JPH09163772A - 車両用バックミラー装置 - Google Patents

車両用バックミラー装置

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Publication number
JPH09163772A
JPH09163772A JP7335992A JP33599295A JPH09163772A JP H09163772 A JPH09163772 A JP H09163772A JP 7335992 A JP7335992 A JP 7335992A JP 33599295 A JP33599295 A JP 33599295A JP H09163772 A JPH09163772 A JP H09163772A
Authority
JP
Japan
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mirror
vehicle
tilt
diagonal
mirror device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7335992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiyasu Kato
幸泰 加藤
Susumu Hashimoto
進 橋本
Makoto Kuroyanagi
信 黒柳
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09163772A publication Critical patent/JPH09163772A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個の駆動手段でミラーを上下左右同時に作
動させることを可能にし、迅速かつ簡単な操作を可能に
すると共に、小型、軽量でコンパクトな構成とし、さら
にはコストの削減を可能にした車両バックミラー装置を
提供する。 【解決手段】 ミラー12を保持するミラーホルダ16
aの裏面に設けた半球軸部18と、半球軸部18と係合
して前記ミラーを基準面から全方向に傾動して角度を変
化可能に保持するケース26側の半球軸受部36と、ミ
ラーホルダ16の裏面と回転可能に係合し、進退動によ
りミラー12を押引する押引部材32と、押引部材32
を進退駆動させる直流モータ28と、半球軸受部36お
よび押引部材32の中心を通る直線上とは異なる半球軸
受部36の中心を通る単数または複数の直線上にミラー
12の傾斜軸を形成する摩擦抵抗増減手段34を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用バックミラー
装置に関し、特に、遠隔操作にてミラーの角度調整を行
う車両用バックミラー装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
車両用バックミラー装置において、ミラーハウジング内
にミラーの角度変更のための電動駆動手段を備え、運転
者が遠隔操作によりミラーの角度調整が出来る形式のも
のが広く用いられている。
【0003】また、この種の車両用バックミラー装置に
おいては、一般に、ミラーの駆動手段として直流モータ
が広く用いられている。
【0004】例えば、実開昭63−189749号公報
に示されるように、2つの直流モータを用い、これら各
直流モータを、モータの回転を減速しトルクアップする
ためのギア類、モータの回転運動を直線運動に変換する
ために設けられた雄ねじ部材と駆動スクリューからなる
押引機構等を介して、ミラーに連結している。
【0005】そして、2つの直流モータを個々に駆動さ
せて、ミラーの上下の角度または左右の角度を個別に調
整するようになっている。
【0006】しかし、この車両バックミラー装置では、
ミラーの上下の角度調整と左右の角度調整を個別に行う
ために2つの直流モータが必要となり、しかも、これら
2つの直流モータは、ギア類や雄ねじ部材及び駆動スク
リューからなる押引機構等を介してミラーに連結される
ため、部品点数が多く、構造も複雑で、製造コストが増
加することとなり、しかも、アクチュエータが大型化し
てしまうという問題がある。
【0007】また、これらの多くの部材をミラーハウジ
ング内の限られたスペースに収めることは大変に困難で
あるという問題もある。
【0008】さらに、上下、左右のミラーの角度調整を
する場合、上下の角度と左右の角度を個々のモータによ
り個別に調整するため、操作が面倒であり、時間もかか
るという問題もある。
【0009】また、1個の直流モータを用いて上下、左
右の角度調整を行う車両用バックミラー装置として、特
公昭58−27522号公報、特公昭58−32057
号公報及び実公昭61−44525号公報に示されるよ
うなものが知られている。
【0010】特公昭58−27522号公報では、電磁
鎖錠装置を用いてミラーの上下、左右の角度調整の切替
を行うようにしており、特公昭58−32057号公報
