JPH09161482A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH09161482A
JPH09161482A JP7315428A JP31542895A JPH09161482A JP H09161482 A JPH09161482 A JP H09161482A JP 7315428 A JP7315428 A JP 7315428A JP 31542895 A JP31542895 A JP 31542895A JP H09161482 A JPH09161482 A JP H09161482A
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potential
data
circuit
pair
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JP7315428A
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Inventor
Masafumi Miyazawa
雅文 宮沢
Shigeru Nose
茂 能勢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造プロセスが変更になっても、メモリセルと
ダミーセルのキャパシタの容量比の再計算が不要で、設
計も容易、コスト安のメモリ装置を提供する。 【解決手段】各データ線毎にメモリセルと同等のダミー
セルDMCa〜dが設けられる。一方のデータ線対DT
La,bを電源電位Vddに設定する電位供給回路13と、
もう一方のデータ線対DTLc,dを接地電位GNDに
設定する電位供給回路14が構成され各MOSトランジス
タ131 ,132 ,141 ,142 によりダミーセルDMCa,
bの充電、DMCb,dの放電を行う。イコライズ回路
15は読み出し時、どちらの組のデータ線が副データ線と
なるかで、制御線EQ1 、EQ2 がイコライズ動作制御
する。イコライズ動作されると、副データ線どうしの電
荷の再分配が行われ、主データ線の電位に対する副デー
タ線の基準電位が生成されるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特にダミーセルを有するダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリ(以下DRAMと称する)に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のDRAMではデータ線のプリチャ
ージ方式の違いにより、Vdd(Vss)プリチャージ方式
及びVdd/2プリチャージ方式に分けることができる。
Vdd(Vss)プリチャージ方式では、参照電位を得るた
めにダミーセルを有し、ダミーセルは各データ線毎に一
つ接続されており、そのダミーセルのキャパシタはメモ
リセルのキャパシタの半分の容量値を持つように設定さ
れている。
【0003】すなわち、読み出し時には、情報の格納さ
れているメモリセルが選択された主データ線に対する、
副データ線のダミーセルが選択されるが、前述のように
メモリセルとダミーセルのキャバシタの容量値が異なる
ため、ダミーセルの選択された副データ線とメモリセル
の選択された主データ線の電位も異なる。Vdd(Vss)
プリチャージ方式では、この主データ線と副データ線間
の電位の差をセンスアンプで増幅し、2値の電位の確定
を行っている。
【0004】一方、Vdd/2プリチャージ方式は、原理
的にはダミーセルが不要である。メモリセルへのデータ
書き込みは“0”(Vss:基準電位、例えば接地電位)
または“1”(Vdd:例えば内部電源電位)で行われ
る。読み出し時に“0”か“1”のデータがデータ線上
に現れる。副データ線の電位は、読み出し動作前のプリ
チャージによりVdd/2になっているので、情報の格納
されているメモリセルが選択された主データ線の電位は
Vdd/2を中心に変化することになる。
【0005】従って、Vdd/2プリチャージ方式では、
この主データ線と副データ線間の電位の差をセンスアン
プで増幅し、2値の電位の確定を行っている。ただし、
この方式ではVdd/2電位を発生する回路と、ワード線
のブートストラップ回路が必要となる。
【0006】図6は従来のVdd(Vss)プリチャージ方
式のDRAMの一例である。1組のデータ線対DTL
a,DTLbにそれぞれメモリセルMCa,MCbとダ
ミーセルDMCa,DMCbが接続されている。これら
メモリセルやダミーセルを選択するためのワード線/W
L1 ,/WL2 ,/DWL1 ,/DWL2 が、それぞれ
データ線対DTLa,DTLbに交差するように設けら
れている(各ワード線の記号先頭の/は、“L”(ロ
ー)レベル信号で素子をアクティブにする信号線という
意味であり図中では上にバーが付く)。11はプリチャー
ジ信号PCによってデータ線DTLa,DTLbをプリ
チャージするプリチャージ回路、12はデータ線対DTL
a,DTLbに読出されたメモリセルのデータ信号の電
位差をセンスし増幅出力するセンスアンプ回路である。
センスアンプ回路12は信号/SAEにより動作制御され
る(/SAEの先頭の/は、“L”(ロー)レベル信号
で素子をアクティブにする信号線という意味であり図中
では上にバーが付く)。
【0007】メモリセルMCaやMCbとダミーセルD
MCやDMCbとの容量比は2:1に設定される。これ
により、データ線対の一方のデータ線、例えばDTLa
を主データ線としこのデータ線DTLaに接続されたメ
モリセルMCaのデータを読出すとき、データ線対の他
方のデータ線DTLb(副データ線とする)に接続され
たダミーセルDMCbの持つ容量のデータが基準とな
り、メモリセルMCaのデータの“1”/“0”がセン
スアンプ12により判定できる。
【0008】ところで、ダミーセルのキャパシタの容量
は、メモリセルのキャパシタ容量を基準として設定する
が、ダミーセルとメモリセルではマスクパターンが異な
るため、製造プロセスが変更になるとデバイスのパラメ
ータが変わる。このため、その都度上記した容量比の再
計算が必要であり、その容量比をメモリセルとダミーセ
ルに対して2:1に合わせ込むことが煩わしく困難であ
る。
【0009】一方、Vdd/2プリチャージ方式において
は、上述のように、ワード線のブートストラップ回路及
びVdd/2プリチャージ電圧発生回路などが別に必要と
なり、その分、回路規模が増大し、パターンサイズが大
きくなりコストが高くなるうえ、設計も複雑である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
製造プロセスが変更になるとダミーセルとメモリセルの
容量設定の調整が困難であり、また、ダミーセルを必要
としないVdd/2プリチャージ方式を採用した場合、ワ
ード線のブートストラップ回路及びVdd/2プリチャー
ジ電圧発生回路などの回路が必要となり、メモリ回路全
体の高集積化を妨げるでだけでなく、コストが高くなる
うえ、設計も複雑であるという欠点がある。
【0011】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、プロセスに依存せず設
計が容易で、かつ簡素で安価な半導体記憶装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体記憶装
置は、互いに主データ線及び副データ線を形成する各デ
ータ線を対とした複数のデータ線対と、前記データ線対
それぞれと交差する複数のワード線と、前記ワード線に
より選択制御されるメモリセルが前記各データ線に複数
接続されこれらメモリセルがマトリクス状に形成された
メモリセルアレイと、前記各データ線毎に1つ設けられ
る前記メモリセルと同等のダミーセルと、前記データ線
対間の電位の差を増幅するセンスアンプ回路と、前記デ
ータ線対を一定電位にするプリチャージ回路と、前記デ
ータ線対の隣り合う二組のうち、一方の組のデータ線対
を第1の電位に設定するための第1の電位供給回路と、
もう一方の組のデータ線対を第2の電位に設定するため
の第2の電位供給回路と、前記データ線対の隣り合う二
組について副データ線どうしをイコライズ制御するイコ
ライズ回路とを具備し、前記第1、第2の電位供給回路
によりそれぞれ前記ダミーセルのキャパシタが充放電さ
れ、前記メモリセルアレイより選択されるメモリセルに
おける主データ線へのデータの読み出し時、隣り合う二
組の前記データ線対の副データ線どうしで電荷の再分配
を行い主データ線の電位に対する副データ線の基準電位
を生成することを特徴とする。
【0013】この発明では、前記ダミーセルが選択され
ている二組の副データ線間において、電荷の再分配を行
うことにより、主データ線と副データ線間の電位の差を
得る構成であるから、ダミーセルとしてメモリセルと同
等のセルを使用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施形態
の半導体記憶装置に係るDRAMの要部の構成を示す回
路図である。互いに主データ線及び副データ線を形成す
る各データ線DTLa,DTLbを対としたデータ線
対、DTLc,DTLdを対としたデータ線対が構成さ
れている。ワード線/WL1 ,/WL2 はこれら各デー
タ線対と交差するように設けられている。これらワード
線/WL1 ,/WL2 により選択制御されるメモリセル
MCa,MCb,MCc,MCdが上記対応するデータ
線に接続されている。このようなメモリセルは図示しな
い他の各データ線対とワード線が交差する毎に配列さ
れ、マトリクス状のメモリセルアレイを構成する。
【0015】また、各データ線毎に上記メモリセルと同
等のダミーセルDMCa,DMCb,DMCc,DMC
dが設けられている。これらダミーセルを選択制御する
ワード線はダミーセルワード線/DWL1 ,/DWL2
として、ワード線/WL1 ,/WL2 と同様に各データ
線対と交差するように設けられている。
【0016】上記メモリセルアレイを構成するメモリセ
ルの領域とダミーセルの領域との間にはデータ線対間の
電位の差を増幅するセンスアンプ回路11(11-1,11-2)
が設けられている。制御線/SAEはセンスアンプ回路
11の動作制御用の信号が供給される。すなわち、センス
アンプ回路11は制御線/SAEの信号により主データ線
と副データ線の電位の差を増幅し2値の電位の確定を行
う。上記メモリセル領域とセンスアンプ回路11の間の位
置にはデータ線対を一定電位にするプリチャージ回路12
(12-1,12-2)が設けられている。制御線PRCにはプ
リチャージ回路12の動作制御用の信号が供給される。
【0017】データ線対DTLa,DTLbと、隣り合
うデータ線対DTLc,DTLdについて、一方のデー
タ線対DTLa,DTLbを電源電位Vddに設定するた
めの電位供給回路13と、もう一方のデータ線対DTL
c,DTLdを接地電位GNDに設定するための電位供
給回路14が構成されている。
【0018】電位供給回路13は各データ線DTLa,D
TLbの端部を共に電源電位Vddに接続し、各データ線
の経路に対してそれぞれPチャネルMOSトランジスタ
131,132 の電流通路を接続することにより、MOSト
ランジスタ131 ,132 のゲート制御によって電源電位V
ddをトランスファ制御させる。電位供給回路14は各デー
タ線DTLa,DTLbの端部を共に接地電位GNDに
接続し、各データ線の経路に対してそれぞれPチャネル
MOSトランジスタ141 ,142 の電流通路を接続するこ
とにより、MOSトランジスタ141 ,142 のゲート制御
によって接地電位GNDをトランスファ制御させる。
【0019】各MOSトランジスタ131 ,132 ,141 ,
142 のゲートは制御線/SETに共通に接続されている
(/SETの先頭の/は、“L”(ロー)レベル信号で
素子をアクティブにする信号線という意味であり図中で
は上にバーが付く)。すなわち、制御線/SETの
“L”レベル(ローレベル)の信号により、MOSトラ
ンジスタ131 ,132 は、選択されるダミーセルDMC
a,DMCbの充電を行い、MOSトランジスタ141 ,
142 は、選択されるダミーセルDMCb,DMCdの放
電を行う。
【0020】さらに、データ線対DTLa,DTLb
と、隣り合うデータ線対DTLc,DTLdについて、
副データ線となるデータ線どうしをイコライズ制御する
ためのイコライズ回路15が構成されている。
【0021】イコライズ回路15は、データ線DTLaと
DTLcとの接続経路にNチャネルMOSトランジスタ
151 の電流通路が接続され、データ線DTLbとDTL
dとの接続経路にNチャネルMOSトランジスタ152 の
電流通路が接続されている。MOSトランジスタ151 の
ゲートは制御線EQ1 に接続され、MOSトランジスタ
152 のゲートは制御線EQ2 に接続されている。これに
より、どちらの組のデータ線が副データ線となるかで、
制御線EQ1 あるいはEQ2 がイコライズ動作を制御す
る。イコライズ動作されると、副データ線どうしの電荷
の再分配が行われることになり、主データ線の電位に対
する副データ線の基準電位が生成される。
【0022】図2は図1の具体的な回路例を示す回路図
である。メモリセルMCa〜d及びダミーメモリセルD
MCa〜dの各々はPチャネル型のトランジスタとキャ
パシタで構成される。センスアンプ回路11はそれぞれC
MOSインバータ回路111 ,112 の互いの入出力がデー
タ線対間で反対向きに接続されており、Pチャネル型の
MOSトランジスタ113 で動作制御される。プリチャー
ジ回路12はそれぞれNチャネル型のMOSトランジスタ
121 〜123 で動作制御される。
【0023】図2の回路動作について、図3のタイミン
グチャートを参照しながら説明する。ここではメモリセ
ルMCa,MCcのデータの読み出しを行うものと仮定
する。まず、ダミーセルワード線/DWL2 の信号レベ
ルをダミーセルがオンするレベル(“L”レベル)に
し、ダミーセルDMCb,DMCdをそれぞれデータ線
DTLb,DTLdに接続する(21)。このとき、ダミ
ーセルDMCa,DMCcもそれぞれデータ線DTL
a,DTLcに接続されている。次に制御線/SETを
“L”レベルにしてMOSトランジスタ131 ,132 ,14
1 ,142 をオン状態にする(22)。これにより、ダミー
セルDMCbは電源電位Vddにより充電され、ダミーセ
ルDMCdは接地電位GNDにより放電される(DMC
aの充電、DMCbの放電も同じく行われる)。
【0024】その後、ダミーセルワード線/DWL2
を、ダミーセルがオフするレベル(“H”レベル)にす
ることにより(23)、ダミーセルDMCb,DMCdを
それぞれデータ線DTLb,DTLdより切り離す(ダ
ミーセルワード線/DWL1 においても既に“H”レベ
ルにされダミーセルDMCa,DMCcをそれぞれのデ
ータ線から切り離されている)。次に、制御線/SET
を“H”レベルにし、MOSトランジスタ131 ,132 ,
141 ,142 をオフ状態して、各データ線を電源電位Vdd
及び接地電位GNDより切り離す(24)。
【0025】次に、イコライズ回路15中の制御線EQ1
を“H”レベルにしてMOSトランジスタ151 をオン状
態にすることにより、副データ線となるデータ線DTL
b,DTLdどうしを同一電位にイコライズする(2
5)。そして、制御線PRCをプリチャージ回路12の活
性化レベル(“H”レベル)にする(26)。データ線D
TLa〜dへのプリチャージが行われた後、ワード線/
WL1 の信号レベルを、セルがオンするレベル(“L”
レベル)にして(27)、メモリセルMCa,MCcをそ
れぞれデータ線DTLa,DTLcに接続する。そし
て、ダミーセルワード線/DWL2 を、ダミーセルがオ
ンする信号レベル(“L”レベル)にして(28)、ダミ
ーセルDMCb,DMCdをそれぞれデータ線DTL
b,DTLdに接続する。
【0026】これにより、データ線DTLb,DTLd
間で電荷の再分配が行われ、すなわち、副データ線とし
てのデータ線DTLb,DTLd間には次式で表す電位
が得られる。 VbitB=(Cs/2(Cb+Cs))Vdd …(1) また、主データ線との関係は次のようになる。 VbitB=(1/2)Vbit …(2) ただし、VbitBは副データ線の電位、Vbit は主データ
線信号振幅、Csはダミーセルのキャパシタ容量値、C
bは副データ線の配線用容量値、Vddは電源電位であ
る。
【0027】従って、ダミーセルとメモリセルの容量比
を利用せずに、データ線対間の電位の差を得ることが可
能である。この後、制御線EQ1 を“L”レベルにして
(29)、MOSトランジスタ151 をオフ状態にし、制御
線/SAEの“L”レベル(30)により、センスアンプ
を動作させ通常のDRAMと同様にデータの読み出しを
行う。
【0028】図4はこの発明の第2の実施形態の半導体
記憶装置に係るDRAMの要部の構成を示す回路図であ
る。図1の回路に比べて異なるのは、ダミーセルとイコ
ライズ回路の間のビット線の経路それぞれにタイミング
調整用のNチャネル型MOSトランジスタ161 〜164 が
設けられ、メモリセルアレイとダミーセルとの間のデー
タ線の接続を制御するトランスファ制御回路16が構成さ
れる点、及び、メモリセル側のビット線のプリチャージ
回路12とは別にダミーメモリセル側のビット線のプリチ
ャージ回路17が設けられている点である。トランスファ
制御回路16は制御線CONにより制御される。プリチャ
ージ回路17は制御線PRCにより制御され、プリチャー
ジ回路12の制御線PRCと同じタイミングである。
【0029】図4の回路動作について、図5のタイミン
グチャートを参照しながら説明する。ここでは上述の実
施形態と同様にメモリセルMCa,MCcのデータの読
み出しを行うものと仮定する。まず、トランスファ制御
回路16の制御線CONを“L”レベルにすることにより
(50)、MOSトランジスタ161 〜164 をオフ状態にす
る。これにより、メモリセル部とダミーセル部の回路が
電気的に切り放される。これに伴い、ダミーセルワード
線/DWL2 の信号レベルを、ダミーセルがオンするレ
ベル(“L”レベル)にし、ダミーセルDMCb,DM
Cdをそれぞれデータ線DTLb,DTLdに接続する
(51)。このときダミーセルDMCa,DMCcもそれ
ぞれデータ線DTLa,DTLcに接続されている。次
に、制御線/SETを“L”レベルにしてMOSトラン
ジスタ131 ,132 ,141 ,142 をオン状態にする(5
2)。これにより、ダミーセルDMCbは電源電位Vdd
により充電され、ダミーセルDMCdは接地電位GND
により放電される(DMCaの充電、DMCbの放電も
同じく行われる)。
【0030】その後、ダミーセルワード線/DWL2
を、ダミーセルがオフするレベル(“H”レベル)にす
ることにより(53)、ダミーセルDMCb,DMCdを
それぞれデータ線DTLb,DTLdより切り離す(ダ
ミーセルワード線/DWL1 においても既に“H”レベ
ルにされダミーセルDMCa,DMCcをそれぞれのデ
ータ線から切り離されている)。次に、制御線/SET
を“H”レベルにしMOSトランジスタ131 ,132 ,14
1 ,142 をオフ状態して、各データ線を電源電位Vdd及
び接地電位GNDより切り離す(54)。
【0031】制御線/SETの“H”に伴い、制御線C
ONを“H”レベルにしてMOSトランジスタ161 〜16
4 をオン状態にし(55)、メモリセル部とダミーセル部
の回路を結合させる。さらにイコライズ回路15中の制御
線EQ1 を“H”レベルにして(56)、MOSトランジ
スタ151 をオン状態にすることにより、副データ線とな
るデータ線DTLb,DTLdどうしを同一電位にイコ
ライズする。また、このとき制御線PRCをプリチャー
ジ回路12の活性化レベル(“H”レベル)にする(5
7)。データ線DTLa〜dへのプリチャージが行われ
た後、ワード線/WL1 の信号レベルを、セルがオンす
るレベル(“L”レベル)にして(58)、メモリセルM
Ca,MCcをそれぞれデータ線DTLa,DTLcに
接続する。そして、ダミーセルワード線/DWL2 を、
ダミーセルがオンする信号レベル(“L”レベル)にし
て(59)、ダミーセルDMCb,DMCdをそれぞれデ
ータ線DTLb,DTLdに接続する。これにより、デ
ータ線DTLb,DTLd間で電荷の再分配が行われ、
比較したいデータ線対間の電位の差を得る。
【0032】この後、制御線EQ1 を“L”レベルにし
て(60)、MOSトランジスタ151をオフ状態にし、制
御線/SAEの“L”レベル(61)により、センスアン
プを動作させ、通常のDRAMと同様にデータの読み出
しを行う。そして、データ線の信号振幅が充分大きくな
った時点で、制御線CONを“L”レベルにし(62)、
MOSトランジスタ161 〜164 をオフ状態にする。さら
に、各ダミーセルワード線を“L”レベルとすることに
より(63)、ダミーセルDMCa〜dをそれぞれデータ
線DTLa〜dに接続する。その後、制御線/SETを
“L”レベルにしてMOSトランジスタ131 ,132 ,14
1 ,142 をオン状態にし(64)、ダミーセルDMCa,
DMCbは電源電位Vddにより充電、ダミーセルDMC
c,DMCdは接地電位GNDにより放電という上記動
作を繰り返し行う。
【0033】上記構成によれば、MOSトランジスタ16
1 〜164 を設けることにより、メモリセル部とダミーセ
ル部の回路を分けて動作させながら、前記図1の構成と
同様な回路動作が得られる。これにより、高速動作が可
能な回路が得られ、また、ダミーセルの充放電時の消費
電流を小さくできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ダミーセルとメモリセルのキャパシタの容量比を利用し
なくとも、ダミーセルが選択された副データ線間での電
荷の再分配を行うことによりデータ線対間に最適な電位
の差が得られる。この結果、製造プロセスが変更になっ
た場合でも、メモリセルとダミーセルのキャパシタの容
量比の再計算が不要となる。またVdd/2プリチャージ
方式に比べ、ワード線ブートストラップ回路及びVdd/
2プリチャージ回路などが不要で、回路規模も小さくな
るためコストも安く、設計も容易である。上記のような
利点を有する半導体記憶装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の半導体記憶装置に
係るDRAMの要部の構成を示す回路図。
【図2】図1の具体的な回路例を示す回路図。
【図3】図2の回路動作を示すタイミングチャート。
【図4】この発明の第2の実施形態の半導体記憶装置に
係るDRAMの要部の構成を示す回路図。
【図5】図4の回路動作を示すタイミングチャート。
【図6】従来のVdd(Vss)プリチャージ方式のDRA
Mの一例を示す要部の回路図。
【符号の説明】
DTLa〜d…データ線、/WL1 ,/WL2 …ワード
線、MCa〜d…メモリセル、/DWL1 ,/DWL2
…ダミーワード線、DMCa〜d…ダミーセル、11…セ
ンスアンプ回路、12,17…プリチャージ回路、13,14…
電位供給回路、15…イコライズ回路、16…トランスファ
制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに主データ線及び副データ線を形成
    する各データ線を対とした複数のデータ線対と、 前記データ線対それぞれと交差する複数のワード線と、 前記ワード線により選択制御されるメモリセルが前記各
    データ線に複数接続されこれらメモリセルがマトリクス
    状に形成されたメモリセルアレイと、 前記各データ線毎に1つ設けられる前記メモリセルと同
    等のダミーセルと、 前記データ線対間の電位の差を増幅するセンスアンプ回
    路と、 前記データ線対を一定電位にするプリチャージ回路と、 前記データ線対の隣り合う二組のうち、一方の組のデー
    タ線対を第1の電位に設定するための第1の電位供給回
    路と、もう一方の組のデータ線対を第2の電位に設定す
    るための第2の電位供給回路と、 前記データ線対の隣り合う二組について副データ線どう
    しをイコライズ制御するイコライズ回路とを具備し、 前記第1、第2の電位供給回路によりそれぞれ前記ダミ
    ーセルのキャパシタが充放電され、前記メモリセルアレ
    イより選択されるメモリセルにおける主データ線へのデ
    ータの読み出し時、隣り合う二組の前記データ線対の副
    データ線どうしで電荷の再分配を行い主データ線の電位
    に対する副データ線の基準電位を生成することを特徴と
    する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 互いに主データ線及び副データ線を形成
    する各データ線を対とした複数のデータ線対と、 前記データ線対それぞれと交差する複数のワード線と、 前記ワード線により選択制御されるメモリセルが前記各
    データ線に複数接続されこれらメモリセルがマトリクス
    状に形成されたメモリセルアレイと、 前記各データ線毎に1つ設けられる前記メモリセルと同
    等のダミーセルと、 前記メモリセルアレイとダミーセルとの間を結ぶ前記各
    データ線の経路を接続制御するトランスファ制御回路
    と、 前記データ線対間の電位の差を増幅するセンスアンプ回
    路と、 前記トランスファ制御回路を隔てて前記メモリセルアレ
    イ側に設けられた前記データ線対を一定電位にする第1
    のプリチャージ回路と、 前記トランスファ制御回路を隔てて前記ダミーセル側に
    設けられた前記データ線対を一定電位にする第2のプリ
    チャージ回路と、 前記データ線対の隣り合う二組のうち、一方の組のデー
    タ線対を第1の電位に設定するための第1の電位供給回
    路と、もう一方の組のデータ線対を第2の電位に設定す
    るための第2の電位供給回路と、 前記データ線対の隣り合う二組について副データ線どう
    しをイコライズ制御するイコライズ回路とを具備し、 前記第1、第2の電位供給回路によりそれぞれ前記ダミ
    ーセルのキャパシタが充放電され、前記メモリセルアレ
    イより選択されるメモリセルにおける主データ線へのデ
    ータの読み出し時、隣り合う二組の前記データ線対の副
    データ線どうしで電荷の再分配を行い主データ線の電位
    に対する副データ線の基準電位を生成することを特徴と
    する半導体記憶装置。
JP7315428A 1995-12-04 1995-12-04 半導体記憶装置 Pending JPH09161482A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100335400B1 (ko) * 1998-12-23 2002-09-26 주식회사 하이닉스반도체 더미 셀을 이용하여 레저버 캡을 구현한 반도체장치

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KR100335400B1 (ko) * 1998-12-23 2002-09-26 주식회사 하이닉스반도체 더미 셀을 이용하여 레저버 캡을 구현한 반도체장치

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