JP2001306581A - ミドルウェアおよびミドルウェアを用いたメディアデータ視聴機器 - Google Patents

ミドルウェアおよびミドルウェアを用いたメディアデータ視聴機器

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JP2001306581A
JP2001306581A JP2000116392A JP2000116392A JP2001306581A JP 2001306581 A JP2001306581 A JP 2001306581A JP 2000116392 A JP2000116392 A JP 2000116392A JP 2000116392 A JP2000116392 A JP 2000116392A JP 2001306581 A JP2001306581 A JP 2001306581A
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Hideki Asazu
英樹 浅津
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 メタデータを用いることによって、メディア
データに対して、所定部分の意味的なアクセスや合成処
理を実行することができ、これらの機能を有したアプリ
ケーションを効率的に開発することができるミドルウェ
アを提供する。 【解決手段】 メディアデータ視聴機器において動作す
るミドルウェアであって、メディアデータの再生、読み
出し、記録、削除および合成ならびにアクセスの履歴の
記録を含む管理機能を提供するメディアデータ管理手段
2と、メタデータの読み出し、記録および動的生成なら
びにトランザクション処理を含む管理機能を提供するメ
タデータ管理手段4と、メディアデータ管理手段および
メタデータ管理手段へのアクセス処理を代行し、アプリ
ケーションプログラム8に対して、より抽象度の高いイ
ンターフェイスを提供する機能を有する問い合わせ手段
6を有することを特徴とするミドルウェア。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミドルウェアおよ
びミドルウェアを用いたメディアデータ視聴機器関する
ものであり、さらに詳細には、メタデータを用いること
によって、メディアデータに対して、ある俳優の映って
いる部分などの意味的なアクセスをおこなうことを可能
とするとともに、メディアデータのダイジェストの生成
などのメディアデータの合成処理を実行することがで
き、かつ、これらの機能を有したアプリケーションプロ
グラムを効率的に開発することができるミドルウェアお
よびそれを用いたメディアデータ視聴機器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ディジタル技術の発達によって、メディ
アデータを劣化させることなく、大量に蓄積し、利用す
ることが可能になって来ている。とくに、近年、プロセ
ッサや記録デバイスの低価格化にともなって、記録デバ
イスにハードディスクを用いた民生向けのディジタル記
録機器が提供されるようになっている。
【0003】これらのディジタル記録機器においては、
ハードウエアの機能のみならず、ハードウエアの機能を
活かして、何を可能にするかが重要であり、ソフトウエ
アがより重要なものとして、認識されるようになってい
る。そこで、魅力的なアプリケーションプログラムを効
率的に開発することが必要とされている。
【0004】しかしながら、従来は、各機器毎に、個別
に、アプリケーションプログラムを開発しており、アプ
リケーションプログラムの開発には高いコストが必要で
あった。
【0005】とりわけ、大量のメディアデータから、ア
プリケーションプログラムにとって必要な部分を取り出
すという処理は、機器の性格上、多くのアプリケーショ
ンプログラムが共通して、必要とする処理であるが、従
来は、ElectronicProgramming
Guide(EPG)にアクセスする方法しか利用がで
きなかった。
【0006】この方法は、EPGを利用することによ
り、ジャンルや出演俳優などの情報をキーとして、コン
テンツデータ単位で、メディアデータにアクセスするこ
とが可能になるものの、各メディアデータの内容に、所
望のように、アクセスすることには限界があった。
【0007】すなわち、たとえば、映像データの場合、
映像データは、通常、複数のフレーム画像が時間的に連
続して、並んだものとして扱われており、この方法で
も、EPGを利用することにより、時刻やフレーム番号
を指定して、フレーム画像にアクセスすることができ
る。
【0008】しかしながら、EPGを利用する方法で
は、ある俳優の映っている部分のみを映像データから抽
出し、連続して再生することや、特定のシーンのみを繋
ぎ合わせて、ダイジェストを作ることなどは困難であ
り、各メディアデータの内容に、所望のように、アクセ
スすることには限界があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】各メディアデータの内
容に、所望のように、アクセスするための一つの方法と
して、メタデータを用いる方法が挙げられる。ここに、
メタデータとは、data about dataを意
味し、メディアデータへのアクセスを補助するためのデ
ータ一般を指し、EPGもこれに含まれる。
【0010】メタデータには、「映像、音声などがどの
ようなシーンに区切られるか」や、「各シーンやフレー
ムに、何あるいは誰が映っているか」などの情報や、
「個々のユーザーがこれまでに、どのコンテンツデータ
あるいはシーンを視聴したか」や、「各コンテンツデー
タあるいはシーンが、何時、誰によって視聴されたか」
などの情報も含まれており、したがって、メタデータを
利用することによって、「ある俳優が、どのメディアデ
ータのどの部分に映っているか」などを知ることがで
き、これによって、「ある俳優の映っているシーンを取
り出す」など、メディアデータに対して、その内容に基
づいたアクセスをすることが可能になる。
【0011】しかしながら、メタデータは、メディアデ
ータのフォーマットの中に埋め込まれている場合、デー
タ放送によって、メディアデータとともに配信される場
合、インターネットなど、外部のネットワークを通じ
て、取得する場合、機器側で、メディアデータについて
の解析処理をおこない、自動的に生成する場合、ユーザ
ーの視聴履歴などのように、メディアデータの視聴にと
もなって、生成される場合、ユーザー自身によって生成
される場合など、種々のソースから、種々の形式で取得
されるため、これらのメタデータを利用して、メディア
データにアクセスするアプリケーションプログラムを作
成することは容易なことではなく、メタデータを利用し
て、メディアデータにアクセスするアプリケーションプ
ログラムを開発するには大きな労力が必要であった。
【0012】したがって、本発明は、メタデータを用い
ることによって、メディアデータに対して、ある俳優の
映っている部分などの意味的なアクセスをおこなうこと
を可能とするとともに、メディアデータのダイジェスト
の生成などのメディアデータの合成処理を実行すること
ができ、かつ、これらの機能を有したアプリケーション
プログラムを効率的に開発することができるミドルウェ
アおよびそれを用いたメディアデータ視聴機器を提供す
ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
メディアデータを蓄積し、再生する機能を有するメディ
アデータ視聴機器において動作するミドルウェアであっ
て、メディアデータの再生、読み出し、記録、削除およ
び合成ならびにメディアデータに対するアクセスの履歴
