JPH0915732A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH0915732A
JPH0915732A JP7163677A JP16367795A JPH0915732A JP H0915732 A JPH0915732 A JP H0915732A JP 7163677 A JP7163677 A JP 7163677A JP 16367795 A JP16367795 A JP 16367795A JP H0915732 A JPH0915732 A JP H0915732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
spatial light
negative
light modulation
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP7163677A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaki Kodaira
隆紀 小平
Takashi Kawabata
隆 川端
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH0915732A publication Critical patent/JPH0915732A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像をネガポジ反転させて観賞でき、構造が
簡単で小型で且つ安価な画像表示装置を提供する。 【構成】 表示源2からの投影照明手段4による表示画
像光を入力とし、入出力画像を反転させる空間光変調手
段5を有し、該空間光変調手段5により表示画像光の入
力に応じて変調された反射照明手段7による出力を表示
画像とするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示装置、特にネ
ガ像が現像されたフィルム画像を例えばポジ像の反転像
として表示できる画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポジフィルムであるスライドの裏
面より照明し、照らし出された画像を拡大レンズで拡大
して見るスライドビュワーは良く知られている。
【0003】また、特開昭57−20716号公報は、
ネガポジ反転画像を表示させる空間光変調素子(通称S
LM)が提案されている。
【0004】ネガフィルムを表示する装置としては、ネ
ガ像をエリアセンサーによって電子映像として読み込
み、電気処理によってネガポジ反転処理を行なった後、
テレビジョンの画面に映し出すものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネガフィルムの表示装置では、電子映像にするための装
置が大型になり、またテレビジョンを使用するために、
携帯してどこでも好きな場所で使用することはできなか
った。
【0006】スライドビュワーは構造も簡単で小型であ
るので、携帯は可能であるが、これでネガフィルムを表
示させてもネガ像をそのまま見ることとなり、人の顔の
判別などは困難であった。
【0007】本出願に係る第1の発明の目的は、簡単な
構成で入出力画像を反転させることができ、携帯に便利
で安価な画像表示装置を提供することにある。
【0008】本出願に係る第2の発明の目的は、ネガ像
を反転させてポジ像を表示でき、構造が簡単で小型で且
つ安価な画像表示装置を提供することにある。
【0009】本出願に係る第3の発明の目的は、空間光
変調手段の出力画像をネガフィルムからの入力画像に対
して容易且つ鮮明にネガポジ反転することにある。
【0010】本出願に係る第4の発明の目的は、表示画
像の劣化を少なくすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】本出願に係る
第1の発明の目的を実現する構成は、請求項1に記載の
ように、表示源からのネガ像またはポジ像を入力画像光
とし、入力画像光をポジ像またはネガ像に反転させる空
間光変調手段を有し、該空間光変調手段の出力光を表示
画像とする画像表示装置であって、該空間光変調手段
は、入力画像光の強度に応じて出力光の強度を反転させ
る特性を有していることを特徴とする画像表示装置にあ
る。
【0012】この構成によれば、簡単な構成で入出力画
像をネガ像あるいはポジ像に反転させることができ、携
帯に便利で安価な画像表示装置を提供することができ
る。
【0013】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
構成は、請求項2に記載のように、請求項1において、
表示源は投影照明手段により照明されたネガ像またはポ
ジ像のフィルムであり、該投影照明手段によりフィルム
の像が投影される位置に空間光変調手段を配し、該空間
光変調手段の出力面側に出力光を得るための表示用照明
手段を設けたことを特徴とする画像表示装置にある。
【0014】この構成によれば、例えば、現像済のネガ
フィルムのネガ像を簡単な構成でポジ像に変換して表示
でき、携帯に便利で安価な画像表示装置を提供すること
ができる。また、現像済ポジフィルムでも同様の効果が
得られる。
【0015】本出願に係る第3の発明の目的を実現する
構成は、請求項3に記載のように、請求項2において、
空間光変調手段は、フィルムに略密着するように設けた
ことを特徴とする画像表示装置にある。
【0016】この構成によれば、例えばネガフィルムか
らの入力画像に対して容易且つ鮮明にポジ像へ反転する
ことができる。
【0017】本出願に係る第4の発明の目的を実現する
構成は、請求項4に記載のように、請求項2において、
空間光変調手段とフィルムとの間には、該空間光変調手
段の入力面側にフィルムの像を結像させる拡大レンズを
設けたことを特徴とする画像表示装置にある。
【0018】この構成によれば、前記投影照明手段によ
って照明された例えばネガフィルムのネガ像は拡大レン
ズによって空間光変調手段の入力面に結像し、該空間光
変調手段の特性により出力面側にポジ像として表示され
るので、表示画像の劣化を少なくしたまま像の拡大をす
ることができる。
【0019】
【実施例】
(第1の実施例)図1は本発明の構成を示す画像表示装
置の第1の実施例を示す断面図で、1は現像したネガフ
ィルム2を収納するフィルムカートリッジ、3はネガフ
ィルム2を巻き上げるスプールである。
【0020】4は投影照明用の光源であり、ネガフィル
ム2上の1コマを透過照明し、このネガ像を表示側へ投
影している。
【0021】5はネガ像の入射面5aとは反対側の出射
面5bからポジ像が読み出されるような特性を備えた空
間光変調素子(略称SLM)で、本実施例ではネガフィ
ルム2の照明されたコマに空間光変調素子5の入射面5
aが略密着するように配置され、出射面5bを表示側へ
向けて配置されており、電源6によって駆動電圧が印加
されている。
【0022】7は反射照明用の光源で空間光変調素子5
の出射面5bを照明している。9は空間光変調素子5か
らの出力画像を拡大して表示させるための拡大レンズ
で、上記構成部品を内装保持させた保持枠10の画像表
示用の表示部10aに取り付けている。
【0023】本実施例の空間光変調素子5の構成を図2
の断面図に示す。
【0024】5eは液晶物質が密閉状態に封入されてい
る液晶セルである。この液晶セル5eの出力面には絶縁
物質5gで細かく格子状に仕切られた導電性を有する反
射板5fが接していて、該反射板5fにより反射した反
射照明用の光源7の光が変調されて表示側へ向けて出射
する。5hは光を電気信号に変換する光電素子で、反射
板5fの液晶セル5eを有する面と反対側の面に接合し
ており、前記投影照明用の光源4によるネガフィルム2
からの投影画像光の強度に応じて電気抵抗値が変化す
る。本実施例では、照射される光の強度が強くなるほど
電気抵抗値が低下する特性のものを採用している。
【0025】5dは液晶セル5eの入力面側に接合した
透明電極、5iは光電素子5hの表示面側に接合した透
明電極であり、該透明電極5d,5iを介して電源6に
て液晶セル5e、反射板5f、光電素子5hに電圧を印
加している。
【0026】ここで、光電素子5hに強い光が当たる
と、その部分の電気抵抗値が低下し、この抵抗値に応じ
た電圧が反射板5fに印加される。この反射板5fは導
電性を有するため、この光が当たった部分に対応した液
晶セル間に電圧が印加されることになる。
【0027】5c,5jは透明電極5d,5iに接合し
た赤、緑、青の三原色の色フィルターを細かく格子状に
配列した公知のカラーフィルターであり、該カラーフィ
ルター5cとカラーフィルター5jとで色の位相が一致
するように配置されており、また、カラーフィルター5
c,5jの格子配列の位相と反射板5fの格子配列の位
相とも一致するように配置されている。
【0028】空間光変調素子5の入力面からネガフィル
ム2の画像光が入力すると、カラーフィルター5jを通
って色分解された後に、光電素子5hに光が入射し、光
の強い部分の電気抵抗値は低下し、光の弱い部分の電気
抵抗値は上がる。反射板5fは導電性のため、光電素子
5hの電気抵抗値が下がると、電源6によって透明電極
5d,5iに印加されている電圧が液晶セル5eに印加
されることとなる。
【0029】本実施例の液晶セル5eは電圧が印加され
た部分が不透明になるような性質を有しているので、図
3に示すように、光電素子5hの電気抵抗値の低下した
部分、すなわち光電素子5hに強い光の当った部分に対
応した液晶セル5eの部分は不透明になり、この部分で
反射した照明光22の出力光23は暗部となり、表示画
像はネガフィルム2からの入力画像21に対して反転し
たポジ像で表示されることになる。
【0030】次に、本実施例における画像表示装置の動
作について説明する。
【0031】図1において、フィルムカートリッジ1に
入った現像済のネガフィルム2をスプール3にて巻き上
げ、希望する画面を空間光変調素子5に対向する位置に
停止させ、投影照明用の光源4にてその画面を空間光変
調素子5のない反対側の面から照射すると、空間光変調
素子5の入射面5aにネガ像が投影される。
【0032】ネガフィルム2と空間光変調素子5の入射
面5aとは略密着するように配置されているので、ボケ
のない鮮明な像が入射面5aに入力され、空間光変調素
子5の作動により出射面5bには反転したポジ像が現れ
る。
【0033】そして、反射照明用の光源7によって、空
間光変調素子5の出射面5bを照明し、ポジ像を表示部
10aに設けた拡大レンズ9によって拡大して観察す
る。
【0034】(第2の実施例)図4は画像表示装置の第
2の実施例を示すものであり、本実施例において第1の
実施例の構成と同じ部分には同じ符号を付与しその説明
を省略している。
【0035】本実施例の特徴は、表示部10aに直接空
間光変調素子5を取付け、保持枠10内の空間光変調素
子5とネガフィルム2との間に拡大レンズ11を配した
点にあり、これにより該投影照明用の光源4によって照
明されたネガフィルム2のネガ像は拡大レンズ11によ
って空間光変調素子5の入射面5aに結像し、空間光変
調素子5の作動により出射面5bにポジ像が現われ、保
持枠10の外に設けた反射照明用の光源7で照明するこ
とによって表示することができる。
【0036】前記した第1の実施例の場合、空間光変調
素子5によってネガポジ反転される際に、解像度はカラ
ーフィルター5c,5jの格子の細かさで決まり、空間
光変調阻止5の画像表示部のサイズがフィルムの画面サ
イズと等しいので、比較的粗い解像度になるので、それ
を拡大レンズ9で拡大して見ると、粗い解像度のまま拡
大されてしまうのに対し、本実施例では拡大したネガ像
を空間光変調素子5に通すため、画像のサイズに比べて
カラーフィルター5c,5jの格子の大きさを十分小さ
くすることが可能で、高解像度が得られる。
【0037】尚、本発明は、フィルム以外の画像記録媒
体であっても適用できるものである。また、本発明は、
以上の実施例および変形例、またはそれら技術要素を必
要に応じて組み合わせるようにしてもよい。また、本発
明は、フィルム以外の表示源、例えばテレビ画面やその
他の画面要素に対しても適用できるものである。
【0038】(発明と実施例との対応関係)実施例にお
ける空間光変調素子5が特許請求の範囲における空間光
変調手段に相当し、ネガフィルム2が表示源に相当す
る。また、実施例における光源4が投影照明手段に相当
し、実施例における光源が7反射照明手段に相当する。
【0039】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
られるものではなく、請求項で示した機能、または、実
施例の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよ
うなものであってもよいことは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、簡単な
構成でネガ像をポジ像またはポジ像をネガ像に反転して
表示させることができ、携帯に便利で安価な画像表示装
置を提供することができる。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、例えば現
像済のネガフィルムのネガ像を簡単な構成でポジ像に変
換して表示でき、携帯に便利で安価な画像表示装置を提
供することができる。。
【0042】請求項3に記載の発明によれば、例えばネ
ガフィルムからの入力画像に対して容易且つ鮮明にポジ
像へ反転することができる。
【0043】請求項4に記載の発明によれば、反転した
例えばポジ像の表示画像を高解像度で表示することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係る発明の第1の実施例の画像表示装
置を示した断面図。
【図2】本出願に係る発明の第1の実施例の空間光変調
素子を示した断面図。
【図3】本出願に係る発明の第1の実施例の空間光変調
素子のネガポジ反転動作を説明する斜視図。
【図4】本出願に係る発明の第2の実施例の画像表示装
置を示した断面図。
【符号の説明】
1…フィルムカートリッジ 2…ネガフィルム 3…スプール 4,7…光源 5…空間光変調素子 6…電源 9,11…拡大レンズ 10…保持枠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示源からのネガ像またはポジ像を入力
    画像光とし、入力画像光をポジ像またはネガ像に反転さ
    せる空間光変調手段を有し、該空間光変調手段の出力光
    を表示画像とする画像表示装置であって、 該空間光変調手段は、入力画像光の強度に応じて出力光
    の強度を反転させる特性を有していることを特徴とする
    画像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、表示源は投影照明手
    段により照明されたネガ像またはポジ像のフィルムであ
    り、該投影照明手段によりフィルムの像が投影される位
    置に空間光変調手段を配し、該空間光変調手段の出力面
    側に出力光を得るための表示用照明手段を設けたことを
    特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、空間光変調手段は、
    フィルムに略密着するように設けたことを特徴とする画
    像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、空間光変調手段とフ
    ィルムとの間には、該空間光変調手段の入力面側にフィ
    ルムの像を結像させる拡大レンズを設けたことを特徴と
    する画像表示装置。
JP7163677A 1995-06-29 1995-06-29 画像表示装置 Pending JPH0915732A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6411270B1 (en) 1997-09-01 2002-06-25 Canon Kabushiki Kaisha Display apparatus capable of selecting display picture or screen sizes for displaying static picture of images written in a spatial light modulator
CN109141279A (zh) * 2018-07-25 2019-01-04 珠海格力电器股份有限公司 表针信息的获取方法、系统和装置

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