装置において、前記
    支持台を移動可能にし、前記試験片出し入れ扉を開けて
    支持台を出し入れすることを特徴とする燃焼性試験装
    置。
  2. 【請求項2】 試験片出し入れ扉と着炎扉を備え、所定
    の温度および湿度に保たれた試験室内に、支柱に支持し
    た支持台を設け、上下二枚のコの字形取付具の間に試験
    片を挟持し、この試験片を挟持したコの字形取付具を前
    記支持台に載置してなる燃焼性試験装置において、前記
    試験片出し入れ扉側を対向させて試験室を配設し、該対
    向して設けた試験室の中間に前記支持台を移動可能に配
    設し、前記試験片出し入れ扉を開けて双方の試験室に支
    持台を出し入れすることを特徴とする燃焼性試験装置。
  3. 【請求項3】 対向して設けた試験片出し入れ扉と着炎
    扉および対向して設けた観察窓および後壁面を備え、所
    定の温度および湿度に保たれた試験室内に、支柱に支持
    した支持台を設け、上下二枚のコの字形取付具の間に試
    験片を挟持し、この試験片を挟持したコの字形取付具を
    前記支持台に載置してなる燃焼性試験装置において、前
    記着炎扉、該着炎扉に対向して設けられる側壁面および
    支持台を固定し、前記観察窓および後壁面を移動可能に
    したことを特徴とする燃焼性試験装置。
  4. 【請求項4】 対向して設けた試験片出し入れ扉と着炎
    扉および対向して設けた観察窓および後壁面を備え、所
    定の温度および湿度に保たれた試験室内に、支柱に支持
    した支持台を設け、上下二枚のコの字形取付具の間に試
    験片を挟持し、この試験片を挟持したコの字形取付具を
    前記支持台に載置してなる燃焼性試験装置において、前
    記観察窓および後壁面を移動可能に設け、該観察窓およ
    び後壁面の両側に着炎扉、該着炎扉に対向して設けられ
    る側壁面および支持台を固定したことを特徴とする燃焼
    性試験装置。
JP34834995A 1995-12-18 1995-12-18 燃焼性試験装置 Pending JPH09166562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34834995A JPH09166562A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 燃焼性試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34834995A JPH09166562A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 燃焼性試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09166562A true JPH09166562A (ja) 1997-06-24

Family

ID=18396431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34834995A Pending JPH09166562A (ja) 1995-12-18 1995-12-18 燃焼性試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09166562A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100704937B1 (ko) * 2005-06-16 2007-04-09 한국건설기술연구원 콘크리트 구조물의 화재 실험용 수평 가열로
JP2007187598A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Toyo Seiki Seisakusho:Kk 燃焼試験機
KR101710951B1 (ko) * 2016-06-03 2017-03-13 교통안전공단 배터리 연소시험 장치 및 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100704937B1 (ko) * 2005-06-16 2007-04-09 한국건설기술연구원 콘크리트 구조물의 화재 실험용 수평 가열로
JP2007187598A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Toyo Seiki Seisakusho:Kk 燃焼試験機
KR101710951B1 (ko) * 2016-06-03 2017-03-13 교통안전공단 배터리 연소시험 장치 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09166562A (ja) 燃焼性試験装置
US6338675B2 (en) Nail technician ventilation system
US20060201118A1 (en) Fume chamber
WO2019022503A1 (ko) 연기 및 열의 특성 시험을 위한 통합설비
CN202362261U (zh) 一种新型的室内火灾实验及演示装置
JPH1068708A (ja) 燃焼性試験装置
CN205280685U (zh) 一种单轨双工位的水平垂直燃烧测试仪
JPH09257731A (ja) 燃焼性試験装置
JPH09210935A (ja) 燃焼性試験装置
JPH0968511A (ja) 燃焼性試験装置
JPH09170990A (ja) 燃焼性試験装置
CN220207546U (zh) 一种阻燃检测仪
CN210803389U (zh) 电子锁具阻燃试验仪
CN214668847U (zh) 一种检测用的排烟装置
CN211697588U (zh) 一种香薰蜡烛的热测试仪
WO2024108565A1 (en) Combustion-testing apparatuses and methods of using same
JPS63298140A (ja) しみ・汚れ検査装置
CN221007193U (zh) 一种消防评估用烟密度测试仪
CN217156444U (zh) 一种用于防火板材的防火性能测试装置
CN218496852U (zh) 一种垂直法阻燃性能测试仪
CN211528310U (zh) 一种垂直法阻燃性能测试仪
RU2573444C1 (ru) Установка для испытания материалов на горючесть
CN212111292U (zh) 一种装饰装修材料防火性能检测仪
CN213751334U (zh) 一种消防火灾报警探测器试验器
CN209784289U (zh) 一种地毯45°燃烧性能测试仪