JPH09156661A - 液体容器の蓋 - Google Patents

液体容器の蓋

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Publication number
JPH09156661A
JPH09156661A JP7318259A JP31825995A JPH09156661A JP H09156661 A JPH09156661 A JP H09156661A JP 7318259 A JP7318259 A JP 7318259A JP 31825995 A JP31825995 A JP 31825995A JP H09156661 A JPH09156661 A JP H09156661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
drinking
liquid container
mouthpiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP7318259A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyohiko Takatsuki
豊彦 高槻
Masaaki Onbe
雅晃 遠部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP7318259A priority Critical patent/JPH09156661A/ja
Publication of JPH09156661A publication Critical patent/JPH09156661A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲み口から異物が侵入し、飲料水が零れ出る
のを防止するとともに、飲むときに十分な量の飲料水が
スムーズに流出するようにする。 【解決手段】 液体容器2の上端開口部を覆う蓋板部9
を有する液体容器2の蓋1において、蓋板部9を傾斜さ
せてその最深部に飲み口14を設け、該飲み口14の下
方に仕切り板18を設ける。また、飲み口14は空気の
流路を包含する大きさに形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓋をしたまま容器内
の飲料水が飲める液体容器の蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蓋をしたまま容器内の飲料水が飲
める液体容器の蓋には、特開平7−95907号公報
(図6及び図7)に示すように、蓋部材に流通孔と空気
孔を設けて、該流通孔に向かって蓋部材の上面を下方に
傾斜させた構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造の蓋では、流通孔が開放されたままになっているの
で、異物が容器の内部に入り易いうえ、車内等で使用す
る際に大きな揺れによって容器内の飲料水が零れ出ると
いう不都合があった。また、空気孔を独立させているの
で、同部の金型(細いピン形状)の強度が弱く、好まし
くなかった。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、飲み口から異物が入りにくいうえ、揺れ等によっ
て飲料水が零れ出にくい構造の液体容器の蓋を提供する
ことを課題とする。また、飲むときに十分な量の飲料水
がスムーズに流出するとともに、金型的にも堅牢な構造
の液体容器の蓋を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、容器の上端開口部を覆う蓋板部を有する
液体容器の蓋において、前記蓋板部を傾斜させてその最
深部に飲み口を設け、該飲み口の下方に仕切り板を設け
たものである。この構造の蓋を備えた液体容器では、飲
み口を手前に向けて傾けると飲み口より内部の飲料水が
流出するので、蓋をしたまま飲むことができる。また、
飲み口の下方に設けた仕切り板によって、異物の侵入が
防止されるとともに、車内等での使用時に大きな揺れが
あっても内部の飲料水が飲み口から零れ出ることがな
い。
【0006】前記構造の蓋において、前記飲み口は空気
の流路を包含する大きさ、特に蓋の中央方向に長孔状に
形成するのが好ましい。これによれば、飲み口により内
部の飲料水を飲むときに適量な飲料水がスムーズに流出
する。また、空気孔を独立して設けなくてもよいので、
金型構造が堅牢となる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は本発明にかかる蓋1を備
えたステンレス鋼製の液体容器である保温容器2を示
す。保温容器2は、外容器3の内部に該外容器3より径
の小さい内容器4を収容し、該内容器4と外容器3の間
に空気層5が形成されるようにして、外容器3と内容器
2の上端開口縁部を互いに接合した容器である。この保
温容器2の外容器3の側面にはL字形の取っ手6が取り
付けられている。なお、前記空気層5に代えて、発泡ス
チロール等の断熱材を充填した断熱材層としてもよい
し、外容器3と内容器4の間を真空に排気してなる真空
断熱層としてもよい。
【0008】前記蓋1は、前記保温容器2の上端開口部
を覆うもので、ポリプロピレン等の合成樹脂で形成さ
れ、保温容器2の上端開口縁部7の外周部分に嵌合する
外周壁部8と、該外周壁部8の内側に設けられて保温容
器2の上端開口部を覆う蓋板部9と、該蓋板部9の内面
に突設されて内容器4の上端開口縁部7の内周部分に挿
入される内周壁部10とからなっている。前記外周壁部
8と内周壁部10の間に形成される環状溝11には、シ
ールパッキン12が収容されている。また、外周壁部8
の下端の一部には外方に向かって突出する舌部13が形
成され、この舌部13を押し上げることによって蓋1を
容器2から外すことができるようになっている。なお、
蓋1の保温容器2への取付は上端開口縁部7の円周上任
意の位置に取り付けることができるので、飲み口14を
希望の位置とすることができる。
【0009】前記蓋板部9には、外周壁部8の近傍に略
半円形状の飲み口14が形成されている。この飲み口1
4の形状は、空気流路を包含する大きさとなるように、
蓋1の中央に向かって長孔的に形成されている。蓋板部
9の上面には、図2に示すように、その中央に向かって
下向きに円錐状に傾斜する第1傾斜面15と、前記飲み
口14に向かって下向きに前記第1傾斜面15より大き
な傾斜で円錐状に傾斜する第2傾斜面16とが形成され
ている。そして、この第2傾斜面16の最深部に前記飲
み口14が位置している。前記飲み口14の下方には、
図3に示すように、前記飲み口14の互いに対向する縁
部から垂下する2つの支持壁17,17によって両端が
支持された仕切り板18が設けられている。この仕切り
板18は、飲み口14の形状とほぼ一致している。
【0010】なお、前記飲み口の形状としては、前記以
外に、図4(A)に示すように略扇形に形成したり、図
4(B)に示すような略鍵穴形状、あるいは単なる大穴
とする等、任意の形状とすることができる。
【0011】前記構成からなる蓋1を備えた保温容器2
に、コーヒー、紅茶等の飲料水を入れて蓋1を取り付け
ると、外周側面及び底面からの熱の移動は空気層5によ
って抑えられ、上方の熱の移動は蓋1によって抑えられ
るので、飲料水は保温状態に維持される。そして、この
保温容器2の蓋には飲み口14が設けられているので、
取っ手6を持って容器2を保持し、外周壁部8に口を当
てて容器2を傾ければ、蓋1をしたままその飲み口14
を通して内部の飲料水を飲むことができる。飲み終わっ
た後、容器2を水平に戻せば、蓋1の蓋板部9の上面に
残った飲料水は第2傾斜面16から飲み口14を通って
内部に戻される。
【0012】また、この保温容器2が車内等で使用さ
れ、大きな揺れや振動によって容器2内の飲料水の液面
が揺動したり波打っても、飲み口14の下方に仕切り板
18が設けられているので、飲料水が飲み口14から零
れ出るのが抑えられる。なお、この仕切り板18は飲み
口14とほぼ同じ形状になっているが、この仕切り板1
4と飲み口14との間の隙間によって飲むときの飲料水
の流路が十分に確保されている。
【0013】さらに、前記保温容器2の飲み口14は空
気の流路を包含する大きさに形成されており、飲み口1
4から飲料水が流出すると同時に空気が流入するので、
スムーズに飲料水を飲むことができる。また、従来のよ
うに空気孔が飲み口から離れて設けた場合と異なり、金
型構造が堅牢となる。
【0014】前記実施形態では、蓋1の射出成形等の成
形用金型を簡略化するために仕切り板18の大きさを飲
み口14と略同一にしたが、図2中2点鎖線で示すよう
に、それより大きくすることも可能である。また、仕切
り板18を別体として任意の方法で取り付けてもよい。
さらに、液体容器として保温容器2を説明したが、これ
に限らず、保温性のない任意の容器でもよいことは言う
までもない。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、飲み口の下部に仕切り板を設けたので、異物
の侵入が防止され、車内等で大きな揺れがあっても飲料
水が零れ出にくい。また、飲み口は空気の流路を包含す
る大きさに形成したので、適量な飲料水をスムーズに飲
むことができるうえ、金型構造が堅牢となる等の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明の保温容器の蓋の平面図、
(B)は本発明の保温容器の半断面図である。
【図2】 図1(A)に示す蓋のI−I線断面図であ
る。
【図3】 図1(A)に示す蓋の一部破断正面図であ
る。
【図4】 飲み口の他の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1…蓋、 2…保温容器(液体容器)、 9…蓋板部、 14…飲み口、 18…仕切り板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の上端開口部を覆う蓋板部を有する
    液体容器の蓋において、前記蓋板部を傾斜させてその最
    深部に飲み口を設け、該飲み口の下方に仕切り板を設け
    たことを特徴とする液体容器の蓋。
  2. 【請求項2】 前記飲み口は空気の流路を包含する大き
    さに形成したことを特徴とする請求項1に記載の保温容
    器の蓋。
  3. 【請求項3】 前記飲み口は蓋の中央方向に長孔状に形
    成したことを特徴とする請求項2に記載の液体容器の
    蓋。
JP7318259A 1995-12-06 1995-12-06 液体容器の蓋 Pending JPH09156661A (ja)

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JP7318259A JPH09156661A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 液体容器の蓋

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009214890A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Kyodo Printing Co Ltd 密封包装体
WO2015123150A1 (en) * 2014-02-11 2015-08-20 Vaporpath, Inc. Drink-through beverage container lids with spill resistant tabs
USD751396S1 (en) 2014-02-11 2016-03-15 Douglas H. Fleming Spill resistant tab for drink-through lids
US10729262B2 (en) 2012-03-23 2020-08-04 Vaporpath, Inc. Beverage container lid that provides natural drinking experience
KR102212883B1 (ko) * 2019-09-04 2021-02-10 한민호 일회용 컵 뚜껑
US11111059B2 (en) 2017-07-21 2021-09-07 Vaporpath, Inc. Drink-through reclosable spill resistant beverage cup lid with vent structure

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