JPH09163972A - 麦芽汁煮沸釜 - Google Patents
麦芽汁煮沸釜Info
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- JPH09163972A JPH09163972A JP8271062A JP27106296A JPH09163972A JP H09163972 A JPH09163972 A JP H09163972A JP 8271062 A JP8271062 A JP 8271062A JP 27106296 A JP27106296 A JP 27106296A JP H09163972 A JPH09163972 A JP H09163972A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12C—BEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
- C12C7/00—Preparation of wort
- C12C7/04—Preparation or treatment of the mash
- C12C7/06—Mashing apparatus
- C12C7/065—Mashing apparatus with a vertical stirrer shaft
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12C—BEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
- C12C7/00—Preparation of wort
- C12C7/04—Preparation or treatment of the mash
- C12C7/06—Mashing apparatus
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Soy Sauces And Products Related Thereto (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、従来技術の問題点を解消し、改良
された方法で麦芽汁粒子を完全に混合し、単純化された
構造とともに改善された熱伝達が得られる麦芽汁煮沸釜
を提供する。 【解決手段】 本発明の麦芽汁煮沸釜1は、円筒状外側
カバー部3、釜底部2、加熱手段4、及び攪拌機5から
成り、釜底部2が、麦芽汁煮沸釜1の縦軸芯Aに対して
非対称的に傾斜するように配設されて成るので、麦芽汁
の粒子の上面全体8の単なる旋回運動を回避し、完全な
混合と最適な熱伝達を達成する。
された方法で麦芽汁粒子を完全に混合し、単純化された
構造とともに改善された熱伝達が得られる麦芽汁煮沸釜
を提供する。 【解決手段】 本発明の麦芽汁煮沸釜1は、円筒状外側
カバー部3、釜底部2、加熱手段4、及び攪拌機5から
成り、釜底部2が、麦芽汁煮沸釜1の縦軸芯Aに対して
非対称的に傾斜するように配設されて成るので、麦芽汁
の粒子の上面全体8の単なる旋回運動を回避し、完全な
混合と最適な熱伝達を達成する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、円筒状外側カバー
部、釜底部、加熱装置、及び攪拌機から成る麦芽汁煮沸
釜に関するものである。
部、釜底部、加熱装置、及び攪拌機から成る麦芽汁煮沸
釜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の麦芽汁煮沸釜は、例えば、欧州特
許出願公開第0042 037号から既知である。前記特許出願
において示唆されている前記麦芽汁煮沸釜は、加熱面と
して設計された前記釜底部、及び該釜底部の中心に向け
て傾斜し、前記麦芽汁煮沸釜の縦軸芯に対して対称的に
なっている二つの底部材から成っていた。前記攪拌機は
前記釜底部の上に取り付けられていた。
許出願公開第0042 037号から既知である。前記特許出願
において示唆されている前記麦芽汁煮沸釜は、加熱面と
して設計された前記釜底部、及び該釜底部の中心に向け
て傾斜し、前記麦芽汁煮沸釜の縦軸芯に対して対称的に
なっている二つの底部材から成っていた。前記攪拌機は
前記釜底部の上に取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に円形断面を有す
