JPH09150806A - 製袋装置における縦シール装置 - Google Patents
製袋装置における縦シール装置Info
- Publication number
- JPH09150806A JPH09150806A JP33602195A JP33602195A JPH09150806A JP H09150806 A JPH09150806 A JP H09150806A JP 33602195 A JP33602195 A JP 33602195A JP 33602195 A JP33602195 A JP 33602195A JP H09150806 A JPH09150806 A JP H09150806A
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- Japan
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- bag
- longitudinal sealing
- vertical
- sealing
- longitudinal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦シールを迅速に効率よく行うと共に、袋の
サイズ変更に伴う縦シール位置の調整作業を運転中であ
っても簡易迅速に行うこと。 【解決手段】 長手方向で側縁を上方にして二つに折り
重ねられた包装用フィルムを水平方向に間欠移送し、そ
の移送停止時にフィルムの縦部分にヒートシールを施す
ように構成された製袋装置における縦シール装置におい
て、一対の縦長の溶封バーを開閉自在に設けた2組若し
くは3組の縦シール本体を、包装用フィルムの送り方向
に沿って機台のレール上に摺動自由に設け、かつ各縦シ
ール本体の間隔を多種類の袋幅に合わせて調節可能に設
けるように構成した。
サイズ変更に伴う縦シール位置の調整作業を運転中であ
っても簡易迅速に行うこと。 【解決手段】 長手方向で側縁を上方にして二つに折り
重ねられた包装用フィルムを水平方向に間欠移送し、そ
の移送停止時にフィルムの縦部分にヒートシールを施す
ように構成された製袋装置における縦シール装置におい
て、一対の縦長の溶封バーを開閉自在に設けた2組若し
くは3組の縦シール本体を、包装用フィルムの送り方向
に沿って機台のレール上に摺動自由に設け、かつ各縦シ
ール本体の間隔を多種類の袋幅に合わせて調節可能に設
けるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状に巻かれ
た包装用フィルムから連続的に多種類の袋を製造する製
袋装置における縦シール装置に関する。
た包装用フィルムから連続的に多種類の袋を製造する製
袋装置における縦シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の製袋装置の縦シール手段として、
特公昭58−44534号、特公昭52−47396号
公報にその概要が記載されている。因に、ここでいう製
袋装置は、ロール状に巻かれた包装用フィルムを長手方
向で側縁を上方にして二つに折り重ね、その折り曲げ部
分の底シールと一定の袋幅毎に縦シールを施して未切断
の連続した袋とし、これを切断、分離して一枚の袋とす
る構造である。後者特許公報に記載の装置は本件出願人
にかかるものであり、ここで用いられている縦シール手
段は、縦シールを1組の熱板だけで行ない、ヒートシー
ルを施す熱板を備えた本体を機台にボルトで締め付けて
固定する構造とされていた。
特公昭58−44534号、特公昭52−47396号
公報にその概要が記載されている。因に、ここでいう製
袋装置は、ロール状に巻かれた包装用フィルムを長手方
向で側縁を上方にして二つに折り重ね、その折り曲げ部
分の底シールと一定の袋幅毎に縦シールを施して未切断
の連続した袋とし、これを切断、分離して一枚の袋とす
る構造である。後者特許公報に記載の装置は本件出願人
にかかるものであり、ここで用いられている縦シール手
段は、縦シールを1組の熱板だけで行ない、ヒートシー
ルを施す熱板を備えた本体を機台にボルトで締め付けて
固定する構造とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の縦シ
ール手段においては、1箇所でヒートシールを施してい
るため、1回のヒートシールに要する時間が多く掛かる
とそれが直接袋の生産量に影響を及ぼすことになる。そ
して、その時間は袋の材質や大きさで異なるが、製袋包
装機の生産能力としては、通常、25〜50袋/分程度
であり、前記時間を短縮しない限り袋の生産量を増加す
ることができないという問題があった。また、袋のサイ
ズ(袋幅)を変更する場合には、熱板を備えた本体を固
定しているボルトを緩め、袋のシール位置に合わせるべ
く本体を手で適当に動かして、何度も調整をしながら再
びボルトで締付けるという面倒な調整作業を余儀なくさ
れていた。また、縦シール装置自体を幅を狭くしてコン
パクトに設計することが困難であるため、約70mm程
度(袋幅)の狭い袋に合わせて縦シール本体を3箇所に
分離して設けることができなかった。
ール手段においては、1箇所でヒートシールを施してい
るため、1回のヒートシールに要する時間が多く掛かる
とそれが直接袋の生産量に影響を及ぼすことになる。そ
して、その時間は袋の材質や大きさで異なるが、製袋包
装機の生産能力としては、通常、25〜50袋/分程度
であり、前記時間を短縮しない限り袋の生産量を増加す
ることができないという問題があった。また、袋のサイ
ズ(袋幅)を変更する場合には、熱板を備えた本体を固
定しているボルトを緩め、袋のシール位置に合わせるべ
く本体を手で適当に動かして、何度も調整をしながら再
びボルトで締付けるという面倒な調整作業を余儀なくさ
れていた。また、縦シール装置自体を幅を狭くしてコン
パクトに設計することが困難であるため、約70mm程
度(袋幅)の狭い袋に合わせて縦シール本体を3箇所に
分離して設けることができなかった。
【0004】よって、この発明の目的は、縦シールを迅
速に効率よく行うと共に、袋のサイズ変更に伴う縦シー
ル位置の調整作業を運転中であっても簡易迅速に行うこ
とができる装置を提供することにある。
速に効率よく行うと共に、袋のサイズ変更に伴う縦シー
ル位置の調整作業を運転中であっても簡易迅速に行うこ
とができる装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、長手方向で側縁を上方にして二つに折り重
ねられた包装用フィルムを水平方向に間欠移送し、その
移送停止時に該フィルムの縦部分にヒートシールを施す
ように構成された製袋装置における縦シール装置におい
て、一対の縦長の溶封バーを備えたレバーを開閉自在に
設けた2組若しくは3組の縦シール本体を、包装用フィ
ルムの送り方向に沿って機台のレール上に摺動自由に設
け、かつ各縦シール本体の間隔を多種類の袋幅に合わせ
て運転中又は運転停止時において調節可能に設けること
を特徴とする。
に本発明は、長手方向で側縁を上方にして二つに折り重
ねられた包装用フィルムを水平方向に間欠移送し、その
移送停止時に該フィルムの縦部分にヒートシールを施す
ように構成された製袋装置における縦シール装置におい
て、一対の縦長の溶封バーを備えたレバーを開閉自在に
設けた2組若しくは3組の縦シール本体を、包装用フィ
ルムの送り方向に沿って機台のレール上に摺動自由に設
け、かつ各縦シール本体の間隔を多種類の袋幅に合わせ
て運転中又は運転停止時において調節可能に設けること
を特徴とする。
【0006】
【発明の作用及び効果】前記構成になる縦シール装置に
おいては、2組若しくは3組の縦シール本体により、袋
の縦縁となる同一部位を2回又は3回の加熱で完全なシ
ールを施すもので、縦シールを非常に効率よく行うこと
ができる。しかして、1箇所当たりのヒートシール時間
が短かくてよいことから、包装用フィルムのシールに要
する移送停止時間が短縮される。この結果、袋の生産量
を(本件出願人の従来装置に比べ)毎分50袋程度から
毎分120袋(最大)にまで高めることが達成された。
また、縦シール本体が機台のレール上に摺動自由に設け
られているので、装置の停止時若しくは運転中において
も、袋の幅に合わせて縦シール本体の対応間隔の調整が
行い易い。よって、この装置によれば、袋のサイズ変更
に伴うシール位置の調整作業を簡易迅速に行うことがで
きるという利点をもつ。
おいては、2組若しくは3組の縦シール本体により、袋
の縦縁となる同一部位を2回又は3回の加熱で完全なシ
ールを施すもので、縦シールを非常に効率よく行うこと
ができる。しかして、1箇所当たりのヒートシール時間
が短かくてよいことから、包装用フィルムのシールに要
する移送停止時間が短縮される。この結果、袋の生産量
を(本件出願人の従来装置に比べ)毎分50袋程度から
毎分120袋(最大)にまで高めることが達成された。
また、縦シール本体が機台のレール上に摺動自由に設け
られているので、装置の停止時若しくは運転中において
も、袋の幅に合わせて縦シール本体の対応間隔の調整が
行い易い。よって、この装置によれば、袋のサイズ変更
に伴うシール位置の調整作業を簡易迅速に行うことがで
きるという利点をもつ。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図1は縦シール装置の一部を省
略した正面図、図2は同斜視図、図3は同一部の平面
図、図4は溶封バーを開放した状態の説明図、図5はガ
イドレバーを駆動する駆動機構の正面図、図6は同斜視
図、図7は袋の説明図、図8は製袋装置の概要平面図で
ある。
面に基づいて説明する。図1は縦シール装置の一部を省
略した正面図、図2は同斜視図、図3は同一部の平面
図、図4は溶封バーを開放した状態の説明図、図5はガ
イドレバーを駆動する駆動機構の正面図、図6は同斜視
図、図7は袋の説明図、図8は製袋装置の概要平面図で
ある。
【0008】縦シール装置10は、図7に示す長手方向
で側縁を上方にして二つに折り重ねられた包装用フィル
ム(以下、フィルムという)fに対して一定の袋幅毎に
縦縁cとなる位置にヒートシールを施すものである。図
1、2に示すように、縦シール本体11の中央には、一
対の縦長の溶封バー12、12を内方に備えたレバー1
3、13を対向させて軸15、15で回転可能に支持す
る。縦シール本体11は左右対称に構成しているので、
同一部分には同じ符号を付して説明を簡明にする。前記
レバー13は、その上部に軸着されたリンク16を、縦
シール本体11の両側部11aの上面に固定したスタン
ド30に軸着されたリンク17とピン18で連結されて
いる。19は前記レバー13の下方で縦シール本体11
に軸20で揺動可能に支持された逆L形レバーであり、
その横行片19aに軸着されたロッド21の上端を前記
ピン18に連結する。逆L形レバー19の下行片19b
には、カムフォロア22を固定する。
で側縁を上方にして二つに折り重ねられた包装用フィル
ム(以下、フィルムという)fに対して一定の袋幅毎に
縦縁cとなる位置にヒートシールを施すものである。図
1、2に示すように、縦シール本体11の中央には、一
対の縦長の溶封バー12、12を内方に備えたレバー1
3、13を対向させて軸15、15で回転可能に支持す
る。縦シール本体11は左右対称に構成しているので、
同一部分には同じ符号を付して説明を簡明にする。前記
レバー13は、その上部に軸着されたリンク16を、縦
シール本体11の両側部11aの上面に固定したスタン
ド30に軸着されたリンク17とピン18で連結されて
いる。19は前記レバー13の下方で縦シール本体11
に軸20で揺動可能に支持された逆L形レバーであり、
その横行片19aに軸着されたロッド21の上端を前記
ピン18に連結する。逆L形レバー19の下行片19b
には、カムフォロア22を固定する。
【0009】上面にラック23aを形成した一対のレー
ル23をフィルムfの送り方向に沿って機台1に固定
し、該レール23上には、前記縦シール本体11を嵌め
て摺動自由に設ける。図3に示すように、縦シール本体
11の一側面11aには、前記ラック23aに噛合する
ピニオン24を固定した調整軸25を設け、該調整軸2
5の一端にハンドル26を設ける。前記スタンド30の
外側には、ロックボルト31を回転可能に縦設してそれ
らの下部を側部11aに螺合する。該ロックボルト31
の下端31aは、前記レール23の外側に配置させて側
部11aに軸着したストッパー片32の後端に突き当て
られている。そして、ロックボルト31を締め付けるこ
とにより、ストッパー片32の前端32aをレール23
の下面に押し当て、縦シール本体11が固定されるよう
に設けられている。この実施の形態例においては、図
1、2に示すように3組の縦シール本体11を前記レー
ル23、23上に設けている。
ル23をフィルムfの送り方向に沿って機台1に固定
し、該レール23上には、前記縦シール本体11を嵌め
て摺動自由に設ける。図3に示すように、縦シール本体
11の一側面11aには、前記ラック23aに噛合する
ピニオン24を固定した調整軸25を設け、該調整軸2
5の一端にハンドル26を設ける。前記スタンド30の
外側には、ロックボルト31を回転可能に縦設してそれ
らの下部を側部11aに螺合する。該ロックボルト31
の下端31aは、前記レール23の外側に配置させて側
部11aに軸着したストッパー片32の後端に突き当て
られている。そして、ロックボルト31を締め付けるこ
とにより、ストッパー片32の前端32aをレール23
の下面に押し当て、縦シール本体11が固定されるよう
に設けられている。この実施の形態例においては、図
1、2に示すように3組の縦シール本体11を前記レー
ル23、23上に設けている。
【0010】35はレール23と同方向でほぼ同じ長さ
の一対のスライドバー36を設けたガイドレバーであっ
て、機台1に回転可能に支承された軸37に長手方向の
前後に固定されている。スライドバー36には、前記カ
ムフォロア22を遊嵌させる。38は軸37に遊嵌され
たカムレバーであり、その自由端にカムフォロア39を
設ける。カムレバー38の突片38aに軸着されたリン
ク40は、前記ガイドレバー35、35間に差し渡した
軸41に固定されたリンク42とピン43で連結され、
両リンク40、42の側面には、カムレバー38に設け
たストッパー44を当接させる。図5、6に示すよう
に、前記ガイドレバー35、35の間で軸37に固定し
たレバー45にはエヤーシリンダ46を装着し、このエ
ヤーシリンダ46のロッド側46aを前記軸41に固定
したレバー47に連結する。
の一対のスライドバー36を設けたガイドレバーであっ
て、機台1に回転可能に支承された軸37に長手方向の
前後に固定されている。スライドバー36には、前記カ
ムフォロア22を遊嵌させる。38は軸37に遊嵌され
たカムレバーであり、その自由端にカムフォロア39を
設ける。カムレバー38の突片38aに軸着されたリン
ク40は、前記ガイドレバー35、35間に差し渡した
軸41に固定されたリンク42とピン43で連結され、
両リンク40、42の側面には、カムレバー38に設け
たストッパー44を当接させる。図5、6に示すよう
に、前記ガイドレバー35、35の間で軸37に固定し
たレバー45にはエヤーシリンダ46を装着し、このエ
ヤーシリンダ46のロッド側46aを前記軸41に固定
したレバー47に連結する。
【0011】また、前記カムフォロア39は、駆動モー
タ(図示せず)により回転制御されるカム55に、前記
軸41に一端を掛けて他端を機台1側に掛け止めたバネ
50の弾力で押圧されている。かかる一連の構成は駆動
機構Dの一例であるが、前記ガイドレバー35を機台側
に設けたエヤーシリンダ(図示せず)で駆動する構成と
することも可能である。この縦シール装置10において
は、上記した駆動機構Dにより逆L形レバー19、19
を揺動作動させることによって、一対の縦長の溶封バー
12、12を内方に備えたレバー13、13を開閉自在
とするように構成されている。
タ(図示せず)により回転制御されるカム55に、前記
軸41に一端を掛けて他端を機台1側に掛け止めたバネ
50の弾力で押圧されている。かかる一連の構成は駆動
機構Dの一例であるが、前記ガイドレバー35を機台側
に設けたエヤーシリンダ(図示せず)で駆動する構成と
することも可能である。この縦シール装置10において
は、上記した駆動機構Dにより逆L形レバー19、19
を揺動作動させることによって、一対の縦長の溶封バー
12、12を内方に備えたレバー13、13を開閉自在
とするように構成されている。
【0012】この縦シール装置10においては、図2に
示すように3組の縦シール本体11を設けることによ
り、図7に示す袋aの縦縁cとなる同一部位を3回の加
熱で完全なシールを施すように構成しており、通常、図
8に示すような製袋装置Aに設置して使用される。その
製袋装置Aの概要は、ロール状に巻かれたフィルムfを
繰り出すフィルム供給機構iと、該フィルムfを長手方
向で側縁を上方にして二つに折り重ねる成形手段iiと、
該成形手段iiにより折り曲げられたフィルムfの底部分
にヒートシールを施す底シール手段iiiと、未切断の連
続した袋を間欠的に送り出すフィルム送り機構vと、該
フィルム送り機構vの送り停止時に前記未切断の袋を一
枚の袋aに切断するカッター機構vi等からなる。
示すように3組の縦シール本体11を設けることによ
り、図7に示す袋aの縦縁cとなる同一部位を3回の加
熱で完全なシールを施すように構成しており、通常、図
8に示すような製袋装置Aに設置して使用される。その
製袋装置Aの概要は、ロール状に巻かれたフィルムfを
繰り出すフィルム供給機構iと、該フィルムfを長手方
向で側縁を上方にして二つに折り重ねる成形手段iiと、
該成形手段iiにより折り曲げられたフィルムfの底部分
にヒートシールを施す底シール手段iiiと、未切断の連
続した袋を間欠的に送り出すフィルム送り機構vと、該
フィルム送り機構vの送り停止時に前記未切断の袋を一
枚の袋aに切断するカッター機構vi等からなる。
【0013】つぎに、かかる構成になる縦シール装置1
0の作動について説明する。長手方向で側縁を上方にし
て二つに折り重ねられた包装用フィルムfが、図4に示
す溶封バー12、12を開放した状態にある縦シール装
置10の位置で停止すると、その移送停止時にカム55
が時計方向に回転してガイドレバー35を内方に揺動さ
せる。この時、逆L形レバー19が時計方向に回転して
ロッド21を引き下げるので、レバー13が閉じられて
120〜200°Cの温度に維持された溶封バー12に
よりヒートシールが施される。しかる後、ガイドレバー
35がカム55により外方に揺動され、上記と反対にロ
ッド21を押し上げるため、レバー13が開放される。
0の作動について説明する。長手方向で側縁を上方にし
て二つに折り重ねられた包装用フィルムfが、図4に示
す溶封バー12、12を開放した状態にある縦シール装
置10の位置で停止すると、その移送停止時にカム55
が時計方向に回転してガイドレバー35を内方に揺動さ
せる。この時、逆L形レバー19が時計方向に回転して
ロッド21を引き下げるので、レバー13が閉じられて
120〜200°Cの温度に維持された溶封バー12に
よりヒートシールが施される。しかる後、ガイドレバー
35がカム55により外方に揺動され、上記と反対にロ
ッド21を押し上げるため、レバー13が開放される。
【0014】ついで、フィルムfがフィルム送り機構v
によって所定の袋幅分だけ送られると、縦シール装置1
0は再び上記同様の作動を行い、1番目の縦シール本体
11の位置で最初のシールを施されたフィルムfの縦縁
cに対し、2番目の縦シール本体11の位置で2回目の
シールを、3番目の縦シール本体11の位置で3回目の
シールが順次施されて縦シールが完了する。
によって所定の袋幅分だけ送られると、縦シール装置1
0は再び上記同様の作動を行い、1番目の縦シール本体
11の位置で最初のシールを施されたフィルムfの縦縁
cに対し、2番目の縦シール本体11の位置で2回目の
シールを、3番目の縦シール本体11の位置で3回目の
シールが順次施されて縦シールが完了する。
【0015】前記駆動機構Dのエヤーシリンダ46は、
図5に示すようにロッド側46aを引っ込ませてリンク
40、42をトグル位置に保持し、常にガイドレバー3
5とカムレバー38とを一体の状態としている。そこ
で、例えば装置の運転中にトラブルが生じて運転を急に
停止しなければならないような場合、作業者が停止ボタ
ンを押すと、エヤーシリンダ46のロッド側46aが伸
長してリンク40、42をくの字形に変形してガイドレ
バー35を外方に揺動させる。これによりロッド21が
押し上げられてレバー13を開放し、溶封バー12がフ
ィルムfから離れるので、フィルムfの焼き付き等が未
然に防止される。
図5に示すようにロッド側46aを引っ込ませてリンク
40、42をトグル位置に保持し、常にガイドレバー3
5とカムレバー38とを一体の状態としている。そこ
で、例えば装置の運転中にトラブルが生じて運転を急に
停止しなければならないような場合、作業者が停止ボタ
ンを押すと、エヤーシリンダ46のロッド側46aが伸
長してリンク40、42をくの字形に変形してガイドレ
バー35を外方に揺動させる。これによりロッド21が
押し上げられてレバー13を開放し、溶封バー12がフ
ィルムfから離れるので、フィルムfの焼き付き等が未
然に防止される。
【0016】袋のサイズ変更に伴う縦シール位置の調整
について説明する。ロックボルト31を緩めてロックを
解除してからハンドル26を回転すると、縦シール本体
11は、ラック23aとピニオン24によるラックピニ
オン機構により一対のレール23上を移動する。そこ
で、ハンドル26を操作して袋の各サイズを示す指標
(図示せず)に溶封バー12の中心を合わせ、ロックボ
ルト31を締め付けて固定する。この操作を他の縦シー
ル本体11についても行うことにより、各縦シール本体
11の間隔を所望の袋幅に合わせて容易に調節すること
ができる。
について説明する。ロックボルト31を緩めてロックを
解除してからハンドル26を回転すると、縦シール本体
11は、ラック23aとピニオン24によるラックピニ
オン機構により一対のレール23上を移動する。そこ
で、ハンドル26を操作して袋の各サイズを示す指標
(図示せず)に溶封バー12の中心を合わせ、ロックボ
ルト31を締め付けて固定する。この操作を他の縦シー
ル本体11についても行うことにより、各縦シール本体
11の間隔を所望の袋幅に合わせて容易に調節すること
ができる。
【0017】しかして、この縦シール装置10によれ
ば、1箇所当たりのヒートシール時間が短かくてよいこ
とから、縦シールが迅速に効率よく行われると共に、袋
のサイズ変更に伴う縦シール位置の調整作業が、装置の
停止時若しくは運転中の何れにおいても簡易迅速に行う
ことができる。
ば、1箇所当たりのヒートシール時間が短かくてよいこ
とから、縦シールが迅速に効率よく行われると共に、袋
のサイズ変更に伴う縦シール位置の調整作業が、装置の
停止時若しくは運転中の何れにおいても簡易迅速に行う
ことができる。
【図1】縦シール装置の一部を省略した正面図
【図2】同斜視図
【図3】同一部の平面図
【図4】溶封バーを開放した状態の説明図
【図5】ガイドレバーを駆動する駆動機構の正面図
【図6】同斜視図
【図7】袋の説明図
【図8】製袋装置の概要平面図
f→包装用フィルム a→袋 c→縦縁 A→製袋装置 i→フィルム供給機構 ii→成形手段 i
ii→底シール手段 v→フィルム送り機構 vi→カッター機構 1→機台 10→縦シール装置 11→縦シール本体
12→溶封バー 13→レバー 23→レール
ii→底シール手段 v→フィルム送り機構 vi→カッター機構 1→機台 10→縦シール装置 11→縦シール本体
12→溶封バー 13→レバー 23→レール
Claims (1)
- 【請求項1】 長手方向で側縁を上方にして二つに折り
重ねられた包装用フィルムを水平方向に間欠移送し、そ
の移送停止時に該フィルムの縦部分にヒートシールを施
すように構成された製袋装置における縦シール装置にお
いて、一対の縦長の溶封バーを備えたレバーを開閉自在
に設けた2組若しくは3組の縦シール本体を、包装用フ
ィルムの送り方向に沿って機台のレール上に摺動自由に
設け、かつ各縦シール本体の間隔を多種類の袋幅に合わ
せて運転中又は運転停止時において調節可能に設けるこ
とを特徴とする製袋装置における縦シール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33602195A JPH09150806A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 製袋装置における縦シール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33602195A JPH09150806A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 製袋装置における縦シール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09150806A true JPH09150806A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18294881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33602195A Pending JPH09150806A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 製袋装置における縦シール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09150806A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012025413A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | General Packer Co Ltd | 製袋包装機 |
WO2019225266A1 (ja) * | 2018-05-21 | 2019-11-28 | トタニ技研工業株式会社 | ヒートシール装置 |
Citations (2)
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