JPH09156479A - 搬送車及び搬送車用制動装置 - Google Patents

搬送車及び搬送車用制動装置

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Publication number
JPH09156479A
JPH09156479A JP34651095A JP34651095A JPH09156479A JP H09156479 A JPH09156479 A JP H09156479A JP 34651095 A JP34651095 A JP 34651095A JP 34651095 A JP34651095 A JP 34651095A JP H09156479 A JPH09156479 A JP H09156479A
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JP
Japan
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movable member
caster
ring
strut
operation lever
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Application number
JP34651095A
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English (en)
Inventor
Kouji Sori
孝司 曽利
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SHINKOUBE PLAST KK
Original Assignee
SHINKOUBE PLAST KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャスタの車輪の向きに拘わらず、車輪の制動
と制動解除の操作を容易に実施する。また、複数のキャ
スタの車輪の制動と制動解除をまとめて実施する。 【解決手段】キャスタ2の車輪3が描く旋回軌跡の最大
径より小さい内径のリング4をキャスタ2の旋回軸1に
沿って移動させ、リング4の内周をキャスタ2の車輪3
の周面に接触させて制動をかける。例えば、リング4を
可動部材5に固着し、可動部材5をキャスタ2の旋回軸
1の方向に移動させる。可動部材5の移動方向は旋回軸
1と平行な第1支柱6によって規制にする。可動部材5
には第1支柱6の軸方向に対する弾発力を付与し、第1
支柱6に沿って移動可能な操作レバー9の回動操作と操
作レバー9が圧接する第1傾斜部10の連携作業によ
り、可動部材5を第1支柱6に沿って上下動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャスタを備えた
搬送車、例えば、運搬台車に関する。殊に、キャスタの
制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運搬台車等の搬送車にキャスタの車輪の
制動手段を付与する場合、キャスタに制動手段を内蔵す
るのが一般的である。例えば、キャスタの車輪周面に接
触させる制動片をキャスタ毎に内蔵し、制動片と連動す
るレバーをキャスタから突出させて設け、このレバーの
操作で制動片を車輪周面に接触させて車輪が回転しない
ようにしたり、あるいは、同レバーの操作で制動片の車
輪周面への接触を解除して再び車輪が回転できるように
している。運搬台車使用中の方向転換を容易にするため
には、使用されている複数個(通常4個)の車輪のうち
の一部ないし全部に、旋回機能をもつキャスタが使用さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】旋回機能をもつキャス
タは、搬送車を止めたときにキャスタの方向が一定に定
らない。このキャスタに車輪の制動手段を内蔵している
場合、制動片を動作させるレバー位置が搬送車の内側を
向いていると、レバー操作がしにくくなる。搬送車の方
向転換をしやすくするために、特に、旋回軸を車輪の回
転軸の直上からずれた位置に配置したキャスタを備える
場合には、制動片を動作させるレバー位置が搬送車の内
側に向いていると、その位置は、搬送車の下側で周縁か
らかなり奥まったところとなり、実質上レバー操作がで
きなくなる。また、キャスタに車輪の制動手段を内蔵し
ていると、キャスタ毎に制動あるいは制動の解除の操作
をしなければならない。このことは、旋回機能をもつキ
ャスタに限ったことではなく、旋回機能をもたない固定
車輪に対して制動操作をするときにもいえることであ
る。本発明が解決しようとする第1の課題は、旋回機能
をもつキャスタの車輪がどのような向きになっていて
も、車輪の制動と制動解除を容易にできるようにするこ
とである。本発明が解決しようとする第2の課題は、複
数個のキャスタの車輪の制動をまとめてできるようにす
ることである。また、固定車輪の制動もまとめてできる
ようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、本発明に係る搬送車は、次のような構成を有
する。実施例の図面を参照しながら説明する。旋回軸1
の周りに旋回する機能をもつキャスタ2を備えたものに
おいて、前記キャスタ2の車輪3が描く旋回軌跡の最大
径より小さい内径のリング4を前記旋回軸1を中心にし
て配置してなる。そして、前記リング4は、前記旋回軸
1に沿って移動可能であり、前記リング4の内周をキャ
スタの車輪3の周面に接触させることにより制動機能を
発揮させることを特徴とするものである。リングは、キ
ャスタの旋回軸を中心にして配置され、その内径が車輪
の最大旋回軌跡より小さい。従って、キャスタがどちら
の方向を向いていても、リングを旋回軸に沿って移動さ
せれば、リングの内周のいずれかの部分が必ず車輪の周
面に接触することになる。互いの接触部の摩擦により車
輪は回転しにくくなり、制動機能が発揮される。リング
が車輪の周面から離れている状態では、車輪は自由に回
転し、キャスタ自体の旋回も自由である。
【0005】第2の課題を解決するために、本発明に係
る搬送車は、複数のキャスタの各キャスタ毎に配置した
リング4を一つの可動部材5にまとめて固着してなり、
当該可動部材5をキャスタ2の旋回軸1の方向に移動さ
せることにより、キャスタ毎に配置したリング4を一括
して各旋回軸1に沿って移動させるようにしたことを特
徴とする。キャスタ毎に配置したリングを一つの可動部
材にまとめて固着し、当該可動部材をキャスタの旋回軸
の方向に移動させることにより、一度の操作で、各リン
グを各キャスタの車輪周面に当接させたり、あるいは、
その状態を解除することができる。
【0006】また、本発明に係る制動装置は、旋回機能
をもつキャスタを備えた搬送車に装着されるものであっ
て、次のような構成を有する。すなわち、旋回軸1を中
心にして配置され、内径がキャスタ2の車輪が描く旋回
軌跡の最大径より小さいリング4を備える。そして、リ
ング4を旋回軸1に沿って移動可能にし、リング4の内
周をキャスタの車輪周面に接触させ、かつ、解除するリ
ングの移動手段を備えるものである。リングの移動手段
は、複数のキャスタの各キャスタ毎に配置されるリング
を一括して各キャスタの旋回軸に沿って移動させるもの
とすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】上述のように本発明係る搬送車並
びに搬送車用制動装置は、キャスタ2の車輪3が描く旋
回軌跡の最大径より小さい内径のリング4をキャスタ2
の旋回軸1に沿って移動させ、前記リング4の内周をキ
ャスタ2の車輪3の周面に接触させることにより制動機
能を発揮させるものであるが、リング4を旋回軸1に沿
って移動させるには、例えば、次のような手段を採用す
ることができる。
【0008】まず、一つ目は、次の要件(1)〜(5)
を備えるものである。 (1)リング4を可動部材5に固着して、当該可動部材
5をキャスタ2の旋回軸1の方向に移動させる。 (2)可動部材5の移動を旋回軸1の方向に規制するに
は、搬送車の裏面に旋回軸1と平行に設けた少なくとも
一つの第1支柱6を可動部材5に貫通し、可動部材5が
第1支柱6に沿って移動するようにする。 (3)可動部材5に第1支柱6の軸方向に対する弾発力
を付与するために可動部材5の付勢手段7を備える。 (4)搬送車の裏面に旋回軸1と平行に設けた第2支柱
61と第2支柱61に沿って移動する可動部材5の押圧
用部材8及び当該押圧用部材8と共に前記第2支柱61
に沿って移動し第2支柱61の周りに回動可能な操作レ
バー9を備える。 (5)押圧用部材8を第2支柱61に沿って移動させる
ために、操作レバー9の回動操作時に操作レバー9に連
続的に当接する第1傾斜部10を搬送車の裏面に固定し
て設ける。第1支柱に沿って上下動する可動部材は弾発
的に支持されており、一方、第1傾斜部は搬送車の裏面
に固定されているので、第2支柱に沿って上下動する押
圧用部材と操作レバーは可動部材と第1傾斜部の間で常
に押された状態にあり、操作レバーは第1傾斜部に圧接
している。従って、第1傾斜部に圧接している操作レバ
ーを回動操作するためには、可動部材の弾発力に抗して
操作レバーが第2支柱に沿って高さ位置を変え、押圧用
部材も操作レバーと共に高さ位置を変えていかなければ
ならない。これによって、弾発的に支持されている可動
部材が第1支柱に沿って上下動し、可動部材に固着した
リングの内周を車輪の周面に接触させて制動機能を発揮
したり、リングの内周を車輪の周面から離して制動を解
除することができる。操作レバーの高さ位置を変えなが
らの回動を可動部材の上下動に変換するので、小さな力
で制動操作をすることができる。
【0009】リング4を旋回軸1に沿って移動させる二
つ目の手段は、次の要件(1)〜(5)を備えるもので
ある。 (1)リング4を可動部材5に固着して、当該可動部材
5をキャスタ2の旋回軸1の方向に移動させる。 (2)可動部材5の移動を旋回軸1の方向に規制するに
は、搬送車の裏面に旋回軸1と平行に設けた少なくとも
1つの第1支柱6を可動部材5に貫通し、可動部材5が
第1支柱6に沿って移動するようにする。 (3)可動部材5に第1支柱6の軸方向に対する弾発力
を付与するために可動部材の付勢手段7を備える。 (4)搬送車の裏面に旋回軸1と平行に設けた第2支柱
61と第2支柱61の同じ高さ位置で第2支柱61の周
りに回動可能な操作レバー9’を備える。 (5)可動部材5を第1支柱6に沿って移動させるため
に、操作レバー9’の回動操作時に操作レバー9’に連
続的に当接する第1傾斜部10’を可動部材5の上面に
固定して設ける。第1支柱に沿って上下動する可動部材
は弾発的に支持されており、一方、操作レバーは常に同
じ高さ位置にあるので、操作レバーは可動部材の上面に
固定されている第1傾斜部に圧接している。第1傾斜部
に圧接している操作レバーを可動部材の弾発力に抗して
回動操作するためには、可動部材が第1支柱に沿って高
さ位置を変えていかなければならない。これによって、
弾発的に支持されている可動部材が第1支柱に沿って上
下動し、可動部材に固着したリングの内周を車輪の周面
に接触させて制動機能を発揮したり、リングの内周を車
輪の周面から離して制動を解除することができる。操作
レバーの回動を第1傾斜部との連携により可動部材の上
下動に変換するので、小さな力で制動操作をすることが
できる。
【0010】リング4を旋回軸1に沿って移動させる一
つ目、二つ目の手段において、操作レバー9あるいは
9’の回動操作ならびに可動部材5の第1支柱6に沿う
上下動を円滑に行なうために、次のような構成を採用す
ることもできる。すなわち、第1傾斜部に加えて第2傾
斜部を設ける。第2傾斜部11は、第2支柱61を挟ん
で第1傾斜部10と点対称に搬送車の裏面に固定され、
第2支柱61を挟んで反対側に突出させた操作レバー9
の延長部91が前記第2傾斜部11に当接する。また、
第2傾斜部11’は、第2支柱61を挟んで第1傾斜部
10’と点対称に可動部材の上面に固定され、第2支柱
を61挟んで反対側に突出させた操作レバー9’の延長
部91’が前記第2傾斜部11’に当接する。何れの場
合も、操作レバーとその延長部は、第1傾斜部と第2傾
斜部の同じ高さ位置に当接して回動操作が進むので、操
作レバーは第2支柱に対して直角に保持される。これに
よって、操作レバーの回動操作ならびに可動部材の第1
支柱に沿う上下動を円滑に行なうことができる。リング
4を旋回軸1に沿って移動させる一つ目、二つ目の手段
において、第2支柱61は第1支柱6とは別に設けても
よく、また、第1支柱が第2支柱を兼ねるようにしても
よい。第1支柱を複数本設けたときには、そのいずれか
一つを第2支柱と兼用することができる。
【0011】リング4を旋回軸1に沿って移動させる三
つ目の手段は、次の要件(1)〜(5)を備えるもので
ある。 (1)リング4を可動部材5に固着して、当該可動部材
5をキャスタ2の旋回軸1の方向に移動させる。 (2)可動部材5の移動を旋回軸1の方向に規制するに
は、搬送車の裏面に旋回軸1と平行に設けた少なくとも
1つの第1支柱6を可動部材5に貫通し、可動部材5が
第1支柱6に沿って移動するようにする。 (3)可動部材5に第1支柱6の軸方向に対する弾発力
を付与するために可動部材5の付勢手段7を備える。 (4)旋回軸1と平行に設けた第2支柱61’と第2支
柱61’を回動軸として可動部材5上で回動可能な操作
レバー9”を備える。 (5)可動部材5を第1支柱6に沿って移動させるため
に、操作レバー9”の回動操作時に操作レバーに連続的
に当接する第1傾斜部10を搬送車の裏面に固定して設
ける。第1支柱に沿って上下動する可動部材は弾発的に
支持されており、一方、第1傾斜部は搬送車の裏面に固
定されているので、操作レバーは可動部材と第1傾斜部
の間で常に押された状態にあり、操作レバーは第1傾斜
部に圧接している。従って、第1傾斜部に圧接している
操作レバーを可動部材の弾発力に抗して回動操作するた
めには、可動部材が第1支柱に沿って高さ位置を変えて
いかなければならない。これによって、弾発的に支持さ
れている可動部材が第1支柱に沿って上下動し、可動部
材に固着したリングの内周を車輪の周面に接触させて制
動機能を発揮したり、リングの内周を車輪の周面から離
して制動を解除することができる。操作レバーの回動を
第1傾斜部との連携により可動部材の上下動に変換する
ので、小さな力で制動操作をすることができる。
【0012】リング4を旋回軸1に沿って移動させる上
記三つ目の手段において、第1傾斜部に加えて第2傾斜
部と、第2支柱を挟んで反対側に突出させた操作レバー
の延長部を設けることができる。第2傾斜部11は、第
2支柱61’を挟んで第1傾斜部10と点対称に搬送車
の裏面に固定され、第2支柱61’を挟んで反対側に突
出させた操作レバー9”の延長部91”が前記第2傾斜
部11に当接する。操作レバーとその延長部は、第1傾
斜部と第2傾斜部の同じ高さ位置にそれぞれ当接して回
動操作が進むので、可動部材の第1支柱に沿う上下動を
円滑に行なうことができる。第2支柱61’は第1支柱
6とは別に設けてもよいし、第1支柱6が第2支柱6
1’を兼ねるようにしてもよい。前者の場合は、第2支
柱61’を可動部材5上に固定する。後者の場合は、可
動部材5と操作レバー9”は、第2支柱61’の軸方向
に移動可能にしなければならない。
【0013】台車等の搬送車は、通常4個の車輪を備え
ており、その内の2個が旋回機能をもつキャスタであ
り、残り2個は旋回機能のない固定車輪であることが多
い。この2個のキャスタのそれぞれに配置したリングを
一つの可動部材5にまとめて固着し、当該可動部材5を
キャスタの旋回軸1の方向に移動させることにより、一
度の操作で2個のリング4を前記それぞれの旋回軸1に
沿って移動させ、制動と制動の解除を行なうことが可能
となる。また、キャスタの車輪に加えて固定車輪にもリ
ングを配置して、全てのリングを一つの可動部材5にま
とめて固着して、一度の操作で全ての車輪の制動と制動
の解除を行なうようにすることもできるし、逆に、一度
の操作で一つの車輪の制動と制動の解除を行なうように
することもできる。上記のように旋回機能をもつキャス
タと旋回機能のない固定車輪を組合わせて使用した搬送
車において、固定車輪に対しても旋回機能をもつキャス
タに対するのと同様の制動機構を備える場合、固定車輪
は常に同じ方向を向いているので、固定車輪周面に当接
して制動をかける部材はリングでなくてもよく、その形
状は適宜選定することができる。
【0014】キャスタ2は、その旋回軸1を車輪3の回
転軸の直上からずれた位置に配置した構造のものと回転
軸の直上に配置した構造のものがあるが、本発明はその
何れに対しても適用することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を制動装置を備え
た搬送車(台車)について説明するが、発明の課題を解
決するための手段および発明の実施の形態の項で述べな
かった点を中心に説明することとする。積載面(図示せ
ず)の裏面に一対のキャスタ2と一対の固定車輪(図示
せず)、合計4個の車輪を備えた台車であり、キャスタ
2の旋回軸1は、車輪3の回転軸の直上からずれたとこ
ろに位置している。積載面の裏面に5本の第1支柱6を
垂下して設け(旋回軸1の軸方向と平行である)、各第
1支柱6を可動部材5の四隅と中央に貫通して、可動部
材5が第1支柱6に沿って移動できるようにし、可動部
材5の移動を旋回軸1の軸方向に規制している。前記可
動部材四隅の貫通部にはガイド筒20を取り付けて、前
記軸方向の規制をより確実にしている。可動部材5の付
勢手段7はコイルスプリングであり、可動部材5の四隅
を付勢手段7に吊り下げて支持することにより、可動部
材5に第1支柱6の軸方向に対する弾発力を付与してい
る。キャスタ2の車輪3が描く旋回軌跡の最大径より小
さい内径のリング4を可動部材5に固着し、リング4の
中心を旋回軸1に一致させてある(図3)。リング4は
車輪3の周面との接触摩擦を大きくするために、鉄製の
リングにゴム被覆を施してある。前記コイルスプリング
が相対的に収縮した状態では、可動部材5に固着したリ
ング4は車輪3の上方に位置しており、コイルスプリン
グが伸びた状態では、リング4の内周が車輪3の周面に
接触している。
【0016】尚、可動部材5の中央を貫通している第1
支柱6は操作レバー9の回動軸を兼ねる構成としたの
で、当該第1支柱を以下では第2支柱61とする。
【0017】実施例1(図1〜図3) 上記のような基本構成において、第2支柱61にはこれ
に沿って移動する可動部材5の押圧用部材8を装着す
る。押圧用部材8は筒状であり、これに第2支柱61を
通して、押圧用部材8を第2支柱61に対してその軸方
向に移動可能に、かつ、周方向に対して回動可能にして
いる。また、押圧用部材8には、これを回動させる操作
レバー9を備えている。積載面の裏面には、操作レバー
9の回動操作時に操作レバー9に連続的に当接する第1
傾斜部10を固定して設けている。第1傾斜部10に
は、傾斜の最上位と最下位からそれぞれ延長して水平部
12,13を設けてあり、さらにそれらの端に下方への
突起部14,15を設けてある。これらの各部は、鉄板
を打ち抜き加工して一体に形成した。尚、第1支柱6及
び第2支柱61と第1傾斜部10は台座20に固着し、
台座21を積載面の裏面に取り付けることとした。
【0018】操作レバー9を傾斜の最上位から延長した
水平部12に当接している状態(図2)から第1傾斜部
10に当接するように回動させると、操作レバー9は第
1傾斜部10によって下方へ押される。これに伴って押
圧用部材8も第2支柱61に沿って下方へ移動し、可動
部材5をその弾発力に抗しながら第1支柱6に沿って押
し下げていく。やがて、可動部材5に固着したリング4
の内周のいずれかの部分が車輪3の周面に接触し(図
1)、その結果、互いの接触部の摩擦により車輪3に制
動がかけられる。この状態では、操作レバー9は傾斜の
最下位から延長した水平部13に当接している。従っ
て、可動部材5には上方に戻ろうとする力がかかってい
るものの、操作レバー9が第2支柱61に沿って押し上
げられることはなく、制動状態が維持される。水平部1
3は、操作レバー9が上方に移動しないようにするスト
ッパの機能を果たしている。操作レバー9を人為的に回
動させて傾斜部10に当接させると、可動部材5はその
弾発力により押圧用部材8を第2支柱61に沿って押し
上げながら上方に移動し、制動が解除される。突起部1
4,15は、これに操作レバー9が当接することによ
り、操作レバー9のそれ以上の回動を阻止し、操作レバ
ー9が必要以上に回動して外れないようにしている。
【0019】実施例2 実施例1において、押圧用部材8を装着した第2支柱6
1を挟んで第1傾斜部10と点対称に第2傾斜部11を
搬送車の裏面に固定して設ける(第1傾斜部10と同
様、台座21に固着)。第2傾斜部11にも、傾斜の最
上位と最下位からそれぞれ延長して水平部16,17
を、第2支柱を61挟んで水平部12,13と点対称に
設ける(第2傾斜部11をはじめとする部材は、第1傾
斜部10をはじめとする部材を、左右逆にして使用し
た)。また、操作レバー9の延長部91を、第2支柱6
1を挟んで反対側に突出させて押圧用部材8に設ける。
この延長部91は、前記第2傾斜部11に当接する。操
作レバー9の回動操作時、操作レバー9とその延長部9
1は、それぞれ第1傾斜部10と第2傾斜部11の同じ
高さ位置に当接し、操作レバー9は第2支柱61に対し
て直角に保持される(すなわち、操作レバー9の一箇所
が傾斜部10に圧接している実施例1では、操作レバー
9は第2支柱61に対して直角を維持しにくい)。これ
によって、操作レバー9の回動操作ならびに可動部材5
の上下動を円滑に行なうことができる。
【0020】実施例3(図4〜図5) 本実施例は、操作レバーと傾斜部との関係が実施例1と
は相違している。すなわち、第2支柱61の周りに同じ
高さ位置で回動可能な操作レバー9’を備える。また、
操作レバー9’の回動操作時に操作レバー9’に連続的
に当接する第1傾斜部10’を可動部材5の上面に固定
して設ける。第1傾斜部10’には、傾斜の最下位と最
上位からそれぞれ延長して水平部12’,13’を設け
てあり、さらにそれらの端に上方への突起部14’,1
5’を設けてある。操作レバー9’を傾斜の最下位から
延長した水平部12’に当接している状態(図5)から
第1傾斜部10’に当接するように回動させると、操作
レバー9’はこれに圧接している第1傾斜部10’を可
動部材5の弾発力に抗して下方へ押す。これに伴って可
動部材5は第1支柱6に沿って下方へ移動していく。や
がて、可動部材5に固着したリング4の内周のいずれか
の部分が車輪3の周面に接触し(図4)、その結果、互
いの接触部の摩擦により車輪3に制動がかけられる。こ
の状態では、操作レバー9’は傾斜の最上位から延長し
た水平部13’に当接している。従って、可動部材5に
は上方に戻ろうとする力がかかっているものの、その動
きが阻止され、制動状態が維持される。水平部13’
は、可動部材5が上方に移動しないようにするストッパ
の機能を果たしている。操作レバー9’を人為的に回動
させて傾斜部10’に当接させると、可動部材5はその
弾発力により上方に移動し、制動が解除される。突起部
14’,15’は、これに操作レバー9’が当接するこ
とにより、操作レバーのそれ以上の回動を阻止し、操作
レバーが必要以上に回動して外れないようにしている。
【0021】実施例4 実施例3において、第2支柱61を挟んで第1傾斜部1
0’と点対称に第2傾斜部11’を可動部材5の上面に
固定して設ける。第2傾斜部11’にも、傾斜の最下位
と最上位からそれぞれ延長して水平部16’,17’
を、第2支柱61を挟んで水平部12’,13’と点対
称に設ける。また、操作レバー9’の延長部91’を、
第2支柱61を挟んで反対側に突出させて設ける。この
延長部91’は、前記第2傾斜部11’に当接する。操
作レバー9’の回動操作時、操作レバー9’とその延長
部91’は、それぞれ第1傾斜部10’と第2傾斜部1
1’の同じ高さ位置に当接し、可動部材5は第1支柱6
に対して、また、操作レバー9’は第2支柱61に対し
て、直角に保持される。これによって、操作レバー9’
の回動操作ならびに可動部材5の上下動を円滑に行なう
ことができる。
【0022】実施例5(図6) 実施例1において、第1支柱が第2支柱を兼ねない構成
である。すなわち、第2支柱61’を旋回軸1と平行に
可動部材5に設け、第2支柱61’を回動軸として可動
部材5上で回動可能な操作レバー9”を備える。操作レ
バー9”を傾斜の最上位から延長した水平部12に当接
している状態から第1傾斜部10に当接するように回動
させると、操作レバー9”は第1傾斜部10によって下
方へ押される。これに伴って可動部材5をその弾発力に
抗しながら第1支柱6に沿って押し下げていく。やが
て、可動部材5に固着したリング4の内周のいずれかの
部分が車輪3の周面に接触し、その結果、互いの接触部
の摩擦により車輪3に制動がかけられる。この状態で
は、操作レバー9”は傾斜の最下位から延長した水平部
13に当接している。従って、可動部材5には上方に戻
ろうとする力がかかっているものの、第1支柱6に沿っ
て押し上げられることはなく制動状態が維持される。水
平部13は、可動部材5が上方に移動しないようにする
ストッパの機能を果たしている。操作レバー9”を人為
的に回動させて傾斜部10に当接させると、可動部材5
はその弾発力により第1支柱6に沿って上方に移動し、
制動が解除される。突起部14,15は、これに操作レ
バー9”が当接することにより、操作レバー9”のそれ
以上の回動を阻止し、操作レバー9”が必要以上に回動
して外れないようにしている。
【0023】実施例6 実施例5において、第2支柱61’を挟んで第1傾斜部
10と点対称に第2傾斜部11を搬送車の裏面に固定し
て設ける。第2傾斜部11にも、傾斜の最上位と最下位
からそれぞれ延長して水平部16,17を、第2支柱6
1’を挟んで水平部12,13と点対称に設ける。ま
た、操作レバー9”の延長部91”を、第2支柱61’
を挟んで反対側に突出させて設ける。この延長部91”
は、前記第2傾斜部11に当接する。操作レバー9”の
回動操作時、操作レバー9”とその延長部91”は、そ
れぞれ第1傾斜部10と第2傾斜部11の同じ高さ位置
に当接し、操作レバー9”は第2支柱61’に対して直
角に保持される。これによって、操作レバー9”の回動
操作ならびに可動部材5の上下動を円滑に行なうことが
できる。
【0024】上記の各実施例においては、可動部材5の
付勢手段7はコイルスプリングであり、可動部材5を付
勢手段7に吊り下げて可動部材5に弾発力を付与してい
る。別の付勢手段としては、コイルスプリングを可動部
材5の下に配置し、これで可動部材5を受ける構成とし
てもよい。例えば、コイルスプリングを第1支柱6に通
して装着し、当該コイルスプリングで可動部材5を支持
する。この場合、コイルスプリングが相対的に伸びた状
態では、可動部材5に固着したリング4は車輪3の上方
に位置しており、コイルスプリングが収縮した状態で
は、リング4の内周が車輪3の周面に接触している。
【0025】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る搬送車
は、キャスタの旋回軸を中心にして配置したリングをキ
ャスタの旋回軸に沿って移動させれば、リングの内周の
いずれかの部分がキャスタの車輪の周面に接触して制動
機能を発揮する。車輪がどの方向を向いていてもリング
をキャスタの旋回軸に沿って移動させるという一定の操
作で制動操作とその解除操作を容易に実施することがで
きる。また、キャスタ毎に配置したリングを1つの可動
部材に固着し、当該可動部材をキャスタの旋回軸の方向
に移動させることにより、一度の操作で、各リングを各
キャスタの車輪周面に当接させたり、あるいは、その状
態を解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の搬送車の正面図と一部決
截側面図であり、車輪の制動状態を示している。
【図2】本発明に係る実施例の搬送車の正面図と一部決
截側面図であり、図1における車輪の制動を解除した状
態を示している。
【図3】本発明に係る実施例の搬送車においてリングと
キャスタの車輪が描く旋回軌跡の最大径との関係を示す
平面説明図である。
【図4】本発明に係る他の実施例の搬送車の正面図と一
部決截側面図であり、車輪の制動状態を示している。
【図5】本発明に係る他の実施例の搬送車の正面図と一
部決截側面図であり、図5における車輪の制動を解除し
た状態を示している。
【図6】本発明に係るさらに他の実施例の搬送車の正面
図と一部決截側面図であり、車輪の制動をかけた状態を
示している。
【符号の説明】
1は旋回軸 2はキャスタ 3は車輪 4はリング 5は可動部材 6は第1支柱 61,61’は第2支柱 7は付勢手段 8は押圧用部材 9,9’,9”は操作レバー 91,91’,91”は延長部 10,10’は第1傾斜部 11,11’は第2傾斜部 12,13,12’,13’,16,17,16’,1
7’は水平部 14,15,14’,15’は突起部 20はガイド筒 21は台座

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回機能をもつキャスタを備えた搬送車に
    おいて、 前記キャスタの車輪が描く旋回軌跡の最大径より小さい
    内径のリングを前記旋回軸を中心にして配置してなり、 前記リングを前記旋回軸に沿って移動可能にし、リング
    の内周をキャスタの車輪周面に接触させることにより制
    動機能を発揮させることを特徴とする搬送車。
  2. 【請求項2】リングを旋回軸に沿って移動させる手段
    が、次の要件(1)〜(5)を備えることを特徴とする
    請求項1記載の搬送車。 (1)リングを固着した可動部材 (2)可動部材の移動をキャスタの旋回軸方向に規制す
    るために、搬送車の裏面に旋回軸と平行に設けた可動部
    材を貫通している少なくとも1つの第1支柱 (3)可動部材に第1支柱の軸方向に対する弾発力を付
    与する可動部材の付勢手段 (4)搬送車の裏面に旋回軸と平行に設けた第2支柱と
    第2支柱に沿って移動する可動部材の押圧用部材及び当
    該押圧用部材と共に前記第2支柱に沿って移動しその周
    りに回動可能な操作レバー (5)押圧用部材を第2支柱に沿って移動させるため
    に、操作レバーの回動操作時に操作レバーに連続的に当
    接する搬送車の裏面に固定された第1傾斜部
  3. 【請求項3】第2傾斜部が第2支柱を挟んで第1傾斜部
    と点対称に搬送車の裏面に固定され、第2支柱を挟んで
    反対側に突出させた操作レバーの延長部が前記第2傾斜
    部に当接する請求項2記載の運搬車。
  4. 【請求項4】第1支柱が第2支柱を兼ねる請求項2又は
    3記載の搬送車。
  5. 【請求項5】リングを旋回軸に沿って移動させる手段
    が、次の要件(1)〜(5)を備えることを特徴とする
    請求項1記載の搬送車。 (1)リングを固着した可動部材 (2)可動部材の移動をキャスタの旋回軸方向に規制す
    るために、搬送車の裏面に旋回軸と平行に設けた可動部
    材を貫通している少なくとも1つの第1支柱 (3)可動部材に第1支柱の軸方向に対する弾発力を付
    与する可動部材の付勢手段 (4)搬送車の裏面に旋回軸と平行に設けた第2支柱と
    第2支柱の同じ高さ位置で第2支柱の周りに回動可能な
    操作レバー (5)可動部材を第1支柱に沿って移動させるために、
    操作レバーの回動操作時に操作レバーに連続的に当接す
    る可動部材の上面に固定された第1傾斜部
  6. 【請求項6】第2傾斜部が第2支柱を挟んで第1傾斜部
    と点対称に可動部材の上面に固定され、第2支柱を挟ん
    で反対側に突出させた操作レバーの延長部が前記第2傾
    斜部に当接する請求項5記載の運搬車。
  7. 【請求項7】第1支柱が第2支柱を兼ねる請求項5又は
    6記載の搬送車。
  8. 【請求項8】リングを旋回軸に沿って移動させる手段
    が、次の要件(1)〜(5)を備えることを特徴とする
    請求項1記載の搬送車。 (1)リングを固着した可動部材 (2)可動部材の移動をキャスタの旋回軸方向に規制す
    るために、搬送車の裏面に旋回軸と平行に設けた可動部
    材を貫通している少なくとも1つの第1支柱 (3)可動部材に第1支柱の軸方向に対する弾発力を付
    与する可動部材の付勢手段 (4)旋回軸と平行に設けた第2支柱と第2支柱の周り
    に可動部材上で回動可能な操作レバー (5)可動部材を第1支柱に沿って移動させるために、
    操作レバーの回動操作時に操作レバーに連続的に当接す
    る搬送車の裏面に固定された第1傾斜部
  9. 【請求項9】第2傾斜部が第2支柱を挟んで第1傾斜部
    と点対称に搬送車の裏面に固定され、第2支柱を挟んで
    反対側に突出させた操作レバーの延長部が前記第2傾斜
    部に当接する請求項8記載の運搬車。
  10. 【請求項10】第1支柱が第2支柱を兼ねる請求項8又
    は9記載の搬送車。
  11. 【請求項11】複数のキャスタの各キャスタ毎に配置し
    たリングを1つの可動部材に固着し、当該可動部材をキ
    ャスタの旋回軸方向に移動させることにより前記キャス
    タ毎に配置したリングを一括して各旋回軸に沿って移動
    させることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記
    載の搬送車。
  12. 【請求項12】キャスタの旋回軸を車輪の回転軸の直上
    からずれた位置に配置している請求項1〜11のいずれ
    かに記載の搬送車。
  13. 【請求項13】旋回機能をもつキャスタと共に旋回機能
    のない固定車輪を備えている請求項1〜12のいずれか
    に記載の搬送車。
  14. 【請求項14】旋回機能をもつキャスタを備えた搬送車
    に装着され、次の要件(1)〜(2)を備えることを特
    徴とする搬送車用制動装置。 (1)前記旋回軸を中心にして配置され、内径が前記キ
    ャスタの車輪が描く旋回軌跡の最大径より小さいリング (2)前記リングを前記旋回軸に沿って移動可能にし、
    リングの内周をキャスタの車輪周面に接触させ、かつ、
    解除するリングの移動手段
  15. 【請求項15】リングの移動手段が、複数のキャスタの
    各キャスタ毎に配置されるリングを一括して各キャスタ
    の旋回軸に沿って移動させるものである請求項14記載
    の搬送車用制動装置。
JP34651095A 1995-12-11 1995-12-11 搬送車及び搬送車用制動装置 Pending JPH09156479A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015127192A (ja) * 2013-11-26 2015-07-09 ホツタ株式会社 車両のブレーキ機構
JP2016154736A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 株式会社モリタ製作所 ブレーキ付運搬車及び移動型x線撮影装置
JP2017109639A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 トラスコ中山株式会社 自在キャスタのロック装置、およびそのロック装置が設けられた移動体

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