JPH09150517A - インクジェット式ヘッド装置 - Google Patents

インクジェット式ヘッド装置

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JPH09150517A
JPH09150517A JP31229795A JP31229795A JPH09150517A JP H09150517 A JPH09150517 A JP H09150517A JP 31229795 A JP31229795 A JP 31229795A JP 31229795 A JP31229795 A JP 31229795A JP H09150517 A JPH09150517 A JP H09150517A
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良介 上松
Hitoshi Minemoto
仁史 峯本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクの吐出を付勢する記録電極によらずイ
ンクの飛翔方向精度を向上すること。 【解決手段】 帯電されたトナー粒子を含むインク7を
貯留するインクチャンバ1と、このインクチャンバ1と
外部とを連通する吐出開口部8と、この吐出開口部8に
記録紙6を介して対向する対向電極5と、吐出開口部8
の長手方向に並設された複数の記録電極2,2,…と、
この複数の記録電極2,2,…の外側に配置されたダミ
ー電極3R,3Lと、トナー粒子を吐出開口部8に電気
泳動させる泳動電極4と、各電極4,2,3R,3Lに
それぞれ各別の所定の電圧を設定する電圧設定部15と
を備えている。そして、電圧設定部15が、複数の記録
電極2,2,…のうち隣接する2以上の記録電極に同時
に吐出電圧13を設定する場合には、当該2以上の記録
電極の両脇に隣接する記録電極2又はダミー電極3に同
時に補助電圧14を設定する補助電圧設定機能を備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
ヘッド装置に係り、特に、電界の作用により吐出させた
インクを記録紙に付着させ記録を行うインクジェット式
ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例が特開平2−67143
号公報に開示されている。この公報記載のものは、図5
(a)に示すように、複数のインクの噴射口66を有
し、これら噴射口66の内部には、液体インクに静電力
を作用させ吐出させる記録電極52がそれぞれ装備され
ている。また、複数の噴射口66が並設されているヘッ
ド本体の長手方向において当該複数の噴射口66の両脇
には、それぞれダミー電極53が配置されている。そし
て、所定の記録電極52に電圧が印加されると、当該記
録電極52と接地された対向電極55との間に電界を生
じ、この電界の作用を受けて噴射口66からインク滴6
2が吐出され、対向電極55に向かって飛翔する。具体
的には、電界中における導電性または誘電性の液体イン
クに働く静電力を利用したもので、記録電極52と対向
電極55との間に発生する電界により、液体インクが静
電誘導または分極作用により記録電極52上に蓄積され
てゆく。この結果、蓄積された液体インクに働くクーロ
ン力により液体インクが対向電極55方向に引っ張られ
る。そして遂にクーロン力が液体インクの表面張力に打
ち勝つと、インク滴62が吐出される。飛翔したインク
滴62は、対向電極55に到達する前に記録紙に付着し
印字が行われる。
【0003】この際、並設された記録電極のうち一番外
側の記録電極52とこれに隣接する内側の記録電極52
から同時にインク吐出を行う場合は、当該外側の記録電
極52による形成電界にばらつきを生じ、インクの飛翔
方向に誤差を生じるので、図5(b)に示すように、ダ
ミー電極53にも同時に電圧を印加することにより、ダ
ミー電極53が形成する両端部の電界を除き記録電極に
よる形成電界(電気力線65)が一様となるようにし、
これにより、インク滴62の吐出方向の直進性を確保す
ると共に、インクジェットヘッドの両端部の噴射方向精
度を向上させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来例にあっては、連続して並ぶ複数ドットを
記録する場合、即ち、隣接する任意の複数の記録電極に
同時に吐出電圧を印加する場合において、これらの複数
の記録電極がダミー電極と隣接していなければ、両端の
記録電極による形成電界は、上記従来例においてダミー
電極が無い場合と同様に形成方向のばらつきを生じ、イ
ンクの飛翔方向や飛翔量にムラを生じてしまうという不
都合があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、インクの吐出を付勢する記録電極によら
ずインクの飛翔方向精度を向上するインクジェット式ヘ
ッド装置を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、帯電されたトナー粒子を
含むインクを貯留するインクチャンバと、このインクチ
ャンバと外部とを連通する吐出開口部と、この吐出開口
部に記録紙を介して対向する接地された対向電極と、吐
出開口部の長手方向に所定間隔を隔てて並設された複数
の記録電極と、この複数の記録電極の外側に配置された
ダミー電極と、インクチャンバに併設されトナー粒子を
吐出開口部に電気泳動させる泳動電極と、複数の記録電
極,ダミー電極及び泳動電極にそれぞれ各別の所定の電
圧を設定する電圧設定部とを備えている。そして、電圧
設定部が、複数の記録電極のうち隣接する2以上の記録
電極に同時に吐出電圧を設定する場合には、当該2以上
の記録電極の両脇に隣接する記録電極又はダミー電極に
同時に補助電圧を設定する補助電圧設定機能を備えてい
る、という構成を採っている。
【0007】本発明では、電圧設定部により、各記録電
極への印加電圧が吐出電圧,補助電圧,待機電圧(0
〔V〕)の3つから選択的に設定される。上位装置によ
り2以上の記録電極から同時にインク吐出を行うことが
決定されると、電圧設定部15は、インク吐出を同時に
行うべき記録電極のなかに隣接するものがあるか否かを
判断する(ステップS1)。インク吐出を行うべき記録
電極のなかに隣接するものがある場合は、当該隣接する
2以上の記録電極の両脇に更に隣接する記録電極2又は
ダミー電極3R(3L)に補助電圧14(Vsp
〔V)〕を印加する(ステップS2)。そして、これと
ほぼ同時にインク吐出を行うべき全ての記録電極に吐出
電圧13(Vej〔V〕)を印加する(ステップS
3)。一方、インク吐出を行うべき記録電極の中に隣接
するものがない場合は、補助電圧14を印加せずに所定
の記録電極に吐出電圧13を印加する(ステップS
3)。
【0008】請求項2記載の発明では、上記ダミー電極
が、記録電極と同一面に形成されている、という構成を
採っており、請求項3記載の発明では、上記電圧設定部
の設定する補助電圧は、吐出開口部からトナー粒子の吐
出を生じない程度に設定されている、という構成を採っ
ている。これらにより、前述した目的を達成しようとす
るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図3に基づいて説明する。
【0010】図1乃至図2に示すインクジェット式ヘッ
ド装置は、帯電されたトナー粒子を含むインク7を貯留
するインクチャンバ1と、このインクチャンバ1と外部
とを連通する吐出開口部8と、この吐出開口部8に記録
紙6を介して対向する接地された対向電極5と、吐出開
口部8の長手方向に所定間隔を隔てて並設された複数の
記録電極2,2,…と、この複数の記録電極2,2,…
の外側に配置されたダミー電極3R,3Lと、インクチ
ャンバ1に併設されトナー粒子を吐出開口部8に電気泳
動させる泳動電極4と、複数の記録電極2,2,…,ダ
ミー電極3R,3L及び泳動電極4にそれぞれ各別の所
定の電圧を設定する電圧設定部15とを備えている。こ
のうち、電圧設定部15は、複数の記録電極2,2,…
のうち隣接する2以上の記録電極に同時に吐出電圧13
を設定する場合には、当該2以上の記録電極の両脇に隣
接する記録電極2又はダミー電極3R(3L)に同時に
補助電圧14を設定する補助電圧設定機能を備えてい
る。
【0011】これを更に詳述すると、本実施形態におい
て、インクチャンバ1は、誘電体である基台1aと、こ
の基台1a上に覆い設けられた同じく誘電体のカバー部
材1bとの間に設けられている。カバー部材1bには、
外部のインクタンクとチューブ管路を介して接続された
インク供給口10及びインク排出口11とが設けられて
いる。インクタンクとの間を繋ぐチューブ管路にはポン
プが併設され、インクチャンバ1内のインク7は1cm
2 O程度の負圧が付与された状態で強制的に循環され
るようになっている。
【0012】複数の記録電極2,2,…及びダミー電極
3R,3Lは、基台1a上の同一面に複数平行に形成さ
れている。これら記録電極2,2,…及びダミー電極3
R,3Lは、Cu、Ni等の導電性材料を電鋳で帯状に
形成したものであり、その幅は50μm程度に設定され
ている。また、隣接する記録電極2,2,…又はダミー
電極3R,3L間の配置幅は、それぞれ300dpiピ
ッチ即ち85〔μm〕間隔で配置されている。
【0013】泳動電極4は、導電性材料で平板状に形成
され、インクチャンバ1の内壁のインク吐出方向とは反
対側に固定されている。
【0014】対向電極5は、記録電極2,2,…の延長
上に配置され、抵抗器を介して接地されている。この対
向電極5と吐出開口部8との間には、当該対向電極5と
接するように記録紙6が配設されている。この記録紙6
は、図1の上下方向に搬送されるようになっている。
【0015】インク7は、石油系有機溶媒(イソパラフ
ィン)に帯電制御剤とともに着色した熱可塑性樹脂の微
粒子、いわゆるトナーを分散したもので、トナーはゼー
タ電位により正極性に見かけの帯電がなされているもの
である。
【0016】吐出開口部8は、基台1aとカバー部材1
bとの間の隙間としてスリット状に形成されている。吐
出開口部8は、複数の流路壁9,9,…によって複数の
メニスカス形成部に分割されており、各流路壁9,9,
…は、記録電極2,2,…又はダミー電極3R,3Lと
対応する位置にそれぞれ配置されている。複数の流路壁
9は、吐出開口部8を分割するのみであって、インクチ
ャンバ1の内部では、全てのメニスカス形成部が連通さ
れている。
【0017】電圧設定部15は、泳動電極4にインク7
中のトナー粒子と同極性の電圧を常時印加する機能と、
記録電極2に吐出電圧13(Vej〔V〕),補助電圧
14(Vsp〔V〕)又は待機電圧0〔V〕を所定条件
に基づいて選択的に印加する機能と、ダミー電極3R,
3Lに補助電圧14又は待機電圧0〔V〕を所定条件に
基づいて選択的に印加する機能とを備えている。泳動電
極4に印加される電圧は、吐出開口部8からインク滴1
2の吐出を生じない程度でなるべく高い値に設定される
ことが望ましい。また、吐出電圧13は、インク7中の
トナー粒子と同極性の電圧であり、記録電極2に印加さ
れることによって吐出開口部8からインク吐出を生じる
ように設定された電圧である。一方、補助電圧14は、
記録電極2又はダミー電極3R,3Lに印加されても、
吐出開口部8からインク滴12の吐出を生じない程度で
なるべく高めの値に設定する。ここで、記録電極2又は
ダミー電極3R,3Lに印加する電圧を選択するための
所定条件については後述する。
【0018】次に、本実施形態の全体動作を図2乃至図
4に基づいて説明する。
【0019】装置全体を稼動状態に設定すると、インク
チャンバ1内のインク7の循環が開始され、吐出開口部
8の流路壁9間には複数のインクメニスカスが形成され
る。そして、泳動電極4に、電圧設定部15より所定の
電圧が印加されると、インク7の電位も泳動電極4と同
電位に設定され、当該インク7中のトナー粒子は、吐出
開口部8に電気泳動し、メニスカス部に集中する。そし
て、インク吐出を行うべき記録電極2が決定されると、
電圧設定部15は、当該記録電極2に吐出電圧13(V
ej〔V〕)を印加する。これにより、当該記録電極2
に対応して配置された流路壁9の両側からメニスカスが
インク吐出方向に凸状に引き出され、その先端に更にト
ナー粒子が集中してゆく。そして、一群となったトナー
粒子に作用するクーロン力がインク7の表面張力に打ち
勝つと、記録電極2の配置位置からその延長線上にイン
ク滴12が吐出される。このインク滴12は、その構成
成分のほとんどが一群のトナー粒子であり、これに幾ら
かのインク液分が伴っている。
【0020】吐出されたインク滴12は、記録紙6上に
付着し、当該記録紙6表面にはインク滴12中のトナー
粒子のみが残留する。記録紙6に付着したトナー粒子は
定着部に搬送された後加熱定着され、これにより記録が
行われてゆく。このように、インク7中のトナー粒子を
主成分としてドットを形成するため、従来のインクジェ
ット方式の不都合であった記録紙6上のニジミ等が発生
せず、電子写真方式並の高印字品質を行うことができ
る。
【0021】次に、2以上の記録電極2から同時にイン
ク吐出を行うべき場合の電圧設定部15の動作を図4に
基づいて詳述する。
【0022】上位装置により2以上の記録電極から同時
にインク吐出を行うことが決定されると、電圧設定部1
5は、インク吐出を同時に行うべき記録電極のなかに隣
接するものがあるか否かを判断する(ステップS1)。
インク吐出を行うべき記録電極のなかに隣接するものが
ある場合は、当該隣接する2以上の記録電極の両脇に更
に隣接する記録電極2又はダミー電極3R(3L)に補
助電圧14(Vsp〔V)〕を印加する(ステップS
2)。そして、これとほぼ同時にインク吐出を行うべき
全ての記録電極に吐出電圧13(Vej〔V〕)を印加
する(ステップS3)。一方、インク吐出を行うべき記
録電極の中に隣接するものがない場合は、補助電圧14
を印加せずに所定の記録電極に吐出電圧13を印加する
(ステップS3)。
【0023】例えば図3(a)において、4つの記録電
極2a,2b,2c,2dからインク吐出を行う場合に
は、これらの両脇に隣接するダミー電極3Rと記録電極
2eに補助電圧14が印加されると共に、記録電極2
a,2b,2c,2dに吐出電圧13が印加される。こ
れにより、記録電極2aの形成電界(電気力線16)の
みならず、記録電極2dによる形成電界の分布も記録電
極2b,2cの形成電界の分布とほぼ一様になる。この
ため、図3(b)に示すように、各記録電極2a,2
b,2c,2dの位置から吐出されたインク滴12の直
進性をそれぞれ確保することができる。
【0024】また、以上の作用効果は任意の隣接した記
録電極2,2,…からインク滴12を吐出した場合でも
同様であり、インク吐出を行う隣接した記録電極のうち
両端の記録電極から吐出されるインク滴12とその間の
記録電極から吐出されるインク滴12との滴量及び方向
性のバラツキを抑制することができる。
【0025】これに加え、本実施形態では、ダミー電極
3R,3Lを複数の記録電極2,2,…と同一面に形成
するので、複数の記録電極2,2,…とダミー電極3
R,3Lとをフォトリソグラフィー等の手法により同時
形成することができ、製造工程の簡略化を図ることがで
きる。また、補助電圧13は、吐出開口部8からインク
吐出を生じない程度に設定されているので、ダミー電極
3R,3Lをインクチャンバ1内に設けても、当該ダミ
ー電極3R,3Lによる不慮のインク吐出を防止するこ
とができる。
【0026】ここで、本実施形態によらず、インク吐出
を行う時には、インク吐出を行わない全ての記録電極及
びダミー電極に補助電圧14を印加するように構成して
も良い。この場合、インク吐出を行う記録電極の組み合
わせによらず、全てのインク吐出方向のばらつきを有効
に抑制することができる。また、単一の記録電極2に吐
出電圧13を印加する場合でも、その両脇の吐出電極2
又はダミー電極3R,3Lに補助電圧14を印加するよ
うに構成しても良い。この場合、単一の記録電極2から
吐出されるインクの指向性をより向上させることができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、電圧設定部が、複数の記録電極
のうち隣接する2以上の記録電極に同時に吐出電圧を設
定する場合には,当該2以上の記録電極の両脇に隣接す
る記録電極又はダミー電極に同時に補助電圧を設定する
ので、任意の連続したドットを記録するにあたり、吐出
を行なう記録電極によらず形成電界の分布を一定にする
ことができ、インク吐出時の滴量や方向性のバラツキを
抑制し精度の高い印字を行うことができる、という従来
にない優れたインクジェット式ヘッド装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるヘッド本体部分の
一部を断面で示した斜視図である。
【図2】図1に示す実施形態の電気系の構成を示す構成
図である。
【図3】図1乃至図2に示す実施形態におけるインク滴
の吐出状態を示す説明図であり、図3(a)が各記録電
極に印加される電圧及び記録電極と対向電極との間に形
成される電気力線の様子を示し、図3(b)が吐出され
るインク滴の状態をそれぞれ示す。
【図4】図1乃至図2に示す実施形態において、2以上
の記録電極から同時にインク滴の吐出を行う場合の電圧
設定部の動作を示すフローチャートである。
【図5】従来例を示す構成図であり、図5(a)がイン
ク滴の吐出状態を示し、図5(b)が記録電極又はダミ
ー電極と対向電極との間に形成される電気力線の様子を
示す。
【符号の説明】
1 インクチャンバ 2 記録電極 3 ダミー電極 4 泳動電極 5 対向電極 6 記録紙 7 インク 8 吐出開口部 13 吐出電圧 14 補助電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯本 仁史 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 萩原 良広 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電されたトナー粒子を含むインクを貯
    留するインクチャンバと、このインクチャンバと外部と
    を連通する吐出開口部と、この吐出開口部に記録紙を介
    して対向する接地された対向電極と、前記吐出開口部の
    長手方向に所定間隔を隔てて並設された複数の記録電極
    と、この複数の記録電極の外側に配置されたダミー電極
    と、前記インクチャンバに併設され前記トナー粒子を前
    記吐出開口部に電気泳動させる泳動電極と、前記複数の
    記録電極,ダミー電極及び泳動電極にそれぞれ各別の所
    定の電圧を設定する電圧設定部とを備えたインクジェッ
    ト式ヘッド装置において、 前記電圧設定部が、前記複数の記録電極のうち隣接する
    2以上の記録電極に同時に吐出電圧を設定する場合に
    は、当該2以上の記録電極の両脇に隣接する記録電極又
    はダミー電極に同時に補助電圧を設定する補助電圧設定
    機能を備えていることを特徴としたインクジェット式ヘ
    ッド装置。
  2. 【請求項2】前記ダミー電極が、前記記録電極と同一面
    に形成されていることを特徴とした請求項1記載のイン
    クジェット式ヘッド装置。
  3. 【請求項3】前記電圧設定部の設定する補助電圧は、吐
    出開口部から前記トナー粒子の吐出を生じない程度に設
    定されていることを特徴とした請求項1又は2記載のイ
    ンクジェット式ヘッド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6631981B2 (en) * 2000-07-06 2003-10-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Piezoelectric actuator of ink jet printer head
JP2006082355A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置

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