JPH0916478A - データ保管システム - Google Patents

データ保管システム

Info

Publication number
JPH0916478A
JPH0916478A JP7163476A JP16347695A JPH0916478A JP H0916478 A JPH0916478 A JP H0916478A JP 7163476 A JP7163476 A JP 7163476A JP 16347695 A JP16347695 A JP 16347695A JP H0916478 A JPH0916478 A JP H0916478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
failure
storage
long
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7163476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3633039B2 (ja
Inventor
Masakazu Osada
雅和 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16347695A priority Critical patent/JP3633039B2/ja
Publication of JPH0916478A publication Critical patent/JPH0916478A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3633039B2 publication Critical patent/JP3633039B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は保存手段が故障した場合でも、デー
タの消滅を防止することができ、かつ、検査の中断を防
止することができるデータ保管システムを提供すること
を目的とする。 【構成】 生成されたデータを一時蓄積する一時蓄積部
3と、前記データを長期保存する長期保存部7と、一時
蓄積部3と長期保存部7との間でデータ転送を行うデー
タ転送部13と、長期保存部7にデータが保存されたか
否かを確認し、する長期保存部7への保存が確認された
場合、この保存されたデータを一時蓄積部3から消去す
るか否かを判断し、この判断結果に基づいて一時蓄積部
3から所定のデータを消去する一時蓄積制御部5とを備
えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの保管を行うデ
ータ保管システムに関し、特に、データの保全を行うこ
とが可能なデータ保管システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、PACS(Picture Archiving an
d Communication Systems )のような医療画像情報シス
テムが多く使用されている。このような医療情報システ
ムにおいては、データ、特に画像データの保全は非常に
重大な問題である。データは消失することがあってはな
らない。
【0003】また、検査が多少なりとも患者の動作を強
制するものであるため、医療画像情報システムにおいて
は、システムの故障が原因で検査業務が中断されること
を防止しなければならない。さらに、診断装置のスルー
プットの低下、検査効率の低下を防止するためにも医療
用画像情報システムの故障が原因で検査業務が中断され
ることを防止しなければならない。
【0004】従来のデータの保全技術としては、データ
保存の二重化、データの分散、ストリーマテープへのデ
イリーバックアップがある。
【0005】データ保存の二重化は、同一データを二つ
の保存媒体に保管するミラーリングと、システム全体を
二重化するデュアルシステムがある。このようなシステ
ムであると、一方の保存媒体が故障してももう一方で稼
働を続けることができるので、検査業務を中断すること
は防止できる。
【0006】データの分散は、複数のデータ保管装置に
データを分散して保管するもので、データの一部が消失
しても全体への影響を最小限にとどめることを目的とし
て行われている。
【0007】ストリーマテープへのデイリーバックアッ
プは、記憶テープであるストリーマテープに1日毎(所
定の時間毎)にデータを保管させるものであり、最も簡
便で安価であるため広く普及している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データの保全技術の内、データ保存の二重化は、システ
ムが高価になり、特に、動画データを保存する場合は、
容量の非常に大きいものが必要となり、非現実的であ
る。
【0009】また、データの分散は、データの一部が消
失しても全体への影響を最小限にとどめることを目的と
して行われており、医療画像のように一部であれ消失し
てはならないシステムには不適である。
【0010】さらに、ストリーマテープへのデイリーバ
ックアップは、保存媒体が故障した場合、データの復旧
はできても、保存媒体が故障している間の検査業務は中
断せざるをえない。
【0011】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、保存手段が故障した場合でも、データの消滅を防止
することができ、かつ、検査の中断を防止することがで
きるデータ保管システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、生成されたデータを一時蓄積する一時蓄積手
段と、前記データを長期保存する長期保存手段と、前記
一時蓄積手段と前記長期保存手段との間でデータ転送を
行うデータ転送手段と、前記長期保存手段にデータが保
存されたか否かを確認する保存確認手段と、この保存確
認手段により長期保存手段への保存が確認された場合、
この保存されたデータを一時蓄積手段から消去するか否
かを判断する判断手段と、この判断手段の判断結果に基
づいて一時蓄積手段から所定のデータを消去する消去手
段とを有することを要旨とする。
【0013】また、前記判断手段は、前記一時蓄積手段
へのデータの蓄積時間を設定する設定手段を有し、前記
一時蓄積手段に蓄積されてから前記設定手段に設定され
た時間が経過し、かつ、前記保存確認手段により長期保
存手段への保存が確認されている場合、前記消去手段に
対し、そのデータを消去させるようにしても良い。
【0014】さらに、前記設定手段は、前記長期保存手
段の故障を検知する故障検知手段を有し、この故障検知
手段により故障が検知された場合、前記設定されている
蓄積時間に所定の時間加算して再設定するようにしても
良い。
【0015】さらに、前記設定手段は、前記長期保存手
段の故障を検知する故障検知手段と、この故障検知手段
により故障が検知された場合、故障が検知されてからの
経過時間を検出する時間検出手段とを有し、前記故障検
知手段により故障が検知された場合、前記時間検出手段
により検出された故障の経過時間を前記設定されている
蓄積時間に加算して再設定するようにしても良い。
【0016】さらに、前記設定手段は、前記長期保存手
段の故障を検知する故障検知手段と、前記長期保存手段
の復旧を検知する復旧検知手段とを有し、前記故障検知
手段により故障が検知された場合、前記設定されている
蓄積時間に所定の時間加算して再設定し、前記復旧検知
手段により復旧が検知された場合、蓄積時間を加算前の
元の時間に戻して再設定するようにしても良い。
【0017】さらに、前記設定手段は、前記長期保存手
段の故障を検知する故障検知手段と、この故障検知手段
により故障が検知された場合、故障が検知されてからの
経過時間を検出する時間検出手段と、前記長期保存手段
の復旧を検知する復旧検知手段とを有し、前記故障検知
手段により故障が検知された場合、前記時間検出手段に
より検出された故障の経過時間を前記設定されている蓄
積時間に加算して再設定し、前記復旧検知手段により復
旧が検知された場合、蓄積時間を加算前の元の時間に戻
して再設定するようにしても良い。
【0018】さらに、前記判断手段は、前記一時蓄積手
段へのデータの蓄積容量を設定する容量設定手段を有
し、前記一時蓄積手段に蓄積される容量が、前記容量設
定手段に設定された蓄積容量を越し、かつ、前記保存確
認手段により長期保存手段への保存が確認されている場
合、前記消去手段に対し、そのデータを消去させるよう
にしても良い。
【0019】さらに、前記容量設定手段は、前記長期保
存手段の故障を検知する故障検知手段を有し、この故障
検知手段により故障が検知された場合、前記設定されて
いる蓄積容量に所定の容量加算して再設定するようにし
ても良い。
【0020】さらに、前記容量設定手段は、前記長期保
存手段の故障を検知する故障検知手段と、この故障検知
手段により故障が検知された場合、故障が検知されてか
らの経過時間を検出する時間検出手段とを有し、前記故
障検知手段により故障が検知された場合、前記時間検出
手段により検出された故障の経過時間に対応する容量を
前記設定されている蓄積容量に加算して再設定するよう
にしても良い。
【0021】さらに、前記容量設定手段は、前記長期保
存手段の故障を検知する故障検知手段と、前記長期保存
手段の復旧を検知する復旧検知手段とを有し、前記故障
検知手段により故障が検知された場合、前記設定されて
いる蓄積容量に所定の容量加算して再設定し、前記復旧
検知手段により復旧が検知された場合、蓄積容量を加算
前の元の容量に戻して再設定するようにしても良い。
【0022】さらに、前記容量設定手段は、前記長期保
存手段の故障を検知する故障検知手段と、この故障検知
手段により故障が検知された場合、故障が検知されてか
らの経過時間を検出する時間検出手段と、前記長期保存
手段の復旧を検知する復旧検知手段とを有し、前記故障
検知手段により故障が検知された場合、前記時間検出手
段により検出された故障の経過時間に対応する容量を前