では、電磁クラッチを用いてミラーの上下、左右の角度
調整の切替を行うようにしており、さらには、実公昭6
1−44525号公報では、ソレノイドによりクラッチ
機構を切り替えることで、ミラーの上下、左右の角度調
整の切替を行うようにしている。
【0011】しかし、これらの場合には、直流モータが
1個とされ、直流モータの数は減少しているが、電磁鎖
錠装置や電磁クラッチ機構あるいはソレノイドなどの構
造が複雑で、構成部品が多く、しかも、これらは比較的
大きな駆動力を必要し、そのため電磁コイル部分が大き
くなりやすく、アクチュエータ部分が大型化してしまう
という問題がある。
【0012】本発明は、前記問題点に着目して成された
もので、その目的は、1個の駆動手段でミラーを上下左
右同時に作動させることを可能にし、迅速かつ簡単な操
作を可能にすると共に、小型、軽量でコンパクトな構成
とし、さらにはコストの削減を可能にした車両用バック
ミラー装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題を解決す
るため、請求項1記載の発明は、裏面に係合部を有する
ミラーと、前記ミラーの係合部と係合して前記ミラーを
基準面から全方向に傾動して角度を変化可能に保持する
ミラー保持部と、前記ミラーの裏面と回転可能に係合
し、進退動により前記ミラーを押引する押引部材と、前
記押引部材を進退駆動させる駆動手段と、前記保持部お
よび押引部材の中心を通る直線上とは異なる前記保持部
の中心を通る単数または複数の直線上に前記ミラーの傾
斜軸を選択的に形成する傾斜規制手段と、を備えること
を特徴とする。
【0014】この発明によれば、傾斜規制手段により、
ミラー保持部の中心を通る単数または複数の直線上のミ
ラーの傾斜軸を選択し、駆動手段により押引部材を進退
駆動させることで、その選択されたミラー傾斜軸を中心
にミラーが傾斜して、ミラーを上下または左右あるいは
上下左右同時に傾斜させて角度調整を行うことができ
る。
【0015】従って、1つの駆動手段にて駆動させるこ
とができ、しかも、傾斜規制手段は、ミラーの傾斜軸を
選択的に形成するだけで済むため、構造が簡略で、しか
も、小型で軽量なコンパクトな構成とする事ができ、コ
ストの削減も可能となる。
【0016】また、ミラーの傾斜軸を選択することで上
下左右の角度調整を同時に行うことができ、迅速、簡単
な操作を可能にすることができる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両用バックミラー装置において、前記ミラーの傾斜軸の
少なくとも1つを水平方向または鉛直方向より傾斜する
使用頻度の高いミラーの傾斜軸に適合させて設定したこ
とを特徴とする。
【0018】この発明によれば、使用頻度の高いミラー
の傾斜軸を選択することで、使用頻度の高い操作を迅速
かつ簡単な操作で行うことが可能となる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の車両用バックミラー装置において、前記傾
斜規制手段は、前記保持部の中心を通る単数または複数
の直線上に設けられて前記ミラーの係合部に対し摩擦抵
抗を増減する摩擦抵抗増減手段にて構成されることを特
徴とする。
【0020】この発明によれば、摩擦抵抗増減手段によ
りミラーの係合部に対し摩擦抵抗を増減することで、容
易にミラーの傾斜軸を選択的に形成することができ、し
かも、構造も簡略なものとすることができる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の車両用バックミラー装置において、前記傾
斜規制手段は、前記保持部の中心を通る単数または複数
の直線上で前記ミラーの裏面部を支持する連結力増減手
段にて構成されていることを特徴とする。
【0022】この発明によれば、連結力増減手段にて保
持部の中心を通る単数または複数の直線上でミラーの裏
面部を選択的に連結力を増減して支持することで、保持
部の中心を通る単数または複数の直線上で選択的にミラ
ーの傾斜軸を形成することができ、上下左右の傾斜角度
を同時に調整することが可能となる。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の車両用バックミラー装置において、前記傾
斜規制手段は、前記ミラーの縁部と前記ミラーを収納す
るミラーハウジングの前記縁部対応部とを、前記保持部
の中心を通る単数または複数の直線上で連結、切離し可
能にする連結手段にて構成されていることを特徴とす
る。
【0024】この発明によれば、連結手段にて保持部の
中心を通る単数または複数の直線上でミラーの縁部とミ
ラーハウジングの縁部対応部とを選択的に連結、切離可
能にすることで、この連結手段によって選択的にミラー
の傾斜軸を形成することができ、この傾斜軸に沿って上
下左右の傾斜角度を同時に調整することが可能なる。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項1から請求