の記録を含むメディアデータの管理機能を提供するメデ
ィアデータ管理手段と、メタデータの読み出し、記録お
よび動的生成ならびにメタデータ対するアクセスにとも
なうトランザクション処理を含むメタデータの管理機能
を提供するメタデータ管理手段と、前記メディアデータ
管理手段および前記メタデータ管理手段へのアクセス処
理を代行し、アプリケーションプログラムに対して、よ
り抽象度の高いアクセスインターフェイスを提供する機
能を有する問い合わせ手段を有し、全体として、メディ
アデータのデータベースとしての機能を、前記アプリケ
ーションプログラムに対して提供することを特徴とする
ミドルウェアによって達成される。
【0014】本発明によれば、メタデータ管理手段によ
って管理されるメタデータを用いることによって、メデ
ィアデータに対して、ある俳優の映っている部分などの
意味的なアクセスをおこなうことが可能になるととも
に、メディアデータ管理手段の機能によって、メディア
データのダイジェストの生成などのメディアデータの合
成処理を実行することが可能になり、かつ、問い合わせ
手段の機能によって、これらの機能を有したアプリケー
ションプログラムを効率的に開発することができる。
【0015】本発明の好ましい実施態様においては、前
記メディアデータ管理手段において、前記メディアデー
タに対するアクセスの履歴を記録する際に、アクセス履
歴情報をメタデータに変換し、前記メタデータ管理手段
に記録するように構成されている。
【0016】本発明の好ましい実施態様によれば、ユー
ザーの視聴履歴情報についても、他のメタデータと同様
に、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムか
ら統一的に扱うことが可能になるから、アプリケーショ
ンプログラムのサイズを小さく保つことができ、また、
アクセス履歴情報をメタデータに変換することによっ
て、同じミドルウェアを搭載している他の視聴機器の間
での視聴履歴情報の交換が可能になる。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記メディアデータ管理手段において、前記メディ
アデータの記録をおこなう際に、入力されたメディアデ
ータについて、あらかじめ登録されたデータ解析処理を
適用することによって、メタデータを作成し、前記メタ
データ管理手段に記録するように構成されている。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、メディアデータとともに、メタデータが提供されな
い場合でも、メディアデータ視聴機器側で、メタデータ
を生成することが可能となり、メタデータを利用したア
プリケーションプログラムを動作させることが可能にな
る。
【0019】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記メタデータ管理手段が有するメタデータを動的
に生成する機能を、独立したプラグ・イン・コンポーネ
ントとして分離し、前記プラグ・イン・コンポーネント
をシステムに動的に組み込む機能、使用しなくなった前
記プラグ・イン・コンポーネントを破棄する機能および
すでに組み込まれているプラグ・イン・コンポーネント
のうち、アプリケーションプログラムの目的に合致した
プラグ・イン・コンポーネントを自動的に選択し、実行
する機能を提供するように構成されている。
【0020】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、メタデータを動的に組み込むことが可能になり、種
々のソースから得られるメタデータをミドルウェアが解
釈できる形に変換して、統一的に扱うことが可能となる
とともに、将来、新しいアルゴリズム/フォーマットが
開発された場合でも、ミドルウェア/システムを変更す
ることなしに、それらの新しいアルゴリズム/フォーマ
ットを導入することができる。
【0021】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記問い合わせ手段が有する前記メディアデータ管
理手段および前記メタデータ管理手段へのアクセス処理
を代行し、アプリケーションプログラムに対して、より
抽象度の高いアクセスインターフェイスを提供する機能
を独立したプラグ・イン・コンポーネントとして分離
し、前記プラグ・イン・コンポーネントをシステムに動
的に組み込む機能、使用しなくなった前記プラグ・イン
・コンポーネントを破棄する機能およびすでに組み込ま
れているプラグ・イン・コンポーネントのうち、アプリ
ケーションプログラムから提示された条件に合致したプ
ラグ・イン・コンポーネントを検索する機能を提供する
ように構成されている。
【0022】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、ミドルウェアの機能を必要に応じて拡張することが
可能となり、アプリケーションプログラムの多彩な要求
に応えることができ、また、アプリケーションプログラ
ムの開発を、メタデータ管理手段やメディアデータ管理
手段の機能を用いて、基本的な機能を開発する開発者
と、それらの機能を利用して、アプリケーションプログ
ラム全体の機能を開発する開発者とで分業することが可
能となって、アプリケーションプログラムの開発効率を
さらに向上させることができる。
【0023】本発明の前記目的はまた、メディアデータ
を記録し、再生する機能を有するメディアデータ視聴機
器であって、前記メディアデータを格納するメディアデ
ータ記録デバイスと、メタデータを格納するメタデータ
記録デバイスと、アプリケーションプログラムを解釈実
行するプロセッサとを有し、さらに、メディアデータの
再生、読み出し、記録、削除および合成ならびにメディ
アデータに対するアクセスの履歴の記録を含むメディア
データの管理機能を提供するメディアデータ管理手段
と、メタデータの読み出し、記録および動的生成ならび
にメタデータ対するアクセスにともなうトランザクショ
ン処理を含むメタデータの管理機能を提供するメタデー
タ管理手段と、前記メディアデータ管理手段および前記
メタデータ管理手段へのアクセス処理を代行し、アプリ
ケーションプログラムに対して、より抽象度の高いアク
セスインターフェイスを提供する機能を有する問い合わ
せ手段を有し、全体として、前記メディアデータのデー
タベースとしての機能を、前記アプリケーションプログ
ラムに対して提供するミドルウェアを搭載したことを特
徴とするメディアデータ視聴機器によって達成される。
【0024】本発明によれば、メディアデータ視聴機器
が有するメディアデータを蓄積するという特徴を活かし
て、アプリケーションプログラムを動作させることが可
能となり、膨大な量のメディアデータを有効活用するこ
とが可能になる。
【0025】本発明の好ましい実施態様においては、メ
ディアデータ視聴機器の前記メディアデータ管理手段に
おいて、前記メディアデータに対するアクセスの履歴を
記録する際に、アクセス履歴情報をメタデータに変換
し、前記メタデータ管理手段に記録するように構成され
ている。
【0026】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、メディアデータ視聴機器の前記メディアデータ管理
手段において、前記メディアデータの記録をおこなう際
に、入力されたメディアデータについて、あらかじめ登
録されたデータ解析処理を適用することによって、メタ
データを作成し、前記メタデータ管理手段に記録するよ
うに構成されている。
【0027】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、メディアデータ視聴機器の前記メタデータ管理手段
が有するメタデータを動的に生成する機能を、独立した
プラグ・イン・コンポーネントとして分離し、前記プラ
グ・イン・コンポーネントをシステムに動的に組み込む
機能、使用しなくなった前記プラグ・イン・コンポーネ
ントを破棄する機能およびすでに組み込まれているプラ
グ・イン・コンポーネントのうち、アプリケーションプ
ログラムの目的に合致したプラグ・イン・コンポーネン
トを自動的に選択し、実行する機能を提供するように構
成されている。
【0028】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、メディアデータ視聴機器の前記問い合わせ手段が有
する前記メディアデータ管理手段および前記メタデータ
管理手段へのアクセス処理を代行し、アプリケーション
プログラムに対して、より抽象度の高いアクセスインタ
ーフェイスを提供する機能を独立したプラグ・イン・コ
ンポーネントとして分離し、前記プラグ・イン・コンポ
ーネントをシステムに動的に組み込む機能、使用しなく
なった前記プラグ・イン・コンポーネントを破棄する機
能およびすでに組み込まれているプラグ・イン・コンポ
ーネントのうち、アプリケーションプログラムから提示
された条件に合致したプラグ・イン・コンポーネントを
検索する機能を提供するように構成されている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0030】図1は、本発明の実施態様にかかるミドル
ウエアを含むメディアデータ視聴機のブロックダイアグ
ラムである。
【0031】図1に示されるように、メディアデータ視
聴機は、メディアデータを記憶するメディアデータ記憶
手段1と、メディアデータ記憶手段1に記憶されたメデ
ィアデータの再生、読み出しおよび合成、メディアデー
タ記憶手段1へのメディアデータの記録ならびにメディ
アデータに対するアクセスの履歴の記録など、メディア
データの管理をおこなうメディアデータ管理手段2と、
メタデータを記憶するメタデータ記憶手段3と、メタデ
ータ記憶手段3に記憶されたメタデータ読み出し、メタ
データ記憶手段3へのメタデータの記録、メタデータの
動的生成およびアクセスにともなうトランザクション処
理など、メタデータの管理をおこなうメタデータ管理手
段4と、メディアデータを解析して、メタデータを動的
に生成し、ネットワークなどを通じて、システム外部か
ら提供されるメタデータを、メタデータ管理手段4が扱
うことのできる形式のメタデータに変換するなどの処理
を実行するメタデータ生成コンポーネント5と、メディ
アデータ管理手段2およびメタデータ管理手段4へのア
クセス処理を隠蔽し、プログラミングに習熟していない
ユーザーが処理可能なより平易なアクセスインターフェ
イスをアプリケーションプログラム8に対して提供する
モジュールである問い合わせ手段6と、問い合わせ手段
6から、プラグインコンポーネントととして分離した独
立のアクセスインターフェイスからなる問い合わせコン
ポーネント7を備えている。
【0032】本実施態様において、メタデータ生成コン
ポーネント5は、メタデータ管理手段4から分離されて
おり、これによって、種々のデータ解析アルゴリズム、
メタデータのローダを、システムに動的に追加すること
が可能となり、種々のソースから取得されるメタデータ
を統一的に扱うことが可能になる。
【0033】また、本実施態様においては、プログラミ
ングに習熟していないユーザーが処理可能なより平易な
アクセスインターフェイスをアプリケーションプログラ
ム8に対して提供するモジュールである問い合わせ手段
6を設けているので、アプリケーションプログラム8側
の負担を軽減することが可能になる。すなわち、たとえ
ば、ある俳優の映っている部分のみを抽出し、連続して
再生するという処理は、メディアデータ管理手段2およ
びメタデータ管理手段4に対するいくつかの処理に分割
することができるが、これらの処理を、その都度、アプ
リケーションプログラム8側でおこなうことは、きわめ
て煩雑である。そこで、本実施態様においては、問い合
わせ手段6において、より抽象度が高く、プログラミン
グに習熟していないユーザーでも処理可能なアクセスイ
ンターフェイスを提供し、アプリケーションプログラム
8側の負担を軽減している。
【0034】さらに、本実施態様においては、アクセス
インターフェイスを独立したプラグインコンポーネント
ととして分離して、問い合わせコンポーネント7を構成
しているので、これらの処理を問い合わせ手段6から分
離し、システムに対して、動的に組み込むことができ、
問い合わせ手段6を後に容易に拡張することが可能とな
り、種々のアプリケーションプログラムからの様々な要
求に応えることができる。
【0035】以下、サン・マイクロシステムズ株式会社
によって開発されたJava(登録商標)を用いた場合
につき、本実施態様を詳細に説明する。
【0036】図2は、システムを構成するソフトウエア
の階層図である。
【0037】図2に示されるように、本発明の実施態様
にかかるミドルウエアを含むメディアデータ視聴機上に
おいては、ハードウエア資源の管理をおこなうオペレー
ティングシステム上で、Javaのバイトコードの解釈
実行をおこなうJavaVM(Java仮想機械)が動
作する。さらに、Javaの実行環境を構成する基本ア
プリケーションプログラムインターフェイスおよびその
他の拡張アプリケーションプログラムインターフェイス
が提供されている。
【0038】アプリケーションプログラムは、これらの
Javaアプリケーションプログラムを利用して、記述
あるいは実行される。本実施態様にかかるミドルウエア
は、Javaの拡張アプリケーションプログラムインタ
ーフェイスとして提供され、アプリケーションプログラ
ムに対し、メディアデータおよびメタデータを取り扱う
ための機能を提供している。
【0039】図3は、本実施態様にかかるミドルウエア
のパッケージ構成を示すパッケージ図であり、UML
(Unified Modeling Languag
e)を用いたものである。
【0040】図3に示されるように、本実施態様にかか
るミドルウエアは、4つのパッケージと2種類のプラグ
・イン・コンポーネントによって構成されている。
【0041】図3に示されるように、ミドルウエアは、
図1におけるメディアデータ管理手段2の機能を実現す
るメディアデータ・データベース・パッケージ10と、
図1におけるメタデータ管理手段4の機能を実現するメ
タデータ・データベース・パッケージ11と、図1にお
ける問い合わせ手段6の機能を実現するクウェリー・イ
ンターフェイス・パッケージ12と、他のパッケージあ
るいはコンポーネントにより共通して利用されるユーテ
ィリテイ・クラスを集めたユーティリテイ・パッケージ
13と、図1における問い合わせコンポーネント7の機
能を実現するQTプラグ・イン・コンポーネント14
と、図1におけるメタデータ生成コンポーネント5の機
能を実現するDAプラグ・イン・コンポーネント15と
により構成されている。
【0042】図4は、メディアデータ・データベース・
パッケージ10の詳細を示すクラスダイアグラムであ
る。
【0043】メディアデータ・データベース・パッケー
ジ10は、メディアデータの管理をおこない、メディア
データ記憶手段1に記憶されたメディアデータの再生、
読み出し、合成、削除、メディアデータ記憶手段1への
メディアデータの記録ならびにメディアデータに対する
アクセスの履歴の記録などの機能を提供するものであ
り、本実施態様においては、メディアデータの再生、読
み出し、合成、削除、記録などの基本的な機能は、Ja
vaの拡張APIであるJava MediaFram
ework(JMF)を用いて、実現している。
【0044】図4において、Javax.media.
Processor インターフェイス20は、JMF
によって規定され、動画、音声などのストリームメディ
アデータに対し、Javaからアクセスするためのイン
ターフェイスを定義するものである。JMFにおいて定
義されているJavax.media.Process
or インターフェイス20においては、データのデコ
ード、レンダリングなどの機能を、プラグ・イン・コン
ポーネントとして、追加することができるように構成さ
れており、この機能を利用して、動画、音声などのスト
リームメディアデータにグラフィックを合成するなどの
処理をおこなうことが可能になる。Processor
実装クラス21は、Javax.media.Pro
cessorの実装クラスで、各プラットフォーム毎に
提供されるものである。また、プロセッサ22は、Ja
vax.media.Processorの実装クラス
で、Processor 実装クラス21の機能を拡張
し、プレイリスト・エントリー23で指定する複数のメ
ディアデータを合成して、一つの仮想メディアデータと
して、アクセスする機能およびメディアデータへのアク
セス情報を後述するロガー24へ通知する機能を提供す
るものであり、レコーダ25は、ジャバックス・メディ
ア・プロセッサの実装クラスで、プロセッサ22と同様
に、Processor 実装クラス21の機能を拡張
したものであるが、とくに、メディアデータの記録に特
化した機能を提供しており、メディアデータの記録時
に、不慮のエラーが発生した場合でも、二次記録装置に
記録されたデータに不整合が生じないようにするための
トランザクション機能およびメディアデータの記録時
に、レコーディング・マネージャー26に登録されてい
るDAプラグ・イン・コンポーネント15を起動して、
データ解析処理を実行し、メタデータの生成をおこなう
機能を提供している。さらに、メディア・マネージャー
27は、プロセッサ22とレコーダ25についてのイン
スタンスの生成、メディアデータの削除などの機能を提
供し、ロガー24は、プロセッサ22とレコーダ25に
対するアクセスを記録し、メディアデータ毎、あるい
は、ユーザー毎の視聴履歴情報を作成する機能を有して
いる。ロガー24によって作成された視聴履歴情報はメ
タデータに変換され、メタデータ・データベース・パッ
ケージ11の機能を利用して、メタデータとして、メタ
データ記憶手段3に記憶される。
【0045】図5は、メディアデータを再生する手順を
示すシーケンス図である。
【0046】本実施態様においては、アプリケーション
プログラム8からの問い合わせは、QTプラグ・イン・
コンポーネント14によって解釈され、メディアデータ
・データベース・パッケージ10への処理要求に変換さ
れる。
【0047】図5においては、アプリケーションプログ
ラム8から、クエリー#1、クエリー#2およびクエリ
ー#3の3つの問い合わせが、QTプラグ・イン・コン
ポーネント14に対してなされ、それらに対応して、そ
れぞれ、「プロセッサの生成」、「再生開始」、「再生
停止」という処理が、メディアデータ・データベース・
パッケージ10において、実行される。
【0048】クエリー#1に対しては、以下の処理が実
行される。
【0049】まず、QTプラグ・イン・コンポーネント
14より、メディア・マネージャー27に対し、cre
ate Processor()関数を呼び出し、引数
として指定したメディアデータを再生するためのプロセ
ッサ22を生成させる。
【0050】メディアデータの再生時に、メディアデー
タとグラフィックの合成などをおこなうときは、QTプ
ラグ・イン・コンポーネント14は、さらに、適切なJ
avax.media.PlugInを生成する。
【0051】生成したJavax.media.Plu
gInをプロセッサ22に組み込み、メディアデータを
再生する準備が完了する。
【0052】クエリー#2に対しては、以下の処理が実
行される。
【0053】まず、QTプラグ・イン・コンポーネント
14は、プロセッサ22に対し、start()関数を
呼び出し、メディアデータの再生の開始を指示する。
【0054】次いで、プロセッサ22は、ロガー24に
対して、メディアデータの再生が開始されることを通知
する。ロガー24は、メディアデータの再生が開始され
る旨の通知を受けると、メディアデータに対するアクセ
ス履歴情報を更新し、必要があれば、新たに、メディア
データを生成して、メディアデータ・データベース・パ
ッケージ10を通じて、メタデータの記録をおこなう。
【0055】次いで、メディアデータの再生が開始され
る。その際、必要があれば、先に組み込まれたJava
x.media.PlugInを、各フレームについ
て、順次、呼び出し、処理を実行する。
【0056】クエリー#3に対しては、以下の処理が実
行される。
【0057】QTプラグ・イン・コンポーネント14
は、プロセッサ22に対し、Stop()関数を呼び出
し、メディアデータの再生の停止を指示する。
【0058】プロセッサ22は、ロガー24に対し、メ
ディアデータの再生を停止することを通知する。ロガー
24は、メディアデータの再生を停止する旨の通知を受
けると、メディアデータに対するアクセス履歴情報を更
新し、必要があれば、新たに、メディアデータを生成し
て、メディアデータ・データベース・パッケージ10を
通じて、メタデータの記録をおこなう。
【0059】図6は、メディアデータを記録する際の手
順を示すシーケンス図である。
【0060】本実施態様においては、すべての処理に先
立って、システムは、まず、メディアデータを記録する
際に、自動的に起動すべきDAプラグ・イン・コンポー
ネント15を、レコーディング・マネージャー26に対
し、登録する。登録されたDAプラグ・イン・コンポー
ネント15は、メディアデータの解析処理を実行し、自
動的にメタデータを生成する。たとえば、映像のシーン
の切れ目を検出し、メタデータとして記録する、映像中
に映っている人物を特定し、メタデータとして記録す
る、映像中に含まれているキャプションを検出し、メタ
データとして記録する、音声情報に対して、話者認識を
実行し、メタデータとして記録するなどの処理がなされ
る。
【0061】次いで、メディアデータの再生の場合と同
様に、アプリケーションプログラム8から、クエリー#
1、クエリー#2およびクエリー#3の3つの問い合わ
せが、QTプラグ・イン・コンポーネント14に対して
なされ、それらに対応して、それぞれ、「レコーダの生
成」、「記録開始」、「記録停止」という処理が、メデ
ィアデータ・データベース・パッケージ10において、
実行される。
【0062】クエリー#1に対しては、以下の処理が実
行される。
【0063】まず、QTプラグ・イン・コンポーネント
14は、メディア・マネージャー・27に対し、cre
ate Recorder()関数を呼び出して、レコ
ーダ・クラス25を生成するように指示する。
【0064】メディア・マネージャー・クラス27は、
レコーダ・クラス25のオブジェクトを生成して、QT
プラグ・イン・コンポーネント14に返す。
【0065】クエリー#2に対しては、以下の処理が実
行される。
【0066】まず、QTプラグ・イン・コンポーネント
14は、レコーダ25に対して、start()関数を
呼び出し、メディアデータの記録の開始を指示する。
【0067】次いで、レコーダ25は、ロガー24に対
し、メディアデータの記録が開始されることを通知す
る。
【0068】その後、レコーダ25は、メディアデータ
の記録を実行する。その際、各フレームを処理する毎
に、レコーダ25は、レコーディング・マネージャー2
6に対し、notify()関数を呼び出す。
【0069】レコーディング・マネージャー26は、各
