JPH09155805A - かんな盤のヘッド昇降機構 - Google Patents
かんな盤のヘッド昇降機構Info
- Publication number
- JPH09155805A JPH09155805A JP34589395A JP34589395A JPH09155805A JP H09155805 A JPH09155805 A JP H09155805A JP 34589395 A JP34589395 A JP 34589395A JP 34589395 A JP34589395 A JP 34589395A JP H09155805 A JPH09155805 A JP H09155805A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- screw
- bevel gear
- lifting
- lifting screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、ヘッド昇降時の異音をなくし、さら
に、組立作業効率の向上をはかることである。 【解決手段】昇降ねじ7のヘッド6上面位置にスラスト
ベアリング23と、ベベルギヤ12間にベベルギヤ12
を支持するようにスプリング17を配設し、適度な力で
昇降ねじ7に圧力を与えてヘッド6上面とスラストベア
リング23間のすきまをなくす。
に、組立作業効率の向上をはかることである。 【解決手段】昇降ねじ7のヘッド6上面位置にスラスト
ベアリング23と、ベベルギヤ12間にベベルギヤ12
を支持するようにスプリング17を配設し、適度な力で
昇降ねじ7に圧力を与えてヘッド6上面とスラストベア
リング23間のすきまをなくす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かんな盤における
ヘッド昇降機構に関するものである。
ヘッド昇降機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヘッド昇降機構を図5に示す。ヘ
ッド6には下方がテーブル2のめねじ19にねじ嵌合
し、段付部7aがスラストベアリング18を介してへッ
ド6下面に当接した昇降ねじ7を設けている。昇降ねじ
7のヘッド6上面には平ワッシャ20とナット24,2
4によりヘッド6上面と平ワッシャ25間のすきまをな
くし、昇降ねじ7に圧力を与え固定している。昇降ねじ
7の上端には、ナット13、スプリングワッシャ14、
ワッシャ15によりベベルギヤ12を固定し、このベベ
ルギヤ12はヘッド6内に設けた昇降モ−タ−11のベ
ベルギヤ21と噛み合っている。昇降モ−タ−11を回
転駆動させると、ベベルギヤ21、ベベルギヤ12を介
して昇降ねじ7を回転しヘッド6を昇降させる。
ッド6には下方がテーブル2のめねじ19にねじ嵌合
し、段付部7aがスラストベアリング18を介してへッ
ド6下面に当接した昇降ねじ7を設けている。昇降ねじ
7のヘッド6上面には平ワッシャ20とナット24,2
4によりヘッド6上面と平ワッシャ25間のすきまをな
くし、昇降ねじ7に圧力を与え固定している。昇降ねじ
7の上端には、ナット13、スプリングワッシャ14、
ワッシャ15によりベベルギヤ12を固定し、このベベ
ルギヤ12はヘッド6内に設けた昇降モ−タ−11のベ
ベルギヤ21と噛み合っている。昇降モ−タ−11を回
転駆動させると、ベベルギヤ21、ベベルギヤ12を介
して昇降ねじ7を回転しヘッド6を昇降させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のヘッド昇降機構
は、ナット24を締めすぎると、平ワッシャ25とヘッ
ド6上面との間の摩擦抵抗が大きくなるため、昇降ねじ
7が回転しにくくなり、ヘッド6の昇降速度が遅くな
る、又は昇降不能となっていた。
は、ナット24を締めすぎると、平ワッシャ25とヘッ
ド6上面との間の摩擦抵抗が大きくなるため、昇降ねじ
7が回転しにくくなり、ヘッド6の昇降速度が遅くな
る、又は昇降不能となっていた。
【0004】また、逆にナット24の締め付けが弱く、
平ワッシャ25とヘッド6上面にすきまがあると、昇降
ねじ7とめねじ19の回転接触により振動が発生し、こ
の振動がヘッド6全体に伝達してヘッド6昇降時に異音
が発生する原因となっていた。このため、組立作業時、
ナット24の締付力の調整が難しく、この調整に時間を
要していた。
平ワッシャ25とヘッド6上面にすきまがあると、昇降
ねじ7とめねじ19の回転接触により振動が発生し、こ
の振動がヘッド6全体に伝達してヘッド6昇降時に異音
が発生する原因となっていた。このため、組立作業時、
ナット24の締付力の調整が難しく、この調整に時間を
要していた。
【0005】本発明の目的は、上記した従来の欠点をな
くし、ヘッドの昇降を円滑に行うとともに、組立作業効
率の向上を図ることである。
くし、ヘッドの昇降を円滑に行うとともに、組立作業効
率の向上を図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、テ−ブルに
配設しためねじに昇降ねじがねじ嵌合し、昇降ねじの上
方はヘッドに支持され、昇降ねじの動力伝達手段とヘッ
ド座面との間にスラストベアリングと昇降ねじを適正な
圧力で下方に押しつけるスプリングを設けることにより
達成できる。
配設しためねじに昇降ねじがねじ嵌合し、昇降ねじの上
方はヘッドに支持され、昇降ねじの動力伝達手段とヘッ
ド座面との間にスラストベアリングと昇降ねじを適正な
圧力で下方に押しつけるスプリングを設けることにより
達成できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1〜図4を
用いて説明する。図1は本発明の実施例を示すかんな盤
の正面図、図2は図1の側面図、図3は図2のヘッド昇
降機構部の詳細図、図4は図3のB方向から見た矢視図
である。
用いて説明する。図1は本発明の実施例を示すかんな盤
の正面図、図2は図1の側面図、図3は図2のヘッド昇
降機構部の詳細図、図4は図3のB方向から見た矢視図
である。
【0008】図において、ベ−ス1の上部に中央に円形
凹溝2aを有するテ−ブル2を設け、円形凹溝2aに回
転自在なタ−ンテ−ブル3を嵌合し、タ−ンテ−ブル3
にはかんな刃4を有する刃物台4が着脱可能に取付けて
ある。テ−ブル2にはコラム8が嵌合し、コラム8上端
にヘッド6が支持されている。ヘッド6内には可逆電動
機10と図示しない動力手段により回転可能な送材ベル
ト9が設けられている。ヘッド6は下方でテーブル2の
めねじ19にねじ嵌合し、上方でヘッド6を支持する昇
降ねじ7により昇降可能となる。めねじ19上にスプリ
ング20を設け、22はスプリング20の調圧ナットで
送材ベルト9の押圧力を加減するもので、材料の上面を
切削するために適正なヘッド6とテーブル2間の送材間
隔を設定したあと、テーブル2上に材料を送りこむと、
ヘッド6がスプリング20を少し圧縮して上昇し、同時
に送材ベルト9の切削圧がスプリング20により与えら
れる。
凹溝2aを有するテ−ブル2を設け、円形凹溝2aに回
転自在なタ−ンテ−ブル3を嵌合し、タ−ンテ−ブル3
にはかんな刃4を有する刃物台4が着脱可能に取付けて
ある。テ−ブル2にはコラム8が嵌合し、コラム8上端
にヘッド6が支持されている。ヘッド6内には可逆電動
機10と図示しない動力手段により回転可能な送材ベル
ト9が設けられている。ヘッド6は下方でテーブル2の
めねじ19にねじ嵌合し、上方でヘッド6を支持する昇
降ねじ7により昇降可能となる。めねじ19上にスプリ
ング20を設け、22はスプリング20の調圧ナットで
送材ベルト9の押圧力を加減するもので、材料の上面を
切削するために適正なヘッド6とテーブル2間の送材間
隔を設定したあと、テーブル2上に材料を送りこむと、
ヘッド6がスプリング20を少し圧縮して上昇し、同時
に送材ベルト9の切削圧がスプリング20により与えら
れる。
【0009】昇降ねじ7の上端には、ナット13、スプ
リングワッシャ14、ワッシャ15によりベベルギヤ1
2を固定し、このベベルギヤ12はヘッド6内に設けた
昇降モ−タ−11のベベルギヤ21と噛み合っている。
ベベルギヤ12、ベベルギヤ21は昇降モ−タ−11と
昇降ねじ7との間の動力伝達手段となる。
リングワッシャ14、ワッシャ15によりベベルギヤ1
2を固定し、このベベルギヤ12はヘッド6内に設けた
昇降モ−タ−11のベベルギヤ21と噛み合っている。
ベベルギヤ12、ベベルギヤ21は昇降モ−タ−11と
昇降ねじ7との間の動力伝達手段となる。
【0010】ヘッド6下面にスラストベアリング18を
昇降ねじ7の段付部7aで支持し、昇降ねじ7のヘッド
6上面位置にスラストベアリング23と、ベベルギヤ1
2間にベベルギヤ12を支持するようにスプリング17
を配設し、適度な力で昇降ねじ7に圧力を与えてヘッド
6上面とスラストベアリング23間のすきまをなくして
いる。
昇降ねじ7の段付部7aで支持し、昇降ねじ7のヘッド
6上面位置にスラストベアリング23と、ベベルギヤ1
2間にベベルギヤ12を支持するようにスプリング17
を配設し、適度な力で昇降ねじ7に圧力を与えてヘッド
6上面とスラストベアリング23間のすきまをなくして
いる。
【0011】上記構成において、ヘッド6昇降時の振動
はスプリング17が吸収するため昇降ねじ7は常に円滑
に回転し、昇降ねじ7とめねじ19間に異音が発生する
ことはない。
はスプリング17が吸収するため昇降ねじ7は常に円滑
に回転し、昇降ねじ7とめねじ19間に異音が発生する
ことはない。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ヘッドを上昇、下降し
てもスプリングが昇降ねじとめねじから発生する振動を
吸収するため異音を発生することがなく、また、組立時
の調整が不要となるため、組立作業効率を向上すること
ができる。
てもスプリングが昇降ねじとめねじから発生する振動を
吸収するため異音を発生することがなく、また、組立時
の調整が不要となるため、組立作業効率を向上すること
ができる。
【図1】本発明の実施例を示すかんな盤の正面図であ
る。
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2のヘッド昇降機構部の詳細図である。
【図4】図3のB方向から見た矢視図である。
【図5】従来のヘッド昇降機構部の詳細図である。
6…ヘッド、7…昇降ねじ、11…昇降モ−タ−、12
…ベベルギヤ、17…スプリング、19…めねじ、23
…スラストベアリング。
…ベベルギヤ、17…スプリング、19…めねじ、23
…スラストベアリング。
Claims (1)
- 【請求項1】 ベ−スに支持されたテ−ブルに対向し送
材ベルトを有するヘッドは昇降モ−タ−、動力伝達手段
と昇降ねじにより昇降し、前記テ−ブル又はヘッドにか
んな刃を有するかんな盤において、テ−ブルに配設した
めねじに昇降ねじがねじ嵌合し、昇降ねじの上方はヘッ
ドに支持され、昇降ねじの動力伝達手段とヘッド座面と
の間にスラストベアリングと昇降ねじを適正な圧力で下
方に押しつけるスプリングを設けたことを特徴とするか
んな盤のヘッド昇降機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34589395A JPH09155805A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | かんな盤のヘッド昇降機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34589395A JPH09155805A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | かんな盤のヘッド昇降機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09155805A true JPH09155805A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18379711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34589395A Pending JPH09155805A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | かんな盤のヘッド昇降機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09155805A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104308906A (zh) * | 2014-10-14 | 2015-01-28 | 安吉德迈竹木机械有限公司 | 刨床 |
CN109352741A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-02-19 | 张玉真 | 一种家具用板材快速打孔装置 |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP34589395A patent/JPH09155805A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104308906A (zh) * | 2014-10-14 | 2015-01-28 | 安吉德迈竹木机械有限公司 | 刨床 |
CN109352741A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-02-19 | 张玉真 | 一种家具用板材快速打孔装置 |
CN109352741B (zh) * | 2018-11-27 | 2023-10-27 | 青岛海诺瓦型材制造有限公司 | 一种家具用板材快速打孔装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030408 |