項5のいずれかに記載の車両用バックミラー装置におい
て、前記ミラーを対角線に沿って傾斜させ、かつ、水平
軸に沿って上下に傾斜させるための操作ボタンを有し、
前記操作ボタンは、ほぼ方形状とされ、前記ミラーの対
角傾斜軸に相応させて対角線で仕切ったほぼ三角形状を
なす2つの対角傾斜操作部を有すること、または、前記
2つの対角傾斜操作部及び上下位置に形成した上下傾斜
操作部とを有することを特徴とする。
【0026】この発明によれば、操作ボタンの対角線で
仕切ったほぼ三角形状をなす2つの対角傾斜操作部によ
って、ミラーの傾斜対角線に沿って上下左右の傾斜角度
を同時に調整することができ、または、同様に該2つの
対角傾斜操作部によって上下左右の傾斜角度を同時に調
整することができるとともに、上下位置に形成した上下
傾斜角度を調整することができ、ミラーの動きに相応し
た操作を行うことで、使用者の使用感覚を損なわずに操
作を行うことが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して説明する。
【0028】(第1の実施の形態)図1〜図13は、本
発明の車両用バックミラー装置を第1の実施の形態に係
る自動車のドアミラー装置に適用した状態を示す図であ
る。
【0029】このドアミラー装置は、図3に示すよう
に、ミラーハウジング10内にミラー12と、アクチュ
エータ14が収納されている。
【0030】ミラー12は、背面のミラーホルダ16に
よって保持されている。
【0031】ミラーホルダ16は、図1および図2にも
示すように、合成樹脂で形成されたもので、その中央部
に、背面側に突出する係合部としての半球軸部18が形
成され、この半球軸部18がアクチュエータ14に支持
されるようになっている。
【0032】この半球軸部18は、前後に貫通して形成
され、半球状の外面部20に相応した内面部22を有す
るものとされている。
【0033】また、ミラーホルダ16の背面部には、中
央部よりも外側の位置に、球状軸受24が背面側に開口
した状態で一体に凹設された状態となっており、この球
状軸受24を介してアクチュエータ14によりミラーホ
ルダ16が押引され、ミラー12が半球軸部18を中心
に傾動し得るようになっている。
【0034】アクチュエータ14は、ケース26と駆動
手段としての直流モータ28と、減速機構30と、押引
部材32と、傾斜規制手段としての摩擦抵抗増減手段3
4とから構成されている。
【0035】ケース26は、フロントケース26aと、
ミラーハウジング10に直接的に固定される(従来は金
属製のブラケットを介し固定された。即ち、ブラケット
を不要とした形態であり部品数及びスペース占有率が小
となる。)リヤケース26bとを組み合わせて構成され
ている。
【0036】フロントケースの半球軸部18対応位置に
は、半球軸部18の外面部20と相応した形状の半球軸
受部36が凹設され、この半球軸受部36内に半球軸部
18が挿入されるようになっている。
【0037】半球軸受部36の底面中央位置には支柱部
38がミラー側に突出する状態で一体に形成されてお
り、ほぼ半球状の押止部材40が挿通され、この押止部
材40を支柱部38の頭部に設けた板ばね42及びねじ
44半球軸受部36側に凹圧することで保持部58が形
成され、半球軸受部36と、押止部材40との間で半球
軸部18が挟まれた状態でケース26に保持された状態
となっており、この状態でミラーホルダ16及びミラー
12が基準面から全方向に傾動して角度可変に保持され
た状態となっている。
【0038】直流モータ28は、ケース26内に設けら
れ、この直流モータ28の出力軸46に減速機構30が
ケース26内で取付けられている。
【0039】減速機構30は、直流モータ28の出力軸
46に取付けられたウォームギヤ48と、このウォーム
ギヤ48と噛合するウォームホイ−ル50とから構成さ
れている。
【0040】ウォームホイ−ル50は、その中心がミラ
ーホルダ16の球状軸受24と相応する位置に設けら
れ、このウォームホイ−ル50のフロントケース26a
側の面に押引部材32と噛合する複数の爪体52を突出
形成している。
【0041】押引部材32は、ねじ部54と、このねじ
部54の先端に設けられた先端球状部56とから構成さ
れ、このねじ部54がフロントケース26aを貫通して
ウォームホイ−ル50の爪体52と噛合すると共に、先
端球状部56がミラーホルダ16の球状軸受24に保持
された状態となっている。
【0042】従って、直流モータ28の駆動により出力
軸46が正逆回転すると、ウォームギヤ48を介して、
減速された状態でウォームホイ−ル50が回転し、この
ウォームホイ−ル50の回転により、押引部材32のね
じ部54と噛合する爪体52が回転して、ねじ部54が
進退移動し、先端球状部56が球状軸受24を介し、ミ
ラーホルダ16に駆動力を伝達して、ミラーホルダ16
を押引し傾動させるようになっている。
【0043】摩擦抵抗増減手段34は、図5に示すよう
に、半球軸部18と半球軸受部36との摩擦抵抗力を増
減させることで、ミラー12の傾斜軸を選択的に形成す
るためのもので、保持部58の中心を通る2つの直線上
に上下傾斜軸X、対角傾斜軸Yの2つの傾斜軸を形成す
るようにしている。
【0044】これら上下傾斜軸X及び対角傾斜軸Yは、
保持部58及び押引部材32の中心を通る直線Z上とは
異なる保持部58の中心を通る直線上に形成され、押引
部材32による押引動作を確実に行えるようになってい
る。
【0045】また、この摩擦抵抗増減手段34は、4つ
の電磁石60a,60b,60c,60dと、4つの金
属プレート62a,62b,62c,62dとで構成さ
れ、上下傾斜軸X上に電磁石60bと金属プレート62
b及び電磁石60dと金属プレート62dがそれぞれ対
を成すように配設され、対角傾斜軸Y上に電磁石60a
と金属プレート62a及び電磁石60cと金属プレート
62cが対を成すように配設されている。
【0046】さらに、電磁石60a,60b,60c,
60dは、それぞれフロントケース26aの内部で半球
軸受部36の周囲に配設され、各金属プレート62a,
62b,62c,62dは、電磁石60a,60b,6
0c,60dと対向するミラーホルダ16の半球軸部1
8の外面部に嵌め込んで固定された状態となっている。
【0047】そして、電磁石60b及び60dを構成す
るコイル64b及び64dに通電すると、コア66b及
び66dが対を成す金属プレート62b及び62dを吸
引し、その吸引された位置での半球軸部18と半球軸受
部36との摩擦力が増加し、上下傾斜軸Xが形成され、
また、電磁石60a及び60cを構成するコイル64a
及び64cに通電すると、コア66a及び66cが対を
成す金属プレート62a及び62cを吸引し、その位置
での半球軸部18と半球軸受部36との摩擦力が増加
し、対角傾斜軸Yが形成されることとなる。
【0048】また、本願発明者が開発に先立ち、ユーザ
のアンケート調査を行ったところ、ドアミラーを動かす
のは、運転者が変わったときが過半数で、しかも、運転
者個々について好みの視野を確保するため、ドアミラー
の上下と左右の設定角度を調査すると、図4に示すよう
な分布状態が得られ、上下と左右の設定角度の間には相
関関係があり、そこから代表作動線Qを抽出すれば、ほ
とんどの人が視野確保に満足することが判明した。
【0049】そこで、例えば運転席側のドアミラーにお
いて、対角傾斜軸Yを、代表作動線Qに相応させて、ミ
ラー12の右上部と左下部の対角を結ぶ対角線上に設定
するようにしている。
【0050】また、前述のアンケートによると、車庫な
どへの駐車時にもドアミラーを動かしており、その時の
上下と左右の設定角度を見ると、図4の矢印に示すよう
に、通常走行時の設定角度からそのまま真下に動かして
いることが判明した。
【0051】そこで、上下傾斜軸Xを補助的に設けるこ
とで、すべての視野確保をワンアクションの簡単な操作
でほぼ瞬時に設定することが可能となる。
【0052】このような上下傾斜軸X及び対角傾斜軸Y
に沿ってミラー12の傾斜角度を調整する場合、使用者
の操作感覚を損なうことのないよう、ミラー12の動く
方向に合わせて、図6に示すように、対角傾斜軸に沿っ
て操作ボタン68の左側上部及び右側下部に対角傾斜軸
Yに沿って傾斜するミラー12の内側上向き用の対角傾
斜操作部A及び外側下向き用の対角傾斜操作部Bを設け
ると共に、中央上部に上向き用の上傾斜操作部Cと下向
き用の下傾斜操作部Dとを形成し、実際のミラー12の
操作感が得られるようにしている。
【0053】次に、操作ボタン68の対角傾斜操作部
A,B及び上下傾斜操作部C,Dと電磁石60a,60
b,60c,60d及び押引部材32との関係を図7を
中心に説明する。なお、図7において、電磁石のコイル
64a,64b,64c,64dは単に末尾の符号a,
b,c,dで示している。
【0054】まず、操作ボタン68の対角傾斜操作部A
を押すと、電磁石60a及び60cのコイル64a及び
64cに通電され、コア66a及び66cが金属プレー
ト62a及び62cを吸引し、その位置の半球軸部18
及び半球軸受部36の摩擦力が増加して対角傾斜軸Yが
選択され、かつ、直流モータ28が押引部材32を退動
方向に移動させるように通電されることとなる。
【0055】従って、ミラー12は、内側が上向きにな
るように上下左右の傾斜角度調整を同時に行うこととな
る。
【0056】また、操作ボタン68の対角傾斜操作部B
を押すと、電磁石60a及び60cのコイル64a及び
64cに通電され、コア66a及び66cが金属プレー
ト62a及び62cを吸引し、その位置の半球軸部18
及び半球軸受部36の摩擦力が増加して対角傾斜軸Yが
選択され、かつ、直流モータ28が押引部材32を進行
方向に移動させるように通電されることとなる。
【0057】従って、ミラー12は、外側が下向きにな
るように上下左右の傾斜角度調整を同時に行うこととな
る(図8参照)。
【0058】更に、この状態から、操作ボタン68の対
角傾斜操作部Aを押すと、そのまま初期の状態に戻るこ
ととなる。
