JPH09151701A - 仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン - Google Patents

仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン

Info

Publication number
JPH09151701A
JPH09151701A JP7335920A JP33592095A JPH09151701A JP H09151701 A JPH09151701 A JP H09151701A JP 7335920 A JP7335920 A JP 7335920A JP 33592095 A JP33592095 A JP 33592095A JP H09151701 A JPH09151701 A JP H09151701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition
wall surface
partition blade
rotor
crescent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7335920A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Fukuda
忠廣 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHINONE MITSUO
Original Assignee
CHINONE MITSUO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHINONE MITSUO filed Critical CHINONE MITSUO
Priority to JP7335920A priority Critical patent/JPH09151701A/ja
Publication of JPH09151701A publication Critical patent/JPH09151701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトでエネルギ−効率に優れ、且つ高
出力可能なロ−タリ−エンジンを提供する。 【構成】 筒型ケ−シング2の両側に固定した蓋部3,
3の対向偏心位置に軸承孔22を設けた筒型のハウジン
グ1と、前記軸承孔22に中心の駆動回転軸7を軸承す
るとともにその筒型ケ−シング2の内壁面2aに一箇所
Nで内接して繊月状空間を形成する真円筒型の回転子4
と、その回転子4の軸心に直交する方向に往復しつつ回
転子4の外壁面4aに出没して前記繊月状空間を180
度方向に仕切る長さが一定の仕切ブレ−ド8とから成
り、筒型ケ−シング2の内壁面2aの形状を滑らか且つ
前記仕切ブレ−ド8の両先端8a,8bがどの角度位置
においても常に同時に内壁面2aに当接するように形成
する。前記繊月状空間に臨むハウジング1の内壁面に前
記内接部Nの回転方向の直後部には給気口9を、その直
後部には点火ブラグ21を、また直前には排気口10を
配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒型ハウジング内に
回転子を収納し、そのハウジング内空間を仕切る羽根板
(ブレ−ド)を備えたロ−タリ−エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】ロ−タリ−エンジンは外筒体(ハウジン
グ)とその中で回転する内筒体(ロ−タ−)とで構成さ
れ、ロ−タ−の回転出力によって駆動軸を回転させるも
のなので、ピストンの往復運動を駆動軸への回転運動に
変換するレシプロエンジンに比較すると転換ロスが少な
くエンジン音が静で高い出力が得られるとされている。
そのロ−タリ−エンジンの形態には、ハウジング内の所
定曲面内に接してロ−タ−が偏心状態で回転運動を行な
わせるバンケル型と、回転角度位置に羽根板(ブレ−
ド)によって仕切られた空間の体積を変えて給気、排気
を行なって、点火プラグ、弁機構等の周辺構造によって
回転出力を得ようとする仕切ブレ−ド型とがある。そし
て、既にバンケル型は自動車のエンジンとして実用に供
されているが、仕切ブレ−ド型については各種構造が提
案されてはいるにもかかわらず未だに自動車のエンジン
としては供されてはいない。
【0003】その理由を考察するに、最大の難点は仕切
ブレ−ドによって区切られた空間において、燃料を爆発
させた時に一回転方向のみへの出力が容易に得られない
ことである。構造的にみてロ−タ−が偏心状態でない場
合には、爆発圧力自体はロ−タ−とハウジング間の仕切
空間内の各隔壁面に方向性なく等圧に作用するので、回
転したい一回転方向のみへの出力が得られない。このた
めに、回転出力を得るためにはロ−タ−を偏心状態にお
いて爆発圧力を発生させることが必要となる。バンケル
型においてはロ−タ−を偏心させて回転方向性が得られ
るトルクを産みだしてその課題の解決を図っている。
【0004】これに対して、仕切ブレ−ド型のエンジン
は、通常は仕切ブレ−ドをハウジングとロ−タ−の間の
仕切空間内にハウジング側又はロ−タ−側の表面に出没
可能に設けて、常にブレ−ドで空間を仕切る構造となっ
ている。しかし空間を仕切っただけでは回転力がえられ
ないので、これに偏心構造をいかに組み込むかによって
仕切ブレ−ド型のエンジンの最大の難点である一回転方
向のみへの出力が可能かどうかが決まる。
【0005】そしてその回転手段が決定されても、仕切
ブレ−ドをハウジング内壁面に出没させ接触しつつ偏芯
回転させるのにはタイミング調節が難しく、またハウジ
ング内の仕切ブレ−ドがハウジング内壁面に常に接触さ
せて空間気密性を得る方法も通常バネ等によって仕切ブ
レ−ドを対向面に向けて出没させる手法を用いているが
加圧状態での相対的動きにより生じる接触摩擦抵抗減殺
されてエネルギ−効率が上がらないことや摩耗変形に対
する耐久性に大きな難点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実情に
鑑みてなされたもので、コンパクトな構造で高い回転出
力が得られ、耐久性にも優れて出力の低下を招くことな
く、且つエネルギ−効率の優れたブレ−ドを用いたロ−
タリ−エンジンを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するためのに、筒型ケ−シング2の両側に固定した蓋
部3,3の対向偏心位置に軸承孔22を設けた筒型のハ
ウジング1と、前記軸承孔22に中心の駆動回転軸7を
軸承するとともにその筒型ケ−シング2の内壁面2aに
一箇所Nで内接して繊月状空間Sを形成する真円筒型の
回転子4と、その回転子4の軸心に直交する方向に設け
た連通孔5を往復しつつ回転子4の外壁面4aに出没し
て前記繊月状空間Sを180度方向に仕切る長さが一定
の仕切ブレ−ド8とから成る。
【0008】前記筒型ケ−シング2の内壁面2aの形状
をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド8の両先端8a,8b
がどの角度位置においても常に同時に内壁面2aに当接
するように形成し、前記繊月状空間Sに臨むハウジング
1の内壁面において、前記回転子4の前記内接部Nの回
転方向直後部に加圧燃料混合ガスの給気口9を、その直
後に点火ブラグ21を、前記内接部Nの直前に排気口1
0を配設して構成する。
【0009】また、前記筒型ケ−シング2の内壁面2a
の輪切り断面形状が、仕切ブレ−ド8の一方の先端部8
aが内接部Nに当接している時、他方の先端部8bが最
大突出して繊月状空間Sを二等分し、また、この位置か
ら90度回転した時の仕切ブレ−ドの先端部8a,8b
の回転子4の軸心からの距離が等しくなる形状に形成し
たものである。
【0010】さらに、前記仕切ブレ−ド8が二枚の仕切
ブレ−ド板部8d,8eとそれらを連結固定する仕切ブ
レ−ド連結軸8cから成り、回転子4の連通孔5の両開
口端部5a,5aを溝内に有する仕切ブレ−ド出没溝6
を前記仕切ブレ−ド板部8d,8eをその両先端部8
a,8bが完没可能な深さに形成し、その仕切ブレ−ド
出没溝6,6に前記仕切ブレ−ド8が往復可能となるよ
うに前記連通孔5にその連通孔5の長さよりも長い仕切
ブレ−ド連結軸8cを緩嵌し、その仕切ブレ−ド連結軸
8cの両端部に前記仕切ブレ−ド板部8d,8eの基端
部8f,8gを固定したものである。
【0011】さらにまた、前記仕切ブレ−ド8の両先端
部8a,8bに筒型ケ−シング2の内壁面2aに当接す
るロ−ラ−23を備えたものである。
【0012】また、前記ハウジング1の蓋部3に隣接さ
せて加圧燃料混合ガスの供給機構Gを重ね合わさせて設
けたものでうある。
【0013】またさらに、前記加圧燃料混合ガスの供給
機構Gが、筒型ケ−シング12の両側に固定した蓋部1
3,13の対向偏心位置に軸承孔24を設けた筒型のハ
ウジング11と、前記軸承孔24に中心の駆動回転軸1
7を軸承するとともにその筒型ケ−シング12の内壁面
12aに一箇所Mで内接して繊月状空間Kを形成する真
円筒型の回転子14と、その回転子14の軸心に直交す
る方向に設けた連通孔15を往復しつつ回転子14の外
壁面14aに出没して前記繊月状空間Kを180度方向
に仕切る長さが一定の仕切ブレ−ド18とから成る。
【0014】前記筒型ケ−シング12の内壁面12aの
形状をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド18の両先端18
a,18bがどの角度位置においても常に同時に内壁面
12aに当接するように形成し、前記繊月状空間Kに臨
むハウジング11の内壁面において、前記回転子14の
前記内接部Mの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの吸
気口19を、また前記内接部Mの直前に送気口20を配
設し、前記送気口20を送気通路25で連結して成る。
【0015】
【作用】本発明は上記構成であり、その出力原理を順に
図8から図13までの工程を示す図で以下説明する。本
実施例では、混合加圧燃料混合ガスの供給機構Gについ
ては、筒型ケ−シング12の両側に固定した蓋部13,
13の対向偏心位置に軸承孔24を設けた筒型のハウジ
ング11に、前記軸承孔24に中心の駆動回転軸17を
軸承するとともにその筒型ケ−シング12の内壁面12
aに一箇所Mで内接して繊月状空間Kを形成する真円筒
型の回転子14と、その回転子14の軸心に直交する方
向に設けた連通孔15を往復しつつ回転子14の外壁面
14aに出没して前記繊月状空間Kを180度方向に仕
切る長さが一定の仕切ブレ−ド18とから成り、仕切ブ
レ−ド18の回転により繊月状空間Kが拡大、縮小を繰
返して、謂わばポンプ機能によって混合加圧燃料混合ガ
スを供給する構造である供給機構Gを用いて、この供給
機構Gをエンジン出力するためのハウジング1に隣接結
合させて、両者を合体させた構造とした場合で、エンジ
ン出力機構と混合加圧燃料混合ガスの供給機構Gとを図
の上下で対応させて説明する。
【0015】それら図中の給気口9、排気口10の開口
端周囲を筒型ケ−シング2の内壁面2aに、また吸気口
19、送気口20の開口端周囲を筒型ケ−シング12の
内壁面12aに沿ってそれぞれ広げた形状としているの
は、ガスの流れの時間差に対応するための各溝状開口端
部9a,10a,19a,20aである。
【0016】図8から図13までの各図については、エ
ンジン出力を示す図8の(イ)から図13の(ル)まで
で工程が一巡して元に戻る。即ち図13の(ル)に至る
と図8の(イ)に戻ることになる。また、混合加圧燃料
混合ガスの供給機構Gを示す図8の(a)から図13の
(k)までの中で、図10の(f)をスタ−トとして工
程が図11の(g)〜図13の(k)と同じ図1の
(a)〜図10の(e)と進み一巡して図10の(f)
に戻ることになる。夫々の回転子4,14の回転軸7,
17を一体物の軸とする。そのため前記各図の上段の
(イ)〜(ル)と下段の(a)〜(k)とは対応しつつ
同時進行することになる。
【0017】<混合ガスの圧縮工程>混合加圧燃料混合
ガスの供給機構Gの図10の(f)(仕切ブレ−ド18
が内接部Mにある)から反時計回りで回転子14と仕切
ブレ−ド18が回転し、この回転子14の回転にともな
って仕切ブレ−ド板部18dが突出移動しつつ繊月状空
間Kの広い方向にスライド回転し、繊月状空間Kを分け
る仕切空間K1が拡大するのでその内部が減圧され、ハ
ウジング11に臨んで開いている吸気口19から混合ガ
スが仕切空間K1内に吸い込まれる。そして吸気口19
の端部19aに至って両仕切ブレ−ト板部18d,18
eの間が最大の空間となり(図13の(k)=図8の
(a))、その吸気口19が閉鎖する。
【0018】そしてその両仕切ブレ−ト18d,18e
の間の仕切空間K1が縮小していき、仕切ブレ−ド板部
18eの先端18bが内接部Mに接触後この先には仕切
ブレ−ト板部18dと内接部Mとの間が縮小していき、
その空間K1が密閉されているのでその内部が増圧され
る。そして図11の(h)に示すように仕切ブレ−ト板
部18dが前記内接部Mの直前にハウジング11に臨ん
で開いている送気口20に近付き最大圧縮状態になり、
そして図12の(i)に示すように仕切ブレ−ト板部1
8dが送気口20に重なり最大圧縮状態のまま送気口2
0が開かれて、隣接したエンジン側のハウジング1内に
射出される。
【0019】<吸気工程>回転子4壁面4aと筒型ケ−
シング内壁面2aが内接状態からハウジング1内の繊月
状空間Sから広空間に向けて、回転子4が回転して繊月
状空間Sを仕切る仕切ブレ−ド板8eが図8の(イ)の
状態から(ロ)の状態へ移動すると少し繊月状空間S1
が拡張する。この時、給気口9が開かれ、前記混合ガス
の供給機構Gの送気口20から送気通路25を通り、圧
縮工程において得られた燃料の圧縮混合ガスがエンジン
側のハウジング1の繊月状空間S内に加圧されて一気に
送り込まれる。
【0020】<爆発出力工程>回転子4壁面4aと筒型
ケ−シング内壁面2aが内接状態からハウジング1内の
繊月状空間Sから広空間に向けて、回転子4が回転して
繊月状空間Sを仕切る仕切ブレ−ド板8eがその方向に
移動すると少し繊月状空間S1が拡張する(図8の
(ロ)の状態)。この時、前記のように給気口9が開
き、前記送気口20から圧縮混合ガスがハウジング1内
に加圧されて送り込まれる。この直後に回転によって回
転子4側面によって給気口9が閉じられ、回転子4が前
記ハウジング1内に臨ませた点火プラグ21を通過直後
に点火する(図10の(ホ)の状態)。
【0021】すると、繊月状空間S1内壁が爆発力で加
圧される。この時、可動面は仕切ブレ−ド板8e面のみ
であり、他に逃道がないので、繊月状空間S1が拡大す
る方向、即ち図の反時計回りの方向に回転子4が回転す
る(図10の(ヘ)から図11の(ト)を経て図11の
(チ)へ)。なお、燃料爆発時点の繊月状空間S1を回
転子4表面4aの仕切ブレ−ド板8e、8dの後部に陥
没させて設けた起爆室27によって最適な広さ形状に設
定して爆発をより効果てきにすることができる。
【0022】<排気工程>繊月状空間S1が最大に拡大
(図10の(ヘ)の状態)し、さらに回転して図11の
(ト)から図12の(ヌ)へと燃焼ガスのある繊月状空
間S1が縮小し、その縮小開始位置の繊月状空間S1末
端に設けた排気口10から燃焼ガスが排気カバ−26内
へ排出される。これが1サイクルである。燃焼ガスが排
出されている時に同時に180度に設けた別の仕切ブレ
−ド板8dが追っかけ爆発出力工程に入っている。この
際に仕切ブレ−ド板8dが反時計回りの方向に回転して
前の仕切ブレ−ト板8eの工程を追っかけ、以上の工程
を繰返す。したがって一つの仕切ブレ−ド板8eの1回
転につき1出力なされることになり、仕切ブレ−ド8は
仕切ブレ−ド板8e、8dが二つなので回転子4の36
0度1回転につき2出力されることになる。
【0023】この実施例においては、前記圧縮吸気工程
が供気機構Gを表裏合体した構造の場合によって説明し
たが、別に燃料混合ガスを圧縮する装置を別に設けその
混合加圧燃料混合ガスを強制的にハウジング1内に送る
供気機構を周辺に備えるものであっても良い。
【0024】
【実施例】以下本発明の実施例を図によって説明する
と、図1に示すように、筒型ケ−シング2の両側に固定
した蓋部3,3の対向偏心位置に軸承孔22を設けた筒
型のハウジング1と、前記軸承孔22に中心の駆動回転
軸7を軸承するとともにその筒型ケ−シング2の内壁面
2aに一箇所Nで内接して、図2及び図3に示すよう
に、繊月状空間Sを形成する真円筒型の回転子4と、そ
の回転子4の軸心に直交する方向に設けた連通孔5を往
復しつつ回転子4の外壁面4aに出没して前記繊月状空
間Sを180度方向に仕切る長さが一定の仕切ブレ−ド
8とから成る。
【0025】前記筒型ケ−シング2の内壁面2aの形状
をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド8の両先端8a,8b
がどの角度位置においても常に同時に内壁面2aに当接
するように形成する。そして、前記繊月状空間Sに臨む
ハウジング1の内壁面において、前記回転子4の前記内
接部Nの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの給気口9
を、その直後に点火ブラグ21を、前記内接部Nの直前
に排気口10を配設して構成する。前記給気口9には、
ガスの流れの時間差に対応するためのに、その開口端周
囲を筒型ケ−シング2の内壁面2aに沿ってそれぞれ広
げた溝状開口端部9aを形成し、また前記排気口10に
は前記給気口9と同様に溝状開口端部10aを形成す
る。
【0026】前記筒型ケ−シング2の内壁面2aの輪切
り断面形状は、図2に示すように、長さ固定した仕切ブ
レ−ド8(図2に、必ず軸心Xを通るいずれも等しい長
さの二点鎖線の直線で示す)の一方の先端部8aが内接
部Nに当接している時、他方の先端部8bが最大突出し
て繊月状空間Sを二等分し、また、この位置から90度
回転した時の仕切ブレ−ドの先端部8a,8bの回転子
4の軸心からの距離が等しくなる形状に形成する。回転
子4の軸心Xの位置は定位置に固定される。即ち回転子
4は軸心XとしNで筒型ケ−シング2の内壁面2aに内
接する真円の筒体である。
【0027】また、前記仕切ブレ−ド8の両先端部8
a,8bに筒型ケ−シング2の内壁面2aに当接するロ
−ラ−23を備えたものについては、そのロ−ラ−23
の筒型ケ−シング2の内壁面2aに対する内接位置同士
を結ぶ線(図3に、必ず軸心Xを通るいずれも等しい長
さの二点鎖線の直線で示す)の軌跡が決り、このロ−ラ
−23の使用により筒型ケ−シング2の内壁面2aに対
する摩擦抵抗を大きく減少させることができる。
【0028】さらに、前記仕切ブレ−ド8は、図4乃至
図7に示すように、二枚の仕切ブレ−ド板部8d,8e
とそれらを連結固定する仕切ブレ−ド連結軸8cから成
り、回転子4の連通孔5の両開口端部5a,5aを溝内
に有する仕切ブレ−ド出没溝6を前記仕切ブレ−ド板部
8d,8eをその両先端部8a,8bが完没可能な深さ
に形成し、その仕切ブレ−ド出没溝6,6に前記仕切ブ
レ−ド8が往復可能となるように前記連通孔5にその連
通孔5の長さよりも長い仕切ブレ−ド連結軸8cを緩嵌
し、その仕切ブレ−ド連結軸8cの両端部に前記仕切ブ
レ−ド板部8d,8eの基端部8f,8gを固定する。
【0029】前記仕切ブレ−ド板部8d,8eの両先端
部8a,8b間は距離が決っているので、回転子4の仕
切ブレ−ド出没溝6,6内での仕切ブレ−ド板部8d,
8eの出没にはバネ等の附勢手段は用いない。このこと
は、これまでの仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジンに組
込まれる仕切ブレ−ドが、仕切ブレ−ドを出没させるた
めにバネ等の附勢手段に頼っていたことと比較すると全
く異なった部分である。附勢手段を用いることは結局仕
切ブレ−ド板部8d,8eの両先端部8a,8bと筒型
ケ−シング12の内壁面12aとの摩擦増加の一因とな
るのである。
【0030】また、図5乃至図7に示すように、前記ハ
ウジング1の蓋部3に隣接させて加圧燃料混合ガスの供
給機構Gを重ね合わさせて設けるの態様が可能である。
【0031】そして、その加圧燃料混合ガスの供給機構
Gは、筒型ケ−シング12の両側に固定した蓋部13,
13の対向偏心位置に軸承孔24を設けた筒型のハウジ
ング11と、前記軸承孔24に中心の駆動回転軸17を
軸承するとともにその筒型ケ−シング12の内壁面12
aに一箇所Mで内接して繊月状空間Kを形成する真円筒
型の回転子14と、その回転子14の軸心に直交する方
向に設けた連通孔15を往復しつつ回転子14の外壁面
14aに出没して前記繊月状空間Kを180度方向に仕
切る長さが一定の仕切ブレ−ド18とから成る。
【0032】前記筒型ケ−シング12の内壁面12aの
形状をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド18の両先端18
a,18bがどの角度位置においても常に同時に内壁面
12aに当接するように形成し、前記繊月状空間Kに臨
むハウジング11の内壁面において、前記回転子14の
前記内接部Mの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの吸
気口19を、また前記内接部Mの直前に送気口20を配
設し、前記送気口20を送気通路25でエンジン出力側
の給気口9に連結する。前記吸気口19には、ガスの流
れの時間差に対応するためのに、その開口端周囲を筒型
ケ−シング12の内壁面12aに沿ってそれぞれ広げた
溝状開口端部19aを形成し、また前記送気口20には
前記吸気口19と同様に溝状開口端部20aを形成す
る。
【0033】前記仕切ブレ−ド8の部材は鋼製、セラミ
ック製、特殊合金製等のように高強度且つ高硬質素材か
ら製作したものを用いる。また、駆動回転軸7を共有さ
せ、蓋部3,3を背中合わせにしてハウジング1を複数
連結することもできる。なお、図中の符号28はハウジ
ング1の蓋部3をハウジング1の筒型ケ−シング2に確
実に固定するための固定ボルト29の固定ボルト差込孔
であり、また符号30はハウジング11の蓋部13をハ
ウジング11の筒型ケ−シング12に確実に固定するた
めの固定ボルト31の固定ボルト差込孔である。また符
号の32は潤滑オイルの注入口である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記のようで、回転子4外壁面
4aとハウジング1の筒型ケ−シング2の内壁面2aと
の内接部Nから回転子4の回転によって仕切ブレ−ド板
8dが繊月状空間Sの広空間側に向けて移動すると、ハ
ウジング1内の仕切ブレ−ド板8dで仕切られた繊月状
空間S1が漸次拡張して行き、この時、給気口9が開
き、加圧燃料混合ガスの供給機構G側の送気口20から
圧縮混合ガスがハウジング1内に加圧されて送り込まれ
る。
【0035】この直後に回転子4側面によって給気口9
が閉じられ、前記繊月状空間S1が密封状態となりハウ
ジング1内に臨ませた点火プラグ10により点火され
る。すると、前記繊月状空間S1内壁が爆発力で加圧さ
れる。この時、加圧可動面は繊月状空間S1に面した仕
切ブレ−ド板8e面のみであり、他に逃道がないので、
仕切ブレ−ド板8e面が押されて前記繊月状空間S1が
拡大する方向、即ち図の反時計回りの方向に回転子4が
回転する。この回転が本発明エンジンの回転出力とな
る。
【0036】従来の装置においては出力をえる方法が、
回転軸の偏心トルクを如何に得るかを中心思想として構
成されていて、偏心の程度による出力方向と反出力方向
との差から回転トルクが創出されているのが回転力が高
効率且つ高出力が得られない弱点を有していたのに対し
て、本発明は、逆回転方向は筒型ケ−シング2の内壁面
2aと回転子4との内接部Nによって閉鎖して反出力方
向へのマイナス要因を除去してあるので、仕切ブレ−ド
8に対してのみ回転子4に一回転方向に効果的にエネル
ギ−が得られる。そして回転子4の1回転につき二枚の
仕切ブレ−ド8によって夫々出力なされる(1回転2出
力となる)ことになるので極めて高い出力を得ることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図。
【図2】本発明のケ−シング内壁面形状と仕切ブレ−ド
と回転子の関係を示す概念的輪切り側面図。
【図3】仕切ブレ−ドにロ−ラ−を備えた態様のケ−シ
ング内壁面形状と仕切ブレ−ドと回転子の関係を示す概
念的輪切り側面図。
【図4】本発明の輪切り透視側面図。
【図5】加圧燃料混合ガスの供給機構を示す透視輪切り
側面図。
【図6】本発明の縦断側面図。
【図7】図6の90度別角度での縦断側面図。
【図8】(イ)、(ロ)、(a)、(b)が各工程を示
す模式的透視側面図。
【図9】(ハ)、(ニ)、(c)、(d)が各工程を示
す模式的透視側面図。
【図10】(ホ)、(ヘ)、(e)、(f)が各工程を
示す模式的透視側面図。
【図11】(ト)、(チ)、(g)、(h)が各工程を
示す模式的透視側面図。
【図12】(リ)、(ヌ)、(i)、(j)が各工程を
示す模式的透視側面図。
【図13】(ル)、(k)が各工程を示す模式的透視側
面図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ハウジングの筒型ケ−シング 2a 筒型ケ−シング内壁面 3 ハウジングの蓋部 3a 蓋部内壁面 4 回転子 4a 回転子外壁面 5 連通孔 5a 連通孔の開口端部 6 仕切ブレ−ド出没溝 6a 仕切ブレ−ド出没溝の溝底 7 駆動回転軸 8 仕切ブレ−ド 8a 仕切ブレ−ドの先端部 8b 仕切ブレ−ドの先端部 8c 仕切ブレ−ドの連結軸 8d 仕切ブレ−ド板部 8e 仕切ブレ−ド板部 8f 仕切ブレ−ド板部の基端 8g 仕切ブレ−ド板部の基端 9 給気口 9a 給気口の溝状開口端部 10 排気口 10a 排気口の溝状開口端部 11 ハウジング 12 ハウジングの筒型ケ−シング 12a 筒型ケ−シング内壁面 13 ハウジングの蓋部 13a 蓋部内壁面 14 回転子 14a 回転子外壁面 15 連通孔 15a 連通孔の開口端部 16 仕切ブレ−ド出没溝 16a 仕切ブレ−ド出没溝の溝底 17 回転軸 18 仕切ブレ−ド 18a 仕切ブレ−ドの先端部 18b 仕切ブレ−ドの連結軸 18c 仕切ブレ−ドの連結軸 18d 仕切ブレ−ド板部 18e 仕切ブレ−ド板部 18f 仕切ブレ−ド板部の基端 18g 仕切ブレ−ド板部の基端 19 吸気口 19a 吸気口の溝状開口端部 20 送気口 20a 送気口の溝状開口端部 21 点火プラグ 22 偏心軸承孔 23 ロ−ラ− 24 偏心軸承孔 25 送気通路 26 排気カバ− 27 起爆室 28 ハウジングの蓋部の固定ボルト差込孔 29 固定ボルト 30 ハウジングの蓋部の固定ボルト差込孔 31 固定ボルト 32 オイル注入口 G 加圧燃料混合ガスの供給機構 K 加圧燃料混合ガスの供給機構の繊月状空間 S 繊月状空間 N 内接部 M 内接部 X 回転子の軸心

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒型ケ−シング(2)の両側に固定した
    蓋部(3),(3)の対向偏心位置に軸承孔(22)を
    設けた筒型のハウジング(1)と、前記軸承孔(22)
    に中心の駆動回転軸(7)を軸承するとともにその筒型
    ケ−シング(2)の内壁面(2a)に一箇所Nで内接し
    て繊月状空間Sを形成する真円筒型の回転子(4)と、
    その回転子(4)の軸心に直交する方向に設けた連通孔
    (5)を往復しつつ回転子(4)の外壁面(4a)に出
    没して前記繊月状空間Sを180度方向に仕切る長さが
    一定の仕切ブレ−ド(8)とから成り、前記筒型ケ−シ
    ング(2)の内壁面(2a)の形状をなだらか且つ前記
    仕切ブレ−ド(8)の両先端(8a),(8b)がどの
    角度位置においても常に同時に内壁面(2a)に当接す
    るように形成し、前記繊月状空間Sに臨むハウジング
    (1)の内壁面において、前記回転子(4)の前記内接
    部Nの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの給気口
    (9)を、その直後に点火ブラグ(21)を、前記内接
    部Nの直前に排気口(10)をそれぞれ配設して成る仕
    切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン。
  2. 【請求項2】 筒型ケ−シング(2)の内壁面(2a)
    の輪切り断面形状が、仕切ブレ−ド(8)の一方の先端
    部(8a)が内接部Nに当接している時、他方の先端部
    (8b)が最大突出して繊月状空間Sを二等分し、ま
    た、この位置から90度回転した時の仕切ブレ−ドの先
    端部(8a),(8b)の回転子(4)の軸心からの距
    離が等しくなる形状に形成した請求項1の仕切ブレ−ド
    型ロ−タリ−エンジン。
  3. 【請求項3】 仕切ブレ−ド(8)が二枚の仕切ブレ−
    ド板部(8d),(8e)とそれらを連結固定する仕切
    ブレ−ド連結軸(8c)から成り、回転子(4)の連通
    孔(5)の両開口端部(5a),(5a)を溝内に有す
    る仕切ブレ−ド出没溝(6)を前記仕切ブレ−ド板部
    (8d),(8e)をその両先端部(8a),(8b)
    が完没可能な深さに形成し、その仕切ブレ−ド出没溝
    (6),(6)に前記仕切ブレ−ド(8)が往復可能と
    なるように前記連通孔(5)にその連通孔(5)の長さ
    よりも長い仕切ブレ−ド連結軸(8c)を緩嵌し、その
    仕切ブレ−ド連結軸(8c)の両端部に前記仕切ブレ−
    ド板部(8d),(8e)の基端部(8f),(8g)
    を固定した請求項1又は2の仕切ブレ−ド型ロ−タリ−
    エンジン。
  4. 【請求項4】 仕切ブレ−ド(8)の両先端部(8
    a),(8b)に筒型ケ−シング(2)の内壁面(2
    a)に当接するロ−ラ−(23)を備えた請求項1乃至
    3のうちいずれか一項記載の仕切ブレ−ド型ロ−タリ−
    エンジン。
  5. 【請求項5】 ハウジング(1)の蓋部(3)に隣接さ
    せて加圧燃料混合ガスの供給機構Gを重ね合わさせて設
    けた請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の仕切ブレ
    −ド型ロ−タリ−エンジン。
  6. 【請求項6】 加圧燃料混合ガスの供給機構Gが、筒型
    ケ−シング(12)の両側に固定した蓋部(13),
    (13)の対向偏心位置に軸承孔(24)を設けた筒型
    のハウジング(11)と、前記軸承孔(24)に中心の
    駆動回転軸(17)を軸承するとともにその筒型ケ−シ
    ング(12)の内壁面(12a)に一箇所Mで内接して
    繊月状空間Kを形成する真円筒型の回転子(14)と、
    その回転子(14)の軸心に直交する方向に設けた連通
    孔(15)を往復しつつ回転子(14)の外壁面(14
    a)に出没して前記繊月状空間Kを180度方向に仕切
    る長さが一定の仕切ブレ−ド(18)とから成り、前記
    筒型ケ−シング(12)の内壁面(12a)の形状をな
    だらか且つ前記仕切ブレ−ド(18)の両先端(18
    a),(18b)がどの角度位置においても常に同時に
    内壁面(12a)に当接するように形成し、前記繊月状
    空間Kに臨むハウジング(11)の内壁面において、前
    記回転子(14)の前記内接部Mの回転方向直後部に加
    圧燃料混合ガスの吸気口(19)を、また前記内接部M
    の直前に送気口(20)を配設し、前記送気口(20)
    を送気通路(25)で連結して成る仕切ブレ−ド型ロ−
    タリ−エンジン。
JP7335920A 1995-11-29 1995-11-29 仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン Pending JPH09151701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7335920A JPH09151701A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7335920A JPH09151701A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09151701A true JPH09151701A (ja) 1997-06-10

Family

ID=18293846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7335920A Pending JPH09151701A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09151701A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030072054A (ko) * 2002-03-05 2003-09-13 주식회사 성우하이텍 회전식 엔진
JP2012241672A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Soji Nakagawa ベーン型内燃機関の燃料供給構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030072054A (ko) * 2002-03-05 2003-09-13 주식회사 성우하이텍 회전식 엔진
JP2012241672A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Soji Nakagawa ベーン型内燃機関の燃料供給構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4607880B2 (ja) ロータリー機構
JP4523152B2 (ja) ロータリ・ピストン・マシン
FI56576C (fi) Rotationskolvmaskin pump eller/och foerbraenningsmotor
JP2004520538A (ja) ロータリー機関
US6684847B1 (en) Radial vane rotary device
JP3488430B2 (ja) ロータリ軸方向エンジン
US6619243B2 (en) Pivoting piston rotary power device
EP0734486B1 (en) Rotary engine
JPH09151701A (ja) 仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン
US5944499A (en) Rotor-type pump having a communication passage interconnecting working-fluid chambers
US20030131723A1 (en) Pivoting piston rotary power device
CA2496051C (en) Positive displacement rotary device and method of use
US5517960A (en) Rotating internal combustion engine
JPH0733775B2 (ja) 回転機械
US20040255898A1 (en) Tri-vane rotary engine
JP3063003B1 (ja) 回転ピストン構造の容積形ピストン機構を用いた自動車等のロ―タリ―エンジン。
JP2588911Y2 (ja) 回転式圧縮機
KR20060054182A (ko) 주 로터 및 종 로터를 구비한 회전식 기계
RU2139992C1 (ru) Роторно-пластинчатый двигатель
JP3692379B2 (ja) 内燃機関・ポンプ等の回転機関
JPS63295818A (ja) ロ−タリエンジン
RU2105173C1 (ru) Роторный двигатель внутреннего сгорания
JPS6354148B2 (ja)
RU2152522C1 (ru) Роторно-поршневой двигатель внутреннего сгорания
JPH09317659A (ja) ロータリ型ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040427