JPH0916458A - マルチメディアデータ提示方法およびその装置 - Google Patents
マルチメディアデータ提示方法およびその装置Info
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Abstract
語でオブジェクトとして記述することにより、メディア
データが持つ時間的な性質を明示的に表現し、提示スト
ーリーの変更が柔軟に行えるようにする。 【解決手段】 提示ストーリー生成手段1はメディアオ
ブジェクト,遅延オブジェクト,連続実行オブジェクト
および同期実行オブジェクトを使用することによりメデ
ィアデータの提示ストーリーを生成する。提示ストーリ
ー解析手段3は提示ストーリーを解析して、遅延オブジ
ェクトであれば指定した時間だけ空けることを指定し、
連続実行オブジェクトであればリストについて処理を再
帰的に呼び出して連続して実行することを指定し、同期
実行オブジェクトであれば集合について処理を再帰的に
呼び出して同期をとって実行することを指定し、メディ
アオブジェクトであればその実行を指定する。
Description
タ提示方法およびその装置に関し、特に動画,音声,イ
メージおよびテキストのメディアデータ(以下、これら
メディアデータを総称してマルチメディアデータとい
う)を提示するためのマルチメディアデータ提示方法お
よびその装置に関する。
従来技術として、特開平5−274419号公報,特開
平2−162986号公報等が提案されている。これら
は、単一のメディアデータを提示したり、マルチメディ
アデータをハイパーリンク形式につないでおいて提示す
るといった従来の方式とは異なり、マルチメディアデー
タを時空間情報を考慮して提示することを可能にしたも
のである。しかし、これらで採用されている方法では、
マルチメディアデータをあるストーリーにそって連続ま
たは同期して表示・再生するのに必要なストーリーの生
成,およびそのストーリーに基づくメディアデータの実
行を考慮していなかった。
ィアデータの提示方法として、提示ストーリーをペトリ
ネットを用いて定義する方法(T.D.C.Littl
eand A.Ghafoor,“Interval−
Based Conceptual Models f
or Time−Dependent Multime
dia Data”,IEEE Transactio
ns on Knowlege and Data E
ngineering,Vol.5,No.4,Aug
ust 1993.参照)や、オブジェクト指向言語の
スキーマ(クラス定義)として定義する方法(K.Ab
erer and W.Klas,“Supporti
ng Temporal Multimedia Op
erations in Object−Orient
ed Database Systems”,Pro
c.of Int.Conf.on Multimed
ia Computing and Sysetms,
1994.参照)などが提案されている。
メディアデータ提示方法では、提示ストーリーをペトリ
ネットを用いて定義する場合、ストーリーのみをペトリ
ネットで記述し他の表示の処理を行う部分等は別のプロ
グラム言語などで記述しなければならなかったので、モ
デルが統合されず、提示ストーリーだけが分離しその間
のミスマッチを埋める手段が必要になるという問題点が
あった。
ディアデータの提示の順序などの変更がスキーマの変更
になってしまい柔軟性に欠けるという問題点があった。
また、提示に関する情報がいろいろなところに分散して
しまうので、全体としての見通しが悪く変更などがしづ
らいという問題点があった。さらに、メディアデータが
持つ時間の概念が提示ストーリーの記述に明確に反映さ
れないという問題点があった。
メディアデータをオブジェクト指向言語でオブジェクト
として記述することにより、拡張性を持ち、メディアデ
ータが持つ時間的な性質を明示的に表現し、提示ストー
リーの変更が柔軟に行えるマルチメディアデータ提示方
法を提供することにある。
アデータをオブジェクト指向言語でオブジェクトとして
記述することにより、拡張性を持ち、メディアデータが
持つ時間的な性質を明示的に表現し、提示ストーリーの
変更が柔軟に行えるマルチメディアデータ提示装置を提
供することにある。
データ提示方法は、オブジェクト指向言語の所定の記述
により、動画,音声,イメージおよびテキストのメディ
