JPH0914597A - 低温液化ガスの受入れ配管システム - Google Patents
低温液化ガスの受入れ配管システムInfo
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- JPH0914597A JPH0914597A JP18053995A JP18053995A JPH0914597A JP H0914597 A JPH0914597 A JP H0914597A JP 18053995 A JP18053995 A JP 18053995A JP 18053995 A JP18053995 A JP 18053995A JP H0914597 A JPH0914597 A JP H0914597A
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- gas
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 システム全体の簡略化と、受入れ作業におけ
る操作および制御の単純化とを図ることができて、安定
的かつ能率的な受入れ操作を容易に実施することが可能
となる低温液化ガスの受入れ配管システムを得る。 【構成】 低温液化ガスの移送手段側の送出配管が接続
されるローディングアーム1と、このローディングアー
ム1から低温液化ガスを貯槽に導く受入れ母管4と、こ
の受入れ母管4に介装された緊急遮断弁3と、移送手段
の蒸発ガス配管に接続されるガスアーム9と、このガス
アーム9から蒸発ガスの処理手段へと延びるリターンガ
ス管12とを備え、かつローディングアーム1又は受入
れ母管4の緊急遮断弁3の上流側の上部に、ガス抜出し
管20の一端部を接続し、このガス抜出し管20の他端
部を開閉弁21を介してリターンガス管12に接続し
た。
る操作および制御の単純化とを図ることができて、安定
的かつ能率的な受入れ操作を容易に実施することが可能
となる低温液化ガスの受入れ配管システムを得る。 【構成】 低温液化ガスの移送手段側の送出配管が接続
されるローディングアーム1と、このローディングアー
ム1から低温液化ガスを貯槽に導く受入れ母管4と、こ
の受入れ母管4に介装された緊急遮断弁3と、移送手段
の蒸発ガス配管に接続されるガスアーム9と、このガス
アーム9から蒸発ガスの処理手段へと延びるリターンガ
ス管12とを備え、かつローディングアーム1又は受入
れ母管4の緊急遮断弁3の上流側の上部に、ガス抜出し
管20の一端部を接続し、このガス抜出し管20の他端
部を開閉弁21を介してリターンガス管12に接続し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LNG等の低温液化ガ
スの受入れ基地に用いられる低温液化ガスの受入れ配管
システムに関するものである。
スの受入れ基地に用いられる低温液化ガスの受入れ配管
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、LNGの貯蔵設備においては、
専用の貯蔵タンクを有するタンカー等の船舶によって運
ばれてきたLNGを、地上の貯槽内に受入れるための受
入れ基地が設けられている。図2は、従来のこの種のL
NG貯蔵設備における受入れ基地の配管システムを示す
もので、図中符号1が基地岸壁に設けられたローディン
グアームである。このローディングアーム1は、岸壁に
立設された図示されないベースライザにスイベルジョイ
ントを介して回転自在に設けられたインボードアーム1
aと、このインボードアーム1aの海側にスイベルジョ
イントを介して回転自在に連結され、船側のマニホール
ドに接続されるアウトボードアーム1bとを備えたもの
であり、アウトボードアーム1bをタンカー側に接続し
た後は、上記スイベルジョイントの回転により、インボ
ードアーム1aおよびアウトボードアーム1bが、タン
カー側におけるLNGの減少あるいは潮や風波による船
舶の移動に対して追従するようになっている。これらロ
ーディングアーム1のインボードアーム1a基端部に
は、それぞれ逆止弁2および緊急遮断弁3を間に介して
受入れ母管4が接続されており、各受入れ母管4は集合
管とされて図示されないLNGの貯槽へと配管されてい
る。
専用の貯蔵タンクを有するタンカー等の船舶によって運
ばれてきたLNGを、地上の貯槽内に受入れるための受
入れ基地が設けられている。図2は、従来のこの種のL
NG貯蔵設備における受入れ基地の配管システムを示す
もので、図中符号1が基地岸壁に設けられたローディン
グアームである。このローディングアーム1は、岸壁に
立設された図示されないベースライザにスイベルジョイ
ントを介して回転自在に設けられたインボードアーム1
aと、このインボードアーム1aの海側にスイベルジョ
イントを介して回転自在に連結され、船側のマニホール
ドに接続されるアウトボードアーム1bとを備えたもの
であり、アウトボードアーム1bをタンカー側に接続し
た後は、上記スイベルジョイントの回転により、インボ
ードアーム1aおよびアウトボードアーム1bが、タン
カー側におけるLNGの減少あるいは潮や風波による船
舶の移動に対して追従するようになっている。これらロ
ーディングアーム1のインボードアーム1a基端部に
は、それぞれ逆止弁2および緊急遮断弁3を間に介して
受入れ母管4が接続されており、各受入れ母管4は集合
管とされて図示されないLNGの貯槽へと配管されてい
る。
【0003】また、上記受入れ母管4の逆止弁2の下流
側には、LNGの受入れを行うまでの間に上記逆止弁2
以降の受入れ母管4を保冷状態に保持するための、保冷
循環管5が接続され、他方上記逆止弁2の上流側には、
揚荷終了後にインボードアーム1a内に残存したLNG
を受入れ母管4へ抜き取るための抜取り管6、およびそ
の後のN2 ガス供給管7からのN2 ガスによるパージガ
ス等を排出するための排出管8が接続されている。さら
に、上記受入れ基地には、船側のタンクのガス抜き(落
圧ガス)処理や、LNG積み出し時における上記タンク
内の圧力調整に使用されるガスアーム9が、ローディン
グアーム1、1と並列的に設けられている。このガスア
ーム9の基端部には、圧力調節弁10および緊急遮断弁
11を介してリターンガス管12が接続されており、上
記リターンガス管12は、図示されないリターンガスブ
ロアや上記LNG貯槽あるいはBOG圧縮機へと配管さ
れている。
側には、LNGの受入れを行うまでの間に上記逆止弁2
以降の受入れ母管4を保冷状態に保持するための、保冷
循環管5が接続され、他方上記逆止弁2の上流側には、
揚荷終了後にインボードアーム1a内に残存したLNG
を受入れ母管4へ抜き取るための抜取り管6、およびそ
の後のN2 ガス供給管7からのN2 ガスによるパージガ
ス等を排出するための排出管8が接続されている。さら
に、上記受入れ基地には、船側のタンクのガス抜き(落
圧ガス)処理や、LNG積み出し時における上記タンク
内の圧力調整に使用されるガスアーム9が、ローディン
グアーム1、1と並列的に設けられている。このガスア
ーム9の基端部には、圧力調節弁10および緊急遮断弁
11を介してリターンガス管12が接続されており、上
記リターンガス管12は、図示されないリターンガスブ
ロアや上記LNG貯槽あるいはBOG圧縮機へと配管さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のLNGの受入れ配管システムにおいては、LNG
の受入れ時以外は、ローディングアーム1内がN2 ガス
の保圧による常温状態にあり、受入れ毎に当該ローディ
ングアーム1を船側と接続した後に、船側のスプレーポ
ンプで昇圧されたLNGによって上記ローディングアー
ム1は船側の配管とともに極低温までクールダウンさ
れ、次いで船のカーゴポンプによって定常揚荷が開始さ
れるようになっている。このローディングアーム1等の
クールダウン操作においては、LNGの蒸発ガスが多量
に発生し、当該蒸発ガスは逆止弁2を介して保冷循環管
5によって保冷状態にある受入れ母管4に直接導入され
るため、上記定常揚荷開始時にこの蒸発ガスを上記受入
れ母管4から排出する必要がある。
従来のLNGの受入れ配管システムにおいては、LNG
の受入れ時以外は、ローディングアーム1内がN2 ガス
の保圧による常温状態にあり、受入れ毎に当該ローディ
ングアーム1を船側と接続した後に、船側のスプレーポ
ンプで昇圧されたLNGによって上記ローディングアー
ム1は船側の配管とともに極低温までクールダウンさ
れ、次いで船のカーゴポンプによって定常揚荷が開始さ
れるようになっている。このローディングアーム1等の
クールダウン操作においては、LNGの蒸発ガスが多量
に発生し、当該蒸発ガスは逆止弁2を介して保冷循環管
5によって保冷状態にある受入れ母管4に直接導入され
るため、上記定常揚荷開始時にこの蒸発ガスを上記受入
れ母管4から排出する必要がある。
【0005】このため、上記受入れ母管4の集合管に
は、図2に示すようなガス抜き装置13が設けられてお
り、遠隔操作弁14を開状態にするとともに、レベル発
信器15によって蒸発ガスが検知された場合に、レベル
調節弁16が開くことにより気液分離されて、上記蒸発
ガスが排気管17から上記リターンガス管12へと回収
されるようになっている。したがって、上記従来の受入
れ配管システムにあっては、大規模な上記ガス抜き装置
13が必要になるとともに、その操作および制御が複雑
になり、加えてガス抜き装置1において大きな液面の揺
れが発生するために、円滑な気液分離が難しく、また場
合によっては、液分がリターンガス管12へ流れ込むこ
ともあり、リターンガス管12の下流側において、さら
にLNG分の処理が必要になる等、安定した受入れ操作
が阻害される一因となっていた。
は、図2に示すようなガス抜き装置13が設けられてお
り、遠隔操作弁14を開状態にするとともに、レベル発
信器15によって蒸発ガスが検知された場合に、レベル
調節弁16が開くことにより気液分離されて、上記蒸発
ガスが排気管17から上記リターンガス管12へと回収
されるようになっている。したがって、上記従来の受入
れ配管システムにあっては、大規模な上記ガス抜き装置
13が必要になるとともに、その操作および制御が複雑
になり、加えてガス抜き装置1において大きな液面の揺
れが発生するために、円滑な気液分離が難しく、また場
合によっては、液分がリターンガス管12へ流れ込むこ
ともあり、リターンガス管12の下流側において、さら
にLNG分の処理が必要になる等、安定した受入れ操作
が阻害される一因となっていた。
【0006】また、上述したクールダウン時に発生した
大量の蒸発ガスを受入れ母管4へと送る際に、逆止弁2
におけるチャタリングを防止しつつ、通常逆止弁2前後
の圧力差によって受入れ母管4側に円滑に押圧・移送す
る必要がある。このため、保冷循環中の受入れ配管の圧
力が高い場合には、ローディングアームのクールダウン
開始時に保冷状態時の圧力から減圧する等のために、別
途圧力調整設備を設置する必要があり、このような観点
からも、受入れ配管システムにおける操作および制御の
複雑化を招いていた。
大量の蒸発ガスを受入れ母管4へと送る際に、逆止弁2
におけるチャタリングを防止しつつ、通常逆止弁2前後
の圧力差によって受入れ母管4側に円滑に押圧・移送す
る必要がある。このため、保冷循環中の受入れ配管の圧
力が高い場合には、ローディングアームのクールダウン
開始時に保冷状態時の圧力から減圧する等のために、別
途圧力調整設備を設置する必要があり、このような観点
からも、受入れ配管システムにおける操作および制御の
複雑化を招いていた。
【0007】さらに、LNGの揚荷終了後には、ローデ
ィングアーム1内に残留したLNGを、アウトボードア
ーム1b内については船側へ、インボードアーム1a内
については抜取り管6のレベル発信器6aによって遠隔
操作弁6bを開閉することにより、受入れ母管4へと抜
取り回収し、次いでN2 ガス供給管7からのN2 ガスに
よるガスパージ作業を行っているが、当該作業は狭隘な
場所での煩雑な作業となるために、多大の手間と長時間
を要するという問題点があった。本発明は、このような
従来の低温液化ガスの受入れ配管システムが有する課題
を有効に解決すべくなされたもので、システム全体の簡
略化と、受入れ作業における操作および制御の単純化と
を図ることができて、安定的かつ能率的な受入れ操作を
容易に実施することが可能となる低温液化ガスの受入れ
配管システムを提供することを、目的とするものであ
る。
ィングアーム1内に残留したLNGを、アウトボードア
ーム1b内については船側へ、インボードアーム1a内
については抜取り管6のレベル発信器6aによって遠隔
操作弁6bを開閉することにより、受入れ母管4へと抜
取り回収し、次いでN2 ガス供給管7からのN2 ガスに
よるガスパージ作業を行っているが、当該作業は狭隘な
場所での煩雑な作業となるために、多大の手間と長時間
を要するという問題点があった。本発明は、このような
従来の低温液化ガスの受入れ配管システムが有する課題
を有効に解決すべくなされたもので、システム全体の簡
略化と、受入れ作業における操作および制御の単純化と
を図ることができて、安定的かつ能率的な受入れ操作を
容易に実施することが可能となる低温液化ガスの受入れ
配管システムを提供することを、目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係る低温液化ガスの受入れ配管システムは、低温液化
ガスの移送手段側の送出配管が接続されるローディング
アームと、このローディングアームから上記低温液化ガ
スを貯槽に導く受入れ母管と、この受入れ母管に介装さ
れた緊急遮断弁と、上記移送手段の蒸発ガス配管に接続
されるガスアームと、このガスアームから蒸発ガスの処
理手段へと延びるリターンガス管とを備え、かつ上記ロ
ーディングアーム又は受入れ母管の緊急遮断弁の上流側
の上部に、ガス抜き管の一端部を接続し、このガス抜き
管の他端部を開閉弁を介して上記リターンガス管に接続
したことを特徴とするものである。
に係る低温液化ガスの受入れ配管システムは、低温液化
ガスの移送手段側の送出配管が接続されるローディング
アームと、このローディングアームから上記低温液化ガ
スを貯槽に導く受入れ母管と、この受入れ母管に介装さ
れた緊急遮断弁と、上記移送手段の蒸発ガス配管に接続
されるガスアームと、このガスアームから蒸発ガスの処
理手段へと延びるリターンガス管とを備え、かつ上記ロ
ーディングアーム又は受入れ母管の緊急遮断弁の上流側
の上部に、ガス抜き管の一端部を接続し、このガス抜き
管の他端部を開閉弁を介して上記リターンガス管に接続
したことを特徴とするものである。
【0009】ここで、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のローディングアームが、上記移送手段側の送
出配管が接続されるアウトボードアームと、このアウト
ボードアームにスイベルジョイントを介して連結された
インボードアームとを備えている場合に、上記ガス抜き
管の一端部を、上記インボードアーム又はこのインボー
ドアームとの接続部分における受入れ母管の水平配管の
上部に接続したことを特徴とするものである。
1に記載のローディングアームが、上記移送手段側の送
出配管が接続されるアウトボードアームと、このアウト
ボードアームにスイベルジョイントを介して連結された
インボードアームとを備えている場合に、上記ガス抜き
管の一端部を、上記インボードアーム又はこのインボー
ドアームとの接続部分における受入れ母管の水平配管の
上部に接続したことを特徴とするものである。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明は、上記請
求項1または2に記載の発明において、上記ガス抜き管
の上記開閉弁の下流側に、バッファードラムを設け、こ
のバッファードラムの上部と上記リターンガス管との間
に、開閉弁を介して上記ガス抜き管を配管したことを特
徴とするものである。また、請求項4に記載の発明は、
上記請求項3に記載の発明において、上記受入れ母管の
緊急遮断弁の上流側の下部に、液抜き管の一端部を接続
し、この液抜き管の他端部を開閉弁を介して上記バッフ
ァードラムに接続するとともに、上記バッファードラム
の下部と上記受入れ母管との間に、開閉弁を介して液移
送管を配管したことを特徴とするものである。そして、
請求項5に記載の発明は、上記請求項1ないし4のいず
れかに記載の上記低温液化ガスが、LNGであることを
特徴とするものである。
求項1または2に記載の発明において、上記ガス抜き管
の上記開閉弁の下流側に、バッファードラムを設け、こ
のバッファードラムの上部と上記リターンガス管との間
に、開閉弁を介して上記ガス抜き管を配管したことを特
徴とするものである。また、請求項4に記載の発明は、
上記請求項3に記載の発明において、上記受入れ母管の
緊急遮断弁の上流側の下部に、液抜き管の一端部を接続
し、この液抜き管の他端部を開閉弁を介して上記バッフ
ァードラムに接続するとともに、上記バッファードラム
の下部と上記受入れ母管との間に、開閉弁を介して液移
送管を配管したことを特徴とするものである。そして、
請求項5に記載の発明は、上記請求項1ないし4のいず
れかに記載の上記低温液化ガスが、LNGであることを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の低温液化ガスの受入れ配管シ
ステムにおいては、低温液化ガスの受入れの時のローデ
ィングアームのクールダウン開始時に、緊急遮断弁を閉
じたままでガス抜き管の開閉弁を開くことにより、当該
クールダウン時に発生する大量の蒸発ガスを、受入れ母
管に入れることなくリターンガス管に導き、移送手段か
らの落圧ガスと同様に回収する。次いで、ローディング
アームのクールダウン終了後に、上記開閉弁を閉じると
ともに、緊急遮断弁を開くことにより、定常揚荷を開始
する。この結果、従来のもののように、受入れ母管に大
規模な液抜き装置や逆止弁を必要としないため、システ
ム全体の簡略化と、受入れ作業における操作および制御
の単純化とを図ることができ、よって安定的かつ能率的
な受入れ操作を容易に実施することが可能となる。
ステムにおいては、低温液化ガスの受入れの時のローデ
ィングアームのクールダウン開始時に、緊急遮断弁を閉
じたままでガス抜き管の開閉弁を開くことにより、当該
クールダウン時に発生する大量の蒸発ガスを、受入れ母
管に入れることなくリターンガス管に導き、移送手段か
らの落圧ガスと同様に回収する。次いで、ローディング
アームのクールダウン終了後に、上記開閉弁を閉じると
ともに、緊急遮断弁を開くことにより、定常揚荷を開始
する。この結果、従来のもののように、受入れ母管に大
規模な液抜き装置や逆止弁を必要としないため、システ
ム全体の簡略化と、受入れ作業における操作および制御
の単純化とを図ることができ、よって安定的かつ能率的
な受入れ操作を容易に実施することが可能となる。
【0012】この際に、請求項2に記載の発明によれ
ば、上記ガス抜き管の一端部を、ローディングアームの
比較的揺動の少ないインボードアーム又はこのインボー
ドアームとの接続部分における受入れ母管の水平配管の
上部に接続しているので、クールダウン操作で発生した
上記蒸発ガスを円滑にガス抜き管からリターンガス管に
導くことができて好適である。
ば、上記ガス抜き管の一端部を、ローディングアームの
比較的揺動の少ないインボードアーム又はこのインボー
ドアームとの接続部分における受入れ母管の水平配管の
上部に接続しているので、クールダウン操作で発生した
上記蒸発ガスを円滑にガス抜き管からリターンガス管に
導くことができて好適である。
【0013】加えて、請求項3に記載の発明によれば、
上記ガス抜き管から導かれた蒸発ガスが一旦バッファー
ドラムに蓄えられて、その上部からリターンガス管へと
導かれるため、当該蒸発ガスに含まれるドレン分の分離
・排出が容易になる。さらに、請求項4に記載の発明に
あっては、上記緊急遮断弁の上流側の下部に、液抜き管
