JPH09145853A - 回転式ベゼルを有する時計 - Google Patents

回転式ベゼルを有する時計

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JPH09145853A
JPH09145853A JP8300852A JP30085296A JPH09145853A JP H09145853 A JPH09145853 A JP H09145853A JP 8300852 A JP8300852 A JP 8300852A JP 30085296 A JP30085296 A JP 30085296A JP H09145853 A JPH09145853 A JP H09145853A
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case band
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    • G04B19/28Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ベゼルをラチェット手段及びそれをケー
スバンド上に保持する手段と組み合わせることができ、
またベゼルをケースバンド及び時計ガラスに対して効果
的にセンタリングさせると共にベゼルにほぼ一定の回転
抵抗トルクを与えながら、従来の製造技術で簡単かつ経
済的に製造できるアセンブリ構造でベゼルをケースバン
ドに組み付けることができる時計を提供する 【解決手段】 ラチェット機構の上方でベゼルと時計ガ
ラスとの間にシーリングガスケットを配置し、そのガス
ケットで時計ガラスに対するベゼルのセンタリングと、
ベゼルの回転を阻止する摩擦抑制の両方を確実に行うこ
とができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば時間に関す
る表示が記されている回転式ベゼルを有する時計に関す
るものである。特に、本発明は、ケースバンドと、裏蓋
と、ケースバンドに固定された時計ガラスと、時計ガラ
ス及びケースバンドに対して回転するように案内される
上記形式の回転式ベゼルとを備えたケースを有する腕時
計形の時計に関する。
【0002】
【従来の技術】そのようなベゼルを取り付けた腕時計
は、一般的に深海潜水に使用され、経過または残り時間
を表示することができる。この目的のため、また使用中
にベゼルが誤って移動することがないようにするため、
時計ガラス及びケースバンドの両方またはそのいずれか
一方に取り付けられたベゼルを一方向だけに回転移動さ
せ、ベゼルを時計の文字盤に対して所定の回転位置に保
持するラチェット手段をベゼルと協働させるようになっ
ている。
【0003】一般的に、ラチェット手段は、ベゼルに設
けられた歯と協働するクリックを備えた鋼ばねを有して
いる。ベゼルは、ケースバンドの円筒形表面に設けられ
た第1溝及び第1溝に向き合うように配置されたベゼル
の第2溝の両方に貫通した鋼線ばねによってケースバン
ド上に軸方向に保持されている。ケースバンドはさら
に、第2溝の各側に配置された2つの肩部を有してお
り、その各肩部がベゼルの対応肩部と協働する。ラチェ
ット装置を確実に密封するため、ケースバンド及びベゼ
ルのそれぞれの肩部の間に2つのシーリングガスケット
が挿入されている。なお、軸方向とは時計の針を支持す
る軸の長手方向である。
【0004】この形式のベゼルアセンブリ構造を備えた
時計ケースが、CH特許第662,922号に開示され
ている。この特許によれば、ケースバンドに対するベゼ
ルのセンタリングが、第1及び第2溝によって形成され
たリセスにはめ込まれた線ばねの補助で達成される。し
かし、組み立て及び作動上の理由から、このばねはケー
スバンドに対して一定の半径方向遊びを備えて取り付け
られる。この半径方向遊びによってベゼルの構造中心か
らケースバンドの中心回りに永久的な回転移動が生じる
が、これは不正確な操作の原因となり、またそれを装備
した時計によい品質感を与えない。
【0005】さらに、シーリングガスケットが可能な限
り良好に機能するため、ケースバンド及びベゼルの一連
の加工作業中に様々な肩部及び溝を、相互間の製造公差
を非常に小さくして、一般的に百分の数ミリメートル程
度で形成する必要がある。しかし、この形式の製品用の
従来の製造機ではそのような加工公差は実際には不可能
である。従来の製造技術では、この特許に記載されてい
るベゼルアセンブリ構造のベゼルは、ケースバンドまた
はベゼルに対するシーリングガスケットの摩擦が大き過
ぎるためにベゼルの操作が困難になるか、シーリングガ
スケットの摩擦が小さ過ぎるために、特に衝撃を受けた
場合等にベゼルを決定位置に保持できないほどに弱くな
る。後者の場合、シーリングガスケットの効果が低減す
る。この形式の腕時計は、その使用目的から、砂等の固
形不純物が多い海で使用されることが多く、砂の粒がベ
ゼルと時計ガラスの間、またはベゼルとケースバンドの
間にはまりやすく、ベゼルの回転移動を妨害してラチェ
ット手段に重大な損傷を与えることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、本発明の主
たる目的は、回転ベゼルをラチェット手段及びそれをケ
ースバンド上に保持する手段と組み合わせることがで
き、またベゼルをケースバンド及び時計ガラスに対して
効果的にセンタリングさせると共にベゼルにほぼ一定の
回転抵抗トルクを与えながら、当該分野の従来の製造技
術で簡単かつ経済的に製造できるアセンブリ構造でベゼ
ルをケースバンドに組み付けることができる時計を提供
することによって、従来技術の上記問題点を解決するこ
とである。本発明の別の目的は、機構が固形不純物から
保護されており、従って適当な機能に影響を受けること
なくあらゆる環境で使用できる回転式ベゼルを有する時
計を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、ケー
スバンドと、裏蓋と、ケースバンドに固定された時計ガ
ラスと、時計ガラス及びケースバンドに対して回転する
ように案内される回転式ベゼルと、前記ベゼルをケース
バンド上に保持する手段と、ベゼル内に設けられた歯部
材と協働するクリックばねを有する、ベゼルと組み合わ
されたラチェット機構とを設けたケースを有する時計で
あって、ラチェット機構の上方でベゼルと時計ガラスと
の間にシーリングガスケットを配置し、そのガスケット
で時計ガラスに対するベゼルのセンタリングと、ベゼル
の回転を阻止する摩擦抑制の両方を確実に行うことがで
きるようにしたことを特徴とする時計に関するものであ
る。
【0008】このように、ベゼルと時計ガラスとの間に
直接的にガスケットを配置することによって、ベゼルの
ほぼ一定の回転抵抗トルクを得ることができ、また必要
に応じてそれは、ばねのクリックがベゼルをそれの許容
回転方向において十分に保持できない場合にばねの可撓
性を相殺することができる。さらに、ガスケットのこの
特別な配置によって、ベゼルを時計ガラスに対してセン
タリングすることができ、従ってこれら2つの部材間の
遊びが非常に小さくなるため、一方では不純物の貫入に
対する防止力を向上させ、また他方では時計の美的外観
を高めることができる。
【0009】本発明の特別な実施態様によれば、ケース
バンドはその上部にスリーブを有しており、保持手段
は、ベゼルをケースバンド上に取り付けた時にベゼル内
及び前記スリーブの外表面に部分的に形成された第1リ
セス内に配置されるプラスチック材製の割りリングを有
している。この構造の結果、スリーブ上でのベゼルの軸
方向保持が、簡単な割りリングの補助で簡単かつ経済的
に達成される。
【0010】本発明の好都合な特徴によれば、スリーブ
はその外側上部に切頭表面を有しており、これは、中間
部分が第1リセスの一部を形成している環状の半径方向
溝を設けた円筒形部分として、また下部が肩部として延
出している。このように、スリーブ上へのベゼルの取付
及びそれの軸方向保持は、割りリングをベゼルの溝には
め込んでから、ベゼルをスリーブ上へ押し付けて、割り
リングを円錐形表面通過後に拡張させることによって簡
単に達成することができる。これに関連して、割りリン
グを破壊することでベゼルを簡単に取り外すことができ
ることに注目されたい。本発明の他の利点及び特徴は、
添付の図面を参照しながら以下に説明する非制限的な実
施形態の詳細な説明を読めば明らかになるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら本発明
の時計1を以下に説明する。時計1は、ケースバンド4
と、裏蓋6と、時計ガラス8とを備えたケース2を有し
ており、その内部にムーブメント10が収容され、その
上に文字盤12が取り付けられている。図示の例では、
ケースバンド4及び裏蓋6が単一の金属部品になってい
る。時計をベルト(図示せず)に連結するための取付ホ
ルン14がケースバンドに設けられている。
【0012】本実施形態では、時計ガラス8がプラスチ
ック材製で、直接的にその下周縁部がムーブメント10
の合成リム16に溶接または接着によって固定されてい
る。リム16はまた、ケースバンド4、及びそのケース
バンドの肩部に下リップ24をスナップ式にはめ合わせ
たスリーブ22のそれぞれの2つの支持表面18及び2
0間に把持されている。ケースを外部から密封するた
め、リム16と表面18との間にガスケット26が挿入
されている。このようにして、時計ガラス8はケースバ
ンド4に対して固定されている。
【0013】スリーブ22は、内側の円筒形表面28を
備えており、それに続いて肩部形成表面20と、わずか
に外向きに拡がってリップ24を形成している下部円筒
形表面とが設けられている。スリーブ22の外側上部に
は、環状の半径方向溝34を設けた円筒形部分32の上
方に切頭表面30が設けられている。それより下方で、
スリーブ22の中間部分に肩部37が設けられており、
その終端がリップ24になっている。
【0014】時計1はさらに、例えば金属製の回転式ベ
ゼル36を有しており、これは時計ガラス8及びケース
バンド4に対して回転するように案内される。ベゼル3
6は第1の円筒形表面38を備えている。この第1円筒
形表面は、それより大径の第2円筒形表面40の上側に
開放するように形成されている。さらにベゼルは、のこ
歯付きの内側軸方向歯部材42と、環状の半径方向溝4
4と、軸方向支持表面46とを有している。
【0015】時計ガラス8は、環状溝48を備えた外周
側面と、軸方向支持表面50を形成する肩部とを有して
いる。本発明の特徴によれば、環状溝はシーリングガス
ケット52を受け、円筒形表面38にほぼ向き合わせて
配置されている。好ましくは、環状溝48は円形断面で
あり、ガスケット52は弾性的な円環状ガスケットであ
る。ガスケットの所望の圧縮を得るためには環状溝40
及び48の寸法だけを制御すればよく、これは従来の製
造技術で容易に行うことができることに注目されたい。
その結果、ベゼルの回転に抵抗を加えるトルクを完全に
制御することができる。
【0016】内側の円筒形表面28は、時計ガラス8に
設けられた前記肩部とともに、クリック付きばねすなわ
ちクリックばね54を配置するリセスを形成している。
さらに正確に説明すると、環状のクリックばね54は、
肩部50の軸方向支持表面に載置されて、時計ガラスに
押し込むか、それに接着する等によって、またはばねに
設けられたノッチEを時計ガラス8の側面にこの目的で
設けられたキャッチと協働させるか、その逆によって回
転方向に固定保持される。
【0017】ばね54は、特に図2及び図3に示されて
いる例では、軸方向にたわんでベゼル36の歯部材42
と協働することができる板ばね形の6つのクリック56
を有しており、これによってベゼル36と協働するラチ
ェット機構を形成している。
【0018】図示の実施形態では、クリックばね54及
び特にクリック56はプラスチック材製である。これに
は、特にベゼルがアルミニウムまたはアルミニウムベー
スの合金等の「軟質」金属製である場合、ベゼルの回転
時にベゼル36の歯部材42を破損させる危険性をなく
すという利点がある。ばね54は、例えば弾性限度が高
い、好ましくは160〜200MPaのプラスチック材
で形成される。例えば、ヘキスト(Hoechst)社
がセラニーズ(Celanese)ナイロンの名称で販
売している40%炭素を含む6.6ポリアミド繊維が最
適である。
【0019】金属に対するプラスチック材の摩擦係数自
体は比較的小さいので、クリックが許容する回転方向へ
ベゼルを回転させるために必要なトルクは、一方では時
計ガラス8とシーリングガスケット52との間、また他
方ではシーリングガスケットとベゼル36との間の遊び
に加えられる摩擦力によって実質的に決まることに注意
されたい。もちろん、クリックばね54は金属製でもよ
い。
【0020】本発明の特徴によれば、シーリングガスケ
ット52がベゼル36のラチェット機構の上側に設けら
れているので、ラチェット機構はベゼル36の回転時に
その機構を破損させる可能性がある固形不純物の侵入か
ら保護される。
【0021】ベゼル36は、シーリングガスケット52
によって直接的に時計ガラス8上にセンタリングされ
る。このため、ベゼル36の円筒形表面38と時計ガラ
ス8との間の隙間すなわち遊び58が非常に小さく、例
えば0.10mm〜0.20mmである。このため、こ
の隙間に異物が侵入する危険を実質的になくすことがで
きる。さらに、ガスケットによるベゼルのセンタリング
によって、ベゼルの半径方向の揺れが実質的に除去され
るため、ベゼルをはめ付けた時計に高品質感を与える。
【0022】ベゼル36はまた、ケースバンド4の上側
に軸方向保持手段を有している。これらの保持手段は、
ベゼル36をケースバンド4の上に取り付けた時にベゼ
ル36内及びスリーブ22の外表面に部分的に形成され
たリセス内に配置される割りリング60を有している。
さらに正確に言うと、割りリング60は、半径方向寸法
が軸方向寸法より大きい矩形断面を有するプラスチック
材製のリングであり、一般的に「平形」弾性リングと呼
ばれるものである。せん断抵抗が高いプラスチック材を
割りリングの製造に選択するのが好ましい。クリックば
ねと同じ材料が最適である。
【0023】このように、リセスは矩形断面であって、
それぞれスリーブ22及びベゼル36内に互いに向き合
わせて形成させた環状の半径方向溝34及び44によっ
て形成されており、割りリング60はこのリセス内に取
り付けられることによって、図1に示されている通常位
置では、スリーブ22の溝34及びベゼル36の溝44
内の両方へ延びている。しかし、それは、弾性膨張によ
って溝44内へ入るようにする半径方向遊びを形成して
いる。
【0024】ベゼル36をケースバンド4に組み付ける
ためには、まずクリックばね54を時計ガラス8の表面
50上に載せてから、シーリングガスケット52を環状
溝48にはめ込み、次にベゼル36をスリーブ22上へ
加圧係合させるが、割りリング60は、一定の半径方向
遊びを持たせてベゼル36の環状溝44内に予め配置さ
れている。この時に、リング60の内表面は切頭表面3
0と接触して、弾性的に拡がりながらその上を摺動し、
やがて対向溝34に達して、その内部へ解放される。解
放されると、割りリング60は溝34及び44内へ部分
的に拡張して、ベゼルの軸方向表面46がスリーブの肩
部37の表面と実質的に接触する。
【0025】取り付けた後は、割りリングを破壊して軸
方向に引っ張るだけでベゼルを取り外すことができる。
ベゼルを組み付け直す時は、この低価格の部品を交換す
ればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による時計の部分断面図である。
【図2】 図1に示されている時計に使用されているク
リック付きのばねの部分上面図である。
【図3】 図2のクリック付きのばねの部分側面図であ
り、特にクリックを形成している板ばねを示している。
【符合の説明】
4 ケースバンド 8 時計ガラス 36 ベゼル 42 歯部材 52 シーリングガスケット 54 ばね 56 クリック 60 割りリング

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースバンド(4)と、裏蓋(6)と、
    ケースバンド(4)に対して固定された時計ガラス
    (8)と、時計ガラス(8)及びケースバンド(4)に
    対して回転するように案内される回転式ベゼル(36)
    と、前記ベゼル(36)をケースバンド(4)の上に保
    持する手段(60)と、ベゼル(36)内に設けられた
    歯部材(42)と協働するクリックばね(54、56)
    を有し、ベゼル(36)と組み合わされたラチェット機
    構(52、54、56)とを備えたケース(2)を有す
    る時計であって、ラチェット機構(52、54、56)
    の上側でベゼル(36)と時計ガラス(8)との間にシ
    ーリングガスケット(52)を配置し、そのガスケット
    で、時計ガラスに対するベゼルのセンタリングと、ベゼ
    ル(36)の回転を阻止する摩擦抑制とを行わせたこと
    を特徴とする時計。
  2. 【請求項2】 ケースバンド(4)はその上部にスリー
    ブ(22)を有しており、保持手段(60)は、ベゼル
    (36)をケースバンド(4)上に取り付けたときにベ
    ゼル(36)内及び前記スリーブ(22)の外表面に部
    分的に形成された第1リセス(34、44)内に配置さ
    れるプラスチック材製の割りリングを有していることを
    特徴とする請求項1に記載の時計。
  3. 【請求項3】 前記スリーブ(22)は、その外側上部
    に切頭表面(30)を有しており、その切頭表面(3
    0)は、肩部(37)を経て第1リセス(34、44)
    の一部となる環状の半径方向溝(34)を形成している
    円筒形部分(32)から延び出していることを特徴とす
    る請求項2に記載の時計。
  4. 【請求項4】 時計ガラス(8)はケースに取り付けら
    れる下部を有しており、前記クリックばね(54、5
    6)は時計ガラス(8)の外周部及びスリーブ(22)
    の内表面(28)に部分的に形成された第2リセス内に
    配置されていることを特徴とする請求項2または3に記
    載の時計。
  5. 【請求項5】 時計ガラス(8)の外周部は、前記クリ
    ックばね(54、56)を軸方向に載置する肩部(5
    0)を備えており、またスリーブ(22)の内表面(2
    8)は円筒形であることを特徴とする請求項2ないし4
    のいずれかに記載の時計。
  6. 【請求項6】 クリックばね(54、56)は、キャッ
    チ手段によって時計ガラス(8)上での回転が阻止され
    ていることを特徴とする請求項4または5に記載の時
    計。
  7. 【請求項7】 時計ガラス(8)はその上部に環状溝
    (48)を有して、それにガスケット(52)がはめ込
    まれており、そのガスケット(52)がベゼル(36)
    の円筒形表面(40)と協働することを特徴とする先行
    請求項のいずれか1つに記載の時計。
  8. 【請求項8】 ベゼル(36)は第1リセスの一部を形
    成している環状の半径方向溝(44)を有していること
    を特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の時
    計。
  9. 【請求項9】 スリーブ(22)及びベゼル(36)の
    環状溝(34、44)はそれぞれ矩形断面を備えている
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の時計。
  10. 【請求項10】 前記割りリング(60)は平らなリン
    グであることを特徴とする請求項2に記載の時計。
  11. 【請求項11】 保持手段(60)及びクリックばね
    (54、56)は、それぞれ弾性限界及びせん断抵抗が
    高いプラスチック材製であることを特徴とする先行請求
    項の1つに記載の時計。
  12. 【請求項12】 スリーブ(22)は、好ましくはスナ
    ップ嵌合式はめ付けによってケースバンド(4)に取り
    付けられていることを特徴とする請求項2に記載の時
    計。
  13. 【請求項13】 ベゼル(36)はアルミニウム製であ
    ることを特徴とする先行請求項の1つに記載の時計。
JP30085296A 1995-10-27 1996-10-28 回転式ベゼルを有する時計 Expired - Lifetime JP4001961B2 (ja)

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CH03035/95 1995-10-27
CH03035/95A CH689955A5 (fr) 1995-10-27 1995-10-27 Pièce d'horlogerie comportant une lunette tournante.

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