JPH09157649A - 地盤注入用薬液 - Google Patents

地盤注入用薬液

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JPH09157649A
JPH09157649A JP34503595A JP34503595A JPH09157649A JP H09157649 A JPH09157649 A JP H09157649A JP 34503595 A JP34503595 A JP 34503595A JP 34503595 A JP34503595 A JP 34503595A JP H09157649 A JPH09157649 A JP H09157649A
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 地盤中に注入して該地盤を固結する水ガラス
系地盤注入用薬液であって、特に、短時間から長時間に
わたる広範囲のゲル化時間の調整が容易であって、か
つ、水ガラス濃度が比較的低いにもかかわらず、高固結
強度を呈し、さらに、浸透性、止水性および耐久性にも
優れている。 【構成】 水ガラスの反応剤としてアルミン酸アルカリ
金属塩と加水分解して酸性を呈するアルミニウム塩(酸
性アルミニウム塩)とを併用して構成される。特に、好
ましい構成としては、水ガラスのモル比が2.8以上、水
ガラスのSiO2濃度が全配合液中の5〜9重量/容量
%、アルミン酸のアルカリ金属塩と酸性アルミニウム塩
との合計量がAl2 3 換算で全配合液中0.5〜1.6重
量/容量%、アルミニウムアルカリ金属塩のAl2 3
換算量/酸性アルミニウム塩のAl2 3 換算量の値が
3.0よりも大きく、かつ、アルミン酸アルカリ金属塩の
Al2 3 換算量+酸性アルミニウム塩のAl2 3
算量/水ガラスのSiO2 量×100の値が7〜25%であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地盤中に注入して該
地盤を固結する水ガラス系地盤注入用薬液に係り、特
に、短時間から長時間にわたる広範囲のゲル化時間の調
整が容易で、かつ、水ガラス濃度が比較的低いにもかか
わらず、高強度を呈し、かつ、浸透性、止水性、および
耐久性にも優れた地盤注入用薬液に関する。
【0002】
【従来の技術】地盤を固結するための水ガラス系地盤注
入用薬液として、水ガラスと、反応剤としてのアルミン
酸ソーダとを含む薬液が知られている。(特公昭26−
6630号公報参照)。
【0003】上述の公知薬液において、薬液の浸透性を
よくするためには、粘性を低くし、かつ、ゲル化時間を
長くしなければならない。粘性を低くするには水ガラス
の濃度を下げなければならず、また、ゲル化時間を長く
するには反応剤であるアルミン酸ソーダの量を少なくし
なければならない。
【0004】このことは同時に、固結強度の大巾な低下
をもたらし、かつ、未反応水ガラスがゲル化後に溶出し
て、ゲルの収縮、すなわち大きなシネリシス(離漿性)
をもたらし、この結果、止水性の低下のみならず、耐久
性の低下をももたらす。
【0005】上述のアルミン酸ソーダを反応剤として用
いることによる欠点を改善するために、水ガラス(市販
3号品、比重1.42)を50〜30%(容量比)、アルミン
酸ソーダ(比重1.39)を5〜15%(容量比)の範囲内
でゲル化時間を調整することも提案されている。(特公
昭44−28535号公報参照)。また、アルミン酸ソ
ーダに加えて水溶性脂肪族アルデヒドの併用(特公昭5
4−22687号公報参照)、リン酸類あるいは塩基性
アルミニウム塩の併用(特公昭56−129289号公
報参照)、セメント、リンゴ酸、グルコン酸等の併用
(特公昭59−62689号公報参照)等の技術も知ら
れている。
【0006】しかし、これらの改良技術では瞬結から緩
結領域の広範囲にわたるゲル化時間の調整、高固結強度
の発現、止水性、耐久性の改善等には必ずしも充分では
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は水ガラスの反応剤としてのアルミン酸のアルカリ金属
塩を改良し、瞬結から緩結に至る広範囲のゲル化時間の
調整が容易であり、かつ、水ガラス濃度が比較的低いに
もかかわらず、高い固結強度を呈し、さらに、浸透性、
止水性および耐久性にも優れ、前述の公知技術に存する
欠点をさらに改良した地盤注入用薬液を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の地盤注入用薬液によれば、水ガラスと、ア
ルミン酸のアルカリ金属塩と、加水分解して酸性を呈す
るアルミニウム塩とからなることを特徴とし、特に、上
述の各成分が次の(1)〜(5)に定められる条件を満
足するものであることを特徴とする。
【0009】 (1)水ガラスのモル比が2.8以上。 (2)水ガラスのSiO2 濃度が全配合液中の5〜9重量/容量%。 (3)アルミン酸のアルカリ金属塩と加水分解して酸性を呈するアルミニウム塩 との合計量がAl2 3 に換算して全配合液中0.5〜1.6重量/容量%。 (4) アルミン酸のアルカリ金属塩のAl2 3 換算量 ──────────────────────────────>3.0。 加水分解して酸性を呈するアルミニウム塩のAl2 3 換算量 (5)アルミン酸のアルカリ金属塩のAl2 3 換算量+加水分解して酸性を呈 するアルミニウム塩のAl2 3 換算量 ────────────────────────────────── 水ガラスのSiO2 量 ×100=7〜25%。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に詳述す
る。
【0011】本発明に用いられる水ガラスはモル比が2.
8以上で、SiO2 濃度が全配合液中の5〜9重量/容
量%、好ましくは6〜8重量/容量%である。モル比が
2.8以下では固結後に充分な強度を呈し得ず、また、S
iO2 濃度が5重量/容量%以下ではゲル化時間が長す
ぎて短時間の調整が不可能であるのみならず、固結強度
も小さく、また、9重量/容量%以上ではゲル化時間が
短すぎて長時間の調整が不可能であるのみならず、固結
強度も小さい。
【0012】また、本発明に用いられるアルミン酸のア
ルカリ金属塩は水ガラスの反応剤、すなわち硬化剤であ
って、具体的にはアルミン酸ナトリウム、アルミン酸カ
リウム等が挙げられる。
【0013】さらに、本発明に用いられる加水分解して
酸性反応を呈するアルミニウム塩は上述アルミン酸アル
カリ塩の水ガラスの反応剤としての欠点を補って、本発
明の後述する効果を奏ぜしめるものであって、本発明の
最も特徴とする成分である。以下、この成分を本発明で
は酸性アルミニウム塩と称する。
【0014】上述の酸性アルミニウム塩は加水分解して
酸性反応を呈するアルミニウム塩であって、具体的に
は、硫酸アルミニウム(Al2(SO4)O3)、塩化アルミ
ニウム(AlCl3)、硝酸アルミニウム(Al(NO3)
3)、ミョウバン類(K2 SO4・Al2(SO4)3 ・24H
2 O、アンモニウムミョウバン、ナトリウムミョウバン
等)等が挙げられる。
【0015】本発明にかかる上述3成分、すなわち、水
ガラス、アルミン酸アルカリ金属塩および酸性アルミニ
ウム塩の配合量はそれぞれ次の(a)〜(c)に示され
る三つの条件を同時に満たす量であることが好ましい。
【0016】(a)アルミン酸のアルカリ塩と酸性アル
ミニウム塩との合計量がAl2 3 に換算して全配合液
中0.5〜1.6重量/容量%である。この値が0.5重量/
容量%以下では、ゲル化時間が24時間以上となって短い
方のゲル化時間の調整が難しくなり、しかも固結強度も
小さくなる。また、1.6重量/容量%以上では、瞬結と
なってしまい、長い方のゲル化時間の調整が難しくな
り、かつ、固結強度も小さい。
【0017】 (b)アルミン酸アルカリ金属塩のAl2 3 換算量(重量) ───────────────────────────の値が3以上、 酸性アルミニウム塩のAl2 3 換算量(重量) 好ましくは3〜10である。この値が10以上になっても効果上、特別な変化はなく 、あるいは若干、強度低下の傾向を示す。
【0018】(c)アルミン酸アルカリ金属塩のAl2
3 換算量(重量)と酸性アルミニウム塩のAl2 3
換算量(重量)との和を水ガラスのSiO2 量(重量)
で割り、100を掛けた値が7〜25%である。この値が7
%以下では、ゲル化時間が長すぎて短い方のゲル化時間
の調整が困難になり、かつ、固結強度も低下する。ま
た、25%以上では、ゲル化時間が短すぎて長い方のゲル
化時間の調整が困難になる。
【0019】上述の本発明にかかる地盤注入用薬液は水
ガラスとアルミン酸アルカリ金属塩の系にさらに酸性ア
ルミニウム塩を含有して構成されるから、瞬結から緩結
に至るゲル化時間の調整が容易であるのみならず、固結
強度にも優れ、さらに、浸透性にも優れ、強いては止水
性、耐久性の向上が期待できる。
【0020】これは以下の作用によるものと思われる。
すなわち、一般に、水ガラスとアルミン酸アルカリ金属
塩の系では、水ガラスと、他の無機系反応剤の系に比べ
るとゲル化時間の調整は比較的容易であるが、シネリシ
スが大きく、かつ強度的にも軟弱である。
【0021】これに対して、上述の水ガラスとアルミン
酸アルカリ金属塩の系に酸性アルミニウム塩を添加する
と、緩衝作用が生じるゲル化時間の緩慢な変化が一層助
長され、浸透性が良くなる。しかも、酸性アルミニウム
塩は配合液中で酸性を呈して水ガラスのアルカリ分を中
和し、かつ、シネリシスを抑制し、さらに、固結強度の
向上をももたらすものと思われる。
【0022】
【発明の実施例】以下、本発明を実施例によって詳述す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0023】1.使用材料 (1)水ガラス 表1に示す組成からなる3種類のモル比の異なる水ガラ
スを使用した。
【0024】
【表1】
【0025】(2)アルミン酸のアルカリ金属塩 Al2 3 として19.3%を含有する比重1.468のア
ルミン酸ソーダ溶液を使用した。
【0026】(3)酸性アルミニウム塩 Al2 3 として8.1%を含有する比重1.273の硫酸
アルミニウム溶液を使用した。
【0027】2.配合 表1に示される水ガラスの水溶液を表2のA液として調
製し、さらに、前記アルミン酸ソーダおよび硫酸アルミ
ニウムの混合水溶液を表2のB液として調製し、これら
AB液の合流液について、ゲル化時間および豊浦標準砂
によるサンドゲルの一軸圧縮強度(kgf/cm2) を測定し、
結果を表2に示した。表2において、ゲル化時間はカッ
プ倒立法、一軸圧縮強度は土質工学会基準「土の一軸圧
縮試験方法」に従って測定した。なお、表2中の W/V%
は重量/容量%を意味する。
【0028】
【表2】
【0029】表2の実験例NO.1〜22はいずれも本発明に
かかる例であって、この表2からわかるように瞬結から
1時間以上のゲル化時間の配合液が容易に得られ、か
つ、固結強度もほぼ2〜5kgf/cm2 の一軸圧縮強度を示
している。また、水ガラス濃度が通常の水ガラスグラウ
トと比べて低濃度であるにもかかわらず、相当に大きな
固結強度を呈している。
【0030】また、表2の実験例1〜10、19〜22はいず
れも、(1) 水ガラスのモル比が2.8以上であり、(2) S
iO2 濃度が全配合液中の5〜9重量/容量%の範囲内
であり、(3) アルミン酸のアルカリ金属塩と酸性アルミ
ニウム塩との合計量がAl23 に換算して全配合液中
0.5〜1.6重量/容量%であり、(4) アルミン酸アルカ
リ金属塩のAl2 3 換算量/酸性アルミニウム塩のA
2 3 換算量の値が3.0よりも大きく、(5) アルミン
酸アルカリ金属塩のAl2 3 換算量+酸性アルミニウ
ム塩のAl2 3 換算量/水ガラスのSiO2 量×100
の値が7〜25%の範囲内であって、これら(1) 〜(5) の
条件を満たしている。この場合、ゲル化時間の調整は容
易であり、かつ、固結強度もほぼ3〜5kgf/cm2 の範囲
内にあり、一段と優れている。
【0031】実験例19〜20はアルミン酸ソーダ(Al2
3 換算) /硫酸アルミニウム(Al2 3 換算)の値
を3.0以上に徐々に高めた例であって、10付近までいず
れも優れた効果を示しているが、10を越えるとやや強度
低下の傾向を示す。(実験例21、22) 。
【0032】比較例1〜10は水ガラスの硬化剤としてア
ルミン酸ソーダを単独で使用した例であり、比較例11、
12は硫酸アルミニウムを単独で使用した例であって、い
ずれも固結強度が0.5〜1.6kgf/cm2 程度であって、相
当に低い値を示している。また、比較例11、12では、A
B液の合流時に沈澱が発生し、均質な液となりにくい。
【0033】図1は表2の実験例1〜5および比較例1
〜5について、アルミン酸ソーダ溶液(ml)とゲル化時間
(分)との関係を示したグラフであって、実線は実験例
1〜5、破線は比較例1〜5を示す。
【0034】図1から、実験例1〜5は比較例1〜5と
比較してゲル化時間曲線の傾斜が非常に緩やかで、短時
間から長時間にわたるゲル化時間の調整が容易であるこ
とが伺える。
【0035】なお、実験例1〜5では配合液はいずれ
も、ゲル化直前まで比較的低粘性であった。したがっ
て、本発明薬液は瞬結領域から、浸透性が要求される領
域まで広範囲に調製可能である。
【0036】さらに本発明の実験例では、固結体の離漿
水が比較例に比べて非常に少なく、このため、止水性、
耐久性にも優れている。
【0037】なお、上述の表2ではアルミン酸アルカリ
金属塩としてアルミン酸ソーダおよび酸性アルミニウム
塩として硫酸アルミニウムの例をそれぞれ示したが、ア
ルミン酸ソーダの他にアルミン酸カリ、硫酸アルミニウ
ムの他に塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム、ミョウ
バン類をそれぞれ用いても同様な傾向を示す。
【0038】
【発明の効果】以上のとおり、本発明にかかる地盤注入
用薬液は水ガラスの反応剤としてアルミン酸アルカリ金
属塩および酸性アルミニウム塩を併せて用いることによ
り、次の効果を奏し得るものである。
【0039】(1)水ガラス濃度を通常の水ガラスグラ
ウトよりも比較的低濃度にしても、高固結強度を呈し得
る。 (2)短時間から長時間にわたるゲル化時間の調整が容
易で、かつ、ゲル化に至るまで低粘性を保持するので、
瞬結から浸透性が要求される緩結に至る広範囲の水ガラ
スグラウトを得ることができる。 (3)固結強度が高い。 (4)離漿水が少ないので、止水性、耐久性の向上が期
待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は表2の実験例1〜5および比較例1〜5
について、アルミン酸ソーダ溶液(ml)とゲル化時間
(分)との関係を示したグラフである。
【表2】
【表2】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】(1)水ガラスのモル比が2.8以上。 (2)水ガラスのSiO濃度が全配合液中の5〜9重
量/容量%。 (3)アルミン酸のアルカリ金属塩と加水分解して酸性
を呈するアルミニウム塩との合計量がAlに換算
して全配合液中0.5〜1.6重量/容量%。 (4)アルミン酸のアルカリ金属塩のAl換算量
加水分解して酸性を呈するアルミニウム塩のAl
換算量>3.0。 (5)アルミン酸のアルカリ金属塩のAl換算量
+加水分解して酸性を呈するアルミニウム塩のAl
換算量/水ガラスのSiO量×100=7〜25
%。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(b)アルミン酸アルカリ金属塩のAl
換算量(重量)/酸性アルミニウム塩のAl
換算量(重量)の値が3以上、好ましくは3〜10であ
る。この値が10以上になっても効果上、特別な変化は
なく、あるいは若干、強度低下の傾向を示す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 これは以下の作用によるものと思われ
る。すなわち、一般に、水ガラスとアルミン酸アルカリ
金属塩の系では、水ガラスと、他の無機系反応剤の系に
比べるとゲル化時間が短く、特に夏場ではゲル化の調整
が難しく、さらに、シネリシスが大きく、かつ強度的に
も軟弱である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木嶋 正 千葉県船橋市西浦3−4−3 富士化学株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水ガラスと、アルミン酸のアルカリ金属
    塩と、加水分解して酸性反応を呈するアルミニウム塩と
    からなる地盤注入用薬液。
  2. 【請求項2】 水ガラスと、アルミン酸のアルカリ金属
    塩と、加水分解して酸性を呈するアルミニウム塩とから
    なり、次の(1)〜(5)に定められる条件を満足する
    地盤注入用薬液。 (1)水ガラスのモル比が2.8以上。 (2)水ガラスのSiO2 濃度が全配合液中の5〜9重量/容量%。 (3)アルミン酸のアルカリ金属塩と加水分解して酸性を呈するアルミニウム塩 との合計量がAl2 3 に換算して全配合液中0.5〜1.6重量/容量%。 (4) アルミン酸のアルカリ金属塩のAl2 3 換算量 ──────────────────────────────>3.0。 加水分解して酸性を呈するアルミニウム塩のAl2 3 換算量 (5)アルミン酸のアルカリ金属塩のAl2 3 換算量+加水分解して酸性を呈 するアルミニウム塩のAl2 3 換算量 ────────────────────────────────── 水ガラスのSiO2 量 ×100=7〜25%。
  3. 【請求項3】 前記加水分解して酸性を呈するアルミニ
    ウム塩が硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硝酸ア
    ルミニウムおよびミョウバン類の群から選択される請求
    項1または2のいずれか一つの地盤注入用薬液。
  4. 【請求項4】 請求項2の アルミン酸のアルカリ金属塩のAl2 3 換算量 ──────────────────────────────の値が 加水分解して酸性を呈するアルミニウム塩のAl2 3 換算量 3.0〜10.0の範囲内である請求項2に記載の地盤注入用薬液。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101812838A (zh) * 2010-04-27 2010-08-25 天津大学 一种基于固化剂和筒型基础负压技术的地基加固方法
JP2019078055A (ja) * 2017-10-24 2019-05-23 戸田建設株式会社 シール剤、シール剤用品、及び薬液注入工法
JP2020193562A (ja) * 2020-09-03 2020-12-03 戸田建設株式会社 シール剤、及びシール剤用品

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