JPH09147137A - 三次元画像生成方法 - Google Patents

三次元画像生成方法

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Publication number
JPH09147137A
JPH09147137A JP7300156A JP30015695A JPH09147137A JP H09147137 A JPH09147137 A JP H09147137A JP 7300156 A JP7300156 A JP 7300156A JP 30015695 A JP30015695 A JP 30015695A JP H09147137 A JPH09147137 A JP H09147137A
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JP7300156A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Nishio
一孝 西尾
Kenji Nishimura
健二 西村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 視点からの距離を加味して、現実感のある三
次元画像を生成する。 【解決手段】 画素ごとに奥行き値を付加した画像列を
読み込み、最初に画像列を画像メモリに格納し、奥行き
値を奥行きバッファの対応する箇所へ保存する。次に、
奥行き値を付加した多角形の奥行き値と奥行きバッファ
に保存された奥行き値とを比較し、可視となる画像につ
いて、画像メモリに保存することにより画像生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三次元コンピュー
タグラフィックスの分野において、奥行き値の付加され
た動画像を読み込むことで、多角形で表せない複雑な形
状も、視点からの距離を加味して合成し、また着目した
画像についてのみ距離を加味することで、より現実感の
ある画像を生成する三次元画像生成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、三次元コンピュータグラフィック
スの分野では、計算機上にモデリングした三次元物体の
生成とともに、視点からの距離感も考慮した実写画像を
利用して三次元画像を生成する三次元画像生成方法が必
要となってきている。
【0003】以下、従来の三次元画像生成方法の一例に
ついて、その方法を実施する装置の構成を示すブロック
図である図3と、この三次元画像生成方法の手順を示す
図4を参照しながら説明する。図3において、11は画像
保存部であり、画像メモリと呼ぶ。12は奥行き保存部で
あり、メモリなどを利用し、奥行きバッファと呼ぶ。13
は奥行き比較部、14は画像遮断部、15は画像表示部であ
る。
【0004】以上のように構成された従来の三次元画像
生成方法の装置の動作を図4を用いて説明する。
【0005】コンピュータを利用した三次元画像生成に
おいては、三次元物体(図略)をその頂点が空間上の位置
を表すようにした多角形等を用いて形状をモデリング
し、これに光源計算や物体表面の模様を表すテクスチャ
マッピングを施す。画面に投影するためには仮想平面を
設け、多角形の頂点に対して、順次、視点から見た位置
を計算する視点座標変換、透視効果を出す透視変換を施
すことで、画面上に表示される各画素の位置データ、輝
度データ、視点からの距離を表す奥行き値を生成する。
【0006】ここで、位置データは二次元であり画面画
素に対応するものである。輝度データは画面上の画素の
輝度を表すもので、RGB三原色や、CIELAB均等色空間
など種々の表色系で表される。奥行き値は視点からの距
離を表すが、視点を原点として非負の数値で表したり、
あるいは、非正の数値で表す。いずれにおいても、絶対
値が大きいものほど視点からの距離が大きい。ここでは
非負の数値を例にとる。
【0007】図3に示す画像遮断部14には、多角形Aの
位置データa1、輝度データa2が入力される。そして奥
行き比較部13からの遮断フラグcが入力されると画像保
存部11には何も出力しない。一方、奥行き比較部13から
の遮断フラグcが入力されないときには、そのまま位置
データa1、輝度データa2が画像保存部(画像メモリ)11
