JPH09160449A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH09160449A JPH09160449A JP7321720A JP32172095A JPH09160449A JP H09160449 A JPH09160449 A JP H09160449A JP 7321720 A JP7321720 A JP 7321720A JP 32172095 A JP32172095 A JP 32172095A JP H09160449 A JPH09160449 A JP H09160449A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- paper
- sensors
- key
- paper feed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録材の有無を検出するセンサが正常な動作
をするかどうかを診断する場合において、検出センサの
数が複数存在していても、診断する検出センサを選択す
ることにより、選択された検出センサの検出状態のみを
表示して、検出センサの診断を行い易くする画像形成装
置を提供することにある。 【解決手段】 記録材の有無を検出するセンサを選択で
きる選択手段と選択されたセンサの数や相互の位置関係
に応じて記録材の動作回数を制御する制御手段と、選択
されたセンサの検出状態を表示させる表示手段とを有す
ることを特徴とする画像形成装置。
をするかどうかを診断する場合において、検出センサの
数が複数存在していても、診断する検出センサを選択す
ることにより、選択された検出センサの検出状態のみを
表示して、検出センサの診断を行い易くする画像形成装
置を提供することにある。 【解決手段】 記録材の有無を検出するセンサを選択で
きる選択手段と選択されたセンサの数や相互の位置関係
に応じて記録材の動作回数を制御する制御手段と、選択
されたセンサの検出状態を表示させる表示手段とを有す
ることを特徴とする画像形成装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置、例えば複写機にお
いて、複写紙の有無を検出するためのセンサが、複写紙
の搬送経路上に設けられている。このセンサの動作が正
常に行われているかどうかを診断するための診断モード
が搭載されている複写機がある。
いて、複写紙の有無を検出するためのセンサが、複写紙
の搬送経路上に設けられている。このセンサの動作が正
常に行われているかどうかを診断するための診断モード
が搭載されている複写機がある。
【0003】上記診断モードでは、複写紙を搬送経路に
通し、複写紙の存在が検出されると対応するLED等を
点灯させることによって検出センサが正常に動作してい
ることを確認する。
通し、複写紙の存在が検出されると対応するLED等を
点灯させることによって検出センサが正常に動作してい
ることを確認する。
【0004】このような従来の診断モードでは、複数の
検出センサを診断する場合、1回の複写紙の通紙動作だ
けで行い、センサが複写紙を検出したか否かを表示パネ
ル等のLEDの点灯でリアルタイムに表示する。
検出センサを診断する場合、1回の複写紙の通紙動作だ
けで行い、センサが複写紙を検出したか否かを表示パネ
ル等のLEDの点灯でリアルタイムに表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の画像形成装置では、センサとLED等の表示素子と
が1対1に対応して設けられており、センサが複数存在
する場合に、検出センサのON/OFFに対応させて、
センサに対応するそれぞれの表示部をリアルタイムにO
N/OFF表示させるため、表示が連続的に速く変化
し、非常に見づらく各センサの診断が行いにくい、ある
いはON/OFF表示を見落とすという問題があった。
来の画像形成装置では、センサとLED等の表示素子と
が1対1に対応して設けられており、センサが複数存在
する場合に、検出センサのON/OFFに対応させて、
センサに対応するそれぞれの表示部をリアルタイムにO
N/OFF表示させるため、表示が連続的に速く変化
し、非常に見づらく各センサの診断が行いにくい、ある
いはON/OFF表示を見落とすという問題があった。
【0006】本発明の目的は、記録材の有無を検出する
センサが正常な動作をするかどうかを診断する場合にお
いて、検出センサの数が複数存在していても、診断する
検出センサを選択することにより、選択された検出セン
サの検出状態のみを表示して、検出センサの診断を行い
易くする画像形成装置を提供することにある。
センサが正常な動作をするかどうかを診断する場合にお
いて、検出センサの数が複数存在していても、診断する
検出センサを選択することにより、選択された検出セン
サの検出状態のみを表示して、検出センサの診断を行い
易くする画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、所定の搬送経路に沿って記
録材を搬送させ、前記記録材上に画像を形成する画像形
成装置に関するものである。該画像形成装置は、搬送経
路上に設けられ搬送経路上を搬送される記録材の有無を
各検出位置において検出する複数のセンサと、上記セン
サの動作を診断するための診断モードを設定する診断モ
ード設定手段と、上記診断モードにおいて診断するセン
サを上記複数のセンサより任意に選択する選択手段と、
上記診断モードにおいて上記選択されたセンサの検出状
態を表示する表示手段と、上記診断モードにおいて記録
材を搬送経路に沿って搬送し、上記選択手段によって選
択されたセンサの検出状態を、上記表示手段に表示させ
る制御手段と、を備えたことを特徴とする。
に請求項1に記載の発明は、所定の搬送経路に沿って記
録材を搬送させ、前記記録材上に画像を形成する画像形
成装置に関するものである。該画像形成装置は、搬送経
路上に設けられ搬送経路上を搬送される記録材の有無を
各検出位置において検出する複数のセンサと、上記セン
サの動作を診断するための診断モードを設定する診断モ
ード設定手段と、上記診断モードにおいて診断するセン
サを上記複数のセンサより任意に選択する選択手段と、
上記診断モードにおいて上記選択されたセンサの検出状
態を表示する表示手段と、上記診断モードにおいて記録
材を搬送経路に沿って搬送し、上記選択手段によって選
択されたセンサの検出状態を、上記表示手段に表示させ
る制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するために請求項2
に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置の上記
制御手段は、上記選択されたセンサに応じて上記診断モ
ードにおける記録材の搬送回数を決定することを特徴と
する。
に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置の上記
制御手段は、上記選択されたセンサに応じて上記診断モ
ードにおける記録材の搬送回数を決定することを特徴と
する。
【0009】また、上記目的を達成するために請求項3
に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置の上記
制御手段は、上記選択されたセンサの相互の位置関係に
応じて、上記診断モードにおける記録材の搬送回数を決
定することを特徴とする。
に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置の上記
制御手段は、上記選択されたセンサの相互の位置関係に
応じて、上記診断モードにおける記録材の搬送回数を決
定することを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するために請求項4
に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置の上記
制御手段は、上記選択されたセンサの数に応じて、上記
診断モードにおける記録材の搬送回数を決定することを
特徴とする。
に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置の上記
制御手段は、上記選択されたセンサの数に応じて、上記
診断モードにおける記録材の搬送回数を決定することを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0012】図1は本発明に係る複写機システム1の概
略構成を示す図である。複写機システム1は複写機本体
1A、消耗品の収納庫を兼ねる本体載置台1B、給紙ユ
ニット1Cで構成される。
略構成を示す図である。複写機システム1は複写機本体
1A、消耗品の収納庫を兼ねる本体載置台1B、給紙ユ
ニット1Cで構成される。
【0013】複写機本体1Aは、上部に原稿を読み取る
光学系、中央部に作像部、左側部に給紙機構が配置され
た構成から成る。
光学系、中央部に作像部、左側部に給紙機構が配置され
た構成から成る。
【0014】光学系20は、原稿台ガラス11上に載置
される原稿を走査露光し、原稿面からの反射光を複写機
本体1Aの中央にある感光体ドラム2の表面に結像する
ものである。光学系20は、露光ランプ21、反射鏡2
2、23、24、25、投影レンズ26とを備える。露
光ランプ21と反射鏡22はV/M(V:感光体ドラム
2の周速度、M:複写倍率)の速度で、また、反射鏡2
3、24はV/2Mの速度で、それぞれ原稿台ガラス1
1の下面に沿って往復移動して原稿を走査露光する。投
影レンズ26の位置調整によって複写倍率が変更され
る。
される原稿を走査露光し、原稿面からの反射光を複写機
本体1Aの中央にある感光体ドラム2の表面に結像する
ものである。光学系20は、露光ランプ21、反射鏡2
2、23、24、25、投影レンズ26とを備える。露
光ランプ21と反射鏡22はV/M(V:感光体ドラム
2の周速度、M:複写倍率)の速度で、また、反射鏡2
3、24はV/2Mの速度で、それぞれ原稿台ガラス1
1の下面に沿って往復移動して原稿を走査露光する。投
影レンズ26の位置調整によって複写倍率が変更され
る。
【0015】作像部は、周知の電子写真プロセスによっ
て作像を行うもので、感光体ドラム2上に形成された静
電潜像をトナーによって現像し、これを複写紙に転写
し、複写紙上にトナー像を定着するものである。作像部
は、図中反時計方向に回動可能に支持された感光体ドラ
ム2、感光体ドラム2の周囲に配置されたイレーサラン
プ3、帯電チャージャ5、現像装置6、転写チャージャ
8、分離チャージャ9、ブレード式のクリーナ10、ト
ナー像を転写された複写紙を搬送する搬送ベルト13、
搬送されてくる複写紙上のトナー像を定着させる定着装
置14とを備える。
て作像を行うもので、感光体ドラム2上に形成された静
電潜像をトナーによって現像し、これを複写紙に転写
し、複写紙上にトナー像を定着するものである。作像部
は、図中反時計方向に回動可能に支持された感光体ドラ
ム2、感光体ドラム2の周囲に配置されたイレーサラン
プ3、帯電チャージャ5、現像装置6、転写チャージャ
8、分離チャージャ9、ブレード式のクリーナ10、ト
ナー像を転写された複写紙を搬送する搬送ベルト13、
搬送されてくる複写紙上のトナー像を定着させる定着装
置14とを備える。
【0016】給紙機構は、手動で複写紙を給紙するため
の手差し給紙口31、給紙カセット42が装着された上
段給紙口(第4給紙口と呼ぶ)32、及び給紙カセット
51、52、53が装着された第1給紙口、第2給紙
口、第3給紙口を有する給紙ユニット1Cから複写紙を
給紙するための下段給紙口33とを備える。給紙カセッ
ト42、51、52、53のそれぞれには、異なるサイ
ズの複写紙を収納可能である。各給紙カセットに収納さ
れた複写紙は給紙ローラによって給紙された後、搬送ロ
ーラ17を介してタイミングローラ16へ搬送される。
感光ドラム2からトナー像が転写された複写紙は搬送ベ
ルト13によって定着装置14内のローラ対へ送られ、
トナー像の定着の後に排出ローラ15によって複写機本
体1Aの外へ送り出される。
の手差し給紙口31、給紙カセット42が装着された上
段給紙口(第4給紙口と呼ぶ)32、及び給紙カセット
51、52、53が装着された第1給紙口、第2給紙
口、第3給紙口を有する給紙ユニット1Cから複写紙を
給紙するための下段給紙口33とを備える。給紙カセッ
ト42、51、52、53のそれぞれには、異なるサイ
ズの複写紙を収納可能である。各給紙カセットに収納さ
れた複写紙は給紙ローラによって給紙された後、搬送ロ
ーラ17を介してタイミングローラ16へ搬送される。
感光ドラム2からトナー像が転写された複写紙は搬送ベ
ルト13によって定着装置14内のローラ対へ送られ、
トナー像の定着の後に排出ローラ15によって複写機本
体1Aの外へ送り出される。
【0017】複写機システム1は、第1から第5の搬送
経路を有する。第1搬送経路は、給紙カセット51に収
納された複写紙を給紙するする経路であり、給紙された
複写紙は、給紙ローラ51a、給紙ユニット1Cの出口
部、複写機本体1Aの下段給紙口33、複写機本体1A
内部の搬送ローラ17、タイミングローラ16、搬送ベ
ルト13、定着装置14、排出ローラ15を経由して機
外へ排出される。第2搬送経路は、給紙カセット52に
収納された複写紙を給紙する経路であり、給紙ローラ5
2a、給紙ユニット1Cの出口部、複写機本体1Aの下
段給紙口33、複写機本体1A内部の搬送ローラ17、
タイミングローラ16、搬送ベルト13、定着装置1
4、排出ローラ15を経由して機外へ排出される。第3
搬送経路は、給紙カセット53に収納された複写紙を給
紙する経路であり、給紙ローラ53a、給紙ユニット1
Cの出口部、複写機本体1Aの下段給紙口33、複写機
本体1A内部の搬送ローラ、タイミングローラ16、搬
送ベルト13、定着装置14、排出ローラ15を経由し
て機外へ排出される。第4搬送経路は、給紙カセット4
2に収納された複写紙を給紙する経路であり、給紙ロー
ラ42a、複写機本体1Aの上段給紙口32、複写機本
体1A内部の搬送ローラ17、タイミングローラ16、
搬送ベルト13、定着装置14、排出ローラ15を経由
して機外へ排出される。第5搬送経路は、複写機本体1
Aの手さし給紙口31、複写機本体1A内部の搬送ロー
ラ17、タイミングローラ16、搬送ベルト13、定着
装置14、排出ローラ15を経由して機外へ排出され
る。第1搬送経路、第2搬送経路、第3搬送経路は、給
紙ユニット1C内では各給紙カセットから給紙ユニット
1Cの出口部までの経路は非共通であるが、複写機本体
1A内部にある搬送ローラから排出ローラ15までの搬
送経路を共通とする。第4搬送経路は、複写機本体1A
内部にある搬送ローラ17から排出ローラ15までの搬
送経路を、第1搬送経路、第2搬送経路、第3搬送経路
と共通とする。第5搬送経路は、複写機本体1A内部に
ある搬送ローラから排出ローラ15までの搬送経路を第
4搬送経路と共通とする。
経路を有する。第1搬送経路は、給紙カセット51に収
納された複写紙を給紙するする経路であり、給紙された
複写紙は、給紙ローラ51a、給紙ユニット1Cの出口
部、複写機本体1Aの下段給紙口33、複写機本体1A
内部の搬送ローラ17、タイミングローラ16、搬送ベ
ルト13、定着装置14、排出ローラ15を経由して機
外へ排出される。第2搬送経路は、給紙カセット52に
収納された複写紙を給紙する経路であり、給紙ローラ5
2a、給紙ユニット1Cの出口部、複写機本体1Aの下
段給紙口33、複写機本体1A内部の搬送ローラ17、
タイミングローラ16、搬送ベルト13、定着装置1
4、排出ローラ15を経由して機外へ排出される。第3
搬送経路は、給紙カセット53に収納された複写紙を給
紙する経路であり、給紙ローラ53a、給紙ユニット1
Cの出口部、複写機本体1Aの下段給紙口33、複写機
本体1A内部の搬送ローラ、タイミングローラ16、搬
送ベルト13、定着装置14、排出ローラ15を経由し
て機外へ排出される。第4搬送経路は、給紙カセット4
2に収納された複写紙を給紙する経路であり、給紙ロー
ラ42a、複写機本体1Aの上段給紙口32、複写機本
体1A内部の搬送ローラ17、タイミングローラ16、
搬送ベルト13、定着装置14、排出ローラ15を経由
して機外へ排出される。第5搬送経路は、複写機本体1
Aの手さし給紙口31、複写機本体1A内部の搬送ロー
ラ17、タイミングローラ16、搬送ベルト13、定着
装置14、排出ローラ15を経由して機外へ排出され
る。第1搬送経路、第2搬送経路、第3搬送経路は、給
紙ユニット1C内では各給紙カセットから給紙ユニット
1Cの出口部までの経路は非共通であるが、複写機本体
1A内部にある搬送ローラから排出ローラ15までの搬
送経路を共通とする。第4搬送経路は、複写機本体1A
内部にある搬送ローラ17から排出ローラ15までの搬
送経路を、第1搬送経路、第2搬送経路、第3搬送経路
と共通とする。第5搬送経路は、複写機本体1A内部に
ある搬送ローラから排出ローラ15までの搬送経路を第
4搬送経路と共通とする。
【0018】また、複写機本体1A、給紙ユニット1C
には、複写紙搬送経路に複写紙の有無を各検出位置で検
出する複数の検出センサを備える。検出センサはJAM
の検出や搬送制御のために機能する。検出センサは、第
1給紙口の近傍にある第1給紙口センサSE1、第2給
紙口の近傍にある第2給紙口センサSE2、第3給紙口
の近傍にある第3給紙口センサSE3、タイミングロー
ラ16の近傍にある中間ローラセンサSE4、排出ロー
ラ15の近傍にある排出部センサSE5から成る。第1
給紙口センサSE1、第2給紙口センサSE2、第3給
紙口センサSE3は、それぞれ第1搬送経路、第2搬送
経路、第3搬送経路上に配置される。中間ローラセンサ
SE4は、全ての搬送経路が共通となる搬送ローラ17
とタイミングローラ16の間に配置される。排出部セン
サSE5は、全ての搬送経路共通となる定着装置14と
排出ローラ15の間に配置される。
には、複写紙搬送経路に複写紙の有無を各検出位置で検
出する複数の検出センサを備える。検出センサはJAM
の検出や搬送制御のために機能する。検出センサは、第
1給紙口の近傍にある第1給紙口センサSE1、第2給
紙口の近傍にある第2給紙口センサSE2、第3給紙口
の近傍にある第3給紙口センサSE3、タイミングロー
ラ16の近傍にある中間ローラセンサSE4、排出ロー
ラ15の近傍にある排出部センサSE5から成る。第1
給紙口センサSE1、第2給紙口センサSE2、第3給
紙口センサSE3は、それぞれ第1搬送経路、第2搬送
経路、第3搬送経路上に配置される。中間ローラセンサ
SE4は、全ての搬送経路が共通となる搬送ローラ17
とタイミングローラ16の間に配置される。排出部セン
サSE5は、全ての搬送経路共通となる定着装置14と
排出ローラ15の間に配置される。
【0019】複写紙搬送経路に設置された上記検出セン
サは、発光部と受光部を同一匡筺体内に備えるかまたは
別々の筺体で一対として使用し、(複写紙をアクチュエ
ータとして)光の遮断をもってON/OFFを検出する
フォトセンサや、発光部と受光部を同一筺体内に備える
かまたは別々の筺体で一対として使用し、複写紙が存在
すると発光部から照射された光を複写紙の表面にて反射
した光を受光してON/OFFを検出する反射型フォト
センサや、搬送される複写紙によって移動されるアクチ
ュエータの動作を電気的または機構的に検出するスイッ
チ、など移動してきた複写紙の有無を各検出位置におい
て検出できる部センサであれば良い。
サは、発光部と受光部を同一匡筺体内に備えるかまたは
別々の筺体で一対として使用し、(複写紙をアクチュエ
ータとして)光の遮断をもってON/OFFを検出する
フォトセンサや、発光部と受光部を同一筺体内に備える
かまたは別々の筺体で一対として使用し、複写紙が存在
すると発光部から照射された光を複写紙の表面にて反射
した光を受光してON/OFFを検出する反射型フォト
センサや、搬送される複写紙によって移動されるアクチ
ュエータの動作を電気的または機構的に検出するスイッ
チ、など移動してきた複写紙の有無を各検出位置におい
て検出できる部センサであれば良い。
【0020】図2は、複写機本体1Aの上面に設けられ
た操作パネルOPの平面図である。操作パネルOPに
は、選択されたモードの表示やモードの選択・設定を行
う液晶タッチパネル101、置数を入力するためのテン
キー群102、置数を標準値「1」に戻すためのクリア
ーキー103、設定されている各モードを標準値に戻す
ためのパネルリセットキー104、コピー動作を中止さ
せるためのストップキー105、コピー動作を開始させ
るためのスタートキー106が設けられている。
た操作パネルOPの平面図である。操作パネルOPに
は、選択されたモードの表示やモードの選択・設定を行
う液晶タッチパネル101、置数を入力するためのテン
キー群102、置数を標準値「1」に戻すためのクリア
ーキー103、設定されている各モードを標準値に戻す
ためのパネルリセットキー104、コピー動作を中止さ
せるためのストップキー105、コピー動作を開始させ
るためのスタートキー106が設けられている。
【0021】具体的に液晶タッチパネル101は、JA
M発生、サービスマンコール発生、ペーパーエンプティ
ー発生などの複写機システム1の各種状態、露光レベ
ル、倍率、用紙などの複写機システム1の動作モード、
その他の種々の情報を表示する。そして、各動作モード
の選択のための入力を行う。
M発生、サービスマンコール発生、ペーパーエンプティ
ー発生などの複写機システム1の各種状態、露光レベ
ル、倍率、用紙などの複写機システム1の動作モード、
その他の種々の情報を表示する。そして、各動作モード
の選択のための入力を行う。
【0022】図2に示す液晶タッチパネル101は、診
断モードにおける表示画面を表示している。診断モード
には、テンキー群102の「1」のキーとクリアーキー
103とパネルリセットキー104を同時に押すことに
よって切り替わる。診断モードでは、液晶タッチパネル
101上に、各センサに対応した複数のキーが表示さ
れ、診断したいセンサのキーを押すことによって診断の
対象となるセンサが選択され、選択されたセンサに対応
するキーは反転表示される。例えば、中間ローラセンサ
SE4を選択するならば、液晶タッチパネル101上の
中間ローラと表示されているキー107を押すことで選
択でき、表示が図2に示すようにキー107は下地は黒
く、文字部は白く反転表示される。さらに、スタートキ
ー106を押すことで診断モードにおける複写紙の搬送
が開始され、選択された検出センサの複写紙の検出状態
が、選択キーの中に表示されている横線の上方に表示さ
れる。選択されたセンサの検出状態は、上記検出センサ
が複写紙の存在を検出したときは、液晶パネル101上
のキー表示にONを表示し、上記検出センサが複写紙の
不在を検出したときは、液晶パネル101上のキー上に
OFFを表示することによって行われる。図2では、中
間ローラセンサSE4が選択され、この中間ローラセン
サSE4が複写紙の存在を検出している状態を示してい
る。
断モードにおける表示画面を表示している。診断モード
には、テンキー群102の「1」のキーとクリアーキー
103とパネルリセットキー104を同時に押すことに
よって切り替わる。診断モードでは、液晶タッチパネル
101上に、各センサに対応した複数のキーが表示さ
れ、診断したいセンサのキーを押すことによって診断の
対象となるセンサが選択され、選択されたセンサに対応
するキーは反転表示される。例えば、中間ローラセンサ
SE4を選択するならば、液晶タッチパネル101上の
中間ローラと表示されているキー107を押すことで選
択でき、表示が図2に示すようにキー107は下地は黒
く、文字部は白く反転表示される。さらに、スタートキ
ー106を押すことで診断モードにおける複写紙の搬送
が開始され、選択された検出センサの複写紙の検出状態
が、選択キーの中に表示されている横線の上方に表示さ
れる。選択されたセンサの検出状態は、上記検出センサ
が複写紙の存在を検出したときは、液晶パネル101上
のキー表示にONを表示し、上記検出センサが複写紙の
不在を検出したときは、液晶パネル101上のキー上に
OFFを表示することによって行われる。図2では、中
間ローラセンサSE4が選択され、この中間ローラセン
サSE4が複写紙の存在を検出している状態を示してい
る。
【0023】図3は、複写機システム1の給紙動作に係
わる制御回路のブロック図である。制御回路は、複写機
システム1を制御するCPU201、RAM202から
成る。操作パネルOP上の各種キーからの信号や、各種
検出用センサからの信号はCPU201に入力される。
CPU201からは、操作パネルOPからの入力信号と
RAM202との情報から給紙ローラ用のクラッチCL
1、CL2、CL3、CL4を駆動させる制御信号が出
力される。給紙ローラ用のクラッチCL1、CL2、C
L3、CL4のONにより、給紙ローラー51a、52
a、53a、42aが駆動される。
わる制御回路のブロック図である。制御回路は、複写機
システム1を制御するCPU201、RAM202から
成る。操作パネルOP上の各種キーからの信号や、各種
検出用センサからの信号はCPU201に入力される。
CPU201からは、操作パネルOPからの入力信号と
RAM202との情報から給紙ローラ用のクラッチCL
1、CL2、CL3、CL4を駆動させる制御信号が出
力される。給紙ローラ用のクラッチCL1、CL2、C
L3、CL4のONにより、給紙ローラー51a、52
a、53a、42aが駆動される。
【0024】図4は、複写機システム1を制御するCP
U201の概略フローチャートである。まずCPUにリ
セットがかかり、プログラムがスタートすると、各種レ
ジスタおよび装置を初期モードにするための初期設定を
行う(S1)。CPUに内臓されており、あらかじめ初
期設定でセットされた1ルーチンの時間を規定する内部
タイマをスタートさせる。(S2)。その後、各種サブ
ルーチン処理である表示処理S3、入力処理S4、コピ
ー制御S5、診断モードS6を実行する。すべてのサブ
ルーチン処理が終わると、前記S2でセットされた内部
タイマの終了を待って(S7)、前記S2に戻り、処理
を繰り返す。
U201の概略フローチャートである。まずCPUにリ
セットがかかり、プログラムがスタートすると、各種レ
ジスタおよび装置を初期モードにするための初期設定を
行う(S1)。CPUに内臓されており、あらかじめ初
期設定でセットされた1ルーチンの時間を規定する内部
タイマをスタートさせる。(S2)。その後、各種サブ
ルーチン処理である表示処理S3、入力処理S4、コピ
ー制御S5、診断モードS6を実行する。すべてのサブ
ルーチン処理が終わると、前記S2でセットされた内部
タイマの終了を待って(S7)、前記S2に戻り、処理
を繰り返す。
【0025】図5は、図4の診断モードS6のフローチ
ャートを示す。診断モードにおいて、まずコピースター
トキー106が押されると(S31)、選択されたセン
サとRAM202に内蔵されたテーブル(図6参照)よ
り給紙回数SNUMを決定する(S32)。次に給紙カ
セット42または給紙ユニット1Cから複写紙の給紙を
行う(S33)。この時、画像形成の制御は行わずに給
紙された複写紙は複写機本体1Aを通過する。次に選択
されたセンサが複写紙を検出したらリアルタイムにON
表示を行う(S34)。複写紙が機外に排出されたら
(S35)、給紙回数SNUMから1マイナスし(S3
6)、SNUMの数だけ複写紙が給紙されたかどうかを
判断する(S37)。給紙回数SNUM≠0なら複写紙
給紙処理へ戻り、処理が繰り返される。その後、メイン
ルーチンへ戻る。
ャートを示す。診断モードにおいて、まずコピースター
トキー106が押されると(S31)、選択されたセン
サとRAM202に内蔵されたテーブル(図6参照)よ
り給紙回数SNUMを決定する(S32)。次に給紙カ
セット42または給紙ユニット1Cから複写紙の給紙を
行う(S33)。この時、画像形成の制御は行わずに給
紙された複写紙は複写機本体1Aを通過する。次に選択
されたセンサが複写紙を検出したらリアルタイムにON
表示を行う(S34)。複写紙が機外に排出されたら
(S35)、給紙回数SNUMから1マイナスし(S3
6)、SNUMの数だけ複写紙が給紙されたかどうかを
判断する(S37)。給紙回数SNUM≠0なら複写紙
給紙処理へ戻り、処理が繰り返される。その後、メイン
ルーチンへ戻る。
【0026】図6は、図5の給紙回数制御処理(S3
2)において、選択されたセンサの数と位置によって、
給紙回数と給紙回数に応じて稼働する給紙口を決定する
ためのテーブルを示す。選択されたセンサの数と位置に
よってAからeまで分類され、それぞれの分類において
給紙回数と給紙回数に応じた給紙する給紙口が決まる。
2)において、選択されたセンサの数と位置によって、
給紙回数と給紙回数に応じて稼働する給紙口を決定する
ためのテーブルを示す。選択されたセンサの数と位置に
よってAからeまで分類され、それぞれの分類において
給紙回数と給紙回数に応じた給紙する給紙口が決まる。
【0027】選択されたセンサ数Nが1の場合、給紙回
数SNUMは1回となり、選択されたセンサが給紙口セ
ンサSE1であれば第1給紙口から(分類A)、給紙口
センサSE2であれば第2給紙口から(分類B)、給紙
口センサSE3であれば第3給紙口から(分類C)複写
紙が給紙される。他のセンサSE4、SE5が選択され
れば、複写紙の搬送経路が一番短い第4給紙口から複写
紙が給紙される(分類D、E)。
数SNUMは1回となり、選択されたセンサが給紙口セ
ンサSE1であれば第1給紙口から(分類A)、給紙口
センサSE2であれば第2給紙口から(分類B)、給紙
口センサSE3であれば第3給紙口から(分類C)複写
紙が給紙される。他のセンサSE4、SE5が選択され
れば、複写紙の搬送経路が一番短い第4給紙口から複写
紙が給紙される(分類D、E)。
【0028】選択されたセンサ数Nが複数の場合、複写
紙の検出表示はリアルタイムにON表示する(S34)
ため、センサが隣接していると表示が認識しづらくな
る。このため、給紙回数を増やすことでチェックを確実
にできるようにしている。
紙の検出表示はリアルタイムにON表示する(S34)
ため、センサが隣接していると表示が認識しづらくな
る。このため、給紙回数を増やすことでチェックを確実
にできるようにしている。
【0029】複数のセンサが選択された場合の給紙回数
SNUMを決定するための基本ルールを以下の(1)、
(2)、(3)に示す。(1)一つの搬送経路上に複数
の選択されたセンサが存在し、選択されたセンサが隣接
していない場合、給紙回数SNUMは1回とする。
(2)一つの搬送経路に複数の選択されたセンサが存在
し、選択されたセンサが隣接している場合、給紙回数S
NUMは2回とする。つまり、一つの搬送経路上に並ん
だ選択されたセンサを2つのグループに分けて診断を行
う。1回目の給紙では、隣接したセンサ群の中の給紙口
側から数えて奇数番目のセンサ群と、未選択のセンサに
挟まれている選択されたセンサを診断する。そして、2
回目の給紙では、隣接したセンサ群の中の給紙口側から
数えて遇数番目のセンサ群を診断する。(3)搬送経路
が増えれば、増えた分の経路それぞれにおける給紙回数
SNUMを(1)、(2)に従って求め、総給紙回数S
NUMを決定する。
SNUMを決定するための基本ルールを以下の(1)、
(2)、(3)に示す。(1)一つの搬送経路上に複数
の選択されたセンサが存在し、選択されたセンサが隣接
していない場合、給紙回数SNUMは1回とする。
(2)一つの搬送経路に複数の選択されたセンサが存在
し、選択されたセンサが隣接している場合、給紙回数S
NUMは2回とする。つまり、一つの搬送経路上に並ん
だ選択されたセンサを2つのグループに分けて診断を行
う。1回目の給紙では、隣接したセンサ群の中の給紙口
側から数えて奇数番目のセンサ群と、未選択のセンサに
挟まれている選択されたセンサを診断する。そして、2
回目の給紙では、隣接したセンサ群の中の給紙口側から
数えて遇数番目のセンサ群を診断する。(3)搬送経路
が増えれば、増えた分の経路それぞれにおける給紙回数
SNUMを(1)、(2)に従って求め、総給紙回数S
NUMを決定する。
【0030】選択されたセンサ数Nが複数で、一つの搬
送経路上でセンサが隣接していない分類Iは、第1搬送
経路上において、選択されたセンサSE1とSE5の間
に未選択のセンサSE4があり、選択されたセンサは隣
接していないので、上記(1)により給紙回数SNUM
が1回に決まる。他に分類L、Nが該当する。
送経路上でセンサが隣接していない分類Iは、第1搬送
経路上において、選択されたセンサSE1とSE5の間
に未選択のセンサSE4があり、選択されたセンサは隣
接していないので、上記(1)により給紙回数SNUM
が1回に決まる。他に分類L、Nが該当する。
【0031】また、選択されたセンサ数Nが複数で、一
つの搬送経路上でセンサが隣接している分類Xは、第2
搬送経路上において、選択された3つのセンサが隣接し
ているため、上記(2)により給紙回数SNUMは2回
と決まる。1回目の給紙では、隣接したセンサの中の給
紙口側から数えて1番目のセンサSE2と3番目のセン
サSE5を診断し、2回目の給紙では、隣接したセンサ
の中の給紙口側から数えて2番目のセンサSE4を診断
する。他に分類H、K、M、O、U、Yが該当する。
つの搬送経路上でセンサが隣接している分類Xは、第2
搬送経路上において、選択された3つのセンサが隣接し
ているため、上記(2)により給紙回数SNUMは2回
と決まる。1回目の給紙では、隣接したセンサの中の給
紙口側から数えて1番目のセンサSE2と3番目のセン
サSE5を診断し、2回目の給紙では、隣接したセンサ
の中の給紙口側から数えて2番目のセンサSE4を診断
する。他に分類H、K、M、O、U、Yが該当する。
【0032】また、選択されたセンサ数Nが複数で、そ
のうち給紙口センサSE1、SE2、SE3を2個以上
含み、かつ一つの搬送経路上でセンサが隣接していない
場合は、複写紙の搬送経路が2個以上となり、上記
(1)と(3)により決まる。これに該当する分類Wの
場合を以下に示す。選択されたセンサSE2とSE5が
隣接しない状態で第2搬送経路上にあるため、第2搬送
経路にて1回目の通紙する。残りの選択されたセンサS
E3は第3搬送経路上にあるため、第3搬送経路にて2
回目の通紙する。したがって給紙回数SNUMは2回と
なる。他に分類R、T、aが該当する。
のうち給紙口センサSE1、SE2、SE3を2個以上
含み、かつ一つの搬送経路上でセンサが隣接していない
場合は、複写紙の搬送経路が2個以上となり、上記
(1)と(3)により決まる。これに該当する分類Wの
場合を以下に示す。選択されたセンサSE2とSE5が
隣接しない状態で第2搬送経路上にあるため、第2搬送
経路にて1回目の通紙する。残りの選択されたセンサS
E3は第3搬送経路上にあるため、第3搬送経路にて2
回目の通紙する。したがって給紙回数SNUMは2回と
なる。他に分類R、T、aが該当する。
【0033】また、選択されたセンサ数Nが複数で、そ
のうち給紙口センサSE1、SE2、SE3を2個以上
含み、かつ一つの搬送経路上でセンサが隣接している場
合は、上記(2)と(3)により決まる。これに該当す
る分類bの場合を以下に示す。選択されたセンサSE1
とSE4とSE5は、第1搬送経路という一つの搬送経
路でセンサが3つ隣接するので、給紙口側から数えて1
番目のセンサSE1と3番目のセンサSE5を診断する
ために、第1搬送経路にて1回目の通紙をする。給紙口
から数えて2番目のセンサSE4の診断では、給紙する
距離を短縮するために、第4搬送経路にて2回目の通紙
をする。残りの選択されたセンサSE2は第2搬送経路
上にあるため、第2搬送経路にて3回目の通紙する。し
たがって給紙回数SNUMは3回となる。他に分類S、
V、Z、c、d、eが該当する。
のうち給紙口センサSE1、SE2、SE3を2個以上
含み、かつ一つの搬送経路上でセンサが隣接している場
合は、上記(2)と(3)により決まる。これに該当す
る分類bの場合を以下に示す。選択されたセンサSE1
とSE4とSE5は、第1搬送経路という一つの搬送経
路でセンサが3つ隣接するので、給紙口側から数えて1
番目のセンサSE1と3番目のセンサSE5を診断する
ために、第1搬送経路にて1回目の通紙をする。給紙口
から数えて2番目のセンサSE4の診断では、給紙する
距離を短縮するために、第4搬送経路にて2回目の通紙
をする。残りの選択されたセンサSE2は第2搬送経路
上にあるため、第2搬送経路にて3回目の通紙する。し
たがって給紙回数SNUMは3回となる。他に分類S、
V、Z、c、d、eが該当する。
【0034】それぞれの給紙回数SNUMに応じた給紙
口の駆動順番は図6に示す。
口の駆動順番は図6に示す。
【0035】図7は、図5のペーパー給紙処理(S3
3)のフローチャートを示す。選択されたセンサの数と
相互の位置関係から図6のテーブルを参照して給紙回数
SNUMと給紙回数SNUMに応じて稼働する給紙口を
決定する。第1給紙口からの給紙であれば(S52)ク
ラッチCL1を駆動する(S56)。第2給紙口からの
給紙であれば(S53)クラッチCL2を駆動する(S
57)。第3給紙口からの給紙であれば(S54)クラ
ッチCL3を駆動する(S58)。第1給紙口、第2給
紙口、第3給紙口でなく第4給紙口からの給紙であれば
(S55)クラッチCL4を駆動する(S59)。その
後、メインルーチンへ戻る。
3)のフローチャートを示す。選択されたセンサの数と
相互の位置関係から図6のテーブルを参照して給紙回数
SNUMと給紙回数SNUMに応じて稼働する給紙口を
決定する。第1給紙口からの給紙であれば(S52)ク
ラッチCL1を駆動する(S56)。第2給紙口からの
給紙であれば(S53)クラッチCL2を駆動する(S
57)。第3給紙口からの給紙であれば(S54)クラ
ッチCL3を駆動する(S58)。第1給紙口、第2給
紙口、第3給紙口でなく第4給紙口からの給紙であれば
(S55)クラッチCL4を駆動する(S59)。その
後、メインルーチンへ戻る。
【0036】図8は、図5のセンサ表示処理(S34)
のフローチャートを示す。給紙された複写紙が各種セン
サによって検出(ON)されたかどうかをS41〜S4
5で判断する。センサがONし、そのセンサが選択され
ていれば(S46)、液晶パネル101に白黒反転表示
されたキー上にON表示を行う(S47)。
のフローチャートを示す。給紙された複写紙が各種セン
サによって検出(ON)されたかどうかをS41〜S4
5で判断する。センサがONし、そのセンサが選択され
ていれば(S46)、液晶パネル101に白黒反転表示
されたキー上にON表示を行う(S47)。
【0037】このように診断するセンサを選択し、液晶
パネル101上に表示することは、注視すべき選択され
たセンサの箇所を認識させ、該検出センサの診断を行い
易くする。
パネル101上に表示することは、注視すべき選択され
たセンサの箇所を認識させ、該検出センサの診断を行い
易くする。
【0038】また、本実施例においては、図6に示した
第4給紙口からの給紙は、他の給紙口から給紙されても
問題はない。
第4給紙口からの給紙は、他の給紙口から給紙されても
問題はない。
【0039】また、本実施例においては、上記診断モー
ドにおける選択されたセンサの表示は、選択された表示
と、複写紙の存在を検出したことを示す検出表示を行っ
たが、これらの表示以外に、選択されたセンサ数Nが複
数で給紙回数が2回以上の場合には、給紙順番によって
検出されるセンサがどれであるかを区別するための表示
手段を追加してもよい。例えば、ある給紙順番におい
て、検出されるセンサに該当する白黒反転されたキー
と、検出されないセンサに該当する白黒反転されたキー
では、白黒反転された黒の濃度の濃淡で区別する。セン
サを診断する動作のときに、前者の濃度は、選択された
ときと同じ濃い濃度で表示し、後者の濃度は、選択され
たときの濃い濃度より淡い濃度で表示する。例えば、診
断したいセンサを図6の分類Xのセンサとすると、液晶
パネル101上の第2給紙口のキーと中間ローラのキ
ー、および排出部のキーが黒く反転表示される。診断モ
ードのスタートキーが押されると、1回目の給紙で診断
する第2給紙口のキーと排出部のキーは黒く反転表示さ
れたままで、当回に診断を行わない中間ローラのキー
は、前記反転表示された黒の濃度より淡い濃さの反転表
示をする。2回目の給紙では、診断する中間ローラのキ
ーは選択されたときと同じ濃さで黒く反転表示する。当
回で診断を行わない第2給紙口のキーと排出部のキーは
淡い濃さの黒に反転表示する。
ドにおける選択されたセンサの表示は、選択された表示
と、複写紙の存在を検出したことを示す検出表示を行っ
たが、これらの表示以外に、選択されたセンサ数Nが複
数で給紙回数が2回以上の場合には、給紙順番によって
検出されるセンサがどれであるかを区別するための表示
手段を追加してもよい。例えば、ある給紙順番におい
て、検出されるセンサに該当する白黒反転されたキー
と、検出されないセンサに該当する白黒反転されたキー
では、白黒反転された黒の濃度の濃淡で区別する。セン
サを診断する動作のときに、前者の濃度は、選択された
ときと同じ濃い濃度で表示し、後者の濃度は、選択され
たときの濃い濃度より淡い濃度で表示する。例えば、診
断したいセンサを図6の分類Xのセンサとすると、液晶
パネル101上の第2給紙口のキーと中間ローラのキ
ー、および排出部のキーが黒く反転表示される。診断モ
ードのスタートキーが押されると、1回目の給紙で診断
する第2給紙口のキーと排出部のキーは黒く反転表示さ
れたままで、当回に診断を行わない中間ローラのキー
は、前記反転表示された黒の濃度より淡い濃さの反転表
示をする。2回目の給紙では、診断する中間ローラのキ
ーは選択されたときと同じ濃さで黒く反転表示する。当
回で診断を行わない第2給紙口のキーと排出部のキーは
淡い濃さの黒に反転表示する。
【0040】また、本実施例においては、センサの総数
が5個までの場合を示したが、6個以上の場合において
も、センサの数と位置に応じたテーブルを予め用意し、
前記テーブルを参照して給紙する動作を決定する。
が5個までの場合を示したが、6個以上の場合において
も、センサの数と位置に応じたテーブルを予め用意し、
前記テーブルを参照して給紙する動作を決定する。
【0041】また、本実施例においては、選択されたセ
ンサの数と相互の位置関係に応じて複写紙の給紙回数と
診断するセンサを決定し、選択された上記センサのON
/OFFを表示させるが、本実施例の複写機システム1
のように複数の複写紙搬送路が存在する場合、複写紙の
搬送経路を選択することによって、選択された一つの搬
送経路上にある全てのセンサについて診断するように制
御しても良い。
ンサの数と相互の位置関係に応じて複写紙の給紙回数と
診断するセンサを決定し、選択された上記センサのON
/OFFを表示させるが、本実施例の複写機システム1
のように複数の複写紙搬送路が存在する場合、複写紙の
搬送経路を選択することによって、選択された一つの搬
送経路上にある全てのセンサについて診断するように制
御しても良い。
【0042】また、本実施例においては、選択されたセ
ンサ数Nが複数の場合の基本動作をセンサの数と位置に
より決定されることを示したが、一つの搬送経路上で選
択されたセンサ数Nが複数ある場合の給紙回数SNUM
を2回とし、1回目の給紙では、選択された複数のセン
サの内、給紙口側から数えて奇数番目のセンサのみ検出
を行い、2回目の給紙では、選択された複数のセンサの
内、給紙口側から数えて遇数番目のセンサのみ検出を行
うように、選択されたセンサの数のみによって給紙回数
SNUMが決定されても良い。
ンサ数Nが複数の場合の基本動作をセンサの数と位置に
より決定されることを示したが、一つの搬送経路上で選
択されたセンサ数Nが複数ある場合の給紙回数SNUM
を2回とし、1回目の給紙では、選択された複数のセン
サの内、給紙口側から数えて奇数番目のセンサのみ検出
を行い、2回目の給紙では、選択された複数のセンサの
内、給紙口側から数えて遇数番目のセンサのみ検出を行
うように、選択されたセンサの数のみによって給紙回数
SNUMが決定されても良い。
【0043】また、本実施例においては、画像形成装置
の例として複写機を示したが、プリンタ等の画像形成装
置であっても良い。
の例として複写機を示したが、プリンタ等の画像形成装
置であっても良い。
【0044】また、本実施例においては、記録材を複写
紙としたが、記録材は他に感熱紙、印画紙、OHPシー
ト等の画像が記録できる材料であれば良い。
紙としたが、記録材は他に感熱紙、印画紙、OHPシー
ト等の画像が記録できる材料であれば良い。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置では、診
断するセンサを意図的に選択することができるため、関
心度が高まり、選択したセンサの動作を診断するための
表示に注視できるという効果が得られる。
断するセンサを意図的に選択することができるため、関
心度が高まり、選択したセンサの動作を診断するための
表示に注視できるという効果が得られる。
【0046】加えて、請求項2に記載の画像形成装置で
は、選択されたセンサに応じて記録材の搬送回数を制御
することで、選択したセンサの動作を診断するための表
示を容易に確認できる効果が得られる。
は、選択されたセンサに応じて記録材の搬送回数を制御
することで、選択したセンサの動作を診断するための表
示を容易に確認できる効果が得られる。
【0047】請求項2の効果に加えて、請求項3に記載
の画像形成装置では、選択されたセンサの相互の位置関
係に応じて記録材の搬送回数を制御するため、隣接した
センサや搬送経路が違うセンサ等を選択した場合におい
て、選択したセンサの動作を診断するための表示を容易
に確認できることや、記録材の搬送回数を減らす効果が
得られる。
の画像形成装置では、選択されたセンサの相互の位置関
係に応じて記録材の搬送回数を制御するため、隣接した
センサや搬送経路が違うセンサ等を選択した場合におい
て、選択したセンサの動作を診断するための表示を容易
に確認できることや、記録材の搬送回数を減らす効果が
得られる。
【0048】請求項2の効果に加えて、請求項4に記載
の画像形成装置では、選択されたセンサの数に応じて、
記録材の搬送回数が決定されるため、センサの動作を診
断するための表示部において、連続した速い表示がなく
なり、表示を見落とすことがなくなるという効果が得ら
れる。
の画像形成装置では、選択されたセンサの数に応じて、
記録材の搬送回数が決定されるため、センサの動作を診
断するための表示部において、連続した速い表示がなく
なり、表示を見落とすことがなくなるという効果が得ら
れる。
【0049】また、請求項1から請求項4に共通して、
センサの動作を診断する人の疲労が減るという効果が得
られる。
センサの動作を診断する人の疲労が減るという効果が得
られる。
【図1】本発明に係る複写機システム1の概略の構成を
示す断面正面図である。
示す断面正面図である。
【図2】複写機本体1Aの上面に設けられた操作パネル
OPの平面図である。
OPの平面図である。
【図3】複写機システム1の給紙動作に係わる制御回路
のブロック図である。
のブロック図である。
【図4】複写機システム1を制御するCPUの概略フロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】図4の診断モード(S6)のフローチャートで
ある。
ある。
【図6】図5の給紙回数制御処理(S32)における給
紙回数と給紙回数に応じて稼働する給紙口を決定するた
めのテーブルである。
紙回数と給紙回数に応じて稼働する給紙口を決定するた
めのテーブルである。
【図7】図5のペーパー給紙処理(S33)のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】図5のセンサ表示処理(S34)を示すフロー
チャートである。
チャートである。
1:複写機システム 1A:複写機本体 1C:給紙ユニット 13:搬送ベルト 14:定着装置 15:排出ローラ 16:タイミングローラ 20:光学系 31:手差し給紙口 32:上段給紙口(第4給紙口) 33:下段給紙口 42:給紙カセット 51〜53:給紙カセット SE1:第1給紙口センサ SE2:第2給紙口センサ SE3:第3給紙口センサ SE4:中間ローラセンサ SE5:排出部センサ OP:操作パネル 101:液晶パネル 102:テンキー群 103:クリアーキー 104:パネルリセットキー 105:ストップキー
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の搬送経路に沿って記録材を搬送さ
せ、前記記録材上に画像を形成する画像形成装置であっ
て、搬送経路に設けられ、搬送経路上を搬送される記録
材の有無を各検出位置において検出する複数のセンサ
と、上記センサの動作を診断するための診断モードを設
定する診断モード設定手段と、上記診断モードにおい
て、診断するセンサを、上記複数のセンサより任意に選
択する選択手段と、上記診断モードにおいて、上記選択
されたセンサの検出状態を表示する表示手段と、上記診
断モードにおいて、記録材を搬送経路に沿って搬送し、
上記選択手段によって選択されたセンサの検出状態を、
上記表示手段に表示させる制御手段と、を備えたことを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 上記制御手段は、上記選択されたセンサ
に応じて、上記診断モードにおける記録材の搬送回数を
決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 上記制御手段は、上記選択されたセンサ
の相互の位置関係に応じて、上記診断モードにおける記
録材の搬送回数を決定することを特徴とする請求項2に
記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 上記制御手段は、上記選択されたセンサ
の数に応じて、上記診断モードにおける記録材の搬送回
数を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形
成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7321720A JPH09160449A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7321720A JPH09160449A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09160449A true JPH09160449A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18135695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7321720A Pending JPH09160449A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09160449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100440052C (zh) * | 2004-08-10 | 2008-12-03 | 兄弟工业株式会社 | 成像装置 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP7321720A patent/JPH09160449A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100440052C (zh) * | 2004-08-10 | 2008-12-03 | 兄弟工业株式会社 | 成像装置 |
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