JPH09158835A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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JPH09158835A
JPH09158835A JP7321785A JP32178595A JPH09158835A JP H09158835 A JPH09158835 A JP H09158835A JP 7321785 A JP7321785 A JP 7321785A JP 32178595 A JP32178595 A JP 32178595A JP H09158835 A JPH09158835 A JP H09158835A
Authority
JP
Japan
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case
end surface
terminal cover
stud bolt
protrusion
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Application number
JP7321785A
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English (en)
Inventor
Kazu Takashima
島 和 高
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース自体の板厚増加や形状変更を行うこと
なく、ケース端面の振動を抑制する。 【解決手段】 密閉型圧縮機の上部ケース端面5に対し
て端子カバー7が取付けられている。上部ケース端面5
にはスタッドボルト9が立設され、端子カバー7の上部
8にスタッドボルト9を通すボルト穴15が形成されて
いる。ケース端面5の中央部Oは、密閉型圧縮機の電動
機及び圧縮装置の運転によって発生する振動の振幅が大
きくなりやすい箇所である。端子カバー7の外周壁7a
の下端面10に、ケース端面5の中央部O対応する突部
16が形成されている。スタッドボルト9の先端部には
ナット12が螺合している。このナット12によって端
子カバー7を上部ケース端面5に対して押圧固定するこ
とにより、端子カバー7の突部16が上部ケース端面5
中央部Oを下方に押圧するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両端面を有する筒
状のケース内に電動機及び圧縮装置を配設した密閉型圧
縮機に係り、とりわけ、ケース端面の振動を抑制するよ
うにした密閉型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示す従来の密閉型圧縮機は、略
平板状の両端面5,13を有する円筒状のケース4と、
このケース4内にそれぞれ配設された電動機2及び圧縮
装置3とを備えている。また、ケース4の上部端面5
(以下、上部ケース端面5という)には端子部6が配設
され、上部ケース端面5の端子部6近傍にスタッドボル
ト9が立設されている。また、密閉型圧縮機は、端子部
6を覆って上部ケース端面5に取付けられる端子カバー
7を備えている。図11及び図12に示すように、端子
カバー7は、スタッドボルト9と、このスタッドボルト
9の先端部に螺合するナット12とによって、上部ケー
ス端面5に対して押圧固定されている。また、端子カバ
ー7の下端面10と上部ケース端面5との間には、防水
用のパッキン11が介在されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、密閉型圧縮機
の電動機2及び圧縮装置3を運転すると、その運転振動
によってケース4の両端面5,13に共振が発生し易
く、このケース4の両端面5,13の振動が、密閉型圧
縮機の騒音の主要な発生源となっている。このケース4
の両端面5,13の振動を抑制するためには、ケース4
の両端面5,13又はケース4全体の板厚を厚くした
り、両端面5,13の形状を曲面形状に変更したりし
て、ケース4の両端面5,13の共振点をずらす方策も
考えられる。しかし、両端面5,13を含めてケース4
自体の板厚増加や形状変更を行うと、密閉型圧縮機のサ
イズ、重量、及びコストの増加や製造性の悪化等を招く
という問題がある。
【0004】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、ケース自体の板厚増加や形状変更を行うこ
となく、ケース端面の振動を抑制し、密閉型圧縮機の電
動機及び圧縮装置の運転による騒音を低減することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、両端面を
有する筒状のケースと、このケース内にそれぞれ配設さ
れた電動機及び圧縮装置と、前記ケース端面のうち、前
記電動機及び圧縮装置の運転によって前記ケース端面に
発生する振動の振幅が大きくなりやすい特定箇所を押圧
するための押圧手段とを備えたことを特徴とする密閉型
圧縮機である。この第1の手段によれば、ケース端面の
うち、電動機及び圧縮装置の運転によってケース端面に
発生する振動の振幅が大きくなりやすい特定箇所を押圧
するための押圧手段を備えているので、この押圧手段に
よってケース端面の特定箇所を押圧することによりケー
ス端面の固有振動を変化させ、その振動を抑制すること
ができる。
【0006】第2の手段は、上記第1の手段において、
前記押圧手段は、前記ケース端面に立設されたスタッド
ボルトと、上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴が
形成され、下端部に前記ケース端面の特定箇所に対応す
る突部が形成された端子カバーと、前記スタッドボルト
の先端部に螺合し、前記端子カバーを前記ケース端面に
対して押圧固定するためのナットとを有し、前記端子カ
バーの突部によって前記ケース端面の特定箇所を押圧す
るようにしたことを特徴とする。この第2の手段によれ
ば、端子カバーの突部によってケース端面の特定箇所を
押圧することにより、ケース端面の固有振動を変化さ
せ、その振動を抑制することができる。
【0007】第3の手段は、上記第1の手段において、
前記ケース端面の特定箇所に突起部が形成され、前記押
圧手段は、前記ケース端面に立設されたスタッドボルト
と、上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴が形成さ
れ、下端部に前記ケース端面の突起部に対応する当接面
を有する端子カバーと、前記スタッドボルトの先端部に
螺合し、前記端子カバーを前記ケース端面に対して押圧
固定するためのナットとを有し、前記端子カバーの当接
面によって前記ケース端面の突起部を押圧するようにし
たことを特徴とする。この第3の手段によれば、端子カ
バーの当接面によって、ケース端面の特定箇所に形成さ
れた突起部を押圧することにより、ケース端面の固有振
動を変化させ、その振動を抑制することができる。
【0008】第4の手段は、上記第1の手段において、
前記押圧手段は、前記ケース端面に立設されたスタッド
ボルトと、上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴が
形成され、下端部に前記ケース端面の特定箇所に対応す
る当接面を有する端子カバーと、前記スタッドボルトの
先端部に螺合し、前記端子カバーを前記ケース端面に対
して押圧固定するためのナットと、前記端子カバーの当
接面と、前記ケース端面の特定箇所との間に介在される
押圧片とを有し、前記端子カバーの当接面によって前記
押圧片を介して前記ケース端面の特定箇所を押圧するよ
うにしたことを特徴とする。この第4の手段によれば、
端子カバーの当接面によって押圧片を介してケース端面
の特定箇所を押圧することにより、ケース端面の固有振
動を変化させ、その振動を抑制することができる。
【0009】第5の手段は、上記第1の手段において、
前記押圧手段は、前記ケース端面に立設されたスタッド
ボルトと、上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴が
形成された端子カバーと、この端子カバーの上部に対応
し前記スタッドボルトを通すボルト穴が形成された固定
部と、この固定部から前記ケース端面の特定箇所まで延
びる本体と、この本体の先端に形成された突部とを有す
る押圧部材と、前記スタッドボルトの先端部に螺合し、
前記端子カバーを前記押圧部材とともに前記ケース端面
に対して押圧固定するためのナットとを有し、前記押圧
部材の突部によって前記ケース端面の特定箇所を押圧す
るようにしたことを特徴とする。この第5の手段によれ
ば、押圧部材の突部によってケース端面の特定箇所を押
圧することにより、ケース端面の固有振動を変化させ、
その振動を抑制することができる。
【0010】第6の手段は、上記第1の手段において、
前記押圧手段は、前記ケース内に設けられた内部押圧部
材であって、前記電動機または圧縮装置に対して固着さ
れた基端部と、この基端部から前記ケース端面の特定箇
所まで延びる本体と、この本体の先端に形成された突部
とを有する内部押圧部材であり、この内部押圧部材の突
部によって前記ケース端面の特定箇所を内側から押圧す
るようにしたことを特徴とする。この第6の手段によれ
ば、内部押圧部材の突部によってケース端面の特定箇所
を内側から押圧することにより、ケース端面の固有振動
を変化させ、その振動を抑制することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、図1乃至図10に示
す本発明の実施の形態において、図11乃び図12に示
す従来例と同一の構成部分については同一符号を付すと
ともに、適宜、図11乃び図12を参照して説明する。
【0012】第1の実施形態 図1乃び図2は本発明の第1の実施形態を示す図であ
る。本実施形態の密閉型圧縮機は、図11に示す従来の
密閉型圧縮機と同様、略平板状の両端面5,13を有す
る円筒状のケース4と、このケース4内にそれぞれ配設
された電動機2及び圧縮装置3とを備えている。また、
ケース4の上部ケース端面5には端子部6が配設され、
上部ケース端面5の端子部6近傍にスタッドボルト9が
立設されている。また、密閉型圧縮機は、端子部6を覆
って上部ケース端面5に取付けられる端子カバー7を備
えている(図11乃び図12参照)。
【0013】ここで、密閉型圧縮機の電動機2及び圧縮
装置3を運転すると、その運転振動によって上部ケース
端面5に共振が発生しやすいが、この上部ケース端面5
の振動は一般に、その中央部O(図9参照)の振幅(変
位)が最も大きくなるような一次モードの振動になりや
すい。すなわち、上部ケース端面5のうち、電動機2及
び圧縮装置3の運転により発生する振動の振幅が大きく
なりやすい部分は、一般に、その中央部(特定箇所)O
である。
【0014】次に、上記端子カバー7は、図1に示すよ
うに、略平板状の上部8と、この上部8周縁から下方へ
延びる外周壁7aとを有し、上部8の略中央部に上記ス
タッドボルト9を通すボルト穴5が形成されている(図
2参照)。また、端子カバー7の外周壁7aの下端面1
0と上部ケース端面5との間には、防水用のパッキン1
1が介在されている。そして、スタッドボルト9の先端
部にはナット12が螺合し、このナット12によって端
子カバー7を上部ケース端面5に対して押圧固定するよ
うになっている。
【0015】また、図1及び図2に示すように、端子カ
バー7の外周壁7aの下端面10のうち上部ケース端面
5の中央部Oに略対応する位置に、下端面10から下方
へ突出する突部16が形成され、この突部16の底面1
6aが上部ケース端面5の中央部Oに当接している。そ
して、ナット12によって端子カバー7を上部ケース端
面5に対して押圧固定することにより、端子カバー7の
突部16が上部ケース端面5の中央部Oを下方に押圧す
るようになっている。
【0016】次に、このような構成よりなる本実施形態
の作用について説明する。本実施形態によれば、上部ケ
ース端面5のうち、電動機2及び圧縮装置3の運転によ
って上部ケース端面5に発生する振動の振幅が大きくな
りやすい中央部(特定箇所)Oを、端子カバー7の突部
16によって下方に押圧することにより、上部ケース端
面5の固有振動を変化させることができる。このため、
ケース4自体の板厚増加や形状変更を行うことなく、上
部ケース端面5の振動を抑制し、密閉型圧縮機の電動機
2及び圧縮装置3の運転による騒音を低減することがで
きる。
【0017】なお、上記パッキン11のうち、端子カバ
ー7の突部16に対応する部分に切欠を設け、端子カバ
ー7の突部16の底面16aが上部ケース端面5に直接
当接するようにすることが、上部ケース端面5の振動の
抑制効果を高める上で好ましい。
【0018】第2の実施形態 図3乃び図4は本発明の第2の実施形態を示す図であ
る。本実施形態は、図3に示すように、図1乃び図2に
示す上記第1の実施形態の端子カバー7の突部16に代
えて、上部ケース端面5の中央部Oから突出する突起部
17を設けたものであり、その他の構成は図1乃び図2
に示す上記第1の実施形態と略同様である。上記突起部
17は、図5及び図6に示すように、略半球形状を有し
ている。また、この突起部17の頂点は、突起部17に
対応する端子カバー7の外周壁7aの下端面(当接面)
10aに当接している。そして、ナット12によって端
子カバー7を上部ケース端面5に対して押圧固定するこ
とにより、端子カバー7の当接面10aが上部ケース端
面5の突起部17を下方に押圧するようになっている。
なお、図3乃び図4には、パッキン11に、上部ケース
端面5の突起部17に対応する切欠11aが形成された
状態が示されている。
【0019】本実施形態によれば、端子カバー7の当接
面10aによって、上部ケース端面5の中央部Oに突出
する突起部17を下方に押圧することにより、上記第1
の実施形態と同様に、上部ケース端面5の振動を抑制す
ることができる。また、上記第1の実施形態と異なり、
端子カバー7は従来と同様のものを用いることができ
る。
【0020】第3の実施形態 図5乃び図6は本発明の第3の実施形態を示す図であ
る。本実施形態は、図5に示すように、図1乃び図2に
示す上記第1の実施形態の端子カバー7の突部16に代
えて、上部ケース端面5の中央部Oに配置される押圧片
18を設けたものであり、その他の構成は図1乃び図2
に示す上記第1の実施形態と略同様である。上記押圧片
18は、図5及び図6に示すように、略直方体形状を有
している。また、この押圧片18は、押圧片18に対応
する端子カバー7の外周壁7aの下端面(当接面)10
aと、上部ケース端面5との間に介在されている。そし
て、ナット12によって端子カバー7を上部ケース端面
5に対して押圧固定することにより、端子カバー7の当
接面10aが押圧片18を介して上部ケース端面5の中
央部Oを下方に押圧するようになっている。なお、図5
乃び図6には、パッキン11に、押圧片18に対応する
切欠11bが形成された状態が示されている。
【0021】本実施形態によれば、端子カバー7の当接
面10aによって押圧片18を介して上部ケース端面5
の中央部Oを下方に押圧することにより、上記第1の実
施形態と同様に、上部ケース端面5の振動を抑制するこ
とができる。また、上記第1の実施形態と異なり、端子
カバー7は従来と同様のものを用いることができる。
【0022】第4の実施形態 図7乃び図8は本発明の第4の実施形態を示す図であ
る。本実施形態は、図7に示すように、図1乃び図2に
示す上記第1の実施形態の端子カバー7の突部16に代
えて、押圧部材19を設けたものであり、その他の構成
は図1乃び図2に示す上記第1の実施形態と略同様であ
る。上記押圧部材19は、図7及び図8に示すように、
端子カバー7の上部8に対応しスタッドボルト9を通す
ボルト穴22が形成された固定部21を有している。ま
た、押圧部材19は、その固定部21から上部ケース端
面5の中央部Oまで延びる本体20を有している。
【0023】この押圧部材19の本体20は、固定部2
1から端子カバー7の上部8に沿って延びる水平部20
aと、この水平部20aの延長端側から上部ケース端面
5の中央部Oまで斜め下方に延びる傾斜部20bとから
なっている。また、押圧部材19の本体20の傾斜部2
0b先端には略半球形状の突部23が形成され、この突
部23の先端14が上部ケース端面5の中央部Oに当接
している。そして、ナット12によって端子カバー7を
押圧部材19とともに上部ケース端面5に対して押圧固
定することにより、押圧部材19の突部23の先端14
が上部ケース端面5の中央部Oを下方に押圧するように
なっている。
【0024】本実施形態によれば、押圧部材19の突部
23によって上部ケース端面5の中央部Oを下方に押圧
することにより、上記第1の実施形態と同様に、上部ケ
ース端面5の振動を抑制することができる。また、上記
第1の実施形態と異なり、端子カバー7は従来と同様の
ものを用いることができる。また、パッキン11に切欠
を設ける必要がないので、端子カバー7の防水性にも優
れている。
【0025】第5の実施形態 図9乃び図10は本発明の第5の実施形態を示す図であ
る。本実施形態は、図9に示すように、図1乃び図2に
示す上記第1の実施形態の端子カバー7の突部16に代
えて、ケース4内に内部押圧部材24を設けたものであ
り、その他の構成は図1乃び図2に示す上記第1の実施
形態と略同様である。上記内部押圧部材24は、図9及
び図10に示すように、中央部で緩く屈曲した棒状をな
している。そして、内部押圧部材24は、電動機2のス
テータ29上部に対して固着された基端部28と、この
基端部28から上部ケース端面5の中央部O裏側まで延
びる本体25とを有している。また、内部押圧部材24
の本体25の先端には略半球形状の突部26が形成さ
れ、この突部26の先端27が上部ケース端面5の中央
部O裏側に当接している。そして、内部押圧部材24の
本体25の弾力により、内部押圧部材24の突部26の
先端27が上部ケース端面5の中央部O裏側を上方に押
圧するようになっている。
【0026】本実施形態によれば、内部押圧部材24の
突部26によって上部ケース端面5の中央部Oを内側か
ら押圧することにより、上記第1の実施形態と同様、上
部ケース端面5の振動を抑制することができる。また、
上記第1の実施形態と異なり、端子カバー7は従来と同
様のものを用いることができる。また、上記第4の実施
形態と同様、パッキン11に切欠を設ける必要がないの
で、端子カバー7の防水性にも優れている。
【0027】なお、本実施形態において、電動機2のス
テータ29に対して固着された内部押圧部材24によっ
て、上部ケース端面5の中央部O裏側を上方に押圧する
場合について説明したが、圧縮装置3下部に対して固着
された内部押圧部材によって、ケース4の下部端面13
の中央部裏側を下方に押圧するようにしてもよい。この
場合は、内部押圧部材によって、ケース4の下部端面1
3の振動を抑制することができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ケースの
端面のうち、電動機及び圧縮装置の運転によってケース
端面に発生する振動の振幅が大きくなりやすい特定箇所
を押圧するための押圧手段を備えているので、この押圧
手段によってケース端面の特定箇所を押圧することによ
りケース端面の固有振動を変化させることができる。こ
のため、ケース自体の板厚増加や形状変更を行うことな
く、ケース端面の振動を抑制し、密閉型圧縮機の電動機
及び圧縮装置の運転による騒音を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密閉型圧縮機の第1の実施形態の
要部を示す一部破断側面図。
【図2】図1に示す密閉型圧縮機の端子カバーの要部を
示すA線方向背面図。
【図3】本発明による密閉型圧縮機の第2の実施形態の
要部を示す一部破断側面図。
【図4】図3に示す密閉型圧縮機の上部ケース端面を示
すB線方向平面図。
【図5】本発明による密閉型圧縮機の第3の実施形態の
要部を示す一部破断側面図。
【図6】図5に示す密閉型圧縮機の端子カバー等の要部
を示すC線方向背面図。
【図7】本発明による密閉型圧縮機の第4の実施形態の
要部を示す側面図。
【図8】図7に示す密閉型圧縮機の押圧部材を示すD線
方向側面図。
【図9】本発明による密閉型圧縮機の第5の実施形態を
示す縦断面図。
【図10】図9に示す密閉型圧縮機の内部押圧部材を示
すE線方向側面図。
【図11】従来の密閉型圧縮機を示す縦断面図。
【図12】図10に示す密閉型圧縮機の端子カバー周辺
を示す側面図。
【符号の説明】
2 電動機 3 圧縮装置 4 密閉ケース 5,13 ケース端面 7 端子カバー 9 スタッドボルト 10a 当接面 12 ナット 15 ボルト穴 16,23,26 突部 17 突起部 18 押圧片 19 押圧部材 24 内部押圧部材 O 上部ケース端面の中央部(特定箇所)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端面を有する筒状のケースと、 このケース内にそれぞれ配設された電動機及び圧縮装置
    と、 前記ケース端面のうち、前記電動機及び圧縮装置の運転
    によって前記ケース端面に発生する振動の振幅が大きく
    なりやすい特定箇所を押圧するための押圧手段と、を備
    えたことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】前記押圧手段は、 前記ケース端面に立設されたスタッドボルトと、 上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴が形成され、
    下端部に前記ケース端面の特定箇所に対応する突部が形
    成された端子カバーと、 前記スタッドボルトの先端部に螺合し、前記端子カバー
    を前記ケース端面に対して押圧固定するためのナット
    と、を有し、 前記端子カバーの突部によって前記ケース端面の特定箇
    所を押圧するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の密閉型圧縮機。
  3. 【請求項3】前記ケース端面の特定箇所に突起部が形成
    され、 前記押圧手段は、 前記ケース端面に立設されたスタッドボルトと、 上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴が形成され、
    下端部に前記ケース端面の突起部に対応する当接面を有
    する端子カバーと、 前記スタッドボルトの先端部に螺合し、前記端子カバー
    を前記ケース端面に対して押圧固定するためのナット
    と、を有し、 前記端子カバーの当接面によって前記ケース端面の突起
    部を押圧するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の密閉型圧縮機。
  4. 【請求項4】前記押圧手段は、 前記ケース端面に立設されたスタッドボルトと、 上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴が形成され、
    下端部に前記ケース端面の特定箇所に対応する当接面を
    有する端子カバーと、 前記スタッドボルトの先端部に螺合し、前記端子カバー
    を前記ケース端面に対して押圧固定するためのナット
    と、 前記端子カバーの当接面と、前記ケース端面の特定箇所
    との間に介在される押圧片と、を有し、 前記端子カバーの当接面によって前記押圧片を介して前
    記ケース端面の特定箇所を押圧するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  5. 【請求項5】前記押圧手段は、 前記ケース端面に立設されたスタッドボルトと、 上部に前記スタッドボルトを通すボルト穴が形成された
    端子カバーと、 この端子カバーの上部に対応し前記スタッドボルトを通
    すボルト穴が形成された固定部と、この固定部から前記
    ケース端面の特定箇所まで延びる本体と、この本体の先
    端に形成された突部とを有する押圧部材と、 前記スタッドボルトの先端部に螺合し、前記端子カバー
    を前記押圧部材とともに前記ケース端面に対して押圧固
    定するためのナットと、を有し、 前記押圧部材の突部によって前記ケース端面の特定箇所
    を押圧するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    密閉型圧縮機。
  6. 【請求項6】前記押圧手段は、前記ケース内に設けられ
    た内部押圧部材であって、 前記電動機または圧縮装置に対して固着された基端部
    と、 この基端部から前記ケース端面の特定箇所まで延びる本
    体と、 この本体の先端に形成された突部と、を有する内部押圧
    部材であり、 この内部押圧部材の突部によって前記ケース端面の特定
    箇所を内側から押圧するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の密閉型圧縮機。
JP7321785A 1995-12-11 1995-12-11 密閉型圧縮機 Pending JPH09158835A (ja)

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JP7321785A JPH09158835A (ja) 1995-12-11 1995-12-11 密閉型圧縮機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013121808A1 (ja) * 2012-02-15 2013-08-22 三菱重工業株式会社 電動圧縮機及び電動圧縮機の製造方法

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