JPH09155227A - 破砕機のフィーダー - Google Patents

破砕機のフィーダー

Info

Publication number
JPH09155227A
JPH09155227A JP33805095A JP33805095A JPH09155227A JP H09155227 A JPH09155227 A JP H09155227A JP 33805095 A JP33805095 A JP 33805095A JP 33805095 A JP33805095 A JP 33805095A JP H09155227 A JPH09155227 A JP H09155227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
hopper
reciprocating
crushed
reciprocating frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33805095A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Shiohata
忠 塩畑
Takeo Iida
武男 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP33805095A priority Critical patent/JPH09155227A/ja
Publication of JPH09155227A publication Critical patent/JPH09155227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ホッパの底部に往復動枠を設置した破砕機のフ
ィーダーにおいて、必要なストロークが容易に得られ、
かつ構成が簡単で安価に提供できるものを提供する。ま
た、残留する被破砕物を破砕部に容易に落下させること
ができる構成のものを提供する。 【解決手段】ホッパ1の底部の往復動枠5の往復動手段
として油圧シリンダ7を用いた。また、被破砕物受部1
0を往復動枠5から分割し、ホッパ開放端側支点11を
中心として傾斜可能に往復動枠5に取付けた。また、被
破砕物受部10を傾斜あるいは振動させる駆動装置12
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砕石、剥離されたアス
ファルトもしくはコンクリートブロックあるいは鉄筋コ
ンクリートブロック等を破砕する破砕機におけるフィー
ダーに関する。
【0002】
【従来の技術】前記被破砕物を破砕する破砕機は、ジョ
ークラッシャあるいはカッタ付き回転ドラム等からなる
破砕部にできるだけ一定量ずつ被破砕物を供給して過剰
供給によるオーバーフローを無くすため、図5に示すよ
うに、被破砕物40が供給されるホッパ41の底部に往
復動枠42を設け、該往復動枠42が破砕部43から遠
のく方向に動く時に、被破砕物40はホッパ41の壁面
でつかえているために往復動枠42と共に動けず、先端
42aから往復動枠42の動いた分だけ被破砕物40が
破砕部43に落下する構成となっている。従来は、前記
往復動枠42を動かす手段として、モータ44と、該モ
ータ44により駆動されるカム45と、該カムと往復動
枠42とを連結するアーム46とからなる。なお、この
破砕機は、移動を迅速に行うためにクローラ47を有す
る自走式としたものであり、48は破砕屑を破砕機から
外部に搬出するコンベアである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のフ
ィーダーは、往復動枠42のストロークがカム45とア
ーム46との連結点の回転中心からの偏心量で決定され
るため、あまり大きなストロークが取れず、ストローク
を大きくしようとすると、カム45が大型化するという
問題点がある。また、被破砕物40の材質に応じて往復
動枠42の往復動のストロークを変化させる場合、カム
45とアーム46との連結点を変えなければならず、ス
トローク変更が面倒であるという問題点がある。また、
装置構成が複雑化し、装置価格も高価になるという問題
点がある。
【0004】また、従来の往復動枠を有するホッパにお
いては、作業の終了時に往復動枠42上に残る被破砕物
40を破砕部43に落すことができず、また、被破砕物
40が大きい場合、あるいは扁平状の場合にはスコップ
等でも落せないため、破砕済の小さくなった破砕屑49
を、往復動枠42上に残っている被破砕物40に加えた
後、往復動枠42を往復させて残った大きな被破砕物4
0を落しており、残った被破砕物40の落下作業が面倒
であるという問題点があった。
【0005】本発明は、上述のような問題点に鑑み、往
復動枠の必要なストロークが容易に得られ、かつ構成が
簡単で安価な破砕機のフィーダーを提供することを第1
の目的とする。また本発明は、残留する被破砕物を破砕
部に容易に落下させることができる構成の破砕機のフィ
ーダーを提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、前記第1の目的を達成するものであり、ホッパの側
部の1面が開放され、ホッパ底部に、ホッパの開放端と
反開放端とに結ぶ方向に移動自在に、被破砕物受部を有
する往復動枠が設置され、該往復動枠の往復動により、
ホッパ内の被破砕物をホッパ開放端側から破砕部に落下
させて供給するフィーダーにおいて、前記往復動枠の往
復動手段として油圧シリンダを用いたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2の発明は、前記第1、第2の目的
を達成するものであり、被破砕物受部を往復動枠から分
割して構成し、該被破砕物受部を、ホッパ開放端側支点
を中心としてホッパ反開放端側が持ち上げ可能となるよ
うに傾斜可能に往復動枠に取付けると共に、該被破砕物
受部を傾斜させる駆動装置を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記被破砕受部の駆動
装置を周期的に駆動して被破砕物受部を支点を中心とし
て上下に振動させる手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、油圧シリンダを伸縮
させることにより、往復動枠が往復動して破砕部への被
破砕物の供給が行われる。油圧シリンダのストローク
は、コントロール弁のタイマ制御や、リミットスイッチ
の位置調整により、容易に行える。
【0010】請求項2の発明によれば、作業終了時に、
被破砕物受部のホッパ反開放端側を上げることにより、
被破砕物は自重により傾斜面に沿って破砕部に落下す
る。
【0011】請求項3の発明によれば、被破砕物受部の
傾斜角を変える動作を繰り返し行うことにより、被破砕
物受部上に残留する被破砕物の落下がより容易に行え
る。
【0012】
【実施例】図1、図2はそれぞれ本発明の破砕機のフィ
ーダーの一実施例を示す側面図、一部破断正面図であ
る。図1、図2において1はホッパであり、該ホッパ1
は4面にうちの破砕部(図示せず)側の1面1aが開放
され、破砕機のフレーム2に支持部材3により支持され
て取付けられている。前記フレーム2上には、ホッパ1
の開放端1aが先端となるように、開放端1aから反開
放端1bに向けて一対の平行なレール4が固定され、該
レール4上に往復動枠5の下面に取付けたローラ6が転
動自在に載置されている。
【0013】該往復動枠5の底板部5aと前記フレーム
2との間には、該往復動枠5をレール4に沿って往復動
させるための油圧シリンダ7が、底板部5a、フレーム
2に設けたブラケット8、9に油圧シリンダ7の両端を
ピン付けして取付けられている。
【0014】前記ホッパ1は、開放端1a以外の3面の
底部に垂直板部1cを有し、一方、前記往復動枠5に
は、該垂直板部1cにより囲まれた空間よりやや狭い矩
形の被破砕物受部10が、往復動枠5と別に分割して構
成され、該被破砕物受部10は、往復動枠5のホッパ開
放端1a側に、支点11を中心として、ホッパ反開放端
1b側が持ち上げ可能となるように取付けられている。
12は該被破砕物受部10を傾斜させる駆動装置として
設けた油圧シリンダであり、該油圧シリンダ12は往復
動枠5の底板部5aに設けたブラケット13にシリンダ
がピン付けされ、ロッドが、被破砕物受部10に設けた
ブラケット14にピン付けされて左右それぞれ1本ずつ
取付けられている。
【0015】図3は前記油圧シリンダ7、12を作動さ
せるための油圧回路の一例図であり、図5に示されたよ
うな自走式破砕機に搭載された油圧ポンプ15の吐出側
に各油圧シリンダ7、12に対応して電磁操作式の3位
置切換弁でなるコントロール弁16、17が設置され
る。18、19はそれぞれ油圧シリンダ7、12の伸縮
速度を調整する絞り弁である。
【0016】図4は前記コントロール弁16、17を操
作する電気回路の一例図であり、20は被破砕物受部1
0の傾斜用操作スイッチ、21は該被破砕物受部10の
振動用操作スイッチ、22は往復動枠5用操作スイッ
チ、23は該油圧シリンダ7のストローク調整用のダイ
ヤルである。24はA/D変換等を行なうインターフェ
イス、25、26は演算器により構成される制御手段で
あり、制御手段25は前記操作スイッチ20、21のオ
ンオフ状態により、駆動回路27を介して前記コントロ
ール弁17のソレノイド17a、17bへの通電を制御
するものである。制御手段26は、操作スイッチ22が
オンとなっている場合において、駆動回路28を介して
コントロール弁16のソレノイド16a、16bへの通
電を交互に行って油圧シリンダ7を伸縮させると共に、
ダイヤル23の設定信号に応じて、駆動回路28を介し
てコントロール弁16のソレノイド16a、16bへの
通電時間を制御することにより、油圧シリンダ7のスト
ロークすなわち往復動枠5のストロークを制御するもの
である。
【0017】この構成において、往復動枠5用の操作ス
イッチ22をオンとすると、制御手段26はダイヤル2
3の設定信号に応じてコントロール弁16a、16bへ
の通電を制御することにより、油圧シリンダ7が伸縮
し、これにより往復動枠5は被破砕物受部10と共に往
復動し、被破砕物受部10上の被破砕物が破砕部にホッ
パ開放端1a側より落下する。
【0018】作業が終了した後、傾斜用操作スイッチ2
0をオンとすると、制御手段25はコントロール弁17
のソレノイド17aに通電し、これによりコントロール
弁17は右位置に切り換わり、油圧シリンダ12が伸長
して被破砕物受部10が図1、2の2点鎖線で示すよう
に傾斜するので、被破砕物受部10上の被破砕物を辷ら
せて落下させることができる。
【0019】被破砕物の材質によって被破砕物受部10
からの落下が困難である場合には、振動用操作スイッチ
21をオンとすると、制御手段25はコントロール弁1
7のソレノイド17a、17bに交互に通電して油圧シ
リンダ12を伸縮させ、これにより被破砕物受部10を
支点11を中心として上下に振動させるので、被破砕物
40の落下が容易となる。
【0020】本発明において用いる往復動枠駆動用の油
圧シリンダ7は、実施例で示したように、コントロール
弁16の通電時間を制御する等の手段やストローク設定
用リミットスイッチの位置調整により簡単にストローク
を調整できる。また従来のモータ、カム、アームからな
る往復動装置に比較してはるかに大きなストロークが得
られると共に、構成が簡略化され、かつ安価に提供でき
る。
【0021】本発明は、自走式の破砕機のフィーダーと
してのみならず、据え付け式の破砕機のフィーダーにも
適用できる。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、往復動枠の駆
動手段として油圧シリンダを用いたので、比較的大きな
ストロークが要求される場合にも必要なストロークが容
易に得られると共に、コントロール弁のタイマ制御やス
トローク制御用リミットスイッチの位置調整等により、
被破砕物の種類やサイズに応じて往復動のストロークを
容易に調整できる。また、往復動枠の駆動にモータを用
いる場合に比較して構成が簡略化され、安価にフィーダ
ーを提供することができる。
【0023】請求項2の発明によれば、被破砕物受部を
往復動枠から分割して傾斜可能としたので、作業終了後
に被破砕物受部を傾斜させることにより、残留する被破
砕物を破砕部に容易に落下させることができる。
【0024】請求項3の発明によれば、被破砕物受部を
支点を中心として上下振動させることを可能としたの
で、残留する被破砕物の落下をさらに容易化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の破砕機のフィーダーの一実施例を示す
側面図である。
【図2】本実施例のフィーダーの一部破断正面図であ
る。
【図3】本実施例のフィーダーの油圧回路の一例図であ
る。
【図4】本実施例の油圧シリンダのコントロール弁制御
のための電気回路の一例図である。
【図5】従来の破砕機のフィーダーを示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1:ホッパ、1a:開放端、1b:反開放端、2:フレ
ーム、4:レール、5:往復動枠、6:ローラ、7:油
圧シリンダ、10:被破砕物受部、11:支点、12:
被破砕物受部傾斜用油圧シリンダ、15:油圧ポンプ、
16、17:コントロール弁、20:傾斜用操作スイッ
チ、21:振動用操作スイッチ、22:往復動枠用操作
スイッチ、23:ストローク調整用ダイヤル、24:イ
ンターフェイス、25、26:制御手段、27、28:
駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパの側部の1面が開放され、 ホッパ底部に、ホッパの開放端と反開放端とを結ぶ方向
    に移動自在に、被破砕物受部を有する往復動枠が設置さ
    れ、 該往復動枠の往復動により、ホッパ内の被破砕物をホッ
    パ開放端側から破砕部に落下させて供給するフィーダー
    において、 前記往復動枠の往復動手段として油圧シリンダを用いた
    ことを特徴とする破砕機のフィーダー。
  2. 【請求項2】請求項1において、 被破砕物受部を往復動枠から分割して構成し、 該被破砕物受部を、ホッパ開放端側支点を中心としてホ
    ッパ反開放端側が持ち上げ可能となるように傾斜可能に
    往復動枠に取付けると共に、 該被破砕物受部を傾斜させる駆動装置を設けたことを特
    徴とする破砕機のフィーダー。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記被破砕受部の駆動装置を周期的に駆動して被破砕物
    受部を支点を中心として振動させる手段を設けたことを
    特徴とする破砕機のフィーダー。
JP33805095A 1995-12-01 1995-12-01 破砕機のフィーダー Pending JPH09155227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33805095A JPH09155227A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 破砕機のフィーダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33805095A JPH09155227A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 破砕機のフィーダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09155227A true JPH09155227A (ja) 1997-06-17

Family

ID=18314449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33805095A Pending JPH09155227A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 破砕機のフィーダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09155227A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101044192B1 (ko) * 2009-08-17 2011-06-28 김연실 가연성 쓰레기 정량 공급장치
US9555975B2 (en) 2012-12-21 2017-01-31 Metso Minerals, Inc. Mineral material feed apparatus, a plant and a method
CN114308205A (zh) * 2021-12-11 2022-04-12 深圳市雄鹰清洁服务有限公司 一种能实现对废旧家具破碎处理的设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101044192B1 (ko) * 2009-08-17 2011-06-28 김연실 가연성 쓰레기 정량 공급장치
US9555975B2 (en) 2012-12-21 2017-01-31 Metso Minerals, Inc. Mineral material feed apparatus, a plant and a method
CN114308205A (zh) * 2021-12-11 2022-04-12 深圳市雄鹰清洁服务有限公司 一种能实现对废旧家具破碎处理的设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5785382B2 (ja) 舗装を敷設する方法、スクリード、及び道路舗装車
EP0773065A1 (en) Swing type crusher
RU2554973C1 (ru) Качающаяся колосниковая решётка загрузочной тележки станка для изготовления камней
US4094251A (en) Mobile track tamping machine
JPH09155227A (ja) 破砕機のフィーダー
WO1994006561A1 (en) Self-propelled crushing machine
CN1121459A (zh) 用于制造一种混凝土产品的方法和设备
CA2316455C (en) Vibrator drive
CN114193609A (zh) 一种混凝土预制件成型装置
US3224064A (en) Apparatus for manufacturing pretensioned reinforced concrete slabs
EP1138834A2 (en) Bucket for crushing and screening rubble or stones
CN114657846A (zh) 一种公路工程用混凝土振捣装置
US3868031A (en) Glass batch feeding method
JP2002143702A (ja) コンクリート等の破砕処理方法及び装置
CN208201595U (zh) 一种曲柄连杆式振捣夯实机构
JP2945287B2 (ja) ジョークラッシャ
US3832119A (en) Vibratile mold with pallet clamping apparatus
WO1991017874A1 (en) Method and device for making vibrated concrete elements
BR9610097A (pt) Mesa oscilante
JP3032387U (ja) ジョークラッシャ
SU1662863A1 (ru) Устройство дл уплотнени и распределени бетонной смеси
US3925000A (en) Molding apparatus including conically-shaped compacting member
CN108411745A (zh) 一种曲柄连杆式振捣夯实机构
JP2006110406A (ja) 自走式破砕機
CN114960382B (zh) 公路路面整平施工方法