JPH09145406A - 内挿処理回路のオフセット補正装置 - Google Patents
内挿処理回路のオフセット補正装置Info
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- JPH09145406A JPH09145406A JP30729495A JP30729495A JPH09145406A JP H09145406 A JPH09145406 A JP H09145406A JP 30729495 A JP30729495 A JP 30729495A JP 30729495 A JP30729495 A JP 30729495A JP H09145406 A JPH09145406 A JP H09145406A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エンコーダのピッチより細かい相対位置情報を
得る内挿処理回路におけるオフセット誤差を補正する。 【構成】 物体の相対位置に応じて互いに位相の異なる
複数相の正弦波状の信号を出力するエンコーダを備え、
エンコーダの出力信号よりその1周期以下の位置を検出
する内挿処理回路において、前記エンコーダ出力信号を
方形波に変換する波形整形手段と、この波形整形手段の
出力信号の1周期のデューティが略50%になるように
前記出力信号のオフセット電圧を調整するオフセット電
圧調整手段とを設けた。
得る内挿処理回路におけるオフセット誤差を補正する。 【構成】 物体の相対位置に応じて互いに位相の異なる
複数相の正弦波状の信号を出力するエンコーダを備え、
エンコーダの出力信号よりその1周期以下の位置を検出
する内挿処理回路において、前記エンコーダ出力信号を
方形波に変換する波形整形手段と、この波形整形手段の
出力信号の1周期のデューティが略50%になるように
前記出力信号のオフセット電圧を調整するオフセット電
圧調整手段とを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数相の信号を出力
するエンコーダを用い、もとのエンコーダピッチよりも
細かい相対位置情報を得ることができる内挿処理回路に
おけるオフセット補正装置に関する。
するエンコーダを用い、もとのエンコーダピッチよりも
細かい相対位置情報を得ることができる内挿処理回路に
おけるオフセット補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】位置制御装置における位置の検出手段と
してエンコーダが広く用いられている。位置制御装置に
要求される位置決め精度に対して、エンコーダのピッチ
が十分細かい場合には、エンコーダの出力信号を2相の
方形波とし、可逆カウンタと組み合わせて位置決め対象
の位置を検出できる。
してエンコーダが広く用いられている。位置制御装置に
要求される位置決め精度に対して、エンコーダのピッチ
が十分細かい場合には、エンコーダの出力信号を2相の
方形波とし、可逆カウンタと組み合わせて位置決め対象
の位置を検出できる。
【0003】さらに高い位置検出精度が要求された場合
には、エンコーダのピッチの精細化には限度があるた
め、エンコーダの出力を2相の正弦波状の信号とし、位
置変調の過程を経て、エンコーダのピッチ以下の位置検
出精度を取り出す方法がとられる。この処理を行うのが
内挿処理回路である。
には、エンコーダのピッチの精細化には限度があるた
め、エンコーダの出力を2相の正弦波状の信号とし、位
置変調の過程を経て、エンコーダのピッチ以下の位置検
出精度を取り出す方法がとられる。この処理を行うのが
内挿処理回路である。
【0004】以下に、2相の正弦波状出力のエンコーダ
に対する従来の内挿処理回路について、図5を用いて簡
単に説明する。101はエンコーダであり、互いに90
°位相の異なった2相の正弦波信号MRa,MRbを出
力するものである。
に対する従来の内挿処理回路について、図5を用いて簡
単に説明する。101はエンコーダであり、互いに90
°位相の異なった2相の正弦波信号MRa,MRbを出
力するものである。
【0005】102、103はそれぞれ第1のエンコー
ダ出力MRa、第2のエンコーダ出力MRbをそれぞれ
増幅する増幅器である。104および105はそれぞれ
第1および第2のアナログ乗算器であり、106は双方
のアナログ乗算器の出力を加算する加算器である。10
7はフィルタであり、108は方形波に整形する波形整
形器である。109は位相比較器である。110はキャ
リア信号Ca、Cbを発生するキャリア発生器、110
Aはキャリア発生器110から入力されるキャリア信号
を方形波に整形する波形整形器であり、キャリア発生器
110からのキャリア信号Ca、Cbがアナログ乗算器
104、105に入力され、他方ではキャリア信号C
a、Cbのいずれかが波形整形器110Aを通して位相
比較器109に入力されるように構成されている。
ダ出力MRa、第2のエンコーダ出力MRbをそれぞれ
増幅する増幅器である。104および105はそれぞれ
第1および第2のアナログ乗算器であり、106は双方
のアナログ乗算器の出力を加算する加算器である。10
7はフィルタであり、108は方形波に整形する波形整
形器である。109は位相比較器である。110はキャ
リア信号Ca、Cbを発生するキャリア発生器、110
Aはキャリア発生器110から入力されるキャリア信号
を方形波に整形する波形整形器であり、キャリア発生器
110からのキャリア信号Ca、Cbがアナログ乗算器
104、105に入力され、他方ではキャリア信号C
a、Cbのいずれかが波形整形器110Aを通して位相
比較器109に入力されるように構成されている。
【0006】以下に、従来の内挿処理回路の動作につい
て簡単に説明する。
て簡単に説明する。
【0007】第1のエンコーダ出力MRaはcosθで
表わされ、第2のエンコーダ出力MRbはsinθで表
わされる。増幅器102、103は、第1および第2の
エンコーダ出力MRa、MRbをゲインA倍に増幅し、
両増幅器の出力信号はそれぞれAcosθ及びAsin
θとなる。
表わされ、第2のエンコーダ出力MRbはsinθで表
わされる。増幅器102、103は、第1および第2の
エンコーダ出力MRa、MRbをゲインA倍に増幅し、
両増幅器の出力信号はそれぞれAcosθ及びAsin
θとなる。
【0008】第1のアナログ乗算器104は、増幅され
た第1エンコーダ出力Acosθにキャリア発生器11
0から出力するキャリア信号のCaを乗算する。第2の
アナログ乗算器105、増幅された第2エンコーダ出力
Asinθにキャリア発生器110から出力するキャリ
ア信号のCbを乗算する。ここで、キャリア信号はCa
=sinωt、Cb=cosωtであり、第1のアナロ
グ乗算器104の出力はAcosθ・sinωtとな
る。同様に、第2のアナログ乗算器105の出力はAs
inθ・cosωtとなる。加算器106は第1および
第2の乗算器の出力信号を加算し、その出力信号はAc
osθ・sinωt+Asinθ・cosωt=Asi
n(ωt+θ)となる。フィルタ107は、加算器10
6の出力信号の不要信号を減少させる。波形整形器10
8は、フィルタ107の出力信号を零レベルで2値化し
た信号に変換する。位相比較器109は、加算器106
の出力信号Asin(ωt+θ)をキャリア信号Ca=
sinωtと比較することにより、位置情報θを得るこ
とができる。
た第1エンコーダ出力Acosθにキャリア発生器11
0から出力するキャリア信号のCaを乗算する。第2の
アナログ乗算器105、増幅された第2エンコーダ出力
Asinθにキャリア発生器110から出力するキャリ
ア信号のCbを乗算する。ここで、キャリア信号はCa
=sinωt、Cb=cosωtであり、第1のアナロ
グ乗算器104の出力はAcosθ・sinωtとな
る。同様に、第2のアナログ乗算器105の出力はAs
inθ・cosωtとなる。加算器106は第1および
第2の乗算器の出力信号を加算し、その出力信号はAc
osθ・sinωt+Asinθ・cosωt=Asi
n(ωt+θ)となる。フィルタ107は、加算器10
6の出力信号の不要信号を減少させる。波形整形器10
8は、フィルタ107の出力信号を零レベルで2値化し
た信号に変換する。位相比較器109は、加算器106
の出力信号Asin(ωt+θ)をキャリア信号Ca=
sinωtと比較することにより、位置情報θを得るこ
とができる。
【0009】この比較の具体的な方法について概略を説
明すると、図6に示すように、各正弦波形(a)、
(b)を波形整形回路108、110Aによりそれぞれ
零レベルで2値化して、それぞれ(c)、(d)のよう
な方形波に変換し、両者を比較することにより、両者間
のパルス位置のずれにより位相θの情報を取り出すこと
ができる。位相θの情報はキャリア信号の1周期ごとに
得られ、基準のキャリア信号に対する位相差であり、そ
の都度θの値をA/D変換しデータ処理すれば、刻々の
位置がエンコーダの出力の1周期よりも細かく得られる
ことになる。
明すると、図6に示すように、各正弦波形(a)、
(b)を波形整形回路108、110Aによりそれぞれ
零レベルで2値化して、それぞれ(c)、(d)のよう
な方形波に変換し、両者を比較することにより、両者間
のパルス位置のずれにより位相θの情報を取り出すこと
ができる。位相θの情報はキャリア信号の1周期ごとに
得られ、基準のキャリア信号に対する位相差であり、そ
の都度θの値をA/D変換しデータ処理すれば、刻々の
位置がエンコーダの出力の1周期よりも細かく得られる
ことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の内挿処理回路の構成では、2相のエンコーダ10
1の出力にオフセツト電圧がある場合には、位置情報の
検出に誤差を生じるという問題があった。
従来の内挿処理回路の構成では、2相のエンコーダ10
1の出力にオフセツト電圧がある場合には、位置情報の
検出に誤差を生じるという問題があった。
【0011】エンコーダのオフセット電圧は、例えば、
その検出素子の零点のずれその他種々の原因により生じ
る。いま、何らかの原因により第1の増幅されたエンコ
ーダ出力にオフセツト電圧が生じているとすると、第1
の増幅されたエンコーダ出力はAcosθ+Δvとな
り、第1のアナログ乗算器の出力は、(Acosθ+Δ
v)sinωtとなる。一方第2のアナログ乗算器の出
力はAsinθ・cosωtなので、加算器106の出
力信号は、次の(1)式のようになる。
その検出素子の零点のずれその他種々の原因により生じ
る。いま、何らかの原因により第1の増幅されたエンコ
ーダ出力にオフセツト電圧が生じているとすると、第1
の増幅されたエンコーダ出力はAcosθ+Δvとな
り、第1のアナログ乗算器の出力は、(Acosθ+Δ
v)sinωtとなる。一方第2のアナログ乗算器の出
力はAsinθ・cosωtなので、加算器106の出
力信号は、次の(1)式のようになる。
【0012】 A{sin(ωt+θ)+(Δv/A)sinωt}・・・(1) この信号とsinωtとの位相差から位相情報θを検出
するため、検出した位置情報にオフセット電圧に起因す
る誤差を生じることがわかる。
するため、検出した位置情報にオフセット電圧に起因す
る誤差を生じることがわかる。
【0013】図7はこの状態を示し、オフセットΔVに
よりsin(ωt+θ)の波形からずれて、本体の位相
情報θに対して、位相θ’が検出され、斜線部分に相当
する誤差を生じることになる。
よりsin(ωt+θ)の波形からずれて、本体の位相
情報θに対して、位相θ’が検出され、斜線部分に相当
する誤差を生じることになる。
【0014】本発明は、エンコーダ出力のオフセツト電
圧を減少させることのできる内挿処理回路のオフセット
補正装置を提供することを目的とする。
圧を減少させることのできる内挿処理回路のオフセット
補正装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の内挿処理回路の
オフセット補正装置は、物体の相対位置に応じて互いに
位相の異なる複数相の正弦波状の信号を出力するエンコ
ーダを備え、エンコーダの出力信号よりその1周期以下
の位置を検出する内挿処理回路において、前記エンコー
ダ出力信号を方形波に変換する波形整形手段と、この波
形整形手段の出力信号の1周期のデューティが50%を
中心とする所定範囲内になるように前記出力信号のオフ
セット電圧を補正するオフセット電圧補正手段とを備え
ることを特徴とするものである。
オフセット補正装置は、物体の相対位置に応じて互いに
位相の異なる複数相の正弦波状の信号を出力するエンコ
ーダを備え、エンコーダの出力信号よりその1周期以下
の位置を検出する内挿処理回路において、前記エンコー
ダ出力信号を方形波に変換する波形整形手段と、この波
形整形手段の出力信号の1周期のデューティが50%を
中心とする所定範囲内になるように前記出力信号のオフ
セット電圧を補正するオフセット電圧補正手段とを備え
ることを特徴とするものである。
【0016】また、本発明は、波形成形手段及び前記オ
フセット電圧補正手段が、各相のエンコーダ出力に対し
て、それぞれ設けられていること、1周期のデューティ
が45〜55%の範囲であること、前記オフセット電圧
補正手段が、波形整形手段の方形波出力のデューティ値
を計測し、50%からのこのデューティ値の誤差に応じ
て、内挿処理回路の入力部に補正電圧を付加するよう構
成されていることを好ましい構成とするものである。
フセット電圧補正手段が、各相のエンコーダ出力に対し
て、それぞれ設けられていること、1周期のデューティ
が45〜55%の範囲であること、前記オフセット電圧
補正手段が、波形整形手段の方形波出力のデューティ値
を計測し、50%からのこのデューティ値の誤差に応じ
て、内挿処理回路の入力部に補正電圧を付加するよう構
成されていることを好ましい構成とするものである。
【0017】本発明は、上記構成により、エンコーダ出
力信号を第1及び第2の波形整形手段で方形波に変換
し、第1及び第2の波形整形手段の各出力信号の1周期
のデューティを計測し、その結果が略50%を中心とす
る所定範囲内になるように、オフセツト電圧補正を行
う。これにより、各エンコーダ出力信号は基準電圧に対
して、上下対称となるため、エンコーダ出力信号のオフ
セツト電圧は十分小さくなる。したがって、(1)式の
オフセツト電圧Δvが十分小さくなるため、位置情報の
検出誤差が小さくなる。
力信号を第1及び第2の波形整形手段で方形波に変換
し、第1及び第2の波形整形手段の各出力信号の1周期
のデューティを計測し、その結果が略50%を中心とす
る所定範囲内になるように、オフセツト電圧補正を行
う。これにより、各エンコーダ出力信号は基準電圧に対
して、上下対称となるため、エンコーダ出力信号のオフ
セツト電圧は十分小さくなる。したがって、(1)式の
オフセツト電圧Δvが十分小さくなるため、位置情報の
検出誤差が小さくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。
て図面に基づいて説明する。
【0019】図1において、101はエンコーダであ
り、互いに位相が90°異なった2相の正弦波信号MR
a=cosθ、MRb=sinθを出力する。
り、互いに位相が90°異なった2相の正弦波信号MR
a=cosθ、MRb=sinθを出力する。
【0020】102、103は、第1のエンコーダ出力
MRa、第2のエンコーダ出力MRbをそれぞれ増幅す
る増幅器である。
MRa、第2のエンコーダ出力MRbをそれぞれ増幅す
る増幅器である。
【0021】104および105はそれぞれ第1および
第2のアナログ乗算器であり、106は双方のアナログ
乗算器の出力を加算する加算器である。107は不要の
高周波成分除去用のフィルタであり、108はフィルタ
107の出力を方形波に整形する波形整形器である。1
09は位相比較器である。110はキャリア信号Ca=
sinωt、Cb=cosωtを発生するキャリア発生
器、110Aは方形波に整形する波形整形器であり、キ
ャリア発生器110からのキャリア信号Ca、Cbが一
方ではアナログ乗算器104、105に入力され、他方
ではキャリア信号Ca、Cbのいずれかが、波形整形器
110Aを通して方形波として位相比較器109に入力
されるように構成されている。
第2のアナログ乗算器であり、106は双方のアナログ
乗算器の出力を加算する加算器である。107は不要の
高周波成分除去用のフィルタであり、108はフィルタ
107の出力を方形波に整形する波形整形器である。1
09は位相比較器である。110はキャリア信号Ca=
sinωt、Cb=cosωtを発生するキャリア発生
器、110Aは方形波に整形する波形整形器であり、キ
ャリア発生器110からのキャリア信号Ca、Cbが一
方ではアナログ乗算器104、105に入力され、他方
ではキャリア信号Ca、Cbのいずれかが、波形整形器
110Aを通して方形波として位相比較器109に入力
されるように構成されている。
【0022】この比較の具体的な方法について概略を説
明すると、図6に示すように、各正弦波形(a)、
(b)を波形整形回路108、110Aによりそれぞれ
零レベルで2値化して、それぞれ(c)、(d)のよう
な方形波に変換し、両者を比較することにより、両者間
のパルス位置のずれにより位相θの情報を取り出すこと
ができる。位相θの情報はキャリア信号の1周期ごとに
得られ、基準のキャリア信号に対する位相差であり、そ
の都度θの値をA/D変換しデータ処理すれば、刻々の
位置がエンコーダの出力の1周期よりも細かく得られる
ことになる。
明すると、図6に示すように、各正弦波形(a)、
(b)を波形整形回路108、110Aによりそれぞれ
零レベルで2値化して、それぞれ(c)、(d)のよう
な方形波に変換し、両者を比較することにより、両者間
のパルス位置のずれにより位相θの情報を取り出すこと
ができる。位相θの情報はキャリア信号の1周期ごとに
得られ、基準のキャリア信号に対する位相差であり、そ
の都度θの値をA/D変換しデータ処理すれば、刻々の
位置がエンコーダの出力の1周期よりも細かく得られる
ことになる。
【0023】以上の101〜110Aの部分は、図5の
場合と同じ構成であり、また104〜110Aの部分は
図5と同じ内挿処理回路123を構成している。
場合と同じ構成であり、また104〜110Aの部分は
図5と同じ内挿処理回路123を構成している。
【0024】111、112は、増幅器102、103
によってそれぞれ増幅された第1、第2のエンコーダ出
力をそれぞれ方形波に波形整形する波形整形手段であ
る。113、114は、波形整形手段111、112に
より波形整形された出力に対応して、それぞれデューテ
イ値を算出し、これに基づいて補正用出力を発生しそれ
ぞれオフセツト調整を行う第1、第2のオフセツト調整
手段であり、それぞれの出力は増幅器102、103に
設けられたオフセット補正用の帰還端子に負帰還される
ように構成されている。
によってそれぞれ増幅された第1、第2のエンコーダ出
力をそれぞれ方形波に波形整形する波形整形手段であ
る。113、114は、波形整形手段111、112に
より波形整形された出力に対応して、それぞれデューテ
イ値を算出し、これに基づいて補正用出力を発生しそれ
ぞれオフセツト調整を行う第1、第2のオフセツト調整
手段であり、それぞれの出力は増幅器102、103に
設けられたオフセット補正用の帰還端子に負帰還される
ように構成されている。
【0025】以上のように、破線枠121,122はそ
れぞれ第1、第2のエンコーダ出力信号のオフセット調
整を行う第1、第2のオフセツト調整装置を構成するも
のである。
れぞれ第1、第2のエンコーダ出力信号のオフセット調
整を行う第1、第2のオフセツト調整装置を構成するも
のである。
【0026】図2は第1、第2のオフセツト調整装置1
21、122の具体的な構成例を示している。両オフセ
ツト調整装置者は同じ構成を有するので、前者により説
明する。
21、122の具体的な構成例を示している。両オフセ
ツト調整装置者は同じ構成を有するので、前者により説
明する。
【0027】エンコーダ101の第1の出力端子101
1に、内挿処理回路123への入力部を構成する増幅器
102が接続され、増幅器102は増幅率の十分大きな
増幅素子1021と入力抵抗R1、帰還抵抗R2を含む
演算増幅器を構成している。
1に、内挿処理回路123への入力部を構成する増幅器
102が接続され、増幅器102は増幅率の十分大きな
増幅素子1021と入力抵抗R1、帰還抵抗R2を含む
演算増幅器を構成している。
【0028】1022はオフセット補正用入力端子であ
り、抵抗Rofを介して帰還回路に接続されている。
り、抵抗Rofを介して帰還回路に接続されている。
【0029】201はインプツト・キャプチャー・レジ
スタ(ICR)であり、波形整形手段111の出力のエ
ッジが到来する時刻の情報を取り込むものである。20
2はマイクロコンピュータであり、オフセット調整に必
要なプログラム、例えば図4にフローチャートで示すよ
うなプログラムを内蔵しており、ICR201により検
出したエッジ到来時刻の情報を処理してデューティを計
算し、これに基づいてオフセット調整のための補正量を
算出し、D/Aコンバータ203を経てアナログ値とし
て増幅器102のオフセット補正端子1022に供給す
る。
スタ(ICR)であり、波形整形手段111の出力のエ
ッジが到来する時刻の情報を取り込むものである。20
2はマイクロコンピュータであり、オフセット調整に必
要なプログラム、例えば図4にフローチャートで示すよ
うなプログラムを内蔵しており、ICR201により検
出したエッジ到来時刻の情報を処理してデューティを計
算し、これに基づいてオフセット調整のための補正量を
算出し、D/Aコンバータ203を経てアナログ値とし
て増幅器102のオフセット補正端子1022に供給す
る。
【0030】つぎに、本発明の内挿処理回路のオフセッ
ト補正装置について、まず図1に示す第1のオフセツト
調整装置121の動作説明を行う。なお内挿処理部の動
作自体は従来例と同様であるが概略を述べる。まず、エ
ンコーダ出力のオフセットを別にして基本的な動作につ
いて、説明する。
ト補正装置について、まず図1に示す第1のオフセツト
調整装置121の動作説明を行う。なお内挿処理部の動
作自体は従来例と同様であるが概略を述べる。まず、エ
ンコーダ出力のオフセットを別にして基本的な動作につ
いて、説明する。
【0031】第1のエンコーダ出力MRaはcosθで
表わされ、第2のエンコーダ出力MRbはsinθで表
わされる。増幅器102、103は、第1および第2の
エンコーダ出力MRa、MRbをゲインA倍に増幅し、
両増幅器の出力信号はそれぞれAcosθ及びAsin
θとなる。
表わされ、第2のエンコーダ出力MRbはsinθで表
わされる。増幅器102、103は、第1および第2の
エンコーダ出力MRa、MRbをゲインA倍に増幅し、
両増幅器の出力信号はそれぞれAcosθ及びAsin
θとなる。
【0032】アナログ乗算器104、105は、増幅さ
れた第1、第2のエンコーダ出力Acosθ、Asin
θに、キャリア発生器110から出力する2つのキャリ
ア信号Ca、Cbをそれぞれ乗算する。ここで、キャリ
ア信号はCa=sinωt、Cb=cosωtであり、
エンコーダの出力信号の周波数に対して十分高い周波数
(例えば数十k〜数百kHz)を有している。ωはキヤ
リア信号の角速度である。
れた第1、第2のエンコーダ出力Acosθ、Asin
θに、キャリア発生器110から出力する2つのキャリ
ア信号Ca、Cbをそれぞれ乗算する。ここで、キャリ
ア信号はCa=sinωt、Cb=cosωtであり、
エンコーダの出力信号の周波数に対して十分高い周波数
(例えば数十k〜数百kHz)を有している。ωはキヤ
リア信号の角速度である。
【0033】第1のアナログ乗算器104の出力はAc
osθ・sinωtとなり、同様に、第2のアナログ乗
算器105の出力はAsinθ・cosωtとなる。加
算器106は第1および第2の乗算器の出力信号を加算
し、その出力信号はAcosθ・sinωt+Asin
θ・cosωt=Asin(ωt+θ)となる(図6
(a))。
osθ・sinωtとなり、同様に、第2のアナログ乗
算器105の出力はAsinθ・cosωtとなる。加
算器106は第1および第2の乗算器の出力信号を加算
し、その出力信号はAcosθ・sinωt+Asin
θ・cosωt=Asin(ωt+θ)となる(図6
(a))。
【0034】フィルタ107は、加算器106の出力信
号の不要信号を減少させる。波形整形器108は、フィ
ルタ107の出力信号Asin(ωt+θ)を零レベル
で2値化した方形波信号に変換する(図6(c))。一
方波形整形器110Aはキャリア信号Asinωt(図
6(b))を零レベルで2値化した方形波に変換する
(図6(d))。位相比較器109は、波形整形器10
8の方形波出力と、波形整形器110Aの方形波出力を
比較し、エンコーダ出力の位相情報θ(図6(e))を
得ることができる。なお、特に図示されていないが、位
相情報は、キャリア信号の1周期ごとに得られる。キャ
リア信号の1周期は、エンコーダ出力信号の1周期に比
べてはるかに短いので、エンコーダの1ピッチよりも細
かい精細な位置情報を得ることができる。
号の不要信号を減少させる。波形整形器108は、フィ
ルタ107の出力信号Asin(ωt+θ)を零レベル
で2値化した方形波信号に変換する(図6(c))。一
方波形整形器110Aはキャリア信号Asinωt(図
6(b))を零レベルで2値化した方形波に変換する
(図6(d))。位相比較器109は、波形整形器10
8の方形波出力と、波形整形器110Aの方形波出力を
比較し、エンコーダ出力の位相情報θ(図6(e))を
得ることができる。なお、特に図示されていないが、位
相情報は、キャリア信号の1周期ごとに得られる。キャ
リア信号の1周期は、エンコーダ出力信号の1周期に比
べてはるかに短いので、エンコーダの1ピッチよりも細
かい精細な位置情報を得ることができる。
【0035】つぎに、オフセット補正動作について説明
する。エンコーダ101の各増幅出力Acosθ、As
inθは、オフセット調整回路121、122の波形整
形器111、112にも導入されている。オフセット調
整がされない状態での増幅器102の出力をMRa0、
波形整形器111の出力をCMPAで示している。
する。エンコーダ101の各増幅出力Acosθ、As
inθは、オフセット調整回路121、122の波形整
形器111、112にも導入されている。オフセット調
整がされない状態での増幅器102の出力をMRa0、
波形整形器111の出力をCMPAで示している。
【0036】図2において、エンコーダ出力信号は、増
幅器102によりR2/R1倍に増幅されるが、基準電
圧とエンコーダ出力信号の中点電圧にオフセットが生じ
ているとすると、増幅器102の出力の中点電圧には、
基準電圧からのずれが生じる。
幅器102によりR2/R1倍に増幅されるが、基準電
圧とエンコーダ出力信号の中点電圧にオフセットが生じ
ているとすると、増幅器102の出力の中点電圧には、
基準電圧からのずれが生じる。
【0037】基準電圧とエンコーダ出力信号の中点電圧
にオフセットが生じている様子を示した図が図3(a)
である。そこで増幅器102の出力信号を波形整形して
方形波に変換すると、図3(b)に示すように、デュー
ティが50%からずれた波形として出力される。なお、
エンコーダ出力にオフセットが生じていないとすると、
図3(c)のようになり、波形整形器113の出力信号
は、図3(d)に示すようにデューティが50%とな
る。
にオフセットが生じている様子を示した図が図3(a)
である。そこで増幅器102の出力信号を波形整形して
方形波に変換すると、図3(b)に示すように、デュー
ティが50%からずれた波形として出力される。なお、
エンコーダ出力にオフセットが生じていないとすると、
図3(c)のようになり、波形整形器113の出力信号
は、図3(d)に示すようにデューティが50%とな
る。
【0038】第1のオフセット調整手段113は、波形
整形手段111の出力信号のエッジをインプット・キャ
プチャー・レジスタ(ICR)201に取り込み、マイ
クロコンピュータにより処理を行う。マイクロコンピュ
ータ202は、デューティが略50%になるようにD/
Aコンバータ203に出力を行い、増幅器102のオフ
セット調整端子に調整入力を供給する。
整形手段111の出力信号のエッジをインプット・キャ
プチャー・レジスタ(ICR)201に取り込み、マイ
クロコンピュータにより処理を行う。マイクロコンピュ
ータ202は、デューティが略50%になるようにD/
Aコンバータ203に出力を行い、増幅器102のオフ
セット調整端子に調整入力を供給する。
【0039】図4は、マイクロコンピュータ202によ
り、オフセット調整を行う場合のアルゴリズムを示した
フローチャートである。まず、D/Aコンバータ203
に出力を行うために、予め定めておいた初期設定を行う
(b)。次に物体をほぼ一定の速度で移動させる(例え
ばモータを回転させる)(c)。すると、エンコーダの
出力信号が変化するが、オフセット電圧が大きい場合
は、信号CMPAはH(high) レベルまたはL(low )
レベルから変化しないので、このとき、エッジ入力があ
るかないかの判断を行う(d)。エッジ入力がない場合
は、出力レベルがHかLかを判断して(e)、その結果
がHであるか、Lであるかに応じて、+ΔV0 または−
ΔV0 のオフセット電圧を階段的にD/A変換器203
の出力に加算し(f、g、h)、エッジの入力があるま
で、オフセット調整処理を繰り返す。
り、オフセット調整を行う場合のアルゴリズムを示した
フローチャートである。まず、D/Aコンバータ203
に出力を行うために、予め定めておいた初期設定を行う
(b)。次に物体をほぼ一定の速度で移動させる(例え
ばモータを回転させる)(c)。すると、エンコーダの
出力信号が変化するが、オフセット電圧が大きい場合
は、信号CMPAはH(high) レベルまたはL(low )
レベルから変化しないので、このとき、エッジ入力があ
るかないかの判断を行う(d)。エッジ入力がない場合
は、出力レベルがHかLかを判断して(e)、その結果
がHであるか、Lであるかに応じて、+ΔV0 または−
ΔV0 のオフセット電圧を階段的にD/A変換器203
の出力に加算し(f、g、h)、エッジの入力があるま
で、オフセット調整処理を繰り返す。
【0040】エッジの入力がある場合には、図3に示す
T1、T2、T3のエッジ到来時刻をICR201より
取り込み、次の(2)式によりデューティDの算出を行
う(h)。
T1、T2、T3のエッジ到来時刻をICR201より
取り込み、次の(2)式によりデューティDの算出を行
う(h)。
【0041】 D=(T2−T1)/(T3−T1)・100 ・・・・・(2) D−50 ≧5 ・・・・・(3) つぎに、デューティの誤差を算出し(j)、50%から
の誤差が±5%以上であるか否かを判断して(k)、
(3)式のように±5%以上の場合には、デューティの
誤差に所定のゲインを乗算してD/A出力処理を行う
(l,m)。以上の処理を、デューティの誤差が±5%
以下になるまで繰り返す。
の誤差が±5%以上であるか否かを判断して(k)、
(3)式のように±5%以上の場合には、デューティの
誤差に所定のゲインを乗算してD/A出力処理を行う
(l,m)。以上の処理を、デューティの誤差が±5%
以下になるまで繰り返す。
【0042】デューティの誤差が±5%以下になると、
D/A出力をホールドしてその値を維持し(n),オフ
セット調整を終了する(o)。
D/A出力をホールドしてその値を維持し(n),オフ
セット調整を終了する(o)。
【0043】このような処理を行った結果、増幅器10
2、103の出力信号は、基準電圧に対して上下対称と
なり、図3(a)のようなオフセット電圧を持つた信号
が図3(c)のように、オフセット電圧のない信号とな
る。
2、103の出力信号は、基準電圧に対して上下対称と
なり、図3(a)のようなオフセット電圧を持つた信号
が図3(c)のように、オフセット電圧のない信号とな
る。
【0044】以上第1のオフセット調整装置121につ
いて説明したが、第2のオフセット調整装置122も、
第1のオフセット調整装置121と同様の構成を有し、
同様に第2エンコーダ出力のオフセット電圧を補正でき
る(エンコーダの出力が3相以上の場合にも、各相に対
して同様にオフセット電圧を補正することができる)。
いて説明したが、第2のオフセット調整装置122も、
第1のオフセット調整装置121と同様の構成を有し、
同様に第2エンコーダ出力のオフセット電圧を補正でき
る(エンコーダの出力が3相以上の場合にも、各相に対
して同様にオフセット電圧を補正することができる)。
【0045】従って、オフセットの補正された正確なエ
ンコーダ出力から、さらに内挿処理回路123によりエ
ンコーダ出力の1周期よりも細かい精細なかつ正確な位
置信号を得ることができる。
ンコーダ出力から、さらに内挿処理回路123によりエ
ンコーダ出力の1周期よりも細かい精細なかつ正確な位
置信号を得ることができる。
【0046】なお、この場合、それぞれのオフセット調
整装置は、それぞれ並行して独立に作動する必要がある
が、マイクロコンピュータについては、1個のCPUに
より時分割で処理するか、あるいは、マルチプロセッサ
によりそれぞれ同時処理するか、いずれの構成でもよ
い。
整装置は、それぞれ並行して独立に作動する必要がある
が、マイクロコンピュータについては、1個のCPUに
より時分割で処理するか、あるいは、マルチプロセッサ
によりそれぞれ同時処理するか、いずれの構成でもよ
い。
【0047】なお、図2のICR201によるエッジの
入力がある場合には、物体の移動速度が一定となるよう
に、制御を行いながら、以上の処理を行った方が、より
高度にオフセット調整ができるので、望ましい。
入力がある場合には、物体の移動速度が一定となるよう
に、制御を行いながら、以上の処理を行った方が、より
高度にオフセット調整ができるので、望ましい。
【0048】なお本発明は、上記実施形態に示すものに
限られず、例えば上記図2、図4では、ICRより方形
波のエッジの到来時刻を検出してデューティの算出を行
つたが、方形波のデューティを直接に電圧に変換して、
50%からの誤差を検出して、前述と同様のオフセット
調整を行うことができる。
限られず、例えば上記図2、図4では、ICRより方形
波のエッジの到来時刻を検出してデューティの算出を行
つたが、方形波のデューティを直接に電圧に変換して、
50%からの誤差を検出して、前述と同様のオフセット
調整を行うことができる。
【0049】以上のように、本発明により、自動的かつ
高速にエンコーダ出力信号のオフセット調整ができ、オ
フセット電圧の影響による位置検出誤差を小さく抑える
ことができる。なお、以上の説明では、2相出力のエン
コーダを用いた場合のオフセット補正について説明した
が、3相以上のエンコーダを用いた場合にも、本発明に
よりオフセット補正を行うことができる。
高速にエンコーダ出力信号のオフセット調整ができ、オ
フセット電圧の影響による位置検出誤差を小さく抑える
ことができる。なお、以上の説明では、2相出力のエン
コーダを用いた場合のオフセット補正について説明した
が、3相以上のエンコーダを用いた場合にも、本発明に
よりオフセット補正を行うことができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、上記構成により、エン
コーダ出力信号のオフセット電圧を自動的かつ高速に除
去することができ、オフセット電圧より生じる内挿処理
部回路の位置検出誤差を十分小さく抑えることができ、
したがってモータの回転位置その他の位置検出を高い精
度で正確に行うことができる。
コーダ出力信号のオフセット電圧を自動的かつ高速に除
去することができ、オフセット電圧より生じる内挿処理
部回路の位置検出誤差を十分小さく抑えることができ、
したがってモータの回転位置その他の位置検出を高い精
度で正確に行うことができる。
【図1】本発明の実施形態における内挿処理回路のブロ
ック図。
ック図。
【図2】そのオフセット調整手段の具体的構成例図。
【図3】オフセット電圧とデューティとの関係を示す動
作説明用図。
作説明用図。
【図4】オフセット調整処理のフローチャートの1例
図。
図。
【図5】従来の内挿処理部回路のブロック図。
【図6】本発明及び従来装置における位相情報の取り出
し方法の説明図。
し方法の説明図。
【図7】エンコーダによるオフセットがある場合の従来
装置の動作説明図。
装置の動作説明図。
101 エンコーダ 102、103 増幅器 104、105 アナログ乗算器 106 加算器 107 フィルタ 108 波形整形器 109 位相比較器 110 キャリア発生器 110A、111、112 波形整形手段 113、114 オフセット調整手段 121、122 オフセット調整装置 123 内挿処理部回路 201 ICR(インプツト・キャプチャー・レジス
タ) 202 マイクロコンピュータ 203 D/Aコンバータ
タ) 202 マイクロコンピュータ 203 D/Aコンバータ
Claims (4)
- 【請求項1】 物体の相対位置に応じて互いに位相の異
なる複数相の正弦波状の信号を出力するエンコーダを備
え、エンコーダの出力信号よりその1周期以下の位置を
検出する内挿処理回路において、前記エンコーダ出力信
号を方形波に変換する波形整形手段と、この波形整形手
段の出力信号の1周期のデューティが50%を中心とす
る所定範囲内になるように前記出力信号のオフセット電
圧を補正するオフセット電圧補正手段とを備えることを
特徴とする内挿処理回路のオフセット補正装置。 - 【請求項2】 波形整形手段及び前記オフセット電圧補
正手段が、各相のエンコーダ出力に対して、それぞれ設
けられていることを特徴とする請求項1記載の内挿処理
回路のオフセット補正装置。 - 【請求項3】 1周期のデューティが45〜55%の範
囲である請求項1または2記載の内挿処理回路のオフセ
ット補正装置。 - 【請求項4】 前記オフセット電圧補正手段が、波形整
形手段の方形波出力のデューティ値を計測し、50%か
らのこのデューティ値の誤差に応じて、内挿処理回路の
入力部に補正電圧を付加するよう構成されていることを
特徴とする請求項1、2または3記載の内挿処理回路の
オフセット補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30729495A JPH09145406A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 内挿処理回路のオフセット補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30729495A JPH09145406A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 内挿処理回路のオフセット補正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09145406A true JPH09145406A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17967410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30729495A Pending JPH09145406A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 内挿処理回路のオフセット補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09145406A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007263858A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Tokiko Techno Kk | 流量計測装置 |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP30729495A patent/JPH09145406A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007263858A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Tokiko Techno Kk | 流量計測装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |