JPH09155229A - 分離装置における処理泥排出構造 - Google Patents

分離装置における処理泥排出構造

Info

Publication number
JPH09155229A
JPH09155229A JP32074895A JP32074895A JPH09155229A JP H09155229 A JPH09155229 A JP H09155229A JP 32074895 A JP32074895 A JP 32074895A JP 32074895 A JP32074895 A JP 32074895A JP H09155229 A JPH09155229 A JP H09155229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treated mud
separation
sieving
treated
muddy water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32074895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3172415B2 (ja
Inventor
Michio Kawase
道雄 河瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWASE IND KK
Original Assignee
KAWASE IND KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAWASE IND KK filed Critical KAWASE IND KK
Priority to JP32074895A priority Critical patent/JP3172415B2/ja
Publication of JPH09155229A publication Critical patent/JPH09155229A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3172415B2 publication Critical patent/JP3172415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 振動ふるいケース1内で、ふるい体10
を設けるとともに、ふるい体10上のふるい通路8に泥
水供給口8aと処理泥排出口8bとを設けている。この
ふるい通路8において、ふるい体10に接触可能な処理
泥掻き出し体14は、ふるい体10に沿って回転する巻
掛け伝動リンク13に対しその回転方向Aへ複数個等間
隔Lに並べられて取着され、泥水供給位置Pと処理泥排
出位置Qとの間で往復移動可能に設けられている。従っ
て、ふるい体10に溜まった固結粘土等は処理泥掻き出
し体14により積極的に排出される。また、ふるい体1
0は、振動を受けるものの、頻繁な撓み変化を受けるこ
とがなくなる。 【効果】 ふるい体10の目詰まり及び疲労破壊を防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種分離装置、
例えば、泥水等をふるい分けして固結粘土等を排出する
ふるい装置において、その排出構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】特開平5ー285413号公報に示す従
来のふるい装置においては、供給口から入れられた泥水
等が巻掛け伝動ネット上に載ってふるい分けされ、この
巻掛け伝動ネット上に溜まった固結粘土等がその回転に
伴い排出口に運ばれて回収される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記巻掛け伝動ネット
は、外径の小さい両プーリに巻き掛けられるので、その
両プーリで大きく撓んだ後に再び直線的に延ばされ、そ
の繰り返しにより、疲労破壊し易くなる。
【0004】本発明は、この疲労破壊を防止することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜3)の符号を援用して本発明を説明する。第一発明
にかかる分離装置は下記のように構成されている。
【0006】分離ケース(1)内で、多数の分離目(1
0a)を有する分離体(10)を設けるとともに、この
分離体(10)上の分離通路(8)に泥水供給口(8
a)と処理泥排出口(8b)とを設けている。
【0007】前記分離体(10)上の分離通路(8)に
は、この分離体(10)に接触可能な処理泥掻き出し体
(14)を泥水供給位置(P)と処理泥排出位置(Q)
との間で往復移動可能に設けている。
【0008】従って、分離体(10)に溜まった固結粘
土等は処理泥掻き出し体(14)により積極的に排出さ
れる。また、分離体(10)は、振動を受けるものの、
頻繁な撓み変化を受けることがなくなる。
【0009】第二発明は、第一発明に下記の構成を加え
ている。処理泥掻き出し体(14)は、分離体(10)
上の分離通路(8)でこの分離体(10)に沿って回転
する巻掛け伝動リンク(13)に対し取着されて泥水供
給位置(P)と処理泥排出位置(Q)との間で往復移動
可能に設けられている。
【0010】第三発明は、第二発明に下記の構成を加え
ている。処理泥掻き出し体(14)は、巻掛け伝動リン
ク(13)に対しその回転方向(A)へ複数個等間隔
(L)に並べられて取着されている。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態に係る振
動ふるい装置を図面を参照して説明する。振動ふるいケ
ース1(分離ケース)はその前後左右の四隅部外側で支
持台2に対し振動ばね3を介して支持されている。この
振動ふるいケース1の上端部には発振機4が取り付けら
れている。
【0012】この振動ふるいケース1内には、多数のふ
るい目(分離目)を有する上段のふるい台5(分離台)
と下段のふるい台6(分離台)とが設置されている。上
段のふるい台5上には上段ふるい通路7(分離通路)が
設けられているとともに、上段のふるい台5と下段のふ
るい台6との間には下段ふるい通路8(分離通路)が設
けられている。下段のふるい台6においては、支持枠体
9上に板状ふるい体10(分離体)が載設され、このふ
るい体10には多数の小さな貫通孔10a(ふるい目)
が形成されている。
【0013】前記下段ふるい通路8においては、振動ふ
るいケース1の前端部で左右両従動車11が支持されて
いるとともに、同じく後端部で左右両駆動車12が支持
され、この両従動車11と両駆動車12との間に左右両
巻掛け伝動リンク13(本実施例では無端状チェーンを
利用しているが、ベルト等を利用してもよい。)が掛け
渡されている。この左右両巻掛け伝動リンク13は前記
ふるい体10に沿って回転する。この左右両巻掛け伝動
リンク13間には処理泥掻き出し体14が回転方向Aへ
複数個等間隔Lに並べられて取着されている。振動ふる
いケース1の外側には電動モータ15が設置され、この
電動モータ15により前記左右両駆動車12が回転す
る。
【0014】この下段ふるい通路8においては、前記両
従動車11側に泥水供給口8aが設けられ、前記両駆動
車12側に処理泥排出口8bが設けられている。また、
前記上段ふるい通路7においては、この泥水供給口8a
に隣接して供給口7aが設けられているとともに、この
処理泥排出口8bに隣接して排出口7bが設けられてい
る。
【0015】前記各処理泥掻き出し体14は、左右両巻
掛け伝動リンク13の回転に伴い、泥水供給位置P(前
記泥水供給口8aの下方位置)でふるい体10上に接触
してこの泥水供給位置Pから処理泥排出位置Q(前記処
理泥排出口8bの位置)へ向かう往動状態と、処理泥排
出位置Qでふるい体10から離れてこの処理泥排出位置
Qから泥水供給位置Pへ向かう復動状態とを取り得る。
ふるい体10は泥水供給位置Pから処理泥排出位置Qへ
向かうに従い登るようにわずかに傾斜しているため、こ
の処理泥掻き出し体14の往動軌跡も同様に傾斜してい
る。なお、上段のふるい台5は水平になっている。
【0016】さて、発振機4により振動ふるいケース1
を振動させるとともに、各処理泥掻き出し体14を回転
させた状態で、下段ふるい通路8の泥水供給口8aに泥
水を入れると、泥水は泥水供給位置P付近で下段ふるい
台6のふるい体10に載り、そこで泥水中の水分がふる
い体10を通って落下するとともに、水分を含んだ固結
粘土等が残って溜まる。この水分含有固結粘土等はふる
い体10上で各処理泥掻き出し体14により押されてか
なり遅い移動速度で処理泥排出位置Qへ運ばれる。その
移動中さらにふるい分けされて固結粘土等から水分が分
離され、その固結粘土等が処理泥排出口8bから回収さ
れる。
【0017】下段ふるい台6から落下した泥水中の水分
は、サイクロン(図示せず)を経て上段ふるい通路7の
供給口7aに入れられ、さらに上段ふるい台5によりふ
るい分けされる。上段ふるい台5に溜まった泥は、振動
により上段ふるい通路7の排出口7bに運ばれ、そこか
ら落下して回収される。上段ふるい台5から落下した水
分は下段ふるい台6に落下して再処理される。
【0018】本実施形態は下記(イ)〜(ニ)の特徴を
有する。 (イ) 下段ふるい台6のふるい体10に溜まった固結
粘土等を各処理泥掻き出し体14により積極的に排出で
きるので、ふるい体10が目詰まりしにくくなって分離
機能を確実に維持することができる。
【0019】(ロ) 下段ふるい台6のふるい体10
は、振動を受けるものの、従来の巻掛け伝動ネットと異
なり、回転しない。従って、頻繁な撓み変化がなくな
り、疲労破壊しにくくなる。
【0020】(ハ) 処理泥掻き出し体14の往復移動
に巻掛け伝動リンク13を利用している。従って、処理
泥掻き出し体14を巻掛け伝動リンク13に連結するだ
けで、処理泥掻き出し体14を往動状態でふるい体10
上に接触さるとともに復動状態でふるい体10から離す
動作が行い易くなる。
【0021】(ニ) 処理泥掻き出し体14は、巻掛け
伝動リンク13に対しその回転方向Aへ複数個等間隔L
に並べられて取着されている。そのため、ふるい体10
に溜まった固結粘土等を連続的にかつ平均的に少しずつ
泥水供給位置Pから処理泥排出位置Qへ運ぶことができ
る。従って、固結粘土等がふるい体10の全体に平均的
に載り、固結粘土等から水分が確実に分離される。
【0022】前記実施形態以外にも下記(イ)〜(ハ)
のように構成してもよい。 (イ) 図示しないが、処理泥掻き出し体14を泥水供
給位置Pと処理泥排出位置Qとの間で往復移動可能にす
る手段としては、前記実施形態の巻掛け伝動リンク13
に代えて、下記の構成にする。
【0023】泥水供給位置Pにあるドラムに左右両ワイ
ヤの一端側を巻き込むとともに、処理泥排出位置Qにあ
るドラムに左右両ワイヤの他端側を巻き込み、この両位
置P,Q間で左右両ワイヤを直線状に延設する。この左
右両ワイヤに沿って両位置P,Q間に左右両ガイドレー
ルを設ける。処理泥掻き出し体14の左右両端部をこの
左右両ガイドレールに対し移動可能に支持するととも
に、左右両ワイヤに連結する。処理泥排出位置Q側のド
ラムに左右両ワイヤを巻くとともに、泥水供給位置P側
のドラムから左右両ワイヤを引き出すと、左右両ワイヤ
により処理泥掻き出し体14が泥水供給位置Pから処理
泥排出位置Qへ往動する。この往動時に、処理泥掻き出
し体14が下動してふるい体10に接する。泥水供給位
置P側のドラムに左右両ワイヤを巻くとともに、処理泥
排出位置Q側のドラムから左右両ワイヤを引き出すと、
左右両ワイヤにより処理泥掻き出し体14が処理泥排出
位置Qから泥水供給位置Pへ復動する。この復動時に、
処理泥掻き出し体14が上動してふるい体10から離れ
る。
【0024】(ロ) 前記実施形態では上下二段方式の
振動ふるい装置を例示したが、前記実施形態で上段ふる
い台5を省略して下段ふるい台6のみにした一段方式の
振動ふるい装置に具体化する。
【0025】(ハ) 図示しないが、振動しない分離ケ
ース内で、多数の分離目を有する分離体を大きく傾斜さ
せて設け、この分離体上の分離通路にあって、上側に泥
水供給口を設けるとともに、下側に処理泥排出口を設け
る。この分離体上の分離通路には、分離体に沿って回転
する巻掛け伝動リンクを大きく傾斜させて設ける。この
巻掛け伝動リンクには、分離体に接触可能な処理泥掻き
出し体を取着して泥水供給位置と処理泥排出位置との間
で往復移動可能に設ける。
【0026】
【発明の効果】第一発明にかかるふるい装置によれば、
分離体(10)の目詰まりを防止することができるばか
りではなく、分離体(10)の疲労破壊も防止すること
ができる。
【0027】第二発明によれば、第一発明の効果に加
え、処理泥掻き出し体(14)を往動状態で分離体(1
0)に接触さるとともに復動状態で分離体(10)から
離す動作が行い易くなる。
【0028】第三発明によれば、第二発明の効果に加
え、分離体(10)に溜まった固結粘土等を連続的にか
つ平均的に少しずつ泥水供給位置(P)から処理泥排出
位置(Q)へ運ぶことができ、固結粘土等から水分を確
実に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態にかかるふるい装置を示す正断面
図である。
【図2】 同じく側断面図である。
【図3】 図1のXーX線平断面図である。
【符号の説明】
1…振動ふるいケース(分離ケース)、6…下段ふるい
台(分離台)、8…下段ふるい通路(分離台)、8a…
泥水供給口、8b…処理泥排出口、10…ふるい体(分
離体)、10a…ふるい目(分離目)としての貫通孔、
13…巻掛け伝動リンク、14…処理泥掻き出し体,P
…泥水供給位置、Q…処理泥排出位置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離ケース(1)内で、多数の分離目
    (10a)を有する分離体(10)を設けるとともに、
    この分離体(10)上の分離通路(8)に泥水供給口
    (8a)と処理泥排出口(8b)とを設けた分離装置に
    おいて、 前記分離体(10)上の分離通路(8)には、この分離
    体(10)に接触可能な処理泥掻き出し体(14)を泥
    水供給位置(P)と処理泥排出位置(Q)との間で往復
    移動可能に設けたことを特徴とする分離装置における処
    理泥排出構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の処理泥掻き出し体(14)
    は、分離体(10)上の分離通路(8)でこの分離体
    (10)に沿って回転する巻掛け伝動リンク(13)に
    対し取着されて泥水供給位置(P)と処理泥排出位置
    (Q)との間で往復移動可能に設けられていることを特
    徴とする分離装置における処理泥排出構造。
  3. 【請求項3】 請求項2の処理泥掻き出し体(14)
    は、巻掛け伝動リンク(13)に対しその回転方向
    (A)へ複数個等間隔(L)に並べられて取着されてい
    ることを特徴とする分離装置における処理泥排出構造。
JP32074895A 1995-12-08 1995-12-08 分離装置における処理泥排出構造 Expired - Fee Related JP3172415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32074895A JP3172415B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 分離装置における処理泥排出構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32074895A JP3172415B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 分離装置における処理泥排出構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09155229A true JPH09155229A (ja) 1997-06-17
JP3172415B2 JP3172415B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=18124851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32074895A Expired - Fee Related JP3172415B2 (ja) 1995-12-08 1995-12-08 分離装置における処理泥排出構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3172415B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990084535A (ko) * 1998-05-08 1999-12-06 노장영 가축분뇨의 탈수장치
CN115253438A (zh) * 2022-07-25 2022-11-01 上海市基础工程集团有限公司 盾构泥水分离处理系统的预筛分设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990084535A (ko) * 1998-05-08 1999-12-06 노장영 가축분뇨의 탈수장치
CN115253438A (zh) * 2022-07-25 2022-11-01 上海市基础工程集团有限公司 盾构泥水分离处理系统的预筛分设备
CN115253438B (zh) * 2022-07-25 2024-01-30 上海市基础工程集团有限公司 盾构泥水分离处理系统的预筛分设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3172415B2 (ja) 2001-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100209104B1 (ko) 곡물 선별 장치
CN1236865C (zh) 谷物筛选系统及带式筛选机
FI94102C (fi) Seula puuhiukkasia varten
EP0793544B1 (en) Apparatus for sieving a particulate material
JPH08117689A (ja) 振動ふるい機のふるい清掃装置
JPH09155229A (ja) 分離装置における処理泥排出構造
US4684458A (en) Grain cleaning auger
US6220447B1 (en) Variable frequency screening apparatus
JP3421843B2 (ja) 砂選別装置及びそれに用いるトロンメル
US2722312A (en) Farmer's stock peanut pre-cleaner
FR2636863A1 (fr) Installation de separation et de nettoyage de produits broyes
JP3163525B2 (ja) もやし精製装置
US889811A (en) Separator.
JP2007060927A (ja) 脱穀装置
SU1726061A2 (ru) Зерноочистительна машина
JP2886038B2 (ja) 脱穀装置
JP2777019B2 (ja) 脱穀装置の選別部構造
JPH05285413A (ja) ネットコンベア式ふるい装置
JPS60216871A (ja) 夾雑物選別装置
JPS5931341Y2 (ja) 精選機
AU688159B2 (en) Apparatus for sieving a particulate material
RU2214309C2 (ru) Способ разделения зерновой смеси
US2960228A (en) Cleaning device for vibrating screens
JPH0751177Y2 (ja) 振動ふるいの発振機構
RU2001100232A (ru) Центробежный сепаратор для разделения сыпучего материала

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees