JPH09157079A - 火薬混合装置 - Google Patents

火薬混合装置

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JPH09157079A
JPH09157079A JP32287295A JP32287295A JPH09157079A JP H09157079 A JPH09157079 A JP H09157079A JP 32287295 A JP32287295 A JP 32287295A JP 32287295 A JP32287295 A JP 32287295A JP H09157079 A JPH09157079 A JP H09157079A
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
connecting member
explosive
gunpowder
mixing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP32287295A
Other languages
English (en)
Inventor
Minematsu Yamaguchi
峯松 山口
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Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Publication date
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Publication of JPH09157079A publication Critical patent/JPH09157079A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06BEXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
    • C06B21/00Apparatus or methods for working-up explosives, e.g. forming, cutting, drying
    • C06B21/0008Compounding the ingredient

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属材で構成され、火薬の爆発の危険性を回
避できると共に、回転精度や信頼性を向上できること。 【解決手段】 火薬が混合される内空間10aを備え、
内空間10aの内壁面全体がアルミニウム板面からな
り、両端に延設部12が設けられたタンク10と、タン
ク10の両端の延設部12にボルト・ナット24でそれ
ぞれ装着され、外側面に軸線を一致させて設けられた軸
挿入部26を備える連結部材22と、連結部材22の軸
挿入部26に軸線を一致させて嵌入された一対の回転軸
32と、一対の回転軸32を回転可能に支持する軸受3
4と、回転軸32の少なくとも一方に連繋して、連結部
材22を介してタンク10を回転させる回転駆動手段3
8、46、48、50とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は火薬混合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、火薬混合装置としては、静電
気の放電による火花、或いは衝突の衝撃で発生する火花
によって引火して火薬の爆発が起こらないように、木樽
を軸線を中心に回転させるものがある。木樽の中に火薬
の原料成分と木製の小球とを入れ、その木樽を回転させ
ることで、所定の原料成分が均一に混合された火薬を得
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の火薬混合装置では、木樽は木材で形成されているた
め、回転軸を好適に設けて良好な回転を得ることが難し
いと共に、軽量化や小型化をすることが難しいという課
題がある。また、耐久性およびその他の信頼性について
も劣るという課題があった。このため、従来の火薬混合
装置では、火薬の原料成分を能率良く好適に混合するこ
とが難しいという課題がある。これに対しては、金属材
を用いて回転精度等が良いものを製作すればよいが、耐
久性や強度の面で信頼性のある鉄鋼材からなるタンクで
は、衝突等によって火花が発生して火薬が爆発する恐れ
がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、金属材で構成さ
れ、火薬の爆発の危険性を回避できると共に、回転精度
や信頼性が高く好適な構成からなる火薬混合装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するに次の構成を備える。すなわち、本発明は、火薬
が混合される内空間を備え、該内空間の内壁面全体がア
ルミニウム板面からなり、両端に延設部が設けられたタ
ンクと、前記タンクの両端の延設部にボルト・ナットで
それぞれ装着され、外側面に軸線を一致させて設けられ
た軸挿入部を備える連結部材と、前記連結部材の軸挿入
部に軸線を一致させて嵌入された一対の回転軸と、該一
対の回転軸を回転可能に支持する軸受と、前記回転軸の
少なくとも一方に連繋して、前記連結部材を介して前記
タンクを回転させる回転駆動手段とを具備することを特
徴とする火薬混合装置。
【0006】また、前記タンクの両端の延設部がタンク
の周縁部で軸線方向へ延びて形成され、該延設部に前記
連結部材が前記軸挿入部の位置を調整して芯出し可能に
複数箇所で固定されていることで、回転精度を容易に高
めることができる。
【0007】また、前記タンクは軸線に直交する断面が
六角形の筒状に形成されていることで、火薬の粉体状の
原料成分を、好適に攪拌できるため、より均一に且つ能
率良く混合できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる好適な実施
例を添付図面と共に詳細に説明する。図1は本発明にか
かる火薬混合装置の一実施例を示す正面図であり、図2
は図1の実施例の平面図、図3は図1の実施例のタンク
と回転軸との連結状態の詳細を説明するA−A線部分断
面図である。10はタンクであり、火薬が混合される内
空間10a(図3参照)を備え、内空間10aの内壁面
全体がアルミニウム板面からなり、両端に延設部12が
設けられている。このタンク10は、アルミニウム板を
折曲と溶接によって加工して、筒状で両端が閉じられた
状態に、全体がアルミニウムで形成されている。このよ
うにして、アルミニウムによって内空間10aが形成さ
れているため、静電気や衝突等による火花の発生を防止
でき、火薬の暴爆を防止できる。
【0009】また、本実施例のタンク10は、軸線に直
交する断面が六角形で、筒状に形成されている。このタ
ンク10の内壁の角部が良好な抵抗となるため、火薬と
なる粉体状の原料成分を、好適に攪拌してより均一に且
つ能率良く混合できる。なお、タンクの形状はこれに限
らず、断面が他の多角形の筒状、或いは断面が円筒状で
内壁にブレードが固定されたものを採用できる。
【0010】また、タンク10には、火薬の原料成分と
小球状木材を投入するための開口14が一側面(図1の
図面上では上面)に形成されている。16は蓋体であ
り、アルミニウムで形成されており、ゴムパッキン18
を介して開口14を気密状態に閉塞よう、開口14の周
縁であるフランジ14aに固定手段20によって固定さ
れる。なお、本実施例では安全性を考慮し、蓋体16を
6箇所に配設された固定手段20(例えば、ロック付の
クリップ状のもの)によって、タンク10に固定されて
いる(図2参照)。
【0011】前記延設部12は、タンク10の両端の周
縁部で軸線方向へ延びて形成されている。本実施例の延
設部12は、タンク10の両端のそれぞれに延設された
断面六角形のリング状の耳といえるものである。すなわ
ち、延設部12は、タンク10の両端にその各端面を底
面とする六角形の凹部を形成するよう、その凹部の周側
部材となっている。13は補強板であり、後述する連結
部材22と連結される部分を補強する。補強板13はア
ルミニウム板であり、延設部12に溶接によって固定さ
れ、延設部12の一部となっている。なお、補強板13
が固定された部分の延設部12には、連結用に孔を設け
ているが、ネジを形成していない。これは、アルミニウ
ムは素材的に柔らかく、ネジ山が破損し易いためであ
る。
【0012】22は連結部材であり、タンク10の両端
の延設部12にボルト・ナット24でそれぞれ装着さ
れ、外側面に軸線を一致させて設けられた軸挿入部26
を備える。詳細には、断面L字状の取付金具28が円板
状の本体部22aの外周部に等間隔に配され、その取付
金具28が延設部12の六面の内壁面に対応してボルト
・ナット24で固定されている。また、本体部22aの
外面の中央部には、タンク10の回転軸と軸線を一致で
きるように、軸挿入部26が固定されている。30は補
強リブ板であり、本体部22aの外面に六箇所で放射線
状に設けられており、連結部材22全体を補強する補強
材および軸挿入部26を本体部22aへ確実に固定する
補強材としての役割をする。なお、軸挿入部26には、
軸が挿入された際に、軸と一体化して回転できるように
キー溝が設けられている。また、そのキー溝に嵌められ
たキー27(図3参照)を保持する押しネジの装着用の
雌ネジが設けられている。また、この連結部材22は、
鉄製であり、後述する回転駆動力を受けるべく、構造強
度があるものとなっている。
【0013】取付金具28がタンク10の延設部12に
対応して複数箇所(六箇所)に設けられ、その六箇所で
取付金具28を延設部12にボルト・ナット24で固定
されることで、タンク10に連結部材22が固定され
る。従って、取付金具28を延設部12に固定する際
に、軸挿入部26の位置を容易に調整して芯出しでき
る。
【0014】32は回転軸であり、タンク10の両端側
に装着された連結部材22の軸挿入部26に軸線を一致
させ、それぞれ嵌入されている。連結部材22の軸挿入
部26は前記のように複数箇所でボルト・ナット24に
よって好適に芯出しがなされているから、回転軸32は
好適にタンク10の軸線に一致でき、結果としてタンク
10の回転精度を高めることができる。34は軸受であ
り、タンク10の両端側にそれぞれ配されており、回転
軸32をそれぞれ回転可能に支持する。この軸受34
は、フレーム状の基台36に固定されている。
【0015】回転軸32には、キー溝が設けられてお
り、このキー溝が軸挿入部26に設けられたキー溝と合
わされて、キー27が挿入される。これにより、回転軸
32と軸挿入部26とが一体的に回転できるように連結
される。なお、キー27は、前述した押しねじによって
脱落しないように固定されている。以上のように、延設
部12とタンク10とがボルト・ナット24で連結され
ると共に、連結部材22が回転軸32にキー27で連結
されているため、溶接で固定された場合と異なり、一気
に連結部が破壊して暴爆するような事故を防止できる。
【0016】次に、回転軸32の少なくとも一方に連繋
して、連結部材22を介してタンク10を回転させる回
転駆動手段について説明する。本実施例の回転駆動手段
は、モータ38、変速機40、動力伝達軸42、減速機
44、減速機44に設けられた駆動プーリ46、一方の
回転軸32に固定された従動プーリ48、および駆動プ
ーリ46と従動プーリ48とに掛け回されたVベルト5
0とによって構成されている。この回転駆動手段は、モ
ータ38および変速機40が壁52を介して屋外に配設
され、壁材に貫通された貫通孔に挿通された動力伝達軸
42によって、タンク10が配設された屋内へ動力を伝
達している。このようにモータ38を屋外に設けること
で、火薬の防爆構造となっている。なお、モータ38お
よび変速機40はカバー54に覆われており、雨風から
保護されている。
【0017】60は受皿であり、ステンレスで上面が開
口された箱状に形成されている。タンク10から排出さ
れる火薬を受けて、運搬するためのものである。台車の
荷台部分を底面下へ好適に差し込めるように、所定の高
さに保持されている。62は蓋であり、64は金網であ
る。この金網64によって、混合された火薬を下方に振
るい落とし、火薬と、木製の小球(火薬の混合が好適に
なされるようにタンク10内に入れられた木球)とを好
適に選別できる。
【0018】以上の実施例では、六角形の筒状のタンク
10に六角形の枠状の延設部12が形成されたものにつ
いて説明したが、本発明はこれに限らず、連結部材22
の形状との関係で、他の形態にすることができる。例え
ば、延設部をタンクの周方向に等間隔に3箇所に設け、
それに対応する三個の取付金具を備えた連結部材を設け
ても、軸挿入部の芯出しを好適に行うことが可能であ
り、前記実施例と同等の効果を奏する。以上、本発明に
つき好適な実施例を挙げて種々説明してきたが、本発明
はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を
逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のこ
とである。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、タンクの内壁面全体が
アルミニウム板面からなり、タンクの両端に設けられた
延設部にボルト・ナットでそれぞれ装着された連結部材
を介して、回転軸の駆動力がタンクを回転するように作
用できる。このようにタンクがアルミニウムで構成さ
れ、火薬の爆発の危険性を回避できると共に、構造強度
のある連結部材を介して回転軸の駆動力を伝達できるた
め、耐久度や信頼性が高い好適な構成にできるという著
効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の実施例の平面図である。
【図3】図1の実施例のA−A部分断面図である。
【符号の説明】
10 タンク 10a 内空間 12 延設部 14 開口 16 蓋体 20 固定手段 22 連結部材 24 ボルト・ナット 26 軸挿入部 28 取付金具 32 回転軸 34 軸受 38 モータ 46 駆動プーリ 48 従動プーリ 50 Vベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火薬が混合される内空間を備え、該内空
    間の内壁面全体がアルミニウム板面からなり、両端に延
    設部が設けられたタンクと、 前記タンクの両端の延設部にボルト・ナットでそれぞれ
    装着され、外側面に軸線を一致させて設けられた軸挿入
    部を備える連結部材と、 前記連結部材の軸挿入部に軸線を一致させて嵌入された
    一対の回転軸と、 該一対の回転軸を回転可能に支持する軸受と、 前記回転軸の少なくとも一方に連繋して、前記連結部材
    を介して前記タンクを回転させる回転駆動手段とを具備
    することを特徴とする火薬混合装置。
  2. 【請求項2】 前記タンクの両端の延設部がタンクの周
    縁部で軸線方向へ延びて形成され、該延設部に前記連結
    部材が前記軸挿入部の位置を調整して芯出し可能に複数
    箇所で固定されていることを特徴とする請求項1記載の
    火薬混合装置。
  3. 【請求項3】 前記タンクは軸線に直交する断面が六角
    形の筒状に形成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の火薬混合装置。
JP32287295A 1995-12-12 1995-12-12 火薬混合装置 Pending JPH09157079A (ja)

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JP32287295A JPH09157079A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 火薬混合装置

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JPH09157079A true JPH09157079A (ja) 1997-06-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102304004A (zh) * 2011-06-14 2012-01-04 黎汉林 一种分子层叠式无尘擦钾和药机
CN108120346A (zh) * 2018-02-05 2018-06-05 江西常驰实业有限公司 一种自动平衡式烟火火药混料机

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CN108120346A (zh) * 2018-02-05 2018-06-05 江西常驰实业有限公司 一种自动平衡式烟火火药混料机
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Effective date: 20061128

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Effective date: 20070327