の一端部を接続し、この液抜き管の他端部を上記バッフ
ァードラムに接続しているので、揚荷終了後にインボー
ドアーム内に残留したLNGを、上記液抜き管からバッ
ファードラムを介して受入れ母管へと抜取り回収するこ
とができ、よって上記バッファードラムを、上述したク
ールダウン操作時の蒸発ガスの処理の他に、揚荷終了後
の液抜き処理手段としても用いることができて、より一
層のシステムの簡略化と操作の簡便化を図ることが可能
になる。
上記ガス抜き管から導かれた蒸発ガスが一旦バッファー
ドラムに蓄えられて、その上部からリターンガス管へと
導かれるため、当該蒸発ガスに含まれるドレン分の分離
・排出が容易になる。さらに、請求項4に記載の発明に
あっては、上記緊急遮断弁の上流側の下部に、液抜き管
の一端部を接続し、この液抜き管の他端部を上記バッフ
ァードラムに接続しているので、揚荷終了後にインボー
ドアーム内に残留したLNGを、上記液抜き管からバッ
ファードラムを介して受入れ母管へと抜取り回収するこ
とができ、よって上記バッファードラムを、上述したク
ールダウン操作時の蒸発ガスの処理の他に、揚荷終了後
の液抜き処理手段としても用いることができて、より一
層のシステムの簡略化と操作の簡便化を図ることが可能
になる。
【0014】したがって、上記請求項1ないし4のいず
れかに記載の発明は、請求項5に記載の発明のように、
気化温度が低く、よってローディングアームのクールダ
ウン操作時に大量の蒸発ガスが発生するLNGの受入れ
配管システムに適用した場合に、特に顕著な作用効果を
奏する。
れかに記載の発明は、請求項5に記載の発明のように、
気化温度が低く、よってローディングアームのクールダ
ウン操作時に大量の蒸発ガスが発生するLNGの受入れ
配管システムに適用した場合に、特に顕著な作用効果を
奏する。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の低温液化ガスの受入れ配管
システムを、LNG貯蔵設備におけるLNGの受入れ配
管システムに適用した一実施例を示すもので、図2に示
したものと同一構成部分には同一符号を付して、その説
明を省略する。図1において、この受入れ配管システム
においては、受入れ母管4に、従来の配管システムにお
ける逆止弁2およびガス抜き装置13が設けられておら
ず、これに代えて各インボードアーム1aとの接続部分
に、ガス抜き管20の一端部が接続されている。このガ
ス抜き管20は、上記受入れ母管4の緊急遮断弁3の上
流側に位置する水平配管の上部に接続されており、その
他端部は遠隔操作弁(開閉弁)21を介して集合管とさ
れて、所定の容量を有するバッファードラム22に接続
されている。このバッファードラム22には、レベル発
信器23が設けられており、上記ガス抜き管20のバッ
ファードラム22の出口側は、当該バッファードラム2
2の上部から遠隔操作弁24を介して上記リターンガス
管12へと導かれている。
システムを、LNG貯蔵設備におけるLNGの受入れ配
管システムに適用した一実施例を示すもので、図2に示
したものと同一構成部分には同一符号を付して、その説
明を省略する。図1において、この受入れ配管システム
においては、受入れ母管4に、従来の配管システムにお
ける逆止弁2およびガス抜き装置13が設けられておら
ず、これに代えて各インボードアーム1aとの接続部分
に、ガス抜き管20の一端部が接続されている。このガ
ス抜き管20は、上記受入れ母管4の緊急遮断弁3の上
流側に位置する水平配管の上部に接続されており、その
他端部は遠隔操作弁(開閉弁)21を介して集合管とさ
れて、所定の容量を有するバッファードラム22に接続
されている。このバッファードラム22には、レベル発
信器23が設けられており、上記ガス抜き管20のバッ
ファードラム22の出口側は、当該バッファードラム2
2の上部から遠隔操作弁24を介して上記リターンガス
管12へと導かれている。
【0016】また、上記受入れ母管4の、緊急遮断弁3
の上流側の下部には、液抜き管25の一端部が接続され
ている。そして、この液抜き管25の他端部は、遠隔操
作弁(開閉弁)26を介して上記バッファードラム22
に接続されている。そしてさらに、上記バッファードラ
ム22の下部と受入れ母管4の集合管との間には、遠隔
操作弁(開閉弁)27を介して液移送管28が配管され
ている。なお、図中符号29は、上記バッファードラム
22内にパージ用のN2 ガスを供給するためのN2 ガス
供給管である。
の上流側の下部には、液抜き管25の一端部が接続され
ている。そして、この液抜き管25の他端部は、遠隔操
作弁(開閉弁)26を介して上記バッファードラム22
に接続されている。そしてさらに、上記バッファードラ
ム22の下部と受入れ母管4の集合管との間には、遠隔
操作弁(開閉弁)27を介して液移送管28が配管され
ている。なお、図中符号29は、上記バッファードラム
22内にパージ用のN2 ガスを供給するためのN2 ガス
供給管である。
【0017】次に、以上の構成からなるLNGの受入れ
