JPH09162855A - シリアル・データ受信方式 - Google Patents

シリアル・データ受信方式

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JPH09162855A
JPH09162855A JP7324167A JP32416795A JPH09162855A JP H09162855 A JPH09162855 A JP H09162855A JP 7324167 A JP7324167 A JP 7324167A JP 32416795 A JP32416795 A JP 32416795A JP H09162855 A JPH09162855 A JP H09162855A
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JP
Japan
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data
frame synchronization
shift register
synchronization pattern
bits
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Withdrawn
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JP7324167A
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Inventor
Ikuo Hasebe
生男 長谷部
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先頭にフレーム同期パターンを有するシリアル
・データの受信方式に関し、フレーム同期パターンの誤
検出時に、伝送されるデータの損失を極力少なくするこ
とを目的とする。 【解決手段】先頭に付加されたフレーム同期パターンと
後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリアル・
データを受信する回路において、フレーム同期検定手段
1によって、フレーム同期パターンの検定を常時行な
い、2つ以上のデータ格納手段2を備えて、フレーム同
期検定手段1において、検定通過したフレーム同期パタ
ーン以降の、データ本体に対応するビット数のデータを
格納する2つ以上のデータ格納手段2とを備え、各デー
タ格納手段に格納されたデータから選択してデータ本体
を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアル・データ
の受信方式に関し、特にフレーム同期パターンの誤検出
に基づくデータの損失を最小限にすることが可能な、シ
リアル・データ受信方式に関するものである。
【0002】AVM(Automatic Vehicle Monitorimg S
ystem )システムやMCA(MultiChannel Access)シ
ステム等に代表される、有線/無線回線等を利用した単
一のデータ通信路における、双方向/単方向のシリアル
・データ通信システムにおいては、回線の影響によって
データ誤りが発生することが多い。
【0003】このようなデータ誤りが発生しやすい通信
システムにおいては、フレーム同期パターンの誤検出時
にも、伝送されるデータの損失をなるべく少なくできる
ことが必要である。
【0004】
【従来の技術】AVMシステム等のような、アナログ無
線回線を利用してデータ通信を行なうシステムにおいて
は、アナログPLL回路によって構成されたモデム・チ
ップを用い、MSK(Minimum Shift Keying)サブ・キ
ャリアの変調方式によって、シリアル・データ通信シス
テムが実現されている。
【0005】この場合、モデム・チップの復調出力に
は、復調データとこれをラッチするためのタイミング・
パルスが出力されていて、データ受信に際しては、この
タイミング・パルスによって復調データをラッチして、
1 ビットの復調データを取得するようになっている。
【0006】このようなシリアル・データ通信において
は、送信側において送信データの先頭部分に、特定のビ
ット・パターンが配置される。これは、受信に際して、
データの先頭部分に配置されたこの特定のビット・パタ
ーンを検出することによって、検出以降の受信データ
を、受信すべきデータ本体として認識し、受入れ態勢に
入るためである。以下においては、この先頭に配置され
る特定のビット・パターンをフレーム同期パターンと呼
ぶ。
【0007】図18は、シリアル・データのフレーム・
フォーマットを示したものであって、先頭に15ビット
からなるフレーム同期パターン($09AF)があり、
その後に、200ビットからなる、誤り訂正符号の検査
ビットを含むデータ本体が送出されることが示されてい
る。
【0008】図19は、従来のシリアル・データの受信
回路の構成を示したものである。以下、この回路の動作
を説明する。
【0009】図19において、通常は、切り替えスイッ
チ15をフレーム検定側にして、フレーム同期パターン
の検定を1ビット受信ごとに実行する。すなわち、モデ
ム復調データにおいて、受信データを1ビット取得する
と、15ビットからなるシフト・レジスタ11を1ビッ
ト左シフトするとともに、受信した1ビットをシフト・
レジスタ11の最下位ビットに送り込む。
【0010】次に規定のフレーム同期パターン12との
排他的論理和(EX−OR)を計算して、計算結果を1
5ビットのシフト・レジスタ13にセットし、シフト・
レジスタ13における“1”のビット数が1ビット以下
であるか否かの判定を、2ビットのカウンタ14を用い
て行なう。カウンタ14のカウント値≦1、すなわち、
フレーム同期パターンとの相違ビットが、1個以下であ
れば、フレーム同期パターンを受信したものとみなし
て、切り替えスイッチ15をデータ取り込み側にして、
以降の200ビットをデータとして、200ビットのシ
フト・レジスタからなるバッファ16に順次取得する。
【0011】全データ・ビット(200ビット)取り込
んだ後、図示されないデータ処理回路との間で受信デー
タのリード/ライトを行なって、CPU等による処理に
よって、受信データの復号化,CRC判定の後、受信デ
ータをシステムの仕様に則って処理する。
【0012】ここでフレーム同期パターンとの相違を特
定ビット数許容するのは、有線/無線回線を利用した通
信システムでは、回線の影響によって、データ誤りが発
生しやすいためである。この場合、データ本体部には、
誤り訂正符号を付加することによる救済手段を施してい
るが、データ誤りの発生は、フレーム同期パターンに対
しても起こり得るので、上例においては、このような誤
りを1ビット許容している。
【0013】もしも、フレーム同期パターンの誤りを全
く許容しないとすれば、データ本体が誤り訂正符号によ
って復元可能な状況下でも、フレーム同期パターンのビ
ット誤りに基づいて、復元可能なデータの本体部を廃棄
してしまう事態が発生することとなって、却って好まし
くない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図19に示された例の
場合について考えると、フレーム同期パターンは15ビ
ットであるから、ノイズによって偶然、同期パターンが
受信される確率は、1ビットのビット誤りを許容した場
合、 16/215=16/32768=1/2048 となって、2048回に1回は、偶然、フレーム同期パ
ターンが受信されることになる。
【0015】ここで、前述のフレーム同期パターンの一
致判定は、1ビット取得ごとに行なわれることから、デ
ータの伝送速度(復調速度)を2400bps とすると、
1秒間に2400回行なわれる。
【0016】前述のように2048回に1回は、ノイズ
に基づいて、フレーム同期パターンが発生するので、そ
の発生頻度は、 2048/2400≒0.9 すなわち、確率的には、0.9秒に1回、フレーム同期
パターンの誤検出が生じることになる。
【0017】ここで、ノイズに基づくフレーム同期パタ
ーンであるか、正規のフレーム同期パターンであるかに
かかわらず、フレーム同期パターンを受信すると、20
0ビットのデータビットを取得する。200ビットのデ
ータビットを取得するのに要する時間は、データの伝送
速度(復調速度)が2400bps であるから、 200×1/2400=82(ms) となる。そして、この期間は、受信データの取り込みに
費やされるため、フレーム同期パターンの判定は行なわ
れない。
【0018】すなわち、0.9秒に1回、偶然、フレー
ム同期パターンが発生することによって、正規のデータ
を受信できる状態であっても、82msの期間は、フレー
ム同期パターンの判定が行なわれないため、受信不能と
なる。
【0019】これに対して、従来は、MSKサブ・キャ
リアの周波数成分を検出するフィルタを用いたMSKサ
ブ・キャリア検出回路を別途用意して、フレーム同期検
知信号と、MSKサブ・キャリア検出信号のアンド条件
によって、データ受信ラインをフレーム検定側からデー
タ取り込み側に切り替えることによって、このような不
都合を回避するようにしていた。
【0020】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、フレーム同期検定を常時
行なうようにして、検定通過ごとに、以降の受信データ
本体を複数のバッファに格納することによって、ノイズ
等に基づいて偶然発生したフレーム同期パターンの影響
を回避し、従って、前述のMSKサブ・キャリア検出回
路の付加を不要にすることを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】従来技術での問題点は、
データ本体の受信動作時に、フレーム同期検定を行なわ
ないために生じるものであった。本発明においては、フ
レーム同期検定を常時行なうこととし、検定通過ごと
に、以降の受信データを複数のバッファに格納し、これ
から選択して受信することによって、ノイズ等に基づい
て偶然発生したフレーム同期パターンの影響を回避す
る。以下、本発明の課題を解決するための手段を列挙す
る。
【0022】(1) 図1は、本発明の原理的構成を示した
ものである。本発明は、先頭に付加されたフレーム同期
パターンと後続の所定ビット数のデータ本体とからなる
シリアル・データを受信する回路において、フレーム同
期パターンの検定を常時行なうフレーム同期検定手段1
と、検定通過したフレーム同期パターン以降のデータ本
体に対応するビット数のデータをデータ本体として格納
する2つ以上のデータ格納手段2とを備え、各データ格
納手段に格納されたデータから選択してデータ本体を受
信するものである。
【0023】(2) 先頭に付加されたフレーム同期パター
ンと後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリア
ル・データを受信する回路において、受信データを順次
シリアルに格納するフレーム同期パターンとデータ本体
との総ビット数に相当するビット長の第1のシフト・レ
ジスタ21と、シフト・レジスタ21における先頭の所
定ビット数を所定のフレーム同期パターンと並列に比較
した結果を格納する第2のシフト・レジスタ13と、第
2のシフト・レジスタ13における比較結果の不一致を
示すビット数を計数するカウンタ14と、カウンタ14
の計数値が所定値以下のとき第1のシフト・レジスタ2
1におけるフレーム同期パターン以降のデータを格納す
る複数のバッファ231 〜23n と、データを格納すべ
きバッファを選択するとともに、選択されたバッファに
対するデータの転送処理を行なう転送制御回路22とを
備え、複数のバッファ231 〜23n に格納されたデー
タから選択してデータ本体を受信する。
【0024】(3) 先頭に付加されたフレーム同期パター
ンと後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリア
ル・データを受信する回路において、受信データを順次
シリアルに格納するフレーム同期パターンとデータ本体
との総ビット数に相当するビット長のシフト・レジスタ
と、このシフト・レジスタにおける先頭の所定ビット数
のデータがフレーム同期パターンと判定されたときフレ
ーム同期パターン以降の部分を格納するための複数のバ
ッファとをマイクロプロセッサ・システムのRAM上に
設け、シフト・レジスタのシフト動作と、シフト・レジ
スタに格納されたデータにおけるフレーム同期検定の処
理と、フレーム同期検定通過時シフト・レジスタに格納
されているフレーム同期パターン以降の部分の複数のバ
ッファのいずれかへの転送と、バッファの選択の処理と
をマイクロプロセッサ・システムのCPUの制御によっ
て行ない、この複数のバッファに格納されたデータから
選択してデータ本体を受信する。
【0025】(4) 先頭に付加されたフレーム同期パター
ンと後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリア
ル・データを受信する回路において、受信データを順次
シリアルに格納するフレーム同期パターンとデータ本体
との総ビット数に相当するビット長の第1のシフト・レ
ジスタ21と、シフト・レジスタ21における先頭の所
定ビット数を所定のフレーム同期パターンと並列に比較
した結果を格納する第2のシフト・レジスタ13と、第
2のシフト・レジスタ13における比較結果の不一致を
示すビット数を計数するカウンタ14と、カウンタ14
の計数値が所定値以下のとき第1のシフト・レジスタ2
1におけるフレーム同期パターン以降のデータを格納す
るバッファ23と、バッファ23に対するデータの転送
処理を行なう転送制御回路22とを備え、このバッファ
23に格納されたデータによってデータ本体を受信す
る。
【0026】(5) 先頭に付加されたフレーム同期パター
ンと後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリア
ル・データを受信する回路において、受信データを順次
シリアルに格納するフレーム同期パターンとデータ本体
との総ビット数に相当するビット長のシフト・レジスタ
と、このシフト・レジスタにおける先頭の所定ビット数
のデータがフレーム同期パターンと判定されたときフレ
ーム同期パターン以降の部分を格納するためのバッファ
とをマイクロプロセッサ・システムのRAM上に設け、
シフト・レジスタのシフト動作と、シフト・レジスタに
格納されたデータにおけるフレーム同期検定の処理と、
フレーム同期検定通過時シフト・レジスタに格納されて
いるフレーム同期パターン以降のデータのバッファへの
転送の処理とをマイクロプロセッサ・システムのCPU
の制御によって行ない、このバッファに格納されたデー
タによってデータ本体を受信する。
【0027】(6) 先頭に付加されたフレーム同期パター
ンと後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリア
ル・データを受信する回路において、受信データを順次
シリアルに格納するフレーム同期パターンに相当するビ
ット長の第1のシフト・レジスタ11と、シフト・レジ
スタ11の内容を所定のフレーム同期パターンと並列に
比較した結果を格納する第2のシフト・レジスタ13
と、第2のシフト・レジスタ13における比較結果の不
一致を示すビット数を計数するカウンタ14と、カウン
タ14の計数値が所定値以下のときオンに制御されるス
イッチ251 〜25n を経てデータ本体に対応するビッ
ト数の受信データを格納する複数のバッファ231 〜2
n と、スイッチ251 〜25n のオン, オフを制御す
るとともに、選択されたスイッチにおける所定ビット数
のデータの転送処理を行なうスイッチ制御回路24とを
備え、この複数のバッファ231 〜23n に格納された
データから選択してデータ本体を受信する。
【0028】(7) 先頭に付加されたフレーム同期パター
ンと後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリア
ル・データを受信する回路において、受信データを順次
シリアルに格納するフレーム同期パターンに相当するビ
ット長のシフト・レジスタと、このシフト・レジスタに
おけるデータがフレーム同期パターンと判定されたとき
データ本体に対応するビット数の受信データを格納する
ための複数のバッファとをマイクロプロセッサ・システ
ムのRAM上に設け、シフト・レジスタのシフト動作
と、このシフト・レジスタに格納されたデータにおける
フレーム同期検定の処理と、フレーム同期検定通過時所
定ビット数のデータの複数のバッファのいずれかへの転
送と、バッファの選択の処理とをマイクロプロセッサ・
シリアルのCPUの制御によって行ない、この複数のバ
ッファに格納されたデータから選択してデータ本体を受
信する。
【0029】(8) 先頭に付加されたフレーム同期パター
ンと後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリア
ル・データを受信する回路において、受信データを順次
シリアルに格納するフレーム同期パターンに相当するビ
ット長の第1のシフト・レジスタ11と、シフト・レジ
スタ11の内容を所定のフレーム同期パターンと並列に
比較した結果を格納する第2のシフト・レジスタ13
と、第2のシフト・レジスタ13における比較結果の不
一致を示すビット数を計数するカウンタ14と、カウン
タ14の計数値が所定値以下のとき切り換えられる切り
替えスイッチ15を経てデータ本体に対応するビット数
の受信データを格納するバッファ16とを有する処理回
路を複数組備えるとともに、いずれかの処理回路におけ
るフレーム同期検定通過時、いずれかの空き処理回路を
フレーム同期検定状態に移行させる切り替え制御回路2
6を備え、この複数の処理回路のバッファ16に格納さ
れたデータから選択してデータ本体を受信する。
【0030】(9) 先頭に付加されたフレーム同期パター
ンと後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリア
ル・データを受信する回路において、受信データを順次
シリアルに格納するフレーム同期パターンに相当するビ
ット長のシフト・レジスタと、このシフト・レジスタに
おけるデータがフレーム同期パターンと判定されたとき
データ本体に対応するビット数の受信データを格納する
ためのバッファとを複数組マイクロプロセッサ・システ
ムのRAM上に設け、いずれかのシフト・レジスタのシ
フト動作と、このシフト・レジスタに格納されたデータ
におけるフレーム同期検定の処理と、受信ラインをフレ
ーム検定開始時いずれかの空きシフト・レジスタに接続
し、フレーム同期検定通過時対応するバッファに接続す
る切り替え処理とをマイクロプロセッサ・シリアルのC
PUの制御によって行ない、この複数のバッファに格納
されたデータから選択してデータ本体を受信する。
【0031】このように本発明においては、フレームの
先頭にフレーム同期パターンを有するシリアル・データ
の受信方式において、フレーム同期を常時行なう受信方
式を採用したので、フレーム同期検定を一時停止するこ
とによって生じる受信不能状態の発生を防止することが
可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態(1) を説
明する。この実施形態は、フレーム同期パターンとデー
タ本体の総ビット数に相当するシフト・レジスタを用意
して、先頭のフレーム同期パターン相当ビット数につい
てフレーム同期検定を行ない、検定通過ごとに、すでに
シフト・レジスタ内に取得ずみの受信データ本体を、複
数のバッファに格納して、順次、処理を行なうものであ
る。なお、ここで、フレーム同期検定は、バッファに格
納された受信データの処理中も実施されているものとす
る。
【0033】バッファに取り込まれたデータに対して
は、送信側において付加された、誤り訂正符号からなる
冗長データによって誤り訂正を行ない、CRC等の検査
ビットによって誤りの有無を判定する。これらの処理は
送信側において、所定量の伝送データを単位として行な
われているため、ノイズ等によって偶然発生したフレー
ム同期パターンによって、バッファに取り込まれた受信
データを検出することができるので、このようなデータ
は破棄される。
【0034】図2は、本発明の実施形態(1) の実現回路
を例示するものであって、図19の場合と同じものを同
じ番号で示している。以下、この回路の動作を説明す
る。
【0035】図2において、フレーム同期パターンの検
定を1ビット受信ごとに実行する。すなわち、モデム復
調データにおいて、受信データを1ビット取得すると、
215ビットからなるシフト・レジスタ21を1ビット
左シフトするとともに、受信した1ビットをシフト・レ
ジスタ21の最下位ビットに送り込む。
【0036】次に、シフト・レジスタ21の先頭の15
ビットと、規定のフレーム同期パターン12との排他的
論理和(EX−OR)を計算して、計算結果を15ビッ
トのシフト・レジスタ13にセットし、シフト・レジス
タ13における“1”のビット数が1ビット以下である
か否かの判定を、2ビットのカウンタ14を用いて行な
う。カウンタ14のカウント値≦1、すなわち、フレー
ム同期パターンとの相違ビットが、1個以下であれば、
フレーム同期パターンを受信したものとみなして、転送
先バッファの選択と転送処理の実行とを行なう転送制御
回路22を経て、200ビットのデータ本体を、231
〜23n で示す、複数個のデータ格納および処理用の2
00ビットのシフト・レジスタからなる、バッファ1〜
バッファnのうちの空きバッファに転送する。
【0037】図示されないデータ処理回路は、転送され
たバッファとの間で、受信データのリード/ライトを行
なって、CPU等による処理によって、受信データの復
号化,CRC判定の後、受信データをシステムの仕様に
則って処理する。
【0038】この際、転送されたバッファ内において、
データ処理中はデータの転送を行なわない。データ処理
終了後は、このバッファは空きバッファとして、必要に
応じて再使用する。なお、フレーム検定は、1ビット受
信ごとに常時行ない、停止させない。
【0039】次に、本発明の実施形態(2) を説明する。
この実施形態は、実施形態(1) と同様の処理を、中央処
理装置(CPU)の処理によって行なうものである。す
なわち、フレーム同期パターンとデータ本体の総ビット
数に相当するシフト・レジスタレジスタ(図2のシフト
・レジスタ21)と、検定通過ごとに既に取得ずみの受
信データ本体を格納するための複数のバッファ(図2の
バッファ231 〜23 n )をマイクロプロセッサ・シス
テムのRAM上に設け、シフト・レジスタのシフト動
作,フレーム同期検定,検定通過ごとのバッファ転送
を、マイクロプロセッサ・システムのCPUの制御のも
とに行なう。
【0040】図3は、本発明の実施形態(2) の実現回路
を例示するものである。図中、31はCPUであって、
回路全体の動作を制御する。32はリード・オンリ・メ
モリ(ROM)であって、受信データの取得,フレーム
同期判定,バッファの制御および選択等の制御用のプロ
グラムを格納する。33はランダム・アクセス・メモリ
(RAM)であって、受信データの取得用バッファ,受
信データの処理・格納用バッファ,フレーム同期比較用
バッファ,メイン処理への処理通知領域等を有する。3
4は入出力部(i/o)であって、受信データの入力用
ポート,タイミング・クロック入力用割込端子を有して
いる。
【0041】図4は、本発明の実施形態(2) における装
置全体の処理構成を示したものである。図中において、
メイン処理系は、常時、それぞれのタスクを繰り返し処
理する。割込み処理系は、発生時、リアルタイムで処理
を行なう。
【0042】図5は、本発明の実施形態(2) における受
信割込処理をフローチャートによって示したものであ
る。受信割込処理は、1ビット受信ごとに発生する割り
込みによって起動されるものであり、割り込みは、タイ
ミング・パルスのエッジによって発生する。また終了は
受信割り込みの終了であり、受信データの処理はメイン
・ルーチンの処理で実施する。
【0043】図6は、本発明の実施形態(2) における受
信メイン処理をフローチャートによって示したものであ
る。図中、誤り訂正は、送信側において、本来の伝送デ
ータに、BCH符号等によって、誤り訂正のための冗長
データを付加して伝送し、受信側において、付加された
冗長データをもとに、本来の伝送データの誤り訂正を行
なうものである。
【0044】またCRC(Cyclic Redundancy Check )
は、送信側で、伝送データを規定の生成多項式で割算し
た結果を伝送データに付加し、受信側では、同様の計算
を行なって、結果の一致または不一致によって誤りの有
無を判定するものである。
【0045】次に、本発明の実施形態(3) を説明する。
この実施形態は、実施形態(2) と同様の処理を行なう際
に、検定通過ごとに既に取得ずみの受信データ本体を格
納するためのバッファを1つだけとして簡素化し、フレ
ーム検定不能時間をバッファの処理時間内とすることに
よって、受信性能を向上させたものである。
【0046】すなわち、フレーム同期パターンとデータ
本体の総ビット数に相当するシフト・レジスタを用意
し、先頭の同期パターン相当ビットについてフレーム同
期検定を行ない、検定通過ごとに既に取得ずみの受信デ
ータ本体をバッファに格納して処理する。ここで、フレ
ーム同期検定は、バッファに格納された受信データの処
理中も実施されているものとする。
【0047】ノイズ等によって偶然発生したフレーム同
期パターンによって、バッファに取り込まれた受信デー
タについては、実施形態(1) の場合と同様の処理を行な
ってこれを検出して破棄する。
【0048】図7は、本発明の実施形態(3) の実現回路
を例示するものであって、図2の場合と同じものを同じ
番号で示している。以下、この回路の動作を説明する。
【0049】図7において、フレーム同期パターンの検
定を1ビット受信ごとに実行する。モデム復調データに
おいて、受信データを1ビット取得すると、215ビッ
トからなるシフト・レジスタ21を1ビット左シフトす
るとともに、受信した1ビットをシフト・レジスタ21
の最下位ビットに送り込む。
【0050】次に、シフト・レジスタ21の先頭の15
ビットと、規定のフレーム同期パターン12との排他的
論理和(EX−OR)を計算して、計算結果を15ビッ
トのシフト・レジスタ13にセットし、シフト・レジス
タ13における“1”のビット数が1ビット以下である
か否かの判定を、2ビットのカウンタ14を用いて行な
う。カウンタ14のカウント値≦1、すなわち、フレー
ム同期パターンとの相違ビットが、1個以下であれば、
転送処理を行なう転送制御回路22を経て、200ビッ
トのデータ本体を、200ビットのデータ格納および処
理用バッファ23に転送する。
【0051】図示されないデータ処理回路は、転送され
たバッファとの間で、受信データのリード/ライトを行
なって、CPU等による処理によって、受信データの復
号化,CRC判定の後、受信データをシステムの仕様に
則って処理する。
【0052】この際、転送されたバッファ内において、
データ処理中はデータの転送を行なわない。データ処理
終了後は、このバッファは空きバッファとして、必要に
応じて再使用する。なお、フレーム検定は、1ビット受
信ごとに常時行ない、停止させない。
【0053】実施形態(3) によれば、実施形態(1) と比
較して、バッファの数を削減して回路規模を縮小するこ
とができる。この際、バッファの処理時間に相当するフ
レーム検定不能時間が生じるが、この時間は比較的短い
ので、受信効率の低下は少ない。
【0054】次に、本発明の実施形態(4) を説明する。
この実施形態は、実施形態(3) と同様の処理を中央処理
装置(CPU)の処理によって行なうものである。すな
わち、フレーム同期パターンとデータ本体の総ビット数
に相当するシフト・レジスタ(図7のシフト・レジスタ
21)と、検定通過ごとに既に取得ずみの受信データ本
体を格納するための簡素化した、1つのバッファ(図7
のバッファ23)をマイクロプロセッサ・システムのR
AM上に設け、シフト・レジスタのシフト動作,フレー
ム同期検定,検定通過ごとのバッファ転送を、マイクロ
プロセッサ・システムのCPUの制御のもとに行なう。
【0055】本発明の実施形態(4) の実現回路は、図3
に示された実施形態(2) の場合の実現回路と同じであ
り、本発明の実施形態(4) における装置全体の処理構成
は、図4に示された実施形態(2) の場合の処理構成と同
じである。
【0056】図8は、本発明の実施形態(4) における受
信割込処理をフローチャートによって示したものであ
る。受信割込処理は、1ビット受信ごとに発生する割り
込みによって起動されるものであり、割り込みは、タイ
ミング・パルスのエッジによって発生する。また終了は
受信割り込みの終了であり、受信データの処理はメイン
・ルーチンの処理で実施する。なお、本実施形態の場合
は、処理バッファBが使用中は、受信データを処理でき
ないので、受信割込処理を終了する。
【0057】図9は、本発明の実施形態(4) における受
信メイン処理をフローチャートによって示したものであ
る。実施形態(4) における受信メイン処理は、実施形態
(2)における受信メイン処理と同様であり、誤り訂正処
理およびCRC処理も同様である。
【0058】次に、本発明の実施形態(5) を説明する。
この実施形態は、データ本体の総ビット数に相当するシ
フト・レジスタを複数個用意して、格納用バッファとし
て、受信入力ラインに並列に接続し、フレーム同期検定
通過ごとに、格納用のバッファを選択して接続して、規
定ビット数の受信データを取り込み、規定ビット数受信
後は、受信ラインを切断して受信データを処理する構成
にして、実施形態(1)の場合と同じ効果を得るものであ
る。なお、ノイズ等によって偶然発生したフレーム同期
パターンによってバッファに取り込まれたデータについ
ては、実施形態(1) の場合と同様の処理を行なって破棄
する。
【0059】図10は、本発明の実施形態(5) の実現回
路を例示するものであって、図19および図1の場合と
同じものを同じ番号で示している。以下、この回路の動
作を説明する。
【0060】図10において、複数個のデータ格納およ
び処理用の200シフト・レジスタからなるバッファ2
1 〜23n のうちの空きバッファの受信ラインのスイ
ッチ251 〜25n は、通常時オフになっている。フレ
ーム同期パターンの検定を1ビット受信ごとに実行す
る。モデム復調データにおいて、受信データを1ビット
取得すると、15ビットからなるシフト・レジスタ11
を1ビット左シフトするとともに、受信した1ビットを
シフト・レジスタ11の最下位ビットに送り込む。
【0061】次に、シフト・レジスタ11の15ビット
と、規定のフレーム同期パターン12との排他的論理和
(EX−OR)を計算して、計算結果をシフト・レジス
タ13にセットし、シフト・レジスタ13における
“1”のビット数が1ビット以下であるか否かの判定
を、2ビットのカウンタ14を用いて行なう。カウンタ
14のカウント値≦1、すなわち、フレーム同期パター
ンとの相違ビットが、1個以下であれば、スイッチ25
1 〜25n の接続/切断の制御と、バッファ231 〜2
n のシフト回数の計数とを行なうスイッチ制御回路2
4によって何れかのスイッチをオンにして、受信ライン
を接続し、空きバッファを接続して、200ビットのデ
ータ本体を取得する。
【0062】データ取得後は、スイッチをオフにして受
信ラインを切り離し、図示されないデータ処理回路が、
転送されたバッファとの間で、データのリード/ライト
を行なって、CPU等による処理によって、受信データ
の復号化,CRC判定の後、受信データをシステムの仕
様に則って処理する。データ処理終了後は、そのバッフ
ァを空きのバッファとして必要に応じて再使用する。な
お、フレーム検定は、1ビット受信ごとに常時行ない、
停止させない。
【0063】次に、本発明の実施形態(6) を説明する。
この実施形態は、実施形態(5) と同様の処理を、中央処
理装置(CPU)の処理によって行なうものである。す
なわち、フレーム同期パターンと同じビット数のシフト
・レジスタ(図10のシフト・レジスタ11)と、デー
タ本体の総ビット数に相当する複数個のバッファ(図1
0のバッファ231 〜23n )をマイクロプロセッサ・
システムのRAM上に設け、シフト・レジスタの選択,
シフト動作を、マイクロプロセッサ・システムのCPU
の制御のもとに行なう。
【0064】本発明の実施形態(6) の実現回路は、図3
に示された実施形態(2) の場合の実現回路と同じであ
り、本発明の実施形態(6) における装置全体の処理構成
は、図4に示された実施形態(2) の場合の処理構成と同
じである。
【0065】図11,図12は、本発明の実施形態(6)
における受信割込処理をフローチャートによって示した
ものである。受信割込処理は、1ビット受信ごとに発生
する割り込みによって起動されるものであり、割り込み
は、タイミング・パルスのエッジによって発生する。ま
た終了は受信割り込みの終了であり、受信データの処理
はメイン・ルーチンの処理で実施する。
【0066】図中、Bx は、データのシフト, 蓄積を継
続中(200ビットのデータをまだ取得完了していな
い)バッファである。By は、データのシフト, 蓄積を
完了(200ビットのデータをすべて取得した)バッフ
ァである。Bm は、新たにデータのシフト, 蓄積の実行
を指定されたバッファであって、次回のデータ受信時か
らバッファBx となる。
【0067】図13は、本発明の実施形態(6) における
受信メイン処理をフローチャートによって示したもので
ある。実施形態(6) における受信メイン処理は、実施形
態(2) における受信メイン処理と同様であり、誤り訂正
処理およびCRC処理も同様である。
【0068】次に、本発明の実施形態(7) を説明する。
この実施形態は、データ本体の総ビット数に相当するシ
フト・レジスタと、フレーム検定を行なう回路部分とを
複数個組用意することによって、実施形態(1) の場合と
同じ効果を得るものである。
【0069】すなわち、従来技術で用いられた回路を複
数組用意し、検定通過ごとに、複数個の処理回路を、順
次1つずつ動作許可する。データ本体の処理後は、処理
回路を待機状態にして、再度使用する。なお、ノイズ等
によって偶然発生したフレーム同期パターンによってバ
ッファに取り込まれたデータについては、実施形態(1)
の場合と同様の処理を行なって破棄する。
【0070】図14は、本発明の実施形態(7) の実現回
路を例示するものであって、図19の場合と同じものを
同じ番号で示している。以下、この回路の動作を説明す
る。
【0071】例えば処理回路1使用時には、切り替え制
御回路26からの切り替え制御信号によって、切り替え
スイッチ15をフレーム同期検定中にして、フレーム同
期パターンの検定を1ビット受信ごとに実行する。すな
わち、モデム復調データにおいて、受信データを1ビッ
ト取得すると、15ビットからなるシフト・レジスタ1
1を1ビット左シフトするとともに、受信した1ビット
をシフト・レジスタ11の最下位ビットに送り込む。
【0072】次にシフト・レジスタ11の内容と、規定
のフレーム同期パターン12との排他的論理和(EX−
OR)を計算して、計算結果を15ビットのシフト・レ
ジスタ13にセットし、シフト・レジスタ13における
“1”のビット数が1ビット以下であるか否かの判定
を、2ビットのカウンタ14を用いて行なう。カウンタ
14のカウント値≦1、すなわち、フレーム同期パター
ンとの相違ビットが、1個以下であれば、フレーム同期
パターンを受信したものとみなして、切り替えスイッチ
15をデータ本体取り込み中にして、以降の200ビッ
トをデータとして順次、200ビットのシフト・レジス
タからなるバッファ16に取得する。
【0073】全データ・ビット(200ビット)取り込
んだ後、図示されないデータ処理回路との間で受信デー
タのリード/ライトを行なって、CPU等による処理に
よって、受信データの復号化,CRC判定の後、受信デ
ータをシステムの仕様に則って処理する。
【0074】処理回路1〜処理回路nにおける、フレー
ム同期検定は、常に1回路だけが許可されるものとし、
フレーム同期検定を許可されない処理回路は、切り替え
制御信号をニュートラル位置にして非選択状態とされ
る。
【0075】そして、フレーム検定結果を受け、判定実
行中の回路が、データ本体受信側に切り替わるタイミン
グによって、他の非選択中の1つの処理回路をフレーム
同期検定実施状態に移行させる。
【0076】データ処理が終了した処理回路は、非選択
中の状態に移行し、必要に応じてフレーム検定実施回路
に割り当てる。
【0077】次に、本発明の実施形態(8) を説明する。
この実施形態は、実施形態(6) と同様の処理を、中央処
理装置(CPU)の処理によって行なうものである。す
なわち、フレーム同期検出部分と、データ本体の総ビッ
ト数に相当するシフト・レジスタレジスタからなるバッ
ファ(図14のバッファ6)とを複数組、マイクロプロ
セッサ・システムのRAM上に設け、フレーム検定,受
信ラインのシフト・レジスタ側とフレーム検定側との切
り替え,シフト・レジスタのシフト動作を、マイクロプ
ロセッサ・システムのCPUの制御のもとに行なうこと
によって、実施形態(7) と同様の動作を行なう。
【0078】本発明の実施形態(8) の実現回路は、図3
に示された実施形態(2) の場合の実現回路と同じであ
り、本発明の実施形態(8) における装置全体の処理構成
は、図4に示された実施形態(2) の場合の処理構成と同
じである。
【0079】図15,図16は、本発明の実施形態(8)
における受信割込処理をフローチャートによって示した
ものである。受信割込処理は、1ビット受信ごとに発生
する割り込みによって起動されるものであり、割り込み
は、タイミング・パルスのエッジによって発生する。ま
た終了は受信割り込みの終了であり、受信データの処理
はメイン・ルーチンの処理で実施する。
【0080】本実施形態の動作の前提として、n個用意
された15ビット・シフト用領域A 1 〜An および、n
個用意された200ビットの処理バッファB1 〜Bn
おいて、常時1組の15ビット・シフト用領域Am と、
200ビットの処理バッファBm が動作している。
【0081】図中、Bx は、データのシフト, 蓄積を継
続中(200ビットのデータをまだ取得完了していな
い)バッファである。By は、データのシフト, 蓄積を
完了(200ビットのデータをすべて取得した)バッフ
ァである。Bm は、新たにデータのシフト, 蓄積の実行
を指定されたバッファであって、次回のデータ受信時か
らバッファBx となる。
【0082】図17は、本発明の実施形態(8) における
受信メイン処理をフローチャートによって示したもので
ある。実施形態(8) における受信メイン処理は、実施形
態(2) における受信メイン処理と同様であり、誤り訂正
処理およびCRC処理も同様である。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
レームの先頭にフレーム同期パターンを有するシリアル
・データの受信方式において、フレーム同期を常時行な
う受信方式を採用したので、フレーム同期検定を一時停
止することによって生じる受信不能状態の発生を完全に
回避することができる。
【0084】これによって、データ受信の受信率を向上
するので、回線の利用効率の向上に寄与するとともに、
データ受信システムが提供するサービスの信頼性向上を
図ることが可能となる。
【0085】また本発明によれば、MSKサブ・キャリ
アの検出回路を付加する必要がないので、システムのハ
ードウェア構成の簡素化と、ローコスト化に貢献するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態(1) の実現回路を例示する図
である。
【図3】本発明の実施形態(2) の実現回路を例示する図
である。
【図4】本発明の実施形態(2) における装置全体の処理
構成を示す図である。
【図5】本発明の実施形態(2) における受信割込処理を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態(2) における受信メイン処理
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態(3) の実現回路を例示する図
である。
【図8】本発明の実施形態(4) における受信割込処理を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態(4) における受信メイン処理
を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態(5) の実現回路を例示する
図である。
【図11】本発明の実施形態(6) における受信割込処理
を示すフローチャート(1/2)である。
【図12】本発明の実施形態(6) における受信割込処理
を示すフローチャート(2/2)である。
【図13】本発明の実施形態(6) における受信メイン処
理を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施形態(7) の実現回路を例示する
図である。
【図15】本発明の実施形態(8) における受信割込処理
を示すフローチャート(1/2)である。
【図16】本発明の実施形態(8) における受信割込処理
を示すフローチャート(2/2)である。
【図17】本発明の実施形態(8) における受信メイン処
理を示すフローチャートである。
【図18】シリアル・データのフレーム・フォーマット
を示す図である。
【図19】従来のシリアル・データの受信回路の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 フレーム同期検定手段 2 データ格納手段 11 シフト・レジスタ 13 シフト・レジスタ 14 カウンタ 16 バッファ 21 シフト・レジスタ 22 転送制御回路 23 バッファ 24 スイッチ制御回路 26 切り替え制御回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先頭に付加されたフレーム同期パターン
    と後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリアル
    ・データを受信する回路において、 前記フレーム同期パターンの検定を常時行なうフレーム
    同期検定手段と、該検定通過したフレーム同期パターン
    以降のデータ本体に対応するビット数のデータを前記デ
    ータ本体として格納する2つ以上のデータ格納手段とを
    備え、 該各データ格納手段に格納されたデータから選択してデ
    ータ本体を受信することを特徴とするシリアル・データ
    受信方式。
  2. 【請求項2】 先頭に付加されたフレーム同期パターン
    と後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリアル
    ・データを受信する回路において、 受信データを順次シリアルに格納する前記フレーム同期
    パターンとデータ本体との総ビット数に相当するビット
    長の第1のシフト・レジスタと、該シフト・レジスタに
    おける先頭の所定ビット数を所定のフレーム同期パター
    ンと並列に比較した結果を格納する第2のシフト・レジ
    スタと、該第2のシフト・レジスタにおける比較結果の
    不一致を示すビット数を計数するカウンタと、該カウン
    タの計数値が所定値以下のとき前記第1のシフト・レジ
    スタにおけるフレーム同期パターン以降のデータを格納
    する複数のバッファと、該データを格納すべきバッファ
    を選択するとともに、該選択されたバッファに対するデ
    ータの転送処理を行なう転送制御回路とを備え、 該複数のバッファに格納されたデータから選択してデー
    タ本体を受信することを特徴とするシリアル・データ受
    信方式。
  3. 【請求項3】 先頭に付加されたフレーム同期パターン
    と後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリアル
    ・データを受信する回路において、 受信データを順次シリアルに格納する前記フレーム同期
    パターンとデータ本体との総ビット数に相当するビット
    長のシフト・レジスタと、該シフト・レジスタにおける
    先頭の所定ビット数のデータがフレーム同期パターンと
    判定されたとき該フレーム同期パターン以降の部分を格
    納するための複数のバッファとをマイクロプロセッサ・
    システムのRAM上に設け、前記シフト・レジスタのシ
    フト動作と、該シフト・レジスタに格納されたデータに
    おけるフレーム同期検定の処理と、フレーム同期検定通
    過時該シフト・レジスタに格納されているフレーム同期
    パターン以降の部分の前記複数のバッファのいずれかへ
    の転送と、該バッファの選択の処理とを該マイクロプロ
    セッサ・システムのCPUの制御によって行ない、該複
    数のバッファに格納されたデータから選択してデータ本
    体を受信することを特徴とするシリアル・データ受信方
    式。
  4. 【請求項4】 先頭に付加されたフレーム同期パターン
    と後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリアル
    ・データを受信する回路において、 受信データを順次シリアルに格納する前記フレーム同期
    パターンとデータ本体との総ビット数に相当するビット
    長の第1のシフト・レジスタと、該シフト・レジスタ2
    1における先頭の所定ビット数を所定のフレーム同期パ
    ターンと並列に比較した結果を格納する第2のシフト・
    レジスタと、該第2のシフト・レジスタにおける比較結
    果の不一致を示すビット数を計数するカウンタと、該カ
    ウンタの計数値が所定値以下のとき前記第1のシフト・
    レジスタにおけるフレーム同期パターン以降のデータを
    格納するバッファと、該バッファに対するデータの転送
    処理を行なう転送制御回路とを備え、 該バッファに格納されたデータによってデータ本体を受
    信することを特徴とするシリアル・データ受信方式。
  5. 【請求項5】 先頭に付加されたフレーム同期パターン
    と後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリアル
    ・データを受信する回路において、 受信データを順次シリアルに格納する前記フレーム同期
    パターンとデータ本体との総ビット数に相当するビット
    長のシフト・レジスタと、該シフト・レジスタにおける
    先頭の所定ビット数のデータがフレーム同期パターンと
    判定されたとき該フレーム同期パターン以降の部分を格
    納するためのバッファとをマイクロプロセッサ・システ
    ムのRAM上に設け、前記シフト・レジスタのシフト動
    作と、該シフト・レジスタに格納されたデータにおける
    フレーム同期検定の処理と、フレーム同期検定通過時該
    シフト・レジスタに格納されているフレーム同期パター
    ン以降のデータの前記バッファへの転送の処理とを該マ
    イクロプロセッサ・システムのCPUの制御によって行
    ない、該バッファに格納されたデータによってデータ本
    体を受信することを特徴とするシリアル・データ受信方
    式。
  6. 【請求項6】 先頭に付加されたフレーム同期パターン
    と後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリアル
    ・データを受信する回路において、 受信データを順次シリアルに格納するフレーム同期パタ
    ーンに相当するビット長の第1のシフト・レジスタと、
    該シフト・レジスタの内容を所定のフレーム同期パター
    ンと並列に比較した結果を格納する第2のシフト・レジ
    スタと、該第2のシフト・レジスタにおける比較結果の
    不一致を示すビット数を計数するカウンタと、該カウン
    タの計数値が所定値以下のときオンに制御されるスイッ
    チを経てデータ本体に対応するビット数の受信データを
    格納する複数のバッファと、該スイッチのオン, オフを
    制御するとともに、該選択されたスイッチにおける所定
    ビット数のデータの転送処理を行なうスイッチ制御回路
    とを備え、 該複数のバッファに格納されたデータから選択してデー
    タ本体を受信することを特徴とするシリアル・データ受
    信方式。
  7. 【請求項7】 先頭に付加されたフレーム同期パターン
    と後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリアル
    ・データを受信する回路において、 受信データを順次シリアルに格納するフレーム同期パタ
    ーンに相当するビット長のシフト・レジスタと、該シフ
    ト・レジスタにおけるデータがフレーム同期パターンと
    判定されたときデータ本体に対応するビット数の受信デ
    ータを格納するための複数のバッファとをマイクロプロ
    セッサ・システムのRAM上に設け、前記シフト・レジ
    スタのシフト動作と、該シフト・レジスタに格納された
    データにおけるフレーム同期検定の処理と、フレーム同
    期検定通過時所定ビット数のデータの前記複数のバッフ
    ァのいずれかへの転送と、該バッファの選択の処理とを
    該マイクロプロセッサ・シリアルのCPUの制御によっ
    て行ない、該複数のバッファに格納されたデータから選
    択してデータ本体を受信することを特徴とするシリアル
    ・データ受信方式。
  8. 【請求項8】 先頭に付加されたフレーム同期パターン
    と後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリアル
    ・データを受信する回路において、 受信データを順次シリアルに格納するフレーム同期パタ
    ーンに相当するビット長の第1のシフト・レジスタと、
    該シフト・レジスタの内容を所定のフレーム同期パター
    ンと並列に比較した結果を格納する第2のシフト・レジ
    スタと、該第2のシフト・レジスタにおける比較結果の
    不一致を示すビット数を計数するカウンタと、該カウン
    タの計数値が所定値以下のとき切り換えられる切り替え
    スイッチを経てデータ本体に対応するビット数の受信デ
    ータを格納するバッファとを有する処理回路を複数組備
    えるとともに、前記いずれかの処理回路におけるフレー
    ム同期検定通過時、いずれかの空き処理回路をフレーム
    同期検定状態に移行させる切り替え制御回路を備え、 該複数の処理回路のバッファに格納されたデータから選
    択してデータ本体を受信することを特徴とするシリアル
    ・データ受信方式。
  9. 【請求項9】 先頭に付加されたフレーム同期パターン
    と後続の所定ビット数のデータ本体とからなるシリアル
    ・データを受信する回路において、 受信データを順次シリアルに格納するフレーム同期パタ
    ーンに相当するビット長のシフト・レジスタと、該シフ
    ト・レジスタにおけるデータがフレーム同期パターンと
    判定されたときデータ本体に対応するビット数の受信デ
    ータを格納するためのバッファとを複数組マイクロプロ
    セッサ・システムのRAM上に設け、いずれかの前記シ
    フト・レジスタのシフト動作と、該シフト・レジスタに
    格納されたデータにおけるフレーム同期検定の処理と、
    受信ラインをフレーム検定開始時いずれかの空きシフト
    ・レジスタに接続し、フレーム同期検定通過時対応する
    バッファに接続する切り替え処理とを該マイクロプロセ
    ッサ・シリアルのCPUの制御によって行ない、該複数
    のバッファに格納されたデータから選択してデータ本体
    を受信することを特徴とするシリアル・データ受信方
    式。
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Cited By (4)

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