る前記麦芽汁煮沸釜にあっては、麦芽汁粒子が前記麦芽
汁煮沸釜の中心の周域の水平面に主に旋回するので、前
記麦芽汁の混合及び熱伝達が最適なものでないと言う問
題点が生じた。その理由は、上方に突出するガッセト形
部材が流動防止具として従来の各底部材の間に配設され
ていたからであった。しかしながら、前記ガッセト形部
材の配設にもかかわらず、前記麦芽汁の混合及び熱伝達
が最適なものでなく、しかも流動防止具としての前記ガ
ッセト形部材は、厄介なもので且つ高価なものであっ
た。
る前記麦芽汁煮沸釜にあっては、麦芽汁粒子が前記麦芽
汁煮沸釜の中心の周域の水平面に主に旋回するので、前
記麦芽汁の混合及び熱伝達が最適なものでないと言う問
題点が生じた。その理由は、上方に突出するガッセト形
部材が流動防止具として従来の各底部材の間に配設され
ていたからであった。しかしながら、前記ガッセト形部
材の配設にもかかわらず、前記麦芽汁の混合及び熱伝達
が最適なものでなく、しかも流動防止具としての前記ガ
ッセト形部材は、厄介なもので且つ高価なものであっ
た。
【0004】本発明は、前述した従来技術の問題点を解
消し、改良された方法で前記麦芽汁粒子を完全に混合
し、単純化された構造とともに改善された熱伝達が得ら
れる麦芽汁煮沸釜を提供することを目的とするものであ
る。
消し、改良された方法で前記麦芽汁粒子を完全に混合
し、単純化された構造とともに改善された熱伝達が得ら
れる麦芽汁煮沸釜を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
円筒状外側カバー部、釜底部、加熱手段、及び攪拌機か
ら成る麦芽汁煮沸釜であって、前記釜底部が、前記麦芽
汁煮沸釜の縦軸芯に対して非対称的に傾斜するように配
設されて成ることを特徴とする麦芽汁煮沸釜によって達
成される。
円筒状外側カバー部、釜底部、加熱手段、及び攪拌機か
ら成る麦芽汁煮沸釜であって、前記釜底部が、前記麦芽
汁煮沸釜の縦軸芯に対して非対称的に傾斜するように配
設されて成ることを特徴とする麦芽汁煮沸釜によって達
成される。
【0006】更に、本発明のかかる目的は、前記釜底部
が、互いに特定の角度を包含する二つの区域によって形
成されることを特徴とする麦芽汁煮沸釜によって達成さ
れる。
が、互いに特定の角度を包含する二つの区域によって形
成されることを特徴とする麦芽汁煮沸釜によって達成さ
れる。
【0007】更に、本発明のかかる目的は、前記攪拌機
が、前記二つの区域の一つに支持されていることを特徴
とする麦芽汁煮沸釜によって達成される。
が、前記二つの区域の一つに支持されていることを特徴
とする麦芽汁煮沸釜によって達成される。
【0008】更に、本発明のかかる目的は、前記釜底部
が、前記加熱手段を設けて成ることを特徴とする麦芽汁
煮沸釜によって達成される。
が、前記加熱手段を設けて成ることを特徴とする麦芽汁
煮沸釜によって達成される。
【0009】更に、本発明のかかる目的は、前記円筒状
外側カバー部が、前記加熱手段として少なくとも一部を
形成することを特徴とする麦芽汁煮沸釜によって達成さ
れる。
外側カバー部が、前記加熱手段として少なくとも一部を
形成することを特徴とする麦芽汁煮沸釜によって達成さ
れる。
【0010】本発明の麦芽汁煮沸釜は、円筒状外側カバ
ー部、釜底部、加熱手段、及び攪拌機から成り、前記釜
底部が、前記麦芽汁煮沸釜の縦軸芯に対して非対称的に
傾斜するように配設されて成るので、前記麦芽汁の充填
物の上面全体の単なる旋回運動が回避される。
ー部、釜底部、加熱手段、及び攪拌機から成り、前記釜
底部が、前記麦芽汁煮沸釜の縦軸芯に対して非対称的に
傾斜するように配設されて成るので、前記麦芽汁の充填
物の上面全体の単なる旋回運動が回避される。
【0011】更に、本発明の麦芽汁煮沸釜は、前記釜底
部が、互いに特定の角度を包含する二つの区域によって
形成されるので、前記麦芽汁粒子の上面全体の単なる旋
回運動が回避されるとともに、前記釜底部のそのような
偏芯形態によって前記粒子の垂直方向の混合が一層促進
され、前記麦芽汁粒子の非常に優れた混合を保証する。
部が、互いに特定の角度を包含する二つの区域によって
形成されるので、前記麦芽汁粒子の上面全体の単なる旋
回運動が回避されるとともに、前記釜底部のそのような
偏芯形態によって前記粒子の垂直方向の混合が一層促進
され、前記麦芽汁粒子の非常に優れた混合を保証する。
【0012】更に、本発明の麦芽汁煮沸釜は、前記攪拌
機が、前記二つの区域の一つに支持されているので、前
記攪拌機の非対称的な配設は、前記麦芽汁の特に完全な
混合をもたらす一方、前記釜底部の器壁面近傍の流体の
乱れの発生を促し、伝熱抵抗を低減させる。
機が、前記二つの区域の一つに支持されているので、前
記攪拌機の非対称的な配設は、前記麦芽汁の特に完全な
混合をもたらす一方、前記釜底部の器壁面近傍の流体の
乱れの発生を促し、伝熱抵抗を低減させる。
【0013】更に、本発明の麦芽汁煮沸釜は、前記釜底
部が、前記加熱手段を設けて成るので、前記麦芽汁の熱
伝達が向上する。
部が、前記加熱手段を設けて成るので、前記麦芽汁の熱
伝達が向上する。
【0014】更に、本発明の麦芽汁煮沸釜は、前記円筒
状外側カバー部が、前記加熱手段として少なくとも一部
を形成するので、前記麦芽汁の最適な熱伝達が得られ
る。
状外側カバー部が、前記加熱手段として少なくとも一部
を形成するので、前記麦芽汁の最適な熱伝達が得られ
る。
【0015】更に、本発明の麦芽汁煮沸釜は、シャープ
な流動又は波動防止具を使用する必要がなく、そして前
記攪拌機の周速度が完全な混合のために減速できるの
で、前記麦芽汁に含まれる外皮粒子が破壊されない。更
に、本発明の前記麦芽汁煮沸釜の製作は容易で且つ廉価
である。
な流動又は波動防止具を使用する必要がなく、そして前
記攪拌機の周速度が完全な混合のために減速できるの
で、前記麦芽汁に含まれる外皮粒子が破壊されない。更
に、本発明の前記麦芽汁煮沸釜の製作は容易で且つ廉価
である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の麦芽汁煮沸釜の一実施態
様について、添付した図面に基づいて以下に詳述する。
図1は、本発明の好ましい一実施態様を示している。前
記麦芽汁煮沸釜1は、円筒状外側カバー部3を具備して
いる。前記釜底部2は、異なったサイズの二つの平坦な
区域2a,2b から成っている。前記釜底部2は、前記麦芽
汁煮沸釜1の前記円筒状外側カバー部3に、好ましくは
溶接で、固定される。前記釜底部2は、前記二つの区域
2a,2b が対応する分離線に沿って折り曲げることにより
一体的に作製可能である。前記二つの区域2a,2b は、例
えば、約160 〜170 °の角度αを包含する。前記第1区
域2aは、例えば、水平面Hに対し10〜20°の角度γで傾
斜している。一方、前記第2区域2bは、例えば、前記水
平面Hに対し10〜20°の角度δで傾斜している。
様について、添付した図面に基づいて以下に詳述する。
図1は、本発明の好ましい一実施態様を示している。前
記麦芽汁煮沸釜1は、円筒状外側カバー部3を具備して
いる。前記釜底部2は、異なったサイズの二つの平坦な
区域2a,2b から成っている。前記釜底部2は、前記麦芽
汁煮沸釜1の前記円筒状外側カバー部3に、好ましくは
溶接で、固定される。前記釜底部2は、前記二つの区域
2a,2b が対応する分離線に沿って折り曲げることにより
一体的に作製可能である。前記二つの区域2a,2b は、例
えば、約160 〜170 °の角度αを包含する。前記第1区
域2aは、例えば、水平面Hに対し10〜20°の角度γで傾
斜している。一方、前記第2区域2bは、例えば、前記水
平面Hに対し10〜20°の角度δで傾斜している。
【0017】前記麦芽汁煮沸釜1の構造は、図2に更に
明確に示されている。前記二つの区域2a,2b は、前記中
央分離線10によって区分され、該中央分離線10は前記中
心線と一致しない。図から明らかなように、前記麦芽汁
煮沸釜1は、その縦軸芯Aに対し非対称的になるように
配設される。従って、このことは、本発明の実施態様に
おいて、二つの区域2a,2b から成る前記釜底部2が垂直
中央面に対し少なくとも非対称的であることを意味す
る。前記垂直中央面は、本発明の実施態様において、例
えば縦軸芯A及び中心線Cによって形成される。
明確に示されている。前記二つの区域2a,2b は、前記中
央分離線10によって区分され、該中央分離線10は前記中
心線と一致しない。図から明らかなように、前記麦芽汁
煮沸釜1は、その縦軸芯Aに対し非対称的になるように
配設される。従って、このことは、本発明の実施態様に
おいて、二つの区域2a,2b から成る前記釜底部2が垂直
中央面に対し少なくとも非対称的であることを意味す
る。前記垂直中央面は、本発明の実施態様において、例
えば縦軸芯A及び中心線Cによって形成される。
【0018】この実施態様において、加熱手段4として
形成されるのは前記第1区域2aだけである。前記第1区
域2aよりも可成り小さい前記第2区域2bは、前記加熱手
段4を具備していない。その代わりに、前記第2区域2b
の周囲の領域4aに加熱面として前記円筒状外側カバー部
3が形成される。前記加熱手段4は、加熱溝、加熱導管
等の形態で前記釜底部2の底側に通常の方法で取り付け
られる。加熱は、周知の方法で例えば、蒸気又は適当な
加熱流体を介して行われる。
形成されるのは前記第1区域2aだけである。前記第1区
域2aよりも可成り小さい前記第2区域2bは、前記加熱手
段4を具備していない。その代わりに、前記第2区域2b
の周囲の領域4aに加熱面として前記円筒状外側カバー部
3が形成される。前記加熱手段4は、加熱溝、加熱導管
等の形態で前記釜底部2の底側に通常の方法で取り付け
られる。加熱は、周知の方法で例えば、蒸気又は適当な
加熱流体を介して行われる。
【0019】前記第1区域2aにおいて、攪拌機5が固定
装置7を介して支持されている。前記攪拌機5は駆動源
(図示せず)によって駆動軸6を介して駆動され、前記
縦軸芯Aに対し角度βでその駆動軸芯Bが傾斜してい
る。この実施態様において、前記攪拌機5は前記第1区
域2aに平行に配設されている。しかしながら、前記攪拌
機5は前記第1区域2aにある角度を付けて配設すること
も可能である。図2において、前記攪拌機5は中心に配
設されている。しかしながら、前記攪拌機5も又、破線
(P1 ,P2 ,P3 ) で示したように偏芯して支持することも
可能である。
装置7を介して支持されている。前記攪拌機5は駆動源
(図示せず)によって駆動軸6を介して駆動され、前記
縦軸芯Aに対し角度βでその駆動軸芯Bが傾斜してい
る。この実施態様において、前記攪拌機5は前記第1区
域2aに平行に配設されている。しかしながら、前記攪拌
機5は前記第1区域2aにある角度を付けて配設すること
も可能である。図2において、前記攪拌機5は中心に配
設されている。しかしながら、前記攪拌機5も又、破線
(P1 ,P2 ,P3 ) で示したように偏芯して支持することも
可能である。
【0020】図3は、本発明の他の実施態様による図1
のI-I 線に沿って切断した断面図を示している。前記二
つの区域2a,2b を互いに区分している前記分離線10は、
図2に示したような前記中心線Cに平行するものではな
い。前記分離線10は前記中心線Cに直交する中心線Dか
ら該中心線Cの方向に前記釜底部2の外周縁部まで延伸
している。この配設は、前記二つの区域2a,2b が互いに
前記角度αを画成する場合、排液溝として役立つあるい
は設計することが可能な隙間11が形成されると言う効果
を奏するものである。更に、図3の破線(P1 ,P2 ,P3 )
で示されているように、前記攪拌機5は必ずしも中央形
態で配設する必要がない。
のI-I 線に沿って切断した断面図を示している。前記二
つの区域2a,2b を互いに区分している前記分離線10は、
図2に示したような前記中心線Cに平行するものではな
い。前記分離線10は前記中心線Cに直交する中心線Dか
ら該中心線Cの方向に前記釜底部2の外周縁部まで延伸
している。この配設は、前記二つの区域2a,2b が互いに
前記角度αを画成する場合、排液溝として役立つあるい
は設計することが可能な隙間11が形成されると言う効果
を奏するものである。更に、図3の破線(P1 ,P2 ,P3 )
で示されているように、前記攪拌機5は必ずしも中央形
態で配設する必要がない。
【0021】上述した実施態様において、前記釜底部2
の前記二つの区域2a,2b は、互いに前記角度αで傾斜し
ている。本発明の好ましい一実施態様では、前記角度α
が180 °であるので、前記釜底部2は平板から形成する
ことが可能である。この実施態様においても又、前記釜
底部2は前記縦軸芯Aに対して対称的に傾斜するように
配設されない。この実施態様において、前記釜底部全体
が加熱手段4として形成可能である。本発明の更に別の
実施態様において、前記第2区域2bと前記水平面Hによ
って形成される角度δは0°であるので、前記第2区域
2bは前記水平面Hに位置する。
の前記二つの区域2a,2b は、互いに前記角度αで傾斜し
ている。本発明の好ましい一実施態様では、前記角度α
が180 °であるので、前記釜底部2は平板から形成する
ことが可能である。この実施態様においても又、前記釜
底部2は前記縦軸芯Aに対して対称的に傾斜するように
配設されない。この実施態様において、前記釜底部全体
が加熱手段4として形成可能である。本発明の更に別の
