JPH09163666A - 小型電動機 - Google Patents

小型電動機

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JPH09163666A
JPH09163666A JP32017295A JP32017295A JPH09163666A JP H09163666 A JPH09163666 A JP H09163666A JP 32017295 A JP32017295 A JP 32017295A JP 32017295 A JP32017295 A JP 32017295A JP H09163666 A JPH09163666 A JP H09163666A
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JP
Japan
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shaft
ball bearing
electric motor
rotor
swells
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Pending
Application number
JP32017295A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunekazu Nakagawa
恒和 中川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玉軸受を使用した小型電動機において、玉軸
受の位置決めを容易に精度よく行なうとともに、安価な
小型電動機を提供することを目的とする。 【解決手段】 ストレート軸4に加圧によるドーナツ状
の盛り上がり部4aを形成して玉軸受3の位置決めとし
たもので非常に安価で、かつ容易に玉軸受3の位置決め
を精度よく行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家電機器をはじめ産
業用などに用いられる玉軸受を使用した小型電動機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、玉軸受を使用した小型電動機
は一般に長寿命電動機として重要視され、数多く使用さ
れている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の玉軸受を
使用した小型電動機(以下電動機と称す)について説明
する。
【0004】図5は従来の段付軸と玉軸受を使用した電
動機の回転子の半断面図、図6は従来のストレート軸と
玉軸受を使用した電動機の回転子の半断面図、図7は図
6のストレート軸の止め輪挿入部の詳細図である。
【0005】図5において、6は段付軸で回転子2を固
着している。3は玉軸受で段付軸6を支持している。こ
の玉軸受3は段付軸6の軸段部6aで位置決めされてい
る。
【0006】また図6,図7において、7はストレート
軸で回転子2を固着している。3は玉軸受でストレート
軸7を支持している。この玉軸受3はストレート軸7の
溝部7aに挿入された止め輪8により位置決めされてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし図5のような構
成では、段付軸6に玉軸受3の位置決め用の軸段部6a
を作るため、径の太い軸材料を使用しなければならな
い。また、切削加工においても軸段部6aを設けるため
加工時間が長時間必要となる。
【0008】さらに、研削も通し研削(センターレスス
ルー研磨)ができないなど材料や加工費が高くついてい
た。
【0009】また図6のような構成では、ストレート軸
のため玉軸受3の位置決めをするのに軸7に溝加工を施
し、溝部7aに止め輪8を挿入しなければならず、止め
輪8の費用や挿入費が高くついていた。
【0010】上記のように、玉軸受の位置決めに段付軸
やストレート軸に止め輪を挿入したものはコスト高にな
るという問題点を有していた。
【0011】本発明は上記問題点に鑑み、玉軸受を容易
に位置決めできる安価な電動機を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の電動機は、ストレート軸の円周上に加圧による
ドーナツ状の盛り上がり部を設けた構成としたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の玉
軸受を使用した電動機について、図面を参照しながら説
明する。
【0014】図1,図2,図3,図4は本発明の一実施
の形態を示すものであり、図において1は電動機の鉄
心、2は回転子で全長にわたり同一径のストレートな軸
4に固着されている。3は玉軸受で軸4を支持してい
る。軸4には加圧による複数のドーナツ状の盛り上がり
部4aを形成し、玉軸受3の位置決めをしている。
【0015】なお、ドーナツ状の盛り上がり部4aは円
錐形の刃で加圧により行なうため、非常に簡単な加工で
精度よく玉軸受の位置決めができる。
【0016】以上のように本実施の形態によれば、スト
レート軸4に加圧によるドーナツ状の盛り上がり部4a
を形成することにより、精度よく玉軸受3の位置決めを
することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、コストの高い段
付軸や止め輪などの部品を使用しなくても軸の円周上に
加圧によるドーナツ状の盛り上がり部を形成することに
より、玉軸受の位置決めを容易にかつ精度よく行なうこ
とができ、安価な電動機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における玉軸受を使用し
た電動機の断面図
【図2】本発明の一実施の形態における玉軸受を使用し
た電動機の玉軸受の位置決め部の部分拡大図
【図3】同実施の形態の電動機における玉軸受挿入前の
回転軸を矢印Aから見た図
【図4】同回転軸を矢印Bから見た図
【図5】従来の段付軸と玉軸受を使用した電動機の回転
子の半断面図
【図6】従来のストレート軸と玉軸受を使用した電動機
の回転子の半断面図
【図7】従来のストレート軸と玉軸受を使用した電動機
の回転子のストレート軸の止め輪挿入部詳細図
【符号の説明】
1 鉄心 2 回転子 3 玉軸受 4 軸 4a 盛り上がり部 6 段付軸 6a 軸段部 7 軸 7a 溝部 8 止め輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子を固着した軸と、この軸を支持する
    玉軸受とをそなえ、前記軸に加圧による複数のドーナツ
    状の盛り上がり部を成形し、この盛り上がり部を玉軸受
    の位置決めとした小型電動機。
JP32017295A 1995-12-08 1995-12-08 小型電動機 Pending JPH09163666A (ja)

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