JPH09151701A - 仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン - Google Patents
仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジンInfo
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- JPH09151701A JPH09151701A JP7335920A JP33592095A JPH09151701A JP H09151701 A JPH09151701 A JP H09151701A JP 7335920 A JP7335920 A JP 7335920A JP 33592095 A JP33592095 A JP 33592095A JP H09151701 A JPH09151701 A JP H09151701A
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- wall surface
- partition blade
- rotor
- crescent
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクトでエネルギ−効率に優れ、且つ高
出力可能なロ−タリ−エンジンを提供する。 【構成】 筒型ケ−シング2の両側に固定した蓋部3,
3の対向偏心位置に軸承孔22を設けた筒型のハウジン
グ1と、前記軸承孔22に中心の駆動回転軸7を軸承す
るとともにその筒型ケ−シング2の内壁面2aに一箇所
Nで内接して繊月状空間を形成する真円筒型の回転子4
と、その回転子4の軸心に直交する方向に往復しつつ回
転子4の外壁面4aに出没して前記繊月状空間を180
度方向に仕切る長さが一定の仕切ブレ−ド8とから成
り、筒型ケ−シング2の内壁面2aの形状を滑らか且つ
前記仕切ブレ−ド8の両先端8a,8bがどの角度位置
においても常に同時に内壁面2aに当接するように形成
する。前記繊月状空間に臨むハウジング1の内壁面に前
記内接部Nの回転方向の直後部には給気口9を、その直
後部には点火ブラグ21を、また直前には排気口10を
配設する。
出力可能なロ−タリ−エンジンを提供する。 【構成】 筒型ケ−シング2の両側に固定した蓋部3,
3の対向偏心位置に軸承孔22を設けた筒型のハウジン
グ1と、前記軸承孔22に中心の駆動回転軸7を軸承す
るとともにその筒型ケ−シング2の内壁面2aに一箇所
Nで内接して繊月状空間を形成する真円筒型の回転子4
と、その回転子4の軸心に直交する方向に往復しつつ回
転子4の外壁面4aに出没して前記繊月状空間を180
度方向に仕切る長さが一定の仕切ブレ−ド8とから成
り、筒型ケ−シング2の内壁面2aの形状を滑らか且つ
前記仕切ブレ−ド8の両先端8a,8bがどの角度位置
においても常に同時に内壁面2aに当接するように形成
する。前記繊月状空間に臨むハウジング1の内壁面に前
記内接部Nの回転方向の直後部には給気口9を、その直
後部には点火ブラグ21を、また直前には排気口10を
配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒型ハウジング内に
回転子を収納し、そのハウジング内空間を仕切る羽根板
(ブレ−ド)を備えたロ−タリ−エンジンに関する。
回転子を収納し、そのハウジング内空間を仕切る羽根板
(ブレ−ド)を備えたロ−タリ−エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】ロ−タリ−エンジンは外筒体(ハウジン
グ)とその中で回転する内筒体(ロ−タ−)とで構成さ
れ、ロ−タ−の回転出力によって駆動軸を回転させるも
のなので、ピストンの往復運動を駆動軸への回転運動に
変換するレシプロエンジンに比較すると転換ロスが少な
くエンジン音が静で高い出力が得られるとされている。
そのロ−タリ−エンジンの形態には、ハウジング内の所
定曲面内に接してロ−タ−が偏心状態で回転運動を行な
わせるバンケル型と、回転角度位置に羽根板(ブレ−
ド)によって仕切られた空間の体積を変えて給気、排気
を行なって、点火プラグ、弁機構等の周辺構造によって
回転出力を得ようとする仕切ブレ−ド型とがある。そし
て、既にバンケル型は自動車のエンジンとして実用に供
されているが、仕切ブレ−ド型については各種構造が提
案されてはいるにもかかわらず未だに自動車のエンジン
としては供されてはいない。
グ)とその中で回転する内筒体(ロ−タ−)とで構成さ
れ、ロ−タ−の回転出力によって駆動軸を回転させるも
のなので、ピストンの往復運動を駆動軸への回転運動に
変換するレシプロエンジンに比較すると転換ロスが少な
くエンジン音が静で高い出力が得られるとされている。
そのロ−タリ−エンジンの形態には、ハウジング内の所
定曲面内に接してロ−タ−が偏心状態で回転運動を行な
わせるバンケル型と、回転角度位置に羽根板(ブレ−
ド)によって仕切られた空間の体積を変えて給気、排気
を行なって、点火プラグ、弁機構等の周辺構造によって
回転出力を得ようとする仕切ブレ−ド型とがある。そし
て、既にバンケル型は自動車のエンジンとして実用に供
されているが、仕切ブレ−ド型については各種構造が提
案されてはいるにもかかわらず未だに自動車のエンジン
としては供されてはいない。
【0003】その理由を考察するに、最大の難点は仕切
ブレ−ドによって区切られた空間において、燃料を爆発
させた時に一回転方向のみへの出力が容易に得られない
ことである。構造的にみてロ−タ−が偏心状態でない場
合には、爆発圧力自体はロ−タ−とハウジング間の仕切
空間内の各隔壁面に方向性なく等圧に作用するので、回
転したい一回転方向のみへの出力が得られない。このた
めに、回転出力を得るためにはロ−タ−を偏心状態にお
いて爆発圧力を発生させることが必要となる。バンケル
型においてはロ−タ−を偏心させて回転方向性が得られ
るトルクを産みだしてその課題の解決を図っている。
ブレ−ドによって区切られた空間において、燃料を爆発
させた時に一回転方向のみへの出力が容易に得られない
ことである。構造的にみてロ−タ−が偏心状態でない場
合には、爆発圧力自体はロ−タ−とハウジング間の仕切
空間内の各隔壁面に方向性なく等圧に作用するので、回
転したい一回転方向のみへの出力が得られない。このた
めに、回転出力を得るためにはロ−タ−を偏心状態にお
いて爆発圧力を発生させることが必要となる。バンケル
型においてはロ−タ−を偏心させて回転方向性が得られ
るトルクを産みだしてその課題の解決を図っている。
【0004】これに対して、仕切ブレ−ド型のエンジン
は、通常は仕切ブレ−ドをハウジングとロ−タ−の間の
仕切空間内にハウジング側又はロ−タ−側の表面に出没
可能に設けて、常にブレ−ドで空間を仕切る構造となっ
ている。しかし空間を仕切っただけでは回転力がえられ
ないので、これに偏心構造をいかに組み込むかによって
仕切ブレ−ド型のエンジンの最大の難点である一回転方
向のみへの出力が可能かどうかが決まる。
は、通常は仕切ブレ−ドをハウジングとロ−タ−の間の
仕切空間内にハウジング側又はロ−タ−側の表面に出没
可能に設けて、常にブレ−ドで空間を仕切る構造となっ
ている。しかし空間を仕切っただけでは回転力がえられ
ないので、これに偏心構造をいかに組み込むかによって
仕切ブレ−ド型のエンジンの最大の難点である一回転方
向のみへの出力が可能かどうかが決まる。
【0005】そしてその回転手段が決定されても、仕切
ブレ−ドをハウジング内壁面に出没させ接触しつつ偏芯
回転させるのにはタイミング調節が難しく、またハウジ
ング内の仕切ブレ−ドがハウジング内壁面に常に接触さ
せて空間気密性を得る方法も通常バネ等によって仕切ブ
レ−ドを対向面に向けて出没させる手法を用いているが
加圧状態での相対的動きにより生じる接触摩擦抵抗減殺
されてエネルギ−効率が上がらないことや摩耗変形に対
する耐久性に大きな難点を有している。
ブレ−ドをハウジング内壁面に出没させ接触しつつ偏芯
回転させるのにはタイミング調節が難しく、またハウジ
ング内の仕切ブレ−ドがハウジング内壁面に常に接触さ
せて空間気密性を得る方法も通常バネ等によって仕切ブ
レ−ドを対向面に向けて出没させる手法を用いているが
加圧状態での相対的動きにより生じる接触摩擦抵抗減殺
されてエネルギ−効率が上がらないことや摩耗変形に対
する耐久性に大きな難点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実情に
鑑みてなされたもので、コンパクトな構造で高い回転出
力が得られ、耐久性にも優れて出力の低下を招くことな
く、且つエネルギ−効率の優れたブレ−ドを用いたロ−
タリ−エンジンを提供するものである。
鑑みてなされたもので、コンパクトな構造で高い回転出
力が得られ、耐久性にも優れて出力の低下を招くことな
く、且つエネルギ−効率の優れたブレ−ドを用いたロ−
タリ−エンジンを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するためのに、筒型ケ−シング2の両側に固定した蓋
部3,3の対向偏心位置に軸承孔22を設けた筒型のハ
ウジング1と、前記軸承孔22に中心の駆動回転軸7を
軸承するとともにその筒型ケ−シング2の内壁面2aに
一箇所Nで内接して繊月状空間Sを形成する真円筒型の
回転子4と、その回転子4の軸心に直交する方向に設け
た連通孔5を往復しつつ回転子4の外壁面4aに出没し
て前記繊月状空間Sを180度方向に仕切る長さが一定
の仕切ブレ−ド8とから成る。
決するためのに、筒型ケ−シング2の両側に固定した蓋
部3,3の対向偏心位置に軸承孔22を設けた筒型のハ
ウジング1と、前記軸承孔22に中心の駆動回転軸7を
軸承するとともにその筒型ケ−シング2の内壁面2aに
一箇所Nで内接して繊月状空間Sを形成する真円筒型の
回転子4と、その回転子4の軸心に直交する方向に設け
た連通孔5を往復しつつ回転子4の外壁面4aに出没し
て前記繊月状空間Sを180度方向に仕切る長さが一定
の仕切ブレ−ド8とから成る。
【0008】前記筒型ケ−シング2の内壁面2aの形状
をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド8の両先端8a,8b
がどの角度位置においても常に同時に内壁面2aに当接
するように形成し、前記繊月状空間Sに臨むハウジング
1の内壁面において、前記回転子4の前記内接部Nの回
転方向直後部に加圧燃料混合ガスの給気口9を、その直
後に点火ブラグ21を、前記内接部Nの直前に排気口1
0を配設して構成する。
をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド8の両先端8a,8b
がどの角度位置においても常に同時に内壁面2aに当接
するように形成し、前記繊月状空間Sに臨むハウジング
1の内壁面において、前記回転子4の前記内接部Nの回
転方向直後部に加圧燃料混合ガスの給気口9を、その直
後に点火ブラグ21を、前記内接部Nの直前に排気口1
0を配設して構成する。
【0009】また、前記筒型ケ−シング2の内壁面2a
の輪切り断面形状が、仕切ブレ−ド8の一方の先端部8
aが内接部Nに当接している時、他方の先端部8bが最
大突出して繊月状空間Sを二等分し、また、この位置か
ら90度回転した時の仕切ブレ−ドの先端部8a,8b
の回転子4の軸心からの距離が等しくなる形状に形成し
たものである。
の輪切り断面形状が、仕切ブレ−ド8の一方の先端部8
aが内接部Nに当接している時、他方の先端部8bが最
大突出して繊月状空間Sを二等分し、また、この位置か
ら90度回転した時の仕切ブレ−ドの先端部8a,8b
の回転子4の軸心からの距離が等しくなる形状に形成し
たものである。
【0010】さらに、前記仕切ブレ−ド8が二枚の仕切
ブレ−ド板部8d,8eとそれらを連結固定する仕切ブ
レ−ド連結軸8cから成り、回転子4の連通孔5の両開
口端部5a,5aを溝内に有する仕切ブレ−ド出没溝6
を前記仕切ブレ−ド板部8d,8eをその両先端部8
a,8bが完没可能な深さに形成し、その仕切ブレ−ド
出没溝6,6に前記仕切ブレ−ド8が往復可能となるよ
うに前記連通孔5にその連通孔5の長さよりも長い仕切
ブレ−ド連結軸8cを緩嵌し、その仕切ブレ−ド連結軸
8cの両端部に前記仕切ブレ−ド板部8d,8eの基端
部8f,8gを固定したものである。
ブレ−ド板部8d,8eとそれらを連結固定する仕切ブ
レ−ド連結軸8cから成り、回転子4の連通孔5の両開
口端部5a,5aを溝内に有する仕切ブレ−ド出没溝6
を前記仕切ブレ−ド板部8d,8eをその両先端部8
a,8bが完没可能な深さに形成し、その仕切ブレ−ド
出没溝6,6に前記仕切ブレ−ド8が往復可能となるよ
うに前記連通孔5にその連通孔5の長さよりも長い仕切
ブレ−ド連結軸8cを緩嵌し、その仕切ブレ−ド連結軸
8cの両端部に前記仕切ブレ−ド板部8d,8eの基端
部8f,8gを固定したものである。
【0011】さらにまた、前記仕切ブレ−ド8の両先端
部8a,8bに筒型ケ−シング2の内壁面2aに当接す
るロ−ラ−23を備えたものである。
部8a,8bに筒型ケ−シング2の内壁面2aに当接す
るロ−ラ−23を備えたものである。
【0012】また、前記ハウジング1の蓋部3に隣接さ
せて加圧燃料混合ガスの供給機構Gを重ね合わさせて設
けたものでうある。
せて加圧燃料混合ガスの供給機構Gを重ね合わさせて設
けたものでうある。
【0013】またさらに、前記加圧燃料混合ガスの供給
機構Gが、筒型ケ−シング12の両側に固定した蓋部1
3,13の対向偏心位置に軸承孔24を設けた筒型のハ
ウジング11と、前記軸承孔24に中心の駆動回転軸1
7を軸承するとともにその筒型ケ−シング12の内壁面
12aに一箇所Mで内接して繊月状空間Kを形成する真
円筒型の回転子14と、その回転子14の軸心に直交す
る方向に設けた連通孔15を往復しつつ回転子14の外
壁面14aに出没して前記繊月状空間Kを180度方向
に仕切る長さが一定の仕切ブレ−ド18とから成る。
機構Gが、筒型ケ−シング12の両側に固定した蓋部1
3,13の対向偏心位置に軸承孔24を設けた筒型のハ
ウジング11と、前記軸承孔24に中心の駆動回転軸1
7を軸承するとともにその筒型ケ−シング12の内壁面
12aに一箇所Mで内接して繊月状空間Kを形成する真
円筒型の回転子14と、その回転子14の軸心に直交す
る方向に設けた連通孔15を往復しつつ回転子14の外
壁面14aに出没して前記繊月状空間Kを180度方向
に仕切る長さが一定の仕切ブレ−ド18とから成る。
【0014】前記筒型ケ−シング12の内壁面12aの
形状をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド18の両先端18
a,18bがどの角度位置においても常に同時に内壁面
12aに当接するように形成し、前記繊月状空間Kに臨
むハウジング11の内壁面において、前記回転子14の
前記内接部Mの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの吸
気口19を、また前記内接部Mの直前に送気口20を配
設し、前記送気口20を送気通路25で連結して成る。
形状をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド18の両先端18
a,18bがどの角度位置においても常に同時に内壁面
12aに当接するように形成し、前記繊月状空間Kに臨
むハウジング11の内壁面において、前記回転子14の
前記内接部Mの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの吸
気口19を、また前記内接部Mの直前に送気口20を配
設し、前記送気口20を送気通路25で連結して成る。
【0015】
【作用】本発明は上記構成であり、その出力原理を順に
図8から図13までの工程を示す図で以下説明する。本
実施例では、混合加圧燃料混合ガスの供給機構Gについ
ては、筒型ケ−シング12の両側に固定した蓋部13,
13の対向偏心位置に軸承孔24を設けた筒型のハウジ
ング11に、前記軸承孔24に中心の駆動回転軸17を
軸承するとともにその筒型ケ−シング12の内壁面12
aに一箇所Mで内接して繊月状空間Kを形成する真円筒
型の回転子14と、その回転子14の軸心に直交する方
向に設けた連通孔15を往復しつつ回転子14の外壁面
14aに出没して前記繊月状空間Kを180度方向に仕
切る長さが一定の仕切ブレ−ド18とから成り、仕切ブ
レ−ド18の回転により繊月状空間Kが拡大、縮小を繰
返して、謂わばポンプ機能によって混合加圧燃料混合ガ
スを供給する構造である供給機構Gを用いて、この供給
機構Gをエンジン出力するためのハウジング1に隣接結
合させて、両者を合体させた構造とした場合で、エンジ
ン出力機構と混合加圧燃料混合ガスの供給機構Gとを図
の上下で対応させて説明する。
図8から図13までの工程を示す図で以下説明する。本
実施例では、混合加圧燃料混合ガスの供給機構Gについ
ては、筒型ケ−シング12の両側に固定した蓋部13,
13の対向偏心位置に軸承孔24を設けた筒型のハウジ
ング11に、前記軸承孔24に中心の駆動回転軸17を
軸承するとともにその筒型ケ−シング12の内壁面12
aに一箇所Mで内接して繊月状空間Kを形成する真円筒
型の回転子14と、その回転子14の軸心に直交する方
向に設けた連通孔15を往復しつつ回転子14の外壁面
14aに出没して前記繊月状空間Kを180度方向に仕
切る長さが一定の仕切ブレ−ド18とから成り、仕切ブ
レ−ド18の回転により繊月状空間Kが拡大、縮小を繰
返して、謂わばポンプ機能によって混合加圧燃料混合ガ
スを供給する構造である供給機構Gを用いて、この供給
機構Gをエンジン出力するためのハウジング1に隣接結
合させて、両者を合体させた構造とした場合で、エンジ
ン出力機構と混合加圧燃料混合ガスの供給機構Gとを図
の上下で対応させて説明する。
【0015】それら図中の給気口9、排気口10の開口
端周囲を筒型ケ−シング2の内壁面2aに、また吸気口
19、送気口20の開口端周囲を筒型ケ−シング12の
内壁面12aに沿ってそれぞれ広げた形状としているの
は、ガスの流れの時間差に対応するための各溝状開口端
部9a,10a,19a,20aである。
端周囲を筒型ケ−シング2の内壁面2aに、また吸気口
19、送気口20の開口端周囲を筒型ケ−シング12の
内壁面12aに沿ってそれぞれ広げた形状としているの
は、ガスの流れの時間差に対応するための各溝状開口端
部9a,10a,19a,20aである。
【0016】図8から図13までの各図については、エ
ンジン出力を示す図8の(イ)から図13の(ル)まで
で工程が一巡して元に戻る。即ち図13の(ル)に至る
と図8の(イ)に戻ることになる。また、混合加圧燃料
混合ガスの供給機構Gを示す図8の(a)から図13の
(k)までの中で、図10の(f)をスタ−トとして工
程が図11の(g)〜図13の(k)と同じ図1の
(a)〜図10の(e)と進み一巡して図10の(f)
に戻ることになる。夫々の回転子4,14の回転軸7,
17を一体物の軸とする。そのため前記各図の上段の
(イ)〜(ル)と下段の(a)〜(k)とは対応しつつ
同時進行することになる。
ンジン出力を示す図8の(イ)から図13の(ル)まで
で工程が一巡して元に戻る。即ち図13の(ル)に至る
と図8の(イ)に戻ることになる。また、混合加圧燃料
混合ガスの供給機構Gを示す図8の(a)から図13の
(k)までの中で、図10の(f)をスタ−トとして工
程が図11の(g)〜図13の(k)と同じ図1の
(a)〜図10の(e)と進み一巡して図10の(f)
に戻ることになる。夫々の回転子4,14の回転軸7,
17を一体物の軸とする。そのため前記各図の上段の
(イ)〜(ル)と下段の(a)〜(k)とは対応しつつ
同時進行することになる。
【0017】<混合ガスの圧縮工程>混合加圧燃料混合
ガスの供給機構Gの図10の(f)(仕切ブレ−ド18
が内接部Mにある)から反時計回りで回転子14と仕切
ブレ−ド18が回転し、この回転子14の回転にともな
って仕切ブレ−ド板部18dが突出移動しつつ繊月状空
間Kの広い方向にスライド回転し、繊月状空間Kを分け
る仕切空間K1が拡大するのでその内部が減圧され、ハ
ウジング11に臨んで開いている吸気口19から混合ガ
スが仕切空間K1内に吸い込まれる。そして吸気口19
の端部19aに至って両仕切ブレ−ト板部18d,18
eの間が最大の空間となり(図13の(k)=図8の
(a))、その吸気口19が閉鎖する。
ガスの供給機構Gの図10の(f)(仕切ブレ−ド18
が内接部Mにある)から反時計回りで回転子14と仕切
ブレ−ド18が回転し、この回転子14の回転にともな
って仕切ブレ−ド板部18dが突出移動しつつ繊月状空
間Kの広い方向にスライド回転し、繊月状空間Kを分け
る仕切空間K1が拡大するのでその内部が減圧され、ハ
ウジング11に臨んで開いている吸気口19から混合ガ
スが仕切空間K1内に吸い込まれる。そして吸気口19
の端部19aに至って両仕切ブレ−ト板部18d,18
eの間が最大の空間となり(図13の(k)=図8の
(a))、その吸気口19が閉鎖する。
【0018】そしてその両仕切ブレ−ト18d,18e
の間の仕切空間K1が縮小していき、仕切ブレ−ド板部
18eの先端18bが内接部Mに接触後この先には仕切
ブレ−ト板部18dと内接部Mとの間が縮小していき、
その空間K1が密閉されているのでその内部が増圧され
る。そして図11の(h)に示すように仕切ブレ−ト板
部18dが前記内接部Mの直前にハウジング11に臨ん
で開いている送気口20に近付き最大圧縮状態になり、
そして図12の(i)に示すように仕切ブレ−ト板部1
8dが送気口20に重なり最大圧縮状態のまま送気口2
0が開かれて、隣接したエンジン側のハウジング1内に
射出される。
の間の仕切空間K1が縮小していき、仕切ブレ−ド板部
18eの先端18bが内接部Mに接触後この先には仕切
ブレ−ト板部18dと内接部Mとの間が縮小していき、
その空間K1が密閉されているのでその内部が増圧され
る。そして図11の(h)に示すように仕切ブレ−ト板
部18dが前記内接部Mの直前にハウジング11に臨ん
で開いている送気口20に近付き最大圧縮状態になり、
そして図12の(i)に示すように仕切ブレ−ト板部1
8dが送気口20に重なり最大圧縮状態のまま送気口2
0が開かれて、隣接したエンジン側のハウジング1内に
射出される。
【0019】<吸気工程>回転子4壁面4aと筒型ケ−
シング内壁面2aが内接状態からハウジング1内の繊月
状空間Sから広空間に向けて、回転子4が回転して繊月
状空間Sを仕切る仕切ブレ−ド板8eが図8の(イ)の
状態から(ロ)の状態へ移動すると少し繊月状空間S1
が拡張する。この時、給気口9が開かれ、前記混合ガス
の供給機構Gの送気口20から送気通路25を通り、圧
縮工程において得られた燃料の圧縮混合ガスがエンジン
側のハウジング1の繊月状空間S内に加圧されて一気に
送り込まれる。
シング内壁面2aが内接状態からハウジング1内の繊月
状空間Sから広空間に向けて、回転子4が回転して繊月
状空間Sを仕切る仕切ブレ−ド板8eが図8の(イ)の
状態から(ロ)の状態へ移動すると少し繊月状空間S1
が拡張する。この時、給気口9が開かれ、前記混合ガス
の供給機構Gの送気口20から送気通路25を通り、圧
縮工程において得られた燃料の圧縮混合ガスがエンジン
側のハウジング1の繊月状空間S内に加圧されて一気に
送り込まれる。
【0020】<爆発出力工程>回転子4壁面4aと筒型
ケ−シング内壁面2aが内接状態からハウジング1内の
繊月状空間Sから広空間に向けて、回転子4が回転して
繊月状空間Sを仕切る仕切ブレ−ド板8eがその方向に
移動すると少し繊月状空間S1が拡張する(図8の
(ロ)の状態)。この時、前記のように給気口9が開
き、前記送気口20から圧縮混合ガスがハウジング1内
に加圧されて送り込まれる。この直後に回転によって回
転子4側面によって給気口9が閉じられ、回転子4が前
記ハウジング1内に臨ませた点火プラグ21を通過直後
に点火する(図10の(ホ)の状態)。
ケ−シング内壁面2aが内接状態からハウジング1内の
繊月状空間Sから広空間に向けて、回転子4が回転して
繊月状空間Sを仕切る仕切ブレ−ド板8eがその方向に
移動すると少し繊月状空間S1が拡張する(図8の
(ロ)の状態)。この時、前記のように給気口9が開
き、前記送気口20から圧縮混合ガスがハウジング1内
に加圧されて送り込まれる。この直後に回転によって回
転子4側面によって給気口9が閉じられ、回転子4が前
記ハウジング1内に臨ませた点火プラグ21を通過直後
に点火する(図10の(ホ)の状態)。
【0021】すると、繊月状空間S1内壁が爆発力で加
圧される。この時、可動面は仕切ブレ−ド板8e面のみ
であり、他に逃道がないので、繊月状空間S1が拡大す
る方向、即ち図の反時計回りの方向に回転子4が回転す
る(図10の(ヘ)から図11の(ト)を経て図11の
(チ)へ)。なお、燃料爆発時点の繊月状空間S1を回
転子4表面4aの仕切ブレ−ド板8e、8dの後部に陥
没させて設けた起爆室27によって最適な広さ形状に設
定して爆発をより効果てきにすることができる。
圧される。この時、可動面は仕切ブレ−ド板8e面のみ
であり、他に逃道がないので、繊月状空間S1が拡大す
る方向、即ち図の反時計回りの方向に回転子4が回転す
る(図10の(ヘ)から図11の(ト)を経て図11の
(チ)へ)。なお、燃料爆発時点の繊月状空間S1を回
転子4表面4aの仕切ブレ−ド板8e、8dの後部に陥
没させて設けた起爆室27によって最適な広さ形状に設
定して爆発をより効果てきにすることができる。
【0022】<排気工程>繊月状空間S1が最大に拡大
(図10の(ヘ)の状態)し、さらに回転して図11の
(ト)から図12の(ヌ)へと燃焼ガスのある繊月状空
間S1が縮小し、その縮小開始位置の繊月状空間S1末
端に設けた排気口10から燃焼ガスが排気カバ−26内
へ排出される。これが1サイクルである。燃焼ガスが排
出されている時に同時に180度に設けた別の仕切ブレ
−ド板8dが追っかけ爆発出力工程に入っている。この
際に仕切ブレ−ド板8dが反時計回りの方向に回転して
前の仕切ブレ−ト板8eの工程を追っかけ、以上の工程
を繰返す。したがって一つの仕切ブレ−ド板8eの1回
転につき1出力なされることになり、仕切ブレ−ド8は
仕切ブレ−ド板8e、8dが二つなので回転子4の36
0度1回転につき2出力されることになる。
(図10の(ヘ)の状態)し、さらに回転して図11の
(ト)から図12の(ヌ)へと燃焼ガスのある繊月状空
間S1が縮小し、その縮小開始位置の繊月状空間S1末
端に設けた排気口10から燃焼ガスが排気カバ−26内
へ排出される。これが1サイクルである。燃焼ガスが排
出されている時に同時に180度に設けた別の仕切ブレ
−ド板8dが追っかけ爆発出力工程に入っている。この
際に仕切ブレ−ド板8dが反時計回りの方向に回転して
前の仕切ブレ−ト板8eの工程を追っかけ、以上の工程
を繰返す。したがって一つの仕切ブレ−ド板8eの1回
転につき1出力なされることになり、仕切ブレ−ド8は
仕切ブレ−ド板8e、8dが二つなので回転子4の36
0度1回転につき2出力されることになる。
【0023】この実施例においては、前記圧縮吸気工程
が供気機構Gを表裏合体した構造の場合によって説明し
たが、別に燃料混合ガスを圧縮する装置を別に設けその
混合加圧燃料混合ガスを強制的にハウジング1内に送る
供気機構を周辺に備えるものであっても良い。
が供気機構Gを表裏合体した構造の場合によって説明し
たが、別に燃料混合ガスを圧縮する装置を別に設けその
混合加圧燃料混合ガスを強制的にハウジング1内に送る
供気機構を周辺に備えるものであっても良い。
【0024】
【実施例】以下本発明の実施例を図によって説明する
と、図1に示すように、筒型ケ−シング2の両側に固定
した蓋部3,3の対向偏心位置に軸承孔22を設けた筒
型のハウジング1と、前記軸承孔22に中心の駆動回転
軸7を軸承するとともにその筒型ケ−シング2の内壁面
2aに一箇所Nで内接して、図2及び図3に示すよう
に、繊月状空間Sを形成する真円筒型の回転子4と、そ
の回転子4の軸心に直交する方向に設けた連通孔5を往
復しつつ回転子4の外壁面4aに出没して前記繊月状空
間Sを180度方向に仕切る長さが一定の仕切ブレ−ド
8とから成る。
と、図1に示すように、筒型ケ−シング2の両側に固定
した蓋部3,3の対向偏心位置に軸承孔22を設けた筒
型のハウジング1と、前記軸承孔22に中心の駆動回転
軸7を軸承するとともにその筒型ケ−シング2の内壁面
2aに一箇所Nで内接して、図2及び図3に示すよう
に、繊月状空間Sを形成する真円筒型の回転子4と、そ
の回転子4の軸心に直交する方向に設けた連通孔5を往
復しつつ回転子4の外壁面4aに出没して前記繊月状空
間Sを180度方向に仕切る長さが一定の仕切ブレ−ド
8とから成る。
【0025】前記筒型ケ−シング2の内壁面2aの形状
をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド8の両先端8a,8b
がどの角度位置においても常に同時に内壁面2aに当接
するように形成する。そして、前記繊月状空間Sに臨む
ハウジング1の内壁面において、前記回転子4の前記内
接部Nの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの給気口9
を、その直後に点火ブラグ21を、前記内接部Nの直前
に排気口10を配設して構成する。前記給気口9には、
ガスの流れの時間差に対応するためのに、その開口端周
囲を筒型ケ−シング2の内壁面2aに沿ってそれぞれ広
げた溝状開口端部9aを形成し、また前記排気口10に
は前記給気口9と同様に溝状開口端部10aを形成す
る。
をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド8の両先端8a,8b
がどの角度位置においても常に同時に内壁面2aに当接
するように形成する。そして、前記繊月状空間Sに臨む
ハウジング1の内壁面において、前記回転子4の前記内
接部Nの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの給気口9
を、その直後に点火ブラグ21を、前記内接部Nの直前
に排気口10を配設して構成する。前記給気口9には、
ガスの流れの時間差に対応するためのに、その開口端周
囲を筒型ケ−シング2の内壁面2aに沿ってそれぞれ広
げた溝状開口端部9aを形成し、また前記排気口10に
は前記給気口9と同様に溝状開口端部10aを形成す
る。
【0026】前記筒型ケ−シング2の内壁面2aの輪切
り断面形状は、図2に示すように、長さ固定した仕切ブ
レ−ド8(図2に、必ず軸心Xを通るいずれも等しい長
さの二点鎖線の直線で示す)の一方の先端部8aが内接
部Nに当接している時、他方の先端部8bが最大突出し
て繊月状空間Sを二等分し、また、この位置から90度
回転した時の仕切ブレ−ドの先端部8a,8bの回転子
4の軸心からの距離が等しくなる形状に形成する。回転
子4の軸心Xの位置は定位置に固定される。即ち回転子
4は軸心XとしNで筒型ケ−シング2の内壁面2aに内
接する真円の筒体である。
り断面形状は、図2に示すように、長さ固定した仕切ブ
レ−ド8(図2に、必ず軸心Xを通るいずれも等しい長
さの二点鎖線の直線で示す)の一方の先端部8aが内接
部Nに当接している時、他方の先端部8bが最大突出し
て繊月状空間Sを二等分し、また、この位置から90度
回転した時の仕切ブレ−ドの先端部8a,8bの回転子
4の軸心からの距離が等しくなる形状に形成する。回転
子4の軸心Xの位置は定位置に固定される。即ち回転子
4は軸心XとしNで筒型ケ−シング2の内壁面2aに内
接する真円の筒体である。
【0027】また、前記仕切ブレ−ド8の両先端部8
a,8bに筒型ケ−シング2の内壁面2aに当接するロ
−ラ−23を備えたものについては、そのロ−ラ−23
の筒型ケ−シング2の内壁面2aに対する内接位置同士
を結ぶ線(図3に、必ず軸心Xを通るいずれも等しい長
さの二点鎖線の直線で示す)の軌跡が決り、このロ−ラ
−23の使用により筒型ケ−シング2の内壁面2aに対
する摩擦抵抗を大きく減少させることができる。
a,8bに筒型ケ−シング2の内壁面2aに当接するロ
−ラ−23を備えたものについては、そのロ−ラ−23
の筒型ケ−シング2の内壁面2aに対する内接位置同士
を結ぶ線(図3に、必ず軸心Xを通るいずれも等しい長
さの二点鎖線の直線で示す)の軌跡が決り、このロ−ラ
−23の使用により筒型ケ−シング2の内壁面2aに対
する摩擦抵抗を大きく減少させることができる。
【0028】さらに、前記仕切ブレ−ド8は、図4乃至
図7に示すように、二枚の仕切ブレ−ド板部8d,8e
とそれらを連結固定する仕切ブレ−ド連結軸8cから成
り、回転子4の連通孔5の両開口端部5a,5aを溝内
に有する仕切ブレ−ド出没溝6を前記仕切ブレ−ド板部
8d,8eをその両先端部8a,8bが完没可能な深さ
に形成し、その仕切ブレ−ド出没溝6,6に前記仕切ブ
レ−ド8が往復可能となるように前記連通孔5にその連
通孔5の長さよりも長い仕切ブレ−ド連結軸8cを緩嵌
し、その仕切ブレ−ド連結軸8cの両端部に前記仕切ブ
レ−ド板部8d,8eの基端部8f,8gを固定する。
図7に示すように、二枚の仕切ブレ−ド板部8d,8e
とそれらを連結固定する仕切ブレ−ド連結軸8cから成
り、回転子4の連通孔5の両開口端部5a,5aを溝内
に有する仕切ブレ−ド出没溝6を前記仕切ブレ−ド板部
8d,8eをその両先端部8a,8bが完没可能な深さ
に形成し、その仕切ブレ−ド出没溝6,6に前記仕切ブ
レ−ド8が往復可能となるように前記連通孔5にその連
通孔5の長さよりも長い仕切ブレ−ド連結軸8cを緩嵌
し、その仕切ブレ−ド連結軸8cの両端部に前記仕切ブ
レ−ド板部8d,8eの基端部8f,8gを固定する。
【0029】前記仕切ブレ−ド板部8d,8eの両先端
部8a,8b間は距離が決っているので、回転子4の仕
切ブレ−ド出没溝6,6内での仕切ブレ−ド板部8d,
8eの出没にはバネ等の附勢手段は用いない。このこと
は、これまでの仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジンに組
込まれる仕切ブレ−ドが、仕切ブレ−ドを出没させるた
めにバネ等の附勢手段に頼っていたことと比較すると全
く異なった部分である。附勢手段を用いることは結局仕
切ブレ−ド板部8d,8eの両先端部8a,8bと筒型
ケ−シング12の内壁面12aとの摩擦増加の一因とな
るのである。
部8a,8b間は距離が決っているので、回転子4の仕
切ブレ−ド出没溝6,6内での仕切ブレ−ド板部8d,
8eの出没にはバネ等の附勢手段は用いない。このこと
は、これまでの仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジンに組
込まれる仕切ブレ−ドが、仕切ブレ−ドを出没させるた
めにバネ等の附勢手段に頼っていたことと比較すると全
く異なった部分である。附勢手段を用いることは結局仕
切ブレ−ド板部8d,8eの両先端部8a,8bと筒型
ケ−シング12の内壁面12aとの摩擦増加の一因とな
るのである。
【0030】また、図5乃至図7に示すように、前記ハ
ウジング1の蓋部3に隣接させて加圧燃料混合ガスの供
給機構Gを重ね合わさせて設けるの態様が可能である。
ウジング1の蓋部3に隣接させて加圧燃料混合ガスの供
給機構Gを重ね合わさせて設けるの態様が可能である。
【0031】そして、その加圧燃料混合ガスの供給機構
Gは、筒型ケ−シング12の両側に固定した蓋部13,
13の対向偏心位置に軸承孔24を設けた筒型のハウジ
ング11と、前記軸承孔24に中心の駆動回転軸17を
軸承するとともにその筒型ケ−シング12の内壁面12
aに一箇所Mで内接して繊月状空間Kを形成する真円筒
型の回転子14と、その回転子14の軸心に直交する方
向に設けた連通孔15を往復しつつ回転子14の外壁面
14aに出没して前記繊月状空間Kを180度方向に仕
切る長さが一定の仕切ブレ−ド18とから成る。
Gは、筒型ケ−シング12の両側に固定した蓋部13,
13の対向偏心位置に軸承孔24を設けた筒型のハウジ
ング11と、前記軸承孔24に中心の駆動回転軸17を
軸承するとともにその筒型ケ−シング12の内壁面12
aに一箇所Mで内接して繊月状空間Kを形成する真円筒
型の回転子14と、その回転子14の軸心に直交する方
向に設けた連通孔15を往復しつつ回転子14の外壁面
14aに出没して前記繊月状空間Kを180度方向に仕
切る長さが一定の仕切ブレ−ド18とから成る。
【0032】前記筒型ケ−シング12の内壁面12aの
形状をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド18の両先端18
a,18bがどの角度位置においても常に同時に内壁面
12aに当接するように形成し、前記繊月状空間Kに臨
むハウジング11の内壁面において、前記回転子14の
前記内接部Mの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの吸
気口19を、また前記内接部Mの直前に送気口20を配
設し、前記送気口20を送気通路25でエンジン出力側
の給気口9に連結する。前記吸気口19には、ガスの流
れの時間差に対応するためのに、その開口端周囲を筒型
ケ−シング12の内壁面12aに沿ってそれぞれ広げた
溝状開口端部19aを形成し、また前記送気口20には
前記吸気口19と同様に溝状開口端部20aを形成す
る。
形状をなだらか且つ前記仕切ブレ−ド18の両先端18
a,18bがどの角度位置においても常に同時に内壁面
12aに当接するように形成し、前記繊月状空間Kに臨
むハウジング11の内壁面において、前記回転子14の
前記内接部Mの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの吸
気口19を、また前記内接部Mの直前に送気口20を配
設し、前記送気口20を送気通路25でエンジン出力側
の給気口9に連結する。前記吸気口19には、ガスの流
れの時間差に対応するためのに、その開口端周囲を筒型
ケ−シング12の内壁面12aに沿ってそれぞれ広げた
溝状開口端部19aを形成し、また前記送気口20には
前記吸気口19と同様に溝状開口端部20aを形成す
る。
【0033】前記仕切ブレ−ド8の部材は鋼製、セラミ
ック製、特殊合金製等のように高強度且つ高硬質素材か
ら製作したものを用いる。また、駆動回転軸7を共有さ
せ、蓋部3,3を背中合わせにしてハウジング1を複数
連結することもできる。なお、図中の符号28はハウジ
ング1の蓋部3をハウジング1の筒型ケ−シング2に確
実に固定するための固定ボルト29の固定ボルト差込孔
であり、また符号30はハウジング11の蓋部13をハ
ウジング11の筒型ケ−シング12に確実に固定するた
めの固定ボルト31の固定ボルト差込孔である。また符
号の32は潤滑オイルの注入口である。
ック製、特殊合金製等のように高強度且つ高硬質素材か
ら製作したものを用いる。また、駆動回転軸7を共有さ
せ、蓋部3,3を背中合わせにしてハウジング1を複数
連結することもできる。なお、図中の符号28はハウジ
ング1の蓋部3をハウジング1の筒型ケ−シング2に確
実に固定するための固定ボルト29の固定ボルト差込孔
であり、また符号30はハウジング11の蓋部13をハ
ウジング11の筒型ケ−シング12に確実に固定するた
めの固定ボルト31の固定ボルト差込孔である。また符
号の32は潤滑オイルの注入口である。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記のようで、回転子4外壁面
4aとハウジング1の筒型ケ−シング2の内壁面2aと
の内接部Nから回転子4の回転によって仕切ブレ−ド板
8dが繊月状空間Sの広空間側に向けて移動すると、ハ
ウジング1内の仕切ブレ−ド板8dで仕切られた繊月状
空間S1が漸次拡張して行き、この時、給気口9が開
き、加圧燃料混合ガスの供給機構G側の送気口20から
圧縮混合ガスがハウジング1内に加圧されて送り込まれ
る。
4aとハウジング1の筒型ケ−シング2の内壁面2aと
の内接部Nから回転子4の回転によって仕切ブレ−ド板
8dが繊月状空間Sの広空間側に向けて移動すると、ハ
ウジング1内の仕切ブレ−ド板8dで仕切られた繊月状
空間S1が漸次拡張して行き、この時、給気口9が開
き、加圧燃料混合ガスの供給機構G側の送気口20から
圧縮混合ガスがハウジング1内に加圧されて送り込まれ
る。
【0035】この直後に回転子4側面によって給気口9
が閉じられ、前記繊月状空間S1が密封状態となりハウ
ジング1内に臨ませた点火プラグ10により点火され
る。すると、前記繊月状空間S1内壁が爆発力で加圧さ
れる。この時、加圧可動面は繊月状空間S1に面した仕
切ブレ−ド板8e面のみであり、他に逃道がないので、
仕切ブレ−ド板8e面が押されて前記繊月状空間S1が
拡大する方向、即ち図の反時計回りの方向に回転子4が
回転する。この回転が本発明エンジンの回転出力とな
る。
が閉じられ、前記繊月状空間S1が密封状態となりハウ
ジング1内に臨ませた点火プラグ10により点火され
る。すると、前記繊月状空間S1内壁が爆発力で加圧さ
れる。この時、加圧可動面は繊月状空間S1に面した仕
切ブレ−ド板8e面のみであり、他に逃道がないので、
仕切ブレ−ド板8e面が押されて前記繊月状空間S1が
拡大する方向、即ち図の反時計回りの方向に回転子4が
回転する。この回転が本発明エンジンの回転出力とな
る。
【0036】従来の装置においては出力をえる方法が、
回転軸の偏心トルクを如何に得るかを中心思想として構
成されていて、偏心の程度による出力方向と反出力方向
との差から回転トルクが創出されているのが回転力が高
効率且つ高出力が得られない弱点を有していたのに対し
て、本発明は、逆回転方向は筒型ケ−シング2の内壁面
2aと回転子4との内接部Nによって閉鎖して反出力方
向へのマイナス要因を除去してあるので、仕切ブレ−ド
8に対してのみ回転子4に一回転方向に効果的にエネル
ギ−が得られる。そして回転子4の1回転につき二枚の
仕切ブレ−ド8によって夫々出力なされる(1回転2出
力となる)ことになるので極めて高い出力を得ることが
可能である。
回転軸の偏心トルクを如何に得るかを中心思想として構
成されていて、偏心の程度による出力方向と反出力方向
との差から回転トルクが創出されているのが回転力が高
効率且つ高出力が得られない弱点を有していたのに対し
て、本発明は、逆回転方向は筒型ケ−シング2の内壁面
2aと回転子4との内接部Nによって閉鎖して反出力方
向へのマイナス要因を除去してあるので、仕切ブレ−ド
8に対してのみ回転子4に一回転方向に効果的にエネル
ギ−が得られる。そして回転子4の1回転につき二枚の
仕切ブレ−ド8によって夫々出力なされる(1回転2出
力となる)ことになるので極めて高い出力を得ることが
可能である。
【図1】本発明の分解斜視図。
【図2】本発明のケ−シング内壁面形状と仕切ブレ−ド
と回転子の関係を示す概念的輪切り側面図。
と回転子の関係を示す概念的輪切り側面図。
【図3】仕切ブレ−ドにロ−ラ−を備えた態様のケ−シ
ング内壁面形状と仕切ブレ−ドと回転子の関係を示す概
念的輪切り側面図。
ング内壁面形状と仕切ブレ−ドと回転子の関係を示す概
念的輪切り側面図。
【図4】本発明の輪切り透視側面図。
【図5】加圧燃料混合ガスの供給機構を示す透視輪切り
側面図。
側面図。
【図6】本発明の縦断側面図。
【図7】図6の90度別角度での縦断側面図。
【図8】(イ)、(ロ)、(a)、(b)が各工程を示
す模式的透視側面図。
す模式的透視側面図。
【図9】(ハ)、(ニ)、(c)、(d)が各工程を示
す模式的透視側面図。
す模式的透視側面図。
【図10】(ホ)、(ヘ)、(e)、(f)が各工程を
示す模式的透視側面図。
示す模式的透視側面図。
【図11】(ト)、(チ)、(g)、(h)が各工程を
示す模式的透視側面図。
示す模式的透視側面図。
【図12】(リ)、(ヌ)、(i)、(j)が各工程を
示す模式的透視側面図。
示す模式的透視側面図。
【図13】(ル)、(k)が各工程を示す模式的透視側
面図。
面図。
1 ハウジング 2 ハウジングの筒型ケ−シング 2a 筒型ケ−シング内壁面 3 ハウジングの蓋部 3a 蓋部内壁面 4 回転子 4a 回転子外壁面 5 連通孔 5a 連通孔の開口端部 6 仕切ブレ−ド出没溝 6a 仕切ブレ−ド出没溝の溝底 7 駆動回転軸 8 仕切ブレ−ド 8a 仕切ブレ−ドの先端部 8b 仕切ブレ−ドの先端部 8c 仕切ブレ−ドの連結軸 8d 仕切ブレ−ド板部 8e 仕切ブレ−ド板部 8f 仕切ブレ−ド板部の基端 8g 仕切ブレ−ド板部の基端 9 給気口 9a 給気口の溝状開口端部 10 排気口 10a 排気口の溝状開口端部 11 ハウジング 12 ハウジングの筒型ケ−シング 12a 筒型ケ−シング内壁面 13 ハウジングの蓋部 13a 蓋部内壁面 14 回転子 14a 回転子外壁面 15 連通孔 15a 連通孔の開口端部 16 仕切ブレ−ド出没溝 16a 仕切ブレ−ド出没溝の溝底 17 回転軸 18 仕切ブレ−ド 18a 仕切ブレ−ドの先端部 18b 仕切ブレ−ドの連結軸 18c 仕切ブレ−ドの連結軸 18d 仕切ブレ−ド板部 18e 仕切ブレ−ド板部 18f 仕切ブレ−ド板部の基端 18g 仕切ブレ−ド板部の基端 19 吸気口 19a 吸気口の溝状開口端部 20 送気口 20a 送気口の溝状開口端部 21 点火プラグ 22 偏心軸承孔 23 ロ−ラ− 24 偏心軸承孔 25 送気通路 26 排気カバ− 27 起爆室 28 ハウジングの蓋部の固定ボルト差込孔 29 固定ボルト 30 ハウジングの蓋部の固定ボルト差込孔 31 固定ボルト 32 オイル注入口 G 加圧燃料混合ガスの供給機構 K 加圧燃料混合ガスの供給機構の繊月状空間 S 繊月状空間 N 内接部 M 内接部 X 回転子の軸心
Claims (6)
- 【請求項1】 筒型ケ−シング(2)の両側に固定した
蓋部(3),(3)の対向偏心位置に軸承孔(22)を
設けた筒型のハウジング(1)と、前記軸承孔(22)
に中心の駆動回転軸(7)を軸承するとともにその筒型
ケ−シング(2)の内壁面(2a)に一箇所Nで内接し
て繊月状空間Sを形成する真円筒型の回転子(4)と、
その回転子(4)の軸心に直交する方向に設けた連通孔
(5)を往復しつつ回転子(4)の外壁面(4a)に出
没して前記繊月状空間Sを180度方向に仕切る長さが
一定の仕切ブレ−ド(8)とから成り、前記筒型ケ−シ
ング(2)の内壁面(2a)の形状をなだらか且つ前記
仕切ブレ−ド(8)の両先端(8a),(8b)がどの
角度位置においても常に同時に内壁面(2a)に当接す
るように形成し、前記繊月状空間Sに臨むハウジング
(1)の内壁面において、前記回転子(4)の前記内接
部Nの回転方向直後部に加圧燃料混合ガスの給気口
(9)を、その直後に点火ブラグ(21)を、前記内接
部Nの直前に排気口(10)をそれぞれ配設して成る仕
切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン。 - 【請求項2】 筒型ケ−シング(2)の内壁面(2a)
の輪切り断面形状が、仕切ブレ−ド(8)の一方の先端
部(8a)が内接部Nに当接している時、他方の先端部
(8b)が最大突出して繊月状空間Sを二等分し、ま
た、この位置から90度回転した時の仕切ブレ−ドの先
端部(8a),(8b)の回転子(4)の軸心からの距
離が等しくなる形状に形成した請求項1の仕切ブレ−ド
型ロ−タリ−エンジン。 - 【請求項3】 仕切ブレ−ド(8)が二枚の仕切ブレ−
ド板部(8d),(8e)とそれらを連結固定する仕切
ブレ−ド連結軸(8c)から成り、回転子(4)の連通
孔(5)の両開口端部(5a),(5a)を溝内に有す
る仕切ブレ−ド出没溝(6)を前記仕切ブレ−ド板部
(8d),(8e)をその両先端部(8a),(8b)
が完没可能な深さに形成し、その仕切ブレ−ド出没溝
(6),(6)に前記仕切ブレ−ド(8)が往復可能と
なるように前記連通孔(5)にその連通孔(5)の長さ
よりも長い仕切ブレ−ド連結軸(8c)を緩嵌し、その
仕切ブレ−ド連結軸(8c)の両端部に前記仕切ブレ−
ド板部(8d),(8e)の基端部(8f),(8g)
を固定した請求項1又は2の仕切ブレ−ド型ロ−タリ−
エンジン。 - 【請求項4】 仕切ブレ−ド(8)の両先端部(8
a),(8b)に筒型ケ−シング(2)の内壁面(2
a)に当接するロ−ラ−(23)を備えた請求項1乃至
3のうちいずれか一項記載の仕切ブレ−ド型ロ−タリ−
エンジン。 - 【請求項5】 ハウジング(1)の蓋部(3)に隣接さ
せて加圧燃料混合ガスの供給機構Gを重ね合わさせて設
けた請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の仕切ブレ
−ド型ロ−タリ−エンジン。 - 【請求項6】 加圧燃料混合ガスの供給機構Gが、筒型
ケ−シング(12)の両側に固定した蓋部(13),
(13)の対向偏心位置に軸承孔(24)を設けた筒型
のハウジング(11)と、前記軸承孔(24)に中心の
駆動回転軸(17)を軸承するとともにその筒型ケ−シ
ング(12)の内壁面(12a)に一箇所Mで内接して
繊月状空間Kを形成する真円筒型の回転子(14)と、
その回転子(14)の軸心に直交する方向に設けた連通
孔(15)を往復しつつ回転子(14)の外壁面(14
a)に出没して前記繊月状空間Kを180度方向に仕切
る長さが一定の仕切ブレ−ド(18)とから成り、前記
筒型ケ−シング(12)の内壁面(12a)の形状をな
だらか且つ前記仕切ブレ−ド(18)の両先端(18
a),(18b)がどの角度位置においても常に同時に
内壁面(12a)に当接するように形成し、前記繊月状
空間Kに臨むハウジング(11)の内壁面において、前
記回転子(14)の前記内接部Mの回転方向直後部に加
圧燃料混合ガスの吸気口(19)を、また前記内接部M
の直前に送気口(20)を配設し、前記送気口(20)
を送気通路(25)で連結して成る仕切ブレ−ド型ロ−
タリ−エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7335920A JPH09151701A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7335920A JPH09151701A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09151701A true JPH09151701A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18293846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7335920A Pending JPH09151701A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 仕切ブレ−ド型ロ−タリ−エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09151701A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030072054A (ko) * | 2002-03-05 | 2003-09-13 | 주식회사 성우하이텍 | 회전식 엔진 |
JP2012241672A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Soji Nakagawa | ベーン型内燃機関の燃料供給構造 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP7335920A patent/JPH09151701A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030072054A (ko) * | 2002-03-05 | 2003-09-13 | 주식회사 성우하이텍 | 회전식 엔진 |
JP2012241672A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Soji Nakagawa | ベーン型内燃機関の燃料供給構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040427 |