に出力される。
【0008】画像保存部11には、ビデオカメラやビデオ
再生機、あるいはデジタル化された画像Bのデータなど
の映像を表す画像列の位置データb1,輝度データb2
入力される。また画像遮断部14から出力された位置デー
タa1,輝度データa2が入力される。そして多角形A,
画像Bの各位置データa1,b1に応じた画面表示位置に
映像データや輝度データa2,b2が保存される。この輝
度データa2,b2は画像表示部15に出力される。
【0009】奥行き比較部13には、多角形Aの位置デー
タa1と奥行き値a3を入力し、位置データa1に対応し
た、奥行き保存部12に保存されている奥行き値a4を読
み、これを多角形Aの奥行き値a3と比較する。多角形
Aの奥行き値a3が小さいときには(a3<a4)、画像遮
断部14に遮断フラグcを出力せず、奥行き保存部(奥行
きバッファ)12に多角形Aの奥行き値a3を出力する。一
方奥行き保存部12に保存されていた奥行き値a4の方が
小さいときには(a3>a4)、画像遮断部14に遮断フラグ
cを出力し、奥行き保存部12には何も出力しない。多角
形Aの奥行き値a3と奥行き保存部12に保存された奥行
き値a4が等しい時(a3=a4)、画像遮断部14に遮断
フラグcを出力してもしなくてもよい。遮断フラグcを
出力しない時は、奥行き保存部12に多角形Aの奥行き値
3を出力する。
【0010】奥行き保存部12には、奥行き比較部13から
出力された奥行き値a3を、対応する位置データa1の箇
所に保存する。奥行き保存部12の構成は、メモリなどを
利用する。奥行き保存部12は、奥行きバッファとも呼
ぶ。
【0011】画像表示部15では、画像保存部11に保存さ
れている輝度データa2,b2を画像保存部11を走査し順
次表示する。例えばディスプレイ装置や印刷装置などで
ある。
【0012】上記図3の構成における画像生成動作は図
4の手順で行われる。
【0013】まず、ステップS41で、最初に奥行き保存
部12を無限遠を表す数値、例えば奥行き値a3を16ビッ
トで表現したときには16進表記で「FFFF」などの値で初
期化する。
【0014】続いてステップS42で、画像列の画像を画
像保存部11の画素位置に対応する箇所に、そのまま保存
する。
【0015】さらにステップS43で、多角形Aの奥行き
値a3と奥行き保存部12に保存している奥行き値a4とを
奥行き比較部13で比較する。多角形Aの位置データa1
に応じて奥行き値a3を比較し、多角形Aの奥行き値a3
が保存されている奥行き値a4より小さいときは(a3
4)、奥行き比較部13から画像遮断部14に、多角形Aを
描画すべきであることを示すため遮断フラグcを出力し
ない。このときは、多角形Aの位置データa1,輝度デ
ータa2が画像遮断部14を通過して画像保存部11に入力
される。また、多角形Aの奥行き値a3が奥行き保存部1
2に保存される。一方、多角形Aの奥行き値a3が保存さ
れている奥行き値a4より大きいときは(a3>a4)、奥
行き比較部13から画像遮断部14に対して、多角形Aの描
画を禁止するための遮断フラグcを出力する。そして画
像遮断部14からは多角形Aの位置データa1,輝度デー
タa2が出力されない。また、このときの多角形Aの奥
行き値a3も奥行き保存部12には保存されない。
【0016】ステップS44では、画像遮断部14から出力
された位置データa1と輝度データa2を画像保存部11に
保存する。
【0017】上記ステップS43からS44までを、三次元
形状をモデリングした際に生じた多角形Aの数だけ繰り
返す。また、ステップS41〜ステップS44までは、画像
列の画像を読み込んで行う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成に基づく三次元画像生成方法では、映像などの
画像列が必ず最初に描かれなければならず、計算機上に
モデリングした形状の前に画像を描画するという、視点
からの距離を考慮した画像の表現ができない。また、画
像列も表示画面と同じ大きさのものが必要となってお
り、任意の大きさの画像や部分画像に対して、視点から
任意の距離を設定することができないという問題があっ
た。
【0019】本発明は上記問題を解決するもので、映像
などの画像も視点からの距離を考慮して描画可能とする
ものであり、また表示画面と異なる大きさの画像の扱い
