JPH09146694A - 電算機等の入力用マウス - Google Patents

電算機等の入力用マウス

Info

Publication number
JPH09146694A
JPH09146694A JP7326611A JP32661195A JPH09146694A JP H09146694 A JPH09146694 A JP H09146694A JP 7326611 A JP7326611 A JP 7326611A JP 32661195 A JP32661195 A JP 32661195A JP H09146694 A JPH09146694 A JP H09146694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
click
mouse
computer
input mouse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7326611A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Wakita
博文 脇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7326611A priority Critical patent/JPH09146694A/ja
Publication of JPH09146694A publication Critical patent/JPH09146694A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電算機等の入力用マウスを省スペースでも使
用できるようにする。 【解決手段】 画面表示されたマークを移動させるカー
ソル移動操作部とクリック作動部とを備えたマウスにお
いて、カーソル移動操作部を正逆回転可能に且つ軸方向
移動自在に軸支したローラ27で構成する。また、ロー
ラ27の回転と軸方向移動を検出する検出部16,26
a,26bを設け、さらにローラ27の左端部側寄りの
位置に左クリック用のクリック作動部29aを、右端部
側寄りの位置に右クリック用のクリック作動部29bを
各設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンピュータやワ
ードプロセッサ等の表示画面のマークを移動操作する電
算機等の入力用マウスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来電算機等の入力用マウスは、ボール
を接地回転させて画面上のカーソルを移動させ、表面側
の左右のボタンで左又は右のクリックを行う可動式のも
のや、キーボード又はコンピュータ本体側にボールを露
出させて指でボール回転をさせ、ボール近傍に設置した
左右のクリック用のボタンで左右のクリックを行う固定
式のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記可動式のも
のはボールを接地回転させるための平面的な移動スペー
スを要するほか、ボールによるカーソル移動が接地面の
状態の影響を受け易い欠点があり、固定式のボールポイ
ント方式のものは指タッチによるボール回転とクリック
操作とを片手で同時に行うことが煩わしく、操作性が悪
くあまり多く普及していない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記2つの問
題点を同時に解決するためのマウスを提供せんとするも
ので、その特徴は第1に画面表示されたマークを移動さ
せるカーソル移動操作部とクリック作動部とを備えたマ
ウスにおいて、カーソル移動操作部を正逆回転可能に且
つ軸方向移動自在に軸支したローラ27で構成した点に
ある。
【0005】また第2にローラ27の回転と軸方向移動
を検出する検出部16,26a,26bを設けたことを
特徴としている。
【0006】第3にローラ27の左端部側寄りの位置に
左クリック用のクリック作動部29aを、右端部側寄り
の位置に右クリック用のクリック作動部29bを各設け
たことを特徴としている。
【0007】第4にローラ27を支持する支持フレーム
9を左右傾動自在に支持し、該支持フレーム9を左右傾
動操作することにより左又は右のクリック作動部29
a,29bを作動させる機構としたことを特徴としてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施形態を示す
もので、本発明のマウスは平面上に載置し又はノート型
パソコン等の本体部(キーボード)側表面と一体をなし
若しくは取り付けられるベース1と、該ベース1上に傾
動支持部2を介して左右傾動自在に且つベース1に略平
行に載置して取り付けられる操作部3とで構成される。
【0009】上記ベース1は平面視で長方形又は長円形
等の薄型で中空のプラスチック成形による箱状体からな
り、中空内部はコード4の配線やマウスに必要な電子部
品等を装着するスペースとなっている。また傾動支持部
2は本例ではゴム又は発泡樹脂等の弾性材をプレート状
に形成したものをベース1の上面と操作部3の底面に貼
着固定してなり、上記弾力性を保持してクリック操作を
しない状態では略水平を保っており、操作時は操作部3
の左右端をシーソー状に昇降揺動して弾力的に傾動でき
る。該傾動支持部2は、ベース1と操作部3間をヒンジ
結合にして左右傾動可能に支持し、スプリング等で平行
バランスを保つ機構(図示しない)にしてもよい。5は
操作部3側からベース1内への配線コード孔である。
【0010】操作部3は底板6がベース2と略同形の平
面視長方形又は長円形をなし、その左右両端に軸受部
7,8を突設した合成樹脂製の支持フレーム9と、該支
持フレーム9の上部を覆うように嵌着されるプラスチッ
ク成形のカバー11とを備えている。
【0011】上記軸受部7,8間にはベアリング12を
介して正方形又は正六角形又はスプライン等の円形以外
の異形断面をなすローラ軸13が回転自在に軸支され、
該ローラ軸13の一端にはギヤ又は摩擦車(ローラ)等
からなる回転輪14が軸と一体的に回転するように嵌合
されており、該回転輪14の近傍には回転輪14と噛み
合い又は転接して、ローラ軸13の正逆方向の各回転量
を電気的に検出せしめる検出輪(センサー)からなる検
出部16が設けられている。
【0012】さらに上記軸受部7,8の内側にはローラ
軸13の軸心に沿い且つローラ軸13に内向きに外装さ
れるように筒状の固定ガイド17,17の基端部が嵌着
又はねじ込みによって取付固定されている。そして上記
各固定ガイド17の外周には、内部にスプリング18を
収容し、常に内向きに突出するように付勢されている筒
状のスライダ19a,19bの基端部側が軸方向スライ
ド自在に外挿され、各スライダ19a,19bの先端側
は異形断面のローラ軸13に回転規制状態で嵌合するリ
ニアベアリング21,21を介してローラ軸を挿通して
いる。
【0013】また上記各スライダ19a,19bの開口
部側の下方端部には爪状の係合突起22が突設されると
ともに、支持フレーム9の底板6上面には、上記係合突
起22と係合してスライダ19a,19bがスプリング
18により押し出されて固定ガイド17の先端より抜出
しないように、突出限度位置を規制するストッパ23が
突設されている。
【0014】さらにスライダ19a,19bの周壁の下
部外周には周壁全長にわたって軸方向をなすラック24
が形成されるとともに、底板6上の上記ストッパ23の
内側位置には、上記ラック24と噛み合ってスライダ1
9a,19bの軸方向移動によって回転し、左スライダ
19aに対しては左方向のみの、右スライダ19bに対
しては右方向のみのそれぞれのスライド量を電気的に検
出せしめるピニオンからなる検出部26a,26bが軸
支して設けられている。したがって各スライダ19a,
19bは往復動させられても、検出部26a,26bは
いずれか一方向のみのスライド量しか検出しないもので
ある。
【0015】そして上記左右kスライダ19a,19b
間のローラ軸13にはカーソル移動操作部である円形断
面のローラ27が、リニアベアリング21,21を介し
てローラ軸13と一体回転し且つ左右スライド自在に嵌
合されている。ローラ27はその周面をオペレータの指
の接触によって回転駆動し易いように摩擦係数の高い表
面をなすように加工され又はそのような性質をもつ材質
(合成樹脂又はゴム)により形成されており、スプリン
グ18の弾力に抗して左右往復移動が軽いタッチで行わ
れるように構成されている。ローラ27は左右のスプリ
ング18,18のバランス力により通常はスライダ19
a,19bに押接されて左右中間位置に停止させられて
いる。
【0016】カバー11は左右両端のクリック操作部を
兼ねた端部カバー11a,11bで、前記支持フレーム
9の左右両端上部と左右の固定ガイド17,スライダ1
9a,19b及びローラ27の両端部を覆うように着脱
自在に嵌合され、端部カバー11a,11bの中間部は
正面視逆台形状に低くなっているとともに、ひの中央に
は前記ローラ27の約上半部断面部分が、両端の僅かな
部分を残して露出するように、前後幅の中央に左右方向
の長孔よりなる露出孔11cが形成されている。
【0017】この構造により、ローラ27の露出部分は
オペレータが指で回転駆動し、或いは指で軽く押さえな
がらスプリング18,18に抗して軸心方向である右又
は左方にスライド移動させることができ、これらの回転
とスライド動作を同時に行うこともできる。そしてこの
ローラ27の作動は検出部16又は同26a,26bに
より回転量又はスライド量として検出され、この検出量
により電算機等の表示画面上のカーソルその他の記号等
を平面的に任意な場所に移動させることが可能となる。
【0018】一方ベース1上面と操作部3の底面の左右
端の対応位置には、電気的又は機械的接点又はセンサー
等よりなるクリック作動部29a,29bが設けられ、
このクリック作動部29a,29bはクリック操作しな
い時は左右いずれも非接触状態で保たれているが、前記
端部カバー11a,11b上面をオペレータの親指又は
小指で軽く押圧することにより、前記傾動支持部2の弾
力に抗して上記左右いずれかのクリック作動部29a,
29bを接触作動せしめる機構になっている。
【0019】図示する例では左側のクリック作動部29
aは、画面上での範囲指定,実行,選択等に際して継続
的押圧や繰り返しの押圧等の多様且つ多頻度の操作は親
指操作で行い、右側クリック作動部29aはキャンセル
用等の少頻度の操作は小指又は薬指等で行うのに適した
ものとなっており(左利きのオペレータは左右逆向きに
して使用することも可)、このために使用頻度の高い左
側の操作が行い易いように、また左クリックの押圧を継
続しながらのカーソル移動操作等が行い易いように、傾
動支持部2の取付位置を右寄り位置として、その取付中
心からクリック作動部29a,29b迄の寸法比L
2の関係をL>Lとしてある。
【0020】以上のように本例における操作は親指,小
指等の左右両側の指でクリック操作を、これ以外の中間
の指でカーソル等の移動操作を、個別に又は両操作を同
時に行い得るようになっている。なお既述のように本発
明のマウスは図示例の如くコンピュータ本体と別体のも
ののほか、ベース側をコンピュータ本体又はキーボード
等に固定し又はこれらのケースの一部として一体構成す
ることも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように構成される本発明によれ
ば、可動式マウスのように平面移動スペースを必要とせ
ず、カーソル機能が接触面状態の影響を受けることもな
く、ボールポイントの固定式のものと異なり、ボール回
転とクリック操作を片手で同時に行うことができるとい
う利点がある。
【0022】また固定式による場合もボールポイント式
のように小型化による操作性の低下を招くこともなく、
設置スペースも比較的小さくてすむほか、カーソル移動
を行いながら容易且つ確実にクリック操作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マウスの全体斜視図である。
【図2】マウスの正面断面図である。
【符号の説明】
9 支持フレーム 11a,11b クリック操作部 16,26a,26b 検出部 27 ローラ(カーソル移動操作部) 29a,29b クリック作動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面表示されたマークを移動させるカー
    ソル移動操作部とクリック作動部とを備えたマウスにお
    いて、カーソル移動操作部を正逆回転可能に且つ軸方向
    移動自在に軸支したローラ(27)で構成した電算機等
    の入力用マウス。
  2. 【請求項2】 ローラ(27)の回転と軸方向移動を検
    出する検出部(16),(26a),(26b)を設け
    てなる請求項1の電算機等の入力用マウス。
  3. 【請求項3】 ローラ(27)の左端部側寄りの位置に
    左クリック用のクリック作動部(29a)を、右端部側
    寄りの位置に右クリック用のクリック作動部(29b)
    を各設けてなる請求項1又は2の電算機等の入力用マウ
    ス。
  4. 【請求項4】 ローラ(27)を支持する支持フレーム
    (9)を左右傾動自在に支持し、該支持フレーム(9)
    を左右傾動操作することにより左又は右のクリック作動
    部(29a),(29b)を作動させる機構とした請求
    項1又は2又は3の電算機等の入力用マウス。
JP7326611A 1995-11-20 1995-11-20 電算機等の入力用マウス Pending JPH09146694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7326611A JPH09146694A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 電算機等の入力用マウス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7326611A JPH09146694A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 電算機等の入力用マウス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09146694A true JPH09146694A (ja) 1997-06-06

Family

ID=18189742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7326611A Pending JPH09146694A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 電算機等の入力用マウス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09146694A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0382430U (ja) * 1989-12-12 1991-08-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0382430U (ja) * 1989-12-12 1991-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7815381B2 (en) Computer keyboard
US7042441B2 (en) Input device including a scroll wheel assembly for manipulating an image in multiple directions
US7199785B2 (en) Input device including a wheel assembly for scrolling an image in multiple directions
US9772698B2 (en) Inner-sensor based pointing device
EP3220240B1 (en) Mouse having a rotary dial
US5164712A (en) X-Y direction input device
US20070046635A1 (en) Electronic apparatus
EP1255220A2 (en) Input device including a wheel assembly for scrolling an image in multiple directions
US20050146500A1 (en) Pointing Device For Multiple-Dimensional Scrolling Control
JP2008544420A5 (ja)
US20050231463A1 (en) Input device with multi-directional scrolling wheel
US20120044145A1 (en) Scroll mouse with a screen scroll function
JP2007048482A (ja) 多方向入力装置
US20210200336A1 (en) Roller wheel module
JPH09146694A (ja) 電算機等の入力用マウス
JP4617218B2 (ja) 多方向入力装置
US20220317786A1 (en) Rotary Control Input Device for a Capacitive Touch Screen
US20080316172A1 (en) Manual input device
US20040252107A1 (en) Scrolling device for scrolling a two-dimensional window
JP2001134373A (ja) 位置入力装置
JP2005228043A5 (ja)
US20030080936A1 (en) Keyless pointer input device
JP2005018333A (ja) マウス
JPH11282623A (ja) 昇降機構を備えた画像表示入力装置
JPS61262833A (ja) X・y座標入力装置