JPH09161978A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH09161978A
JPH09161978A JP34431095A JP34431095A JPH09161978A JP H09161978 A JPH09161978 A JP H09161978A JP 34431095 A JP34431095 A JP 34431095A JP 34431095 A JP34431095 A JP 34431095A JP H09161978 A JPH09161978 A JP H09161978A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、高圧放電ランプが不点の際、人が
照明器具に触れても人体へのしびれを感知させることが
なく、不慮の事故が発生する恐れがない安全性が高い照
明器具を提供することを目的とする。 【解決手段】 ランプの始動に高電圧パルスを必要とす
る高圧放電ランプと該放電ランプに配線を介して接続さ
れる安定器とを備えてなり、前記放電ランプは、ランプ
内に始動器を備え、該ランプと並列にパルス吸収素子を
接続してなり、電源投入の際、前記始動器より発生する
2100Vより高いパルス電圧を該パルス吸収素子によ
り吸収するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は照明器具に関し、
特に始動に高電圧パルスを必要とする放電ランプと高圧
水銀ランプ用安定器等とを備え、コンクリート柱などの
絶縁構造物に接地を施すことなく取り付けて使用する照
明器具の改良に関する。
【0002】一般に、高圧放電ランプ用照明器具には、
ランプと安定器及びそれらを接続する配線、並びに電力
を供給する配線や制御機器としての自動点滅器等が取り
付けられている。そして、ランプとして高圧ナトリウム
ランプやメタルハライドランプを使用する場合には、該
ランプを始動させるために高いパルス電圧が必要であ
り、そのため安定器又はランプに高圧パルス電圧を発生
するための外部始動器又は内部始動器を有している。更
に、この始動器により電源投入後ランプが始動するまで
の間、パルス電圧が発生し続け、ランプが始動した後は
直ちにパルス電圧の発生を停止するようになっている。
【0003】しかし、ランプの寿命末期やランプの異常
発生時には、ランプは不点となるが、前記始動器よりラ
ンプにパルス電圧が印加されたままの状態になってしま
う。そこで、始動器の中には一定時間経過するとパルス
電圧の発生を停止する機能を有するものがあるが、一定
時間を経過するまではパルス電圧を発生し続けることに
なる。
【0004】そして、この始動パルス電圧が発生すると
きには、安定器本体や安定器とランプとの間の配線にパ
ルス状の電流が流れ、これにより照明器具本体の外表面
にパルス電圧が誘起される。誘起されるパルス電圧は、
始動器の種類や照明器具の取付け条件等によって異なる
が、数千ボルト(ピーク値)の始動パルス電圧に対し
て、数百ボルトのパルス電圧が誘起されることとなる。
【0005】このようなパルス電圧が照明器具の表面に
誘起されている際に、照明器具の表面の絶縁塗料などに
覆われていない部分に人体が触れ、人体の他の部分が接
地されている場合は、照明器具に触れた部分に、ごく僅
かではあるが電気的なしびれを感じることがある。この
しびれはごく微弱で、そのエネルギーも小さく人体に直
接危害を及ぼすものではないが、予期せずにパルス電圧
が誘起されている照明器具に触れた場合には、そのしび
れに驚く場合がある。そして、このような照明器具がコ
ンクリート柱などの高所に、該照明器具を接地せずに設
置されている場合、高所作業者がそのしびれの驚きによ
り転落事故を起こす可能性がある。
【0006】そのため、コンクリート柱に接地を取らず
に取り付けられた照明器具の光源として、ランプの始動
に高いパルス電圧を必要とする高圧ナトリウムランプや
メタルハライドランプは使用されないことがあり、始動
にパルス電圧を必要としない高圧水銀ランプが用いられ
ることが多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、コンクリート柱に接地を取らずに取り付けられた照
明器具には、始動にパルス電圧を必要としない高圧水銀
ランプが用いられている。しかしながら、近年、高圧水
銀ランプの約2倍の発光効率をもつ高圧ナトリウムラン
プや、演色性が高圧水銀ランプに比べ遥かに優れたメタ