配管システムにおける作用を説明すると、LNGの受入
れの時にそれまでN2 ガスの保圧による常温状態にあっ
たローディングアーム1を、船(移送手段)側のスプレ
ーポンプで昇圧されたLNGによってクールダウン操作
を行う場合には、受入れ母管4の緊急遮断弁3を閉じた
ままで、ガス抜き管20の遠隔操作弁21、24を開
く。すると、上記クールダウン操作によって発生した大
量の蒸発ガスは、従来のシステムのように受入れ母管4
に入れることなく、ガス抜き管20を通じてバッファー
ドラム22から直接リターンガス管12へと導かれ、船
側からの落圧ガスと同様に回収される。そして、上記ロ
ーディングアーム1のクールダウンが終了した後に、上
記ガス抜き管20の遠隔操作弁21を閉じるとともに、
受入れ母管4の緊急遮断弁3を開くことにより、定常揚
荷が開始される。
配管システムにおける作用を説明すると、LNGの受入
れの時にそれまでN2 ガスの保圧による常温状態にあっ
たローディングアーム1を、船(移送手段)側のスプレ
ーポンプで昇圧されたLNGによってクールダウン操作
を行う場合には、受入れ母管4の緊急遮断弁3を閉じた
ままで、ガス抜き管20の遠隔操作弁21、24を開
く。すると、上記クールダウン操作によって発生した大
量の蒸発ガスは、従来のシステムのように受入れ母管4
に入れることなく、ガス抜き管20を通じてバッファー
ドラム22から直接リターンガス管12へと導かれ、船
側からの落圧ガスと同様に回収される。そして、上記ロ
ーディングアーム1のクールダウンが終了した後に、上
記ガス抜き管20の遠隔操作弁21を閉じるとともに、
受入れ母管4の緊急遮断弁3を開くことにより、定常揚
荷が開始される。
【0018】また、上述したLNGの揚荷終了後に、ロ
ーディングアーム1のインボードアーム1a側に残留し
たLNGを回収する場合には、緊急遮断弁3を閉じた後
に、上記液抜き管25の遠隔操作弁26を開くことによ
り、上記LNGをバッファードラム22内に導き、その
下部の遠隔操作弁27を開くことにより、液移送管28
を介して受入れ母管4へと抜取り回収する。
ーディングアーム1のインボードアーム1a側に残留し
たLNGを回収する場合には、緊急遮断弁3を閉じた後
に、上記液抜き管25の遠隔操作弁26を開くことによ
り、上記LNGをバッファードラム22内に導き、その
下部の遠隔操作弁27を開くことにより、液移送管28
を介して受入れ母管4へと抜取り回収する。
【0019】このように、上記LNGの受入れ配管シス
テムによれば、従来のもののように、受入れ母管4に大
規模な液抜き装置や逆止弁を必要とせず、緊急遮断弁3
を閉じたままで遠隔操作弁21を開閉することにより、
クールダウン操作によって発生する大量の蒸発ガスを直
接リターンガス管12へと導くことができるとともに、
揚荷終了後にインボードアーム1a内に残留したLNG
を回収するに際しても、緊急遮断弁3を閉じた後に遠隔
操作弁26、27を開くことにより、上記LNGを液抜
き管25からバッファードラム22および液移送管28
を介して受入れ母管4へと抜取り回収することができ
る。したがって、従来の配管システムと比較して、シス
テム全体の大幅な簡略化と、受入れ作業における操作お
よび制御のより単純化とを共に図ることができ、よって
安定的かつ能率的な受入れ操作を容易に実施することが
できる。この際に、上記ガス抜き管20の一端部を、イ
ンボードアーム1aとの接続部分における受入れ母管4
の水平配管の上部に接続しているので、クールダウン操
作で発生した蒸発ガスを、円滑にガス抜き管20からバ
ッファードラム22に導くことができる。
テムによれば、従来のもののように、受入れ母管4に大
規模な液抜き装置や逆止弁を必要とせず、緊急遮断弁3
を閉じたままで遠隔操作弁21を開閉することにより、
クールダウン操作によって発生する大量の蒸発ガスを直
接リターンガス管12へと導くことができるとともに、
揚荷終了後にインボードアーム1a内に残留したLNG
を回収するに際しても、緊急遮断弁3を閉じた後に遠隔
操作弁26、27を開くことにより、上記LNGを液抜
き管25からバッファードラム22および液移送管28
を介して受入れ母管4へと抜取り回収することができ
る。したがって、従来の配管システムと比較して、シス
テム全体の大幅な簡略化と、受入れ作業における操作お
よび制御のより単純化とを共に図ることができ、よって
安定的かつ能率的な受入れ操作を容易に実施することが
できる。この際に、上記ガス抜き管20の一端部を、イ
ンボードアーム1aとの接続部分における受入れ母管4
の水平配管の上部に接続しているので、クールダウン操
作で発生した蒸発ガスを、円滑にガス抜き管20からバ
ッファードラム22に導くことができる。
【0020】なお、上記実施例の説明においては、ガス
抜き管20の一端部を、受入れ母管4の水平配管の上部
に接続したが、これに限るものではなく、ローディング
アームの比較的揺動の少ないインボードアームに接続し
ても同様の効果が得られる。また、本発明は、上記実施
例に示したLNGの受入れ配管システムのみならず、例
えばLPG等の各種の低温液化ガスの受入れ配管システ
ムに適用することが可能である。
抜き管20の一端部を、受入れ母管4の水平配管の上部
に接続したが、これに限るものではなく、ローディング
アームの比較的揺動の少ないインボードアームに接続し
ても同様の効果が得られる。また、本発明は、上記実施
例に示したLNGの受入れ配管システムのみならず、例
えばLPG等の各種の低温液化ガスの受入れ配管システ
ムに適用することが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明に係る低温液化ガスの受入れ配管システムによれ
ば、LNGの受入れの時のローディングアームのクール
ダウン開始時に発生する大量の蒸発ガスを、受入れ母管
に入れることなくガス抜き管から直接リターンガス管に
導いて回収することができるため、従来のもののよう
に、受入れ母管に大規模な液抜き装置や逆止弁を必要と
せず、かつシステム全体の簡略化と、受入れ作業におけ
る操作および制御の単純化とを図ることができ、よって
安定的かつ能率的な受入れ操作を容易に実施することが
できる。
本発明に係る低温液化ガスの受入れ配管システムによれ
ば、LNGの受入れの時のローディングアームのクール
ダウン開始時に発生する大量の蒸発ガスを、受入れ母管
に入れることなくガス抜き管から直接リターンガス管に
導いて回収することができるため、従来のもののよう
に、受入れ母管に大規模な液抜き装置や逆止弁を必要と
せず、かつシステム全体の簡略化と、受入れ作業におけ
る操作および制御の単純化とを図ることができ、よって
安定的かつ能率的な受入れ操作を容易に実施することが
できる。
【0022】また、請求項2に記載の発明によれば、ク
ールダウン操作で発生した上記蒸発ガスを円滑にガス抜
き管からリターンガス管に導くことができて好適であ
り、さらに請求項3に記載の発明によれば、上記蒸発ガ
スに含まれるドレン分の分離・排出が容易になるととも
に、請求項4に記載の発明によれば、揚荷終了後にイン
ボードアーム内に残留したLNGを、液抜き管からバッ
ファードラムを介して受入れ母管へと抜取り回収するこ
とができるため、上記バッファードラムを、上述したク
ールダウン操作時の蒸発ガスの処理の他に、揚荷終了後
の液抜き処理手段としても用いることができて、より一
層のシステムの簡略化と操作の簡易化を図ることが可能
になるといった効果が得られる。したがって、上記請求
項1ないし4のいずれかに記載の発明は、請求項5に記
載の発明のように、気化温度が低く、よってローディン
グアームのクールダウン操作時に大量の蒸発ガスが発生
するLNGの受入れ配管システムに適用した場合に、特
に顕著な作用効果を奏するものである。
ールダウン操作で発生した上記蒸発ガスを円滑にガス抜
き管からリターンガス管に導くことができて好適であ
り、さらに請求項3に記載の発明によれば、上記蒸発ガ
スに含まれるドレン分の分離・排出が容易になるととも
に、請求項4に記載の発明によれば、揚荷終了後にイン
ボードアーム内に残留したLNGを、液抜き管からバッ
ファードラムを介して受入れ母管へと抜取り回収するこ
とができるため、上記バッファードラムを、上述したク
ールダウン操作時の蒸発ガスの処理の他に、揚荷終了後
の液抜き処理手段としても用いることができて、より一
層のシステムの簡略化と操作の簡易化を図ることが可能
になるといった効果が得られる。したがって、上記請求
項1ないし4のいずれかに記載の発明は、請求項5に記
載の発明のように、気化温度が低く、よってローディン
グアームのクールダウン操作時に大量の蒸発ガスが発生
するLNGの受入れ配管システムに適用した場合に、特
に顕著な作用効果を奏するものである。
【図1】本発明の低温液化ガスの受入れ配管システムの
一実施例を示す概略構成図である。
一実施例を示す概略構成図である。
【図2】従来のLNGの受入れ配管システムを示す概略
構成図である。
構成図である。
1 ローディングアーム 1a インボードアーム 1b アウトボードアーム 3、11 緊急遮断弁 4 受入れ母管 9 ガスアーム 12 リターンガス管 20 ガス抜き管 21、26、27 遠隔操作弁(開閉弁) 22 バッファードラム 25 液抜き管 28 液移送管
Claims (5)
- 【請求項1】 低温液化ガスの移送手段側の送出配管が
接続されるローディングアームと、このローディングア
ームから上記低温液化ガスを貯槽に導く受入れ母管と、
この受入れ母管に介装された緊急遮断弁と、上記移送手
段の蒸発ガス配管に接続されるガスアームと、このガス
アームから蒸発ガスの処理手段へと延びるリターンガス
管とを備えた低温液化ガスの受入れ配管システムにおい
て、 上記ローディングアーム又は上記受入れ母管の上記緊急
遮断弁の上流側の上部に、ガス抜き管の一端部を接続
し、このガス抜き管の他端部を開閉弁を介して上記リタ
ーンガス管に接続したことを特徴とする低温液化ガスの
受入れ配管システム。 - 【請求項2】 上記ローディングアームは、上記移送手
段側の送出配管が接続されるアウトボードアームと、こ
のアウトボードアームにスイベルジョイントを介して連
結されたインボードアームとを有してなり、上記ガス抜
き管の一端部は、上記インボードアーム又はこのインボ
ードアームとの接続部分における上記受入れ母管の水平
配管の上部に接続されていることを特徴とする請求項1
に記載の低温液化ガスの受入れ配管システム。 - 【請求項3】 上記ガス抜き管の上記開閉弁の下流側に
は、バッファードラムが設けられているとともに、この
バッファードラムの上部と上記リターンガス管との間
に、開閉弁を介して上記ガス抜き管が配管されているこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の低温液化ガスの
受入れ配管システム。 - 【請求項4】 上記受入れ母管の、上記緊急遮断弁の上
流側の下部に、液抜き管の一端部が接続し、この液抜き
管の他端部を開閉弁を介して上記バッファードラムに接
続するとともに、上記バッファードラムの下部と上記受
入れ母管との間に、開閉弁を介して液移送管を配管して
なることを特徴とする請求項3に記載の低温液化ガスの
受入れ配管システム。 - 【請求項5】 上記低温液化ガスは、液化天然ガス(L
NG)であることを特徴とする請求項1ないし4のいず
れかに記載の低温液化ガスの受入れ配管システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18053995A JPH0914597A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 低温液化ガスの受入れ配管システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18053995A JPH0914597A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 低温液化ガスの受入れ配管システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0914597A true JPH0914597A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=16085044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18053995A Pending JPH0914597A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 低温液化ガスの受入れ配管システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0914597A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100967818B1 (ko) * | 2009-10-16 | 2010-07-05 | 대우조선해양 주식회사 | 액화연료가스 급유선 |
KR101278144B1 (ko) * | 2011-04-25 | 2013-06-27 | 한국과학기술원 | 선박의 액화 천연가스 주유 시 발생되는 증발가스 처리 장치 및 처리 방법 |
CN110081308A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-08-02 | 河南查瑞特种设备有限公司 | 一种便于取用的lng卸车装置 |
JP2020104830A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 大阪瓦斯株式会社 | 液化低温流体の荷役設備 |
JP2020147333A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 大阪瓦斯株式会社 | 液化低温流体の荷役設備 |
CN116101967A (zh) * | 2022-12-22 | 2023-05-12 | 中交第四航务工程勘察设计院有限公司 | 多个泊位甲醇同时装船系统及方法 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP18053995A patent/JPH0914597A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100967818B1 (ko) * | 2009-10-16 | 2010-07-05 | 대우조선해양 주식회사 | 액화연료가스 급유선 |
KR101278144B1 (ko) * | 2011-04-25 | 2013-06-27 | 한국과학기술원 | 선박의 액화 천연가스 주유 시 발생되는 증발가스 처리 장치 및 처리 방법 |
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