【0059】次に、操作ボタン68の上下傾斜操作部D
を押すと、電磁石60b及び60dのコイル64b及び
64dに通電され、コア66b及び66dが金属プレー
ト62b及び62dを吸引し、その位置の半球軸部18
及び半球軸受部36の摩擦力が増加して上下傾斜軸Xが
選択され、かつ、直流モータ28が押引部材32を進行
方向に移動させるように通電させることとなる。
【0060】従って、ミラー12は、図9に示すよう
に、下向きに調整され、駐車時の角度に設定されること
となる。
【0061】そして、この状態から、操作ボタン68の
上下傾斜操作部Cを押すと、電磁石60b及び60dの
コイル64b及び64dに通電され、コア66b及び6
6dが金属プレート62b及び62dを吸引し、その位
置の半球軸部18及び半球軸受部36の摩擦力が増加し
て上下傾斜軸Xが選択され、かつ、直流モータ28が押
引部材32を退動方向に移動させるように通電されるこ
ととなる。
【0062】従って、ミラー12は、上向きに傾斜角度
調整を行い、通常走行時の設定角度に戻ることとなる。
【0063】以上の如く、対角傾斜軸Yによって、ミラ
ー12をすばやく所望の傾斜角度にもっていくことがで
きる。さらに、上下傾斜軸Xに基づきミラー12を上下
に移動させることによって、対角傾斜軸Yによって移動
した角度位置から僅かに異なる位置へと微妙な位置移動
が可能となる。また、当然、上下傾斜軸Xによって車庫
入れ時の大きな上下移動も迅速に行うことができる。
尚、対角傾斜軸Yだけであっても、十分所望の傾斜角度
は得られ、また、車庫入れ時においても、ミラーを上下
に操作する度合いは極少ないことを考慮すると、対角傾
斜軸Yだけを設定するものであっても良い。
【0064】図10は、摩擦抵抗増減手段の変形例を示
す図である。
【0065】この摩擦抵抗増減手段70は、4つの電磁
石60a,60b,60c,60d(60a,60cの
み図示)と対応する半球軸受部36位置にそれぞれ磁気
歪素子72a,72b,72c,72d(72a,72
cのみ図示)を嵌め込んで構成された状態となってい
る。
【0066】そして、電磁石60a,60cあるいは6
0b,60dに通電すると、磁界が発生し、磁気歪素子
72a,72cあるいは72b,72dが寸法変化し
て、例えば膨張することにより、対角傾斜位置あるいは
上下傾斜位置で摩擦抵抗を増大させ、対角傾斜軸Yある
いは上下傾斜軸Xの2つの傾斜軸を選択的に形成するよ
うになっている。
【0067】図11は、摩擦抵抗増減手段の更に他の変
形例を示す図である。
【0068】この摩擦抵抗増減手段74は、対角傾斜軸
Yまたは上下傾斜軸Xを形成する半球軸受部36内に、
それぞれ圧電素子76a,76b,76c,76d(7
6a,76cのみ図示)を嵌め込み、対角傾斜軸Yを形
成する圧電素子76a,76cまたは上下傾斜軸Xを形
成する圧電素子76b,76dにそれぞれ通電すること
により、圧電素子76a,76cまたは76b,76d
が寸法変化を起こし、例えば圧電素子76a,76cま
たは76b,76dが伸びて半球軸部18との間に摩擦
抵抗を増加させ、対角傾斜軸Yまたは上下傾斜軸Xを形
成し得るようになっている。
【0069】図12は、摩擦抵抗増減手段の更に他の変
形例を示す図である。
【0070】この摩擦抵抗増減手段78は、対角傾斜軸
Y及び上下傾斜軸Xを形成する半球軸受部36の対向位
置に、電圧をかけると寸法変化する樹脂部材80a,8
0b,80c,80d(80a,80cのみ図示)を嵌
め込み、この樹脂部材80a,80cまたは80b,8
0dに電圧をかけることにより、例えば樹脂部材を伸張
させ、半球軸部18との摩擦抵抗を増加させることによ
り、対角傾斜軸Yまたは上下傾斜軸Xを選択的に形成す
ることが出来るようになっている。
【0071】図13は、摩擦抵抗増減手段の更に他の変
形例を示す図である。
【0072】この摩擦抵抗増減手段82は、ミラーホル
ダ16の裏面中央位置に、半球軸部18にかえて、球状
軸部84を突出形成し、この球状軸部84の先端の球体
部86をフロントケース26a内に形成した軸受部88
の突起部88aにより保持し、この球状軸部84の軸部
90とフロントケース26aの貫通部との間をオイルシ
ール92にて封止し、軸受部88内に、電圧をかけるこ
とにより粘度変化する磁性流体または磁性粉体からなる
磁性体94を封入している。
【0073】そして、軸受部88の周囲で、対角傾斜軸
Y及び上下傾斜軸Xを形成する対向位置に、それぞれ電
極96a,96b,96c,96dを配設し、電極96
a,96cまたは96b,96dに通電して磁性体94
に電圧をかけると、対向する電極96a,96cまたは
96b,96dに挟まれた磁性体94の粘度が増加し、
磁性体94内に球体部86を挟む粘性の高い棒状部98
が形成され、対角傾斜軸Yまたは上下傾斜軸Xが選択的
に形成されることとなる。
【0074】(第2の実施の形態)図14〜図17は、
第2の実施の形態に係る自動車のドアミラー装置を示す
図である。
【0075】このドアミラー装置は、図1〜図9に示す
ドアミラー装置の傾斜規制手段としての摩擦抵抗増減手
段34に変えて、保持部58の中心を通る複数の直線上
で、ミラー12を保持するミラーホルダ16の裏面部を
連結力増減手段100にて支持するようにしている。
【0076】この連結力増減手段100は、4つの電磁
石102a,102b,102c,102dを用いて連
結力の増減が行われるようになっており、電磁石102
aおよび102cが対角傾斜軸Y上にそれぞれ対をなす
ように配設され、電磁石102bおよび102dが上下
傾斜軸X上にそれぞれ対をなすように配設されている。
【0077】具体的には、電磁石102a,102b,
102c,102dは、図15に示すように、ミラーホ
ルダ16の裏面に取り付け固定されたコア104a,1
04b,104c,104d上にコイル106a,10
6b,106c,106dが巻回され、このコア104
a,104b,104c,104dがフロントケース2
6aの凹部108内でスプリング110を介してフロン
トケース26aと連結され、また、凹部108内には金
属プレート112が配設された状態となっている。
【0078】そして、電磁石102a,102c又は1
02b,102dのコイル106a,106c又は10
6b,106dに通電することで、コア104a,10
4c,又は104b,104dが金属プレート112を
吸引して連結力が強化され、これによって、対角傾斜軸
Y又は上下傾斜軸Xが選択的に形成されることとなる。
【0079】図16は、連結力増減手段100の他の変
形例を示す図である。
【0080】この連結力増減手段114は、対角傾斜軸
Yおよび上下傾斜軸X上のフロントケース26aの凹部
108内対をなして配設した電磁石116a,116c
および116b,116dと各電磁石配設位置と対応す
るミラーホルダ16位置にスプリング118を介して取
り付けた永久磁石120とで構成され、電磁石116
a,116c又は116b,116dのコイル122
a,122c又は122b,122dに通電すること
で、電磁石116a,116c又は116b,116d
と永久磁石120とを吸着させることにより、連結力を
強化して、対角傾斜軸Y又は上下傾斜軸Xを選択的に形
成するようにしている。
【0081】図17は、連結力増減手段のさらに他の変
形例を示す図である。
【0082】この連結力増減手段124は、対角傾斜軸
Yおよび上下傾斜軸X上のフロントケースに形成した凹
部108内と対応位置のミラーホルダ16の裏面等を形
状記憶スプリング126a,126cおよび126b,
126dにて連結し、形状記憶スプリング126a,1
26c又は126b,126dの内側のヒータ127に
通電することにより、たとえば形状記憶スプリング12
6a,126c又は126b,126dを収縮させて連
結力を強めることで対角傾斜軸Y又は上下傾斜軸Xを選
択的に形成するようにしている。
【0083】この第2の実施の形態における他の構成お
よび作用は、前記第1の実施の形態と同様につき説明を
省略する。
【0084】(第3の実施の形態)図18は、第3の実
施の形態に係る自動車のドアミラー装置を示す図であ
る。
【0085】このドアミラー装置では、第2の実施の形
態における傾斜規制手段としての連結力増減手段に変え
て、ミラー12を保持するミラーホルダ16の縁部と、
ミラー12を収納するミラーハウジング10の縁部対応
部とを、保持部58の中心を通る複数の直線上で連結、
切り放し可能にする連結手段130にてを用いている。
【0086】この連結手段130は、対角傾斜軸Yおよ
び上下傾斜軸X上に位置するミラーホルダ16の縁部に
ミラーハウジング10側に出入可能に設けた4つの係合
突起132a,132cおよび132b,132dと、
これら係合突起132a,132cおよび132b,1
32dと対応するミラーハウジング10の縁部に形成し
た係合孔134a,134cおよび134b,134d
とで構成されている。
【0087】なお、係合突起132a,132cは、上
下方向に出入可能とされ、係合突起132b,132d
は水平方向に出入可能とされている。また、これら係合
突起132a,132cおよび132b,132dは、
電磁石等任意の駆動手段により出入可能とされている。
さらに、係合孔134a,134b,134c,134
dは、係合突起132a,132cが前後方向に若干ス
ライドできるように、大きめに形成されている。
【0088】そして、係合突起132a,132c又は
132b,132dを選択的に出入させることにより、
係合孔134a,134c又は134b,134dに係
合させ、この係合する係合突起132a,132c又は
132b,132dによって対角傾斜軸Y又は上下傾斜
軸Xを選択的に形成できるようにしている。
【0089】他の構成および作用は、前記各実施の形態
と同様につき説明を省略する。
【0090】(第4の実施の形態)図19は、第4の実
施の形態に係る自動車用ドアミラー装置の操作ボタンを
示す図である。
【0091】この操作ボタン140は、ミラー12を対
角線に沿って傾斜させ、かつ、水平軸に沿って上下に傾
斜させるためのもので、ほぼ方形状に形成され、ミラー
12の対角傾斜軸Yに相応させた対角線142で仕切っ
たほぼ三角形状をなす2つの対角傾斜操作部144,1
46を形成している。
【0092】また、操作ボタン140の中央上部に上向
き用の上傾斜操作部148,中央下部に下向き用の下傾
斜操作部150を形成している。
【0093】そして、左側上部の対角傾斜操作部144
を押すことにより、ミラー12を対角傾斜軸Yに沿って
内側上向きに傾斜させ、右側下部の対角傾斜操作部14
6を押すことによって、ミラー12を外側下向きに傾斜
させ、さらに上傾斜操作部148を押すことによって、
上下傾斜軸Xに沿ってミラー12を上方に傾斜させ、下
傾斜操作部150を押すことによって、ミラー12を下
向きに傾斜させるようにしている。
【0094】したがって、実際のミラー12の動きと操
作ボタン140の操作が一致し、実際のミラー12の動
きに相応した操作感が得られるようになっている。
【0095】なお、この場合の傾斜規制手段としては第
1〜第3の実施の形態の傾斜規制手段を採用することが
できる。
【0096】他の構成および作用は、前記各実施の形態
と同様につき、説明を省略する。
【0097】本発明は、前記各実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の実
施の形態に変形可能である。
【0098】たとえば、前記各実施の形態においては、
運転席側のドアミラーについて説明したが、この例に限
らず、助手席側のドアミラーにも適用することができ、
また、フェンダーミラーやルームミラーに適応すること
も可能である。
【0099】また、第1および第2の実施の形態におけ
る摩擦抵抗増減手段あるいは連結力増減手段は、押しつ
け力又は、引っ張り力のいずれによって摩擦抵抗や連結
力を増減するものであってもよく、前記実施の形態にお
いて説明した状態に限定されるものではない。
【0100】さらに、第3の実施の形態における係合突
起および係合孔はそれぞれミラーホルダおよびミラーハ
ウジングの互いに逆側に取り付けられるようにすること
も可能である。
【0101】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用バックミラー装置を第1の実施
例の形態に係る自動車のドアミラー装置に用いた状態を
示す要部分解斜視図である。
【図2】図1の組立状態を示す部分破断斜視図である。
【図3】図1及び図2のドアミラー装置の縦断面図であ
る。
【図4】運転者の好みの視野を確保するためのドアミラ
ーの上下角度と左右角度の相関関係を示す特性図であ
る。
【図5】傾斜規制手段と押引部材との関係を示す説明図
である。
【図6】図5の傾斜規制手段と押引部材の操作を行うた
めの操作ボタンを示す正面図である。
【図7】図6の操作ボタンのスイッチと図5の傾斜規制
手段及び押引部材の操作状態によりミラーの動く方向を
示す図表である。
【図8】図7の操作状態により駆動されるドアミラーの
対角傾斜状態を示す斜視図である。
【図9】図8の状態から上下傾斜状態に切換えた状態を
示すドアミラーの斜視図である。
【図10】第1の実施の形態における傾斜規制手段の他
の変形例を示す部分断面図である。
【図11】第1の実施の形態における傾斜規制手段の他
の変形例を示す部分断面図である。
【図12】第1の実施の形態における傾斜規制手段のさ
らに他の変形例を示す部分断面図である。
【図13】第1の実施の形態における傾斜規制手段のさ
らに他の変形例を示す部分断面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係るドアミラー
装置を示す斜視図である。
【図15】図14のドアミラー装置における傾斜規制手
段を示す部分断面図である。
【図16】第2の実施の形態における傾斜規制手段の変
形例を示す部分断面図ある。
【図17】第2の実施の形態における傾斜規制手段の他
の変形例を示す部分断面図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態に係るドアミラー
装置を示す斜視図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態に係るドアミラー
装置の操作ボタンの変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
10 ミラーハウジング 12 ミラー 14 アクチュエータ 16 ミラーホルダ 18 半球軸部 20 外面部 22 内面部 24 球状軸受 26 ケース 26a フロントケース 26b リヤケース 28 直流モータ 30 減速機構 32 押印部材 34,70,74,78,82 摩擦抵抗増減手段 36 半球軸受部 38 支柱部 40 押止部材 42 板ばね 44 ねじ 46 出力軸 48 ウォームギア 50 ウォームホイール 52 爪体 54 ねじ部 56 先端球状部 58 保持部 60a,60b,60c,60d,102a,102