ルハライドランプを各種分野で使用することは、電力エ
ネルギーの有効利用や照明環境の改善という見地から重
要視されてきている。
【0008】ところが、このような優れたランプ特性を
もつ高圧ナトリウムランプやメタルハライドランプは始
動時に高いパルス電圧を必要とし、前記したように、コ
ンクリート柱に接地を取らずに取り付けられた照明器具
にこの種ランプを取り付けた場合、ランプ不点時に照明
器具にパルス電圧が誘起され、人が照明器具に触れた
際、人体が感じるしびれにより転落事故等が発生する危
険性がある。
【0009】そこで、本発明者等はコンクリート柱など
の絶縁構造物に接地を取らずに取り付けた照明器具に、
高圧ナトリウムランプなどの始動時に高いパルス電圧を
必要とするランプを取り付けた場合に発生する上記問題
点を解消し、かつ設置態様を変更せずに、始動用パルス
電圧による誘起パルス電圧を人体が感知しないレベルま
で下げることが可能な照明器具やその照明器具の設置方
法に関し、特願平6−51015号、特願平7−466
37号、特願平7−46638号等として出願してい
る。
【0010】しかしながら、前記出願においてはランプ
の始動器と安定器との組合せにより発生するパルス電圧
の高さを制限しなくてはならず、照明器具に取り付ける
ランプに内蔵されている内部始動器の種類によっては、
発生するパルス電圧が高く、誘起パルス電圧値を人体が
感知しないレベルまで下げることができない可能性があ
る。
【0011】本発明は前記に鑑みてなされたもので、コ
ンクリート柱などの絶縁構造物に接地を取らずに取り付
けた照明器具に始動に高いパルス電圧を必要とするラン
プを取り付ける場合に、始動用パルス電圧により発生す
る誘起パルス電圧が人体に感知されないレベルのランプ
は点灯可能で、始動用パルス電圧により発生よる誘起パ
ルス電圧が人体に感知するレベルのランプは点灯しない
機構を具備するように構成し、ランプ不点の際、人が照
明器具に手を触れても人体へのしびれを感知させること
がなく、不慮の事故が発生する恐れがない安全性が高い
照明器具を提供することを目的とする。そして、ランプ
特性のよい高圧放電ランプを使用することができるの
で、器具効率が良好で、省エネルギー形の照明器具を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、ランプの始動に高電圧パルスを必要とす
る外球内に発光管を保持してなる放電ランプと該放電ラ
ンプに配線を介して接続された安定器とを備えた照明器
具において、前記放電ランプは外球内に始動器を備え、
該ランプと並列にパルス吸収素子を接続してなり、電源
投入の際、前記始動器により2100Vより高いパルス
電圧が発生する場合、前記パルス吸収素子により該パル
ス電圧を吸収するように構成する。又、ランプの始動に
高電圧パルスを必要とする外球内に発光管を保持してな
る放電ランプと該放電ランプに配線を介して接続された
安定器とを備えた照明器具において、前記放電ランプは
外球内に始動器を備え、該ランプと並列にパルス吸収素
子を接続してなり、前記パルス吸収素子の動作開始電圧
をVpaとした場合、1200<Vpa≦2100の範囲内
であることを特徴とする。更に、前記パルス吸収素子
は、前記照明器具内で前記ランプに並列に接続した放電
ギャップであり、その放電開始電圧が2100V以下で
あることを特徴とし、また前記パルス吸収素子と並列に
コンデンサを接続してなる。更に又、前記照明器具はコ
ンクリート柱等の絶縁構造物に接地を施すことなく取り
付けられており、かつ前記放電ランプは高圧ナトリウム
ランプまたはメタルハライドランプであることを特徴と
する。
【0013】
【作用】前記構成により、照明器具に取り付けられた高
圧放電ランプの始動用パルス電圧により照明器具の表面
に誘起されるパルス電圧が、電力会社殿が案内している
条件の50V以下としても始動するランプのみが点灯で
き、この条件では始動しないランプは点灯出来ないよう
に、始動器により発生するパルス電圧を吸収することが
できる。
【0014】なお、ランプの始動に必要なパルス電圧の
高さは、ランプの種類、ランプの構造あるいは始動用パ
ルスの幅など、様々な条件で異なる。また、始動用のパ
ルス電圧により照明器具の表面に誘起されるパルス電圧
の高さも、照明器具の構造、安定器の種類、安定器とラ
ンプとの間の配線長あるいは照明器具の設置方法などの
条件によって異なる。しかし、ランプと照明器具及びそ
の設置方法が決まっていると、始動用のパルス電圧の高
さをある範囲内に選定することにより、ランプを確実に