や部分画像についての視点からの距離を考慮した画像の
生成も可能とする三次元画像生成方法の提供を目的とす
るものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために本発明の三次元画像生成方法では、奥行
き値付きの画像列を読み込み、画素ごとに比較する方法
を実現したものである。本発明は上記の方法により、視
点からの距離を加味した画像列を描画することができ、
さらに、多角形などによる三次元モデリングで表せない
ような形状を画像列で用意することで、より複雑な場面
の生成を可能とすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1および図2を参照しながら説明する。
【0022】図1は、本発明の実施形態における三次元
画像生成方法を実施する装置の構成を示すブロック図、
図2は三次元画像生成方法の手順を示す図である。
【0023】図1において前記従来例の図3と基本的に
同じ機能のブロック,信号などには同一番号を付し、そ
の説明を省略する。ここで、16は奥行き補間部である。
前記従来例の図3の構成とは次の点で異なる。すなわ
ち、奥行き比較部13には多角形Aのデータと奥行き補間
部16のデータが入力され、また、画像遮断部14には多角
形Aのデータと画像Bのデータが入力される。
【0024】以上のように構成された三次元画像生成方
法の装置の動作を図2の手順図を用いて説明する。
【0025】まず、画像遮断部14には、計算機上にモデ
リングされた多角形Aの内部の画素の位置データa1
輝度データa2が入力される。また、画像Bの画像列に
ついても画素の位置データb1、輝度データb2が入力さ
れる。そして、奥行き比較部13からの遮断フラグcが入
力されると何も出力しないが、遮断フラグcが入力され
ないときには位置データa1,b1と輝度データa2,b2
を画像保存部11に出力する。
【0026】画像保存部11では、画像遮断部14から出力
された位置データa1,b1に対応する箇所に輝度データ
2,b2を保存する。画像保存部11は、例えば、フレー
ム・バッファや、コンピュータから利用可能なメモリを
用いる。画像保存部11を画像メモリとも呼ぶ。
【0027】画像表示部15では、画像保存部11に保存さ
れた輝度データa2,b2を順次走査し、表示する。例え
ばディスプレイや、印刷装置などを用いる。
【0028】奥行き補間部16では、奥行き値b4のつい
た画像列を読み込む。画像Bの全画素について奥行き値
が付加されていれば、そのまま画像と奥行き値を出力す
る。一部の画素についてのみ奥行き値が付加されている
場合や、全画素について付加されていないときは奥行き
補間方式b3に応じて奥行き値の補間を行い、全画素に
ついて奥行き値を付加して位置データb5,奥行き値b6
として奥行き比較部13に出力する。
【0029】奥行き比較部13では、多角形Aの位置デー
タa1と、画像Bのデータが奥行き補間部16で補間され
た位置データb5と奥行き値b6を入力し、奥行き保存部
12内の位置データに対応する箇所に保存された奥行き値
4と比較する。多角形Aのデータや画像Bのデータの
奥行き値a3,b6が小さいときには、その奥行き値
3,a6を奥行き保存部12に出力し、画像遮断部14への
画像遮断フラグcは出力しない。多角形Aのデータや画
像Bのデータの奥行き値a3,b6が大きいときには、奥
行き保存部12へ奥行き値a3,b6の出力はせず、画像遮
断部14への画像遮断フラグcを出力する。多角形Aの奥
行き値a3,画像Bの奥行き値b6と奥行き保存部12に保
存されてた奥行き値a4とが等しい時(a3=a4,b6
4)、画像遮断部14に対して遮断フラグcを出力しても
しなくもよい。遮断フラグcを出力しない時は、奥行き
保存部12に奥行き値a3,b6を出力する。
【0030】奥行き保存部12では、奥行き比較部13から
出力された位置データa1、奥行き値a3,b6を受け、
位置データa1に対応する箇所に奥行き値a3,b6を保
存する。奥行き保存部12は、例えばコンピュータから利
用可能なメモリを用いる。
【0031】上記図1の構成における、図2に示す流れ
図の手順で画像生成が行われる。
【0032】まずステップS21で、奥行き保存部12を無
限遠を表す数値、例えば奥行き値を16ビットで表現した
ときには16進表記で「FFFF」などの値で初期化する。
【0033】続いて多角形Aを描画する際にはステップ
S22,S23の手順に従う。一方、画像Bの画像列を描画
するにはステップS24,S25,S26の手順に従う。
【0034】多角形Aを描画するステップS22では、多
角形Aの奥行き値a3と、奥行き保存部12に保存されて
いる奥行き値a4とを、奥行き比較部13で比較する。
【0035】多角形Aの位置データa1で示す多角形内
部の画素位置を順に走査し、対応する画素の奥行き値a
3を比較する。多角形Aの奥行き値a3が保存されている
奥行き値a4より小さいときは(a3<a4)、多角形Aの
画素を描画すべきであることを示すため、奥行き比較部
13から画像遮断部14には遮断フラグcを出力しない。こ
のときは、多角形Aの内部の画素の位置データa1、輝
度データa2が画像遮断部14を通過して画像保存部11に
入力される。また、多角形Aの奥行き値a3が奥行き保
存部12に保存される。
【0036】一方、多角形Aの奥行き値a3が保存され
ている奥行き値a4より大きいときは(a3>a4)、奥行
き比較部13から画像遮断部14に対して、多角形Aの描画
を禁止するための遮断フラグcを出力し、奥行き保存部
12には何も出力されない。そのため、画像遮断部14から
は多角形Aの位置データa1、輝度データa2は、画像保
存部11に出力されない。輝度データa2の画像保存部11
への保存の必要がなければ、ステップS23の手順を飛ば
す。
【0037】ステップS23では、画像遮断部14から出力
された位置データa1をもとに画像保存部11の対応する
箇所に、輝度データa2を保存する。位置データa1とし
ては、例えば画面の横方向をx軸とし、縦方向をy軸と
し、左上を座標原点とする二次元座標系で表す。また、
メモリの先頭番地から二次元配列を割り当てることによ
り位置データから画像保存部11の対応する箇所が導出可
能である。
【0038】画像Bの画像列を描画するステップS24で
は、画像Bに奥行き値b4が付加されていない場合の奥
行き値の補間を行う。画像列への付加する奥行き値とし
て、(表1)のような方式がある。いずれの方式において
も奥行き補間部16から画像の位置データb5、奥行き値
6は奥行き比較部13へ出力する。
【0039】本実施形態では、奥行き値が付加されてい
る画像と付加されていない画像が混在した画像列におい
て、奥行き値が付加されている画像を代表画像と呼ぶ。
また、1つの画像の中で奥行き値が付加されている画素
と付加されていない画素が混在している画像において、
奥行き値が付加されている画素を代表画素と呼ぶ。
【0040】
【表1】
【0041】上記(表1)に示す補間方式31では画像の全
画素について奥行き値が付加されているので、奥行き値
をそのまま奥行き比較部13に出力する。
【0042】補間方式32では画像列のうち、代表画像に
ついてのみ奥行き値が付加されている。補間計算とし
て、先に現れた代表画像あるいは次に現れる代表画像の
奥行き値を用いる方法と、先に現れた代表画像と次に現
れる代表画像の奥行き値を重み付けし補間する方法があ
る。
【0043】重み付け補間として、画像列に画像番号あ
るいは時間を与え、先に現れた代表画像の画像番号N
1、その中の第1画素の奥行き値Z1、処理中の画像の画
像番号N2、第1画素の奥行き値Z2、あとに現れた代表
画素の画像番号N3、第1画素の奥行き値Z3とすると、
(数1)のように奥行き値を定める。時間を与えたときも
画像番号を時間と読み代えることにより(数1)で奥行き
値を定める。以下、第2画素以降の全画素についても同
様に定める。ここでは直線補間を用いたが代表画像を2
以上用い、これらの奥行き値からスプラインなどの他の
補間方式で実現してもよい。
【0044】
【数1】
【0045】補間方式33で画像の中の代表画素について
は奥行き値が付加されているが、その他の画素について
は奥行き値が付加されていない。先に現れた画素あるい
は次に現れる画素の奥行き値を用いる方法と、先に現れ
た画素と次に現れる画素の奥行き値の重み付け補間する
方法がある。代表画素Piの画素位置Pi(xi,yi)、奥
行き値Zi、処理中の画素の画素位置P(x,y)、奥行
き値Zとする。Pから一定の画素内に存在する代表点に
ついて(数2)のように奥行き値を定める。ここでは定め
た範囲内に存在する代表画素の奥行き値を距離に応じた
平均を用いたが他の補間方式で実現してもよい。
【0046】
【数2】
【0047】補間方式34では代表画像の代表画素に奥行
き値が付加されているので、補間方式33を用いて代表画
像内で全ての画素について奥行き値を定め、続いて補間
方式32を用いて代表画像でない画像の奥行き値を定め
る。
【0048】補間方式35では画像の一部分である部分画
像について奥行き値が付加されている。奥行き値が付加
されていない画素については、補間方式の指定とともに
定める一定の奥行き値を用いる。
【0049】次に図2のステップS25では、奥行き補間
部16により補間された奥行き値bと、奥行き保存部1
2で画素の位置データに対応する箇所に保存されている
奥行き値a4とを奥行き比較部13で比較する。画像に付
加された奥行き値b4、つまり補間された奥行き値b6
方が保存された奥行き値a4より小さければ(a4
6)、奥行き保存部12に奥行き値を保存し、画像遮断部
14へは遮断フラグcを出力しない。画像に付加された奥
行き値b4、つまり補間された奥行き値b6の方が保存さ
れた奥行き値a4より大きければ(a4<b6)、奥行き保
存部12には奥行き値を出力せず、画像遮断部14へ遮断フ
ラグcを出力する。輝度データb2の画像保存部11への
保存への保存の必要がなければ、ステップS26の手順を
飛ばす。
【0050】ステップS26では、画像遮断部14に遮断フ
ラグcが入力されないときに、画像の位置データb1
輝度データb2を画像保存部11に出力する。画像保存部1
1では、位置データb1に対応する箇所に輝度データb2
を保存する。
【0051】ステップS22,S23を、三次元形状をモデ
リングした際に生じた多角形の数だけ繰り返す。また、
ステップS24,S25,S26は画像Bのデータが読み込ま
れたときに処理を行う。また、ステップS21,S22,S
23,S24,S25,S26は画像列の各画像について行う。
【0052】尚、実施形態での画像補間方式としては重
み付け補間,直線補間を示したが他の補間方式で実現し
てもよい。また、補間方式31から35を組み合わせてもよ
い。また、奥行き比較部13と画像遮断部14は1つにまと
めて実現してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明の三次元画像
生成方法は、奥行き値付きの画像列を読み込み、各画素
の奥行き値を奥行き保存部に保存されている奥行き値と
比較し、奥行き値の小さいときに画像保存部に保存する
ことで、実写画像を視点からの距離も加味して描画する
ものである。また、奥行き値が部分画像のみに付加され
ている実写画像についても、視点からの距離も加味して
描画するものである。これにより多角形の集合で表現す
ることができない複雑な形状を、実写画像を利用するこ
とで表現することができる。また、代表画像の奥行き値
を用いて補間し各画素の奥行き値とすることで、奥行き
値を全画素分保持する必要がなくなる。さらに、実写画
像の注目する部分画素についてのみ、奥行き値を加味し
た画像生成を行うことで、単純な背景画像と前景画像の
分離ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における三次元画像生成方法
を実施する装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の三次元画像生成方法の手順を示す図であ
る。
【図3】従来の三次元画像生成方法を実施する装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】図3の三次元画像生成方法の手順を示す図であ
る。
【符号の説明】
11…画像保存部、 12…奥行き保存部、 13…奥行き比
較部、 14…画像遮断部、 15…画像表示部、 16…奥
行き補間部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隠れ面消去の際に奥行きバッファを用い
    る三次元画像生成方法において、画素ごとに奥行き値を
    付加した画像列を読み込み、最初に前記画像列の画像メ
    モリへの保存と前記奥行き値を前記奥行きバッファの対
    応する箇所への保存を行い、続いて奥行き値を付加した
    多角形を読み込み前記多角形の奥行き値と前記奥行きバ
    ッファに保存された対応する奥行き値とを比較し、可視
    となる画素について前記画像メモリに保存することによ
    り画像生成することを特徴とする三次元画像生成方法。
  2. 【請求項2】 隠れ面消去の際に奥行きバッファを用い
    る三次元画像生成方法において、画素ごとに奥行き値を
    付加した画像列を読み込み、前記画像列の一つの画像を
    各画素ごとに画像メモリへ保存する際に、前記画素に対
    応する前記奥行きバッファに保存されている奥行き値と
    前記画像に付加した奥行き値とを比較し、可視と判定さ
    れた画素を前記画像メモリに保存することにより画像生
    成することを特徴とする三次元画像生成方法。
  3. 【請求項3】 隠れ面消去の際に奥行きバッファを用い
    る三次元画像生成方法において、画像の部分画像に奥行
    き値を付加した画像列を読み込み、前記画像の奥行き値
    の付加された部分については画像メモリに保存する際に
    対応する前記奥行きバッファに保存されている奥行き値
    と前記画像の奥行き値とを比較し、可視と判定される画
    素を前記画像メモリに保存することにより画像生成する
    ことを特徴とする三次元画像生成方法。
  4. 【請求項4】 隠れ面消去の際に奥行きバッファを用い
    る三次元画像生成方法において、画像の代表点を定め前
    記代表点についての奥行き値である画像奥行き値を付加
    した画像列を読み込み、前記奥行きバッファに保存され
    ている奥行き値と比較する前記画像の奥行き値として、
    前記画像奥行き値の付加された画素については前記画像
    奥行き値を用い、前記画像奥行き値が付加されていない
    画素については奥行き値が付加された近隣の画素の画像
    奥行き値から補間した値を用いることで可視を判定し、
    可視となる画素を前記画像メモリに保存することにより
    画像生成することを特徴とする三次元画像生成方法。
  5. 【請求項5】 隠れ面消去の際に奥行きバッファを用い
    る三次元画像生成方法において、複数の画像からなる画
    像列に対して代表画像を定め奥行き値を付加し、前記画
    像列を読み込み、前記奥行きバッファに保存されている
    奥行き値と比較するための前記画像の奥行き値として前
    記代表画像については付加されている奥行き値を用い、
    前記代表画像以外については近接の代表画像に付加され
    ている奥行き値を用いることで可視を判定し、可視とな
    る画素を前記画像メモリに保存することにより画像生成
    することを特徴とする三次元画像生成方法。
  6. 【請求項6】 隠れ面消去の際に奥行きバッファを用い
    る三次元画像生成方法において、画像の部分画像にのみ
    奥行き値の付いた画像と奥行き値補間方式を読み込み、
    前記画像に対して前記奥行き値補間方式の指定により奥
    行き値を発生させ、画像メモリに画像を保存する際に、
    前記補間方式の指定により発生させた前記奥行き値と奥
    行きバッファに保存されている奥行き値とを比較し、可
    視となる画素について前記画像メモリに保存することに
    より画像生成することを特徴とする三次元画像生成方
    法。
JP7300156A 1995-11-17 1995-11-17 三次元画像生成方法 Pending JPH09147137A (ja)

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JP7300156A JPH09147137A (ja) 1995-11-17 1995-11-17 三次元画像生成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5762637B2 (ja) * 2012-07-30 2015-08-12 三菱電機株式会社 地図表示装置

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JP5762637B2 (ja) * 2012-07-30 2015-08-12 三菱電機株式会社 地図表示装置

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