記設定されている蓄積容量に加算して再設定し、前記復
旧検知手段により復旧が検知された場合、蓄積容量を加
算前の元の容量に戻して再設定するようにしても良い。
【0023】さらに、前記データ転送手段は、前記長期
保存手段の復旧を検知する復旧検知手段と、前記一時蓄
積手段に蓄積されているデータの内、前記長期保存手段
に未保存のデータを検出するデータ保存検出手段とを有
し、このデータ保存検出手段により前記長期保存手段に
未保存のデータが検出された場合、そのデータを一時蓄
積手段から長期保存手段へ転送し、前記復旧検知手段に
より復旧が検知された場合、一時蓄積手段に蓄積されて
いる全データを長期保存手段に転送するようにしても良
い。
【0024】さらに、前記故障検知手段により一旦故障
が検知された場合、保存確認手段は、一時蓄積手段に一
時蓄積されている全てのデータについて、長期保存手段
に未保存であると認識し直し、前記復旧手段により復旧
が検知された後、一時蓄積手段に一時蓄積されている全
データを前記データ転送手段により長期保存手段に転送
させるようにしても良い。
【0025】さらに、前記一時蓄積手段は、ネットワー
クを介して接続されている蓄積手段も含むようにしても
良い。
【0026】
【作用】本願発明のデータ保管システムは、一時蓄積手
段によりデータを一時蓄積し、長期保存手段により前記
データを長期保存し、また、データ転送手段により前記
一時蓄積手段と前記長期保存手段との間でデータ転送を
行う。そして前期長期保存手段にデータが保存されたか
否かを保存確認手段により確認し、この保存確認手段に
より長期保存手段への保存が確認された場合、この保存
されたデータを一時蓄積手段から消去するか否かを判断
手段により判断し、この判断手段の判断結果に基づいて
一時蓄積手段から所定のデータを消去手段により消去す
る。これにより、保存手段が故障した場合でも、データ
の消滅を防止することができ、かつ、検査の中断を防止
することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係るデータ保管システムの
第1実施例の構成を示したブロック図である。
【0028】図1に示すように、第1実施例のデータ保
管システム1は、一時蓄積手段としての一時蓄積部3
と、保存確認手段、判断手段としての一時蓄積制御部5
と、長期保存手段としての長期保存部7と、保存装置9
と、長期保存制御部11と、データ転送手段としてのデ
ータ転送部13と、故障検知手段、復旧検知手段として
の故障/復旧検知部15と、設定手段、時間検出手段と
しての蓄積時間設定部17とを有している。
【0029】一時蓄積部3は、データ保管システム1に
接続されているデータ発生部、例えば診断装置(図示せ
ず)により得られたデータ、またはデータ保管システム
1に持ち込まれたデータを一時蓄積する。
【0030】一時蓄積制御部5は、一時蓄積部3を制御
する。また、一時蓄積制御部5は、長期保存部7に転送
するデータを一時蓄積部3から複写してデータ転送部1
3に供給する。
【0031】長期保存部7は、一時蓄積部3により一時
蓄積され、データ転送部13、長期保存制御部11を介
して転送されてきたデータを長期保存する。
【0032】保存装置9は、長期保存部7に所定の時間
内、例えば1日に保存された全データを複写して保存す
る。
【0033】長期保存制御部11は、長期保存部7と保
存装置9を制御する。また、長期保存制御部11は、一
時蓄積部3に転送するデータを長期保存部7または保存
装置9から複写してデータ転送部13に供給する。
【0034】データ転送部13は、一時蓄積部3と長期
保存部7との間で一時蓄積制御部5と長期保存制御部1
1を介してデータ転送を行う。
【0035】故障/復旧検知部15は、長期保存部7と
長期保存制御部11の故障および復旧を検知するととも
に、長期保存部7と長期保存制御部11の故障の経過時
間を検出する。
【0036】蓄積時間設定部17は、一時蓄積部3への
データの蓄積時間を設定する。また、蓄積時間設定部1
7は、故障/復旧検知部15により故障が検知された場
合、前記設定されている蓄積時間に所定時間を加算して
再設定する。さらに、蓄積時間設定部17は、故障/復
旧検知部15により復旧が検知された場合、蓄積時間を
加算前の時間に戻して再設定する。
【0037】次に、第1実施例のデータ保管システム1
の動作を図2に示すフローチャートを用いて説明する。
【0038】診断装置により得られたデータは、一端、
一時蓄積制御部5によって一時蓄積部3に供給され、フ
ァイルf1 として蓄積される(ステップS1)。これと
並行して、一時蓄積制御部5は、一時蓄積部3に蓄積し
た時刻t0 (f1 )を記憶する(ステップS3)。以
後、同様にして一時蓄積制御部5では、ファイルfx
蓄積時刻t0 (fx )を図3に示すように記憶する。な
お、蓄積時刻は、一般のファイルシステム等で標準で具
備された機能を利用して実現させることができる。
【0039】次いで、一時蓄積制御部5は、故障/復旧
