JPH09164478A - ろう付方法 - Google Patents

ろう付方法

Info

Publication number
JPH09164478A
JPH09164478A JP7346346A JP34634695A JPH09164478A JP H09164478 A JPH09164478 A JP H09164478A JP 7346346 A JP7346346 A JP 7346346A JP 34634695 A JP34634695 A JP 34634695A JP H09164478 A JPH09164478 A JP H09164478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flux
quick
solid lubricant
oil
mixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7346346A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Akiyama
勝司 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP7346346A priority Critical patent/JPH09164478A/ja
Priority to US08/761,383 priority patent/US5857367A/en
Publication of JPH09164478A publication Critical patent/JPH09164478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K1/00Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
    • B23K1/20Preliminary treatment of work or areas to be soldered, e.g. in respect of a galvanic coating
    • B23K1/203Fluxing, i.e. applying flux onto surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/03Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
    • F28D1/0391Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits a single plate being bent to form one or more conduits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/08Non-ferrous metals or alloys
    • B23K2103/10Aluminium or alloys thereof

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラックスを短時間で定着させると共に、フ
ラックスを連続的に塗布することができるようにし、被
ろう付部材の成形スピードに支障を来すことなくその成
形加工途中でもフラックス塗布を行うことができるよう
にする。 【解決手段】 フラックスを速乾性オイルに混合するこ
と、または、固形潤滑剤を融解させた水溶液にフラック
スを混合することによって、フラックス混合液を構成
し、このフラックス混合液を被ろう付部材10に浸漬ま
たは噴霧等によって塗布し、速乾性オイルまたは固形潤
滑剤によってフラックスを被ろう付部材10に短時間で
定着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルミニウムまたは
アルミニウム合金からなる部材のろう付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムまたはアルミニウム合金か
らなる部材をろう付する際のフラックス塗布方法とし
て、静電塗布による方法、および、水溶きフラックス噴
霧による方法などが知られている。静電塗布による方法
では、被ろう付部材を接地し粉状のフラックスを静電誘
導で荷電することによって、フラックスが被ろう付部材
に塗布される。水溶きフラックス噴霧による方法では、
水に粉状フラックスを混合したフラックス混合液を被ろ
う付部材に噴霧した後、例えば140℃で5分程度乾燥
させることによって、フラックスが被ろう付部材に塗布
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5は空調装置の熱交
換器に用いられる偏平チューブの一例を示す斜視図であ
る。偏平チューブ1は、アルミニウム合金からなる1ピ
ース構成で、エンボス部2,3および端部4の内面がろ
う付されることで、3つの冷媒通路5,6,7が形成さ
れるようになっている。このような偏平チューブ1は、
コイル状に巻かれたアルミニウム合金の薄板をエンドレ
ス加工によって連続的に成形し、成形の最終段で個々の
偏平チューブに切断することにより製造される。このよ
うな偏平チューブの場合、偏平チューブ1が図示のごと
く成形されてしまった後ではエンボス部2,3および端
部4の内面にフラックスを塗布することができないの
で、偏平チューブ1の成形加工途中でフラックスを塗布
する必要がある。しかしながら、上述の静電塗布および
水溶きフラックス噴霧による方法は、成形加工途中での
フラックス塗布には適用することはできない。すなわ
ち、静電塗布による方法は、被ろう付部材部材を接地し
フラックスを荷電して塗布するので、偏平チューブ1が
個々に切断された後に成形加工とは別の独立した工程で
行う必要があり、エンドレス加工の途中に組み入れるこ
とは物理的に不可能であり、また、フラックスを乾式で
塗布するのでフラックスの定着性もあまりよくない。水
溶きフラックス噴霧による方法は、フラックスを塗布し
た後にフラックスを定着させるために乾燥させなければ
ならないので、エンドレス加工の途中に組み入れた場
合、乾燥時間が必要となり、成形加工スピードに支障を
来すこととなる。
【0004】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、フラックスを被ろう付部材に短時間で
定着させること、および、フラックスを被ろう付部材に
連続的に塗布することができ、被ろう付部材の成形スピ
ードに支障を来すことなく、その成形加工途中でもフラ
ックス塗布を行うことが可能となるろう付方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、アル
ミニウムまたアルミニウム合金からなる部材のろう付方
法において、フラックスを速乾性オイルに混合してフラ
ックス混合液とし、このフラックス混合液を前記部材に
塗布し、前記速乾性オイルによって前記フラックスを前
記部材に短時間で定着させるようにしたろう付方法によ
って、上記目的を達成する。
【0006】更に、上記構成において、前記フラックス
混合液を前記部材の成形加工途中で前記部材に塗布する
ようにすると共に、前記速乾性オイルがもつ潤滑性を前
記部材の成形加工の際の加工油として機能させ、別途加
工油を用いないようにすることができる。
【0007】上記構成によれば、フラックスを速乾性オ
イルに混合したフラックス混合液をアルミニウムまたは
アルミニウム合金からなる部材に塗布するようにしてい
るので、速乾性オイルがもつ速乾性によってフラックス
の定着が短時間で行われ、また、浸漬または噴霧等によ
ってフラックスを連続的に塗布することができ、エンド
レス加工の途中でフラックスの塗布を行っても、成形加
工スピードに支障を及ぼすようなことはない。また、速
乾性オイルがもつ潤滑性を被ろう付部材の成形加工の際
の加工油として機能させ、別途加工油を用いないように
することで、製造面での簡単化を図ることができる。
【0008】また、本発明においては、アルミニウムま
たはアルミニウム合金からなる部材のろう付方法におい
て、所定温度以上で水に融解し塗布された場合に前記所
定温度以下となることで皮膜を形成する固形潤滑剤を溶
かし込んだ水溶液にフラックスを混合してフラックス混
合液とし、このフラックス混合液を前記部材に塗布し、
前記固形潤滑剤による皮膜によって前記フラックスを前
記部材に短時間で定着させるようにしたろう付方法によ
って、上記目的を達成する。
【0009】更に、上記構成において、前記フラックス
混合液を前記部材の成形加工途中で前記部材に塗布する
ようにすると共に、前記固形潤滑剤による皮膜がもつ潤
滑性を前記部材の成形加工の際の加工油として機能さ
せ、別途加工油を用いないようにすることができる。
【0010】上記構成によれば、所定温度以上で水に融
解し塗布された場合に前記所定温度以下となることで皮
膜を形成する固形潤滑剤を溶かし込んだ水溶液にフラッ
クスを混合してフラックス混合液とし、これをアルミニ
ウムまたはアルミニウム合金からなる部材に塗布するよ
うにしているので、被ろう付部材に塗布されると直ちに
皮膜になり、この皮膜によってフラックスの定着が短時
間で行われ、また、浸漬または噴霧等によりフラックス
を連続的に塗布することができ、被ろう付部材のエンド
レス加工の途中でフラックスの塗布を行っても、成形加
工スピードに支障を及ぼすようなことはない。また、固
形潤滑剤による皮膜がもつ潤滑性を前記部材の成形加工
の際の加工油として機能させ、別途加工油を用いないよ
うにすることで、製造面での簡単化を図ることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例
を示す成形工程図で、本例では図5で示した熱交換器の
偏平チューブ1の成形工程を示している。図2は図1の
成形工程における成形状態を示す成形状態説明図であ
る。
【0012】図1において、10はコイル状に巻かれた
ブレージングシートである。ブレージングシート10
は、三層構造の薄板で、心材が3000系のアルミニウ
ム合金、皮材が4000系のアルミニウム合金で構成さ
れている。このようなブレージングシート10から以下
に述べるエンドレス加工により図5の偏平チューブ1が
連続的に成形される。11は第1のタンクで、後述する
フラックス混合液に用いられる速乾性オイルと同一の速
乾性オイルが入れられている。ブレージングシート10
は、成形加工に先立って、第1のタンク11で浸漬ある
いは噴霧等によって速乾性オイルが加工油として塗布さ
れ、第1の成形工程12に送られる。第1の成形工程1
2では、図2の(a)に示すように、ブレージングシー
ト10にエンボス部2,3および端部4が形成されると
共に、端部4,4間の中央部13が所定の曲率半径をも
って角度90°程度の山形に曲げられる。エンボス部
2,3および端部4が形成され山形に曲げられたブレー
ジングシート10は、フラックス塗布工程である第2の
タンク14に送られる。第2のタンク14には、粉状の
フラックスを速乾性オイルに混合したフラックス混合液
が入れられている。
【0013】図3は第2のタンク14に入れられるフラ
ックス混合液の構成を説明するための説明図で、粉状の
フラックス15を速乾性オイル16に混合することによ
り、フラックス混合液17が構成される。速乾性オイル
16は、50〜60℃以上で熱風ブローした場合に数秒
程度の短時間でフラックス15を定着させるに十分な乾
燥状態になるオイルであり、例えば出光興産(株)製の
出光パンチオイルAF−2ASあるいはAF−2A等を
用いることができる。なお、18は攪拌機で、これによ
りフラックス15の均一な混合状態が保持されるように
なっている。
【0014】エンボス部2,3および端部4が形成され
山形に曲げられたブレージングシート10は、第2のタ
ンク14で、浸漬または噴霧等によりフラックス混合液
17が塗布される。塗布されたフラックス15は、速乾
性オイル16がもつ速乾性により短時間で定着する。図
1における20は熱風ブロアで、浸漬または噴霧された
後のブレージングシート10に例えば50〜60℃の熱
風を与えて速乾性オイル16の乾燥を更に促進させ、こ
れにより、フラックス15はより短時間で定着すること
となる。フラックスが塗布されたブレージングシート1
0は、第2の成形工程21に送られて、図2の(b)に
示すようにエンボス部2,3および端部4が当接するよ
うに更に曲げられる。この際、フラックス混合液17と
して塗布された速乾性オイル16の潤滑性が成形の際の
加工油として機能するので、別途加工油を塗布する必要
はない。その後、カッター21で個々の偏平チューブに
切断され、ろう付面にフラックスが塗布された図5に示
す偏平チューブ1が与えられる。個々に切断された偏平
チューブ1は、周知のように、フィン部材と交互に組み
合わされてヘッダーパイプに組み付けられた後、ろう付
温度に加熱される。これにより、偏平チューブ1はエン
ボス部2,3および端部4の内面がろう付されることと
なる。
【0015】図4は本発明の実施の形態の別の例を説明
するための図で、第2のタンク14に入れられる別のフ
ラックス混合液の構成を示している。図4において、3
0は粉状のフラックス、31は粉末の固形潤滑剤、32
は水である。固形潤滑剤31は、脂肪酸のアルカリ金属
塩を主成分とするもので、水に入れられた場合70℃程
度以上に加熱されることで水に融解し、これを浸漬また
は噴霧等により部材に塗布すると、上記温度以下に冷え
るために直ちに部材表面に皮膜を形成する。特に、偏平
チューブ1のような場合、アルミニウム合金の薄板で面
積も広いので、塗布されると瞬間的に皮膜になる。固形
潤滑剤31としては、例えば日本パーカーライジング
(株)製の WATER FILM などを用いることができる。こ
のような固形潤滑剤31を融解させた水溶液にフラック
ス30を混合させて、フラックス混合液34が構成され
る。このフラックス混合液34は、フラックス15を速
乾性オイル16に混合させたフラックス混合液17に代
えて、第2のタンク14に入れられる。また、第1のタ
ンク11には速乾性オイル16に代えて固形潤滑剤31
を融解させた水溶液が入れられ、更に、熱風ブロア20
に代えてエアーナイフが設けられる。第1のタンク11
および第2のタンク14は固形潤滑剤31の融解状態を
保持するために上記温度以上に保持され、また、第2の
タンク14はフラックス30の均一な混合状態が保持さ
れるように攪拌機18によって攪拌される。熱風ブロア
20に代えて設けられるエアーナイフは、浸漬または噴
霧等によりフラックス混合液34が塗布された後に、常
温の風を吹きつけて塗布面の水分をおとすためのもので
ある。
【0016】このような構成によれば、第1のタンク1
1でブレージングシート10に固形潤滑剤31による皮
膜が形成され、この皮膜がもつ潤滑性が第1の成形工程
12の成形の際の加工油として機能する。ブレージング
シート10が第1の成形工程12から第2のタンク14
に送られると、浸漬または噴霧等によりフラックス混合
液34が塗布される。フラックス混合液34が塗布され
ると、固形潤滑剤31が冷えて直ちに皮膜となり、フラ
ックス30を短時間で定着させる。塗布後エアーナイフ
によって水分が落とされるので、定着時間は更に短くな
る。その後、ブレージングシート10は第2の成形工程
21に送られ、フラックス混合液34の塗布によって形
成された固形潤滑剤32の皮膜がもつ潤滑性が第2の成
形工程21の成形の際の加工油として機能する。その他
の工程は図1および図2で述べた通りである。
【0017】偏平ーチューブ1を熱交換器として組み付
けろう付温度に加熱する際、洗浄せずに加熱するので、
速乾性オイル16または固形潤滑剤31の残渣が残る
が、速乾性オイル16および固形潤滑剤31は有機物で
あるので、ろう付性を阻害することはない。また、速乾
性オイル16および固形潤滑剤31の添加剤として無機
物を用いる場合、高温で活性化しないものを用いるよう
にし、ろう付性を阻害しないようにする。
【0018】以上述べた実施の形態では、第1のタンク
11を設け、速乾性オイル16または固形潤滑剤31を
第1の成形工程12の際の加工油として機能させたが、
これを設けずにドライ成形するようにしてもよい。ま
た、上述した実施の形態では部材の成形加工途中にフラ
ックス塗布工程を組み入れた場合について説明したが、
これに限定するものではなく、別工程として行うように
してもよいことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ラックスを速乾性オイルに混合したフラックス混合液を
アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる部材に塗
布するようにしたので、速乾性オイルがもつ速乾性によ
ってフラックスの定着を短時間で行うことができ、ま
た、浸漬または噴霧等によってフラックスを連続的に塗
布することが可能で、エンドレス加工の途中でフラック
スの塗布を行っても、成形加工スピードに支障を及ぼす
ようなことはない。更に、速乾性オイルがもつ潤滑性を
被ろう付部材の成形加工の際の加工油として機能させ、
別途加工油を用いないようにすることで、製造面での簡
単化を図ることができる。
【0020】また、本発明によれば、所定温度以上で水
に融解し塗布された場合に上記所定温度以下となること
で皮膜を形成する固形潤滑剤を溶かし込んだ水溶液に粉
状フラックスを混合してフラックス混合液とし、これを
被ろう付部材に塗布するようにしたので、被ろう付部材
に塗布されると直ちに皮膜になり、この皮膜によってフ
ラックスの定着を短時間で行うことができ、また、浸漬
または噴霧等によりフラックスを連続的に塗布すること
が可能で、被ろう付部材のエンドレス加工の途中でフラ
ックスの塗布を行っても、成形加工スピードに支障を及
ぼすようなことはない。更に、固形潤滑剤による皮膜が
もつ潤滑性を前記部材の成形加工の際の加工油として機
能させ、別途加工油を用いないようにすることで、製造
面での簡単化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の一例を示す成形工
程図である。
【図2】図2は図1の成形工程における成形状態を示す
成形状態説明図である。
【図3】図3はフラックス混合液の構成を説明するため
の説明図である。
【図4】図4は本発明の実施の形態の別の例を説明する
ための図で、別のフラックス混合液の構成を示してい
る。
【図5】図5は空調装置の熱交換器に用いられる偏平チ
ューブの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 偏平チューブ 10 ブレージングシート 11 第1のタンク 12 第1の成形工程 14 第2のタンク 15 フラックス 16 速乾性オイル 17 フラックス混合液 21 第2の成形工程 22 カッター 30 フラックス 31 固形潤滑剤 32 水 34 フラックス混合液

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムまたアルミニウム合金から
    なる部材のろう付方法において、 フラックスを速乾性オイルに混合してフラックス混合液
    とし、このフラックス混合液を前記部材に塗布し、前記
    速乾性オイルによって前記フラックスを前記部材に短時
    間で定着させるようにしたろう付方法。
  2. 【請求項2】 前記フラックス混合液を前記部材の成形
    加工途中で前記部材に塗布するようにすると共に、前記
    速乾性オイルがもつ潤滑性を前記部材の成形加工の際の
    加工油として機能させ、別途加工油を用いないようにし
    た請求項1に記載のろう付方法。
  3. 【請求項3】 アルミニウムまたはアルミニウム合金か
    らなる部材のろう付方法において、 所定温度以上で水に融解し塗布された場合に前記所定温
    度以下となることで皮膜を形成する固形潤滑剤を溶かし
    込んだ水溶液にフラックスを混合してフラックス混合液
    とし、このフラックス混合液を前記部材に塗布し、前記
    固形潤滑剤による皮膜によって前記フラックスを前記部
    材に短時間で定着させるようにしたろう付方法。
  4. 【請求項4】 前記フラックス混合液を前記部材の成形
    加工途中で前記部材に塗布するようにすると共に、前記
    固形潤滑剤による皮膜がもつ潤滑性を前記部材の成形加
    工の際の加工油として機能させ、別途加工油を用いない
    ようにした請求項3に記載のろう付方法。
JP7346346A 1995-12-12 1995-12-12 ろう付方法 Pending JPH09164478A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7346346A JPH09164478A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 ろう付方法
US08/761,383 US5857367A (en) 1995-12-12 1996-12-09 Brazing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7346346A JPH09164478A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 ろう付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09164478A true JPH09164478A (ja) 1997-06-24

Family

ID=18382794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7346346A Pending JPH09164478A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 ろう付方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5857367A (ja)
JP (1) JPH09164478A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6036083A (en) * 1998-01-26 2000-03-14 General Motors Corporation Method for braze flux application
JP3337416B2 (ja) * 1998-02-24 2002-10-21 株式会社デンソー ろう付け性に優れた自動車熱交換器用アルミニウム押出多孔偏平管およびその製造方法
EP0982095B1 (en) * 1998-08-25 2003-10-01 Calsonic Kansei Corporation Method of manufacturing heat exchange tube
US6755339B2 (en) * 2002-06-21 2004-06-29 Delphi Technologies, Inc. Fluxing apparatus for applying powdered flux
JP2006150436A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Denso Corp アルミニウム製板部材へのフラックス層形成方法、フラックス組成物、およびフラックス層が形成されたアルミニウム製板部材
KR102034820B1 (ko) * 2012-11-30 2019-11-08 삼성전자주식회사 반도체 칩 실장장치 및 이를 이용한 반도체 칩의 실장방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US153090A (en) * 1874-07-14 Improvement in soldering
US2414511A (en) * 1941-06-21 1947-01-21 Linde Air Prod Co Method of and apparatus for cladding metal bodies in transit
FR2149260B1 (ja) * 1971-08-09 1974-03-29 Chausson Usines Sa
JPS5222948B2 (ja) * 1971-12-27 1977-06-21
US3973322A (en) * 1974-05-13 1976-08-10 Hollis Engineering, Inc. Mass soldering system and method

Also Published As

Publication number Publication date
US5857367A (en) 1999-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100335679B1 (ko) 배관장치와 그 제조방법 및 열교환기
JPH09164478A (ja) ろう付方法
US6120848A (en) Method of making a braze sheet
US5759707A (en) Flux-coated metal components
JP2018086680A (ja) ろう付けゲル、ろう付け方法およびろう付け物品
CZ304975B6 (cs) Způsob vytváření turbulentní plochy na vnitřním povrchu otvorů obrobku a odpovídající obrobky
JP3072760B1 (ja) 水油噴霧冷却切削方法
JP2008014571A (ja) 冷蔵庫用熱交換器及びその製造方法
JPH06117797A (ja) 熱交換器の抗菌処理方法
JP2002066731A (ja) 金属製ワークのろう付け方法
EP1242650B1 (en) Patterned hydrophilic-oleophilic metal oxide coating and method of forming
GB2241186A (en) Anti-sputtercoating
JP2003302192A5 (ja)
JPS6018294A (ja) アルミニウムロ−付け継手
JP4089315B2 (ja) 結合部材
JPS61500896A (ja) ロウ付け用物質で被覆したアルミニウム造形品及びその被覆方法
JP2019143068A (ja) 親水性塗膜形成用塗料およびアルミニウムフィンと熱交換器
JPH03275272A (ja) フラックスの塗布装置
KR19990084265A (ko) 알루미늄 제품에 브레이징을 위한 물질도포 방법
JP3031211U (ja) 抗菌剤入り樹脂塗装金属板を使った容器
KR100518739B1 (ko) 알루미늄브레이징시트및알루미늄합금납땜재의제조방법
JPS5910467A (ja) ろう付用素材の製造方法
JPH0481107B2 (ja)
Morley et al. Zinc Brazing of Automotive Aluminum Heat Exchangers
JPS58162671A (ja) 冷間加工用塗装鋼板の製造方法