実施態様において、前記第2区域2bと前記水平面Hによ
って形成される角度δは0°であるので、前記第2区域
2bは前記水平面Hに位置する。
【0022】前述した各実施態様が、前記二つの区域2
a,2b に限定されないことは言うまでもない。前記釜底
部2が前記縦軸芯Aに対して軸方向に対称的な形態で傾
斜されないことが保証されれば、二つ以上の区域を選択
することも可能である。
a,2b に限定されないことは言うまでもない。前記釜底
部2が前記縦軸芯Aに対して軸方向に対称的な形態で傾
斜されないことが保証されれば、二つ以上の区域を選択
することも可能である。
【0023】以上のように構成される本発明の麦芽汁煮
沸釜1は、次に記すような新規な効果を奏するものであ
る。即ち、本発明の麦芽汁煮沸釜1は、前記円筒状外側
カバー部3、釜底部2、加熱手段4、及び攪拌機5から
成り、前記釜底部2が、前記麦芽汁煮沸釜1の縦軸芯A
に対して非対称的に傾斜するように配設されて成るの
で、前記麦芽汁の充填物の上面全体8の単なる旋回運動
を回避することが可能になった。特に、前記釜底部2の
非対称的な配置の結果、前記麦芽汁の充填物上面全体8
の単なる旋回運動が回避されることは、前記麦芽汁が垂
直方向にも完全に混合されていることを意味し、その結
果、最適な熱伝達も達成することが可能になった。
沸釜1は、次に記すような新規な効果を奏するものであ
る。即ち、本発明の麦芽汁煮沸釜1は、前記円筒状外側
カバー部3、釜底部2、加熱手段4、及び攪拌機5から
成り、前記釜底部2が、前記麦芽汁煮沸釜1の縦軸芯A
に対して非対称的に傾斜するように配設されて成るの
で、前記麦芽汁の充填物の上面全体8の単なる旋回運動
を回避することが可能になった。特に、前記釜底部2の
非対称的な配置の結果、前記麦芽汁の充填物上面全体8
の単なる旋回運動が回避されることは、前記麦芽汁が垂
直方向にも完全に混合されていることを意味し、その結
果、最適な熱伝達も達成することが可能になった。
【0024】更に、本発明の麦芽汁煮沸釜1は、前記釜
底部2が、互いに特定の前記角度αを包含する前記二つ
の区域2a,2b によって形成されるので、前記麦芽汁粒子
の上面全体8の単なる旋回運動が回避されるとともに、
前記釜底部2のそのような偏芯形態によって前記粒子の
垂直方向の混合が一層促進され、前記麦芽汁粒子の非常
に優れた混合を保証することが可能になった。
底部2が、互いに特定の前記角度αを包含する前記二つ
の区域2a,2b によって形成されるので、前記麦芽汁粒子
の上面全体8の単なる旋回運動が回避されるとともに、
前記釜底部2のそのような偏芯形態によって前記粒子の
垂直方向の混合が一層促進され、前記麦芽汁粒子の非常
に優れた混合を保証することが可能になった。
【0025】更に、本発明の麦芽汁煮沸釜1は、前記攪
拌機5が、前記二つの区域2a,2b の一つに支持されてい
るので、前記攪拌機5の非対称的な配設は、前記麦芽汁
の特に完全な混合をもたらす一方、前記釜底部2の器壁
面近傍の流体の乱れの発生を促し、伝熱抵抗を低減させ
ることが可能になった。
拌機5が、前記二つの区域2a,2b の一つに支持されてい
るので、前記攪拌機5の非対称的な配設は、前記麦芽汁
の特に完全な混合をもたらす一方、前記釜底部2の器壁
面近傍の流体の乱れの発生を促し、伝熱抵抗を低減させ
ることが可能になった。
【0026】更に、本発明の麦芽汁煮沸釜1は、前記釜
底部2が、前記加熱手段4を設けて成るので、前記麦芽
汁の熱伝達を向上させることが可能になった。
底部2が、前記加熱手段4を設けて成るので、前記麦芽
汁の熱伝達を向上させることが可能になった。
【0027】更に、本発明の麦芽汁煮沸釜1は、前記円
筒状外側カバー部3が、前記加熱手段4として少なくと
も一部を形成するので、前記麦芽汁の最適な熱伝達を得
ることが可能になった。
筒状外側カバー部3が、前記加熱手段4として少なくと
も一部を形成するので、前記麦芽汁の最適な熱伝達を得
ることが可能になった。
【0028】更に、本発明の麦芽汁煮沸釜1は、シャー
プな流動又は波動防止具を使用する必要がなく、そして
前記攪拌機5の周速度が完全な混合のために減速できる
ので、前記麦芽汁に含まれる外皮粒子の破壊を防止する
ことが可能になった。更に、本発明の前記麦芽汁煮沸釜
1の構造が単純化され、その結果、製作が容易で且つ廉
価なものになった。
プな流動又は波動防止具を使用する必要がなく、そして
前記攪拌機5の周速度が完全な混合のために減速できる
ので、前記麦芽汁に含まれる外皮粒子の破壊を防止する
ことが可能になった。更に、本発明の前記麦芽汁煮沸釜
1の構造が単純化され、その結果、製作が容易で且つ廉
価なものになった。
【図1】図1は、本発明の麦芽汁煮沸釜の一実施態様を
図式的に示した縦断面である。
図式的に示した縦断面である。
【図2】図2は、図1のI-I 線に沿って切断した断面図
である。
である。
【図3】図3は、本発明の他の実施態様による図1のI-
I 線に沿って切断した断面図である。
I 線に沿って切断した断面図である。
1 本発明の麦芽汁煮沸釜 2 釜底部 2a 第1区域 2b 第2区域 3 円筒状外側カバー部 4 加熱手段 4a 領域 5 攪拌機 6 駆動軸 7 固定装置 8 麦芽汁充填物の上面全体 9 排液口 A 縦軸芯 B 駆動軸芯 C 中心線 D 中心線 H 水平面 α 角度 β 角度 γ 角度 δ 角度 P1 攪拌機 P2 攪拌機 P3 攪拌機
フロントページの続き (72)発明者 クルト・シュティプラー ドイツ連邦共和国 マールツリンク、ラウ ベルク 1 (72)発明者 ヨハネス・ヴィーダーホルド ドイツ連邦共和国 ベーブラホ、ヴィヤー ツヴェク 24 (72)発明者 クラウス−カール・ヴァスムト ドイツ連邦共和国 エリンゲン、マティア ス−ビンダー−シュトラーセ 15
Claims (5)
- 【請求項1】 円筒状外側カバー部(3)、釜底部
(2)、加熱手段(4)、及び攪拌機(5)から成る麦
芽汁煮沸釜(1)であって、 前記釜底部(2)が、前記麦芽汁煮沸釜(1)の縦軸芯
(A)に対して非対称的に傾斜するように配設されて成
ることを特徴とする麦芽汁煮沸釜。 - 【請求項2】 前記釜底部(2)が、互いに特定の角度
(α)を包含する二つの区域 (2a,2b)によって形成され
ることを特徴とする請求項1に記載の麦芽汁煮沸釜。 - 【請求項3】 前記攪拌機(5)が、前記二つの区域
(2a,2b)の一つに支持されていることを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の麦芽汁煮沸釜。 - 【請求項4】 前記釜底部(2)が、前記加熱手段
(4)を設けて成ることを特徴とする請求項1、請求項
2、又は請求項3に記載の麦芽汁煮沸釜。 - 【請求項5】 前記円筒状外側カバー部(3)が、前記
加熱手段(4)として少なくとも一部を形成することを
特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項
4に記載の麦芽汁煮沸釜。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE29517344U DE29517344U1 (de) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | Heizboden für Maischpfanne |
DE295-17-344-0 | 1995-10-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09163972A true JPH09163972A (ja) | 1997-06-24 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8271062A Pending JPH09163972A (ja) | 1995-10-30 | 1996-10-14 | 麦芽汁煮沸釜 |
Country Status (7)
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---|---|
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JP (1) | JPH09163972A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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-
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- 1996-10-29 CN CN96121708A patent/CN1158891A/zh active Pending
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