JPH09148587A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH09148587A
JPH09148587A JP33264095A JP33264095A JPH09148587A JP H09148587 A JPH09148587 A JP H09148587A JP 33264095 A JP33264095 A JP 33264095A JP 33264095 A JP33264095 A JP 33264095A JP H09148587 A JPH09148587 A JP H09148587A
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JP
Japan
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insulating film
substrate
inductor
mmic
layer
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Application number
JP33264095A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Miyazawa
芳宏 宮沢
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 能動素子およびインダクタの特性が共に良好
でしかも簡単な製造方法で製造することができる半導体
装置を提供する。 【解決手段】 絶縁体基板1上に絶縁膜2を設け、その
上に素子分離領域4に囲まれた状態で半導体層3を選択
的に設ける。半導体層3にソース領域5、ドレイン領域
6およびゲート電極7からなるMOSFETを設ける。
半導体層3に対応する部分における絶縁膜2中に導電体
層8を埋め込む。この導電体層8が設けられていない部
分における素子分離領域4上にインダクタ9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、例えば、モノリシックマイクロ波集積回路(MMI
C)に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】携帯情報端末は今後市場が急速に拡大す
ると予測され、小型化、低価格化、高性能化が望まれて
いる。このためには、この携帯情報端末に使用されるM
MICにおいて、信号入力用の高周波増幅回路と信号処
理回路とを同一基板上に集積し、小型化、低価格化、高
性能化することが必要である。
【0003】従来、このMMICは、GaAs基板を用
いて製造されていた。これは、GaAsの場合は容易に
絶縁基板を得ることができるため、高性能な回路の実現
が可能だからである。
【0004】しかしながら、GaAs基板は高価である
ため、このGaAs基板を用いたMMICは製造コスト
が高い。また、GaAs基板のプロセスはSi基板のプ
ロセスと比較して、高集積化の点で劣るため、高周波増
幅回路および信号処理回路を含む大規模な回路をオン・
チップで実現することが難しかった。
【0005】これに対して、MMICの製造にSi基板
を用いた場合は、Si基板は高集積化のプロセス技術が
進んでいるため、大規模な回路を集積することが可能で
あるが、Si基板が導電性を有するためインダクタの性
能を高くすることができず、高性能な高周波増幅回路の
実現が困難であった。
【0006】そこで、インダクタの高性能化を図るため
に、図19に示すようなMMICが提案されている(IEE
E Electron Device Letters, Vol.14, No.5, May (199
3)pp.246-248)。
【0007】図19に示すように、このMMICにおい
ては、Si基板101上に絶縁膜102が設けられてい
る。この絶縁膜102中には、Alからなる第1層目の
配線103および第2層目の配線104が設けられてい
る。ここで、この第2の配線104は、らせん状(渦巻
き状)に巻かれてスパイラルインダクタを構成してい
る。また、第1層目の配線103は、第2層目の配線1
04と接続されて入力端子および出力端子を構成してい
る。この場合、第2層目の配線104からなるスパイラ
ルインダクタの下側の部分におけるSi基板101に
は、Si基板101の面方位を利用した異方性エッチン
グによって形成されたエッチ・ピット105が設けられ
ている。図示は省略するが、このMMICのトランジス
タ部においては、Si基板101にCMOSトランジス
タが設けられている。
【0008】ここで、Si基板101の厚さは500μ
m、絶縁膜102の厚さは約3μmである。また、第1
層目の配線103および第2層目の配線104の幅は約
4μm、第2層目の配線104により構成されるスパイ
ラルインダクタの大きさは440μm×440μmであ
る。このスパイラルインダクタは800MHz帯用に設
計されており、そのインダクタンスは100nHであ
る。また、第1の配線103の下側の部分における絶縁
膜102の厚さは約1.4μm、第1の配線103と第
2の配線104との間の部分における絶縁膜102の厚
さは約0.6μm、第2の配線104の上側の部分にお
ける絶縁膜102の厚さは約1μmである。そして、エ
ッチ・ピット105の中心部の深さは約200μmであ
る。
【0009】上述の図19に示した従来のMMICにお
いては、第2層目の配線104により構成されるスパイ
ラルインダクタの下側に十分な深さを有するエッチ・ピ
ット105が設けられているため、Si基板101によ
る影響が少なく、高性能のスパイラルインダクタを得る
ことができる。また、CMOSトランジスタはSi基板
101中に設けることができるため、このCMOSトラ
ンジスタの特性も良好にすることができる。しかしなが
ら、このMMICにおいては、Si基板101に設けら
れたエッチ・ピット105は、絶縁膜102の下側の部
分のSi基板101を深くエッチングするという特殊な
工程を使用して形成されるため、製造プロセスが複雑に
なるという問題を有する。
【0010】一方、SOS(Silicon on Sapphire) 基板
を用いたMMICも提案されている。図20にその一例
を示す。
【0011】図20に示すように、このMMICにおい
ては、サファイア基板201上に、素子形成領域を構成
するp型のSi層202が選択的に設けられている。ま
た、このSi層202を囲むようにSiO2 膜のような
素子分離領域203が設けられている。
【0012】このMMICにおいては、Si層202中
にn+ 型のソース領域204およびドレイン領域205
が設けられている。また、このSi層202上には、ゲ
ート絶縁膜(図示せず)を介してゲート電極206が設
けられている。そして、これらのソース領域204、ド
レイン領域205およびゲート電極206によりMOS
FETが構成されている。また、このMMICにおいて
は、素子分離領域203上にインダクタ207が設けら
れている。
【0013】上述の図20に示した従来のMMICにお
いては、絶縁体基板であるサファイア基板201上に素
子分離領域203を介してインダクタ207が設けられ
ているので、このインダクタ207の特性は良好であ
る。また、MOSFETは、サファイア基板201上に
設けられたSi層202中に形成されているため、寄生
容量が少なく高速動作に適している。しかしながら、こ
のMOSFETにおいては、サファイア基板201が電
気的にフローティングに近い状態であるため、チャネル
領域の下部の電位がドレイン領域205などの電位によ
って振られる。このため、特に、このMOSFETを微
細化したときにその特性が劣化するという問題を有す
る。
【0014】また、SOI(Silicon on Insulator)基板
を用いたMMICも提案されている。図21にその一例
を示す。
【0015】図21に示すように、このMMICにおい
ては、導電性を有するSi基板301上にSiO2 膜か
らなる絶縁膜302が設けられ、この絶縁膜302上に
素子形成領域を構成するSi層303が選択的に設けら
れている。そして、このSi層303中にn+ 型のソー
ス領域304およびドレイン領域305が設けられてい
る。また、このSi層303上には、ゲート絶縁膜(図
示せず)を介してゲート電極306が設けられている。
そして、これらのソース領域304、ドレイン領域30
5およびゲート電極306によりMOSFETが構成さ
れている。また、このMMICにおいては、Si層30
3が設けられている部分以外の部分における絶縁膜30
2上にインダクタ307が設けられている。
【0016】上述の図21に示した従来のMMICにお
いては、Si基板301上に設けられる絶縁膜302の
厚さは通常数μm程度であるため、MOSFETの高速
化はできるが、インダクタ307の特性を良くすること
はできない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来
は、トランジスタおよびインダクタの特性が共に良好で
しかも簡単な製造方法で製造することができるMMIC
は実現されていなかった。
【0018】したがって、この発明の目的は、トランジ
スタのような能動素子およびインダクタを有する半導体
装置において、能動素子およびインダクタの特性が共に
良好でしかも簡単な製造方法で製造することができる半
導体装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、絶縁基板と、絶縁基板上に選択的に設
けられた半導体層とを有し、半導体層に能動素子が設け
られているとともに、絶縁膜上にインダクタが設けられ
ている半導体装置において、絶縁基板は絶縁体または導
電性の半導体からなる基板とこの基板上に設けられた絶
縁膜とからなり、半導体層に対応する部分における絶縁
膜中に導電体層が埋め込まれ、導電体層が埋め込まれて
いない部分における絶縁膜上にインダクタが設けられて
いることを特徴とするものである。
【0020】この発明において、半導体層はSi、G
e、GaAs、InPなどからなる。
【0021】この発明において、絶縁体または導電性を
有する半導体からなる基板は、プロセス中に半導体に有
害な汚染物を出さない物質であればどのような物質から
なるものであってもよいが、好適にはその上に設けられ
る絶縁膜と熱膨張率が近いものである。
【0022】この発明において、絶縁基板が絶縁体から
なる基板とこの基板上に設けられた絶縁膜とからなる場
合、その絶縁体としては例えばサファイア、石英などを
用いることができ、また、絶縁基板が導電性を有する半
導体からなる基板とこの基板上に設けられた絶縁膜とか
らなる場合、その半導体としては例えばSiを用いるこ
とができる。
【0023】この発明においては、好適には導電体層が
埋め込まれていない部分におけるインダクタ下の絶縁膜
の厚さがインダクタの大きさの1/10以上である。
【0024】この発明においては、好適には導電体層と
半導体層との間の部分における絶縁膜の厚さが10μm
以下である。
【0025】この発明の一実施形態においては、導電体
層は所定の電源に接続される。この場合、この導電体層
は、例えば接地電位のような一定電位に設定される場合
もあり、能動素子の動作状態に応じて時間的に変化する
電位に設定される場合もある。
【0026】この発明において、能動素子は、例えば、
MOSFET、MESFET、バイポーラトランジスタ
などのトランジスタである。
【0027】上述のように構成された、この発明による
半導体装置によれば、能動素子が設けられる半導体層に
対応する部分における絶縁膜中に導電体層が埋め込ま
れ、この導電体層が埋め込まれていない部分における絶
縁膜上にインダクタが設けられているので、能動素子の
下側の絶縁体およびインダクタの下側の絶縁体の厚さ
を、それぞれに適した厚さにすることができる。すなわ
ち、能動素子の下側の絶縁体の厚さは、この能動素子の
下部の電位を安定化してこの能動素子の高性能化および
特性の安定化を図ることができる程度に小さく設定する
ことができるとともに、インダクタの下側の絶縁体の厚
さは、このインダクタの電磁界分布に悪影響を生じない
程度に大きくすることができる。これによって、能動素
子およびインダクタの特性を共に良好にすることができ
る。また、この半導体装置は、絶縁膜の下側の部分のS
i基板を深くエッチングするなどの特殊な工程を用いる
ことなく、簡単な製造方法で製造することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0029】図1は、この発明の第1の実施形態による
MMICを示す断面図である。
【0030】図1に示すように、この第1の実施形態に
よるMMICにおいては、例えばサファイア基板や石英
基板などの絶縁体基板1上に、例えばSiO2 膜のよう
な絶縁膜2が設けられている。この絶縁膜2上には、素
子形成領域を構成する例えばp型のSi層のような半導
体層3が選択的に設けられている。また、この半導体層
3を囲むように、例えばSiO2 膜のような素子分離領
域4が設けられている。半導体層3中には、例えばn+
型のソース領域5およびドレイン領域6が設けられてい
る。また、半導体層3上には、ゲート絶縁膜(図示せ
ず)を介してゲート電極7が設けられている。そして、
これらのソース領域5、ドレイン領域6およびゲート電
極7によりMOSFETが構成されている。
【0031】この第1の実施形態においては、半導体層
3に対応する部分における絶縁膜2中に、例えば不純物
が高濃度にドープされることにより低抵抗化された多結
晶Siからなる導電体層8が埋め込まれている。そし
て、導電体層8が埋め込まれていない部分における素子
分離領域4上にインダクタ9が設けられている。このイ
ンダクタ9は、例えばスパイラルインダクタである。
【0032】この第1の実施形態によるMMICにおい
ては、インダクタ9の下側の部分における絶縁体の厚
さ、すなわち、素子分離領域4、絶縁膜2および絶縁体
基板1の合計の厚さは、インダクタの電磁界分布に悪影
響を与えない程度の厚さに選ばれている。具体的には、
その厚さは、絶縁体基板1の表面に平行な一方向におけ
るインダクタ9の大きさの1/10以上である。また、
インダクタ9のインダクタンスは、回路にもよるが、通
常数nH〜数十nHである。このときのインダクタ9の
大きさは数十μm〜数百μmとなる。したがって、この
とき、インダクタ9の下側の絶縁体の厚さは数μm〜数
百μmとなる。
【0033】また、導電体層8と半導体層3との間の部
分における絶縁膜2の厚さは、半導体層3に設けられる
MOSFETの特性上必要な寄生容量値などによって決
まるが、具体的には、例えば0.1μmに選ばれる。
【0034】また、導電体層8の厚さは、要求されるシ
ート抵抗や加工性などによって決まるが、具体的には、
例えば300nmに選ばれる。この導電体層8は、例え
ば接地され一定電位に保持される。
【0035】一方、半導体層3の厚さは、この半導体層
3に設けられるMOSFETのデザイン・ルールにもよ
るが、例えば0.05μmに選ばれる。
【0036】次に、上述のように構成されたこの第1の
実施形態によるMMICの製造方法について説明する。
【0037】図2〜図7は、この第1の実施形態による
MMICの製造方法を説明するための断面図である。
【0038】この第1の実施形態によるMMICを製造
するためには、まず、図2に示すように、例えばp型の
Si基板のような半導体基板11上に、所定形状のレジ
ストパターン(図示せず)を形成する。次に、このレジ
ストパターンをマスクとして、この半導体基板11の所
定部分をエッチング除去する。これにより、半導体基板
11に後に素子形成領域となる凸部11aが形成され
る。この後、エッチングマスクに用いたレジストパター
ンを除去する。
【0039】次に、図3に示すように、半導体基板11
の全面に、例えばCVD法などによりSiO2 膜のよう
な絶縁膜12を形成する。この場合、この絶縁膜12の
厚さは、例えば約0.1μmに選ばれる。次に、この絶
縁膜12の全面に例えばCVD法などにより多結晶Si
膜を形成した後、この多結晶Si膜の抵抗値を低減する
ためにこの多結晶Si膜に不純物を高濃度にドープす
る。次に、所定形状のレジストパターン(図示せず)を
この多結晶Si膜上に形成した後、このレジストパター
ンをマスクとして多結晶Si膜をエッチングする。これ
により、少なくとも凸部11aの上側の部分に、不純物
がドープされた多結晶Si膜からなる導電体層8が形成
される。この後、エッチングマスクに用いたレジストパ
ターンを除去する。
【0040】次に、図4に示すように、絶縁膜12およ
び導電体層8の全面に、例えばCVD法などによりSi
2 膜のような絶縁膜13を形成する。次に、この絶縁
膜13の全面に例えばレジストを塗布し、その表面を平
坦化した後、このレジストおよび絶縁膜13を、半導体
基板11の表面に対して垂直方向にエッチバックする。
これにより、絶縁膜13の表面が平坦化される。
【0041】次に、図5に示すように、絶縁膜13の平
坦化された表面と絶縁体基板1の表面とを接触させ、こ
の状態で熱処理を行うことにより、絶縁膜13を絶縁体
基板1に張り合わせる。
【0042】次に、半導体基板11をその裏面側から、
絶縁膜12の表面が露出するまで研削および研磨する。
これにより、図6に示すように、Siからなる半導体層
3が絶縁膜12に囲まれた状態で選択的に形成される。
【0043】次に、図7に示すように、半導体層3上に
SiO2 膜のようなゲート絶縁膜(図示せず)を形成し
た後、このゲート絶縁膜上に例えばポリサイドからなる
ゲート電極7を形成する。次に、ゲート電極7をマスク
として、半導体層3中に、例えばイオン注入法などによ
り、n型不純物を高濃度にドーピングする。この後、必
要に応じて注入不純物の電気的活性化のための熱処理を
行う。これにより、半導体層3中にn+ 型のソース領域
5およびドレイン領域6が形成される。このようにし
て、ソース領域5、ドレイン領域6およびゲート電極7
からなるMOSFETが形成される。一方、導電体層8
が設けられていない部分における絶縁膜12上にインダ
クタ9を形成する。
【0044】以上により、図1に示すとほぼ同一の構造
のMMICが製造される。
【0045】以上のように、この第1の実施形態による
MMICによれば、MOSFETが設けられている半導
体層3に対応する部分における絶縁膜2中に導電体層8
が設けられ、この導電体層8が埋め込まれていない部分
における絶縁膜2上に、素子分離領域4を介してインダ
クタ9が設けられている。この場合、MOSFETの下
側における絶縁体の厚さ、すなわち、半導体層3と導電
体層8との間にはさまれた部分の絶縁膜2の厚さはMO
SFETに適した比較的小さい厚さにすることができる
とともに、インダクタ9の下側における絶縁体の厚さ、
すなわち、素子分離領域4、絶縁膜2および絶縁体基板
1の合計の厚さはインダクタ9に適した厚さ、例えばイ
ンダクタ9の大きさの1/10以上の厚さにすることが
できる。したがって、MOSFETおよびインダクタ9
の特性を共に良好にすることができる。また、このMM
ICは、特殊な工程を用いることなく、汎用のLSIプ
ロセスで簡単に製造することができる。さらに、絶縁膜
2の厚さをあまり厚くしなくてもMOSFETおよびイ
ンダクタ9の特性を共に良好にすることができるので、
製造コストが安価である。
【0046】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。この第2の実施形態においては、第1の実施
形態によるMMICとほぼ同様な構造のMMICを、第
1の実施形態において説明した製造方法とは異なる製造
方法により製造する。
【0047】図8〜図12は、この第2の実施形態によ
るMMICの製造方法を説明するための断面図である。
【0048】この第2の実施形態によるMMICの製造
方法においては、まず、第1の実施形態によるMMIC
の製造方法の図2〜図4に示したものと同様な工程によ
り、絶縁膜13の表面の平坦化までを行う。次に、図8
に示すように、この絶縁膜13の平坦化された表面を例
えばSi基板のような仮基板21に張り合わせる。
【0049】次に、図9に示すように、第1の実施形態
によるMMICの製造方法と同様な工程により、半導体
基板11の研削および研磨を行い、Siからなる半導体
層3を絶縁膜12に囲まれた状態で選択的に形成し、半
導体層3の表面にゲート絶縁膜(図示せず)、ゲート電
極7を形成し、半導体層3中にn+ 型のソース領域5お
よびドレイン領域6を形成し、導電体層8が設けられて
いない部分における絶縁膜12上にインダクタ9を形成
する。
【0050】次に、図10に示すように、全面を覆うよ
うに保護膜22を形成し、この保護膜22の表面を平坦
化する。次に、この保護膜22の表面と例えばSi基板
のような仮基板23とを張り合わせる。
【0051】次に、仮基板21を除去して、絶縁膜13
の表面を露出させる。次に、図11に示すように、絶縁
膜13の露出した表面と絶縁体基板1とを接触させ、こ
の状態で熱処理を行うことにより、絶縁膜13と絶縁体
基板1とを張り合わせる。
【0052】次に、図12に示すように、仮基板23お
よび保護膜22を除去する。これにより、図1に示すと
ほぼ同一の構造のMMICが製造される。
【0053】この第2の実施形態によれば、第1の実施
形態と同様な効果が得られる。これに加えて、インダク
タ9およびMOSFETが形成された後、絶縁体基板1
と絶縁膜13とを張り合わせることができるので、絶縁
体基板1の材料がデバイス・プロセス温度に耐えられな
い場合でもMMICを製造することができる。さらに、
絶縁体基板1とその上層の絶縁膜2との熱膨張係数が異
なる場合でも、製造工程中に界面のストレスによって構
造破壊が生じないという効果を得ることができる。
【0054】次に、この発明の第3の実施形態によるM
MICについて説明する。
【0055】図13は、この第3の実施形態によるMM
ICを示す断面図である。
【0056】図13に示すように、この第3の実施形態
によるMMICにおいては、導電体層8が、半導体層3
に対応する部分の絶縁膜2と絶縁体基板1との界面に設
けられている。その他の構成は第1の実施形態によるM
MICと同様であるので、説明を省略する。
【0057】次に、上述のように構成された、この第3
の実施形態によるMMICの製造方法について説明す
る。
【0058】すなわち、この第3の実施形態によるMM
ICを製造するためには、まず、図14に示すように、
絶縁体基板1上にSi基板を張り合わせた後、このSi
基板をその裏面側から研削および研磨することにより絶
縁体基板1上にSi薄膜31を形成する。
【0059】次に、図15に示すように、イオン注入法
によりSi薄膜31の全面に酸素イオンを注入して、S
i薄膜31中の所定の深さの位置に酸素注入層32を形
成する。
【0060】次に、図16に示すように、Si薄膜31
上に所定形状のレジストパターン(図示せず)を形成し
た後、このレジストパターンをマスクとして、再度、S
i薄膜31中に酸素イオンを注入する。これにより、S
i薄膜31の所定位置に、Si薄膜31と絶縁体基板1
との界面に達する酸素注入層33を形成する。この後、
イオン注入のマスクに用いたレジストパターンを除去す
【0061】次に、図17に示すように、絶縁体基板1
およびSi薄膜31を所定の温度で熱処理することによ
り、Si薄膜31中の酸素注入層32、33の位置にS
iO2 膜からなる絶縁膜2を形成するとともに、絶縁体
基板1とSi薄膜31との界面の所定位置にSiからな
る導電体層8を形成する。
【0062】次に、図13に示すように、Si薄膜31
の所定部分を酸化することにより、SiO2 膜からなる
素子分離領域4を形成し、これによって導電体層8に上
側の部分にこの素子分離領域4に囲まれた状態で半導体
層3を形成する。次に、第1の実施形態によるMMIC
の製造方法と同様にして、半導体層3中にn+ 型のソー
ス領域5およびドレイン領域6を形成し、半導体層3上
にゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲート電極7を形
成する。次に、導電体層8が形成されていない部分にお
ける素子分離領域4上にインダクタ9を形成する。
【0063】以上により、目的とするMMICが製造さ
れる。
【0064】この第3の実施形態によるMMICによれ
ば、MOSFETが設けられている半導体層3の下側の
部分における絶縁膜2と絶縁体基板1との界面に導電体
層8が設けられ、この導電体層8が設けられていない部
分に対応する素子分離領域4上にインダクタ9が設けら
れているので、MOSFETの下側の絶縁体およびイン
ダクタ9の下側の絶縁体の厚さをそれぞれに適した厚さ
にすることができ、これによって第1の実施形態と同様
な効果が得られる。
【0065】図18は、この発明の第4の実施形態によ
るMMICを示す断面図である。
【0066】図18に示すように、この第4の実施形態
によるMMICは、図1に示す第1の実施形態によるM
MICの絶縁体基板1の代わりに例えばp型またはn型
のSi基板のような導電性を有する半導体基板41を用
いているほかは、第1の実施形態によるMMICと同様
に構成されている。
【0067】この第4の実施形態によるMMICの製造
方法は、半導体基板41を用いること以外は、例えば第
1の実施形態によるMMICの製造方法と同様であるの
で、説明を省略する。
【0068】この第4の実施形態によるMMICによれ
ば、インダクタ9の下側の絶縁体の厚さ、すなわち、素
子分離領域4および絶縁膜2の合計の厚さをインダクタ
9の特性を良好にするこができる程度に大きくすること
ができるとともに、MOSFETの下側の絶縁体の厚
さ、すなわち、導電体層8と半導体層3との間の部分に
おける絶縁膜2の厚さをMOSFETの特性を良好にす
ることができる程度に小さくすることができるので、導
電性を有する半導体基板41を用いているにもかかわら
ず、MOSFETおよびインダクタ9の特性を共に良好
にすることができる。また、半導体基板41に安価なS
i基板を用いることができるので、MMICの製造コス
トが安価である。
【0069】以上、この発明の実施形態について具体的
に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の
変形が可能である。
【0070】例えば、上述の第1〜第4の実施形態にお
いて挙げた材料や数値は、あくまで例に過ぎず、これら
に限定されるものではない。具体的には、例えば、上述
の第1〜第4の実施形態における絶縁膜2、絶縁膜1
2、絶縁膜13および素子分離領域4は、例えばSiN
膜からなるものであってもよい。また、これらの絶縁膜
2、絶縁膜12、絶縁膜13および素子分離領域4は、
互いに異なる材料により構成されたものであってもよ
い。さらに、上述の第1〜第4の実施形態における導電
体層8は、例えばWのような高融点金属からなるもので
あってもよい。
【0071】また、上述の第1、第2および第4の実施
形態において、半導体層3を選択研磨により形成してい
るが、この半導体層3は半導体層を全面に形成した後、
この半導体層の所定部分を選択的に酸化または窒化する
ことにより形成してもよい。
【0072】また、上述の第1〜第4の実施形態におい
ては、導電体層8は接地されているが、これは、他の一
定電位に設定してもよいし、MOSFETの下部ゲート
または配線の役割を兼ね備えたものであってもよい。ま
た、この導電体層8を多層に設けて、その一つを接地
し、他の一つをMOSFETの下部ゲートとして使用し
てもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による半
導体装置によれば、能動素子が設けられる半導体層に対
応する部分における絶縁膜中に導電体層が埋め込まれ、
この導電体層が埋め込まれていない部分における絶縁膜
上にインダクタが設けられているので、能動素子の下側
の絶縁体およびインダクタの下側の絶縁体の厚さをそれ
ぞれに適した厚さにすることができ、したがって、能動
素子およびインダクタの特性を共に良好にすることがで
きる。また、そのような半導体装置を製造するための製
造方法も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態によるMMICを示
す断面図である。
【図2】この発明の第1の実施形態によるMMICの製
造方法を説明するための断面図である。
【図3】この発明の第1の実施形態によるMMICの製
造方法を説明するための断面図である。
【図4】この発明の第1の実施形態によるMMICの製
造方法を説明するための断面図である。
【図5】この発明の第1の実施形態によるMMICの製
造方法を説明するための断面図である。
【図6】この発明の第1の実施形態によるMMICの製
造方法を説明するための断面図である。
【図7】この発明の第1の実施形態によるMMICの製
造方法を説明するための断面図である。
【図8】この発明の第2の実施形態によるMMICの製
造方法を説明するための断面図である。
【図9】この発明の第2の実施形態によるMMICの製
造方法を説明するための断面図である。
【図10】この発明の第2の実施形態によるMMICの
製造方法を説明するための断面図である。
【図11】この発明の第2の実施形態によるMMICの
製造方法を説明するための断面図である。
【図12】この発明の第2の実施形態によるMMICの
製造方法を説明するための断面図である。
【図13】この発明の第3の実施形態によるMMICを
示す断面図である。
【図14】この発明の第3の実施形態によるMMICの
製造方法を説明するための断面図である。
【図15】この発明の第3の実施形態によるMMICの
製造方法を説明するための断面図である。
【図16】この発明の第3の実施形態によるMMICの
製造方法を説明するための断面図である。
【図17】この発明の第3の実施形態によるMMICの
製造方法を説明するための断面図である。
【図18】この発明の第4の実施形態によるMMICを
示す断面図である。
【図19】従来の技術によるMMICを示す断面図であ
る。
【図20】他の従来の技術によるMMICを示す断面図
である。
【図21】さらに他の従来の技術によるMMICを示す
断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁体基板 2、12、13 絶縁膜 3 半導体層 4 素子分離領域 5 ソース領域 6 ドレイン領域 7 ゲート電極 8 導電体層 9 インダクタ 11、41 半導体基板 11a 凸部 21、23 仮基板 22 保護膜 31 Si薄膜 32、33 酸素注入層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板と、 上記絶縁基板上に選択的に設けられた半導体層とを有
    し、 上記半導体層に能動素子が設けられているとともに、上
    記絶縁膜上にインダクタが設けられている半導体装置に
    おいて、 上記絶縁基板は絶縁体または導電性の半導体からなる基
    板とこの基板上に設けられた絶縁膜とからなり、 上記半導体層に対応する部分における上記絶縁膜中に導
    電体層が埋め込まれ、 上記導電体層が埋め込まれていない部分における上記絶
    縁膜上に上記インダクタが設けられていることを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記導電体層が埋め込まれていない部分
    における上記インダクタ下の絶縁体の厚さが上記インダ
    クタの大きさの1/10以上であることを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記導電体層と上記半導体層との間の部
    分における上記絶縁膜の厚さが10μm以下であること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 上記導電体層が所定の電源に接続されて
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上記能動素子はトランジスタであること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
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