JPH09159290A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH09159290A
JPH09159290A JP31881595A JP31881595A JPH09159290A JP H09159290 A JPH09159290 A JP H09159290A JP 31881595 A JP31881595 A JP 31881595A JP 31881595 A JP31881595 A JP 31881595A JP H09159290 A JPH09159290 A JP H09159290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
discharge gas
gas temperature
starting
expansion valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP31881595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Hata
良樹 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31881595A priority Critical patent/JPH09159290A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和機、または冷凍機の冷凍サイクル制御
において、圧縮機始動時に圧縮機油粘度を確保し、か
つ、圧縮機再始動時には吐出ガス温度過昇を防ぎながら
圧縮機油粘度を確保して、冷凍サイクルの信頼性を高め
る。 【解決手段】圧縮機1の吐出管に設けられた温度センサ
2により感知された吐出ガス温度が予め定められた値を
超えると、制御部4の指令により継電器5を切り離して
圧縮機1を停止させ一定時間後に再始動させるが、この
ときの電子膨張弁7の始動時開度を、空調機初期起動時
の膨張弁初期開度より開かせるため、蒸発器8および圧
縮機吸入ガスの過熱度も下がることより、圧縮機再始動
時の吐出ガス温度過昇を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術に関しては、日立パッケージ
エアコンデショナRAS−J140FSなど多くの空気調和
機、または冷凍機において、蒸発器の過熱度を調整する
電子膨張弁と圧縮機の吐出ガス温度を検知するセンサを
持ち、この吐出ガス温度が予め定められた値を超えると
圧縮機を停止させ、一定時間後に圧縮機停止前と同じ蒸
発器の電子膨張弁初期開度にて、圧縮機を再始動させる
制御機能があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、圧縮
機の吐出ガス温度が予め定められた値を超えて圧縮機が
停止した場合に、圧縮機停止前の始動時と同じ蒸発器の
電子膨張弁初期開度にて、圧縮機を再始動させるため、
再始動後も、再び圧縮機の吐出ガス温度が高くなり、予
め定められた値を超えて圧縮機が停止する恐れがあっ
た。
【0004】また、圧縮機の吐出ガス温度過昇を避ける
ため、蒸発器の電子膨張弁初期開度を初めから大きく設
定すると、始動時に液冷媒が圧縮機へ多く戻るため、圧
縮機の油粘度が低下しやすいという問題があった。
【0005】本発明の目的は、空気調和機、または冷凍
機の冷凍サイクル制御において、圧縮機始動時に圧縮機
油粘度を確保し、かつ、圧縮機再始動時には吐出ガス温
度過昇を防ぎながら圧縮機油粘度を確保して、冷凍サイ
クルの信頼性を高めることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は吐出ガス温度が予め定められた値を超える
と圧縮機を停止させる制御を持つ冷凍サイクルにおい
て、吐出ガス温度が定められた値を超え圧縮機が停止し
た場合に、蒸発器の電子膨張弁始動時開度を前回の始動
時開度より開いて、圧縮機を再始動させる制御を加え
た。
【0007】圧縮機、または圧縮機の吐出管に設けられ
た温度センサにより、吐出ガス温度を常時、空気調和機
の制御部で監視しており、吐出ガス温度が予め定められ
た値を超えると制御部の指令により、継電器を切り離す
などして圧縮機が停止する。
【0008】空気調和機の制御部は、吐出ガス温度が定
められた値を超え、圧縮機が停止したことを記憶してお
り、この場合には、蒸発器の電子膨張弁始動時開度を前
回の始動時開度より開き、かつ一定時間後に継電器を閉
じる指令を出して圧縮機を再始動させることにより、蒸
発器の過熱度が低下し圧縮機吸入ガスの過熱度も下がる
ため、圧縮機再始動時の吐出ガス温度過昇を防ぐことが
できる。
【0009】なお、前回の蒸発器電子膨張弁の始動時開
度と、圧縮機再始動時の始動時開度との差を経験的に決
定して、極度に再始動時の開度を大きくしなければ、圧
縮機再始動時の油粘度は、低下を防げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1を用
いて説明する。図1は、本発明の吐出ガス温度過昇防止
機能を持つ空気調和機の冷凍サイクル系統,電源及び制
御系統図であり、図中の実線は冷凍サイクル配管系統,
破線は電源配線,一転鎖線は制御系統を示している。
【0011】本空調機では、圧縮機1、または圧縮機1
の吐出管に設けられた温度センサ2により、吐出ガス温
度を常時、空気調和機の制御部4で監視しており、吐出
ガス温度が予め定められた値を超えると制御部4の指令
により、継電器5を切り離すなどして圧縮機1が停止す
る。空気調和機の制御部4は、吐出ガス温度が定められ
た値を超え、圧縮機1が停止したことを記憶しており、
一定時間後に継電器5を閉じる指令を出して圧縮機1を
再始動させる。
【0012】この時、従来の空気調和機の制御では、蒸
発器8のための電子膨張弁7の始動時開度を、人為的操
作により空気調和機が起動されるときと同じ一定値の電
子膨張弁初期開度としていたが、この初期開度は、冷凍
サイクル系統全体が冷えているときの始動を考慮に入
れ、圧縮機1の吸入ガス過熱度が低下しないように小さ
めの開度設定になっているため、再始動後も、再び圧縮
機1の吐出ガス温度が高くなり、予め定められた値を超
えて圧縮機1が停止する恐れがあった。
【0013】また、再始動時の圧縮機吐出ガス温度過昇
を避けるため、電子膨張弁初期開度を初めから大きく設
定すると、冷凍サイクル系統全体が冷えているときの始
動時には液冷媒が圧縮機1へ多く戻るため、圧縮機油粘
度が低下しやすいという問題があった。
【0014】本発明の空気調和機の場合には、制御部4
の指令により再始動時の電子膨張弁始動時開度を、人為
的操作により空気調和機が起動されるときの電子膨張弁
初期開度より開いて圧縮機1を再始動させることによ
り、蒸発器8の過熱度が低下し圧縮機吸入ガスの過熱度
も下がるため、圧縮機再始動時の吐出ガス温度過昇を防
ぐことができる。
【0015】仮に、この処置を施したにもかかわらず、
再始動時に再び圧縮機1の吐出ガス温度が高くなり、予
め定められた値を超えて圧縮機1が停止した場合には、
再々始動時の電子膨張弁始動時開度を、前回の再始動時
の膨張弁初期開度より開いて圧縮機1を再々始動させ
る。本制御を繰返すことにより、数回の再始動のうちに
は、圧縮機吐出ガス温度過昇を伴わない再始動が可能と
なる。
【0016】また、前回の電子膨張弁の始動時開度と、
今回の再始動時の始動時開度との差を経験的に決定し
て、極度に再始動時の開度を大きくしなければ、圧縮機
再始動時の油粘度は、低下を防げることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、吐出ガス温度が予め定
められた値を超え圧縮機が停止した場合に、再始動時の
電子膨張弁始動時開度を、前回の始動時の膨張弁初期開
度より開いて圧縮機を始動させることを繰返すため、数
回の再始動のうちには、圧縮機吐出ガス温度過昇を伴わ
ない再始動が可能となる。また、本効果により、人為的
操作により空気調和機が起動されるときの電子膨張弁初
期開度を小さめに設定できるため、圧縮機始動時、およ
び再始動時の油粘度低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吐出ガス温度過昇防止機能を持つ空気
調和機の冷凍サイクル系統,電源及び制御系統図。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…圧縮機の吐出ガス温度センサ、3…凝
縮器、4…空気調和機の制御部、5…圧縮機のための継
電器、6…電源、7…蒸発器のための電子膨張弁、8…
蒸発器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸発器の過熱度を調整する電子膨張弁と、
    圧縮機の吐出ガス温度を検知するセンサ、および、この
    吐出ガス温度が予め定められた値を超えると圧縮機を停
    止させる制御を持つ冷凍サイクルにおいて、吐出ガス温
    度が定められた値を超え圧縮機が停止した場合に、前記
    蒸発器の前記電子膨張弁の始動時開度を前回の始動時開
    度より開いて、前記圧縮機を再始動させる制御を持つこ
    とにより、前記圧縮機の始動時に、前記圧縮機の油粘度
    を確保しながら吐出ガス温度過昇を防ぐ機能を有するこ
    とを特徴とする空気調和機。
JP31881595A 1995-12-07 1995-12-07 空気調和機 Pending JPH09159290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31881595A JPH09159290A (ja) 1995-12-07 1995-12-07 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31881595A JPH09159290A (ja) 1995-12-07 1995-12-07 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09159290A true JPH09159290A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18103260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31881595A Pending JPH09159290A (ja) 1995-12-07 1995-12-07 空気調和機

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JP (1) JPH09159290A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6158230A (en) * 1998-03-30 2000-12-12 Sanyo Electric Co., Ltd. Controller for air conditioner

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6158230A (en) * 1998-03-30 2000-12-12 Sanyo Electric Co., Ltd. Controller for air conditioner

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