JPH09155794A - 自動裁断機の裁断制御装置 - Google Patents
自動裁断機の裁断制御装置Info
- Publication number
- JPH09155794A JPH09155794A JP7345997A JP34599795A JPH09155794A JP H09155794 A JPH09155794 A JP H09155794A JP 7345997 A JP7345997 A JP 7345997A JP 34599795 A JP34599795 A JP 34599795A JP H09155794 A JPH09155794 A JP H09155794A
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- JP
- Japan
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- cutting
- sheet
- cut
- pressure
- cutting bed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】裁断中オペレータが常時自動裁断装置について
いる必要性も無く、各裁断パーツが使い物にならなくな
る前に裁断異常を検知し、裁断を即時停止する裁断異常
検知機構付きの自動裁断機の裁断制御装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】裁断ベッドにこの裁断ベッドと前記保持シ
ート間の吸着圧力を計測する圧力センサを設ける。ま
た、前記制御装置部には圧力センサから出力される圧力
減少検知信号の入力部と、裁断中に裁断異常が発生した
時あらかじめ設定されたある一定値よりも測定圧力値が
減少したことを検知して裁断およびX軸駆動部とY軸駆
動部を即時停止させるための割り込み発生回路を制御部
に設けて構成したものである。
いる必要性も無く、各裁断パーツが使い物にならなくな
る前に裁断異常を検知し、裁断を即時停止する裁断異常
検知機構付きの自動裁断機の裁断制御装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】裁断ベッドにこの裁断ベッドと前記保持シ
ート間の吸着圧力を計測する圧力センサを設ける。ま
た、前記制御装置部には圧力センサから出力される圧力
減少検知信号の入力部と、裁断中に裁断異常が発生した
時あらかじめ設定されたある一定値よりも測定圧力値が
減少したことを検知して裁断およびX軸駆動部とY軸駆
動部を即時停止させるための割り込み発生回路を制御部
に設けて構成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート状部材の自動裁断
する自動裁断装置に関するもので、被裁断シート状部材
がシワなどが発生したことにより裁断ベッドから浮き上
がり、裁断の際、被裁断シート状部材をカッタ刃が引き
ずってしまうことがあり、この裁断異常の発生を自動的
に検知し、裁断を即時停止させる自動裁断機の裁断制御
装置に関するものである。
する自動裁断装置に関するもので、被裁断シート状部材
がシワなどが発生したことにより裁断ベッドから浮き上
がり、裁断の際、被裁断シート状部材をカッタ刃が引き
ずってしまうことがあり、この裁断異常の発生を自動的
に検知し、裁断を即時停止させる自動裁断機の裁断制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動裁断装置においては、通常は
被裁断シート状部材を何層にも重ねて裁断しているが、
被裁断シート状部材の材質および重ねの厚さ、カッタ刃
の磨耗による切れ味の低下、裁断データ、吸着圧力など
の種々の条件により、裁断抵抗が増して来たり、裁断に
より非通気性シートからエアが漏れることにより、被裁
断シート状部材にシワが生じ、カッタ刃が被裁断シート
状部材を正常に裁断できずに被裁断シート状部材が裁断
ベッドから浮き上がり、被裁断シート状部材をカッタ刃
が引きずってしまうという裁断異常が発生することがあ
る。このようなことから、従来の技術では、切れ味が悪
くなったカッタ刃を一定期間で自動研磨器に掛けて研い
だり、新品刃に交換して裁断抵抗が増加するのを防いで
いる。また裁断中オペレータが自動裁断装置についてい
て、裁断異常が発生したらすぐに停止スイッチを押して
停止させたりしている。
被裁断シート状部材を何層にも重ねて裁断しているが、
被裁断シート状部材の材質および重ねの厚さ、カッタ刃
の磨耗による切れ味の低下、裁断データ、吸着圧力など
の種々の条件により、裁断抵抗が増して来たり、裁断に
より非通気性シートからエアが漏れることにより、被裁
断シート状部材にシワが生じ、カッタ刃が被裁断シート
状部材を正常に裁断できずに被裁断シート状部材が裁断
ベッドから浮き上がり、被裁断シート状部材をカッタ刃
が引きずってしまうという裁断異常が発生することがあ
る。このようなことから、従来の技術では、切れ味が悪
くなったカッタ刃を一定期間で自動研磨器に掛けて研い
だり、新品刃に交換して裁断抵抗が増加するのを防いで
いる。また裁断中オペレータが自動裁断装置についてい
て、裁断異常が発生したらすぐに停止スイッチを押して
停止させたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かような構成
では、定期的なカッタ刃の交換を行うような場合には、
刃こぼれ等の刃の突然の不良による裁断抵抗の増加には
対応できない。特に、精密裁断を要求される場合には、
一定の吸着固定異常でないと何層にも重ねた被裁断シー
ト状部材が微妙にずれ、裁断後重ねの上と下のパーツ形
状が異なる問題がある。本発明は上述し点に鑑みて創案
されたもので、その目的とするところは、これらの欠点
を解決するために、裁断中オペレータが常時自動裁断装
置についている必要性も無く、各裁断パーツが使い物に
ならなくなる前に裁断異常を検知し、裁断を即時停止す
る裁断異常検知機構付きの自動裁断機の裁断制御装置を
提供することにある。
では、定期的なカッタ刃の交換を行うような場合には、
刃こぼれ等の刃の突然の不良による裁断抵抗の増加には
対応できない。特に、精密裁断を要求される場合には、
一定の吸着固定異常でないと何層にも重ねた被裁断シー
ト状部材が微妙にずれ、裁断後重ねの上と下のパーツ形
状が異なる問題がある。本発明は上述し点に鑑みて創案
されたもので、その目的とするところは、これらの欠点
を解決するために、裁断中オペレータが常時自動裁断装
置についている必要性も無く、各裁断パーツが使い物に
ならなくなる前に裁断異常を検知し、裁断を即時停止す
る裁断異常検知機構付きの自動裁断機の裁断制御装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、シート状部材としてカッタヘッドを
裁断ベッドで全方向に移動するためのX軸駆動部及びY
軸駆動部と、カッタヘッドと対向する前記裁断ベッド上
に拡開された通気性を有する被裁断シート状部材と、こ
の被裁断シート状部材の全域を裁断ベッド上に保持する
保持シートと、この保持シートで被裁断シート状部材を
覆って吸着固定する吸着装置と、前記カッタヘッドに設
けられた被裁断シート状部材を裁断するためのカッタ刃
と、このカッタ刃を上下させるための駆動装置と、これ
らを制御する制御装置部とを具備する自動裁断装置にお
いて、前記裁断ベッドにこの裁断ベッドと前記保持シー
ト間の吸着圧力を計測する圧力センサを設ける。また、
前記制御装置部には圧力センサから出力される圧力減少
検知信号の入力部と、裁断中に裁断異常が発生した時あ
らかじめ設定されたある一定値よりも測定圧力値が減少
したことを検知して裁断およびX軸駆動部とY軸駆動部
を即時停止させるための割り込み発生回路を制御部に設
けて構成したものである。
するための手段は、シート状部材としてカッタヘッドを
裁断ベッドで全方向に移動するためのX軸駆動部及びY
軸駆動部と、カッタヘッドと対向する前記裁断ベッド上
に拡開された通気性を有する被裁断シート状部材と、こ
の被裁断シート状部材の全域を裁断ベッド上に保持する
保持シートと、この保持シートで被裁断シート状部材を
覆って吸着固定する吸着装置と、前記カッタヘッドに設
けられた被裁断シート状部材を裁断するためのカッタ刃
と、このカッタ刃を上下させるための駆動装置と、これ
らを制御する制御装置部とを具備する自動裁断装置にお
いて、前記裁断ベッドにこの裁断ベッドと前記保持シー
ト間の吸着圧力を計測する圧力センサを設ける。また、
前記制御装置部には圧力センサから出力される圧力減少
検知信号の入力部と、裁断中に裁断異常が発生した時あ
らかじめ設定されたある一定値よりも測定圧力値が減少
したことを検知して裁断およびX軸駆動部とY軸駆動部
を即時停止させるための割り込み発生回路を制御部に設
けて構成したものである。
【0005】
【作用】その作用は、図1に示す如く、被裁断シート状
部材4は裁断ベッド1上面に拡開されており、吸着装置
3を作動することにより、裁断ベッド1上面が吸着穴2
及び保持シート5により吸着固定される。裁断が開始さ
れると、裁断ベッド1の下面に設置された圧力センサ6
による保持シート5と裁断ベッド1の間の吸着圧力の測
定を開始する。そして、裁断が完了すると、圧力測定は
停止される。正常に裁断している時は、保持シート5
が、被裁断シート状部材4を介して裁断ベット上面に吸
着されており、吸着圧力の値はあまり変動しない。しか
し、被裁断シート状部材4をカッタ刃9が引きずってし
まう裁断異常が発生すると、カッタ刃9の進行方向の被
裁断シート状部材4及び保持シート5が持ち上がる。す
ると、保持シート5と裁断ベッド1の間に隙間が生じ、
吸着圧力は減少し、圧力センサ6にあらかじめ設定され
たある一定値よりも吸着圧力が減少した時点で圧力セン
サ6から圧力減少検知信号が出力され、制御装置部10に
有する入力部7にてその信号を受信し、割り込み発生回
路8により裁断及びX軸駆動部とY軸駆動部を即時停止
させる割り込みを発生させる。
部材4は裁断ベッド1上面に拡開されており、吸着装置
3を作動することにより、裁断ベッド1上面が吸着穴2
及び保持シート5により吸着固定される。裁断が開始さ
れると、裁断ベッド1の下面に設置された圧力センサ6
による保持シート5と裁断ベッド1の間の吸着圧力の測
定を開始する。そして、裁断が完了すると、圧力測定は
停止される。正常に裁断している時は、保持シート5
が、被裁断シート状部材4を介して裁断ベット上面に吸
着されており、吸着圧力の値はあまり変動しない。しか
し、被裁断シート状部材4をカッタ刃9が引きずってし
まう裁断異常が発生すると、カッタ刃9の進行方向の被
裁断シート状部材4及び保持シート5が持ち上がる。す
ると、保持シート5と裁断ベッド1の間に隙間が生じ、
吸着圧力は減少し、圧力センサ6にあらかじめ設定され
たある一定値よりも吸着圧力が減少した時点で圧力セン
サ6から圧力減少検知信号が出力され、制御装置部10に
有する入力部7にてその信号を受信し、割り込み発生回
路8により裁断及びX軸駆動部とY軸駆動部を即時停止
させる割り込みを発生させる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述する。図1は本実施例における裁断ベッドの構成図、
図2は本実施例における回路ブロック図である。図1お
よび図2において、1は被裁断シート状部材4を拡開、
載置する裁断ベッド、2は裁断ベッド1の上面に施行さ
れた多数の吸着穴、3は裁断ベツド1下面に接続された
吸着装置、4は裁断対象である被裁断シート状部材、5
は被裁断シート状部材4全域を裁断ベッド1上に保持す
るための保持シート、6は裁断ベット1下面に接続され
た圧力センサ、7は圧力センサ6から送られてくる圧力
減少信号の入力部、8は裁断を停止させるための割り込
みを発生させる割り込み発生回路である。
述する。図1は本実施例における裁断ベッドの構成図、
図2は本実施例における回路ブロック図である。図1お
よび図2において、1は被裁断シート状部材4を拡開、
載置する裁断ベッド、2は裁断ベッド1の上面に施行さ
れた多数の吸着穴、3は裁断ベツド1下面に接続された
吸着装置、4は裁断対象である被裁断シート状部材、5
は被裁断シート状部材4全域を裁断ベッド1上に保持す
るための保持シート、6は裁断ベット1下面に接続され
た圧力センサ、7は圧力センサ6から送られてくる圧力
減少信号の入力部、8は裁断を停止させるための割り込
みを発生させる割り込み発生回路である。
【0007】本実施例は、吸着装置3を作動させること
により、裁断ベッド1の吸着穴2を介して非通気性の保
持シート5を真空吸着し、被裁断シート状部材4を裁断
ベツド1上面に吸着固定させ、切り溝から真空損失に打
ち勝ちながら裁断するよう構成されており、裁断が開始
されると同時に圧力センサ6による圧力測定が開始され
る。正常に裁断している時は、被裁断シート状部材4が
しっかりと裁断ベッド1に吸着されており、保持シート
5と裁断ベッド1の間の吸着圧力値はある狭い範囲内で
安定している。
により、裁断ベッド1の吸着穴2を介して非通気性の保
持シート5を真空吸着し、被裁断シート状部材4を裁断
ベツド1上面に吸着固定させ、切り溝から真空損失に打
ち勝ちながら裁断するよう構成されており、裁断が開始
されると同時に圧力センサ6による圧力測定が開始され
る。正常に裁断している時は、被裁断シート状部材4が
しっかりと裁断ベッド1に吸着されており、保持シート
5と裁断ベッド1の間の吸着圧力値はある狭い範囲内で
安定している。
【0008】図3は裁断時の異常を示す状態図であり、
図3においては、裁断途中において、従来の技術の項で
述べた被裁断シート状部材4をカッタ刃9から引きずっ
てしまう裁断異常が発生し、積層された被裁断シート状
部材4が盛り上がった状態を示している。この時保持シ
ート5も持ち上げられ、裁断ベッド1の間に隙間が生
じ、保持シート5と裁断ベッド1の間の吸着圧力が減少
する。そこで、裁断ベット1の下面に設置された圧力セ
ンサ6により、裁断中、常に保持シート5と裁断ベッド
1の間の吸着圧力を計測する。また、圧力センサ6にあ
らかじめある一定値を設定しておく。裁断途中において
被裁断シート状部材4をカッタ刃9が引きずってしまう
裁断異常が発生すると、積層された被裁断シート状部材
4が盛り上がり、保持シート5も持ち上げられ、保持シ
ート5と裁断ベッド1の間に隙間が生じ、保持シート5
と裁断ベッド1の間の吸着圧力が減少する。またこの時
圧力センサ6はあらかじめ設定されたある一定値よりも
測定圧力値が減少した時に検知信号を出力する。そし
て、その検知信号を制御装置部10に設けられた入力部7
で受信し、割り込み発生回路8にて裁断及びX軸駆動部
とY軸駆動部を即時停止させる割り込みを発生させ自動
裁断装置を即時停止させる。
図3においては、裁断途中において、従来の技術の項で
述べた被裁断シート状部材4をカッタ刃9から引きずっ
てしまう裁断異常が発生し、積層された被裁断シート状
部材4が盛り上がった状態を示している。この時保持シ
ート5も持ち上げられ、裁断ベッド1の間に隙間が生
じ、保持シート5と裁断ベッド1の間の吸着圧力が減少
する。そこで、裁断ベット1の下面に設置された圧力セ
ンサ6により、裁断中、常に保持シート5と裁断ベッド
1の間の吸着圧力を計測する。また、圧力センサ6にあ
らかじめある一定値を設定しておく。裁断途中において
被裁断シート状部材4をカッタ刃9が引きずってしまう
裁断異常が発生すると、積層された被裁断シート状部材
4が盛り上がり、保持シート5も持ち上げられ、保持シ
ート5と裁断ベッド1の間に隙間が生じ、保持シート5
と裁断ベッド1の間の吸着圧力が減少する。またこの時
圧力センサ6はあらかじめ設定されたある一定値よりも
測定圧力値が減少した時に検知信号を出力する。そし
て、その検知信号を制御装置部10に設けられた入力部7
で受信し、割り込み発生回路8にて裁断及びX軸駆動部
とY軸駆動部を即時停止させる割り込みを発生させ自動
裁断装置を即時停止させる。
【0009】図4は裁断ベッド1の内部を多区画のブロ
ックに仕切った実施例を示す図であり、各ブロックを各
々吸着装置3及び圧力センサ6に接続することにより、
上述した異常検知の検出確度が増すことは明らかであ
る。更に、裁断前準備工程において、保持シート5が被
裁断シート状部材4を全域を覆っていない状況で裁断が
開始されると、圧力センサ6にあらかじめ設定された一
定値に対して吸着圧力が達していない場合、裁断は開始
されず、警報を発することも可能である。
ックに仕切った実施例を示す図であり、各ブロックを各
々吸着装置3及び圧力センサ6に接続することにより、
上述した異常検知の検出確度が増すことは明らかであ
る。更に、裁断前準備工程において、保持シート5が被
裁断シート状部材4を全域を覆っていない状況で裁断が
開始されると、圧力センサ6にあらかじめ設定された一
定値に対して吸着圧力が達していない場合、裁断は開始
されず、警報を発することも可能である。
【0010】また、正常に裁断されている場合でも、小
さなパーツを多数裁断する場合、切り溝からの真空損失
は除々に増加するが、圧力センサ6にあらかじめ設定さ
れた一定値に対して、吸着圧力が減少した時点で即時停
止されることも明らかである。この場合、すでに裁断さ
れた切り溝を非通気性の保持シート5の破材で覆って吸
着圧力を回復処置した後、裁断を続行することができ
る。
さなパーツを多数裁断する場合、切り溝からの真空損失
は除々に増加するが、圧力センサ6にあらかじめ設定さ
れた一定値に対して、吸着圧力が減少した時点で即時停
止されることも明らかである。この場合、すでに裁断さ
れた切り溝を非通気性の保持シート5の破材で覆って吸
着圧力を回復処置した後、裁断を続行することができ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果がある。 (イ)裁断前準備工程において、保持シートが被裁断シ
ート状部材の全域に覆われず吸着固定が不充分な場合、
圧力不足が検知されることにより、裁断が開始されず、
警報を発することが可能である。 (ロ)裁断中、突然の裁断抵抗の増加による圧力減少が
検知され、裁断を自動停止することができる。 (ハ)少さなパーツが多数裁断される場合、保持シート
裁断部からのエア漏れが除々に増加するが、圧力減少を
検知することにより、固定力不足を帰たす前に裁断を自
動停止することができる。 よって、本発明の自動裁断機の裁断制御装置は、実用上
極めて有用性の高いものである。
のような効果がある。 (イ)裁断前準備工程において、保持シートが被裁断シ
ート状部材の全域に覆われず吸着固定が不充分な場合、
圧力不足が検知されることにより、裁断が開始されず、
警報を発することが可能である。 (ロ)裁断中、突然の裁断抵抗の増加による圧力減少が
検知され、裁断を自動停止することができる。 (ハ)少さなパーツが多数裁断される場合、保持シート
裁断部からのエア漏れが除々に増加するが、圧力減少を
検知することにより、固定力不足を帰たす前に裁断を自
動停止することができる。 よって、本発明の自動裁断機の裁断制御装置は、実用上
極めて有用性の高いものである。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す裁断ベット構成
図である。
図である。
【図2】図2は本実施例におけるブロック図である。
【図3】図3は異常時の裁断状態図である。
【図4】図4は裁断ヘッドの内部を多区画のブロックに
仕切った図である。
仕切った図である。
1 裁断ベット 2 吸着穴 3 吸着装置 4 被裁断シート状部材 5 保持シート 6 圧力センサ 7 入力部 8 割り込み発生回路 9 カッタ刃 10 制御装置部 11 裁断進行方向
Claims (1)
- 【請求項1】 カッタヘッドを裁断ベット上で全方向に
移動するためのX軸駆動部およぞY軸駆動部と、前記カ
ッタヘッドと対向する前記裁断ベット上に拡開された通
気性を有する被裁断シート状部材と、この被裁断シート
状部材の全域を裁断ベッド上に保持する保持シートと、
この保持シートで被裁断シート状部材を覆って吸着固定
する吸着装置と、前記カッタヘッドに設けられた被裁断
シート状部材を裁断するためのカッタ刃と、このカッタ
刃を上下させるための駆動機構と、これらを制御する制
御装置部とを具備する自動裁断装置において、前記裁断
ベッドに、この裁断ベッドと前記保持シート間に、この
保持シートが裁断ベッドに吸着する圧力を計測する圧力
センサと、この圧力センサから出力される圧力減少検知
信号の入力部と、裁断中に裁断異常が発生した時あらか
じめ設定されたある一定値よりも測定圧力値が減少した
ことを検知して裁断及びX軸駆動部とY軸駆動部を即時
停止させるための割り込み発生回路を前記制御装置部に
設けたことを特徴とする自動裁断機の裁断制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345997A JPH09155794A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 自動裁断機の裁断制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345997A JPH09155794A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 自動裁断機の裁断制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09155794A true JPH09155794A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18380438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7345997A Pending JPH09155794A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 自動裁断機の裁断制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09155794A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005072920A1 (ja) | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Shima Seiki Manufacturing Limited | 裁断機の吸引調整方法および装置 |
JP2011124369A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Nitto Denko Corp | 粘着テープ貼付け方法およびこれを用いた装置 |
CN103019156A (zh) * | 2012-10-24 | 2013-04-03 | 绵阳市维博电子有限责任公司 | 一种自动裁床裁刀转角控制方法 |
CN104674536A (zh) * | 2015-02-10 | 2015-06-03 | 上海和鹰机电科技股份有限公司 | 大宽幅数控裁剪机 |
CN105069993A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-11-18 | 苏州吉森智能科技有限公司 | 自动裁床漏气报警装置 |
CN107217462A (zh) * | 2016-03-22 | 2017-09-29 | 株式会社 昌新Inc | 裁剪机的集成式自动控制系统及其控制方法 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP7345997A patent/JPH09155794A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005072920A1 (ja) | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Shima Seiki Manufacturing Limited | 裁断機の吸引調整方法および装置 |
JP2011124369A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Nitto Denko Corp | 粘着テープ貼付け方法およびこれを用いた装置 |
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CN105069993A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-11-18 | 苏州吉森智能科技有限公司 | 自动裁床漏气报警装置 |
CN107217462A (zh) * | 2016-03-22 | 2017-09-29 | 株式会社 昌新Inc | 裁剪机的集成式自动控制系统及其控制方法 |
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