検知部15を用いて長期保存部7と長期保存制御部11
が正常に動作しているか否かを調べる(ステップS
5)。これは例えば、故障/復旧検知部15から検知信
号を所定の時間間隔で長期保存制御部11に送信し、こ
の検知信号に対する応答信号の返信の有無によって長期
保存部7と長期保存制御部保存11の故障および復旧を
検知する。
【0040】長期保存部7が正常であれば、一時蓄積制
御部5は、一時蓄積部3からデータを読出し、それを複
写してデータ転送部13に供給する。データが供給され
ると、データ転送部13は、そのデータを長期保存制御
部11に転送する。そして長期保存制御部11は、転送
されてきたデータを長期保存部7に保存する(ステップ
S7)。これにより、データは一時蓄積部3と長期保存
部7に二重に保持される。
【0041】また、一時蓄積制御部5は、一時蓄積部3
に一時蓄積されたデータが長期保存部7に保存されたか
否かを示す管理テーブルを記憶する。
【0042】この管理テーブルは、例えば図4に示すよ
うに長期保存部7に保存されている場合は「済」、保存
されていない場合は「未」を各ファイル名に付加したも
のである。
【0043】また、長期保存制御部11は、所定時間
(例えば1日)毎にその時間内に長期保存部7に記憶さ
れたデータを全て複写して保存装置9に保存する。
【0044】次いで、一時蓄積制御部5は、定期的に現
在の時刻tと、一時蓄積部3に蓄積した時刻t0 x
の差分を調べ、この差分が予め蓄積時間設定部17に設
定された蓄積時間ts を越えている場合、そのファイル
に対応するデータを一時蓄積部3から消去する(ステッ
プS9,S11)。
【0045】これにより、蓄積時間ts の間は、データ
が二重化されることになる。これによって、蓄積時間t
s の期間、例えば1週間内に長期保存部7が何等かの理
由で故障した場合、1週間分のデータは一時蓄積部3に
より復元することができる。
【0046】また、蓄積時間ts の期間、例えば1週間
より以前のデータについては保存装置9に保存されてい
るので、長期保存部7が故障した場合、蓄積時間ts
り以前のデータは保存装置9により復元することができ
る。
【0047】次に、故障/復旧検知部15によって長期
保存部7または長期保存制御部11の故障が検知された
場合、蓄積時間設定部17は、設定されている蓄積時間
sに所定の時間を加算して再設定する(ステップS1
3)。
【0048】このとき、蓄積時間設定部17は、故障/
復旧検知部15の検知結果を基に故障の経過時間を求
め、この求められた経過時間を蓄積時間ts に加算して
再設定するようにしても良い。
【0049】これにより、長期保存部7または長期保存
制御部11の故障が検知された場合、一時蓄積部3に蓄
積される期間は長くなる。
【0050】また、一時蓄積部3の容量が少なくなった
場合、一時蓄積部3を追加する。これは、新たに一時蓄
積部3を設けても良いし、データ保管システム1にネッ
トワークを介して接続されている蓄積手段、例えば診断
装置の記憶手段を用いても良い。
【0051】次いで、故障/復旧検知部15によって長
期保存部7または長期保存制御部11の故障の復旧が検
知された場合、一時蓄積制御部5は、一時蓄積部3に蓄
積されているデータをデータ転送部13、長期保存制御
部を介して長期保存部7に保存させる。
【0052】このとき、一時蓄積制御部5は、記憶して
いる前記管理テーブルの全てのファイルを「未」にし、
一度、長期保存部7に保存されたデータについても再
度、長期保存部7に転送して保存させる。これにより、
一旦長期保存したと思った後、その長期保存部7の方が
破壊された場合でも、一時蓄積部3の方でまた未保存と
して復活させることで、データの消滅を防止することが
できる。
【0053】そして、蓄積時間設定部17は、蓄積時間
s を加算前の元の時間に戻す。
【0054】こうして、データが一時蓄積部3と長期保
存部7に二重(保存装置9に保存される分を含めると三
重)に保持される。
【0055】このように、第1実施例のデータ保管シス
テム1では、データを一時蓄積部3と長期保存部7に二
重に保持するようにしているので、長期保存部7が故障
した場合でも蓄積時間設定部17に設定されている蓄積
時間に達するまではデータの消滅を防止することがで
き、かつ、検査の中断を防止することができる。
【0056】図5は本発明に係るデータ保管システムの
第2実施例の構成を示したブロック図である。尚、図5
中、図1で示したものと同一のものは同一の記号を付し
て詳細な説明を省略した。
【0057】第2実施例のデータ保管システム30は、
一時蓄積部3に蓄積されているデータの消去を蓄積容量
によって制御するものである。
【0058】図5に示すように、第2実施例のデータ保
管システム30は、図1に示す第1実施例のデータ保管
システム1の蓄積時間設定部17に代えて、蓄積容量設
定部31を有している。
【0059】蓄積容量設定部31は、一時蓄積部3への
データの蓄積容量を設定する。また、蓄積容量時間設定
部31は、故障/復旧検知部15により故障が検知され
た場合、前記設定されている蓄積容量に所定容量を加算
して再設定する。さらに、蓄積時間設定部31は、故障
/復旧検知部15により復旧が検知された場合、蓄積容
量を加算前の時間に戻して再設定する。
【0060】尚、蓄積容量設定部31により設定される
蓄積容量は、一時蓄積部3の最大蓄積要領より少なく設
定する。
【0061】次に、第2実施例のデータ保管システム3
0の動作を図6に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0062】まず、一時蓄積制御部5は診断装置により
得られたデータの容量S1 WO検出して記憶する(ステ
ップS21)。
【0063】そして一時蓄積制御部5は、現在、一時蓄
積部3に蓄積されているデータの容量の総和Σに容量S
1 を加算して新たに総和Σを求める。
【0064】このとき、一時蓄積制御部5は、予め蓄積
容量設定部31に設定されている蓄積容量Σs と総和Σ
とを比較し、総和Σが蓄積容量Σs を越えない場合、デ
ータをそのまま一時蓄積部3に蓄積する(ステップS2
3,S25)。また、総和Σが蓄積容量Σs を越えた場
合、越えた分については最も古いデータから順に書き換
える(ステップS27)。
【0065】次いで、一時蓄積制御部5は、故障/復旧
検知部15を用いて長期保存部7と長期保存制御部11
が正常に動作しているか否かを調べる(ステップS2
9)。
【0066】長期保存部7が正常であれば、一時蓄積制
御部5は、一時蓄積部3からデータを読出し、それを複
写してデータ転送部13に供給する。データが供給され
ると、データ転送部13は、そのデータを長期保存制御
部11に転送する。そして長期保存制御部11は、転送
されてきたデータを長期保存部7に保存する(ステップ
S31)。これにより、データは一時蓄積部3と長期保
存部7に二重に保持される。
【0067】また、一時蓄積制御部5は、前述の第1実
施例の場合と同様、一時蓄積部3に一時蓄積されたデー
タが長期保存部7に保存されたか否かを示す管理テーブ
ルを記憶する。
【0068】また、長期保存制御部11は、所定時間
(例えば1日)毎にその時間内に長期保存部7に記憶さ
れたデータを全て複写して保存装置9に保存する。
【0069】次に、故障/復旧検知部15によって長期
保存部7または長期保存制御部11の故障が検知された
場合、蓄積容量設定部31は、設定されている蓄積容量
Σsに所定の容量を加算して再設定する(ステップS3
3)。
【0070】このとき、蓄積時間設定部17は、故障/
復旧検知部15の検知結果を基に故障の経過時間を求
め、この求められた経過時間を蓄積時間ts に加算して
再設定するようにしても良い。
【0071】これにより、長期保存部7または長期保存
制御部11の故障が検知された場合、一時蓄積部3に蓄
積できる容量がその最大蓄積容量を越えない範囲で増え
ることになる。
【0072】次いで、故障/復旧検知部15によって長
期保存部7または長期保存制御部11の故障の復旧が検
知された場合、一時蓄積制御部5は、一時蓄積部3に蓄
積されているデータをデータ転送部13、長期保存制御
部11を介して長期保存部7に保存させる。
【0073】このとき、一時蓄積制御部5は、前述した
第1実施例の場合と同様、記憶している前記管理テーブ
ルの全てのファイルを「未」にし、一度、長期保存部7
に保存されたデータについても再度、長期保存部7に転
送して保存させる。これにより、データの消滅を防止す
ることができる。
【0074】そして、蓄積時間設定部31は、蓄積容量
Σs を加算前の元の時間に戻す。
【0075】こうして、データが一時蓄積部3と長期保
存部7に二重(保存装置9に保存される分を含めると三
重)に保持される。
【0076】このように、第2実施例のデータ保管シス
テム30では、データを一時蓄積部3と長期保存部7に
二重に保持するようにしているので、長期保存部7が故
障した場合でも蓄積時間設定部17に設定されている蓄
積容量に達するまではデータの消滅を防止することがで
き、かつ、検査の中断を防止することができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、データを
一時蓄積する一時蓄積手段と、前記データを長期保存す
る長期保存手段を有し、この長期保存手段への保存が確
認された場合、この保存されたデータを一時蓄積手段か
ら消去するか否かを判断手段により判断して一時蓄積手
段から所定のデータを消去するようにしているので、保
存手段が故障した場合でも、データの消滅を防止するこ
とができ、かつ、検査の中断を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ保管システムの第1実施例
の構成を示したブロック図であ
【図2】図1に示した第1実施例のデータ保管システム
の動作を示したフローチャートである。
【図3】ファイルの蓄積時刻をファイル名に対応させて
記憶させた場合を示した図である。
【図4】一時蓄積部に一時蓄積されたデータが長期保存
部に保存されたか否かを示す管理テーブルを示した図で
ある。
【図5】本発明に係るデータ保管システムの第2実施例
の構成を示したブロック図である。
【図6】図5に示した第2実施例のデータ保管システム
の動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1,30 データ保管システム 3 一時蓄積部 5 一時蓄積制御部 7 長期保存部 9 保存装置 11 長期保存制御部 13 データ転送部 15 故障/復旧検知部 17 蓄積時間設定部 31 蓄積容量設定部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生成されたデータを一時蓄積する一時蓄
    積手段と、 前記データを長期保存する長期保存手段と、 前記一時蓄積手段と前記長期保存手段との間でデータ転
    送を行うデータ転送手段と、 前記長期保存手段にデータが保存されたか否かを確認す
    る保存確認手段と、 この保存確認手段により長期保存手段への保存が確認さ
    れた場合、この保存されたデータを一時蓄積手段から消
    去するか否かを判断する判断手段と、 この判断手段の判断結果に基づいて一時蓄積手段から所
    定のデータを消去する消去手段と、 を有することを特徴とするデータ保管システム。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記一時蓄積手段への
    データの蓄積時間を設定する設定手段を有し、 前記一時蓄積手段に蓄積されてから前記設定手段に設定
    された時間が経過し、かつ、前記保存確認手段により長
    期保存手段への保存が確認されている場合、前記消去手
    段に対し、そのデータを消去させることを特徴とする請
    求項1記載のデータ保管システム。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、前記長期保存手段の故
    障を検知する故障検知手段を有し、 この故障検知手段により故障が検知された場合、前記設
    定されている蓄積時間に所定の時間加算して再設定する
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ保管システム。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、前記長期保存手段の故
    障を検知する故障検知手段と、 この故障検知手段により故障が検知された場合、故障が
    検知されてからの経過時間を検出する時間検出手段とを
    有し、 前記故障検知手段により故障が検知された場合、前記時
    間検出手段により検出された故障の経過時間を前記設定
    されている蓄積時間に加算して再設定することを特徴と
    する請求項2記載のデータ保管システム。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、前記長期保存手段の故
    障を検知する故障検知手段と、 前記長期保存手段の復旧を検知する復旧検知手段とを有
    し、 前記故障検知手段により故障が検知された場合、前記設
    定されている蓄積時間に所定の時間加算して再設定し、
    前記復旧検知手段により復旧が検知された場合、蓄積時
    間を加算前の元の時間に戻して再設定することを特徴と
    する請求項2記載のデータ保管システム。
  6. 【請求項6】 前記設定手段は、前記長期保存手段の故
    障を検知する故障検知手段と、 この故障検知手段により故障が検知された場合、故障が
    検知されてからの経過時間を検出する時間検出手段と、 前記長期保存手段の復旧を検知する復旧検知手段とを有
    し、 前記故障検知手段により故障が検知された場合、前記時
    間検出手段により検出された故障の経過時間を前記設定
    されている蓄積時間に加算して再設定し、前記復旧検知
    手段により復旧が検知された場合、蓄積時間を加算前の
    元の時間に戻して再設定することを特徴とする請求項2
    記載のデータ保管システム。
  7. 【請求項7】 前記判断手段は、前記一時蓄積手段への
    データの蓄積容量を設定する容量設定手段を有し、 前記一時蓄積手段に蓄積される容量が、前記容量設定手
    段に設定された蓄積容量を越し、かつ、前記保存確認手
    段により長期保存手段への保存が確認されている場合、
    前記消去手段に対し、そのデータを消去させることを特
    徴とする請求項1記載のデータ保管システム。
  8. 【請求項8】 前記容量設定手段は、前記長期保存手段
    の故障を検知する故障検知手段を有し、 この故障検知手段により故障が検知された場合、前記設
    定されている蓄積容量に所定の容量加算して再設定する
    ことを特徴とする請求項8記載のデータ保管システム。
  9. 【請求項9】 前記容量設定手段は、前記長期保存手段
    の故障を検知する故障検知手段と、 この故障検知手段により故障が検知された場合、故障が
    検知されてからの経過時間を検出する時間検出手段とを
    有し、 前記故障検知手段により故障が検知された場合、前記時
    間検出手段により検出された故障の経過時間に対応する
    容量を前記設定されている蓄積容量に加算して再設定す
    ることを特徴とする請求項8記載のデータ保管システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記容量設定手段は、前記長期保存手
    段の故障を検知する故障検知手段と、 前記長期保存手段の復旧を検知する復旧検知手段とを有
    し、 前記故障検知手段により故障が検知された場合、前記設
    定されている蓄積容量に所定の容量加算して再設定し、
    前記復旧検知手段により復旧が検知された場合、蓄積容
    量を加算前の元の容量に戻して再設定することを特徴と
    する請求項8記載のデータ保管システム。
  11. 【請求項11】 前記容量設定手段は、前記長期保存手
    段の故障を検知する故障検知手段と、 この故障検知手段により故障が検知された場合、故障が
    検知されてからの経過時間を検出する時間検出手段と、 前記長期保存手段の復旧を検知する復旧検知手段とを有
    し、 前記故障検知手段により故障が検知された場合、前記時
    間検出手段により検出された故障の経過時間に対応する
    容量を前記設定されている蓄積容量に加算して再設定
    し、前記復旧検知手段により復旧が検知された場合、蓄
    積容量を加算前の元の容量に戻して再設定することを特
    徴とする請求項8記載のデータ保管システム。
  12. 【請求項12】 前記データ転送手段は、前記長期保存
    手段の復旧を検知する復旧検知手段と、 前記一時蓄積手段に蓄積されているデータの内、前記長
    期保存手段に未保存のデータを検出するデータ保存検出
    手段とを有し、 このデータ保存検出手段により前記長期保存手段に未保
    存のデータが検出された場合、そのデータを一時蓄積手
    段から長期保存手段へ転送し、前記復旧検知手段により
    復旧が検知された場合、一時蓄積手段に蓄積されている
    全データを長期保存手段に転送することを特徴とする請
    求項1乃至請求項11のいずれか一項記載のデータ保管
    システム。
  13. 【請求項13】 前記故障検知手段により一旦故障が検
    知された場合、保存確認手段は、一時蓄積手段に一時蓄
    積されている全データについて、長期保存手段に未保存
    であると認識し直し、前記復旧手段により復旧が検知さ
    れた後、一時蓄積手段に一時蓄積されている全データを
    前記データ転送手段により長期保存手段に転送させるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項
    記載のデータ保管システム。
  14. 【請求項14】 前記一時蓄積手段は、ネットワークを
    介して接続されている蓄積手段も含むことを特徴とする
    請求項1乃至請求項12のいずれか一項記載のデータ保
    管システム。
JP16347695A 1995-06-29 1995-06-29 データ保管システム Expired - Fee Related JP3633039B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16347695A JP3633039B2 (ja) 1995-06-29 1995-06-29 データ保管システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16347695A JP3633039B2 (ja) 1995-06-29 1995-06-29 データ保管システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0916478A true JPH0916478A (ja) 1997-01-17
JP3633039B2 JP3633039B2 (ja) 2005-03-30

Family

ID=15774606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16347695A Expired - Fee Related JP3633039B2 (ja) 1995-06-29 1995-06-29 データ保管システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3633039B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109295A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Visual Japan Inc Posシステム、posサーバ、店端末、販売管理方法、及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002109295A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Visual Japan Inc Posシステム、posサーバ、店端末、販売管理方法、及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3633039B2 (ja) 2005-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU726915B2 (en) System and method for maintaining a logically consistent backup using minimal data transfer
US7685378B2 (en) Methods and apparatus for adjusting a journal area for continuous data protection
CN100476747C (zh) 存储系统以及数据管理方法
US5537533A (en) System and method for remote mirroring of digital data from a primary network server to a remote network server
US7694177B2 (en) Method and system for resynchronizing data between a primary and mirror data storage system
EP1062581B1 (en) Highly available file servers
US7426617B2 (en) Method and system for synchronizing volumes in a continuous data protection system
US8392688B2 (en) Method and apparatus for increasing an amount of memory on demand when monitoring remote mirroring performance
EP1229448A2 (en) Redundant backup device and method
EP1111509A2 (en) Apparatus for enabling independent access to replicated data
US11055183B2 (en) Data gap management in a remote data mirroring system
US7013371B2 (en) Data transfer control system
EP1199636A3 (en) Self-repairing operating system for computer entities
WO1998020419B1 (en) System and method for maintaining a logically consistent backup using minimal data transfer
GB2510178A (en) System and method for replicating data
US20200387430A1 (en) Storage apparatus and backup method for setting peculiar event as restore point
US6424999B1 (en) System and method for restoring previously backed-up data in a mass storage subsystem
JP2000137636A (ja) バックアップ装置
JPH0916478A (ja) データ保管システム
CN108234465A (zh) 一种分布式文件系统中应对异常的冗余方法和装置
CN110515769A (zh) 一种备份处理方法、装置和电子设备及可读存储介质
JPH08278909A (ja) 高信頼化システムおよび方法
US20040155108A1 (en) Method of establishing a voting system and voting system established by the method
JP2009093378A (ja) ストレージシステム
JPH0535606A (ja) 電子デイスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080107

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees