JPH09159218A - 冷凍装置の室外ユニット - Google Patents

冷凍装置の室外ユニット

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Publication number
JPH09159218A
JPH09159218A JP31631495A JP31631495A JPH09159218A JP H09159218 A JPH09159218 A JP H09159218A JP 31631495 A JP31631495 A JP 31631495A JP 31631495 A JP31631495 A JP 31631495A JP H09159218 A JPH09159218 A JP H09159218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
suspension support
blowers
drive motor
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31631495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideshi Uesugi
秀史 上杉
Katsuhiko Taki
勝彦 瀧
Koji Tamaishi
幸二 玉石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31631495A priority Critical patent/JPH09159218A/ja
Publication of JPH09159218A publication Critical patent/JPH09159218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数台の送風機の回転に起因し発生する連成振
動を抑制する冷凍装置の室外ユニット構造を提供する。 【解決手段】複数台の送風機のうち、少なくとも一台の
駆動電動機1の懸架支持部材4aの脚の長さを他の懸架
支持部材4の脚の長さより長くする。さらには懸架支持
部材4,4aが固定締結される上面パネル5を分割(5
a,5b)し、さらに分割部Pに緩衝部材8をはさむ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の送風機を
有する冷凍装置の室外ユニットにおいて、送風機の取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍装置の室外ユニットは、ユニットの
容量すなわち出力が大きくなるにつれて、熱交換能力の
増大を図るため熱交換器の面積を拡大させると共に、送
風量を増やす必要がある。これに対し容易比例で熱交換
器寸法を単純に伸長させるとキャビネット寸法の著しい
増大を招くため、通常は熱交換器の列数を増やしたり、
ユニットの前後面に分けて熱交換器を配する等の手段を
用いている。
【0003】一方、送風量の増大に対しては、小容量ユ
ニット用の送風機をほぼ風量比例で多数個使用する方式
が従来一般的であり、実公平6−3319 号公報では、ユニ
ット寸法に比して小径の送風機を六台使用する例が採ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】冷凍装置の大容量化は
設置台数の集約化が図れるため市場ニーズが高まってお
り、更に冷凍装置の室外ユニット寸法も、設置占有面積
の減少を図るためコンパクト化が求められてきている。
【0005】冷凍装置の室外ユニット寸法に対して支配
的な要素部品は前述の様に熱交換器であるが、近年の伝
熱技術の発達により伝熱面積当りの熱交換量が従来前よ
り大きな高性能の熱交換器が出現してきており、同じユ
ニット容量ならば従来より小さな外形寸法の熱交換器の
製作が可能になっている。
【0006】このため、冷凍装置の室外ユニット寸法の
コンパクト化のためには送風機の径と台数により決定さ
れるキャビネット寸法の抑制が重要となる。送風機の台
数の増加は直ちにキャビネット寸法の増加につながるた
め、ユニット大容量化に伴う送風量の増大に対しては、
送風機回転数の増加もしくは、送風機径大口径化の二つ
の手段での対応が考えられる。送風機回転数の増加は、
使用電動機の制約や送風騒音の増大により採用できない
場合もあり、送風機径大口径化により送風機台数の減少
を図ることが有効な手段である。
【0007】ここで、大口径の送風機を使用する際の技
術課題として、振動の抑制、特に複数台の送風機の回転
に起因する連成振動の抑制が挙げられる。送風機で発生
する振動の原因は、主としてファン単体のアンバランス
質量と、電動機回転軸の偏心量である。同じ回転数で口
径の異なる送風機を回転させると、加振力は遠心力に比
例するため口径の大きな送風機の方が発生振動は大きく
なる。ここで送風機径が大きければ、ファン単体質量は
大きく、電動機も出力増大により大形化するので、ファ
ンのアンバランス質量と電動機回転軸の偏心量を水準以
上に小さくするのは製作上多大の労力を要し、大幅なコ
ストアップになる。
【0008】このため、電動機を防振ゴムを介して懸架
支持部材に取り付ける等の手段で、送風機の発生振動の
キャビネットへの伝播を抑制するのが一般的であるが、
複数台の送風機を有する場合には個々の送風機での発生
振動が相互に作用し、連成振動となって大きな振動振幅
になる。
【0009】本発明の目的は、複数台の送風機の回転に
起因し発生する連成振動を、ファンや電動機の部品仕様
を変えることなく抑制する冷凍装置の室外ユニット構造
を提供することにあり、ひいては室外ユニット寸法のコ
ンパクト化を図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の冷凍装置の室外
ユニットは、複数台の送風機のうち少なくとも一台の駆
動電動機の懸架支持部材の脚の長さを他の駆動電動機の
懸架支持部材の脚の長さより長くして上記目的を達成す
る。さらには、駆動電動機の懸架支持部材が固定締結さ
れるユニット上面パネルを一体部材ではなく分割構成と
し、この分割部で、分割されたパネル相互が対向する面
に緩衝部材をはさんで上記目的を達成する。
【0011】複数台の送風機のうち少なくとも一台の駆
動電動機の懸架支持部材の脚の長さを他の駆動電動機の
懸架支持部材の脚の長さより長くしているので、フォ
ン,電動機が同一であっても懸架支持部材を含めた振動
系は脚の有する部材としてのばね定数が異なるため固有
振動数が異なる。従って送風機の回転数を変化させた場
合、その振動応答も異なり、複数台の送風機を同じ回転
数で回転させても、懸架支持部材を通してキャビネット
に伝播される振動の応答は似通らないため、送風機での
発生振動が相互に作用して、振動の重なり合いにより振
幅が増大するような連成振動を抑えることができる。
【0012】また、駆動電動機の懸架支持部材が固定締
結されるユニット上面パネルを一体部材とせず、少なく
とも一カ所で分割した構成とすることで、送風機から懸
架支持部材を通してユニット上面パネルに伝播された振
動が、他の送風機を有する上面パネル部へ直接伝播しな
いので連成振動の抑制に役立つ。
【0013】さらには、パネル分割部に振動伝播を減衰
せしめる特性を有する緩衝部材をはさむことで、隣接す
るパネル部への振動伝播が減衰し、更に連成振動による
振幅増大の抑制に効果が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1ない
し図3で説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例を示す冷凍装置の
室外ユニットの正面構造図である。図1は送風機を三台
有する例で、駆動電動機1にプロペラファン2が直結さ
れ、各々の駆動電動機1は防振ゴム3を介して懸架支持
部材4及び4aに取り付けられ、懸架支持部材4及び4
aは上面パネル3に固定締結されている。上面パネル5
には3個のファンガード6が取り付けられている。運転
状態ではユニット外周の空気が熱交換器7のフィンを通
過してユニット内部に流入し、ファンガード6より上方
へ排出される。
【0016】この運転状態で、駆動電動機1への供給電
圧が同じであるので3個のプロペラファン2の回転数は
ほぼ一様となる。しかしこの回転数に対する振動応答
は、懸架支持部材4と4aでは4aの方が脚が長いため
に懸架支持部材を含めた振動系では左右と中央の固有振
動数が異なるため一様にはならない。すなわち、懸架支
持部材4及び4aより上面パネル5に伝播された個々の
振動は振動の重なり合いによっても大きな振動振幅には
ならない。
【0017】図2は、図1の上面パネル5を上面パネル
5aと5bにP部にて分割した実施例の拡大構造図であ
る。本実施例の運転状態では、懸架支持部材4aと4よ
り伝播される振動は各々上面パネル5aと5bに伝播さ
れ、上面パネルが一体に構成されていないので個々の振
動が重なりにくく、特に上下方向の連成振動が抑制され
る。
【0018】図3は、図2の上面パネル分割部P部に緩
衝部材8をはさんだ実施例の拡大構造図である。本実施
例では図2の実施例の効果に加えて、分割部の対向合わ
せ面を介して伝播する振動が緩衝部材8により減衰する
ため水平方向の連成振動も抑制される。
【0019】
【発明の効果】本発明は、複数台の送風機のうち少なく
とも一台の駆動電動機の懸架支持部材の脚の長さを他の
駆動電動機の懸架支持部材の脚の長さより長くしている
ので、送風機での発生振動が相互に作用して振動の重な
り合いにより振幅が増大するような連成振動を抑えるこ
とができる。従って、従来より大口径の送風機の採用が
可能なため、所要の送風量を確保する上で送風機台数を
減少でき、ひいては冷凍装置の室外ユニット寸法のコン
パクト化を図ることができる。また、ファン,駆動電動
機の部品仕様は一つのユニット内で同一で良い。
【0020】さらに、懸架支持部材が固定締結されるユ
ニット上面パネルを一体部材ではなく分割構成とするこ
と、この分割部において緩衝部材をはさむことでなお連
成振動の影響を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷凍装置の室外ユニッ
トの側面図。
【図2】上面パネルを分割した実施例の拡大側面図。
【図3】上面パネル分割部に緩衝部材をはさんだ実施例
の説明図。
【符号の説明】
1…駆動電動機、2…プロペラファン、3…防振ゴム、
4,4a…懸架支持部材、5,5a,5b…上面パネ
ル、6…ファンガード、7…熱交換器、8…緩衝部材、
9…上面パネル分割部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉石 幸二 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の送風機を有する冷凍装置の室外ユ
    ニットにおいて、少なくとも一台の駆動電動機の懸架支
    持部材の脚の長さを他の前記駆動電動機の前記懸架支持
    部材の脚の長さより長くしたことを特徴とする冷凍装置
    の室外ユニット。
JP31631495A 1995-12-05 1995-12-05 冷凍装置の室外ユニット Pending JPH09159218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31631495A JPH09159218A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 冷凍装置の室外ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31631495A JPH09159218A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 冷凍装置の室外ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09159218A true JPH09159218A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18075759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31631495A Pending JPH09159218A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 冷凍装置の室外ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09159218A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054825A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室外機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002054825A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室外機

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