JPH07200868A - 画像処理方法および装置 - Google Patents

画像処理方法および装置

Info

Publication number
JPH07200868A
JPH07200868A JP29488494A JP29488494A JPH07200868A JP H07200868 A JPH07200868 A JP H07200868A JP 29488494 A JP29488494 A JP 29488494A JP 29488494 A JP29488494 A JP 29488494A JP H07200868 A JPH07200868 A JP H07200868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
dimensional
value
composition
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29488494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3720864B2 (ja
Inventor
Steuart Maurice Jeremy
スチュアート モリス ジェレミイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Electronics NV filed Critical Philips Electronics NV
Publication of JPH07200868A publication Critical patent/JPH07200868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3720864B2 publication Critical patent/JP3720864B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/04Texture mapping

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 適正な遠近法画像が得られるように構図の作
成あるいは画像の作図を行なう目的で、 【構成】 過剰計算を最小限にするために、画像(A)
を画素毎の構図座標値(U,V)をそれぞれの画素の深
さ座標(Z)の逆比例に基づいて取出す技術が記載され
ており、歪みを避けるために、垂直方向および水平方向
における構図の勾配値(dU/dX,dU/dY,dV
/dX,dV/dY)の決定によりその技術を拡大して
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理の方法および
画像処理装置に関するものである。
【0002】特に、本発明は、3次元空間で決まる多角
形を2次元空間に投影し、その投影2次元多角形内の画
素上に2次元画像からの画素値を描いて、3次元画像デ
ータを2次元画像に直す画像処理に関するものである。
【0003】
【従来の技術】2次元ビデオ像または2次元構図が固体
の3次元対象物を包んでいるように見えるコンピュータ
・グラフィック方式は知られている。3次元対象物は3
次元画像データとして表わされ、その画像データでは、
多面体の各頂点が、一般に世界空間と呼ぶ仮想の3次元
世界内における3次元座標位置として表わされる。その
対象物は、3次元データから2次元投影を形成して、2
次元静止画像もしくは一連の画像群を形成することによ
って観視され、それらの画像は写真フィルムもしくは映
像搬送媒体に記録することができる。
【0004】対象物の位置は、観視の位置および方向に
沿って、3次元世界空間内で調整することができ、その
結果一連の投影が計算される。これらの投影は、フレー
ム順次に、なるべく実時間で計算することができ、その
結果、仮想の相互作用的環境の創造が容易となる。
【0005】3次元対象物の変換を行なうためには、多
面体の各面を個々に考察するのが好適であり、その結
果、対象物を一連の多角形群に変換する。したがって、
順次の多角形毎に対象物を投影して各多角形につき照明
値を計算し、その結果、投影した多角形の境界内に存在
する画素位置について表示可能の画素値を決めることが
できる。
【0006】各多角形表示毎の生地色の識別に加えて、
多角形表面上に実在するビデオフレームを作図し得るの
で、3次元対象物の周りを平坦な2次元画像で包んだよ
うに見える。ビデオフレームは、単一の画像からなり、
したがって、3次元対象物を構図で包む効果が生ずる。
一方、ビデオ画像は、ビデオ系列からなり、したがて、
中身の詰まった対象物の周りを動いているビデオ画像が
包む効果が生ずる。
【0007】3次元世界空間においては、多角形がX,
YおよびZの次元における方向性を有している。しかし
ながら、2次元平面上に投影すると、多角形は、3次元
世界のX,YおよびZの各次元から区別するためにXお
よびYの次元として識別する2次元のみによって決ま
る。したがって、ビデオフレーム内においては、ライン
は左上隅から走査され、ライン上の移動は座標値Xを増
すことによって達成され、次のラインへの歩進は座標値
Yを増すことによって達成される。
【0008】観視している3次元対象物の概念像を作り
出すためには、3次元多角形群を2次元平面に投影する
際に、遠近法を考慮に入れる必要がある。これは、非線
形処理であり、その結果、計算上の要求となる。したが
って、3次元多角形群の各頂点を2次元平面内の位置に
投影し、その後、陰影や2次元多角形への変換などの他
の処理を行ない、3次元より2次元の計算のみが必要と
なるようにするのが好適である。
【0009】また、線形補間の過程により2次元多角形
の処理を行なうのが通常であり、したがって、各多角形
表面に単一色を割当てて多角形境界を明確に識別し得る
ようにする場合に、各頂点毎に多角形の色彩を識別する
ことにより多角形群にゴーラウド(Gouraud )陰影を施
すことが可能である。しかる後に、多角形の縁に沿った
画素位置がその縁に沿った線形補間によって計算され、
多角形内の画素値が水平走査線を横切る線形補間によっ
て割当てられた値となる。
【0010】対処物に中身の詰まった陰影を施した場合
にはかかる過程が適切に作用するが、構図もしくはビデ
オ作図を行なう場合には問題が生ずる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、構図
作成もしくはビデオ作図を行なう目的は、中身の詰まっ
た3次元対象物の周りを囲むビデオ画像の構図の概念を
創り出すことになる。したがって、3次元世界空間で計
算が行なわれれば、所望の結果が達成される。しかしな
がら、前述したように、これは計算上の要求であり、し
たがって、最も実際的な実施によって実現されるもので
はない。しかしながら、各頂点間の線形補間の過程によ
って2次元多角形表面に施す作用動作は、遠近法の非線
形の性質を考慮に入れておらず、その結果、特に、多角
形が深さ(Z)の値の重要な領域に達した場合に、最終
出力画像における不適正な計算値および明瞭な誤差が生
ずる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1面によれ
ば、3次元空間で決まる多角形を2次元空間に投影し、
その投影2次元多角形内の画素上に2次元画像からの画
素値を描いて、3次元画像データを2次元画像に直す画
像処理方法において、深さ値の逆数およびその逆数と2
次元画像の各頂点毎にそれぞれ作図する画像座標値との
積を決定する過程、並びに、画像の縁に沿った画素の値
および位置を補間して決定する過程を備えたことを特徴
とする画像処理方法が提供される。
【0013】したがって、本発明によれば、ハードウエ
アにより効率よく補間し得るようにして作図値を遠近法
に従って正確に計算することができる。
【0014】本発明の第2面によれば、3次元空間で決
まる多角形を2次元空間に投影し、その投影多角形内の
画素上に2次元画像からの画素値を描いて3次元画像デ
ータを2次元画像に直す画像処理装置において、2次元
空間に投影した前記多角形の頂点の座標を、それぞれ深
さおよび構図画像座標値とともに蓄積する第1蓄積手
段、深さ値の逆数およびその逆数と構図画像座標値との
積を前記頂点毎に取出すように構成した計算手段、当該
計算手段から取出した値を受入れて蓄積する第2蓄積手
段、並びに、第1および第2の蓄積手段に結合するとと
もに第2蓄積手段から取出した値を補間して画像の縁に
沿った画素の値および位置を決定するように構成した処
理手段を備えたことを特徴とする画像処理装置が提供さ
れる。
【0015】したがって、本発明によれば、遠近法上で
正確なビデオ構図の作成を、画素毎の計算上の要求を減
らして行ない得る、という利点が与えられる。
【0016】
【実施例】以下に図面を参照して実施例につき本発明を
詳細に説明する。
【0017】図1には、処理ユニット15を備えて、3
次元画像データを処理し、仮想の3次元世界を観視し得
るようにした2次元図面を作成するように構成配置した
画像処理装置を示す。3次元データおよびプロセサ15
の動作を制御する指令は、磁気ディスク、光学ディス
ク、磁気光学ディスクその他の適切な蓄積媒体を含み得
る永久蓄積装置16に蓄積される。これらのデータは、
例えば、従来のオーディオテープ、コンパクトディスク
(CD−ROM)あるいは、所要の時間率でプロセサ1
5にデータを供給し得る他の任意の媒体に蓄積すること
ができる。
【0018】ビデオ画像は、通常のテレビジョン受像機
の形態になし得るビデオ・モニタ17に供給する。さら
に、相互作用的入力を、キーボード、トラッカーボー
ル、マウスあるいは献呈されたキーパッド等の形態にな
し得る制御器18から受入れる。
【0019】3次元データは、3次元座標空間におる多
面体頂点の位置を判定することによって蓄積される。3
次元データの2次元観視図は、それらの頂点を直線によ
って接続されていると考え、したがって、一連の多角形
群を規定することにより、順次のフレーム毎に形成され
る。考察中の特別の観視図では見えない多角形を除去す
るために、背面選り捨てなどを行なった後に、各多角形
を順次に考察することによって観視図を作成し、しかる
後に、多角形群のリストを作成して、多角形群が、確実
に適正な順序で形成されるようにする。図2および図3
は、3次元対象物、この場合は立方体20を一連の平坦
な多角形群として観視する方法を説明している。
【0020】多角形群のそれぞれに中身の詰まった色彩
を割当て、あるいは、各頂点について色彩を識別した後
に、多角形境界内の各画素に対して線形補間の処理によ
り色彩値を割当てることができ、また、構図の作成もし
くはビデオ作図を行なう際にも、同様な過程を採ること
もできる。
【0021】図3においては、多角形21(この場合は
立方体20の一面の一部をなす三角形A)を、各頂点2
2,23および24について3次元座標を処理すること
により、2次元観視平面に投影してある。このように、
これらの頂点は、座標X,YおよびZを有する3次元空
間で予め決められており、2次元(X,Y)平面上に投
影されている。
【0022】X座標から得た情報の観視者への伝達は、
多角形群が適正な順序で処理され、換言すれば、最大の
Z座標値を有して背後に向かう多角形が、より少ないZ
座標値を有する多角形より前に処理されることを確か
め、したがって、観視者に最も近い多角形が観視者から
離れた多角形を閉塞することを確かめることによって達
成することができる。さらに、Z座標から得た情報も、
2次元平面への多角形群の遠近法上適正な投影を確保す
ることによって保持することができる。
【0023】かかる投影の後に、各頂点22,23およ
び24は、2次元表示画像フレーム内の遠近法上適正な
位置に配置される。各頂点は、3次元世界空間から2次
元表示画像平面への作用を反映する座標位置を、3次元
座標セットおよび2次元座標セットの形で含有してい
る。加うるに、各頂点は、多角形の表面の、色彩不透明
性もしくは反映性などの特性を表わす他の情報も含有し
ている。
【0024】本実施例においては、プロセサは、3次元
対象物上に2次元画像を作図するものであり、その2次
元画像は、通常のビデオフレームであって、3次元対象
物上にビデオ構図を作図するものである。あるいは、そ
の替わりに、一連のビデオフレーム群を考え、その結
果、3次元対象物上に移動するビデオ系列を作図するよ
うにすることもできる。したがって、そのビデオフレー
ムは、RGB値、輝度プラス色差値、あるいは、かかる
値の圧縮表現として規定し得る多色画素群の配列からな
っている。画像フレーム内における各画素の位置は、走
査ラインに沿った左上隅からの測定によりU座標を得る
とともに、フレームに沿った走査線数の測定によりV座
標を得ることにより識別する。したがって、もとの画像
内における座標位置の識別に記号UおよびVを使用する
が、PAL方式で用いる色差信号と混同すべきでないこ
とを強調すべきである。
【0025】多角形21に戻って、この多角形は、出力
画像の一領域と考えることができ、構図作成の目的は、
その領域について画素値を識別することにある。したが
って、画像フレームを蓄積装置内に築き上げ、一旦完全
に満たすと、すなわち、画像フレーム内の全画素につい
て画素値を一旦計算し終えると、観視可能のビデオ信号
を形成するために、その画像フレームをラスター走査す
る。
【0026】各頂点22,23および24は、本来、3
次元空間で決まっており、それぞれ、座標位置(x,
y,z)を有している。2次元平面への投影の結果、各
頂点は観視平面内に2次元座標を有することになり、し
たがって、各頂点22,23および24は、出力ビデオ
フレーム内の三角形21を境界とする画素群の領域を決
めることになる。
【0027】理論的には、三角形21内の各画素を3次
元世界空間内で考えることが可能である。したがって、
入力2次元画像を3次元世界空間内で作図することがで
き、画素値をその空間内で計算することができ、しかる
後に、それらの画素群を2次元観視平面に投影すること
ができる。しかしながら、かかる処置は計算手法上経費
が嵩み、幾多の実際の場面で構図作成能力を発揮するこ
とは許さない。
【0028】前述したように、頂点22,23,24を
個々に考慮するとともにその間を補間することにより各
種の陰影を施すことは知られている。また、同様の過程
を構図作成の実施に採用することが期待されており、そ
の際には、各頂点について作図を行なった後に、多角形
によって囲んだ画素群のそれぞれに対する作図を、利用
可能の情報を補間することによって計算する。
【0029】入力画像フレーム内の特別の画素位置を識
別する頂点について作図を判定する。したがって、頂点
に対して(X,Y)位置を規定するのに加えて、その頂
点に対し、(U,V)座標も規定する。入力画像フレー
ムから画素を作図して得た色彩値を有する頂点の位置
(X,Y)で、出力画像フレーム内の画素を規定し、同
様にして、他の頂点における画素値を入力画像フレーム
内に作図する座標(U,V)によって判定する。
【0030】処理すべき三角形21に関しては、入力画
像フレーム内の画素群の三角形状領域が三角形21内の
画素群上に作図されることが明らかである。座標(U,
V)により規定される画素値は、その多角形領域内のす
べての画素位置(X,Y)について、線形補間の過程に
より識別される。
【0031】図2に描いてあるように、作図および変換
は三角形状多角形を参照して行なわれ、したがって、第
1段階は、対象物20の平坦な各表面の変換可能な三角
形状多角形群への分割および2次元平面への投影からな
っている。しかる後に、各作図が多角形頂点群に対して
規定されるとともに、付加的位置が補間され、したがっ
て、多角形群内の個々の画素は、入力画像から出力画像
への直接の2次元作図によって識別される。
【0032】かかる過程は、頂点22,23,24のそ
れぞれにおける1/Z,U/ZおよびV/Zの値の計算
によって始まる。ついで、これらの値を、三角形の各縁
に沿い、水平走査線を横切って補間する。各画素位置に
おいては、1/(1/Z)の除算により三角形のその位
置に対する適正なZ値が得られ、そのZ値とU/Zおよ
びV/Zとの各乗算によりUおよびVの適正値がそれぞ
れ得られる。
【0033】必要なハードウエアの準備が容易であるの
で、この実時間3次元画像合成方法の魅力が期待され
る。図4および図5を参照するに、三角形Aは、上側も
しくは下側が平坦な二つの三角形pおよびqに分離する
ことができ、それらの三角形についてU4 ,V4 および
4 の適正値を計算する必要が生ずる。
【0034】三角形qについて考慮するに、各頂点は、
座標(X2 ,Y2 ),(X3 ,Y3)および(X4 ,Y
4 )を、それぞれ深さ座標値Z2 ,Z3 およびZ4 とと
もに有している。まず、つぎの初期値を計算して、ハー
ドウエアの増分領域(メモリ30の第1領域)に負荷す
る。
【数1】
【0035】三角形を横切る画素順次の走査は、深さ座
標Z4 をY4 における常数Yとともに有する点(X4
4 )から始めて、深さZ2 の点(X2 ,Y2 )に進
む。各画素においては、構図座標UおよびVをつぎのよ
うに計算する。なお、つぎの式における添字fは直前の
画素における値を指すものである。
【数2】
【0036】引続く順次の走査線(Y<=Y3 )につい
ては、つぎの境界条件のもとに、上述と同様にして構図
座標を計算する。
【数3】 上述の各式において添字「左スロープ」を付したZ,U
およびVの値については、添字「スタート」および「ス
タート(直前ライン)」を付したZ,UおよびVの値に
1/Zを乗算する。
【0037】図5に模式的に示したように、これらの機
能を達成するように構成した装置は、第1領域に初期座
標値および勾配値を負荷するメモリ30、そのメモリ3
0の第2領域に蓄積した1/Z,U/ZおよびV/Zの
各初期値を取出すように構成した計算ユニット31、お
よび、各画素毎にZ,UおよびVの各値を取出すプロセ
サ32を備えている。実際の構成例においては、計算お
よび処理の各機能が単一の処理装置によって管理される
ものと考えられる。
【0038】歪みを伴わずに構図作成を達成するために
は、適正な構図の濾過を行なう必要がある。したがっ
て、各画素位置においては、単にそれぞれの画素位置に
組合わされた構図座標以上に多くの情報を提供するのが
好適である。しかして、
【数4】
【0039】したがって、本発明画像処理方法によれ
ば、構図濾過に必要な情報信号の効率よい導出が可能と
なり、その信号導出はつぎのとおりである。
【数5】
【0040】なお、垂直スロープ変数は、水平スロープ
変数の計算について前述したのと同じ技術を用いて計算
する。
【0041】前述したところから、必要な構図情報の導
出に経費を要する計算は、除算1、乗算10および加算
4であることが判る。実時間の構図作成を達成するため
には、画素毎にプロセサ32で必要とする構図計算を低
減させるのに多数の周知技術を用いることができる。あ
らゆる場合に、前述した画像処理方法によって導出する
勾配値(dU/dX,dU/dY,dV/dX,dV/
dY)を適正な濾過を行なうのに用いることができる。
【0042】例として、L.ウイリアムソン著「ピラミ
ダル・パラメトリックス」コンピュータ・グラフィック
誌(プロシーディング・SIGGRAPH83)第17
巻、第3号、1983年7月に記載されているようなミ
ップーマップ濾過方法を用いる場合には、最も適切な分
解能レベルを選択するのに勾配値を用いることができ
る。あるいは、F.C.クロウ著「構図作成用総和領域
表」コンピュータ・グラフィック誌(プロシーディング
・SIGGRAPH84)第18巻、第3号、1984
年7月に記載されているような方法における総和領域表
の索引、もしくは、N.グリーン、P.ヘックバート共
著「楕円加重平均濾過を用いた複合斜視図からのラスタ
総合画像の作成」IEEE CG&A誌、第6巻、19
86年6月に記載されているような画素毎の楕円形状濾
過粒の導出にかかる勾配値を用いることができる。これ
らの文献の開示内容とこれらの文献に記載されている技
術への本発明方法の拡張とを参考までにここで合体させ
る。
【0043】本発明の以上の開示を読めば、他の変形は
当業者には明らかであう。かかる変形には、画像処理装
置ならびに機器および部品の設計、製造および使用につ
き既に知られており、上述した特徴に替えて、もしく
は、加えて用い得る他の特徴を含め得る。特許請求の範
囲はかかる特徴の特別の組合わせについて作成してある
が、本発明の範囲には、明確にもしくは不明確に開示し
た他の新たな特徴およびその組合わせも、既述した技術
的問題を軽減すると否とに拘わりなく、含まれるものと
し、かかる特徴について新たな特許請求の範囲を作成し
得るものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】2次元構図作成用回路構成を有するプロセサを
含む画像処理装置を示すブロック線図である。
【図2】2次元表示空間に構図した3次元物体を示す線
図である。
【図3】図2に構図した物体画像の一部を表わす多角形
を示す線図である。
【図4】図2に構図した物体画像の一部を表わす多角形
を示す線図である。
【図5】図1の処理ユニットの一部を説明するブロック
線図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元空間で決まる多角形を2次元空間
    に投影し、その投影2次元多角形内の画素上に2次元画
    像からの画素値を描いて、3次元画像データを2次元画
    像に直す画像処理方法において、深さ値の逆数およびそ
    の逆数と2次元画像の各頂点毎にそれぞれ作図する画像
    座標値との積を決定する過程、並びに、画像の縁に沿っ
    た画素の値および位置を補間して決定する過程を備えた
    ことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 投影2次元画像を複数の三角形に分割す
    るとともに、値の決定および補間の各過程を各分割三角
    形毎に行なうことを特徴とする請求項1記載の画像処理
    方法。
  3. 【請求項3】 最大から最小までの深さ座標値の順に分
    割三角形を処理することを特徴とする請求項2記載の画
    像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の三角形がそれぞれ2次元空間
    の軸に平行に延在する縁を有するようにして画像を分割
    することを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 画像内の2次元空間の少なくとも一方の
    軸方向における少なくとも一つの構図座標の変化率とし
    て構図の勾配値を取出す過程をさらに備えたことを特徴
    とする請求項1記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 取出した構図座標値の少なくとも一つに
    依存して、使用可能の複数の解像度レベルの一つを選定
    する過程を備えたことを特徴とする請求項5記載の画像
    処理方法。
  7. 【請求項7】 補間の過程に線形補間を備えたことを特
    徴とする請求項5記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 3次元空間で決まる多角形を2次元空間
    に投影し、その投影多角形内の画素上に2次元画像から
    の画素値を描いて3次元画像データを2次元画像に直す
    画像処理装置において、2次元空間に投影した前記多角
    形の頂点の座標を、それぞれ深さおよび構図画像座標値
    とともに蓄積する第1蓄積手段、深さ値の逆数およびそ
    の逆数と構図画像座標値との積を前記頂点毎に取出すよ
    うに構成した計算手段、当該計算手段から取出した値を
    受入れて蓄積する第2蓄積手段、並びに、第1および第
    2の蓄積手段に結合するとともに第2蓄積手段から取出
    した値を補間して画像の縁に沿った画素の値および位置
    を決定するように構成した処理手段を備えたことを特徴
    とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 複数の画像のうちのいずれが最大の深さ
    座標値を有しているかを決定してその画像を最初に作図
    する手段を備えて、複数の画像を連続的に作図し得るよ
    うにしたことを特徴とする請求項8記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記処理手段が、各画素毎に第1および
    第2の蓄積手段に蓄積した深さ座標値および情報に基づ
    いて、構図勾配値を、当該画像内の2次元空間の軸方向
    における構図座標の変化率として決定するように動作し
    得ることを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
JP29488494A 1993-12-01 1994-11-29 画像処理方法および装置 Expired - Lifetime JP3720864B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9324638:7 1993-12-01
GB939324638A GB9324638D0 (en) 1993-12-01 1993-12-01 Image processing

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07200868A true JPH07200868A (ja) 1995-08-04
JP3720864B2 JP3720864B2 (ja) 2005-11-30

Family

ID=10745948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29488494A Expired - Lifetime JP3720864B2 (ja) 1993-12-01 1994-11-29 画像処理方法および装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0656609B1 (ja)
JP (1) JP3720864B2 (ja)
DE (1) DE69420819T2 (ja)
GB (1) GB9324638D0 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002527835A (ja) * 1998-10-14 2002-08-27 株式会社日立製作所 3次元グラフィックプロセッサ

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5719599A (en) * 1995-06-07 1998-02-17 Seiko Epson Corporation Method and apparatus for efficient digital modeling and texture mapping
GB9518695D0 (en) * 1995-09-13 1995-11-15 Philips Electronics Nv Graphic image rendering
US6115047A (en) * 1996-07-01 2000-09-05 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for implementing efficient floating point Z-buffering
US6046746A (en) * 1996-07-01 2000-04-04 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus implementing high resolution rendition of Z-buffered primitives
US6052127A (en) * 1996-12-30 2000-04-18 Cirrus Logic, Inc. Circuit for determining non-homogenous second order perspective texture mapping coordinates using linear interpolation
GB9712684D0 (en) 1997-06-18 1997-08-20 Philips Electronics Nv Fast processing of image primitives
GB9716251D0 (en) * 1997-08-01 1997-10-08 Philips Electronics Nv Attribute interpolation in 3d graphics
CN101556700B (zh) * 2009-05-15 2012-02-15 宁波大学 一种虚拟视点图像绘制方法
KR20130126195A (ko) * 2012-05-11 2013-11-20 삼성전자주식회사 계단 현상을 제거하기 위한 영상 처리 방법 및 이를 적용한 영상 처리 장치
CN108961149B (zh) * 2017-05-27 2022-01-07 北京旷视科技有限公司 图像处理方法、装置和系统及存储介质

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5224208A (en) * 1990-03-16 1993-06-29 Hewlett-Packard Company Gradient calculation for texture mapping

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002527835A (ja) * 1998-10-14 2002-08-27 株式会社日立製作所 3次元グラフィックプロセッサ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0656609A1 (en) 1995-06-07
DE69420819T2 (de) 2000-04-27
DE69420819D1 (de) 1999-10-28
JP3720864B2 (ja) 2005-11-30
EP0656609B1 (en) 1999-09-22
GB9324638D0 (en) 1994-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1582074B1 (en) Video filtering for stereo images
US6424351B1 (en) Methods and systems for producing three-dimensional images using relief textures
US6205241B1 (en) Compression of stereoscopic images
RU2215326C2 (ru) Иерархическое основанное на изображениях представление неподвижного и анимированного трехмерного объекта, способ и устройство для использования этого представления для визуализации объекта
RU2431938C2 (ru) Эффективное кодирование множества видов
EP0637813B1 (en) Image processing
US20120182403A1 (en) Stereoscopic imaging
US20100085423A1 (en) Stereoscopic imaging
EP1679661A1 (en) Depth image-based modeling method and apparatus
EP3552183B1 (en) Apparatus and method for generating a light intensity image
JP3524147B2 (ja) 3次元画像表示装置
EP0903695B1 (en) Image processing apparatus
JP3720864B2 (ja) 画像処理方法および装置
EP1668919B1 (en) Stereoscopic imaging
US11528412B2 (en) Apparatus and method for stitching together multiple images
KR101163020B1 (ko) 3차원 모델을 스케일링하는 방법 및 스케일링 유닛
Berretty et al. High quality images from 2.5 D video.
EP0791209B1 (en) Image texture mapping using texel caches
JP2000348196A (ja) 3次元画像生成装置および環境マップの生成方法
JPH09128564A (ja) 画像作成装置および方法
JPH10271535A (ja) 画像変換方法及び画像変換装置
JPH07296165A (ja) 3次元画像撮影用カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040615

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040915

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050418

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050909

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term