始動させ、又、ランプ不点灯の(始動しない)場合に、
始動用パルス電圧により照明器具の表面に誘起されるパ
ルス電圧を50V以下にすることが出来る。
【0015】ランプ内部始動器として、非線形セラミッ
クコンデンサを用いた高圧ナトリウムランプやメタルハ
ライドランプは、ランプの種類又はランプ電力によって
も異なるが、発光管に約600〜1200Vのパルス電
圧が印加されると始動する。高圧ナトリウムランプのう
ち110W以下の低ワットランプは600〜800V
で、150〜1000Wの中高ワットランプは1000
〜1200Vで、また、メタルハライドランプは800
〜1200Vのパルス電圧で始動する。従って、パルス
吸収素子の動作開始電圧Vpaが(この電圧以上のパルス
電圧(ピーク値)を素子が吸収する)1200Vであれ
ば、ランプは確実に始動する。
【0016】一方、前記した電力会社殿の案内による
と、高圧水銀ランプ用安定器で点灯するランプを使用す
る照明器具の場合、内部始動器により発生するパルス電
圧は、2100V以下にする必要がある。これは、高圧
水銀ランプ用安定器はJIS C8110により、AC
1500Vの耐電圧試験に耐えることが必要とされ、A
C1500Vのピーク値である2100V以下のパルス
電圧であれば、安定器の絶縁特性に影響を与えることが
ないからである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づき説明する。図1は、本発明に係わる照明器具で点灯
可能な高圧ナトリウムランプ10の回路構成図であり、
図中1は透光性アルミナ管からなる発光管で、両端に電
極を封着し内部にキセノンガスとともにナトリウムアマ
ルガムが封入してある。このような発光管1は一端に口
金を有する外球2内に保持されており、該発光管と並列
に始動器が接続されている。始動器は非線形セラミック
コンデンサ3と、電流制限用抵抗4と、パルス位相安定
化用抵抗7が並列に接続された半導体スイッチ5とを直
列に接続し、かつ該コンデンサ3と並列に加熱用抵抗6
が接続されている。なお、半導体スイッチ5は前記外球
の口金内に保持されている。更に、発光管の外周には両
端にバイメタルスイッチ8a,8bを接続したコイル状
の始動補助導体9が巻回されている。このようにして始
動器が構成されている。
【0018】次に、図2に基づき本発明に係わる照明器
具の実施例について説明する。図2において、21は照
明器具で、鋼鉄性のアーム22を備えたボックス23と
アルミダイキャスト製の器具本体24とで構成され、ボ
ックス内には高圧水銀ランプ用安定器11(ランプ電力
250W,入力電圧220V)と自動点滅器25が収納
されている。又、器具本体24には前記した構造の22
0Wの高圧ナトリウムランプ10が取り付けられてい
る。そして、高圧ナトリウムランプ10と安定器11と
は約80cmの配線26で接続され、ランプ始動の際に
は前記ランプ内の始動器により約1200V以上のパル
ス電圧が印加されると、始動するようになっている。
【0019】このように構成された照明器具21は、コ
ンクリート柱27に巻き付けた亜鉛メッキ鋼鉄からなる
取付ベルト28を介して、コンクリート柱27に接地を
施さずに取り付けられている。なお、図2中29は電源
に接続する配線である。又、図3に模式的に示すよう
に、照明器具21内で前記高圧ナトリウムランプ10と
並列にパルス吸収素子31を接続している。該パルス吸
収素子31は2個の放電ギャップ32a,32bよりな
り、又、該放電ギャップと並列にセラミックコンデンサ
33が接続されている。該放電ギャップ32はセラミッ
ク容器に一対の電極が封着され、内部にネオン、アルゴ
ン等の不活性ガスが封入してある。
【0020】前記実施例でコンデンサ33は次の理由で
用いられる。前記ランプに内蔵される始動器は前記照明
器具に取り付けられた場合、2000〜2100Vのピ
ークのパルス電圧を発生する。ところが、前記放電ギャ
ップの放電開始電圧は2000V±10%でであるた
め、2000〜2100Vのパルス電圧が印加される
と、放電を開始し導通状態となる。そして、前記始動器
は半サイクル毎にパルスを発生するため放電ギャップは
導通状態を保持することになる。すなわち、大きな電流
が流れつづけることになる。これを防止するためには始
動器により発生するパルス電圧を放電ギャップの放電開
始電圧より低くする必要があり、前記のように、ランプ
(放電ギャップ)と並列にセラミックコンデンサを接続
し、パルス電圧を減衰させることができる。
【0021】このように構成した照明器具において、高
圧ナトリウムランプ10が万一不点になった場合、前記
始動器により発生するパルス電圧は約2000V以下と
なるので、照明器具21に誘起されるパルス電圧は約5
0V以下になっている。
【0022】ここで、前記した出願に関連して本願発明
の構成について説明する。照明器具がコンクリート柱等
の絶縁構造物に取り付けられている場合に、始動用パル
ス電圧によって器具の表面に誘起されるパルス電圧を5
0V以下にするためには、始動用パルス電圧を2000
V以下にしないと達成できないことが示されている。そ
こで、本発明の実験例においては誘起されるパルス電圧
を50V以下とするランプとして、ランプの内部始動器
として非線形セラミックコンデンサ(FEC)を有する
高圧ナトリウムランプを選定した。一方、誘起されるパ
ルス電圧を50V以上とするランプとして、ランプの内
部始動器として熱応動スイッチとタングステンフィラメ
ントとを有する高圧ナトリウムランプを選定した。又、
照明器具は前記したような構造で、高圧ナトリウムラン
プ用安定器として250Wの高圧水銀ランプ用安定器を
用い、ランプと安定器の配線長を80cmとしたものに
ついて、実験を行なった。
【0023】上記条件では、ランプ内始動器として非線
形セラミックコンデンサー(以下FECスタータと称
す)を用いたランプの場合、始動パルス電圧を2000
V以下にすれば、誘起パルス電圧は50V以下になるこ
とがわかっている。通常、当該FECスタータを内蔵し
た250Wの高圧水銀灯安定器で点灯できるランプ(高
圧ナトリウムランプ220W)は、ランプと安定器の間
の距離が80cmの状態では、2000〜2100Vの
パルス電圧が発生するので、本実験ではランプ端子に1
500pFのセラミックコンデンサーを取り付けてパル
ス電圧を1700〜1800Vに減衰させている。
【0024】一方、従来形の熱応動スイッチからなる始
動器(以下FBスタータと称す)を内蔵するランプは、
始動するために約2500V以上のパルス電圧が必要で
あり、上記の器具に取り付けた場合、ランプが始動しな
いときには最大約4000Vのパルス電圧が発生する。
なお、FBスタータ内蔵ランプの場合、パルスの発生が
間欠的であるため、前記FECスタータ内蔵ランプと比
べて前記放電ギャップに電流が流れつづけることがな
い。
【0025】そこで、FECスタータを内蔵するランプ
は点灯し、FBスタータを内蔵するランプは点灯できな
くさせるために、図3に模式的に示すようにパルス吸収
素子として放電開始電圧が公称1000Vである放電ギ
ャップを2個直列に接続し、該放電ギャップをランプ端
子に取り付けて、その始動特性を確認した。この結果を
表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1から明らかなように、本発明に係わる
FECスタータを内蔵する高圧ナトリウムランプは全数
点灯することができ。一方、従来のFBスタータを内蔵
する高圧ナトリウムランプは全数点灯することがない。
このことは、照明器具をコンクリート柱などの絶縁構造
物に取り付けて使用する場合、ランプの寿命末期等の原
因による不点灯時にランプ内の始動器が発生するパルス
電圧により誘起されるパルス電圧を50V以下に規制で
きるランプは点灯し、50V以下に規制できないランプ
は点灯しないこととなる。従って、ランプ不点時の誘起
パルス電圧が50V以上となるランプは、ランプを当該
器具に取り付けても、ランプが点灯しないためにすぐに
当該器具に適合しないランプであることを認識できる。
そして、ランプ取付け直後の点灯確認を行なうことによ
り、不慮の落下事故を防止することができる。
【0028】前記したように電力会社殿の案内では、ラ
ンプ始動器の発生するパルス電圧は2100V以下にす
る必要がある。そこで、本発明によれば、万が一始動器
の発生するパルス電圧が2100Vより高くても、20
00V以上のパルス電圧は吸収されてしまうので照明器
具のいかなる構成部品にも2100Vより高いパルス電
圧は印加されない。
【0029】前記実施例では、パルス吸収素子としては
放電ギャップについて説明したが、該素子としてバリス
タや半導体スイッチ等でもよい。又、放電ギャップは1
個でもよく、該放電ギャップに並列に接続するセラミッ
クコンデンサは用いなくてもよい。更に、放電ランプと
して220Wの高圧ナトリウムランプを250Wの高圧
水銀ランプ用安定器を用いた構成した街路灯用照明器具
について説明したが、種々のランプ電力を有する高圧ナ
トリウムランプ又はメタルハライドランプでもよい。更
に又、安定器として高圧水銀ランプ用安定器に変えて、
各ランプの専用の安定器を用いてもよいし、照明器具は
街路灯の他に投光用照明器具等として用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ランプ
が不点の際に人が照明器具に手を触れても人体にしびれ
を感知させることがなく、不慮の事故が発生する恐れが
ない安全性が高い照明器具を得ることができ、又、ラン
プ特性のよい高圧放電ランプを使用することができるの
で、器具効率が良好で省エネルギー形の照明器具を得る
ことができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施例の照明器具に使用する高
圧ナトリウムランプの回路構成図である。
【図2】本発明に係わる実施例の照明器具を示す要部縦
断面図である。
【図3】同じく本発明に係わる照明器具の要部を模式的
に示す説明図である。
【符号の説明】
1 発光管 2 外球 3 非線形セラミックコンデンサ 4 電流制限抵抗 5 半導体スイッチ 6 加熱用抵抗 7 パルス安定化用抵抗 8a,8b バイメタルスイッチ 9 始動補助導体 10 高圧ナトリウムランプ 11 安定器 21 照明器具 22 アーム 23 ボックス 24 器具本体 25 自動点滅器 26 配線 27 コンクリート柱 28 取付ベルト 29 配線 31 パルス吸収素子 32 放電ギャップ 33 セラミックコンデンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプの始動に高電圧パルスを必要とす
    る外球内に発光管を保持してなる放電ランプと該放電ラ
    ンプに配線を介して接続された安定器とを備えた照明器
    具において、前記放電ランプは外球内に始動器を備え、
    該ランプと並列にパルス吸収素子を接続してなり、電源
    投入の際、前記始動器により2100Vより高いパルス
    電圧が発生する場合、前記パルス吸収素子により該パル
    ス電圧を吸収するように構成してなる照明器具。
  2. 【請求項2】 ランプの始動に高電圧パルスを必要とす
    る外球内に発光管を保持してなる放電ランプと該放電ラ
    ンプに配線を介して接続された安定器とを備えた照明器
    具において、前記放電ランプは外球内に始動器を備え、
    該ランプと並列にパルス吸収素子を接続してなり、前記
    パルス吸収素子の動作開始電圧をVpaとした場合、12
    00<Vpa≦2100の範囲内であることを特徴とする
    照明器具。
  3. 【請求項3】 前記パルス吸収素子は、前記照明器具内
    で前記ランプに並列に接続した放電ギャップであり、そ
    の放電開始電圧が2100V以下であることを特徴とす
    る請求項1又は2項記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 前記パルス吸収素子と並列にコンデンサ
    を接続してなる請求項1、2又は3項記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 前記照明器具は、コンクリート柱等の絶
    縁構造物に接地を施すことなく取り付けられており、か
    つ前記放電ランプは高圧ナトリウムランプまたはメタル
    ハライドランプであることを特徴とする請求項1、2、
    3又は4項記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010003414A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Iwasaki Electric Co Ltd メタルハライドランプ
JP2013243145A (ja) * 2013-07-18 2013-12-05 Iwasaki Electric Co Ltd メタルハライドランプ

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JP2010003414A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Iwasaki Electric Co Ltd メタルハライドランプ
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