b,102c,102d,116a,116b,116
c,116d 電磁石 62a,62b,62c,62d,112 金属プレー
ト 64a,64b,64c,64d,106a,106
b,106c,106d,122a,122b,122
c,122d コイル 66a,66b,66c,66d,104a,104
b,104c,104dコア 68,140 操作ボタン 72a,72b,72c,72d 磁気歪素子 76a,76b,76c,76d 圧電素子 80a,80b,80c,80d 樹脂部材 84 球状軸部 86 球体部 88 軸受部 90 軸部 92 オイルシール 94 磁性体 96a,96b,96c,96d 電極 98 棒状部 100,114,124 連結力増減手段 108 凹部 110,118 スプリング 120 永久磁石 127 ヒータ 126a,126b,126c,126d 形状記憶ス
プリング 130 連結手段 132a,132b,132c,132d 係合突起 134a,134b,134c,134d 係合孔 142 対角線 144,146,A,B 対角傾斜操作部 148,C 上傾斜操作部 150,D 下傾斜操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に係合部を有するミラーと、 前記ミラーの係合部と係合して前記ミラーを基準面から
    全方向に傾動して角度を変化可能に保持するミラー保持
    部と、 前記ミラーの裏面と回転可能に係合し、進退動により前
    記ミラーを押引する押引部材と、 前記押引部材を進退駆動させる駆動手段と、 前記保持部および押引部材の中心を通る直線上とは異な
    る前記保持部の中心を通る単数または複数の直線上に前
    記ミラーの傾斜軸を選択的に形成する傾斜規制手段と、 を備えることを特徴とする車両用バックミラー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用バックミラー装置
    において、 前記ミラーの傾斜軸の少なくとも1つを水平方向または
    鉛直方向より傾斜する使用頻度の高いミラーの傾斜軸に
    適合させて設定したことを特徴とする車両用バックミラ
    ー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の車両用バ
    ックミラー装置において、 前記傾斜規制手段は、前記保持部の中心を通る単数また
    は複数の直線上に設けられて前記ミラーの係合部に対し
    摩擦抵抗を増減する摩擦抵抗増減手段にて構成されるこ
    とを特徴とする車両用バックミラー装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の車両用バ
    ックミラー装置において、 前記傾斜規制手段は、前記保持部の中心を通る単数また
    は複数の直線上で前記ミラーの裏面部を支持する連結力
    増減手段にて構成されていることを特徴とする車両用バ
    ックミラー装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の車両用バ
    ックミラー装置において、 前記傾斜規制手段は、前記ミラーの縁部と前記ミラーを
    収納するミラーハウジングの前記縁部対応部とを、前記
    保持部の中心を通る単数または複数の直線上で連結、切
    離し可能にする連結手段にて構成されていることを特徴
    とする車両用バックミラー装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の車両用バックミラー装置において、 前記ミラーを対角線に沿って傾斜させ、かつ、水平軸に
    沿って上下に傾斜させるための操作ボタンを有し、 前記操作ボタンは、ほぼ方形状とされ、前記ミラーの対
    角傾斜軸に相応させて対角線で仕切ったほぼ三角形状を
    なす2つの対角傾斜操作部を有すること、または、前記
    2つの対角傾斜操作部及び上下位置に形成した上下傾斜
    操作部とを有することを特徴とする車両用バックミラー
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1153794A3 (en) * 2000-05-12 2003-11-19 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Mirror surface angle adjusting device
KR100427334B1 (ko) * 2001-09-24 2004-04-14 현대자동차주식회사 자동차용 메모리 인사이드 미러
JP2016002878A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 株式会社東海理化電機製作所 車両用ミラー装置

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