JPH09149070A - データ転送方法およびそれを用いたデータ転送装置 - Google Patents

データ転送方法およびそれを用いたデータ転送装置

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JPH09149070A
JPH09149070A JP7329826A JP32982695A JPH09149070A JP H09149070 A JPH09149070 A JP H09149070A JP 7329826 A JP7329826 A JP 7329826A JP 32982695 A JP32982695 A JP 32982695A JP H09149070 A JPH09149070 A JP H09149070A
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JP7329826A
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Fumihiko Akaha
史彦 赤羽
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MK Seiko Co Ltd
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MK Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設備コストをかけずに、データ転送所要時間
の短縮と回線使用料の削減を行うことを目的とする。 【構成】 転送手順を端末局の全端末局数Nに応じて、
「センター局から端末局へ」「端末局から端末局へ」を
組み合わせて最終的に全端末局に転送データが行きわた
るように転送手順を定め、この手順によって定められた
センター局が転送すべき端末局数M(但しM<N)の端
末局へ転送データと前記転送手順のデータとを順番に転
送し、この転送を受けた端末局は、転送手順に従って別
の端末局へ転送データと転送手順のデータとを転送する
ものとし、端末局の何らかの転送異常が検出されると、
センター局あるいは転送異常の端末局に転送すべき上位
の端末局が、転送異常の端末局が転送すべき下位の転送
局に転送データの転送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はニュース、道路情報等を
表示する電光表示装置の転送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のセンター局から複数の端末局にデ
ータを転送するデータ転送方法およびデータ転送装置
は、図1に示すようにセンター局1に備えられたモデム
2と端末局11〜14全局に備えられたそれぞれのモデ
ム7〜10に公衆回線3〜6で接続され、転送データを
端末局11に公衆回線3を使用し転送を行い、端末局1
1に転送を終了すると続いて端末局12に公衆回線4を
使用し転送データに転送を行う。同様の方法によって端
末局13,14にも転送データの転送を行う順次データ
転送方法を用いた順次データ転送装置が使用されてい
る。しかし図1に示すような順次データ転送装置では転
送データを全端末局に転送を終了するまでの転送所要時
間は、センター局から端末局への1回の転送所要時間を
t時間とし転送エラー等のトラブルがなかったものとす
ると、(全端末局数×t)時間が必要であり非常に転送
所要時間(図1においては4t時間の転送所要時間が必
要)がかかってしまうことから、図2に示すようにセン
ター局15に複数のモデム17〜20を備えると共にモ
デムの制御と転送データを複数のモデムと同数に分岐さ
せ同時伝達処理を行うマルチプレクサ等のユニツト16
とを備え、端末局28〜31,40〜43全局に備えら
れたそれぞれのモデム24〜27,36〜39に公衆回
線21〜23,32〜35で接続し、端末局28〜3
1、端末局40〜43それぞれを1グループとし、転送
データをユニツト16により4分岐させ端末局28〜3
1に公衆回線21〜23を使用することにより4局同時
に転送データの転送を行い、端末局28〜31に転送を
終了すると続いて端末局40〜43に公衆回線32〜3
5を使用し転送データを転送するグループデータ転送方
法を用いたグループデータ転送装置や、図3に示すよう
にセンター局44に端末局数のモデム46〜53を備え
ると共にモデムの制御と転送データを端末局数分に分岐
させ同時伝達処理を行うマルチプレクサ等のユニット4
5とを備え、端末局70〜77全局に備えられたそれぞ
れのモデム62〜69に公衆回線54〜61で接続し、
転送データを全端末局70〜77へ同時にデータを転送
する一斉データ転送方法を用いた一斉データ転送装置を
使用することで転送データの転送所要時間を順次データ
転送装置では(全端末局数×t)時間であったものを、
グループデータ転送装置では{(全端末局数÷1グルー
プの端末局数)×t}時間、一斉データ転送装置ではt
時間と転送所要時間を短縮している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術で
は、図1に示すような順次データ転送装置においては、
端末局毎にデータを転送するためすべての端末局にデー
タを転送し終わるまでのデータ転送所要時間が非常にか
かってしまうことから、図2,3に示すようなグループ
データ転送装置や一斉データ転送装置を使用することで
転送データのデータ転送所要時間を短縮したが、グルー
プデータ転送装置や一斉データ転送装置ではセンター局
に複数のモデムを設置すると共に、モデムの制御と転送
データを複数に分岐させ同時伝達処理を行うマルチプレ
クサ等のユニットを設ける必要があり設備コストがかか
ってしまっている。また従来の順次データ転送装置やグ
ループデータ転送装置、一斉データ転送装置ではセンタ
ー局と各複数の端末局が同じ地域(市外局番が同一)の
場合はの回線使用料は1回の回線使用を1度数とし転送
エラー等のトラブルがなかったとした場合、(全端末局
数×1度数)度数であるが、センター局と各複数の端末
局が別々の地域(市外局番が同一でない)であった場合
の回線使用料は1回の回線使用を2度数とし転送エラー
等のトラブルがなかったとした場合、(全端末局数×2
度数)度数と非常に回線使用料がかかってしまってい
る。本発明は、グループデータ転送装置や一斉データ転
送装置よりも低コストの設備で順次データ転送装置より
もデータ転送所要時間の短縮でき、かつ回線使用料を削
減したデータ転送方法とそれを用いたデータ転送装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のデータ転送方
法では、センター局でデータ転送先である端末局の全端
末局数Nに応じて、センター局においては「センター局
から端末局へ」上位から下位へ各階層1局づつの端末局
へ順次に転送し、この転送を受けた端末局では「端末局
から端末局へ」下位の階層の端末局に対し、上位から下
位へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送するように、
「センター局から端末局へ」「端末局から端末局へ」を
組み合わせて最終的に全端末局に転送データが行きわた
るように転送手順を定め、この手順によって定められた
センター局が転送すべき端末局数M(但しM<N)の端
末局へ転送データと前記転送手順のデータとを順番に転
送し、この転送を受けた端末局は転送データを記憶する
と共に、転送手順に従って別の端末局へ転送データと転
送手順のデータとを転送するものとし、端末局の何らか
の転送異常が検出されると、転送異常の端末局に転送す
べき上位の端末局は、転送異常が検出された端末局以外
の自局が転送すべき下位の端末局に転送データと転送手
順のデータの転送を行い、センター局あるいは転送異常
の端末局に転送すべき上位の端末局が、転送異常の端末
局が転送すべき下位の転送局に転送データの転送を行う
ことにより、全端末局へ転送データが行きわたるように
したことにより、全端末局へ転送データが行きわたるよ
うにしたことで上記の課題を解決した。
【0005】なお、センター局あるいは転送異常の端末
局に転送すべき上位の端末局が、転送異常の端末局が転
送すべき下位の転送局全局に転送データの転送終了後
に、再度転送異常の端末局に繰り返し転送データの転送
を行うことが望ましい。
【0006】また、データ転送所要時間の短縮を主な目
的とする場合、センター局ではデータ転送先である端末
局の全端末局数Nから次式
【数1】で定まる整数nに応じ、各階層sの端末局の数
が次式
【数2】となるようにn階層に端末局を区分し、センタ
ー局においては上位(s=1)から下位(s=n)へ各
階層1局づつの端末局へ順次に転送し、この転送を受け
た端末局では下位の階層の端末局に対し、上位から下位
へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送するように転送
手順を定めることが望ましい。
【0007】さらに、データ転送所要時間の短縮を主な
目的とし、かつ回線使用料を削減も目的とする場合、転
送手順をデータ転送先である端末局の市外局番に応じて
少なくとも「端末局から端末局へ」の転送が同じ市外局
番内で行われるように転送手順を定めるようにしても良
い。
【0008】さらにまた、回線使用料を削減を主な目的
とし、かつデータ転送所要時間の短縮も目的とする場
合、センター局では、データ転送先である端末局の市外
局番に応じてグループ化し、センター局においては端末
局数の多いグループから端末局数の少ないグループへ順
次に転送し、各グループ内では「端末局から端末局へ」
の転送を順次に繰り返すことにより、グループ内の全端
末局へ転送データが行きわたるように転送手順を定める
ことが望ましい。
【0009】また、この発明のデータ転送装置では、セ
ンター局にデータ転送先である端末局の全端末局数Nに
応じて、センター局においては「センター局から端末局
へ」上位から下位へ各階層1局づつの端末局へ順次に転
送し、この転送を受けた端末局では「端末局から端末局
へ」下位の階層の端末局に対し、上位から下位へ各階層
1局づつの端末局へ順次に転送するように、「センター
局から端末局へ」「端末局から端末局へ」組み合わせて
最終的に全端末局に転送データが行きわたるように転送
手順を定める手段と、この手順によって定められたセン
ター局が転送すべき端末局数M(但しM<N)の端末局
へ転送データと前記転送手順のデータとを順番に転送す
る手段とを備え、端末局は、転送データを記憶する手段
と、転送手順に従って別の端末局へ転送データと転送手
順のデータとを転送する手段と、端末局の何らかの転送
異常を検出する手段とを備え、端末局に何らかの転送異
常が検出されると、転送異常の端末局に転送すべき上位
の端末局は、転送異常が検出された端末局以外の自局が
転送すべき下位の端末局に転送データと転送手順のデー
タの転送を行い、センター局あるいは転送異常の端末局
に転送すべき上位の端末局が、転送異常の端末局が転送
すべき下位の転送局に転送データの転送を行うことによ
り、全端末局へ転送データが行きわたるようにしたこと
で上記の課題を解決した。
【0010】なお、センター局あるいは転送異常の端末
局に転送すべき上位の端末局が、転送異常の端末局が転
送すべき下位の転送局全局に転送データの転送終了後
に、再度転送異常の端末局に繰り返し転送データの転送
を行うことが望ましい。
【0011】また、データ転送所要時間の短縮を主な目
的とする場合、センター局の最終的に全端末局に転送デ
ータが行きわたるように転送手順を定める手段で、デー
タ転送先である端末局の全端末局数Nから次式
【数1】で定まる整数nに応じ、各階層sの端末局の数
が次式
【数2】となるようにn階層に端末局を区分し、センタ
ー局においては上位(s=1)から下位(s=n)へ各
階層1局づつの端末局へ順次に転送し、この転送を受け
た端末局では下位の階層の端末局に対し、上位から下位
へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送するように転送
手順を定めることが望ましい。
【0012】さらに、データ転送所要時間の短縮を主な
目的とし、かつ回線使用料を削減も目的とする場合、セ
ンター局の最終的に全端末局に転送データが行きわたる
ように転送手順を定める手段で、データ転送先である端
末局の市外局番に応じて少なくとも「端末局から端末局
へ」の転送が同じ市外局番内で行われるように転送手順
を定めるようにしても良い。
【0013】さらにまた、回線使用料を削減を主な目的
とし、かつデータ転送所要時間の短縮も目的とする場
合、センター局の最終的に全端末局に転送データが行き
わたるように転送手順を定める手段で、データ転送先で
ある端末局の市外局番に応じてグループ化し、センター
局においては端末局数の多いグループから端末局数の少
ないグループへ順次に転送し、各グループ内では「端末
局から端末局へ」の転送を順次に繰り返すことにより、
グループ内の全端末局へ転送データが行きわたるように
転送手順を定めることが望ましい。
【0014】
【作用】この発明のデータ転送方法およびそれを用いた
データ転送装置によれば、センター局の最終的に全端末
局に転送データが行きわたるように転送手順を定める手
段で、データ転送先である端末局の全端末局数Nに応じ
て、センター局においては「センター局から端末局へ」
上位から下位へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送
し、この転送を受けた端末局では「端末局から端末局
へ」下位の階層の端末局に対し、上位から下位へ各階層
1局づつの端末局へ順次に転送するように、「センター
局から端末局へ」「端末局から端末局へ」を組み合わせ
て最終的に全端末局に転送データが行きわたるように転
送手順を定め、この定められた手順によってセンター局
が転送すべき端末局数M(但しM<N)の端末局へ転送
データと前記転送手順のデータとを順番に転送し、この
転送を受けた端末局は転送手順に従って別の端末局へ転
送データと転送手順のデータとを転送するものとし、
「端末局から端末局へ」の転送を順次に繰り返すことに
より、全端末局へ転送データが行きわたるようにしたこ
とで、転送手順のデータおよび転送データの転送をセン
ター局から端末局に行っている同時刻あるいは、端末局
から端末局に行っている同時刻に同時に複数の端末局に
転送手順のデータおよび転送データを転送することがで
きる。これによりグループデータ転送装置や一斉データ
転送装置のようにセンター局に複数のモデムを設置する
と共に、モデムの制御と転送データを複数に分岐させ同
時伝達処理を行うマルチプレクサ等の特別なユニットを
設ける必要がなく、低コストの設備で、順次データ転送
方法よりもデータ転送所要時間を短縮することができ
る。
【0015】また、端末局に何らかの転送異常が発生し
た場合においても、転送異常の端末局に転送すべき上位
の端末局が、転送異常が検出された端末局以外の自局が
転送すべき下位の端末局に転送データと転送手順のデー
タの転送を行い、センター局あるいは転送異常の端末局
に転送すべき上位の端末局が、転送異常の端末局が転送
すべき下位の転送局に転送データの転送を行うことによ
り、端末局に転送異常が発生し下位の端末局に転送デー
タおよび転送手順のデータが転送できない場合でも、転
送異常の端末局以外の全端末局へ転送データが行きわた
るようにすることができる。
【0016】さらに、センター局あるいは転送異常の端
末局に転送すべき上位の端末局が、転送異常の端末局が
転送すべき下位の転送局全局に転送データの転送終了後
に、再度転送異常の端末局に繰り返し転送データの転送
を行うことで、転送異常の端末局が正常に復帰した場合
に転送データの転送が行うことができる。
【0017】また、センター局の最終的に全端末局に転
送データが行きわたるように転送手順を定める手段で、
データ転送先である端末局の全端末局数Nから次式
【数1】で定まる整数nに応じ、各階層sの端末局の数
が次式
【数2】となるようにn階層に端末局を区分し、センタ
ー局においては上位(s=1)から下位(s=n)へ各
階層1局づつの端末局へ順次に転送し、この転送を受け
た端末局では下位の階層の端末局に対し、上位から下位
へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送するように転送
手順を定めることで、データ転送所要時間の短縮を主な
目的とした転送手順を形成できる。
【0018】さらに、センター局の最終的に全端末局に
転送データが行きわたるように転送手順を定める手段
で、データ転送先である端末局の市外局番に応じて少な
くとも「端末局から端末局へ」の転送が同じ市外局番内
で行われるように転送手順を定めることで、データ転送
所要時間の短縮を主な目的とし、かつ回線使用料を削減
も目的とした転送手順を形成できる。
【0019】さらにまた、センター局の最終的に全端末
局に転送データが行きわたるように転送手順を定める手
段で、データ転送先である端末局の市外局番に応じてグ
ループ化し、センター局においては端末局数の多いグル
ープから端末局数の少ないグループへ順次に転送し、各
グループ内では「端末局から端末局へ」の転送を順次に
繰り返すことにより、グループ内の全端末局へ転送デー
タが行きわたるように転送手順を定めることで、回線使
用料を削減を主な目的とし、かつデータ転送所要時間の
短縮も目的とした転送手順を形成できる。
【0020】
【実施例】以下、図面を基に、本発明の実施例について
説明する。図4は本発明の転送装置のセンター局、端末
局の実施使用例のブロック図である。図5は本発明の実
施使用例1のデータ転送手順の説明図である。図6は本
発明の実施使用例2のデータ転送手順の説明図である。
図7は本発明の実施使用例3のデータ転送手順の説明図
である。図8は本発明の実施使用例4のデータ転送手順
の説明図である。
【0021】78はセンター局で、各端末局毎にあらか
じめ設定されたアドレスと複数の端末局に転送する転送
データを入力する入力手段79、センター局78を基点
として複数の端末局に対し最終的に全端末局に転送デー
タが行きわたるように転送手順を形成し、転送手順のデ
ータに変換する転送手順作成手段80、転送データおよ
び転送手順のデータを一時記憶する記憶手段81、記憶
手段81の書込みおよび読出しのタイミングを制御する
制御手段82、転送手順のデータと転送データを送信、
又は端末局からのデータを受信する転送手段83とで構
成されている。各端末局毎にあらかじめ設定されるアド
レスは公衆番号が使用され入力手段79への入力は市外
局番と市内局番およびお客様番号とを区別して入力す
る。
【0022】85は端末局で、センター局78から転送
された転送手順のデータと転送データを受信、又は他局
に転送手順のデータおよび転送データを送信する転送手
段86、受信した転送手順のデータと転送データを一時
記憶しておく記憶手段87、記憶手段への転送手順のデ
ータと転送データを書込みのタイミング、転送手順のデ
ータと自局のアドレスの比較を行い転送手順で自局の位
置を把握し、記憶手段から転送手順のデータと転送デー
タを読出し、別の端末局へ転送のタイミングを制御する
制御手段88と、端末局の転送異常を検出する検出手段
89とを備えている。
【0023】転送手順作成手段80での転送手順作成
は、データ転送所要時間の短縮を主な目的とした場合に
は、データ転送先である端末局の全端末局数Nから次式
【数1】で定まる整数nに応じ、各階層sの端末局の数
が次式
【数2】となるようにn階層に端末局を区分し、センタ
ー局においては上位(s=1)から下位(s=n)へ各
階層1局づつの端末局へ順次に転送し、この転送を受け
た端末局では下位の階層の端末局に対し、上位から下位
へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送するように転送
手順が作成される。
【0024】また、データ転送所要時間の短縮を主な目
的とし、かつ回線使用料を削減も目的とした場合は、デ
ータ転送先である端末局の市外局番に応じて少なくとも
「端末局から端末局へ」の転送が同じ市外局番内で行わ
れるように考慮して、データ転送先である端末局の全端
末局数Nから次式
【数1】で定まる整数nに応じ、各階層sの端末局の数
が次式
【数2】となるようにn階層に端末局を区分し、センタ
ー局においては上位(s=1)から下位(s=n)へ各
階層1局づつの端末局へ順次に転送し、この転送を受け
た端末局では下位の階層の端末局に対し、上位から下位
へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送するように転送
手順が作成される。
【0025】さらにまた、回線使用料を削減を主な目的
とし、かつデータ転送所要時間の短縮も目的とした場合
は、データ転送先である端末局の市外局番に応じてグル
ープ化し、センター局においては端末局数の多いグルー
プから端末局数の少ないグループへ順次に転送し、各グ
ループ内では「端末局から端末局へ」の転送を順次に繰
り返すことにより、グループ内の全端末局へ転送データ
が行きわたるように転送手順が作成される。
【0026】実施使用例1として、データ転送所要時間
の短縮を主な目的とした場合の転送手順について図5を
参考に説明する。まず転送手順のデータおよび転送デー
タをセンター局から端末局A1に転送する。端末局1Aは転
送手順のデータと自局のアドレスを制御手段112で比
較し自局が転送手順でどの位置に該当するか把握し、次
の転送先である端末局2A,端末局3E,端末局4G,端末局
5Hに順次に転送手順のデータおよび転送データを転送す
る。センター局は端末局1Aが転送手順のデータおよび転
送データを端末局2A,端末局3E,端末局4G,端末局5Hに
順次に転送している同時刻に端末局2I,端末局3D,端末
局4O,端末局5Pに順次に転送を行う。このように、セン
ター局においては上位から下位へ各階層1局づつの端末
局へ順次に転送し、この転送を受けた端末局では自局が
転送手順上でどの位置に該当するか把握し下位の階層の
端末局に対し、上位から下位へ各階層1局づつの端末局
へ順次に転送する。
【0027】このことにより、たとえば端末局4Aが端末
局5Aに転送手順のデータおよび転送データを転送してい
る同時刻に端末局3Aから端末局5B,端末局4Cから端末局
5Cなど計16端末局に同時に転送手順のデータおよび転
送データを転送することができることから、図5におい
ては計31局の端末局に転送手順のデータおよび転送デ
ータを転送するためにかかる転送時間は、センター局あ
るいは端末局から端末局への転送手順のデータおよび転
送データを転送をt時間とすると(5×t)時間で転送
を終了することができる。従来の図1に示すような順次
データ転送装置では計31局の端末局へのデータ転送所
要時間は(31×t)時間必要であったが、本発明のデ
ータ転送方法およびそれを用いたデータ転送装置では
(5×t)時間とデータ転送所要時間を短縮することが
できる。
【0028】また、図2に示すようなグループデータ転
送装置では8局の端末局を1グループとし転送手順のデ
ータおよび転送データを転送するとデータ転送所要時間
は(4×t)時間、図3に示すような一斉データ転送装
置ではデータ転送所要時間t時間で計31局の端末局へ
の転送手順のデータおよび転送データを転送は終了する
ことができる。しかし、グループデータ転送装置の場合
では本発明の転送手段に該当するモデムをセンター局に
8個設置すると共に、モデムの制御と転送手順のデータ
および転送データを8分岐させ同時伝達処理を行うマル
チプレクサ等のユニツトを設置する必要がありデータ転
送所要時間は本発明の転送装置より短時間で済むがコス
ト面においてはかなりコストがかかってしまう。同様に
一斉データ転送装置もグループデータ転送装置同様、3
1個のモデムを設置すると共に、モデムの制御と転送手
順のデータおよび転送データを31分岐させ同時伝達処
理を行うマルチプレクサ等のユニツトを設置する必要が
あるため、データ転送所要時間は本発明の転送装置より
短時間で済むが設備コストがかかってしまう。本発明の
データ転送方法およびそれを用いたデータ転送装置デー
タ転送装置はデータ転送所要時間はグループデータ転送
装置や一斉データ転送装置よりも時間はかかるが設備コ
ストをかけずに順次データ転送装置よりデータ転送所要
時間を短縮することができる。
【0029】実施使用例2として、データ転送所要時間
の短縮を主な目的とし、かつ回線使用料を削減も目的と
した場合の転送手順について図6を参考に説明する。転
送手順作成は、端末局の市外局番に応じて少なくとも
「端末局から端末局へ」の転送が同じ市外局番内で行わ
れるように考慮して、おおまかにA,B,C,Dのグル
ープに同一の市外局番の端末局が集まるように実施使用
例1の転送手順作成と同様に作成される。転送手順は実
施使用例1と同様である。
【0030】実施使用例3として、回線使用料を削減を
主な目的とし、かつデータ転送所要時間の短縮も目的と
した場合の転送手順について図7を参考に説明する。セ
ンター局は各端末局毎にあらかじめ設定される主として
公衆番号をアドレスとして使用され入力手段103への
入力は市外局番と市内局番およびお客様番号とを区別し
て入力することから、市外局番ごとの複数のグループに
分けて転送手順を作成することができる。グループ内で
の転送手順の作成は、端末局の1局をグループ内のセン
ター局(以下サブセンター局と称す)としてデータ転送
所要時間の短縮を主な目的とした場合の転送手順と同様
に行う。例えばセンター局がX市にあり端末局1a,端末
局2a,端末局3a,端末局3c,端末局4a,端末局4b,端末
局4c,端末局4bがY市、端末局2e,端末局3e,端末局4
e,端末局4fがZ市にある場合、転送手順作成手段10
4では市外局番を考慮してグループ分けを行い、各グル
ープの端末局1a,端末局2eをサブセンター局として転送
手順を作成する。まずセンター局は転送手順のデータお
よび転送データをY市の端末局1aに転送する。端末局1a
は転送手順のデータと自局のアドレスを制御手段112
で比較し自局が転送手順でどの位置に該当するか把握
し、次の転送先である端末局2a,端末局3c,端末局4cに
順次に転送手順のデータおよび転送データを転送する。
センター局は端末局1aが転送手順のデータおよび転送デ
ータを端末局2aに転送している同時刻に、端末局2eに転
送手順のデータおよび転送データを転送する。このよう
にセンター局においては端末局数の多いグループから端
末局数の少ないグループへ順次に転送し、各グループ内
では「端末局から端末局へ」の転送を順次に繰り返すこ
とにより、グループ内の全端末局へ転送データが行きわ
たるように順次に転送する。
【0031】これにより、同一市内での回線使用料を1
回1度数とし各市にまたがる回線使用料を1回2度数と
し通信エラー等によるトラブルによる再送が一切なかっ
たとすると、図1に示すような順次データ転送装置では
(2度数×12)=24度数必要であったが、本発明の
転送装置ではセンター局から端末局1a,センター局から
端末局2eが各2度数、各同一市内でY市で7度数,Z市
で4度数で合計15度数で済むことになる。図2,3に
示すグループデータ転送装置、一斉データ転送装置にお
いても順次データ転送装置同様に24度数必要であるた
め、本発明の転送装置は従来の転送装置に比べ回線使用
料を削減することができる。
【0032】実施使用例4として転送異常の端末局が存
在する場合の転送手順について図8を参考に説明する。
センター局78の転送手順作成手段80での転送手順作
成は、実施使用例1と同様に作成されたこととし、端末
局2aで転送異常が発生し転送データおよび転送手順のデ
ータを受信することができなく、端末局2aが転送データ
および転送手順のデータを転送すべき下位の端末局3a,
4bに転送できないと仮定する。まず転送手順のデータお
よび転送データをセンター局から端末局1aに転送する。
端末局1Aは転送手順のデータと自局のアドレスを制御手
段112で比較し自局が転送手順でどの位置に該当する
か把握し、次の転送先である端末局2aに転送手順のデー
タおよび転送データを転送を行う。そして端末局2aが転
送異常であると検出手段89により検出される。端末局
1aは自局が転送すべき他の端末局3cおよび端末局4dに転
送データおよび転送手順のデータの転送を行う。端末局
1aは端末局3cおよび端末局4dに転送データおよび転送手
順のデータの転送終了後に、転送異常の端末局2aが転送
すべき端末局3a,4bに転送データおよび転送手順のデー
タの転送を行うか、あるいはセンター局に端末局2aが転
送異常であるとデータを送信し、センター局が転送異常
の端末局2aが転送すべき端末局3a,4bに転送データおよ
び転送手順のデータの転送を行う。そして、端末局1aあ
るいはセンター局78が転送異常の端末局2aが転送すべ
き端末局3a,4bに転送データおよび転送手順のデータの
転送を終了すると、再度転送異常の端末局2aにセンター
局78あるいは端末局1aから転送データを繰り返し転送
する。
【0033】
【発明の効果】この発明のデータ転送方法およびそれを
用いたデータ転送装置によれば、センター局の最終的に
全端末局に転送データが行きわたるように転送手順を定
める手段で、データ転送先である端末局の全端末局数N
に応じて、センター局においては「センター局から端末
局へ」上位から下位へ各階層1局づつの端末局へ順次に
転送し、この転送を受けた端末局では「端末局から端末
局へ」下位の階層の端末局に対し、上位から下位へ各階
層1局づつの端末局へ順次に転送するように、「センタ
ー局から端末局へ」「端末局から端末局へ」を組み合わ
せて最終的に全端末局に転送データが行きわたるように
転送手順を定め、この定められた手順によってセンター
局が転送すべき端末局数M(但しM<N)の端末局へ転
送データと前記転送手順のデータとを順番に転送し、こ
の転送を受けた端末局は転送手順に従って別の端末局へ
転送データと転送手順のデータとを転送するものとし、
「端末局から端末局へ」の転送を順次に繰り返すことに
より、全端末局へ転送データが行きわたるようにしたこ
とで、転送手順のデータおよび転送データの転送をセン
ター局から端末局に行っている同時刻あるいは、端末局
から端末局に行っている同時刻に同時に複数の端末局に
転送手順のデータおよび転送データを転送することがで
きる。これによりグループデータ転送装置や一斉データ
転送装置のようにセンター局に複数のモデムを設置する
と共に、モデムの制御と転送データを複数に分岐させ同
時伝達処理を行うマルチプレクサ等の特別なユニットを
設ける必要がなく、低コストの設備で、順次データ転送
方法よりもデータ転送所要時間を短縮することができ
る。
【0034】また、端末局に何らかの転送異常が発生し
た場合においても、転送異常の端末局に転送すべき上位
の端末局が、転送異常が検出された端末局以外の自局が
転送すべき下位の端末局に転送データと転送手順のデー
タの転送を行い、センター局あるいは転送異常の端末局
に転送すべき上位の端末局が、転送異常の端末局が転送
すべき下位の転送局に転送データの転送を行うことによ
り、端末局に転送異常が発生し下位の端末局に転送デー
タおよび転送手順のデータが転送できない場合でも、転
送異常の端末局以外の全端末局へ転送データが行きわた
るようにすることができる。
【0035】さらに、センター局あるいは転送異常の端
末局に転送すべき上位の端末局が、転送異常の端末局が
転送すべき下位の転送局全局に転送データの転送終了後
に、再度転送異常の端末局に繰り返し転送データの転送
を行うことで、転送異常の端末局が正常に復帰した場合
に転送データの転送が行うことができる。
【0036】また、センター局の最終的に全端末局に転
送データが行きわたるように転送手順を定める手段で、
データ転送先である端末局の全端末局数Nから次式
【数1】で定まる整数nに応じ、各階層sの端末局の数
が次式
【数2】となるようにn階層に端末局を区分し、センタ
ー局においては上位(s=1)から下位(s=n)へ各
階層1局づつの端末局へ順次に転送し、この転送を受け
た端末局では下位の階層の端末局に対し、上位から下位
へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送するように転送
手順を定めることで、データ転送所要時間の短縮を主な
目的とした転送手順を形成できる。
【0037】さらに、センター局の最終的に全端末局に
転送データが行きわたるように転送手順を定める手段
で、データ転送先である端末局の市外局番に応じて少な
くとも「端末局から端末局へ」の転送が同じ市外局番内
で行われるように転送手順を定めることで、データ転送
所要時間の短縮を主な目的とし、かつ回線使用料を削減
も目的とした転送手順を形成できる。
【0038】さらにまた、センター局の最終的に全端末
局に転送データが行きわたるように転送手順を定める手
段で、データ転送先である端末局の市外局番に応じてグ
ループ化し、センター局においては端末局数の多いグル
ープから端末局数の少ないグループへ順次に転送し、各
グループ内では「端末局から端末局へ」の転送を順次に
繰り返すことにより、グループ内の全端末局へ転送デー
タが行きわたるように転送手順を定めることで、回線使
用料を削減を主な目的とし、かつデータ転送所要時間の
短縮も目的とした転送手順を形成できる。
【0039】以上のことによりデータ転送装置を変更す
ることなく多目的に使用でき、転送異常の端末局が存在
する場合においても、全端末局に転送データの転送が行
えるデータ転送方法およびそれを用いたデータ転送装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の順次データ転送装置のブロック図であ
る。
【図2】従来のグループデータ転送装置のブロック図で
ある。
【図3】従来の一斉データ転送装置のブロック図であ
る。
【図4】本発明のデータ転送装置のセンター局、端末局
の実施使用例のブロック図である。
【図5】本発明の実施使用例1のデータ転送手順の説明
図である。
【図6】本発明の実施使用例2のデータ転送手順の説明
図である。
【図7】本発明の実施使用例3のデータ転送手順の説明
図である。
【図8】本発明の実施使用例4のデータ転送手順の説明
図である。
【符号の説明】
1,15,44 センター局 2,7〜10,17〜20,24〜27,36〜39,
46〜53,62〜69 モデム 3〜6,21〜23,32〜35,54〜61,84
公衆回線 11〜14,28〜31,40〜43,70〜77,8
5 端末局 79 入力手段 80 転送手順作成手段 81,86 記憶手段 82,88 制御手段 83,86 転送手段 89 検出手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センター局と複数の端末局へ公衆回線を使
    用してデータを転送するようにしたデータ転送方法にお
    いて、センター局では、データ転送先である端末局の全
    端末局数Nに応じて、センター局においては「センター
    局から端末局へ」上位から下位へ各階層1局づつの端末
    局へ順次に転送し、この転送を受けた端末局では「端末
    局から端末局へ」下位の階層の端末局に対し、上位から
    下位へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送するよう
    に、「センター局から端末局へ」「端末局から端末局
    へ」を組み合わせて最終的に全端末局に転送データが行
    きわたるように転送手順を定め、この手順によって定め
    られたセンター局が転送すべき端末局数M(但しM<
    N)の端末局へ転送データと前記転送手順のデータとを
    順番に転送し、この転送を受けた端末局は転送データを
    記憶すると共に、転送手順に従って別の端末局へ転送デ
    ータと転送手順のデータとを転送するものとし、端末局
    の何らかの転送異常が検出されると、転送異常の端末局
    に転送すべき上位の端末局は、転送異常が検出された端
    末局以外の自局が転送すべき下位の端末局に転送データ
    と転送手順のデータの転送を行い、センター局あるいは
    転送異常の端末局に転送すべき上位の端末局が、転送異
    常の端末局が転送すべき下位の転送局に転送データの転
    送を行うことにより、全端末局へ転送データが行きわた
    るようにしたことを特徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ転送方法において、
    センター局あるいは転送異常の端末局に転送すべき上位
    の端末局が、転送異常の端末局が転送すべき下位の転送
    局全局に転送データの転送終了後に、再度転送異常の端
    末局に繰り返し転送データの転送を行うことを特徴とす
    るデータ転送方法。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載のデータ転送
    方法において、前記センター局では、データ転送先であ
    る端末局の全端末局数Nから次式 【数1】 で定まる整数nに応じ、各階層sの端末局の数が次式 【数2】 となるようにn階層に端末局を区分し、センター局にお
    いては上位(s=1)から下位(s=n)へ各階層1局
    づつの端末局へ順次に転送し、この転送を受けた端末局
    では下位の階層の端末局に対し、上位から下位へ各階層
    1局づつの端末局へ順次に転送するように転送手順を定
    めたことを特徴とするデータ転送方法。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項3記載の転送方法に
    おいて、前記センター局では、データ転送先である端末
    局の市外局番に応じて少なくとも「端末局から端末局
    へ」の転送が同じ市外局番内で行われるように転送手順
    を定めたことを特徴とするデータ転送方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載のデータ転送方法において、
    前記センター局では、データ転送先である端末局の市外
    局番に応じてグループ化し、センター局においては端末
    局数の多いグループから端末局数の少ないグループへ順
    次に転送し、各グループ内では「端末局から端末局へ」
    の転送を順次に繰り返すことにより、グループ内の全端
    末局へ転送データが行きわたるようにしたことを特徴と
    するデータ転送方法。
  6. 【請求項6】センター局と複数の端末局へ公衆回線を使
    用してデータを転送するようにしたデータ転送装置にお
    いて、センター局には、データ転送先である端末局の全
    端末局数Nに応じて、センター局においては「センター
    局から端末局へ」上位から下位へ各階層1局づつの端末
    局へ順次に転送し、この転送を受けた端末局では「端末
    局から端末局へ」下位の階層の端末局に対し、上位から
    下位へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送するよう
    に、「センター局から端末局へ」「端末局から端末局
    へ」組み合わせて最終的に全端末局に転送データが行き
    わたるように転送手順を定める手段と、この手順によっ
    て定められたセンター局が転送すべき端末局数M(但し
    M<N)の端末局へ転送データと前記転送手順のデータ
    とを順番に転送する手段とを備え、端末局は、転送デー
    タを記憶する手段と、転送手順に従って別の端末局へ転
    送データと転送手順のデータとを転送する手段と、端末
    局の何らかの転送異常を検出する手段とを備え、端末局
    に何らかの転送異常が検出されると、転送異常の端末局
    に転送すべき上位の端末局は、転送異常が検出された端
    末局以外の自局が転送すべき下位の端末局に転送データ
    と転送手順のデータの転送を行い、センター局あるいは
    転送異常の端末局に転送すべき上位の端末局が、転送異
    常の端末局が転送すべき下位の転送局に転送データの転
    送を行うことにより、全端末局へ転送データが行きわた
    るようにしたことを特徴とするデータ転送装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載のデータ転送装置において、
    センター局あるいは転送異常の端末局に転送すべき上位
    の端末局が、転送異常の端末局が転送すべき下位の転送
    局全局に転送データの転送終了後に、再度転送異常の端
    末局に繰り返し転送データの転送を行うことを特徴とす
    るデータ転送装置。
  8. 【請求項8】請求項4または請求項5記載のデータ転送
    装置において、前記センター局では、データ転送先であ
    る端末局の全端末局数Nから次式 【数1】で定まる整数nに応じ、各階層sの端末局の数
    が次式 【数2】となるようにn階層に端末局を区分し、センタ
    ー局においては上位(s=1)から下位(s=n)へ各
    階層1局づつの端末局へ順次に転送し、この転送を受け
    た端末局では下位の階層の端末局に対し、上位から下位
    へ各階層1局づつの端末局へ順次に転送するように転送
    手順を定めたことを特徴とするデータ転送装置。
  9. 【請求項9】請求項6または請求項8記載の転送装置に
    おいて、前記センター局では、データ転送先である端末
    局の市外局番に応じて少なくとも「端末局から端末局
    へ」の転送が同じ市外局番内で行われるように転送手順
    を定めたことを特徴とするデータ転送装置。
  10. 【請求項10】請求項6記載のデータ転送装置におい
    て、前記センター局では、データ転送先である端末局の
    市外局番に応じてグループ化し、センター局においては
    端末局数の多いグループから端末局数の少ないグループ
    へ順次に転送し、各グループ内では「端末局から端末局
    へ」の転送を順次に繰り返すことにより、グループ内の
    全端末局へ転送データが行きわたるようにしたことを特
    徴とするデータ転送装置。
JP7329826A 1995-11-24 1995-11-24 データ転送方法およびそれを用いたデータ転送装置 Pending JPH09149070A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296595A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Fisher Rosemount Syst Inc 階層同期トポロジ内で情報を同期化する方法、装置、製造品、及びデータネットワーク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296595A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Fisher Rosemount Syst Inc 階層同期トポロジ内で情報を同期化する方法、装置、製造品、及びデータネットワーク

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