JPH0915328A - 車載計測装置 - Google Patents

車載計測装置

Info

Publication number
JPH0915328A
JPH0915328A JP7160982A JP16098295A JPH0915328A JP H0915328 A JPH0915328 A JP H0915328A JP 7160982 A JP7160982 A JP 7160982A JP 16098295 A JP16098295 A JP 16098295A JP H0915328 A JPH0915328 A JP H0915328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
road surface
reflected wave
signal
wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7160982A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3563827B2 (ja
Inventor
Chogo Sekine
兆五 関根
Masayoshi Tanaka
正吉 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP16098295A priority Critical patent/JP3563827B2/ja
Publication of JPH0915328A publication Critical patent/JPH0915328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3563827B2 publication Critical patent/JP3563827B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送波した信号が路面にて全反射される場合で
あっても車速等を正確に計測可能にする。 【構成】 路面に対し所定の放射傾度θを以て信号を送
波する送受波器TR2と共に、路面に対し垂直に信号を
送波する送受波器TR1を設ける。送受波器TR1によ
るエコーの受波タイミングに基づき送受波器TR2に係
る受波検出ゲートを設定する。冠水等により路面が全反
射状態となっており送受波器TR2による散乱波受波レ
ベルが低下している場合であっても正確な車速等の検出
が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載され超音波
信号等の送受信により車速その他を計測する車載計測装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−269388号公報に記載さ
れている車載計測装置は超音波を使用した装置であり、
その超音波送受波器TR(F)及び(R)は図13の如
く配置されている。超音波送受波器TR(F)は車両の
前底部に、TR(R)は後底部に、それぞれ配設されて
いる。また、それらの設置高さ(以下車高と呼ぶ)はH
で表されている。さらに、超音波送受波器TR(F)及
び(R)のビームは、それぞれ、車両前方及び後方を放
射傾度(俯角)θにて指向している。
【0003】超音波送受波器TR(F)は、所定タイミ
ングにて超音波信号を送波する。この超音波信号は路面
にて散乱反射され、散乱反射波の一部がエコーとして超
音波送受波器TR(F)により受波される。送波から受
波までの時間は超音波が超音波送受波器TR(F)から
路面までを往復するのに要した時間であるから、音速が
既知であれば、送波から受波までの時間及び放射傾度θ
に基づき車高Hを知ることができる。さらに、路面に突
起があると、送波から受波までの時間やエコーのレベル
が変化するから、これらに基づき路面突起の有無及び大
きさを検出することができる。そして、エコーは車速に
応じたドプラ偏移を受けているから、エコーの周波数を
検出し送信信号の周波数と比較することにより、車速を
検出することもできる。加えて、同様の動作は、超音波
送受波器TR(R)によっても実行できる。従って、超
音波送受波器TR(F)及び(R)それぞれを用いて車
速検出を実行しその結果を比較することにより、検出し
た車速から車両振動成分uを除去し車両走行方向の車速
vを得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では、鏡面反射が発生すると正確な計測が困難にな
る。ここにいう鏡面反射とは、雨天時のように路面が冠
水している場合や路面が灼熱し蒸気の層が形成されてい
る場合に、所定値以下の俯角にて入射する送信信号に対
して路面が鏡面として機能し、散乱反射波のレベル、ひ
いてはS/N(信号対雑音比)が著しく低下する現象で
ある(図14参照)。このような現象が発生すると、路
面からの散乱反射波が雑音に埋もれてしまうから、受波
出力中に含まれている路面からの散乱反射波を正確に検
出することが困難になる。従って、従来の装置には、鏡
面反射に起因した計測性能の低下を解消することが要求
されていた。
【0005】本発明は、このような問題を解決すること
を課題としてなされたものであり、鏡面反射条件が成立
しているか否かによらず路面からの散乱反射波を正確に
検出できるようにすることにより、路面の冠水如何によ
らず車速その他の量を正確に計測可能にすることを目的
とする。また、本発明は、上述の目的をできるだけ経済
的な構成にて実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1の構成に係る車載計測装置は、
パルス変調された第1送信信号を路面に対し垂直に送波
し、路面からの第1反射波を受波する第1送受波器と、
パルス変調された第2送信信号を路面に対し所定の放射
傾度θ(ただし0<θ<π/2)を以てかつ第1送受波
器からの送波と同期して送波し、路面からの第2反射波
を受波する第2送受波器と、第1送信信号の送波から第
1反射波の受波までの時間、第1及び第2送受波器の位
置関係、第2送信信号の送波タイミング並びに第2送信
信号の放射傾度に基づき、第2反射波の受波タイミング
を推定する手段と、第2送受波器により受波された信号
から、推定した受波タイミングにて受波された成分を第
2反射波として取り出す手段と、を備え、車両に搭載さ
れることを特徴とする。
【0007】本発明の第2の構成に係る車載計測装置
は、パルス変調された第1送信信号を路面に対し垂直に
送波し路面からの第1反射波を受波する一方で、パルス
変調された第2送信信号を路面に対し所定の放射傾度θ
(ただし0<θ<π/2)を以てかつ第1送受波器から
の送波と同期して送波し路面からの第2反射波を受波す
る送受波器と、第1送信信号の送波から第1反射波の受
波までの時間、第2送信信号の送波タイミング並びに第
2送信信号の放射傾度に基づき、第2反射波の受波タイ
ミングを推定する手段と、第2送信信号の放射方向から
受波した信号から、推定した受波タイミングにて受波さ
れた成分を第2反射波として取り出す手段と、を備え、
車両に搭載されることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の第1の構成においては、第1及び第2
送受波器が用いられる。第1及び第2送受波器は、それ
ぞれ、パルス変調された送信信号を互いに同期して送波
し、路面からの反射波を受波する。ここに、本構成にお
いては、第1送受波器は路面に対し垂直に、第2送受波
器は路面に対し所定の放射傾度を以て、それぞれ送信信
号を送波する。従って、第1送受波器により送波された
送信信号(第1送信信号)に対応する反射波(第1反射
波)は、第2送受波器により送波された送信信号(第2
送信信号)に対応する反射波(第2反射波)よりも先
に、かつ、鏡面反射条件の成立如何によらず、受波され
る。従って、第1及び第2送受波器の位置関係、第2送
信信号の送波タイミング並びに第2送信信号の放射傾度
の他、第1送信信号の送波から第1反射波の受波までの
時間を利用することにより、第2反射波の受波タイミン
グを推定することができる。本構成においては、推定し
た受波タイミングにて第2送受波器により受波された成
分を第2反射波として取り出し、計測の用に供する。す
なわち、第2反射波の到来時刻が予め判明しているか
ら、散乱反射波のレベルが低下していても、目的たる第
2反射波が正確かつ確実に検出される。このようにし
て、本構成においては、路面の冠水等、鏡面反射条件の
成立如何によらず、正確な計測が可能になる。
【0009】本発明の第2の構成においては、第1及び
第2送信信号の送波及び第1及び第2反射波の受波を実
行する送受波器が、単一のデュアルビーム(より一般に
はマルチビーム)送受波器にて実現される。従って、こ
の構成においては、第1の構成と同様の作用が生じる
他、装置構成の集積度が高まる。
【0010】なお、複数の方向(例えば車両の走行方向
及び左右方向)に関して計測を実行しようとする場合に
は、第1の構成における第1及び第2送受波器の配設態
様としては、(a)第1及び第2送受波器を少なくとも
2組設け、そのうち1組は路面に対し非垂直な第1直線
上に、他の1組は路面に対し非垂直でかつ第1直線と交
叉する第2直線上に、それぞれ配設する態様と、(b)
第1送受波器を1個、第2送受波器を少なくとも2個設
け、いずれも路面に対し非垂直な第1直線及び第2直線
の交点に第1送受波器を、第1直線上に第2送受波器の
うち1個を、第2直線上に第2送受波器のうち他の1個
を、それぞれ配設する態様とがある。これらのうち
(b)は、(a)に比べ送受波器の個数が少なくて済む
点で、より有利である。
【0011】また、第1の構成における第1及び第2送
受波器は、同一路上高に(例えばいずれも車両の底部
に)配設するのが好ましい。このようにすると、第2反
射波の受波タイミングを推定する際、第1及び第2送受
波器の位置関係を事実上考慮する必要がなくなり、装置
の処理負担が軽減される。
【0012】さらに、第1及び第2の構成のいずれによ
っても、多岐に亘る量を第2反射波に基づき正確に計測
することが可能である。例えば、車両の速度は第2送信
信号及び第2反射波の周波数に基づき検出できる。更
に、第1送信信号及び第1反射波の周波数に基づき路面
垂直方向車速成分(車両振動成分)を検出しておけば、
第2送信信号及び第2反射波の周波数と併用することに
より、路面平行方向車速成分(車両振動成分が除去され
た真の車速)を検出できる。また、第1送信信号の送波
から第1反射波の受波までの時間に基づき、あるいは第
2反射波の信号対雑音比が所定値を上回る場合における
第2送信信号の送波から第2反射波の受波までの時間及
び第2送信信号の放射傾度に基づき、車両の高さを検出
することができる。路面垂直方向車速成分を積分するこ
とにより車両の高さの変化量が得られるから、当該積分
の結果を時系列的に監視することにより車両の高さの変
動周期又は変動振幅を検出できる。加えて、車両の高さ
を時系列的に監視することによっても、車両の高さの変
動周期又は変動振幅を検出できる。第2反射波のS/N
が所定値を下回る場合には、複数回の送受波により得ら
れる複数個の第2反射波を累積すればよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例に関し図面に基
づき説明する。
【0014】図1には、本発明の一実施例に係る多目的
超音波車速計測装置の構成が示されている。この実施例
では、2個の超音波送受波器TR1及びTR2が用いら
れている。超音波送受波器TR1及びTR2はいずれも
車両の前底部に設けられており、その配設高さ(車高)
はHである。また、図2に示されるように、送受波器T
R2のビームが所定の放射傾度θ(0<θ<π/2)を
以て路面を指向しているのに対し、送受波器TR1のビ
ームは垂直に指向している。この点、すなわち路面に対
して垂直に超音波信号を送受波する送受波器TR1を設
けた点は、後述する処理の内容と併せ、本発明の特徴的
事項を構成している。
【0015】図1に示される装置は、さらに、信号処理
回路(送受波回路を含む)10及び12並びに中央演算
処理回路(CPU)14を備えている。信号処理回路1
0及び12は、それぞれ送受波器TR1又はTR2に対
応して設けられている。信号処理回路10及び12は、
いずれも、対応する送受波器による信号送波をCPU1
4の制御の下に制御し、また対応する送受波器により得
られた受波信号に所定の信号処理を施しその結果をCP
U14に供給する。CPU14は、送受波器TR1及び
TR2の周囲温度Temp を検出するサーミスタ16の出
力と併せ、これら信号処理回路10及び12の出力に基
づき所定の処理を実行する。その結果得られるデータ、
例えば車速v、車高H、車両の上下振動等のデータは、
図示しない後段の装置、例えばナビゲーションシステ
ム、アンチロクブレーキシステム、サスペンション制御
装置等にて利用される。
【0016】信号処理回路10は、駆動信号発生回路1
8、電力増幅回路20及び送受切換器22を備えてい
る。駆動信号発生回路18はカウンタを内蔵しており、
CPU14から供給される例えば10MHzの基準信号
を分周することにより駆動信号を発生させる。その際、
CPU14は、分周比設定用のコントロール信号にて分
周比を制御する。駆動信号発生回路18は、分周により
得られた周波数f0 の信号を基準信号に同期してパルス
変調することにより、パルス幅Tw 、繰返し周期T0
送波用駆動信号P1 を生成する(図3(a))。電力増
幅回路20は送波用駆動信号P1 を電力増幅し、送受切
換器22を介し送受波器TR1を駆動する。これによっ
て、路面に対して垂直に、送波用駆動信号P1 に相当す
る超音波信号が送波される。
【0017】信号処理回路10は、帯域フィルタ24、
増幅回路26、検波回路28、レベル比較回路30、A
NDゲート32及び周波数計数回路34を備えている。
帯域フィルタ24は送受波器TR1の受波信号E1 から
所定周波数帯域に属する成分を取り出すためのフィルタ
であり、その出力は増幅回路26により増幅された上で
検波回路28及びANDゲート32に供給される。検波
回路28は、全波整流することにより、瀘波及び増幅さ
れた受波信号E1 を直流検波信号に変換する。レベル比
較回路30は、直流検波信号の電圧値を所定の基準電圧
と比較し、前者が後者を上回っている間ハイレベルとな
る受波検出ゲート信号G1 を出力する。ここに、受波信
号E1 は、通常、送波用駆動信号P1 の漏れ及び路面か
らのエコーを含んでいるから(図3(b))、受波検出
ゲート信号G1 は少なくとも路面からのエコーの受波期
間はハイレベルとなる(図3(c))。従って、AND
ゲート32によって受波信号E1 と受波検出ゲート信号
1 の論理積を求めることにより、受波信号E1 中のエ
コーを取り出すことができる。
【0018】ANDゲート32は、取り出したエコーを
周波数計数回路34に供給し、周波数計数回路34はそ
の周波数f1 を計数する。例えば、内蔵する位相ロック
ループ回路にてANDゲート32の出力に位相追従し、
位相ロック時点での電圧制御型発振器の制御電圧をサン
プルホールドし、当該発振器の発振周波数を一定期間直
接計数することにより、周波数f1 を検出する。CPU
14は、送波用駆動信号P1 による超音波送波開始から
受波検出ゲート信号G1 が立ち上がるまでの間、内蔵す
るクロック発生器にて発生させた高速クロックを計数す
ることにより、送受波器TR1による超音波信号の送波
からエコーの受波までの時間(信号伝搬時間)T1 を検
出する。
【0019】信号処理回路12は信号処理回路10とほ
ぼ同じ構成を有している。但し、信号処理回路12は検
波回路28及びレベル比較回路30を備えていない。こ
れらに代え、信号処理回路12は、CPU14によって
与えられる受波検出ゲート信号G2 (図3(e))と送
受波器TR2により得られる受波信号E2 (図3
(d);路面がドライアスファルトである場合)との論
理積をANDゲート32により求め、求めた論理積(す
なわち検出したエコー)の周波数f2 を周波数計数回路
34により計数している。CPU14は、得られた周波
数f2 の精度を更に高めるべく、計数値を複数回に亘っ
て累積し(例えば加重平均し)、ばらつきを例えば1/
1/2 倍に低減している。
【0020】このように受波検出ゲート信号G2 をCP
U14から与えることができるのは、専ら、送受波器T
R1を設けていることによる。図2の位置関係から明ら
かなように、送受波器TR1に係る信号伝搬時間をT1
と表すこととした場合、送受波器TR2に係る信号伝搬
時間T2 は次の式
【数1】 T2 =T1 /sinθ …(1) によって与えられる。θがπ/4であればT2 =1.4
14×T1 になる。CPU14は、前述の計数動作によ
り求めた信号伝搬時間T1 を式(1)に代入することに
より信号伝搬時間T2 を推定し、さらに、送波用駆動信
号P1 による超音波送波開始からこの信号伝搬時間T2
の推定値が経過した時点で所定時間立ち上がる受波検出
ゲート信号G2 を発生させる。
【0021】このような推定及びゲート生成動作並びに
その結果を用いたエコー検出により、本実施例によれ
ば、例えば路面が冠水している場合にであっても正確な
計測動作が可能になる。すなわち、図3(f)に示され
るように送受波器TR2に係る受波信号E3 中のエコー
が極めて低いレベルとなっている状態であっても、その
到来時刻を推定し受波検出ゲート信号G2 にて当該エコ
ーを検出できるから、このエコーに基づき計測される
量、例えば車速等を、受波信号E3 のS/Nの低下にも
かかわらず正確に計測できる。
【0022】なお、図3(d)及び(f)に示されてい
る受波信号E2 又はE3 中の“送信用駆動信号のもれ”
は、図3(b)に示されている受波信号E1 の“送信用
駆動信号のもれ”より長い時間に亘っている。これは、
送受波器TR2を駆動するために送波用駆動信号P1
用いるのではなく、実際にはよりパルス幅の長い信号を
用いるからである。送受波器TR2に関しパルス幅が長
いのは、主に、両送受波器の路面照射点の凹凸の相違を
考慮した結果である。また、図3では送受波器TR1及
びTR2双方に関し同時点で送波を実行しているが、同
時点である必要はなく、むしろ送受波動作の相互干渉を
防ぐためには意図的にずらすのがよい。但し、その場合
にも、T1 に基づきT2 を求める必要上、両送波動作は
同期している必要がある。送受波動作の相互干渉を防ぐ
他の方法としては、送波周波数を異なる周波数とする方
法もある。また、送受波器TR1とTR2の高さは異な
る高さでもよい。これらの変形により、本願明細書の各
所に現れる式に変形が必要になるが、本願の開示内容に
基づきそのような変形を施すことは、当業者にとっては
容易であろう。
【0023】CPU14は、このようにして得られた情
報を利用して、各種の計測演算を実行する。例えば、
【数2】 fd1=f1 −f0 …(2) の演算を実行することにより受波信号E1 の周波数のド
プラ偏移分(ドプラ周波数)fd1を検出し、また、
【数3】 fd2=f2 −f0 …(3) の演算を実行することにより受波信号E2 又はE3 のド
プラ周波数fd2を検出する。CPU14は、ドプラ周波
数fd2を車速に換算して出力し、あるいは次のような原
理による補正を施した上で出力する。
【0024】まず、図2に示される位置関係からみて、
ドプラ周波数fd1に関しては
【数4】 fd1=2・f0 ・u/C …(4) の関係が、ドプラ周波数fd2に関しては
【数5】 fd2=2・f0 ・(v・cosθ+u・sinθ)/C …(5) の関係が、それぞれ成立している。但し、Cは音速であ
り、
【数6】 C=331.6+0.61・Temp …(6) の式により求めることができる。vは車速の路面平行方
向成分であり、uは路面垂直方向成分である。式(4)
を変形した式
【数7】 u=fd1・C/2・f0 …(7) を式(5)に代入すると
【数8】 fd2=2・f0 ・v・cosθ/C+fd1・sinθ …(8) となるから、この式(8)をvについて変形することに
より
【数9】 v=C・(fd2−fd1・sinθ)/(2・f0 ・cosθ) …(9) という式が得られる。この式(9)により得られる車速
は、振動により生じた成分uが補償された車速vである
から、補償前の値に比べ正確になる。
【0025】CPU14は、また、車高Hやその変化を
検出し、その結果を出力する。まず、車高Hに関して
は、
【数10】 H=T1 ・C/2 …(10) の式に基づき求めることができる。また、車両の上下振
動の周波数は高々2Hzであるから、送信繰返し周期T
0 を例えば10msecとすると、図4に示されるよう
に、車高Hに関するデータから上下振動の振幅A及び周
期t0 を求めることができる。このようにして求めた振
幅Aや周期t0 (又はその逆数である周波数)をサスペ
ンション制御装置に供給することにより、車両の上下振
動をより安定化することができる。また、ドプラ周波数
d1又は路面垂直方向車速成分uを積分しその振幅や周
期を検出することによっても、同様の情報を得ることが
できる。
【0026】図5には、本発明の第2実施例に係る装
置、特にその信号処理回路12の要部構成が示されてい
る。この実施例においては、信号処理回路12にも検波
回路28及びレベル比較回路30が設けられており、こ
れらにより生成される受波ゲート信号G2 ´がORゲー
ト36を介しANDゲート32に与えられている。この
ように受波ゲート信号G2 と受波ゲート信号G2 ´の論
理和をゲートとして用いることにより、ドライアスファ
ルト路面等では送受波器TR2自身の受波信号を用いて
受波ゲートを設定することが可能になる。すなわち、受
波ゲート信号G2を発生させる動作に何等かの不調乃至
異常が発生した場合でも車速等の計測がその影響を受け
にくくなり、また、路面状況次第で送受波器TR1に係
る回路の動作を休止させ消費電力を低減するといった扱
いも可能になる。なお、この実施例において信号処理回
路12の出力に基づきCPU14が車高Hを求める際に
使用する式は、
【数11】 H=T2 ・C・sinθ/2 …(11) となる。
【0027】図6には、本発明の第3実施例に係る装置
の構成、特に送受波器TRのビーム指向性が示されてい
る。この実施例では、第1又は第2実施例における送受
波器TR1及びTR2に代え単一の送受波器TRが用い
られている。この送受波器TRはデュアルビーム送受波
器であり、その2本のビームのうち1本は第1又は第2
実施例における送受波器TR1相当の、他の1本はTR
2相当の、指向性を有している。このような構成を採用
することにより、装置構成を集積化・簡素化できる。
【0028】なお、本発明における送受波器(又はその
ビーム)の配設方向は、車両進行方向に限定されるもの
ではない。図7には、送受波器TR1及びTR2を第1
の方向(例えば車両進行方向)に沿って配設し、送受波
器TR1´及びTR3を第2の方向(例えば車両左右方
向)に沿って配設した第4実施例が示されている。この
実施例では、送受波器TR1及びTR2は図8に示され
るように、送受波器TR1´及びTR3は図9に示され
るようにそれぞれ配設されている。図中、θx及びθy
(0<θx <π/2,0<θy <π/2)はそれぞれ送
受波器TR1及びTR1´のビームの放射傾度である。
また、図示を省略しているが、送受波器TR1及びTR
1´に関しては信号処理回路10に相当する電気回路
が、送受波器TR2及びTR3に関しては信号処理回路
12に相当する電気回路が、それぞれ設けられており、
CPU14は第1及び第2方向双方に関し前述の処理を
実行する。例えば、CPU14は次の式
【数12】 vx =C・(fd2−fd1・sinθx )/(2・f0 ・cosθx ) …(12) により第1方向の車速vx を求め、また、次の式
【数13】 vy =C・(fd3−fd1 ´・sinθy )/(2・f0 ・cosθy ) …(13) により第2方向の車速vy を求める。この実施例によれ
ば、従って、複数の方向に関し車速等の情報を得ること
ができる。なお、第1及び第2方向はいずれも路面に対
し非垂直でなければならない。また、fd1 ´はTR1´
に係るドプラ周波数である。
【0029】図10には、本発明の第5実施例における
送受波器の配置が示されている。この実施例において
は、第4実施例における送受波器TR1とTR1´が単
一の送受波器TR1によって置き換えられている。CP
U14は、次の式
【数14】 vx =C・(fd2−fd1・sinθx )/(2・f0 ・cosθx ) …(14) により第1方向の車速vx を求め、また、次の式
【数15】 vy =C・(fd3−fd1・sinθy )/(2・f0 ・cosθy ) …(15) により第2方向の車速vy を求める。このような共用化
により、装置構成の経済性が高まる他、送受波器相互の
特性ばらつきに起因した計測誤差や、車両計測点のちら
ばりによる計測誤差が小さくなる。さらに、図11に示
されるように、信号処理回路は10、12及び38(1
2と同様の構成)で足りるから、第4実施例に比べ電気
回路部分の構成も簡素になる。
【0030】図12は、本発明の第6実施例における送
受波器TRのビーム指向性が示されている。この実施例
は、第5実施例における各送受波器を単一のマルチビー
ム送受波器TRにて置換した構成である。このような構
成においては、第2実施例と第5実施例を組み合わせた
効果が得られる。
【0031】なお、以上の説明では超音波による計測を
例としたが、本発明は他の種類の搬送波による計測にも
適用できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の構
成によれば、路面に対し垂直に送信信号(第1送信信
号)を送波する送受波器を追加し、この送受波器の受波
出力たる第1反射波を利用して散乱反射波たる第2反射
波の受波タイミングを推定するようにしたため、推定し
た受波タイミングを含む期間に受波された成分を第2反
射波として取り出し計測の用に供することが可能にな
る。すなわち、第2反射波の到来時刻が予め判明してい
るから、散乱反射波のレベルが低下していても、目的た
る第2反射波を正確かつ確実に検出できる。このように
して、本構成によれば、路面の冠水等、鏡面反射条件の
成立如何によらず、正確な計測が可能になる。
【0033】また、本発明の第2の構成によれば、第1
及び第2送信信号の送波及び第1及び第2反射波の受波
を実行する送受波器を単一のデュアルビーム(より一般
にはマルチビーム)送受波器にて実現するようにしたた
め、第1の構成と同様の作用が生じる他、装置構成の集
積度が高まる。
【0034】本発明の第1の構成によれば、さらに、第
1及び第2送受波器を少なくとも2組設け、そのうち1
組は路面に対し非垂直な第1直線上に、他の1組は路面
に対し非垂直でかつ第1直線と交叉する第2直線上に、
それぞれ配設するようにしたため、複数の方向(例えば
走行方向と左右方向)に関し計測を実行可能になる。特
に、第1直線上の第1送受波器と第2直線上の第1送受
波器を単一の送受波器にて実現した場合、送受波器及び
これに関連する電気回路の個数が少なくて済み、経済的
な装置となる。
【0035】また、本発明の第1の構成によれば、第1
及び第2送受波器を同一路上高に(例えばいずれも車両
の底部に)配設するようにしたため、第2反射波の受波
タイミングを推定する際、第1及び第2送受波器の位置
関係を事実上考慮する必要がなくなり、装置の処理負担
を軽減できる。
【0036】さらに、本発明のいずれの構成によって
も、多岐に亘る量を第2反射波に基づき正確に計測する
ことが可能である。例えば、車両の速度は第2送信信号
及び第2反射波の周波数に基づき検出できる。更に、第
1送信信号及び第1反射波の周波数に基づき路面垂直方
向車速成分(車両振動成分)を検出しておけば、第2送
信信号及び第2反射波の周波数と併用することにより、
路面平行方向車速成分(車両振動成分が除去された真の
車速)を検出できる。また、第1送信信号の送波から第
1反射波の受波までの時間に基づき、あるいは第2反射
波の信号対雑音比が所定値を上回る場合における第2送
信信号の送波から第2反射波の受波までの時間及び第2
送信信号の放射傾度に基づき、車両の高さを検出するこ
とができる。路面垂直方向車速成分を積分することによ
り車両の高さの変化量が得られるから、当該積分の結果
を時系列的に監視することにより車両の高さの変動周期
又は変動振幅を検出できる。加えて、車両の高さを時系
列的に監視することによっても、車両の高さの変動周期
又は変動振幅を検出できる。第2反射波のS/Nが所定
値を下回る場合には、複数回の送受波により得られる複
数個の第2反射波を累積すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】 この実施例における送受波器の位置及びビー
ム指向性を示す側面図である。
【図3】 この実施例の動作内容を示すタイミングチャ
ートであり、(a)は送波用駆動信号を、(b)は送受
波器TR1の受波信号を、(c)は送受波器TR1用の
受波検出ゲート信号を、(d)は路面がドライアスファ
ルトである場合の送受波器TR2の受波信号を、(e)
は送受波器TR2用の受波検出ゲート信号を、(f)は
路面が冠水している場合の送受波器TR2の受波信号
を、それぞれ示す図である。
【図4】 車高データに基づき車両の上下振動振幅及び
周期を検出する原理を示すタイミングチャートである。
【図5】 本発明の第2実施例に係る装置の要部構成を
示すブロック図である。
【図6】 本発明の第3実施例に係る装置における送受
波器のビーム指向性を示す側面図である。
【図7】 本発明の第4実施例に係る装置における送受
波器配置及びビーム指向性を示す斜視図である。
【図8】 この実施例における第1方向の送受波器配置
及びビーム指向性を示す側面図である。
【図9】 この実施例における第2方向の送受波器配置
及びビーム指向性を示す側面図である。
【図10】 本発明の第5実施例に係る装置における送
受波器配置及びビーム指向性を示す斜視図である。
【図11】 この実施例の装置構成を示すブロック図で
ある。
【図12】 本発明の第6実施例に係る装置における送
受波器のビーム指向性を示す斜視図である。
【図13】 一従来例に係る装置における送受波器配置
及びビーム指向性を示す側面図である。
【図14】 従来の問題点を説明するための側面図であ
る。
【符号の説明】
10,12,38 信号処理回路、14 中央演算処理
回路(CPU)、28検波回路、30 レベル比較回
路、32 ANDゲート、34 周波数計数回路、36
ORゲート、E 1〜E3 受波信号、G1 ,G2 ,G
2' 受波検出ゲート信号、H 車高、v,vx ,vy
車速の路面平行方向成分、u 車速の路面垂直方向成
分、θ,θx ,θy ビームの放射傾度、T1 送受波
器TR1に係る受波タイミング、T2 送受波器TR2
に係る受波タイミングの推定値、TR1〜TR3,TR
1´,TR 送受波器。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス変調された第1送信信号を路面に
    対し垂直に送波し、路面からの第1反射波を受波する第
    1送受波器と、 パルス変調された第2送信信号を路面に対し所定の放射
    傾度θ(ただし0<θ<π/2)を以てかつ第1送受波
    器からの送波と同期して送波し、路面からの第2反射波
    を受波する第2送受波器と、 第1送信信号の送波から第1反射波の受波までの時間、
    第1及び第2送受波器の位置関係、第2送信信号の送波
    タイミング並びに第2送信信号の放射傾度に基づき、第
    2反射波の受波タイミングを推定する手段と、 第2送受波器により受波された信号から、推定した受波
    タイミングにて受波された成分を第2反射波として取り
    出す手段と、 を備え、車両に搭載されることを特徴とする車載計測装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載計測装置において、 第1及び第2送受波器を少なくとも2組設け、そのうち
    1組は路面に対し非垂直な第1直線上に、他の1組は路
    面に対し非垂直でかつ第1直線と交叉する第2直線上
    に、それぞれ配設したことを特徴とする車載計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車載計測装置において、 第1送受波器を1個、第2送受波器を少なくとも2個設
    け、いずれも路面に対し非垂直な第1直線及び第2直線
    の交点に第1送受波器を、第1直線上に第2送受波器の
    うち1個を、第2直線上に第2送受波器のうち他の1個
    を、それぞれ配設したことを特徴とする車載計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の車載計測装置にお
    いて、 第1送受波器と第2送受波器を同一路上高に配設したこ
    とを特徴とする車載計測装置。
  5. 【請求項5】 パルス変調された第1送信信号を路面に
    対し垂直に送波し路面からの第1反射波を受波する一方
    で、パルス変調された第2送信信号を路面に対し所定の
    放射傾度θ(ただし0<θ<π/2)を以てかつ第1送
    受波器からの送波と同期して送波し路面からの第2反射
    波を受波する送受波器と、 第1送信信号の送波から第1反射波の受波までの時間、
    第2送信信号の送波タイミング及び第2送信信号の放射
    傾度の傾きに基づき、第2反射波の受波タイミングを推
    定する手段と、 第2送信信号の放射方向から受波した信号から、推定し
    た受波タイミングにて受波された成分を第2反射波とし
    て取り出す手段と、 を備え、車両に搭載されることを特徴とする車載計測装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載の車載計測装置にお
    いて、 第2反射波の信号対雑音比が所定値を下回る場合に、複
    数回の送受波により得られる複数個の第2反射波を累積
    する手段を備えることを特徴とする車載計測装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5記載の車載計測装置にお
    いて、 第2送信信号及び第2反射波の周波数に基づき車両の速
    度を検出する手段を備えることを特徴とする車載計測装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5記載の車載計測装置にお
    いて、 第1送信信号及び第1反射波の周波数に基づき、車両の
    速度のうち路面垂直方向成分を検出する手段と、 第2送信信号及び第2反射波の周波数並びに検出した路
    面垂直方向成分に基づき車両の速度の路面平行方向成分
    を検出する手段と、 を備えることを特徴とする車載計測装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至5記載の車載計測装置にお
    いて、 第1送信信号及び第1反射波の周波数に基づき、車両の
    速度のうち路面垂直方向成分を検出する手段と、 検出した路面垂直方向成分を時間で積分しその結果を時
    系列的に監視することにより車両の高さの変動周期又は
    変動振幅を検出する手段と、 を備えることを特徴とする車載計測装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至5記載の車載計測装置に
    おいて、 第1送信信号の送波から第1反射波の受波までの時間に
    基づき、車両の高さを検出する手段を備えることを特徴
    とする車載計測装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至5記載の車載計測装置に
    おいて、 第2反射波の信号対雑音比が所定値を上回る場合に、第
    2送信信号の送波から第2反射波の受波までの時間及び
    第2送信信号の放射傾度に基づき、車両の高さを検出す
    る手段を備えることを特徴とする車載計測装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の車載計測装
    置において、 車両の高さを時系列的に監視することによりその変動周
    期又は変動振幅を検出する手段を備えることを特徴とす
    る車載計測装置。
JP16098295A 1995-06-27 1995-06-27 車載計測装置 Expired - Fee Related JP3563827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16098295A JP3563827B2 (ja) 1995-06-27 1995-06-27 車載計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16098295A JP3563827B2 (ja) 1995-06-27 1995-06-27 車載計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0915328A true JPH0915328A (ja) 1997-01-17
JP3563827B2 JP3563827B2 (ja) 2004-09-08

Family

ID=15726327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16098295A Expired - Fee Related JP3563827B2 (ja) 1995-06-27 1995-06-27 車載計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3563827B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09264952A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Komatsu Ltd 車速検出装置
JPH09264951A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Komatsu Ltd 車速検出装置
JP2006337025A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Hitachi Ltd 絶対速度計測装置
JP2009198362A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 移動体の速度測定装置及び速度測定方法
CN110749891A (zh) * 2019-10-21 2020-02-04 哈尔滨工程大学 一种可估计未知有效声速的自适应水下单信标定位方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09264952A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Komatsu Ltd 車速検出装置
JPH09264951A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Komatsu Ltd 車速検出装置
JP2006337025A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Hitachi Ltd 絶対速度計測装置
JP2009198362A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 移動体の速度測定装置及び速度測定方法
CN110749891A (zh) * 2019-10-21 2020-02-04 哈尔滨工程大学 一种可估计未知有效声速的自适应水下单信标定位方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3563827B2 (ja) 2004-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101630937B1 (ko) 차량의 측면 주위 환경을 검출하기 위한 장치 및 방법
JPH08189965A (ja) 車両用レーダ装置
JP4046905B2 (ja) 車間距離計測装置
JP3563827B2 (ja) 車載計測装置
US5475620A (en) Ultrasonic measuring system
JP3565862B2 (ja) 車道での電磁波の反射を利用するレーダを用いた車両の対地速度の測定方法
JPH0769421B2 (ja) 車載用多目的超音波計測装置
US4065745A (en) Doppler speedometer
JP2742373B2 (ja) レーダ装置
JP4173934B2 (ja) 速度計測装置
JP3933800B2 (ja) ナビゲーション装置
GB2378597A (en) Object Detection Device
US5491648A (en) Ultrasonic measuring system
JP3631550B2 (ja) 車載用傾斜計測装置および傾斜車速計測装置
JP3530982B2 (ja) 車載用車速計測装置
US20240012123A1 (en) Object detection device
EP4369038A1 (en) Object detection system and object detection device
JPH0419513B2 (ja)
JP2944481B2 (ja) 水中アクティブ音響探知装置
JPS60233579A (ja) 位置測定方法およびその装置
JPH0545459A (ja) ドツプラ式対地車速検出装置
JP2000259981A (ja) 電波式道路情報検出装置
JPH0441953B2 (ja)
JPH02266283A (ja) 自動車の加速度検出装置
JPH11242078A (ja) 超音波式速度計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040604

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120611

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees