JPH09159349A - ドアの両側を選択的に開閉可能とするドア開閉装置及びこれを備えた冷蔵庫 - Google Patents
ドアの両側を選択的に開閉可能とするドア開閉装置及びこれを備えた冷蔵庫Info
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- JPH09159349A JPH09159349A JP8232088A JP23208896A JPH09159349A JP H09159349 A JPH09159349 A JP H09159349A JP 8232088 A JP8232088 A JP 8232088A JP 23208896 A JP23208896 A JP 23208896A JP H09159349 A JPH09159349 A JP H09159349A
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- 208000021930 chronic lymphocytic inflammation with pontine perivascular enhancement responsive to steroids Diseases 0.000 claims description 37
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
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- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/48—Suspension arrangements for wings allowing alternative movements
- E05D15/50—Suspension arrangements for wings allowing alternative movements for opening at either of two opposite edges
- E05D15/505—Suspension arrangements for wings allowing alternative movements for opening at either of two opposite edges by radial separation of the hinge parts at the hinge axis
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/30—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for domestic appliances
- E05Y2900/31—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for domestic appliances for refrigerators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2323/00—General constructional features not provided for in other groups of this subclass
- F25D2323/02—Details of doors or covers not otherwise covered
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成でドアを左側または右側に選択的
に開放可能とするドア開閉装置を提供する。 【解決手段】 本体1の開口部の両側端部領域に設けら
れ、ドア2を開閉するためのヒンジ軸を形成する一対の
ヒンジピン7a,7bと、ヒンジピンを収容するための
ピンスロット13a,13bを有し、ドアに固定される
ケーシング10と、両ピンスロットの領域に設けられ、
ヒンジピンをピンスロット内に拘束する保持位置とヒン
ジピンがピンスロットから離脱するのを許容する解除位
置との間を移動可能なピングリッパ20a,20bと、
ピングリッパの一方を解除位置に保持すると共に他方を
保持位置に保持するラッチ部材30と、ラッチ部材を外
部からの操作するための操作ノブ9とからなる。
に開放可能とするドア開閉装置を提供する。 【解決手段】 本体1の開口部の両側端部領域に設けら
れ、ドア2を開閉するためのヒンジ軸を形成する一対の
ヒンジピン7a,7bと、ヒンジピンを収容するための
ピンスロット13a,13bを有し、ドアに固定される
ケーシング10と、両ピンスロットの領域に設けられ、
ヒンジピンをピンスロット内に拘束する保持位置とヒン
ジピンがピンスロットから離脱するのを許容する解除位
置との間を移動可能なピングリッパ20a,20bと、
ピングリッパの一方を解除位置に保持すると共に他方を
保持位置に保持するラッチ部材30と、ラッチ部材を外
部からの操作するための操作ノブ9とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアの左側または
右側を選択的に開閉可能とするドア開閉装置及びこれを
備えた冷蔵庫に関する。
右側を選択的に開閉可能とするドア開閉装置及びこれを
備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】ドアは、住宅等の建築物、家具、冷蔵庫
や電子レンジのような家電製品等に広く設置されてい
る。このようなドアは、一般に、左側または右側のいず
れか一方にヒンジを設け、他側に取っ手を設けてなり、
左側または右側の一方のみに開閉可能である。したがっ
て、使用者が左利きかあるいは右利きかによって利用す
る上で不便があった。また、常にドアの開放方向を考慮
に入れてドアの設置場所を選択しなければならず、これ
は空間の有効利用を考える上で大きな制約となってい
た。
や電子レンジのような家電製品等に広く設置されてい
る。このようなドアは、一般に、左側または右側のいず
れか一方にヒンジを設け、他側に取っ手を設けてなり、
左側または右側の一方のみに開閉可能である。したがっ
て、使用者が左利きかあるいは右利きかによって利用す
る上で不便があった。また、常にドアの開放方向を考慮
に入れてドアの設置場所を選択しなければならず、これ
は空間の有効利用を考える上で大きな制約となってい
た。
【0003】このような不便を解消するために、たとえ
ば、ヨーロッパ特許公開第0501021号公報、米国
特許第3889419号明細書、米国特許第45035
82号明細書、米国特許第4503583号明細書、米
国特許第5064255号明細書には、様々な形態の両
側開放形ドア開閉装置が提案されている。このような既
存の両側開放形ドア開閉装置は、比較的複雑なメカニズ
ムによって左側または右側のいずれにも自由に開閉でき
るように構成されている。たとえば、ドアの右側を開閉
しようとする場合にはドアの左側がヒンジ機能を遂行
し、一方、ドアの左側を開閉しようとする場合にはドア
の右側がヒンジ機能を遂行するように構成されている。
ば、ヨーロッパ特許公開第0501021号公報、米国
特許第3889419号明細書、米国特許第45035
82号明細書、米国特許第4503583号明細書、米
国特許第5064255号明細書には、様々な形態の両
側開放形ドア開閉装置が提案されている。このような既
存の両側開放形ドア開閉装置は、比較的複雑なメカニズ
ムによって左側または右側のいずれにも自由に開閉でき
るように構成されている。たとえば、ドアの右側を開閉
しようとする場合にはドアの左側がヒンジ機能を遂行
し、一方、ドアの左側を開閉しようとする場合にはドア
の右側がヒンジ機能を遂行するように構成されている。
【0004】しかしながら、通常の場合、冷蔵庫など家
電製品ではその主な使用者や設置場所によってドアの開
放方向が左側または右側のいずれかに限定される。ドア
の開放方向が一方に限定されると、従来の両側開放形ド
ア開閉装置は有効に機能できず、したがって、結果的に
利用されることなく不要のものとなったり、無駄な機能
となったりする恐れがあった。
電製品ではその主な使用者や設置場所によってドアの開
放方向が左側または右側のいずれかに限定される。ドア
の開放方向が一方に限定されると、従来の両側開放形ド
ア開閉装置は有効に機能できず、したがって、結果的に
利用されることなく不要のものとなったり、無駄な機能
となったりする恐れがあった。
【0005】さらに、従来の両側開放形ドア開閉装置
は、開放方向に応じた両側の正確なヒンジ切り替えを必
要とし、また、ドアの離脱などを防ぐための安全性の観
点から、多数の精巧な部品を組み合わせて構成されてい
る。したがって、その製造コストが高くなり、部品間の
精度の劣化や使用による磨耗や変形などによって誤作動
や故障が多く、安全な動作が保障されないことがあっ
た。
は、開放方向に応じた両側の正確なヒンジ切り替えを必
要とし、また、ドアの離脱などを防ぐための安全性の観
点から、多数の精巧な部品を組み合わせて構成されてい
る。したがって、その製造コストが高くなり、部品間の
精度の劣化や使用による磨耗や変形などによって誤作動
や故障が多く、安全な動作が保障されないことがあっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、使用者の簡単な操作によりドアの左側または右
側の所望の一方のみを選択的に開閉できるようにすると
ともに、製造コストが安く、構造が簡単なドア開閉装置
を提供することにある 本発明の他の目的は、このようなドア開閉装置を備えた
冷蔵庫を提供することにある。
目的は、使用者の簡単な操作によりドアの左側または右
側の所望の一方のみを選択的に開閉できるようにすると
ともに、製造コストが安く、構造が簡単なドア開閉装置
を提供することにある 本発明の他の目的は、このようなドア開閉装置を備えた
冷蔵庫を提供することにある。
【0007】
【発明が解決しようとする手段】上記目的を達成するた
めに、本発明のドア開閉装置は、本体の開口部に対して
ドアの両側を選択的に開閉可能とするドア開閉装置であ
って、前記本体またはドアの一方の両側端部領域に設け
られ、ドアを開閉するためのヒンジ軸を形成する少なく
とも一対のヒンジピンと、前記各ヒンジピンを収容する
ためのピンスロットを有し、前記本体またはドアの他方
に固定されるケーシングと、両ピンスロットの領域にそ
れぞれ設けられ、前記ヒンジピンを前記ピンスロット内
に拘束するために前記ヒンジピンを前記ピンスロット内
に保持させる保持位置と、前記ヒンジピンが前記ピンス
ロットから離脱するのを許容する解除位置との間で移動
可能な一対のピングリッパ手段と、前記ピングリッパ手
段の中の一方を解除位置に保持し、他方を保持位置に保
持するラッチ手段と、前記ラッチ手段を外部から操作す
るための操作ノブとを含むことを特徴とする。
めに、本発明のドア開閉装置は、本体の開口部に対して
ドアの両側を選択的に開閉可能とするドア開閉装置であ
って、前記本体またはドアの一方の両側端部領域に設け
られ、ドアを開閉するためのヒンジ軸を形成する少なく
とも一対のヒンジピンと、前記各ヒンジピンを収容する
ためのピンスロットを有し、前記本体またはドアの他方
に固定されるケーシングと、両ピンスロットの領域にそ
れぞれ設けられ、前記ヒンジピンを前記ピンスロット内
に拘束するために前記ヒンジピンを前記ピンスロット内
に保持させる保持位置と、前記ヒンジピンが前記ピンス
ロットから離脱するのを許容する解除位置との間で移動
可能な一対のピングリッパ手段と、前記ピングリッパ手
段の中の一方を解除位置に保持し、他方を保持位置に保
持するラッチ手段と、前記ラッチ手段を外部から操作す
るための操作ノブとを含むことを特徴とする。
【0008】前記ラッチ手段は、前記両ピングリッパ手
段間を摺動可能であり、両端部が前記各ピングリッパ手
段と作用的に接触するバー状のラッチ部材として構成で
き、このラッチ部材の位置を固定するための保持手段を
さらに含むことが好ましい。また、この保持手段は、前
記ラッチ部材に突出形成した保持突起と、前記ケーシン
グに固定され、前記保持突起と係合する保持溝を有する
弾性変形可能な保持部材とから構成するとよい。
段間を摺動可能であり、両端部が前記各ピングリッパ手
段と作用的に接触するバー状のラッチ部材として構成で
き、このラッチ部材の位置を固定するための保持手段を
さらに含むことが好ましい。また、この保持手段は、前
記ラッチ部材に突出形成した保持突起と、前記ケーシン
グに固定され、前記保持突起と係合する保持溝を有する
弾性変形可能な保持部材とから構成するとよい。
【0009】前記ピングリッパ手段は、前記ヒンジピン
を部分的に収容するピン収容溝を有し、前記保持位置と
前記解除位置との間を回動可能なピングリッパと、前記
ピングリッパを前記解除位置に弾性的に付勢するスプリ
ングとから構成し、前記ラッチ手段は、前記ピングリッ
パの一方を前記保持位置に選択的に固定する。この場
合、前記ラッチ手段は、前記両ピングリッパ間を摺動可
能なバー状のラッチ部材であり、前記両ピングリッパは
前記ラッチ部材の対応する各端部と係合して回動を阻止
する係合面を有するようにするとよい。
を部分的に収容するピン収容溝を有し、前記保持位置と
前記解除位置との間を回動可能なピングリッパと、前記
ピングリッパを前記解除位置に弾性的に付勢するスプリ
ングとから構成し、前記ラッチ手段は、前記ピングリッ
パの一方を前記保持位置に選択的に固定する。この場
合、前記ラッチ手段は、前記両ピングリッパ間を摺動可
能なバー状のラッチ部材であり、前記両ピングリッパは
前記ラッチ部材の対応する各端部と係合して回動を阻止
する係合面を有するようにするとよい。
【0010】また、前記ピングリッパ手段は、前記各ピ
ンスロットの領域内に位置して前記ピンスロット内への
前記ヒンジピンの出入運動に応じて前記保持位置と前記
解除位置との間を摺動できるように両方向に傾斜面を有
する一対のピングリッパと、前記ピングリッパを前記保
持位置に向かって弾性的に付勢するスプリングとから構
成し、前記ラッチ手段は前記ピングリッパの一方を前記
保持位置に加圧保持する。この場合、前記ラッチ手段
は、前記両ピングリッパ間を摺動可能なバー状のラッチ
部材であり、前記両ピングリッパは前記ラッチ部材の端
部により加圧保持されるようにするとよい。
ンスロットの領域内に位置して前記ピンスロット内への
前記ヒンジピンの出入運動に応じて前記保持位置と前記
解除位置との間を摺動できるように両方向に傾斜面を有
する一対のピングリッパと、前記ピングリッパを前記保
持位置に向かって弾性的に付勢するスプリングとから構
成し、前記ラッチ手段は前記ピングリッパの一方を前記
保持位置に加圧保持する。この場合、前記ラッチ手段
は、前記両ピングリッパ間を摺動可能なバー状のラッチ
部材であり、前記両ピングリッパは前記ラッチ部材の端
部により加圧保持されるようにするとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明のドア開閉装置について詳細に説明する。
発明のドア開閉装置について詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明によるドア開閉装置を備え
た冷蔵庫の斜視図である。冷蔵庫は、冷蔵室を有する本
体1と本体1の前面に取り付けたドア2を備える。冷蔵
室の上方の冷凍室にも別のドア3が設けられている。図
1において、ドア2は左側が一部開放された状態で示さ
れており、ドア2の左右側には両側で開閉できるように
それぞれ取っ手5a, 5bが設けられている。
た冷蔵庫の斜視図である。冷蔵庫は、冷蔵室を有する本
体1と本体1の前面に取り付けたドア2を備える。冷蔵
室の上方の冷凍室にも別のドア3が設けられている。図
1において、ドア2は左側が一部開放された状態で示さ
れており、ドア2の左右側には両側で開閉できるように
それぞれ取っ手5a, 5bが設けられている。
【0013】冷蔵室の左側の上下角部および右側の上下
角部にはそれぞれ1対のヒンジピン7a、7bが垂直方
向に突設されており、図1においては左側の上下角部に
設けた1対のヒンジピン7bのみが示されている。各ヒ
ンジピン7a、7bはブラケット8a、8bを介して本
体1に突出させて固定されている。ドア2の開放方向を
左側または右側に選択するために、ドア2の上側縁部に
操作ノブ9が露出して設けられている。
角部にはそれぞれ1対のヒンジピン7a、7bが垂直方
向に突設されており、図1においては左側の上下角部に
設けた1対のヒンジピン7bのみが示されている。各ヒ
ンジピン7a、7bはブラケット8a、8bを介して本
体1に突出させて固定されている。ドア2の開放方向を
左側または右側に選択するために、ドア2の上側縁部に
操作ノブ9が露出して設けられている。
【0014】図2はドア2の上側縁部または下側縁部に
設置される本発明のドア開閉装置の一例を示す分解斜視
図であり、図3は図2のドア開閉装置を用いて右側がラ
ッチされたドアの閉鎖状態を示す平面図であり、図4は
図3のドアの左側を開放した状態を示す平面図である。
設置される本発明のドア開閉装置の一例を示す分解斜視
図であり、図3は図2のドア開閉装置を用いて右側がラ
ッチされたドアの閉鎖状態を示す平面図であり、図4は
図3のドアの左側を開放した状態を示す平面図である。
【0015】図2ないし図4に示すように、ドア開閉装
置は、ドア2の上側縁部あるいは下側縁部に固定され、
カバー部材11を備えたケーシング10を有する。ケー
シング10のカバー部材11の両端領域には、本体1の
対応するヒンジピン7a、7bを収容可能なピンスロッ
ト13a、13bが形成されている。カバー部材11の
中央領域にはその長手方向に沿って長いノブスロット1
5が形成され、操作ノブ9はこのノブスロット15に沿
って移動することができる。
置は、ドア2の上側縁部あるいは下側縁部に固定され、
カバー部材11を備えたケーシング10を有する。ケー
シング10のカバー部材11の両端領域には、本体1の
対応するヒンジピン7a、7bを収容可能なピンスロッ
ト13a、13bが形成されている。カバー部材11の
中央領域にはその長手方向に沿って長いノブスロット1
5が形成され、操作ノブ9はこのノブスロット15に沿
って移動することができる。
【0016】各ピンスロット13a、13bの領域に
は、ヒンジピン7a、7bを収容してピンスロット13
a、13b内に拘束するためのピン収容溝23a、23
bをそれぞれ備えたピングリッパ20a、20bがピン
21a、21bを中心に回動可能に設置されている。ピ
ングリッパ20a、20bは、ヒンジピン7a、7bを
ピンスロット13a、13b内に拘束保持する図3に示
すような保持位置と、ヒンジピン7a、7bがピンスロ
ット13a、13bから離脱するのを許容する図4の左
側部分に示すような解除位置との間で回動可能である。
すなわち、図4の左側部分に示すようにドアが開放され
た状態では、ピングリッパ20a、20bは、スプリン
グ27a、27bの作用によりピン収容溝23a、23
bがピンスロット13a、13bの開口方向を向いてヒ
ンジピンを収容できるように待機する位置に弾性的に付
勢されている。これによって、ドア2を閉じると、ヒン
ジピン7a、7bが容易にピングリッパ20a、20b
のピン収容溝23a、23b内に収容される。そして、
ピングリッパ20a、20bは、ドア2を閉じるとき
は、ヒンジピン7a、7bがピンスロット13a、13
b内に入り込む力によってヒンジピン7a、7bを拘束
する保持位置に回動し、一方、ドアを開放するときは、
ヒンジピン7a、7bがピンスロット13a、13bよ
り外れる力によって解除位置すなわちヒンジピンを収容
するための待機位置に回動する。
は、ヒンジピン7a、7bを収容してピンスロット13
a、13b内に拘束するためのピン収容溝23a、23
bをそれぞれ備えたピングリッパ20a、20bがピン
21a、21bを中心に回動可能に設置されている。ピ
ングリッパ20a、20bは、ヒンジピン7a、7bを
ピンスロット13a、13b内に拘束保持する図3に示
すような保持位置と、ヒンジピン7a、7bがピンスロ
ット13a、13bから離脱するのを許容する図4の左
側部分に示すような解除位置との間で回動可能である。
すなわち、図4の左側部分に示すようにドアが開放され
た状態では、ピングリッパ20a、20bは、スプリン
グ27a、27bの作用によりピン収容溝23a、23
bがピンスロット13a、13bの開口方向を向いてヒ
ンジピンを収容できるように待機する位置に弾性的に付
勢されている。これによって、ドア2を閉じると、ヒン
ジピン7a、7bが容易にピングリッパ20a、20b
のピン収容溝23a、23b内に収容される。そして、
ピングリッパ20a、20bは、ドア2を閉じるとき
は、ヒンジピン7a、7bがピンスロット13a、13
b内に入り込む力によってヒンジピン7a、7bを拘束
する保持位置に回動し、一方、ドアを開放するときは、
ヒンジピン7a、7bがピンスロット13a、13bよ
り外れる力によって解除位置すなわちヒンジピンを収容
するための待機位置に回動する。
【0017】左右のピンスロット13a、13bの間に
は細長いバー状のラッチ部材30がその長手方向に沿っ
て摺動可能に設置されている。ラッチ部材30はノブス
ロット15を通じて外部に露出する操作ノブ9と連結さ
れており、操作ノブ9の操作により摺動する。ラッチ部
材30は、その横方向に突出した保持突起31を有し、
この保持突起31を保持するための2つの保持溝17
a、17bを備えた保持部材16がケーシング10のカ
バー部材11に固定されている。保持部材16は板状の
弾性体からなり、操作ノブ9を用いてラッチ部材30を
その長手方向に移動させるために力を加えると、保持部
材16は弾性的に変形してラッチ部材30の保持突起3
1が保持溝17a、17bのいずれかに選択的に保持さ
れる。このような保持部材16によってラッチ部材30
が不意に他方に移動することが防止される。ドア2を閉
鎖した状態で操作ノブ9を操作してラッチ部材30を右
側あるいは左側に移動させると、その保持突起31は保
持部材16の右側あるいは左側の保持溝17a、17b
に保持され、したがって、ラッチ部材30の両端部は右
側あるいは左側のピングリッパ20a、20bの係止面
24a、24bに当接する。
は細長いバー状のラッチ部材30がその長手方向に沿っ
て摺動可能に設置されている。ラッチ部材30はノブス
ロット15を通じて外部に露出する操作ノブ9と連結さ
れており、操作ノブ9の操作により摺動する。ラッチ部
材30は、その横方向に突出した保持突起31を有し、
この保持突起31を保持するための2つの保持溝17
a、17bを備えた保持部材16がケーシング10のカ
バー部材11に固定されている。保持部材16は板状の
弾性体からなり、操作ノブ9を用いてラッチ部材30を
その長手方向に移動させるために力を加えると、保持部
材16は弾性的に変形してラッチ部材30の保持突起3
1が保持溝17a、17bのいずれかに選択的に保持さ
れる。このような保持部材16によってラッチ部材30
が不意に他方に移動することが防止される。ドア2を閉
鎖した状態で操作ノブ9を操作してラッチ部材30を右
側あるいは左側に移動させると、その保持突起31は保
持部材16の右側あるいは左側の保持溝17a、17b
に保持され、したがって、ラッチ部材30の両端部は右
側あるいは左側のピングリッパ20a、20bの係止面
24a、24bに当接する。
【0018】たとえば、図3及び図4に示すように、ド
ア2の左側を開閉させる場合において、ドア2を閉じる
と、図3に示すように、左側のヒンジピン7bは左側の
ピンスロット13b内に収容され、左側のピングリッパ
20bにより拘束保持される。ドア2を開くと、左側の
ピングリッパ20bはスプリング27bの作用によって
ピン21bの周りを図4に示すような解除位置に回動す
る。
ア2の左側を開閉させる場合において、ドア2を閉じる
と、図3に示すように、左側のヒンジピン7bは左側の
ピンスロット13b内に収容され、左側のピングリッパ
20bにより拘束保持される。ドア2を開くと、左側の
ピングリッパ20bはスプリング27bの作用によって
ピン21bの周りを図4に示すような解除位置に回動す
る。
【0019】図3は、操作ノブ9を操作してラッチ部材
30を右側に移動させ、ラッチ部材30の保持突起31
が保持部材16の保持溝17aに保持された状態を示し
ており、これによりラッチ部材30の右側端部は右側の
ピングリッパ20aの係止面24aと接触し、したがっ
て、右側のピングリッパ20aはピンスロット13a内
にヒンジピン7aを拘束している状態に固定され、解除
位置には回転できない。一方、左側のピングリッパ20
bは保持位置と解除位置との間を自由に回動できる状態
にあるので、左側のヒンジピン7bを自由に収容または
解放することができる。すなわち、右側はヒンジ状態に
固定され、左側は開閉自在となる。したがって、図3及
び図4に示すように、ドア2の左側を開閉する場合にお
いて、ドア2を閉じると、図3に示すように、左側のヒ
ンジピン7bは左側のピンスロット13b内に収容さ
れ、左側のピングリッパ20bにより拘束保持され、一
方、ドア2を開くと、左側のピングリッパ20bはスプ
リング27bの作用によってピン21bの周りを図4に
示すような解除位置に回動する。この場合、右側のヒン
ジピン7aは、右側のピングリッパ20aによってピン
スロット13a内に保持固定されており、ドア2の左側
を開閉するためのヒンジ機能だけを実行する。
30を右側に移動させ、ラッチ部材30の保持突起31
が保持部材16の保持溝17aに保持された状態を示し
ており、これによりラッチ部材30の右側端部は右側の
ピングリッパ20aの係止面24aと接触し、したがっ
て、右側のピングリッパ20aはピンスロット13a内
にヒンジピン7aを拘束している状態に固定され、解除
位置には回転できない。一方、左側のピングリッパ20
bは保持位置と解除位置との間を自由に回動できる状態
にあるので、左側のヒンジピン7bを自由に収容または
解放することができる。すなわち、右側はヒンジ状態に
固定され、左側は開閉自在となる。したがって、図3及
び図4に示すように、ドア2の左側を開閉する場合にお
いて、ドア2を閉じると、図3に示すように、左側のヒ
ンジピン7bは左側のピンスロット13b内に収容さ
れ、左側のピングリッパ20bにより拘束保持され、一
方、ドア2を開くと、左側のピングリッパ20bはスプ
リング27bの作用によってピン21bの周りを図4に
示すような解除位置に回動する。この場合、右側のヒン
ジピン7aは、右側のピングリッパ20aによってピン
スロット13a内に保持固定されており、ドア2の左側
を開閉するためのヒンジ機能だけを実行する。
【0020】図5及び図6は、操作ノブ9を操作してラ
ッチ部材30を左側に移動させ、ラッチ部材30の保持
突起31が保持部材16の保持溝17bに保持され、し
たがって、ラッチ部材30の左側端部が左側のピングリ
ッパ20bの係止面24bと接触している状態における
ドア2の閉鎖及び開放状態をそれぞれ示したものであ
る。この場合には、図3及び図4の場合と反対にドアの
左側がヒンジ機能を行い、ドアの右側が開閉自在とな
る。
ッチ部材30を左側に移動させ、ラッチ部材30の保持
突起31が保持部材16の保持溝17bに保持され、し
たがって、ラッチ部材30の左側端部が左側のピングリ
ッパ20bの係止面24bと接触している状態における
ドア2の閉鎖及び開放状態をそれぞれ示したものであ
る。この場合には、図3及び図4の場合と反対にドアの
左側がヒンジ機能を行い、ドアの右側が開閉自在とな
る。
【0021】このような構成によれば、使用者がドアの
右側または左側を開閉しようとする場合には、ドアを閉
じた状態で操作ノブ9を開閉する側と反対方向に摺動さ
せてラッチ部材30を移動させることにより、所望の開
閉方向を選択することができる。なお、ドアが開放した
状態では、ピングリッパはピン収容待機状態に回動して
いるので、ラッチ部材を移動させようとしてもピングリ
ッパの係止面とは当接することはない。したがって、ヒ
ンジ機能を行っている側のラッチ解除をすることはでき
ず、開放状態において不意のヒンジ解除は生じない。
右側または左側を開閉しようとする場合には、ドアを閉
じた状態で操作ノブ9を開閉する側と反対方向に摺動さ
せてラッチ部材30を移動させることにより、所望の開
閉方向を選択することができる。なお、ドアが開放した
状態では、ピングリッパはピン収容待機状態に回動して
いるので、ラッチ部材を移動させようとしてもピングリ
ッパの係止面とは当接することはない。したがって、ヒ
ンジ機能を行っている側のラッチ解除をすることはでき
ず、開放状態において不意のヒンジ解除は生じない。
【0022】図7は本発明に基づく他のドア開閉装置の
分解斜視図であり、図8は右側がラッチされたドアの閉
鎖状態を示す平面図であり、図9は右側がラッチされた
ドアの左側が開放された状態を示す平面図である。
分解斜視図であり、図8は右側がラッチされたドアの閉
鎖状態を示す平面図であり、図9は右側がラッチされた
ドアの左側が開放された状態を示す平面図である。
【0023】図7ないし図9に示すように、このドア開
閉装置は、図2ないし図6に示す装置と同様に、ドアの
上側縁部あるいは下側縁部に固定され、カバー部材11
1を備えたケーシング110を有する。ケーシング11
0のカバー部材111の両端領域には、本体の対応する
ヒンジピン107a、107bを収容可能なピンスロッ
ト113a、113bがそれぞれ形成されている。
閉装置は、図2ないし図6に示す装置と同様に、ドアの
上側縁部あるいは下側縁部に固定され、カバー部材11
1を備えたケーシング110を有する。ケーシング11
0のカバー部材111の両端領域には、本体の対応する
ヒンジピン107a、107bを収容可能なピンスロッ
ト113a、113bがそれぞれ形成されている。
【0024】各ピンスロット113a、113bの領域
には、ヒンジピン107a、107bをピンスロット1
13a、113b内に拘束するためのピングリッパ12
0a、120bが設けられている。ピングリッパ120
a、120bは、ケーシング110の長手方向に沿って
摺動可能であって、ケーシング110の底面に突出形成
されたスプリングストッパ119により支持されるスプ
リング127a、127bによりピンスロット113
a、113bに向かって弾性的に付勢される。ピングリ
ッパ120a、120bは、ピンスロット113a、1
13bの領域においてヒンジピン107a、107bの
導入方向に対して傾斜面121a、121bを有してお
り、これによりヒンジピン107a、107bがピンス
ロット113a、113b内へ導入される時、ピングリ
ッパ120a、120bはスプリング127a、127
bの弾性力に打ち勝って後退する。ヒンジピン107
a、107bの導入により後退位置にあるピングリッパ
120a、120bは、ヒンジピン107a、107b
が完全にピンスロット113a、113b内に収容され
ると、スプリング127の弾性力により復帰する。ま
た、ピングリッパ120a、120bには、収容された
ヒンジピン107a、107bを引き出す方向にも傾斜
面122a、122bを有している。これによりピング
リッパ120a、120bは、ヒンジピン107a、1
07bがピンスロット113a、113bから外れる際
にもそれに連動して後退および復帰移動をなす。
には、ヒンジピン107a、107bをピンスロット1
13a、113b内に拘束するためのピングリッパ12
0a、120bが設けられている。ピングリッパ120
a、120bは、ケーシング110の長手方向に沿って
摺動可能であって、ケーシング110の底面に突出形成
されたスプリングストッパ119により支持されるスプ
リング127a、127bによりピンスロット113
a、113bに向かって弾性的に付勢される。ピングリ
ッパ120a、120bは、ピンスロット113a、1
13bの領域においてヒンジピン107a、107bの
導入方向に対して傾斜面121a、121bを有してお
り、これによりヒンジピン107a、107bがピンス
ロット113a、113b内へ導入される時、ピングリ
ッパ120a、120bはスプリング127a、127
bの弾性力に打ち勝って後退する。ヒンジピン107
a、107bの導入により後退位置にあるピングリッパ
120a、120bは、ヒンジピン107a、107b
が完全にピンスロット113a、113b内に収容され
ると、スプリング127の弾性力により復帰する。ま
た、ピングリッパ120a、120bには、収容された
ヒンジピン107a、107bを引き出す方向にも傾斜
面122a、122bを有している。これによりピング
リッパ120a、120bは、ヒンジピン107a、1
07bがピンスロット113a、113bから外れる際
にもそれに連動して後退および復帰移動をなす。
【0025】両側のピンスロット113a、113bの
間には、細長いバー状のラッチ部材130がその長手方
向に沿って摺動可能に設けられている。ラッチ部材13
0の両端部には、ピングリッパ120a、120bを保
持すると共にピングリッパ120a、120bの摺動を
案内する保持案内部132a、132bが設けられて、
ピングリッパ120a、120bはこの保持案内部13
2a、132b内でケーシング110の長手方向に沿っ
て摺動可能である。保持案内部132a、132bの底
部とピングリッパ120a、120bとの間には圧縮ス
プリング135a、135bが設けられ、ピングリッパ
120a、120bをピンスロット113a、113b
の方向に付勢する。この圧縮スプリング135a、13
5bは、ピングリッパ120a、120bをケーシング
110に対してピンスロット113a、113bの方向
に付勢するスプリング127a、127bよりも弱い力
でピングリッパ120a、120bに作用する。
間には、細長いバー状のラッチ部材130がその長手方
向に沿って摺動可能に設けられている。ラッチ部材13
0の両端部には、ピングリッパ120a、120bを保
持すると共にピングリッパ120a、120bの摺動を
案内する保持案内部132a、132bが設けられて、
ピングリッパ120a、120bはこの保持案内部13
2a、132b内でケーシング110の長手方向に沿っ
て摺動可能である。保持案内部132a、132bの底
部とピングリッパ120a、120bとの間には圧縮ス
プリング135a、135bが設けられ、ピングリッパ
120a、120bをピンスロット113a、113b
の方向に付勢する。この圧縮スプリング135a、13
5bは、ピングリッパ120a、120bをケーシング
110に対してピンスロット113a、113bの方向
に付勢するスプリング127a、127bよりも弱い力
でピングリッパ120a、120bに作用する。
【0026】ピングリッパ120a、120bには止め
ピン133a、133bが突出形成されており、これに
対応してラッチ部材130の保持案内部132a、13
2bにはピングリッパ120a、120bの移動方向に
沿って細長い止めピンスロット134a、134bが設
けられている。これによりピングリッパ120a、12
0bのラッチ部材130の保持案内部132a、132
bにおける移動範囲が制限される。
ピン133a、133bが突出形成されており、これに
対応してラッチ部材130の保持案内部132a、13
2bにはピングリッパ120a、120bの移動方向に
沿って細長い止めピンスロット134a、134bが設
けられている。これによりピングリッパ120a、12
0bのラッチ部材130の保持案内部132a、132
bにおける移動範囲が制限される。
【0027】ラッチ部材130は、ノブスロット115
を通じて外部に露出する操作ノブ109と連結されて、
操作ノブ109の操作により摺動可能である。また、ラ
ッチ部材130は、その長手方向に対して横に突き出た
保持突起131を有し、この保持突起131を保持可能
な2つの保持溝117a、117bを備えた保持部材1
16がケーシング110のカバー部材111に固定され
ている。保持部材116は板状の弾性体からなり、操作
ノブ109を操作してラッチ部材130をその長手方向
に移動するように押すと、保持部材116は弾性的に変
形してラッチ部材130の保持突起131が保持溝11
7a、117bのいずれかに選択的に保持される。この
保持部材116によってラッチ部材130が不意に他方
に移動することが防止できる。ドア102を閉鎖した状
態で操作ノブ109を操作してラッチ部材130を右側
あるいは左側に移動させると、その保持突起131は保
持部材116の右側あるいは左側の保持溝117a、1
17bに保持され、それに応じてピングリッパ120
a、120bの止めピン133a、133bがラッチ部
材130の保持案内部132a、132bの止めピンス
ロット134a、134bの内側端と接触する。これに
より、ピングリッパ120a、120bはケーシング1
10の長手方向における内側方向への移動が阻止され
て、ヒンジピン107a、107bを拘束する状態に維
持される。その際、圧縮スプリング135a、135b
は、止めピンスロット134a、134bの内側端と止
めピン133a、133bとの接触が磨耗などによって
不確実となった場合に、ピングリッパ120a、120
bをピンスロット113a、113bに向かって付勢す
る役割を補助する。
を通じて外部に露出する操作ノブ109と連結されて、
操作ノブ109の操作により摺動可能である。また、ラ
ッチ部材130は、その長手方向に対して横に突き出た
保持突起131を有し、この保持突起131を保持可能
な2つの保持溝117a、117bを備えた保持部材1
16がケーシング110のカバー部材111に固定され
ている。保持部材116は板状の弾性体からなり、操作
ノブ109を操作してラッチ部材130をその長手方向
に移動するように押すと、保持部材116は弾性的に変
形してラッチ部材130の保持突起131が保持溝11
7a、117bのいずれかに選択的に保持される。この
保持部材116によってラッチ部材130が不意に他方
に移動することが防止できる。ドア102を閉鎖した状
態で操作ノブ109を操作してラッチ部材130を右側
あるいは左側に移動させると、その保持突起131は保
持部材116の右側あるいは左側の保持溝117a、1
17bに保持され、それに応じてピングリッパ120
a、120bの止めピン133a、133bがラッチ部
材130の保持案内部132a、132bの止めピンス
ロット134a、134bの内側端と接触する。これに
より、ピングリッパ120a、120bはケーシング1
10の長手方向における内側方向への移動が阻止され
て、ヒンジピン107a、107bを拘束する状態に維
持される。その際、圧縮スプリング135a、135b
は、止めピンスロット134a、134bの内側端と止
めピン133a、133bとの接触が磨耗などによって
不確実となった場合に、ピングリッパ120a、120
bをピンスロット113a、113bに向かって付勢す
る役割を補助する。
【0028】図8は、ラッチ部材130が右側に移動し
て、右側のピングリッパ120aが右側のヒンジピン1
07aを拘束して移動することができないようにラッチ
した状態を示している。したがって、右側のピングリッ
パ120aはピンスロット113a内にヒンジピン10
7aを拘束した状態に固定され、ピン収容待機位置には
移動することはできない。一方、左側のピングリッパ1
20bは自由に移動可能な状態にあるので、ヒンジピン
107bは左側のピンスロット113bに対して自由に
出入できる。すなわち、ドア102の右側はヒンジ状態
に保持され、ドア102の左側は開閉自在である。した
がって、ドア102は、図8に示すような閉鎖状態から
図9に示すような左側開放状態に開閉可能であり、この
場合ドア102の右側はヒンジ機能だけを行う。
て、右側のピングリッパ120aが右側のヒンジピン1
07aを拘束して移動することができないようにラッチ
した状態を示している。したがって、右側のピングリッ
パ120aはピンスロット113a内にヒンジピン10
7aを拘束した状態に固定され、ピン収容待機位置には
移動することはできない。一方、左側のピングリッパ1
20bは自由に移動可能な状態にあるので、ヒンジピン
107bは左側のピンスロット113bに対して自由に
出入できる。すなわち、ドア102の右側はヒンジ状態
に保持され、ドア102の左側は開閉自在である。した
がって、ドア102は、図8に示すような閉鎖状態から
図9に示すような左側開放状態に開閉可能であり、この
場合ドア102の右側はヒンジ機能だけを行う。
【0029】図10及び図11は、ラッチ部材130が
左側に移動して、左側のピングリッパ120bで左側の
ヒンジピン107bを拘束した状態におけるドア102
の閉鎖及び開放状態をそれぞれ示している。この状態で
は、図8及び図9の場合とは反対にドア102の左側が
ヒンジ機能のみを行い、ドア102の右側が自由に開閉
可能である。
左側に移動して、左側のピングリッパ120bで左側の
ヒンジピン107bを拘束した状態におけるドア102
の閉鎖及び開放状態をそれぞれ示している。この状態で
は、図8及び図9の場合とは反対にドア102の左側が
ヒンジ機能のみを行い、ドア102の右側が自由に開閉
可能である。
【0030】
【発明の効果】このような構成された本発明のドア開閉
装置によれば、使用者はドアを閉鎖した状態で、開閉し
ようとする側と反対側に向かって操作ノブ109を操作
してラッチ部材130を移動させることにより、ドアの
開放方向を自由に選択することができる。
装置によれば、使用者はドアを閉鎖した状態で、開閉し
ようとする側と反対側に向かって操作ノブ109を操作
してラッチ部材130を移動させることにより、ドアの
開放方向を自由に選択することができる。
【0031】また、ドアが開放された状態では、ピング
リッパはピン収容待機状態に移動しており、ラッチ部材
を反対側に移動させようとしてもピングリッパの係止面
とかみ合うことはできないので、ヒンジ機能を行ってい
る側のラッチを解除することはできず、ドアの開放状態
においてヒンジが不意に解除されるのを防止することが
できる。
リッパはピン収容待機状態に移動しており、ラッチ部材
を反対側に移動させようとしてもピングリッパの係止面
とかみ合うことはできないので、ヒンジ機能を行ってい
る側のラッチを解除することはできず、ドアの開放状態
においてヒンジが不意に解除されるのを防止することが
できる。
【0032】さらに、本発明によれば、簡単な構造でか
つ安いコストで両側を選択的に開閉可能なドア開閉装置
を提供することができる。
つ安いコストで両側を選択的に開閉可能なドア開閉装置
を提供することができる。
【図1】本発明のドア開閉装置を備えた冷蔵庫の斜視図
である。
である。
【図2】本発明に基づくドア開閉装置の一例を示す部分
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図3】図2のドア開閉装置を用いて右側がラッチされ
たドアの閉鎖状態を示す平面図である。
たドアの閉鎖状態を示す平面図である。
【図4】図3のドアの左側を開放した状態を示す平面図
である。
である。
【図5】図2のドア開閉装置を用いて左側がラッチされ
たドアの閉鎖状態を示す平面図である。
たドアの閉鎖状態を示す平面図である。
【図6】図5のドアの右側を開放した状態を示す平面図
である。
である。
【図7】本発明に基づくドア開閉装置の他の例を示す部
分分解斜視図である。
分分解斜視図である。
【図8】図7のドア開閉装置を用いて右側がラッチされ
たドアの閉鎖状態を示す平面図である。
たドアの閉鎖状態を示す平面図である。
【図9】図8のドアの左側を開放した状態を示す平面図
である。
である。
【図10】図7のドア開閉装置を用いて左側がラッチさ
れたドアの閉鎖状態を示す平面図である。
れたドアの閉鎖状態を示す平面図である。
【図11】図10のドアの右側を開放した状態を示す平
面図である。
面図である。
1、101 本体 2、102 ドア 7a、7b、107a、107b ヒンジピン 8a、8b、108a、108b ブラケット 9、109 操作ノブ 10、110 ケーシング 11、111 カバー部材 13a、13b、113a、113b ピンスロット 15、115 ノブスロット 16、116 保持部材 17a、17b,117a,117b 保持溝 20a、20b、120a、120b ピングリッパ 23a、23b ピン収容溝 24a、24b 係止面 27a、27b スプリング 30、130 ラッチ部材 31、131 保持突起 35a、35b スプリング
Claims (9)
- 【請求項1】 本体の開口部に対してドアの両側を選択
的に開閉可能とするドア開閉装置であって、 前記本体またはドアの一方の両側端部領域に設けられ、
ドアを開閉するためのヒンジ軸を形成する少なくとも一
対のヒンジピンと、 前記各ヒンジピンを収容するためのピンスロットを有
し、前記本体またはドアの他方に固定されるケーシング
と、 両ピンスロットの領域にそれぞれ設けられ、前記ヒンジ
ピンを前記ピンスロット内に拘束するために前記ヒンジ
ピンを前記ピンスロット内に保持させる保持位置と、前
記ヒンジピンが前記ピンスロットから離脱するのを許容
する解除位置との間で移動可能な一対のピングリッパ手
段と、 前記ピングリッパ手段の中の一方を解除位置に保持し、
他方を保持位置に保持するラッチ手段と、 前記ラッチ手段を外部から操作するための操作ノブと、
を含むことを特徴とするドア開閉装置。 - 【請求項2】 前記ラッチ手段は、前記両ピングリッパ
手段間を摺動可能であり、両端部が前記各ピングリッパ
手段と作用的に接触するバー状のラッチ部材であること
を特徴とする請求項1記載のドア開閉装置。 - 【請求項3】 前記ラッチ部材の位置を固定するための
保持手段をさらに含むことを特徴とする請求項2記載の
ドア開閉装置。 - 【請求項4】 前記保持手段は、前記ラッチ部材に突出
形成した保持突起と、前記ケーシングに固定され、前記
保持突起と係合する保持溝を有する弾性変形可能な保持
部材とからなることを特徴とする請求項3記載のドア開
閉装置。 - 【請求項5】 前記ピングリッパ手段は、前記ヒンジピ
ンを部分的に収容するピン収容溝を有し、前記保持位置
と前記解除位置との間を回動可能なピングリッパと、前
記ピングリッパを前記解除位置に弾性的に付勢するスプ
リングとからなり、前記ラッチ手段は、前記ピングリッ
パの一方を前記保持位置に選択的に固定することを特徴
とする請求項1記載のドア開閉装置。 - 【請求項6】 前記ラッチ手段は、前記両ピングリッパ
間を摺動可能なバー状のラッチ部材であり、前記両ピン
グリッパは前記ラッチ部材の対応する各端部と係合して
回動を阻止する係合面を有することを特徴とする請求項
5記載のドア開閉装置。 - 【請求項7】 前記ピングリッパ手段は、前記各ピンス
ロットの領域内に位置して前記ピンスロット内への前記
ヒンジピンの出入運動に応じて前記保持位置と前記解除
位置との間を摺動できるように両方向に傾斜面を有する
一対のピングリッパと、前記ピングリッパを前記保持位
置に向かって弾性的に付勢するスプリングとからなり、
前記ラッチ手段は前記ピングリッパの一方を前記保持位
置に加圧保持することを特徴とする請求項1記載のドア
開閉装置。 - 【請求項8】 前記ラッチ手段は、前記両ピングリッパ
間を摺動可能なバー状のラッチ部材であり、前記両ピン
グリッパは前記ラッチ部材の端部により加圧保持される
ことを特徴とする請求項7記載のドア開閉装置。 - 【請求項9】 本体と、前記本体の開口部を開閉するド
アを備えた冷蔵庫において、 前記本体の両側端部領域にそれぞれ設けられてドアのヒ
ンジ軸を形成する少なくとも一対のヒンジピンと、 前記各ヒンジピンを収容可能なピンスロットを有し、前
記ドアに固定されるケーシングと、 前記両ピンスロットの領域にそれぞれ設けられ、前記ヒ
ンジピンを前記ピンスロットの内に拘束するために前記
ヒンジピンを前記ピンスロット内に固定する保持位置
と、前記ヒンジピンが前記ピンスロットから離脱するの
を許容する解除位置との間で移動可能な一対のピングリ
ッパ手段と、 前記ピングリッパ手段の一方を解除位置に保持し、他方
を保持位置に固定するラッチ手段と、 前記ラッチ手段を外部からの操作するための操作ノブ
と、からなるドア開閉装置を備えたことを特徴とする冷
蔵庫。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019950046193A KR0142006B1 (ko) | 1995-12-02 | 1995-12-02 | 양측개방가능한 도어개폐장치 및 이를 구비한 냉장고 |
KR1019950047351A KR0142005B1 (ko) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | 양측개방가능한 도어개폐장치 및 이를 구비한 냉장고 |
KR1995-46193 | 1995-12-07 | ||
KR1995-47351 | 1995-12-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09159349A true JPH09159349A (ja) | 1997-06-20 |
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