JPH091472A - ボルト・ナット締付機 - Google Patents
ボルト・ナット締付機Info
- Publication number
- JPH091472A JPH091472A JP14860695A JP14860695A JPH091472A JP H091472 A JPH091472 A JP H091472A JP 14860695 A JP14860695 A JP 14860695A JP 14860695 A JP14860695 A JP 14860695A JP H091472 A JPH091472 A JP H091472A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- tip
- inner socket
- socket
- marking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 締付けたボルト先端にインキでマーカを施
す。 【構成】 ボルト先端のチップに係合するインナーソケ
ット7と、ボルト100に螺合したナット102に係合するア
ウターソケット6を同芯には配備したボルト・ナット締
付け機において、ボルトチップの先端面にインキを付着
させるマーキング具8が、インナーソケット7の底部に
設けられ、マーキング具8は、インキを収容した容器81
からインキの染み込み易い特性のマーキング軸80を突設
し、該軸をインナーソケット7の底部を貫通してボルト
チップ係合部70内に臨出させており、マーキング具8
は、インナーソケット7に対し着脱可能に配備されてい
る。
す。 【構成】 ボルト先端のチップに係合するインナーソケ
ット7と、ボルト100に螺合したナット102に係合するア
ウターソケット6を同芯には配備したボルト・ナット締
付け機において、ボルトチップの先端面にインキを付着
させるマーキング具8が、インナーソケット7の底部に
設けられ、マーキング具8は、インキを収容した容器81
からインキの染み込み易い特性のマーキング軸80を突設
し、該軸をインナーソケット7の底部を貫通してボルト
チップ係合部70内に臨出させており、マーキング具8
は、インナーソケット7に対し着脱可能に配備されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築・土木工事等に於
て、鉄骨の組立てに使用する剪断チップ付きボルト、或
いはナット締め付け時の反力を受けるチップを備えたボ
ルトの締付けに使用するボルト・ナット締付機に関する
ものである。
て、鉄骨の組立てに使用する剪断チップ付きボルト、或
いはナット締め付け時の反力を受けるチップを備えたボ
ルトの締付けに使用するボルト・ナット締付機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築・土木工事では、鉄骨を
一定のトルクで締め付けたことが、一見して判る様に、
一定トルク以上の締め付け力が作用すれば、剪断されて
しまうチップを有するボルト(以下、シャーボルトと呼
ぶ)が使用される。
一定のトルクで締め付けたことが、一見して判る様に、
一定トルク以上の締め付け力が作用すれば、剪断されて
しまうチップを有するボルト(以下、シャーボルトと呼
ぶ)が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鉄骨の組み立てに際
し、ボルト締結部は、1箇所づつ本締めするのではな
く、先ず、捨てボルトで全体の鉄骨を組み上げ、次にシ
ャーボルトで予備締めしつつ、隣合う鉄骨の隙間調整等
を行なってから本締め、即ち、シャーボルトのチップを
剪断するまで締め付けるのである。
し、ボルト締結部は、1箇所づつ本締めするのではな
く、先ず、捨てボルトで全体の鉄骨を組み上げ、次にシ
ャーボルトで予備締めしつつ、隣合う鉄骨の隙間調整等
を行なってから本締め、即ち、シャーボルトのチップを
剪断するまで締め付けるのである。
【0004】本締めしたシャーボルトは、チップが剪断
されているため、本締めされたか否かは一見して判る
が、予備締め段階では、予備締めされたか否かは一見し
ただけでは判らない。従って、予備締め忘れのために、
鉄骨間の調整不良が生じたり、二度締めするなど、能率
が悪かった。
されているため、本締めされたか否かは一見して判る
が、予備締め段階では、予備締めされたか否かは一見し
ただけでは判らない。従って、予備締め忘れのために、
鉄骨間の調整不良が生じたり、二度締めするなど、能率
が悪かった。
【0005】又、剪断するためではなく、ボルトに螺合
したてナットを締め付ける際、締め付け反力を受けさせ
る目的のために、先端にチップを突設したボルトが実用
されており、本発明は、この様なチップ付きボルトに対
して、予備締め或いは本締めをしたか否かが一目で判る
印を施すことのできる締付機を明らかにするものであ
る。
したてナットを締め付ける際、締め付け反力を受けさせ
る目的のために、先端にチップを突設したボルトが実用
されており、本発明は、この様なチップ付きボルトに対
して、予備締め或いは本締めをしたか否かが一目で判る
印を施すことのできる締付機を明らかにするものであ
る。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明のボルト・ナット締付機
は、ボルト先端のチップに係合するインナーソケット
(7)と、ボルト(100)に螺合したナット(102)に係合する
アウターソケット(6)を同芯に配備したボルト・ナット
締付機において、ボルトチップの先端面にインキを付着
させるマーキング具(8)がインナーソケット(7)の底部
に設けられ、マーキング具(8)は、インキを収容した容
器(81)からインキの染み込み易い特性のマーキング軸(8
0)を突設し、該軸をインナーソケット(7)の底部を貫通
してボルトチップ係合部(70)内に臨出させており、マー
キング具(8)は、インナーソケット(7)に対し、着脱可
能に配備されている。
は、ボルト先端のチップに係合するインナーソケット
(7)と、ボルト(100)に螺合したナット(102)に係合する
アウターソケット(6)を同芯に配備したボルト・ナット
締付機において、ボルトチップの先端面にインキを付着
させるマーキング具(8)がインナーソケット(7)の底部
に設けられ、マーキング具(8)は、インキを収容した容
器(81)からインキの染み込み易い特性のマーキング軸(8
0)を突設し、該軸をインナーソケット(7)の底部を貫通
してボルトチップ係合部(70)内に臨出させており、マー
キング具(8)は、インナーソケット(7)に対し、着脱可
能に配備されている。
【0007】
【作用及び効果】然して、インナーソケット(7)にボル
トチップ(101)を嵌め、アウターソケット(6)にナット
(102)を係合する。アウターソケット(6)とインナーソ
ケット(7)に逆方向の回転力を作用させ、ボルト・ナッ
トを締め付ける。
トチップ(101)を嵌め、アウターソケット(6)にナット
(102)を係合する。アウターソケット(6)とインナーソ
ケット(7)に逆方向の回転力を作用させ、ボルト・ナッ
トを締め付ける。
【0008】上記動作において、インナーソケット(7)
に、ボルトチップ(101)を挿入した時、チップ先端面に
マーキング軸(80)が当り、チップ先端にインキが付着す
る。これによって、ボルトチップを一見しただけで、予
備締めされているか否かを知ることができ、予備締め忘
れ、或いは二度締め防止に大なる効果を奏する。マーキ
ング具(8)のインキが無くなれば、新しいマーキング具
と交換すればよい。
に、ボルトチップ(101)を挿入した時、チップ先端面に
マーキング軸(80)が当り、チップ先端にインキが付着す
る。これによって、ボルトチップを一見しただけで、予
備締めされているか否かを知ることができ、予備締め忘
れ、或いは二度締め防止に大なる効果を奏する。マーキ
ング具(8)のインキが無くなれば、新しいマーキング具
と交換すればよい。
【0009】
【実施例】図3は、ボルト・ナット締付機の一例を示し
ている。筒状ケース(1)内に第1遊星歯車機構(21)、第
2遊星歯車機構(22)を2段に連繋した遊星歯車減速装置
(2)を収容し、前側の第2遊星歯車機構(22)の互いに反
対側に回転を出力する2軸に、アウターソケット(6)と
インナーソケット(7)を連繋している。
ている。筒状ケース(1)内に第1遊星歯車機構(21)、第
2遊星歯車機構(22)を2段に連繋した遊星歯車減速装置
(2)を収容し、前側の第2遊星歯車機構(22)の互いに反
対側に回転を出力する2軸に、アウターソケット(6)と
インナーソケット(7)を連繋している。
【0010】ケース(1)と直交して設けたモータ(3)の
回転軸を傘歯車を含む歯車列(4)及びトルク制御機構
(5)を介して第1遊星歯車機構(21)の太陽歯車(20)に連
繋している。トルク制御機構(5)は、ボルト・ナットに
対する締付力を検知し、締付力が所定の値になったとき
に回転源への動力供給を遮断するもので出願人が以前に
特願平4−191941号で提案したものを含み、種々
の構造のものが公知となっており、詳細な説明は省略す
る。
回転軸を傘歯車を含む歯車列(4)及びトルク制御機構
(5)を介して第1遊星歯車機構(21)の太陽歯車(20)に連
繋している。トルク制御機構(5)は、ボルト・ナットに
対する締付力を検知し、締付力が所定の値になったとき
に回転源への動力供給を遮断するもので出願人が以前に
特願平4−191941号で提案したものを含み、種々
の構造のものが公知となっており、詳細な説明は省略す
る。
【0011】以下の説明で、前とはソケット側、後とは
トルク制御機構(5)側である。図1に示す如く、前記第
2遊星歯車機構(22)の遊星歯車が歯合する内歯筒(24)に
接続筒(25)が突設され、該接続筒(25)にアウターソケッ
ト(6)が一体回転可能且つ着脱可能に接続され、ビス(2
6)によって接続筒(25)からの抜け止めが画られる。
トルク制御機構(5)側である。図1に示す如く、前記第
2遊星歯車機構(22)の遊星歯車が歯合する内歯筒(24)に
接続筒(25)が突設され、該接続筒(25)にアウターソケッ
ト(6)が一体回転可能且つ着脱可能に接続され、ビス(2
6)によって接続筒(25)からの抜け止めが画られる。
【0012】アウターソケット(6)は、前端にナット係
合部(60)を有し、該ナット係合部(60)の後方に内向きフ
ランジ(63)、更にその後方に内溝(61)が形成されてい
る。インナーソケット(7)は、前記第2遊星歯車機構(2
2)の遊星歯車支持枠(23)に突設した内スプライン筒(27)
に、該内スプライン筒(27)と一体回転可能且つスライド
可能に配備されている。更に、インナーソケット(7)
は、バネ(62)にて前方に付勢され、先端のボルトチップ
係合部(70)をインナーソケット(7)のナット係合部(60)
に侵入させ、アウターソケット(6)の内向きフランジ(6
3)によって飛出しが防止されている。
合部(60)を有し、該ナット係合部(60)の後方に内向きフ
ランジ(63)、更にその後方に内溝(61)が形成されてい
る。インナーソケット(7)は、前記第2遊星歯車機構(2
2)の遊星歯車支持枠(23)に突設した内スプライン筒(27)
に、該内スプライン筒(27)と一体回転可能且つスライド
可能に配備されている。更に、インナーソケット(7)
は、バネ(62)にて前方に付勢され、先端のボルトチップ
係合部(70)をインナーソケット(7)のナット係合部(60)
に侵入させ、アウターソケット(6)の内向きフランジ(6
3)によって飛出しが防止されている。
【0013】インナーソケット(7)には周壁を貫通して
係止片(64)が周壁の内外に出没可能に配備され、一部を
アウターソケット(6)の内溝(61)に侵入させて後退を阻
止しいてる。インナーソケット(7)のボルトチップ係合
部(70)の奥には底板(71)が軸方向にスライド可能に配備
され、バネ(78)によって前方に付勢されている。底板(7
1)は肩部(72)がインナーソケット(7)の段部に当たっ
て、前方への飛び出しが防止されている。
係止片(64)が周壁の内外に出没可能に配備され、一部を
アウターソケット(6)の内溝(61)に侵入させて後退を阻
止しいてる。インナーソケット(7)のボルトチップ係合
部(70)の奥には底板(71)が軸方向にスライド可能に配備
され、バネ(78)によって前方に付勢されている。底板(7
1)は肩部(72)がインナーソケット(7)の段部に当たっ
て、前方への飛び出しが防止されている。
【0014】底板(71)の外周面には周溝(73)が開設され
ており、ボルト・ナット締付け時、ボルトチップ(101)
によってバネ(78)に抗して底板(71)が押込まれ、その周
溝(73)が係止片(64)の位置に後退した時点で、係止片(6
4)が内側に移動して周溝(73)に嵌まる。係止片(64)とア
ウターソケット(6)の内溝(61)との引っ掛かりが外れて
インナーソケット(7)の後退が許される。即ち、ボルト
チップ(101)が、確実にインナーソケット(7)に係合し
ない限り、アウターソケット(6)にナット(102)係合し
ない様になっており、これは、所謂なめり防止機構とし
て公知である。
ており、ボルト・ナット締付け時、ボルトチップ(101)
によってバネ(78)に抗して底板(71)が押込まれ、その周
溝(73)が係止片(64)の位置に後退した時点で、係止片(6
4)が内側に移動して周溝(73)に嵌まる。係止片(64)とア
ウターソケット(6)の内溝(61)との引っ掛かりが外れて
インナーソケット(7)の後退が許される。即ち、ボルト
チップ(101)が、確実にインナーソケット(7)に係合し
ない限り、アウターソケット(6)にナット(102)係合し
ない様になっており、これは、所謂なめり防止機構とし
て公知である。
【0015】本発明の特徴は、インナーソケット(7)内
に、ボルトチップ先端にインキで印を施すマーキング具
(8)を着脱可能に配備した点である。マーキング具(8)
は、一端が閉塞した筒状容器(81)の開口に蓋体(82)を液
密に取付け、該蓋体(82)に容器(81)の軸芯と一致して細
長の首部(83)を突設している。蓋体(82)の首部(83)を含
む軸芯には貫通孔(86)が開設され該貫通孔(86)の前部に
首部(83)から臨出してマーキング軸(80)をスライド可能
に挿入している。マーキング軸(80)は、フェルト等イン
キが染み込み易い材料にて容易に変形しない硬さに形成
されている。
に、ボルトチップ先端にインキで印を施すマーキング具
(8)を着脱可能に配備した点である。マーキング具(8)
は、一端が閉塞した筒状容器(81)の開口に蓋体(82)を液
密に取付け、該蓋体(82)に容器(81)の軸芯と一致して細
長の首部(83)を突設している。蓋体(82)の首部(83)を含
む軸芯には貫通孔(86)が開設され該貫通孔(86)の前部に
首部(83)から臨出してマーキング軸(80)をスライド可能
に挿入している。マーキング軸(80)は、フェルト等イン
キが染み込み易い材料にて容易に変形しない硬さに形成
されている。
【0016】マーキング軸(80)の後方にて貫通孔(86)に
は栓体(87)がスライド可能に配備され、蓋体(82)に固定
された中空の保持器(84)と栓体(87)との間に配備された
バネ(89)によって栓体(87)は飛出し方向に付勢され、貫
通孔(86)の縁に当って前進位置が規制されている。
は栓体(87)がスライド可能に配備され、蓋体(82)に固定
された中空の保持器(84)と栓体(87)との間に配備された
バネ(89)によって栓体(87)は飛出し方向に付勢され、貫
通孔(86)の縁に当って前進位置が規制されている。
【0017】栓体(87)には周面の略中央部から軸心を通
って先端に開口する通路(88)が開設され、保持器(84)
の周面には切欠(85)が開設されており、マーキング軸(8
0)が後方に押されて栓体(87)がバネ(89)に抗して押され
る毎に、栓体(87)の通路(88)は、容器内と連通して、該
通路(88)からマーキング軸(80)側にインキが補給され
る。インキは、例えば酸化チタン等の願料を溶剤に溶か
し込んだ油性のものが、消えにくく望ましい。栓体(87)
を付勢するバネ(89)力はインナーソケット(7)の底板(7
1)を付勢するバネ(78)力よりも弱い。
って先端に開口する通路(88)が開設され、保持器(84)
の周面には切欠(85)が開設されており、マーキング軸(8
0)が後方に押されて栓体(87)がバネ(89)に抗して押され
る毎に、栓体(87)の通路(88)は、容器内と連通して、該
通路(88)からマーキング軸(80)側にインキが補給され
る。インキは、例えば酸化チタン等の願料を溶剤に溶か
し込んだ油性のものが、消えにくく望ましい。栓体(87)
を付勢するバネ(89)力はインナーソケット(7)の底板(7
1)を付勢するバネ(78)力よりも弱い。
【0018】上記マーキング具(8)は、首部(83)を底板
(71)の貫通孔(74)に嵌めて、マーキング軸(80)をボルト
チップ係合部(70)内に臨出させており、貫通孔(74)の内
面に装着したOリング(76)によって首部(83)を締め付け
てマーキング具(8)を着脱可能に保持している。
(71)の貫通孔(74)に嵌めて、マーキング軸(80)をボルト
チップ係合部(70)内に臨出させており、貫通孔(74)の内
面に装着したOリング(76)によって首部(83)を締め付け
てマーキング具(8)を着脱可能に保持している。
【0019】然して、図1の状態から、インナーソケッ
ト(7)にボルトチップ(101)を嵌めて、前記の如く、な
めり防止を解除し、ナット係合部(60)にナット(102)を
係合する。モータ(3)に通電して、アウターソケット
(6)とインナーソケット(7)に逆方向の回転力を作用さ
せ、ボルト・ナットを締め付ける。トルク制御機構(5)
の働きにより、一定トルクにて予備締め付されると、両
ソケットへの回転伝達力は遮断される。
ト(7)にボルトチップ(101)を嵌めて、前記の如く、な
めり防止を解除し、ナット係合部(60)にナット(102)を
係合する。モータ(3)に通電して、アウターソケット
(6)とインナーソケット(7)に逆方向の回転力を作用さ
せ、ボルト・ナットを締め付ける。トルク制御機構(5)
の働きにより、一定トルクにて予備締め付されると、両
ソケットへの回転伝達力は遮断される。
【0020】上記動作において、インナーソケット(7)
にボルトチップ(101)を挿入した時、チップ先端面にマ
ーキング軸(80)が当り、チップ先端にインキが付着す
る。これによって、ボルトチップを一見しただけで、予
備締めされているか否かを知ることができ、予備締め忘
れ、或いは二度締めを防止できる。
にボルトチップ(101)を挿入した時、チップ先端面にマ
ーキング軸(80)が当り、チップ先端にインキが付着す
る。これによって、ボルトチップを一見しただけで、予
備締めされているか否かを知ることができ、予備締め忘
れ、或いは二度締めを防止できる。
【0021】マーキング具(8)の容器(81)内のインキが
なくなれば、ビス(26)を弛めて接続筒(25)からアウター
ソケット(6)及びインナーソケット(7)を外し、インナ
ーソケット(7)の底板(71)からマーキング具(8)を後方
へ引抜いて、新しいマーキング具と交換し、再びアウタ
ーソケット(6)及びインナーソケット(7)をセットすれ
ばよい。
なくなれば、ビス(26)を弛めて接続筒(25)からアウター
ソケット(6)及びインナーソケット(7)を外し、インナ
ーソケット(7)の底板(71)からマーキング具(8)を後方
へ引抜いて、新しいマーキング具と交換し、再びアウタ
ーソケット(6)及びインナーソケット(7)をセットすれ
ばよい。
【0022】図4、図5は、マーキング具(8)をインナ
ーソケット(7)に着脱可能に保持する他の実施例を示し
ている。図4は、マーキング具(8)の首部(83)を合成樹
脂、薄金属板等の弾性変形容易に材料にて形成すると共
に、外周に首部(83)を一周して突条(83a)を形成してい
る。インナーソケット(7)の底板(71)の貫通孔(74)に
は、上記マーキング具(8)の首部の突条(83a)が係合す
る周溝(74a)が開設されている。マーキング具(8)の首
部(83)を底板(71)の貫通孔(74)に無理に押込むと、首部
(83)の突条(83a)が弾性変形し、孔の周溝(74a)位置で弾
性復帰して周溝(74a)に引っ掛かる。マーキング具(8)
を後方に強く引っ張れば、底板(71)から抜き外すことが
できる。
ーソケット(7)に着脱可能に保持する他の実施例を示し
ている。図4は、マーキング具(8)の首部(83)を合成樹
脂、薄金属板等の弾性変形容易に材料にて形成すると共
に、外周に首部(83)を一周して突条(83a)を形成してい
る。インナーソケット(7)の底板(71)の貫通孔(74)に
は、上記マーキング具(8)の首部の突条(83a)が係合す
る周溝(74a)が開設されている。マーキング具(8)の首
部(83)を底板(71)の貫通孔(74)に無理に押込むと、首部
(83)の突条(83a)が弾性変形し、孔の周溝(74a)位置で弾
性復帰して周溝(74a)に引っ掛かる。マーキング具(8)
を後方に強く引っ張れば、底板(71)から抜き外すことが
できる。
【0023】図5は、マーキング具(8)の蓋体(82)にフ
ランジ(82a)を突設し、該フランジ(82a)を後方からバネ
(62)で押圧して、マーキング具(8)をインナーソケット
(7)内に着脱可能に保持している。本発明は上記実施例
の構成に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載
の範囲で種々の変形が可能である。
ランジ(82a)を突設し、該フランジ(82a)を後方からバネ
(62)で押圧して、マーキング具(8)をインナーソケット
(7)内に着脱可能に保持している。本発明は上記実施例
の構成に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載
の範囲で種々の変形が可能である。
【図1】マーキング具の取付け状態の説明図である。
【図2】マーキング具の断面図である。
【図3】ボルト・ナット締付け機の概略説明図である。
【図4】他の実施例の要部断面図である。
【図5】別の実施例の要部断面図である。
(6) アウターソケット (7) インナーソケット (8) マーキング具 (80) マーキング軸
Claims (1)
- 【請求項1】 ボルト先端のチップに係合するインナー
ソケット(7)と、ボルト(100)に螺合したナット(102)に
係合するアウターソケット(6)を同芯に配備したボルト
・ナット締付機において、ボルトチップの先端面にイン
キを付着させるマーキング具(8)がインナーソケット
(7)の底部に設けられ、マーキング具(8)は、インキを
収容した容器(81)からインキの染み込み易い特性のマー
キング軸(80)を突設し、該軸をインナーソケット(7)の
底部を貫通してボルトチップ係合部(70)内に臨出させて
おり、マーキング具(8)は、インナーソケット(7)に対
し着脱可能に配備されているボルト・ナット締付機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14860695A JPH091472A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | ボルト・ナット締付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14860695A JPH091472A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | ボルト・ナット締付機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH091472A true JPH091472A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15456540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14860695A Pending JPH091472A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | ボルト・ナット締付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH091472A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030085729A (ko) * | 2002-05-01 | 2003-11-07 | 현대자동차주식회사 | 볼트의 체결확인 장치 |
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