アデータを表示・再生時間という性質を基にメディアオ
ブジェクトとして統一的に扱うとともに、提示の際に時
間を空けることを指定するための遅延オブジェクトと、
前記メディアオブジェクト,前記遅延オブジェクト,後
記同期実行オブジェクトまたは自分自身を要素として含
むリストを持ち要素を連続して実行することを指定する
ための連続実行オブジェクトと、前記メディアオブジェ
クト,前記遅延オブジェクト,前記連続実行オブジェク
トまたは自分自身を要素として含む集合を持ち要素を同
期して実行することを指定するための同時実行オブジェ
クトを使用することにより、メディアデータの提示スト
ーリーを生成する提示ストーリー生成工程と、前記提示
ストーリーを解析して、前記遅延オブジェクトであれば
指定した時間だけ時間を空けることを指定し、前記連続
実行オブジェクトであればリストについて処理を再帰的
に呼び出して連続して実行することを指定し、前記同期
実行オブジェクトであれば集合について処理を再帰的に
呼び出して同期をとって実行することを指定し、メディ
アデータのオブジェクトであればそのオブジェクトの実
行を指定し、以上の指定に基づいてスケジューリングを
行い、メディアデータを実行する提示ストーリー解析・
実行工程とを含む。
は、オブジェクト指向言語の所定の記述により、動画,
音声,イメージおよびテキストのメディアデータを表示
・再生時間という性質を基にメディアオブジェクトとし
て統一的に扱うとともに、提示の際に時間を空けること
を指定するための遅延オブジェクトと、前記メディアオ
ブジェクト,前記遅延オブジェクト,後記同期実行オブ
ジェクトまたは自分自身を要素として含むリストを持ち
要素を連続して実行することを指定するための連続実行
オブジェクトと、前記メディアオブジェクト,前記遅延
オブジェクト,前記連続実行オブジェクトまたは自分自
身を要素として含む集合を持ち要素を同期して実行する
ことを指定するための同時実行オブジェクトを使用する
ことにより、メディアデータの提示ストーリーを生成す
る提示ストーリー生成手段と、前記提示ストーリーを解
析して、前記遅延オブジェクトであれば指定した時間だ
け時間を空けることを指定し、前記連続実行オブジェク
トであればリストについて処理を再帰的に呼び出して連
続して実行することを指定し、前記同期実行オブジェク
トであれば集合について処理を再帰的に呼び出して同期
をとって実行することを指定し、メディアデータのオブ
ジェクトであればそのオブジェクトの実行を指定し、以
上の指定に基づいてスケジューリングを行い、メディア
データを実行する提示ストーリー解析・実行手段とを含
む。
して詳細に説明する。
示方法が適用された第1実施例に係るマルチメディアデ
ータ提示装置の構成を示すブロック図である。本実施例
のマルチメディアデータ提示装置は、提示ストーリーを
生成する提示ストーリー生成手段1と、提示ストーリー
を一時的に格納するデータバッファ2と、メインルーチ
ン31および解析ルーチン32からなり提示ストーリー
を解析する提示ストーリー解析手段3と、解析結果のオ
ブジェクトをスケジューリングするスケジューリング手
段4と、オブジェクトの動作を管理するスレッド管理手
段5と、メディアデータを実行するメディアデータ実行
手段6とから構成されている。
提示装置がデータ構造として持つオブジェクトに対応す
るクラスの構造・関連図である。本実施例のマルチメデ
ィアデータ提示装置では、データ構造として存在するオ
ブジェクト指向言語の所定の記述により表現されるオブ
ジェクトを使用する。
00は、属性として時間を持ち、期間を表す。この属性
は派生クラスに継承され、派生クラスでは表示・再生が
持続する時間を表す。図6は、オブジェクトの具体的な
記述例を示す図である。
アデータの共通の性質として、そのメディアデータの内
容を示す名前,メディアデータが入っているファイルの
名前,メディアデータのファイル形式を共通の情報とし
て持つ。ファイル形式とは、例えば、動画の場合のAV
I(Audio Video Interleave;
Microsoft社のオペレーティングシステムであ
るMicrosoftWindows上の動画像表示機
構Video for Windowsで利用されてい
る、動画データと音声データとをファイルに交互配置し
て保存する形式),WAVE(Microsoft W
indowsで用いられる音声データを保存するための
形式),MPEG(Moving Picture E
xperts Group;動画データを圧縮して保存
する形式)などの記録形式のことを指している。オブジ
ェクト指向言語の継承機能によりIntervalオブ
ジェクト100の性質とMediaオブジェクト104
の性質とを継承するオブジェクトとして、Video
(動画)オブジェクト105,Audio(音声)オブ
ジェクト106,Image(静止画)オブジェクト1
07およびText(テキスト)オブジェクト108が
存在する。
0の性質を継承し、連続して実行するInterval
オブジェクト100のリストを持つSeq(連続実行)
オブジェクト101と、同期をとって実行するInte
rvalオブジェクト100の集合を持つSync(同
期実行)オブジェクト102と、時間的な遅延を表すD
elayオブジェクト(遅延)103とが存在する。
詳細な構造を示す図である。Seqオブジェクト101
は、Intervalオブジェクト100の順序列を示
すリスト200を持つ。このリスト200の要素となる
Intervalオブジェクト100は、実際は、Se
qオブジェクト101,Syncオブジェクト102,
Delayオブジェクト103,Videoオブジェク
ト105,Audioオブジェクト106,Image
オブジェクト107,またはTextオブジェクト10
8のいずれかであり、これらは連続して実行される。
り詳細な構造を示す図である。Syncオブジェクト1
02は、Intervalオブジェクト100の集合2
01を持つ。この集合201の要素となるInterv
alオブジェクト100は、実際は、Seqオブジェク
ト101,Syncオブジェクト102,Delayオ
ブジェクト103,Videoオブジェクト105,A
udioオブジェクト106,Imageオブジェクト
107,またはTextオブジェクト108のいずれか
であり、これらは同期して実行される。
ェクト202の構造を示す図である。Presenta
tionオブジェクト202は、Intervalオブ
ジェクト100へのポインタを持ち、メディアデータの
提示ストーリーを表す。
31の処理は、Presentationオブジェクト
入力ステップ400と、Intervalオブジェクト
引渡しステップ401と、スケジューリングステップ4
02と、メディアデータ表示・再生ステップ403とか
らなる。
2の処理は、Intervalオブジェクト入力ステッ
プ300と、Seqオブジェクト判定ステップ301
と、連続実行指定ステップ302と、Syncオブジェ
クト判定ステップ303と、同期実行指定ステップ30
4と、Delayオブジェクト判定ステップ305と、
時間空け指定ステップ306と、Mediaオブジェク
ト実行指定ステップ307とからなる。
ルチメディアデータ提示装置の動作について、マルチメ
ディアデータ提示方法とともに説明する。
いて、メディアデータの提示ストーリーを入力する。提
示ストーリーの生成は、ストーリーをオブジェクト指向
言語でオブジェクトを用いて記述して指定する。利用者
は提示したいメディアデータの種類に応じて、Vide
oオブジェクト105,Audioオブジェクト10
6,Imageオブジェクト107およびTextオブ
ジェクト108を使用する。同期などのために時間を空
けたい場合には、Delayオブジェクト103を使用
する。また、メディアデータを連続して実行することを
指定するために、Seqオブジェクト101が、メディ
アデータを同期して実行することを指定するためにSy
ncオブジェクト102を使用する。
を、Videoオブジェクト105,Audioオブジ
ェクト106,Imageオブジェクト107,Tex
tオブジェクト108,Delayオブジェクト10
3,Seqオブジェクト101およびSyncオブジェ
クト102を組み合わせて指定する。
ーで提示を行う場合、図8(b)に示すように組み合わ
せる。実際の記述例を、図9に示す。ここで、AVIお
よびWAVは、列挙型(enum)で定義されており、
それぞれ、AVI形式およびWAVE形式を示してい
る。まず、再生時間が180秒でAVI形式であり、フ
ァイル名がexpltn.aviである「製品の概要説
明」に関するVideoオブジェクトvideo1を生
成する。さらに、再生時間が250秒でAVI形式であ
りファイル名がA.aviである「製品Aの説明」に関
するVideoオブジェクトvideo2、および再生
時間が340秒でAVI形式であり、ファイル名がB.
aviである「製品Bの説明」に関するVideoオブ
ジェクトvideo3を生成する。また、再生時間が1
50秒でWAVE形式であり、ファイル名がA.wav
である「BGM(BackGround Musi
c)」のAudioオブジェクトaudioを生成す
る。さらに、100秒の間を空けることを指定するDe
layオブジェクトdelayを生成する。
tervalLに、Audioオブジェクトaudio
とDelayオブジェクトdelayとを代入すること
により、audioを再生してからその後に時間を空け
ることを指定する。また、Syncオブジェクトsyn
c1のintervalSに、Videoオブジェクト
video2とSeqオブジェクトseq1とを代入す
ることにより、2つのオブジェクトを同期再生すること
を指定する。さらに、Seqオブジェクトseq2のi
ntervalLに、Videoオブジェクトvide
o1,SyncオブジェクトsyncおよびVideo
オブジェクトvideo3を代入することにより、これ
らを連続再生することを指定する。これを、Prese
ntationオブジェクトprestnのstory
に代入する。以上により、提示ストーリーを生成する。
3,スケジューリング手段4,スレッド管理手段5およ
びメディアデータ実行手段6で行う。
と、メインルーチン32では、データバッファ2から入
力としてPresentationオブジェクト202
を受け取り(ステップ400)、それがポインタで指し
ているIntervalオブジェクト100を解析ルー
チン32に渡す(ステップ401)。
オブジェクト100を受け取り(ステップ300)、そ
れがSeqオブジェクト101であるかどうかを調べ
(ステップS301)、Seqオブジェクト101の場
合には、それが持つリスト200の要素であるInte
rvalオブジェクト100について、解析ルーチン3
2を再帰的に呼び出す。このとき、Seqオブジェクト
101が持つすべてのIntervalオブジェクト1
00の実行を連続して行うことをスケジューリング手段
4に指定する(ステップ302)。
ブジェクト102であるかどうかを調べ(ステップ30
3)、Syncオブジェクト102の場合にはそれが持
つ集合201の要素であるIntervalオブジェク
ト100について、解析ルーチン32を再帰的に呼び出
す。このとき、Syncオブジェクト102が持つすべ
てのIntervalオブジェクト100の実行を同期
して行うことをスケジューリング手段4に指定する(ス
テップ304)。
オブジェクト103であるかどうかを調べ(ステップ3
05)、Delayオブジェクト103の場合は指定し
た時間だけ時間を空けることをスケジューリング手段4
に指定する(ステップ306)。
オブジェクト104であるので、対応するメディアデー
タを実行することをスケジューリング手段4に指定する
(ステップ307)。解析ルーチン32のすべての再帰
呼出しが終了すると、メインルーチン31に戻る。
まず、「製品の概要説明」の動画を180秒流し、その
後に、「製品Aの説明」の動画を250秒間、最初の1
50秒についてBGMを同期させて流し、その後に、
「製品Aの説明」の動画を340秒流すことを指定する
ことになる。
2で得た情報に基づきスケジューリング手段4でスケジ
ューリングを行う(ステップ402)。スケジューリン
グ手段4は、スレッド管理手段5を呼び出し、連続再生
の場合は、個々のメディアデータに対して順番にスレッ
ドを割り当て、そこでメディアデータ実行手段6を呼び
出し、再生・表示を行い、同期再生の場合には、スレッ
ドを並行に割り当て、個々のスレッドからメディアデー
タ実行手段6を呼び出し、再生・表示を行う(ステップ
S403)。
5,Audioオブジェクト106,Imageオブジ
ェクト107およびTextオブジェクト108は、オ
ブジェクト指向言語で記述され、メディアデータとその
メディアデータの内容が何についてのものであるかを示
す情報(例えば、Videoオブジェクト105の場
合、映っている物体の名前等)を永続化する必要がある
ことなどから、格納手段(例えば、オブジェクト指向デ
ータベース)に格納しておき、そこから検索して提示ス
トーリー生成手段1で用いる形にすると効率がよい。
チメディアデータ提示装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施例のマルチメディアデータ提示装置は、図1
に示した第1実施例のマルチメディアデータ提示装置に
おけるデータバッファ2を、データベース管理システム
7およびデータベース8と置き換えるようにしたもので
ある。なお、その他の手段等は図1に示した第1実施例
のマルチメディアデータ提示装置と同様なので、対応す
る手段等には同一符号を付してそれらの詳しい説明は割
愛する。
メディアデータ提示装置では、利用者は、提示ストーリ
ー生成手段1を用いて、メディアデータの提示ストーリ
ーを入力する。生成された提示ストーリーは、データベ
ース管理システム7によりデータベース8に格納され、
永続性を持つ。これにより、提示ストーリーを再利用す
ることができる。
チメディアデータ提示装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施例のマルチメディアデータ提示装置は、図1
に示した第1実施例のマルチメディアデータ提示装置に
対して、ストーリーをグラフィカルに入力できるグラフ
ィカルユーザインタフェースによる提示ストーリー入力
手段9を付加するようにしたものである。なお、その他
の手段等は図1に示した第1実施例のマルチメディアデ
ータ提示装置と同様なので、対応する手段等には同一符
号を付してそれらの詳しい説明は割愛する。
メディアデータ提示装置では、利用者は、提示ストーリ
ー入力手段9を用いて、図8(a)に示すようなタイム
ラインチャートに基づいてグラフィカルユーザインタフ
ェースにより提示ストーリーをグラフィカルに入力でき
る。提示ストーリー入力手段9は、利用者からの入力を
受けて、その情報を提示ストーリー生成手段1に送り、
そこで提示ストーリーの生成を行う。
ィアデータ提示方法によれば、メディアデータをオブジ
ェクト指向言語でオブジェクトとして統一的に扱うとと
もに、遅延オブジェクト,連続実行オブジェクトおよび
同期実行オブジェクトを用いることにより、メディアデ
ータが持つ時間的な性質を明示的に表現することができ
るとともに、これらオブジェクトを組み合わせて簡単に
ストーリーを提示することが可能になり、提示ストーリ
ーの変更をオブジェクトの変更で柔軟に行うことができ
るという効果がある。特に、従来の問題であった、提示
ストーリーの変更がスキーマの変更に及ぶことがなくな
る。また、提示ストーリーをオブジェクトで表している
ので、提示ストーリーだけをペリネットで記述する場合
のミスマッチを防ぐことができる。
装置によれば、メディアデータをオブジェクト指向言語
でオブジェクトとして統一的に扱うとともに、遅延オブ
ジェクト,連続実行オブジェクトおよび同期実行オブジ
ェクトを用いることにより、メディアデータが持つ時間
的な性質を明示的に表現することができるとともに、こ
れらオブジェクトを組み合わせて簡単にストーリーを提
示することが可能になり、提示ストーリーの変更をオブ
ジェクトの変更で柔軟に行うことができるという効果が
ある。特に、従来の問題であった、提示ストーリーの変
更がスキーマの変更に及ぶことがなくなる。また、提示
ストーリーをオブジェクトで表しているので、提示スト
ーリーだけをペリネットで記述する場合のミスマッチを
防ぐことができる。
された第1実施例に係るマルチメディアデータ提示装置
の構成を示すブロック図である。
ータ構造として持つオブジェクトに対応するクラスの構
造・関連図である。
る。
図である。
図である。
流れ図であり、(a)はメインルーチンの処理を示し、
(b)は解析ルーチンの処理を示す。
を示す図であり、(a)はタイムラインチャートを示
し、(b)はそれに基づいて生成される提示ストーリー
の構造を示す。
記述例を示す図である。
ータ提示装置の構成を示すブロック図である。
ータ提示装置の構成を示すブロック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 オブジェクト指向言語の所定の記述によ
り、動画,音声,イメージおよびテキストのメディアデ
ータを表示・再生時間という性質を基にメディアオブジ
ェクトとして統一的に扱うとともに、提示の際に時間を
空けることを指定するための遅延オブジェクトと、前記
メディアオブジェクト,前記遅延オブジェクト,後記同
期実行オブジェクトまたは自分自身を要素として含むリ
ストを持ち要素を連続して実行することを指定するため
の連続実行オブジェクトと、前記メディアオブジェク
ト,前記遅延オブジェクト,前記連続実行オブジェクト
または自分自身を要素として含む集合を持ち要素を同期
して実行することを指定するための同時実行オブジェク
トを使用することにより、メディアデータの提示ストー
リーを生成する提示ストーリー生成工程と、 前記提示ストーリーを解析して、前記遅延オブジェクト
であれば指定した時間だけ時間を空けることを指定し、
前記連続実行オブジェクトであればリストについて処理
を再帰的に呼び出して連続して実行することを指定し、
前記同期実行オブジェクトであれば集合について処理を
再帰的に呼び出して同期をとって実行することを指定
し、メディアデータのオブジェクトであればそのオブジ
ェクトの実行を指定し、以上の指定に基づいてスケジュ
ーリングを行い、メディアデータを実行する提示ストー
リー解析・実行工程とを含むことを特徴とするマルチメ
ディアデータ提示方法。 - 【請求項2】 オブジェクト指向言語の所定の記述によ
り、動画,音声,イメージおよびテキストのメディアデ
ータを表示・再生時間という性質を基にメディアオブジ
ェクトとして統一的に扱うとともに、提示の際に時間を
空けることを指定するための遅延オブジェクトと、前記
メディアオブジェクト,前記遅延オブジェクト,後記同
期実行オブジェクトまたは自分自身を要素として含むリ
ストを持ち要素を連続して実行することを指定するため
の連続実行オブジェクトと、前記メディアオブジェク
ト,前記遅延オブジェクト,前記連続実行オブジェクト
または自分自身を要素として含む集合を持ち要素を同期
して実行することを指定するための同時実行オブジェク
トを使用することにより、メディアデータの提示ストー
リーを生成する提示ストーリー生成手段と、 前記提示ストーリーを解析して、前記遅延オブジェクト
であれば指定した時間だけ時間を空けることを指定し、
前記連続実行オブジェクトであればリストについて処理
を再帰的に呼び出して連続して実行することを指定し、
前記同期実行オブジェクトであれば集合について処理を
再帰的に呼び出して同期をとって実行することを指定
し、メディアデータのオブジェクトであればそのオブジ
ェクトの実行を指定し、以上の指定に基づいてスケジュ
ーリングを行い、メディアデータを実行する提示ストー
リー解析・実行手段とを含むことを特徴とするマルチメ
ディアデータ提示装置。 - 【請求項3】 前記提示ストーリーをデータベースに格
納し、ストーリーを永続化する請求項2記載のマルチメ
ディアデータ提示装置。 - 【請求項4】 前記提示ストーリーの情報を入力するた
めのグラフィカルユーザインタフェースによる提示スト
ーリー入力手段を持ち、この提示ストーリー入力手段
は、利用者からの入力を受けてその情報を前記提示スト
ーリー生成手段に送ることにより提示ストーリーを生成
する請求項2および3記載のマルチメディアデータ提示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189891A JP2853732B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | マルチメディアデータ提示方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7189891A JP2853732B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | マルチメディアデータ提示方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0916458A true JPH0916458A (ja) | 1997-01-17 |
JP2853732B2 JP2853732B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=16248918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7189891A Expired - Lifetime JP2853732B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | マルチメディアデータ提示方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853732B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002055782A (ja) * | 2000-06-02 | 2002-02-20 | Yamaha Corp | マルチメディア実行システム、マルチメディアファイルおよびマルチメディアファイルの実行方法。 |
US7333967B1 (en) * | 1999-12-23 | 2008-02-19 | International Business Machines Corporation | Method and system for automatic computation creativity and specifically for story generation |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP7189891A patent/JP2853732B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7333967B1 (en) * | 1999-12-23 | 2008-02-19 | International Business Machines Corporation | Method and system for automatic computation creativity and specifically for story generation |
JP2002055782A (ja) * | 2000-06-02 | 2002-02-20 | Yamaha Corp | マルチメディア実行システム、マルチメディアファイルおよびマルチメディアファイルの実行方法。 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2853732B2 (ja) | 1999-02-03 |
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