フレームデータにつき、先にシステムによって登録され
たDAプラグ・イン・コンポーネント15を起動する。
各DAプラグ・イン・コンポーネント15は、フレーム
データの解析処理を実行し、メタデータを生成する。
【0070】クエリー#3に対しては、以下の処理が実
行される。
【0071】QTプラグ・イン・コンポーネント14
は、レコーダ25に対し、Stop()関数を呼び出
し、メディアデータの記録の停止を指示する。
【0072】レコーダ25は、メディアデータの記録を
停止するとともに、ロガー24に対し、メディアデータ
の記録を停止したことを通知する。
【0073】QTプラグ・イン・コンポーネント14
が、レコーダ25に対し、commit()関数を呼び
出すことによって、メディアデータの記録が完了する。
ここに、commit()関数に代えて、abor
t()関数を呼び出すと、start()関数の呼び出
し後、このセッション内で記録あるいは生成されたメデ
ィアデータおよびメタデータはすべて破棄され、システ
ムは元の状態に復帰する。
【0074】メタデータ・データベース・パッケージ1
1は、メタデータの管理をおこない、メタデータ記憶手
段3に記憶されたメタデータ読み出し、メタデータ記憶
手段3へのメタデータの記録、メタデータの動的生成お
よびアクセスにともなうトランザクション処理などの機
能を提供するものであり、メタデータ・データベース・
パッケージ11において、メタデータはJavaのクラ
スとして表わされる。
【0075】図7は、メタデータの記述クラスのクラス
ダイアグラムである。
【0076】図7において、メタデータ・ノード30
は、メタデータを表わすすべてのクラスが共通して、有
すべき性質を記述したインターフェイスである。このメ
タデータ・ノード・インターフェイス30を継承する形
で、メタデータの設計者により、実際のスキーマ定義の
実例がJavaのインターフェイスとして定義される。
【0077】図8は、メタデータの例を示す概念図であ
る。
【0078】図8に示される例においては、ビデオのシ
ーンの情報を表わすメタデータ、すなわち、ビデオ・シ
ーンが定義されている。ビデオ・シーンは、開始位置、
終了位置、代表フレーム番号、シーンを構成するカメラ
ショットなどの属性を有しており、図8に示されるよう
に、それぞれの属性に対するアクセス関数が定義されて
いる。図8において、ビデオ・ショットは、別途定義さ
れる他のメタデータを表わしており、この例では、カメ
ラショットに関する情報を表わしている。
【0079】このようなメタデータを定義するインター
フェイスについて、各システムの実装者によって、図7
に示される実装クラスの実例32などのインターフェイ
スの実装クラスが定義される。この実装クラスにおい
て、各関数をどのように実装するかは、各システムの実
装者に委ねられており、たとえば、「各属性毎に、変数
を用意し、その変数についてアクセスをおこなう」、
「ファイルやデータベースにアクセスして、属性値を得
る」、「ネットワークでつながれた外部のシステムから
属性に関する情報を取得する」、「メディアデータを解
析して、動的に属性の値を決定する」などの種々の方法
を選択することができる。このように、各システムの実
装者が、システム毎に異なる実装をおこなっても、「ス
キーマ定義の実例」31によって、共通のインターフェ
イスを定義しているので、アプリケーションプログラム
8をシステム毎に書換える必要はない。
【0080】図9は、メタデータ・データベース・パッ
ケージ11の詳細を示すでクラスダイアグラムある。
【0081】図9において、メタデータ・マネージャー
33は、メタデータ全体についての管理をおこなうため
の機能を提供するものである。また、トランザクション
34は、メタデータにアクセスする際のトランザクショ
ンの管理をおこなうための機能を提供するものである。
メタデータ・ノード・ファクトリー35は、メタデータ
を定義するインターフェイスについて、各システム固有
の実装クラスを選択し、インスタンスを生成する機能を
提供するものであり、このクラスを利用することによっ
て、アプリケーションプログラム8あるいはQTプラグ
・イン・コンポーネント14は、実装クラスについての
知識なしに、適切なクラスのインスタンスを生成するこ
とが可能になる。DAプラグ・イン・マネージャー36
は、システムに登録されているDAプラグ・イン・コン
ポーネント15を管理するものである。また、メタデー
タ・ノード・ディスクリプター37およびアトリビュー
ト・ディスクリプター38は、メタデータの定義に関し
て、記述するクラスで、「スキーマ定義の実例」31と
同様に、メタデータの設計者によって提供されるもので
ある。これらのクラスに記述された情報と、Javaの
リフレクションAPIを用いることによって、個々のメ
タデータに関する知識なしに、メタデータ全体にわたっ
ての処理を記述することが可能になる。
【0082】図10は、メタデータを読み出す手順を示
すシーケンス図である。
【0083】図10に示されるように、メタデータは、
以下のようにして、読み出される。
【0084】まず、アプリケーションプログラム8か
ら、QTプラグ・イン・コンポーネント14に問い合わ
せがおこなわれる。
【0085】次いで、QTプラグ・イン・コンポーネン
ト14は、トランザクション34に対し、begi
n()関数を呼び出し、リードモードで、トランザクシ
ョンの開始を指示する。
【0086】QTプラグ・イン・コンポーネント14
は、さらに、メタデータ・マネージャー33に対し、g
etRoot()関数を実行し、すべてのメタデータに
アクセスする際の起点となるメタデータであるルートノ
ードを取得する。
【0087】QTプラグ・イン・コンポーネント14
は、ルートノードから属性を順にたどって行き、必要な
メタデータに関する情報を取得する。この際、アクセス
しようとしたメタデータが、他のトランザクションによ
り、ライトモードでアクセスされていた場合には、その
間、メタデータに関する情報を取得するための処理は中
断され、他のトランザクションが終了した後、処理が再
開され、QTプラグ・イン・コンポーネント14は、必
要なメタデータに関する情報を取得する。
【0088】必要なメタデータに関する情報が取得され
ると、QTプラグ・イン・コンポーネント14は、トラ
ンザクション34に対し、commit()関数を呼び
出し、トランザクションを終了させる。
【0089】図11は、メタデータを記録する際の手順
を示すシーケンス図である。
【0090】図11に示されるように、メタデータは、
以下のようにして、記録される。
【0091】まず、アプリケーションプログラム8か
ら、QTプラグ・イン・コンポーネント14に問い合わ
せがおこなわれる。
【0092】次いで、QTプラグ・イン・コンポーネン
ト14は、メタデータ・ノード・ファクトリー35に対
し、create Node()関数を呼び出し、これ
から記録する新たなメタデータm2を生成する。
【0093】QTプラグ・イン・コンポーネント14
は、さらに、トランザクション34に対し、begin
()関数を呼び出し、ライトモードで、トランザクショ
ンの開始を指示する。
【0094】次いで、QTプラグ・イン・コンポーネン
ト14は、メタデータ・マネージャー33に対し、ge
tRoot()関数を実行し、すべてのメタデータにア
クセスする際の起点となるメタデータであるルートノー
ドを取得する。この際、アクセスしようとしたメタデー
タが、他のトランザクションにて、アクセスされていた
場合には、その間、ルートノードを取得するための処理
は中断され、他のトランザクションが終了した後、処理
が再開され、QTプラグ・イン・コンポーネント14
は、ルートノードを取得する。
【0095】QTプラグ・イン・コンポーネント14
は、ルートノードから属性を順にたどって行き、更新の
対象となるメタデータm1を取得する。
【0096】次いで、QTプラグ・イン・コンポーネン
ト14は、m1で定義されている関数を呼び出して、m
2を追加し、あるいは、他の属性値の更新をおこなう。
この際、アクセスしようとしたメタデータが、他のトラ
ンザクションにて、アクセスされていた場合には、その
間、処理は中断され、他のトランザクションが終了した
後、処理が再開される。
【0097】m2を追加し、あるいは、他の属性値の更
新をおこなうと、QTプラグ・イン・コンポーネント1
4は、トランザクション34に対し、commit()
関数を呼び出し、トランザクションを終了させる。この
際、commit()関数に代えて、abort()関
数を呼び出すと、このトランザクションで行われた変更
はすべて破棄され、トランザクションは開始前の状態に
復帰する。
【0098】図12は、メタデータに対するアクセスに
ともなって、動的にメタデータが生成される手順を示す
シーケンス図である。
【0099】図12に示されるように、メタデータに対
するアクセスにともなって、以下のようにして、動的に
メタデータが生成される。
【0100】まず、アプリケーションプログラム8か
ら、QTプラグ・イン・コンポーネント14に問い合わ
せがおこなわれる。
【0101】次いで、QTプラグ・イン・コンポーネン
ト14は、トランザクション34に対し、begi
n()関数を呼び出して、トランザクションの開始を指
示する。
【0102】QTプラグ・イン・コンポーネント14
は、さらに、メタデータ・マネージャー33に対し、g
etRoot()関数を実行し、すべてのメタデータに
アクセスする際の起点となるメタデータであるルートノ
ードを取得する。
【0103】QTプラグ・イン・コンポーネント14
は、ルートノードから属性を順にたどって行き、必要な
メタデータに関する情報を取得する。
【0104】アクセスされた属性が、動的に値が決定さ
れるべきものであった場合には、メタデータ・ノード3
0は、DAプラグ・イン・マネージャー36に問い合わ
せをおこない、値を求めるためのDAプラグ・イン・コ
ンポーネント15を取得する。
【0105】メタデータ・ノード30は、DAプラグ・
イン・コンポーネント15を呼び出し、アクセスされた
属性の値を得る。
【0106】QTプラグ・イン・コンポーネント14
は、トランザクション34に対し、commit()関
数を呼び出し、トランザクションを終了させる。
【0107】図13は、クウェリー・インターフェイス
・パッケージ12のクラスダイアグラムである。
【0108】クウェリー・インターフェイス・パッケー
ジ12は、メディアデータ・データベース・パッケージ
10およびメタデータ・データベース・パッケージ11
の機能を利用して、メタデータおよび/またはメディア
データを利用したサービスをアプリケーションプログラ
ム8に対して提供するものである。アプリケーションプ
ログラム8に対して提供されるサービスとは、「メディ
アデータ視聴機器に記録されているコンテンツの一覧を
表示し、ユーザーに選択させる」、「コンテンツの部分
に対して、注釈を、メタデータとして、付加し、および
/または、表示する」「コンテンツの視聴をおこないな
がら、注釈が付加された部分にさしかかると、画面の隅
にマークを表示し、あるいは、音声を鳴らすなどして、
ユーザーに注釈の存在を知らせる」、「注釈が付加され
た部分をピックアップして、コンテンツのダイジェスト
版を作成し、再生する」など、複数のアプリケーション
プログラム8が共通して利用できるハイレベルな機能を
切り出し、簡単なAPIによって、使用できるようにし
たものである。
【0109】本実施態様においては、これらのサービス
を、QTプラグ・イン・コンポーネント14として、パ
ッケージ本体から分離し、クウェリー・インターフェイ
ス・パッケージ12自体は、QTプラグ・イン・コンポ
ーネント14の管理および/またはルックアップ機能の
みを提供するように構成されている。これによって、後
に、種々のサービスを動的に追加することが可能にな
る。
【0110】本実施態様において、QTプラグ・イン・
コンポーネント14は、Javaにおいての標準的なコ
ンポーネントモデルであるJavaBeansとして作
成される。QTプラグ・イン・コンポーネント14自身
をGUIの部品として作ることもでき、これにより、Q
Tプラグ・イン・コンポーネントの一例を示す図14に
示されるように、複数のQTプラグ・イン・コンポーネ
ントを組み合わせるだけで、アプリケーションプログラ
ム8に必要とされる機能をGUI込みで、簡単に構築す
ることが可能となる。
【0111】図14において、QTプラグ・イン・マネ
ージャー40は、QTプラグ・イン・コンポーネント1
4の管理をおこない、アプリケーションプログラム8の
要求にしたがって、適切なQTプラグ・イン・コンポー
ネント14を探し出し、インスタンシエートする機能を
提供するものである。
【0112】また、QTプラグ・イン・ディスクリプタ
ー41は、各QTプラグ・イン・コンポーネント14に
ついての情報を取得する方法を記述したインターフェイ
スで、QTプラグ・イン・コンポーネント14の開発者
によって実装され、提供される。図15は、QTプラグ
・イン・ディスクリプター41の一例を示すものであ
り、図15に示されるQTプラグ・イン・ディスクリプ
ター41は、QTプラグ・イン・コンポーネントが提供
するJavaのクラス/インターフェイスとして指定さ
れるサービスの種類、開発者、バージョン情報などの種
々の情報を含んでおり、これらの情報に基づいて、アプ
リケーションプログラム8は必要なQTプラグ・イン・
コンポーネントを検索するように構成されている。
【0113】図14において、QTプラグ・イン・テン
プレート42は、アプリケーションプログラム8がQT
プラグ・イン・コンポーネントを検索する際に、必要と
するQTプラグ・イン・コンポーネントを指定するのに
用いられるものである。QTプラグ・イン・コンポーネ
ントを検索するときには、このQTプラグ・イン・テン
プレート42と前述したQTプラグ・イン・ディスクリ
プター41の値のマッチングがおこなわれる。その際、
null値はワイルドカードとして扱われる。
【0114】図16は、クウェリー・インターフェイス
・パッケージ12を使用する際の手順を示すシーケンス
図である。
【0115】図16に示されるように、アプリケーショ
ンプログラム8の実行に先立ち、システムは利用可能な
QTプラグ・イン・コンポーネント14について、対応
するQTプラグ・イン・ディスクリプター41の実装ク
ラスを、QTプラグ・イン・マネージャー40に登録す
る。
【0116】続いて、アプリケーションプログラム8を
実行し、まず、アプリケーションプログラム8におい
て、必要とするQTプラグ・イン・コンポーネント14
の情報を記述するQTプラグ・イン・テンプレート42
を作成する。
【0117】次いで、作成したQTプラグ・イン・テン
プレート42を引数として、QTプラグ・イン・マネー
ジャー40に対し、lookup()関数を呼び出す。
【0118】QTプラグ・イン・マネージャー40で
は、与えられたQTプラグ・イン・テンプレート42
と、その時点で、登録されているすべてのQTプラグ・
イン・ディスクリプター41とのマッチングがおこなわ
れ、マッチしたものについて、そのQTプラグ・イン・
コンポーネント14のインスタンスを作成し、アプリケ
ーションプログラム8に返す。
【0119】アプリケーションプログラム8は、自らの
目的に合致するように、QTプラグ・イン・コンポーネ
ント14のプロパティを設定し、あるいは、イベントリ
スナーの登録をおこなう。
【0120】アプリケーションプログラム8は、QTプ
ラグ・イン・コンポーネント14に対して、問い合わせ
をおこない、必要なサービスを受ける。これにともなっ
て、前述のように、メディアデータ・データベース・パ
ッケージ10およびメタデータ・データベース・パッケ
ージ11に対するアクセスがおこなわれる。
【0121】本実施態様によれば、メタデータ管理手段
4によって管理されるメタデータを用いることによっ
て、メディアデータに対して、ある俳優の映っている部
分などの意味的なアクセスをおこなうことが可能になる
とともに、メディアデータ管理手段2の機能によって、
メディアデータのダイジェストの生成などのメディアデ
ータの合成処理を実行することが可能になり、かつ、問
い合わせ手段6の機能によって、これらの機能を有した
アプリケーションプログラムを効率的に開発することが
できる。
【0122】また、本実施態様によれば、メディアデー
タ管理手段2において、メディアデータに対するアクセ
スの履歴を記録する際に、アクセス履歴情報をメタデー
タに変換し、メタデータ管理手段4に記録するように構
成されているため、ユーザーの視聴履歴情報について
も、他のメタデータと同様に、ミドルウェアおよびアプ
リケーションプログラムから統一的に扱うことが可能と
なり、アプリケーションプログラムのサイズを小さく保
つことができ、また、アクセス履歴情報をメタデータに
変換することによって、同じミドルウェアを搭載してい
る他の視聴機器の間での視聴履歴情報の交換が可能にな
る。
【0123】さらに、本実施態様によれば、メディアデ
ータ管理手段2において、メディアデータの記録をおこ
なう際に、入力されたメディアデータについて、あらか
じめ登録されたデータ解析処理を適用することによっ
て、メタデータを作成し、メタデータ管理手段4に記録
するように構成されているから、メディアデータととも
に、メタデータが提供されない場合でも、メディアデー
タ視聴機器側で、メタデータを生成することが可能とな
り、メタデータを利用したアプリケーションプログラム
を動作させることが可能になる。
【0124】また、本実施態様によれば、メタデータ管
理手段4が有するメタデータを動的に生成する機能を、
独立したDAプラグ・イン・コンポーネント16として
分離し、DAプラグ・イン・コンポーネント16をシス
テムに動的に組み込む機能、使用しなくなったDAプラ
グ・イン・コンポーネント16を破棄する機能およびす
でに組み込まれているDAプラグ・イン・コンポーネン
ト16のうち、アプリケーションプログラムの目的に合
致したDAプラグ・イン・コンポーネント16を自動的
に選択し、実行する機能を提供するように構成されてい
るから、メタデータを動的に組み込むことが可能にな
り、種々のソースから得られるメタデータをミドルウェ
アが解釈できる形に変換して、統一的に扱うことが可能
となるとともに、将来、新しいアルゴリズム/フォーマ
ットが開発された場合でも、ミドルウェア/システムを
変更することなしに、それらの新しいアルゴリズム/フ
ォーマットを導入することができる。
【0125】さらに、本実施態様によれば、問い合わせ
手段6が有するメディアデータ管理手段2およびメタデ
ータ管理手段4へのアクセス処理を代行し、アプリケー
ションプログラム8に対して、より抽象度の高いアクセ
スインターフェイスを提供する機能を独立したQTプラ
グ・イン・コンポーネント14として分離し、QTプラ
グ・イン・コンポーネント14をシステムに動的に組み
込む機能、使用しなくなったQTプラグ・イン・コンポ
ーネント14を破棄する機能およびすでに組み込まれて
いるプラグ・イン・コンポーネントのうち、アプリケー
ションプログラムから提示された条件に合致したプラグ
・イン・コンポーネントを検索する機能を提供するよう
に構成されているから、ミドルウェアの機能を必要に応
じて拡張することが可能となり、アプリケーションプロ
グラム8の多彩な要求に応えることができ、また、アプ
リケーションプログラム8の開発を、メタデータ管理手
段4やメディアデータ管理手段2の機能を用いて、基本
的な機能を開発する開発者と、それらの機能を利用し
て、アプリケーションプログラム8全体の機能を開発す
る開発者とで分業することが可能となって、アプリケー
ションプログラム8の開発効率をさらに向上させること
ができる。
【0126】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0127】
【発明の効果】本発明によれば、メタデータを用いるこ
とによって、メディアデータに対して、ある俳優の映っ
ている部分などの意味的なアクセスをおこなうことを可
能とするとともに、メディアデータのダイジェストの生
成などのメディアデータの合成処理を実行することがで
き、かつ、これらの機能を有したアプリケーションプロ
グラムを効率的に開発することができるミドルウェアお
よびそれを用いたメディアデータ視聴機器を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施態様にかかるミドルウエ
アを含むメディアデータ視聴機のブロックダイアグラム
である。
【図2】図2は、システムを構成するソフトウエアの階
層図である。
【図3】図3、本発明の好ましい実施態様にかかるミド
ルウエアのパッケージ構成を示すパッケージ図である。
【図4】図4は、メディアデータ・データベース・パッ
ケージの詳細を示すクラスダイアグラムである。
【図5】図5は、メディアデータを再生する手順を示す
シーケンス図である。
【図6】図6は、メディアデータを記録する際の手順を
示すシーケンス図である。
【図7】図7は、メタデータの記述クラスのクラスダイ
アグラムである。
【図8】図8は、メタデータの例を示す概念図である。
【図9】図9は、メタデータ・データベース・パッケー
ジの詳細を示すクラスダイアグラムである。
【図10】図10は、メタデータを読み出す手順を示す
シーケンス図である。
【図11】図11は、メタデータを記録する際の手順を
示すシーケンス図である。
【図12】図12は、メタデータに対するアクセスにと
もなって、動的にメタデータが生成される手順を示すシ
ーケンス図である。
【図13】図13は、クウェリー・インターフェイス・
パッケージのクラスダイアグラムである。
【図14】図14は、QTプラグ・イン・コンポーネン
トの一例を示す概念図である。
【図15】図15は、QTプラグ・イン・ディスクリプ
ター・インターフェイス41の記述例である。
【図16】図16は、クウェリー・インターフェイス・
パッケージ12を使用する際の手順を示すシーケンス図
である。
【符号の説明】
1 メディアデータ記憶手段 2 メディアデータ管理手段 3 メタデータ記憶手段 4 メタデータ管理手段 5 メタデータ生成コンポーネント 6 問い合わせ手段 7 問い合わせコンポーネント 8 アプリケーションプログラム 10 メディアデータ・データベース・パッケージ 11 メタデータ・データベース・パッケージ 12 クウェリー・インターフェイス・パッケージ 13 ユーティリテイ・パッケージ 14 QTプラグ・イン・コンポーネント 15 DAプラグ・イン・コンポーネント 20 Javax.media.パッケージ 21 Processor 実装クラス 22 プロセッサ 23 プレイリスト・エントリー・クラス 24 ロガー 25 レコーダ 26 レコーディング・マネージャー 27 メディア・マネージャー 30 メタデータ・ノード 31 スキーマ定義の実例 32 実装クラスの実例 33 メタデータ・マネージャー 34 トランザクション 35 メタデータ・ノード・ファクトリー 36 DAプラグ・イン・マネージャー 37 メタデータ・ノード・ディスクリプター 38 アトリビュート・ディスクリプター 40 QTプラグ・イン・マネージャー 41 QTプラグ・イン・ディスクリプター 42 QTプラグ・イン・テンプレート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メディアデータを蓄積し、再生する機能
    を有するメディアデータ視聴機器において動作するミド
    ルウェアであって、メディアデータの再生、読み出し、
    記録、削除および合成ならびにメディアデータに対する
    アクセスの履歴の記録を含むメディアデータの管理機能
    を提供するメディアデータ管理手段と、メタデータの読
    み出し、記録および動的生成ならびにメタデータ対する
    アクセスにともなうトランザクション処理を含むメタデ
    ータの管理機能を提供するメタデータ管理手段と、前記
    メディアデータ管理手段および前記メタデータ管理手段
    へのアクセス処理を代行し、アプリケーションプログラ
    ムに対して、より抽象度の高いアクセスインターフェイ
    スを提供する機能を有する問い合わせ手段を有し、全体
    として、前記メディアデータのデータベースとしての機
    能を、前記アプリケーションプログラムに対して提供す
    ることを特徴とするミドルウェア。
  2. 【請求項2】 前記メディアデータ管理手段において、
    前記メディアデータに対するアクセスの履歴を記録する
    際に、アクセス履歴情報をメタデータに変換し、前記メ
    タデータ管理手段に記録することを特徴とする請求項1
    に記載のミドルウェア。
  3. 【請求項3】 前記メディアデータ管理手段において、
    前記メディアデータの記録をおこなう際に、入力された
    メディアデータについて、あらかじめ登録されたデータ
    解析処理を適用することによって、メタデータを作成
    し、前記メタデータ管理手段に記録することを特徴とす
    る請求項1または2に記載のミドルウェア。
  4. 【請求項4】 前記メタデータ管理手段が有するメタデ
    ータを動的に生成する機能を、独立したプラグ・イン・
    コンポーネントとして分離し、前記プラグ・イン・コン
    ポーネントをシステムに動的に組み込む機能、使用しな
    くなった前記プラグ・イン・コンポーネントを破棄する
    機能およびすでに組み込まれているプラグ・イン・コン
    ポーネントのうち、アプリケーションプログラムの目的
    に合致したプラグ・イン・コンポーネントを自動的に選
    択し、実行する機能を提供することを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれか1項に記載のミドルウェア。
  5. 【請求項5】 前記問い合わせ手段が有する前記メディ
    アデータ管理手段および前記メタデータ管理手段へのア
    クセス処理を代行し、アプリケーションプログラムに対
    して、より抽象度の高いアクセスインターフェイスを提
    供する機能を独立したプラグ・イン・コンポーネントと
    して分離し、前記プラグ・イン・コンポーネントをシス
    テムに動的に組み込む機能、使用しなくなった前記プラ
    グ・イン・コンポーネントを破棄する機能およびすでに
    組み込まれているプラグ・イン・コンポーネントのう
    ち、アプリケーションプログラムから提示された条件に
    合致したプラグ・イン・コンポーネントを検索する機能
    を提供することを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    か1項に記載のミドルウェア。
  6. 【請求項6】 メディアデータを記録し、再生する機能
    を有するメディアデータ視聴機器であって、前記メディ
    アデータを格納するメディアデータ記録デバイスと、メ
    タデータを格納するメタデータ記録デバイスと、アプリ
    ケーションプログラムを解釈実行するプロセッサとを有
    し、さらに、メディアデータの再生、読み出し、記録、
    削除および合成ならびにメディアデータに対するアクセ
    スの履歴の記録を含むメディアデータの管理機能を提供
    するメディアデータ管理手段と、メタデータの読み出
    し、記録および動的生成ならびにメタデータ対するアク
    セスにともなうトランザクション処理を含むメタデータ
    の管理機能を提供するメタデータ管理手段と、前記メデ
    ィアデータ管理手段および前記メタデータ管理手段への
    アクセス処理を代行し、アプリケーションプログラムに
    対して、より抽象度の高いアクセスインターフェイスを
    提供する機能を有する問い合わせ手段を有し、全体とし
    て、前記メディアデータのデータベースとしての機能
    を、前記アプリケーションプログラムに対して提供する
    ミドルウェアを搭載したことを特徴とするメディアデー
    タ視聴機器。
  7. 【請求項7】 前記メディアデータ管理手段において、
    前記メディアデータに対するアクセスの履歴を記録する
    際に、アクセス履歴情報をメタデータに変換し、前記メ
    タデータ管理手段に記録することを特徴とする請求項6
    に記載のメディアデータ視聴機器。
  8. 【請求項8】 前記メディアデータ管理手段において、
    前記メディアデータの記録をおこなう際に、入力された
    メディアデータについて、あらかじめ登録されたデータ
    解析処理を適用することによって、メタデータを作成
    し、前記メタデータ管理手段に記録することを特徴とす
    る請求項6または7に記載のメディアデータ視聴機器。
  9. 【請求項9】 前記メタデータ管理手段が有するメタデ
    ータを動的に生成する機能を、独立したプラグ・イン・
    コンポーネントとして分離し、前記プラグ・イン・コン
    ポーネントをシステムに動的に組み込む機能、使用しな
    くなった前記プラグ・イン・コンポーネントを破棄する
    機能およびすでに組み込まれているプラグ・イン・コン
    ポーネントのうち、アプリケーションプログラムの目的
    に合致したプラグ・イン・コンポーネントを自動的に選
    択し、実行する機能を提供することを特徴とする請求項
    6ないし8のいずれか1項に記載のメディアデータ視聴
    機器。
  10. 【請求項10】 前記問い合わせ手段が有する前記メデ
    ィアデータ管理手段および前記メタデータ管理手段への
    アクセス処理を代行し、アプリケーションプログラムに
    対して、より抽象度の高いアクセスインターフェイスを
    提供する機能を独立したプラグ・イン・コンポーネント
    として分離し、前記プラグ・イン・コンポーネントをシ
    ステムに動的に組み込む機能、使用しなくなった前記プ
    ラグ・イン・コンポーネントを破棄する機能およびすで
    に組み込まれているプラグ・イン・コンポーネントのう
    ち、アプリケーションプログラムから提示された条件に
    合致したプラグ・イン・コンポーネントを検索する機能
    を提供することを特徴とする請求項6ないし9のいずれ
    か1項に記載のメディアデータ視聴機器。
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