JPH09158610A - 車両用パワーウインドウレギュレータの制御装置 - Google Patents

車両用パワーウインドウレギュレータの制御装置

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JPH09158610A
JPH09158610A JP7321440A JP32144095A JPH09158610A JP H09158610 A JPH09158610 A JP H09158610A JP 7321440 A JP7321440 A JP 7321440A JP 32144095 A JP32144095 A JP 32144095A JP H09158610 A JPH09158610 A JP H09158610A
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JP
Japan
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motor
signal
current
counter
control circuit
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JP7321440A
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Inventor
Takashi Nagao
貴史 長尾
Kazunari Hayashi
一成 林
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの信号発生手段によって、開閉体の移動
位置を検出することができる車両用パワーウインドウレ
ギュレータの制御装置を提供する。 【解決手段】 制御回路14は、操作スイッチ5からの
上昇信号Su,下降信号Sdに基づいてモータ6を正逆
回転させると共に、パルス発生回路7aによって出力さ
れるパルス信号の数を上昇信号Su若しくは下降信号S
dに応じてアップ若しくはダウンカウントするカウンタ
14aを備え、電流検出手段13によって検出されるモ
ータ6の電流IM の電流値がしきい値Ith以下となった
場合は、カウンタ14aにおけるカウントのアップダウ
ンを逆にすることにより、パワーウインドウの窓ガラス
の移動位置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるパワ
ーウインドウの開閉体を、モータの正逆回転に応じて開
放位置と閉鎖位置との間で往復移動させるようにした車
両用パワーウインドウレギュレータの制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の車両例えば自動車のドア
に設けられたパワーウインドウの開閉体たる窓ガラスを
往復移動させる、パワーウインドウレギュレータの制御
装置の電気的構成を示すものである。電源回路1の入力
端子は、負極端子がアースされた図示しないバッテリの
正極端子(電源+B)にダイオード2を介して接続され
ている。電源回路1の出力端子はマイクロコンピュータ
などからなる制御回路3の電源入力端子に接続されてお
り、電源回路1は、制御回路3に5Vの制御用電源Vc
を供給するようになっている。また、ダイオード2のア
ノードは、12Vの駆動用電源Vp を与えるようになっ
ている。
【0003】クロック回路4の出力端子は、制御回路3
のクロック入力端子に接続されており、クロック回路4
は、制御回路3に対して動作用のクロック信号を与える
ようになっている。操作スイッチ5の出力端子は、制御
回路3の入力端子に接続されており、操作スイッチ5
は、運転者による上昇側または下降側への操作に応じ
て、制御回路3に対して窓ガラスの上昇または下降を指
定する信号SuまたはSdを与えるようになっている。
【0004】モータ(直流モータ)6には、図示しない
ロータの回転による磁界の変化に応じてパルス信号を出
力する信号発生手段としてホールICなどからなる2つ
のパルス発生回路7a及び7bが配置されている。これ
らのパルス発生回路7a及び7bの出力端子は、制御回
路3の入力端子に夫々接続されており、異なる位相のパ
ルス信号を制御回路3に対して与えるようになってい
る。
【0005】制御回路3の2つの出力端子は、リレー駆
動回路8を介してリレー9及び10における一端が駆動
用電源Vp に接続されたリレーコイル9C及び10Cの
他方の端子に夫々接続されている。リレーコイル9C及
び10Cは、夫々切替えスイッチからなるリレースイッ
チ9a及び10aの切替え開閉を制御するようになって
いる。リレースイッチ9a及び10aの固定接点9b及
び10bは、駆動用電源Vp に接続され、固定接点9c
及び10cは、抵抗13aを介してアースに接続されて
いる。リレースイッチ9a及び10aの可動接点9d及
び10dは、モータ6の一方及び他方の端子に夫々接続
されている。また、リレーコイル9C及び10Cには、
フライホイールダイオード11及び12が夫々並列に接
続されている。
【0006】リレースイッチ9a及び10aは、リレー
コイル9C及び10Cに通電されない状態では可動接点
9d及び10dが固定接点9c及び10c側に接続され
るようになっている。そして、制御回路3は、操作スイ
ッチ5からの上昇または下降信号SuまたはSdに応じ
て、例えばリレーコイル9Cのみに対して通電を行うこ
とによりリレースイッチ9aの可動接点9dを固定接点
9b側に接続させてモータ6を正回転方向(上昇方向)
に駆動させ、また、リレーコイル10Cのみに対して通
電を行うことによりリレースイッチ10aの可動接点1
0dを固定接点10b側に接続させてモータ6を逆回転
方向(下降方向)に駆動させるようになっている。
【0007】固定接点9c及び10cと抵抗13aとの
共通接続点は、増幅回路13bの入力端子に接続されて
おり、増幅回路13bの出力端子は、制御回路3の入力
端子に接続されている。尚、抵抗13a及び増幅回路1
3bは、電流検出手段13を構成している。この電流検
出手段13は、モータ6に流れる電流IM の電流値を抵
抗13aにより電圧として検出すると共に、その電圧を
増幅回路13bにより増幅して検出信号として制御回路
3に対して与えるようになっている。そして、制御回路
3は、電流検出手段13から与えられた検出信号をA/
D変換して読込むようになっている。
【0008】ところで、一般に、パワーウインドウレギ
ュレータにあっては、窓ガラスの閉鎖時における異物の
挟み込みを防止するためのセーフティ機能が設けられて
いる。この場合には、窓ガラスの閉鎖時において、窓ガ
ラスの閉鎖位置の直前に設定された反転禁止域(閉鎖位
置から例えば4〜5mm程度手前以内の位置)に達する以
前に電流検出手段13によってモータがロック状態(即
ち、窓ガラスの移動拘束状態)になったことによるロッ
ク電流を検出すると、これを異物の挟み込み状態と判定
してモータ6を逆転させ、以て、窓ガラスを開放位置方
向へ反転移動させる構成としている。
【0009】この反転禁止位置を検出するには、移動し
た窓ガラスの絶対位置を把握する必要がある。このた
め、以上のように構成されたパワーウインドウレギュレ
ータの制御装置は、次のように作用する。即ち、制御回
路3がモータ6を回転駆動させると、制御回路3に対し
ては、図5に示すように、パルス発生回路7a及び7b
から例えば90度位相の異なるパルス信号が与えられ
る。
【0010】制御回路3は、これらのパルス信号の例え
ば立上がりエッジの入力タイミングを比較することによ
ってモータ6の回転方向を知ると共に、パルス信号の入
力数に応じて、窓ガラスの全閉状態においてゼロに設定
されるカウンタのカウント値をアップ(下降動作時)及
びダウン(上昇動作時)をカウントさせ、そのカウント
値から窓ガラスの移動位置を把握するようにしている。
【0011】ここで、窓ガラスの閉鎖途中で、運転者が
操作スイッチ5をオフ操作した場合を想定する。モータ
6を正回転駆動させて窓ガラスを閉鎖位置方向に上昇さ
せる場合、パルス発生回路7a若しくは7bが出力する
パルス信号は、制御回路3によって窓ガラスの上昇を示
すものとして、制御回路3は、与えられるパルス数に応
じてカウント値をダウンカウントする。
【0012】この時、操作スイッチ5からの上昇信号S
uが途絶えると、制御回路3は、その時点でリレーコイ
ル9Cを断電することによってモータ6への通電を切
る。すると、モータ6は、正回転駆動されている状態か
ら惰性で回転しつつ停止にむかうが、回転が停止した後
にモータ6内部のダンパ機構によって若干逆回転する。
この従来の構成では、モータ6内部のダンパ機構による
逆回転は、パルス発生回路7a若しくは7bによって出
力されるパルス信号の発生タイミングが変化することに
より検出することができるので、制御回路3は、逆回転
であると認識した場合は与えられたパルス数の分だけカ
ウント値をアップカウントするようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、ホールICなどからなるパルス発生回路7a
及び7bは高価であると共に、このように2つのパルス
発生回路7a及び7bをモータ6に設けると、モータ6
の内部機構が複雑となって組立てコストもアップしてし
まうという問題があった。
【0014】本発明は上記課題を解決するものであり、
その目的は、1つの信号発生手段によって、開閉体の移
動位置を検出することができる車両用パワーウインドウ
レギュレータの制御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の車両用パワーウインドウレギュレー
タの制御装置は、車両用パワーウインドウの開閉体を開
放位置と閉鎖位置との間で往復移動させるためのモータ
と、このモータの回転に応じた数のパルス信号を発生す
る信号発生手段と、モータに流れる電流値を検出する電
流検出手段と、開閉体を下降若しくは上昇させるための
下降信号若しくは上昇信号を出力する操作スイッチと、
この操作スイッチの信号に基づいてモータを正逆回転さ
せるように設けられ、信号発生手段によって出力される
パルス信号の数を操作スイッチから出力される信号に応
じてアップ若しくはダウンカウントするカウンタを備
え、電流検出手段によって検出される電流値がしきい値
以下となった場合は、カウンタにおけるカウントのアッ
プダウンを逆にすることにより開閉体の移動位置を検出
する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】この場合、制御手段を、電流検出手段が検
出する電流値がモータのロック状態を示す一定値以上と
なり、且つ、カウンタによって検出された開閉体の移動
位置が反転禁止域に達していない場合は、前記モータの
回転を逆転させるように制御するように構成しても良い
(請求項2)。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1乃至図3を参照して説明する。尚、図1において
は、図4と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、以下異なる部分についてのみ説明する。電気的構成
を示す図1において、モータ6には、パルス発生回路7
bは取り除かれて信号発生手段としてパルス発生回路7
aのみが設けれらており、制御回路3は、マイクロコン
ピュータなどから構成された制御手段たる制御回路14
に置き換えられている。
【0018】また、制御回路14は、内部にカウンタ1
4aを有しており、このカウンタ14aは、窓ガラスが
全閉状態の場合にカウント値が零に設定されるようにな
っている。そして、制御回路14は、パルス発生回路7
aから与えられるパルス信号の数に応じてそのパルス信
号の立下がりによりカウンタ14aをアップ若しくはダ
ウンカウントさせるようになっている。その他の構成
は、図4と同様である。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。 (1)まず、従来の技術において述べたものと同様に、
開閉体たるパワーウインドウの窓ガラスの閉鎖途中で運
転者が操作スイッチ5をオフ操作した場合を想定する。
窓ガラスが全開状態のときに、運転者によってパワーウ
インドウの操作スイッチ5が上昇側に操作されて上昇信
号Suを出力すると、制御回路14は、リレーコイル9
Cを通電することによって、リレースイッチ9aの可動
接点9dを固定接点9b側に接続させる。
【0020】すると、駆動用電源Vp ,接点9b及び9
d,モータ6,接点10d及び10c,抵抗13a並び
にアースの経路でモータ6に略一定の電流IM が流れ
(図2(b)参照)、モータ6は正方向に回転駆動され
る。この時、制御回路14は、上昇信号Suが与えられ
ていることによって、窓ガラスの全開状態の位置に応じ
たカウント値を有しているカウンタ14aを、パルス発
生回路7aから与えられるパルス信号の数によってダウ
ンカウントする。
【0021】そして、運転者が操作スイッチ5をオフ操
作すると、上昇信号Suの出力が停止され、制御回路1
4は、リレーコイル9Cを断電することによって、リレ
ースイッチ9aの可動接点9dを固定接点9c側に接続
させて、モータ6への通電を切る。すると、モータ6
は、正回転駆動されている状態から短絡制動を受けなが
ら惰性で回転しつつ停止にむかい、電流IM は減少して
行く。
【0022】尚、このモータ6の惰性回転中もパルス発
生回路7aはパルス信号を出力するようになるが、制御
回路14は、この惰性回転に移行する前の操作スイッチ
5の上昇信号Suを記憶していて、惰性回転中のパルス
信号もカウンタ14aにダウンカウントさせる。
【0023】制御回路14には、電流検出手段13から
与えられる電流IM の電流値について0アンペアより若
干大なるしきい値Ithが設定されており、モータ6は、
電流IM がこのしきい値Ithまで下降する間に惰性回転
を停止するようになるが、電流IM がしきい値Ith以下
になると、内部のダンパ機構の作用によって逆回転する
ようになっている。従って、制御回路14は、電流IM
がしきい値Ith以下となってパルス発生回路7aによっ
て出力されるパルス信号は、モータ6が逆回転すること
により発生したものと判断して、そのパルス信号数だけ
カウンタ14aをアップカウントするようになってい
る。
【0024】(2)次に、ドアの窓ガラスの閉鎖途中で
異物が挟み込まれたことにより、モータ6がロック状態
になった場合を想定する。この場合、制御回路14は、
図3に示すように、モータ6の電流IM が通常の電流値
よりも大なるレベルに設定された一定値Il を超えるこ
とによって、モータ6がロック状態となったことを検知
する。そして、制御回路14は、その時のカウンタ14
aのカウント値を参照して、窓ガラスの移動位置が反転
禁止域にあるか否かを判断する。
【0025】そして、制御回路14は、窓ガラスの移動
位置が反転禁止域にないと判断した場合は、リレーコイ
ル9Cを断電してリレースイッチ9aの可動接点9dを
固定接点9b側から離間させてモータ6への通電を切
る。これにより、モータ6の電流IM は減少して行く。
【0026】以降は前述の(1)の場合と同様であり、
制御回路14は、電流IM の電流値がしきい値Ith以下
となると、その後にパルス発生回路7aにより出力され
るパルス信号はモータ6が逆回転したことにより発生し
たものとみなし、パルス信号数に応じてカウンタ14a
をアップカウントする。
【0027】その後、制御回路14は、リレーコイル1
0Cに通電して可動接点10dを固定接点10b側に接
続させる。これにより、モータ6は、駆動用電源Vp ,
接点10b及び10d,モータ6,接点9d及び9c,
抵抗13a及びアースの経路で通電され、逆回転駆動さ
れる。従って、ドアの窓ガラスは下降動作される。そし
て、制御回路14は、パルス発生回路7aのパルス信号
の数に応じてカウンタ14aにアップカウントさせる。
【0028】(3)また、窓ガラスが例えば全閉状態と
なってモータ6がロック状態となった場合は、制御回路
14は、モータ6の電流IM が一定値Il を超えた場合
のカウンタ14aのカウント値を参照し、窓ガラスの移
動位置が反転禁止域にあると判断すると、リレーコイル
9Cを断電して、リレースイッチ9aの可動接点9dを
固定接点9c側に接続させてモータ6への通電を切る。
以降の動作は前述の(1)場合と同様である。
【0029】以上のように本実施例によれば、制御回路
14は、操作スイッチ5の上昇信号Su,下降信号Sd
に基づいてモータ6を正逆回転させると共に、パルス発
生回路7aによって出力されるパルス信号の数を上昇信
号Su若しくは下降信号Sdの出力に応じてアップ若し
くはダウンカウントするカウンタ14aを備え、電流検
出手段13によって検出されるモータ6の電流IM の電
流値がしきい値Ith以下となった場合は、カウンタ14
aにおけるカウントのアップダウンを逆にすることによ
り、パワーウインドウの窓ガラスの移動位置を検出する
ようにした。
【0030】従って、従来は、モータ6の回転方向を検
出するのにパルス発生回路7a,7bの2つを要した
が、本実施例では、モータ6のロック状態を検出するた
めに設けられた電流検出手段13の検出信号を参照する
ことにより、1つのパルス発生回路7aによって窓ガラ
スの移動位置を検出することができ、高価なホールIC
などを用いたパルス発生回路7bを削減し得て、制御装
置をより低コストで構成することができる。
【0031】また、本実施例によれば、制御回路14
は、電流検出手段13が検出するモータ6の電流IM の
電流値がモータ6のロック状態を示す一定値Il 以上と
なり、且つ、カウンタ14aによって検出された窓ガラ
スの移動位置が反転禁止域に達していない場合は、モー
タ6の回転を逆転させるように制御するので、パワーウ
インドウの窓ガラスに異物が挟み込まれたとしても、モ
ータ6を逆回転させて挟み込み状態を解除することによ
り安全性を保つことができる。
【0032】本発明は上記しかつ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。パルス発生回路7aは、ホールIC
によって構成されるものに限らず、リードスイッチなど
で構成されるものでも良い。電流検出手段は抵抗13a
を用いるものに限らず、ホール素子形変流器などを用い
るものでも良い。自動車に限ること無く車両一般に適用
が可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1記載の車両用パワーウイ
ンドウレギュレータの制御装置によれば、制御手段は、
信号発生手段によって出力されるパルス信号の数を操作
スイッチから出力される信号に応じてアップ若しくはダ
ウンカウントするカウンタを備え、電流検出手段によっ
て検出されるモータ電流の電流値がしきい値以下となっ
た場合は、カウンタにおけるカウントのアップダウンを
逆にすることにより開閉体の移動位置を検出するので、
信号発生手段を削減し得て、制御装置をより低コストで
構成することができる。
【0034】請求項2記載の車両用パワーウインドウレ
ギュレータの制御装置によれば、制御手段は、電流検出
手段が検出する電流値がモータのロック状態を示す一定
値以上となり、且つ、カウンタによって検出された開閉
体の移動位置が反転禁止域に達していない場合は、モー
タの回転を逆転させるように制御するので、開閉体に異
物が挟み込まれたとしても、モータを逆回転させて挟み
込み状態を解除して安全性を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成図
【図2】窓ガラスが全閉状態となる前に、操作スイッチ
がオフ操作された場合のタイムチャート
【図3】異物が挟み込まれた場合の図2相当図
【図4】従来技術を示す図1相当図
【図5】パルス発生回路の信号波形図
【符号の説明】
5は操作スイッチ、6はモータ、7aはパルス発生回路
(信号発生手段)、13は電流検出手段、13aは抵
抗、13bは増幅回路、14は制御回路(制御手段)、
14aはカウンタを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用パワーウインドウの開閉体を開放
    位置と閉鎖位置との間で往復移動させるためのモータ
    と、 このモータの回転に応じた数のパルス信号を発生する信
    号発生手段と、 前記モータに流れる電流値を検出する電流検出手段と、 前記開閉体を下降若しくは上昇させるための下降信号若
    しくは上昇信号を出力する操作スイッチと、 この操作スイッチの信号に基づいて前記モータを正逆回
    転させるように設けられ、前記信号発生手段によって出
    力される前記パルス信号の数を前記操作スイッチから出
    力される信号に応じてアップ若しくはダウンカウントす
    るカウンタを備え、前記電流検出手段によって検出され
    る前記電流値がしきい値以下となった場合は、前記カウ
    ンタにおけるカウントのアップダウンを逆にすることに
    より前記開閉体の移動位置を検出する制御手段とを具備
    したことを特徴とする車両用パワーウインドウレギュレ
    ータの制御装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、電流検出手段が検出する電
    流値がモータのロック状態を示す一定値以上となり、且
    つ、カウンタによって検出された開閉体の移動位置が反
    転禁止域に達していない場合は、前記モータの回転を逆
    転させるように制御するように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の車両用パワーウインドウレギュ
    レータの制御装置。
JP7321440A 1995-12-11 1995-12-11 車両用パワーウインドウレギュレータの制御装置 Pending JPH09158610A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990021619A (ko) * 1997-08-30 1999-03-25 정몽규 도어 레귤레이터 부하 시험장치
JP2020125671A (ja) * 2019-01-31 2020-08-20 アルプスアルパイン株式会社 開閉システム

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