JPH09144904A - 高圧流体弁装置 - Google Patents
高圧流体弁装置Info
- Publication number
- JPH09144904A JPH09144904A JP8265172A JP26517296A JPH09144904A JP H09144904 A JPH09144904 A JP H09144904A JP 8265172 A JP8265172 A JP 8265172A JP 26517296 A JP26517296 A JP 26517296A JP H09144904 A JPH09144904 A JP H09144904A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve block
- container
- fluid
- block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/07—Construction of housing; Use of materials therefor of cutting-off parts of tanks, e.g. tank-cars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Valve Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 着座する流体弁の着座を破る機械的力に抵抗
して高圧流体に対してシールを与える高圧流体弁装置を
提供する。 【解決手段】 流体弁装置は、高圧流体の圧力に応答し
てロック部材を弁軸に対して楔を打込むように移動させ
てロック部材を弁軸に締付け係合させて弁を閉鎖(着
座)位置に保持する弁ブロックを有する。
して高圧流体に対してシールを与える高圧流体弁装置を
提供する。 【解決手段】 流体弁装置は、高圧流体の圧力に応答し
てロック部材を弁軸に対して楔を打込むように移動させ
てロック部材を弁軸に締付け係合させて弁を閉鎖(着
座)位置に保持する弁ブロックを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体弁装置に関
し、特に、閉鎖位置に座する弁を押し開く傾向がある衝
撃荷重に抵抗して弁を弁座位置(閉鎖位置)に保持する
弁装置に関する。
し、特に、閉鎖位置に座する弁を押し開く傾向がある衝
撃荷重に抵抗して弁を弁座位置(閉鎖位置)に保持する
弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧流体環境下において高圧弁をシール
状態に維持することが困難であることがままある。特
に、弁のような流体装置構成要素が流体弁を弁座から押
しのけるのに十分な大きさの振動あるいは衝撃荷重を受
ける場合にそういった維持は困難であり、望まない流体
の流れが生じる結果となる。流体に高圧(これはしばし
ば高温を伴う)が生じた場合、損傷を与えることがあ
る。
状態に維持することが困難であることがままある。特
に、弁のような流体装置構成要素が流体弁を弁座から押
しのけるのに十分な大きさの振動あるいは衝撃荷重を受
ける場合にそういった維持は困難であり、望まない流体
の流れが生じる結果となる。流体に高圧(これはしばし
ば高温を伴う)が生じた場合、損傷を与えることがあ
る。
【0003】
【発明の概要】従って、本発明の目的は、高流体圧に耐
える流体シールを与える弁装置を提供することにある。
える流体シールを与える弁装置を提供することにある。
【0004】本発明の別の目的は、極端な振動及び衝撃
荷重が存在しても弁の閉じた位置を保持する弁装置を提
供することにある。
荷重が存在しても弁の閉じた位置を保持する弁装置を提
供することにある。
【0005】本発明の更に別の目的は、弁をシールする
ような高圧流体によって弁を効果的に閉鎖位置にロック
して、不意に弁が開かれることを確実に防止する弁装置
を提供することにある。
ような高圧流体によって弁を効果的に閉鎖位置にロック
して、不意に弁が開かれることを確実に防止する弁装置
を提供することにある。
【0006】本発明の別の特徴及び利点は、以下の説明
に記載されており、また、部分的に以下の説明より明ら
かであり、あるいは、本発明を実施することにより理解
されるであろう。本発明の上記目的及びその他の特徴は
記載された説明及び請求項、並びに添付図面において特
に説明した装置によって理解される。
に記載されており、また、部分的に以下の説明より明ら
かであり、あるいは、本発明を実施することにより理解
されるであろう。本発明の上記目的及びその他の特徴は
記載された説明及び請求項、並びに添付図面において特
に説明した装置によって理解される。
【0007】これらの目的及びその他の目的を達成する
ため、実施態様として示され広く説明される本発明の目
的に従い、本発明の弁装置は、容器の壁に設けた貫通孔
に摺動して受けられる弁ブロックであって、容器の内部
の方を向き弁座において終端する貫通内腔と、弁座の周
囲を囲む面とを備える弁ブロックと;ヘッドと、前記弁
座貫通内腔を貫いて延伸する弁軸とを備える弁と;該弁
に作用して前記弁ヘッドを閉鎖位置に付勢して弁座に着
座させる閉鎖用ばねと;前記容器壁に取り付けられるロ
ック用スリーブであって、前記弁軸を囲むように前記弁
ブロック貫通孔に受けられるロック用スリーブと;前記
ロック用スリーブを前記容器壁に固定して取り付けるブ
ラケットと;前記弁ブロックと前記ロック用スリーブと
の間に設けたロック要素であって、前記容器内の高圧流
体によって生じて前記弁ブロック面に作用する力に応答
して動く前記弁ブロックによって押圧されて前記弁軸内
へ締付け係合されるロック要素とを含んでなる。
ため、実施態様として示され広く説明される本発明の目
的に従い、本発明の弁装置は、容器の壁に設けた貫通孔
に摺動して受けられる弁ブロックであって、容器の内部
の方を向き弁座において終端する貫通内腔と、弁座の周
囲を囲む面とを備える弁ブロックと;ヘッドと、前記弁
座貫通内腔を貫いて延伸する弁軸とを備える弁と;該弁
に作用して前記弁ヘッドを閉鎖位置に付勢して弁座に着
座させる閉鎖用ばねと;前記容器壁に取り付けられるロ
ック用スリーブであって、前記弁軸を囲むように前記弁
ブロック貫通孔に受けられるロック用スリーブと;前記
ロック用スリーブを前記容器壁に固定して取り付けるブ
ラケットと;前記弁ブロックと前記ロック用スリーブと
の間に設けたロック要素であって、前記容器内の高圧流
体によって生じて前記弁ブロック面に作用する力に応答
して動く前記弁ブロックによって押圧されて前記弁軸内
へ締付け係合されるロック要素とを含んでなる。
【0008】上記概要及び以下の詳細な説明は例示、説
明的なものであり、請求項に記載する発明に対する説明
を与えるものであることを理解されたい。
明的なものであり、請求項に記載する発明に対する説明
を与えるものであることを理解されたい。
【0009】
【発明の実施の形態】本明細書に添付されその一部を形
成する図(図1のみ)は、本発明の実施態様を図示する
ものであり、明細書中の説明とともに本発明の目的、特
徴及び原理をを説明する役目を果たす。
成する図(図1のみ)は、本発明の実施態様を図示する
ものであり、明細書中の説明とともに本発明の目的、特
徴及び原理をを説明する役目を果たす。
【0010】本発明の実施形態の弁装置10は、高圧の
流体(ガス若しくは液体、又はそれらの混合物)、典型
的に高温の流体を収容する容器14の壁13に穿設され
た開口12内に取り付けられている。弁装置は、前記壁
開口に密着して摺動自在に受けられる円柱形状の弁ブロ
ック16を含む。弁ブロック16の周囲に設けた複数の
環状溝19に納められたシールリング18は、弁ブロッ
クと開口との間から流体が漏出することを防止する。弁
ブロックは貫通内腔20を有し、この貫通口はカウンタ
サンク型ボルト形状であり、環状の肩21を形成してい
る。この結果生じる貫通内腔20の小径部分20aは、
容器14の内部の方を向いた円錐状の開口12を形成す
るスカート状部分に終端している。
流体(ガス若しくは液体、又はそれらの混合物)、典型
的に高温の流体を収容する容器14の壁13に穿設され
た開口12内に取り付けられている。弁装置は、前記壁
開口に密着して摺動自在に受けられる円柱形状の弁ブロ
ック16を含む。弁ブロック16の周囲に設けた複数の
環状溝19に納められたシールリング18は、弁ブロッ
クと開口との間から流体が漏出することを防止する。弁
ブロックは貫通内腔20を有し、この貫通口はカウンタ
サンク型ボルト形状であり、環状の肩21を形成してい
る。この結果生じる貫通内腔20の小径部分20aは、
容器14の内部の方を向いた円錐状の開口12を形成す
るスカート状部分に終端している。
【0011】ロック用スリーブ24は、弁ブロック16
の内腔20に摺動自在に受けられる大きさに設けられて
おり、内腔肩21との間に隙間を有しかつ内腔肩に対面
する環状キャビティ26に終端する自由端を有する。ロ
ック用スリーブと弁ブロックとの間は、弁ブロック内腔
20に穿設した環状溝27に設けたO(オー)リング2
5によって流体の漏出が防止される。このキャビティ内
に設けたロック部材28は、好ましくは、金属性の割リ
ングとし、この割リングはロック用スリーブの内径にほ
ぼ近い直径を有する円筒内面と、キャビティ26の傾斜
側壁に一致するテーパー付き外面とを有する。本発明の
これらの構造の意義は、以下の弁の作動に関する説明か
ら明白になる。
の内腔20に摺動自在に受けられる大きさに設けられて
おり、内腔肩21との間に隙間を有しかつ内腔肩に対面
する環状キャビティ26に終端する自由端を有する。ロ
ック用スリーブと弁ブロックとの間は、弁ブロック内腔
20に穿設した環状溝27に設けたO(オー)リング2
5によって流体の漏出が防止される。このキャビティ内
に設けたロック部材28は、好ましくは、金属性の割リ
ングとし、この割リングはロック用スリーブの内径にほ
ぼ近い直径を有する円筒内面と、キャビティ26の傾斜
側壁に一致するテーパー付き外面とを有する。本発明の
これらの構造の意義は、以下の弁の作動に関する説明か
ら明白になる。
【0012】弁ブロック16の円筒形延伸部32−これ
も、また、容器壁開口12に摺動自在に受けられる−
は、ねじ33によって弁ブロックに係合している。ロッ
ク用スリーブ24と弁ブロック延伸部32のそれぞれ半
径方向に延伸するフランジ34、35はロック用スリー
ブ24と弁ブロック延伸部32をかみ合わせるように保
持する。ロック用スリーブ24の外側円筒部36はねじ
係合によって取付けブラケット40に固定されており、
このブラケットは複数のボルト42(1つが図示されて
いる)によって容器壁13に取り付けられている。弁ブ
ロック延伸部32のフランジ35の下部を切り欠いて環
状の切欠き43を形成し、この切欠き43内に1つのば
ね44を設けている。ばね44はブラケット40に支え
られ弁ブロック16と延伸部32をフランジ35と固定
されたロック用スリーブ24のフランジ35との係合に
より生じる内側リミット位置へ付勢する。ばね44は、
好ましくは、傾斜したスプリングワッシャとし、空間を
保持する。切欠き43は、ブラケット40を貫通する流
路45に連通し、この切欠き空間内に発生する流体の正
圧及び負圧によって弁ブロックの移動が妨げられること
のないようにする。
も、また、容器壁開口12に摺動自在に受けられる−
は、ねじ33によって弁ブロックに係合している。ロッ
ク用スリーブ24と弁ブロック延伸部32のそれぞれ半
径方向に延伸するフランジ34、35はロック用スリー
ブ24と弁ブロック延伸部32をかみ合わせるように保
持する。ロック用スリーブ24の外側円筒部36はねじ
係合によって取付けブラケット40に固定されており、
このブラケットは複数のボルト42(1つが図示されて
いる)によって容器壁13に取り付けられている。弁ブ
ロック延伸部32のフランジ35の下部を切り欠いて環
状の切欠き43を形成し、この切欠き43内に1つのば
ね44を設けている。ばね44はブラケット40に支え
られ弁ブロック16と延伸部32をフランジ35と固定
されたロック用スリーブ24のフランジ35との係合に
より生じる内側リミット位置へ付勢する。ばね44は、
好ましくは、傾斜したスプリングワッシャとし、空間を
保持する。切欠き43は、ブラケット40を貫通する流
路45に連通し、この切欠き空間内に発生する流体の正
圧及び負圧によって弁ブロックの移動が妨げられること
のないようにする。
【0013】弁50は、円錐形弁座22と一致する円錐
形の肩面53を与えるように形成された弁ヘッド52を
有する。弁ヘッド52と一体になった弁軸54は、肩2
1、ロック用スリーブ24及びロック部材28の内側で
ある弁ブロック内腔20の小径部20aに摺動自在に受
けられる。弁軸54の小径延伸部55は外側端部である
ノブ56に終端する。弁軸延伸部の回りを囲む環状のば
ね座57はロック用スリーブの外側円筒部36のカップ
形状の内部に受けられ、一方、ばね保持器58は終端ノ
ブ56の近辺において弁軸延伸部に嵌合されている。圧
縮コイルばね(閉鎖ばね)60をばね座57とばね保持
器58との間に挟んで配設しており、このばねは固定さ
れたロック用スリーブ24と弁50との間で弁ヘッド5
2を付勢して弁座22に着座させて流体を止める。
形の肩面53を与えるように形成された弁ヘッド52を
有する。弁ヘッド52と一体になった弁軸54は、肩2
1、ロック用スリーブ24及びロック部材28の内側で
ある弁ブロック内腔20の小径部20aに摺動自在に受
けられる。弁軸54の小径延伸部55は外側端部である
ノブ56に終端する。弁軸延伸部の回りを囲む環状のば
ね座57はロック用スリーブの外側円筒部36のカップ
形状の内部に受けられ、一方、ばね保持器58は終端ノ
ブ56の近辺において弁軸延伸部に嵌合されている。圧
縮コイルばね(閉鎖ばね)60をばね座57とばね保持
器58との間に挟んで配設しており、このばねは固定さ
れたロック用スリーブ24と弁50との間で弁ヘッド5
2を付勢して弁座22に着座させて流体を止める。
【0014】最後に、カップ形状の閉鎖部材62はブラ
ケット40の内ねじ付きハブ63にねじ係合されてい
る。複数のO−リングシール材64は、ブラケット40
とロック用スリーブ24とのねじ係合部41、及び閉鎖
部材62とブラケットハブ63とのねじ係合部65にお
ける流体の漏出を防止する。
ケット40の内ねじ付きハブ63にねじ係合されてい
る。複数のO−リングシール材64は、ブラケット40
とロック用スリーブ24とのねじ係合部41、及び閉鎖
部材62とブラケットハブ63とのねじ係合部65にお
ける流体の漏出を防止する。
【0015】弁装置10が図に示す閉鎖位置にあると
き、ばね(解除ばね)44は、弁閉鎖ばね60の力と反
対方向に弁ブロック16を解放位置に保持し、従って、
弁ブロック16の外端面とロック用スリーブフランジ3
4との間の隙間68と、弁ブロック延伸部とブラケット
40との間の隙間70と、内腔肩21とロック用スリー
ブ24の内端との間の隙間72を保持する。容器14内
の流体の圧力が非常に大きい場合、弁ブロック16の露
出された面17と、弁ヘッド52の露出された面59と
に作用する力の合力は、弁50と、弁ブロック16及び
その延伸部32を一体的にその力の方向に閉止位置まで
移動させる。隙間68、70、72は、ばね44が圧縮
されるにつれ小さくなり、この過程で肩21はロック部
材28をキャビティ26内へ押しやる。
き、ばね(解除ばね)44は、弁閉鎖ばね60の力と反
対方向に弁ブロック16を解放位置に保持し、従って、
弁ブロック16の外端面とロック用スリーブフランジ3
4との間の隙間68と、弁ブロック延伸部とブラケット
40との間の隙間70と、内腔肩21とロック用スリー
ブ24の内端との間の隙間72を保持する。容器14内
の流体の圧力が非常に大きい場合、弁ブロック16の露
出された面17と、弁ヘッド52の露出された面59と
に作用する力の合力は、弁50と、弁ブロック16及び
その延伸部32を一体的にその力の方向に閉止位置まで
移動させる。隙間68、70、72は、ばね44が圧縮
されるにつれ小さくなり、この過程で肩21はロック部
材28をキャビティ26内へ押しやる。
【0016】ロック用割リング28のテーパー付き外面
がキャビティ26の傾斜側壁上を摺動するこの楔作用に
より、ロック用割リング28を半径方向に押圧して閉じ
るのみならず、ロック用割リングを半径方向に弁軸54
に押し付けて締付け係合する。この締付け係合により、
弁50はその閉止位置に効果的にロックされ、従って、
液体推進ガン等により外部から生じる衝撃及び振動荷重
によって弁の着座が解かれることはない。弁軸54に対
する割リング28の締付け係合の強さは容器内の流体圧
の大きさに直接的に関係し、従って、容器内流体の圧力
が増大するにつれロック効果は大きくなることが理解さ
れる。弁の円錐肩面53と弁座22の円錐面との係合は
一次的な流体シールを成し、ロック用割リング28の弁
軸54に対する締付け係合は効果的な二次流体シールを
与えることにも留意されたい。
がキャビティ26の傾斜側壁上を摺動するこの楔作用に
より、ロック用割リング28を半径方向に押圧して閉じ
るのみならず、ロック用割リングを半径方向に弁軸54
に押し付けて締付け係合する。この締付け係合により、
弁50はその閉止位置に効果的にロックされ、従って、
液体推進ガン等により外部から生じる衝撃及び振動荷重
によって弁の着座が解かれることはない。弁軸54に対
する割リング28の締付け係合の強さは容器内の流体圧
の大きさに直接的に関係し、従って、容器内流体の圧力
が増大するにつれロック効果は大きくなることが理解さ
れる。弁の円錐肩面53と弁座22の円錐面との係合は
一次的な流体シールを成し、ロック用割リング28の弁
軸54に対する締付け係合は効果的な二次流体シールを
与えることにも留意されたい。
【0017】容器内の流体圧が解放されると、弁ブロッ
ク16と弁(ピストン)50はばね44の作用により解
放位置に復帰し、隙間68、70、72は大きくなり、
割リング28の弁軸54に対する締付け係合は解かれ
る。
ク16と弁(ピストン)50はばね44の作用により解
放位置に復帰し、隙間68、70、72は大きくなり、
割リング28の弁軸54に対する締付け係合は解かれ
る。
【0018】本弁装置10がポペット弁(キノコ弁)と
して用いられるならば、閉鎖部材62を切削してテーパ
ー付き内腔74を設け、この内腔に加圧流体源(図示省
略)から続く流体ライン(流路)78に終端するねじ付
きフッティング(連結部材)76を設けることとしても
よい。加圧流体が弁装置10に導入されると、その流体
はばね保持器58に形成した流路80を通りロック用ス
リーブ26で囲まれた弁軸の部分に設けられた複数の細
長い溝82を満たす。この加圧流体によって溝82の閉
鎖された内端に生じた力はばね60の弁閉鎖力に勝り、
弁50は十分に持ち上げられ(図において上方に移動さ
れ)、溝82の閉鎖端を弁ブロック内腔20の小径部2
0aを超えた内側にさらす。この容器を満たす圧力が解
放されたとき、ばね60は弁装置を図に示す弁閉止位置
に復帰させる。
して用いられるならば、閉鎖部材62を切削してテーパ
ー付き内腔74を設け、この内腔に加圧流体源(図示省
略)から続く流体ライン(流路)78に終端するねじ付
きフッティング(連結部材)76を設けることとしても
よい。加圧流体が弁装置10に導入されると、その流体
はばね保持器58に形成した流路80を通りロック用ス
リーブ26で囲まれた弁軸の部分に設けられた複数の細
長い溝82を満たす。この加圧流体によって溝82の閉
鎖された内端に生じた力はばね60の弁閉鎖力に勝り、
弁50は十分に持ち上げられ(図において上方に移動さ
れ)、溝82の閉鎖端を弁ブロック内腔20の小径部2
0aを超えた内側にさらす。この容器を満たす圧力が解
放されたとき、ばね60は弁装置を図に示す弁閉止位置
に復帰させる。
【0019】弁装置をその解放位置へ移動させるために
容器を満たす流体の圧力に依存せずに、タペットのよう
な部材により生じる機械的力をこの目的のために用いる
ことができることが理解される。
容器を満たす流体の圧力に依存せずに、タペットのよう
な部材により生じる機械的力をこの目的のために用いる
ことができることが理解される。
【0020】発明の範囲あるいは発明概念から逸脱する
ことなく本発明の弁装置に種々の変形を行なうことが可
能であることは当者にとって明白である。本明細書を考
慮し、また、ここに開示される発明を実施することによ
って当業者であれば本発明の他の実施態様も可能である
ことが明白である。従って、明細書及び実施態様は説明
的なものであり、本発明の実際の範囲及び思想は特許請
求の範囲の請求項によって示される。
ことなく本発明の弁装置に種々の変形を行なうことが可
能であることは当者にとって明白である。本明細書を考
慮し、また、ここに開示される発明を実施することによ
って当業者であれば本発明の他の実施態様も可能である
ことが明白である。従って、明細書及び実施態様は説明
的なものであり、本発明の実際の範囲及び思想は特許請
求の範囲の請求項によって示される。
【図1】本発明の実施の形態の弁装置の断面図。
10 弁装置 12 容器14の壁13の開口 13 容器14の壁 14 容器 16 弁ブロック 20 弁ブロック16の貫通内腔 24 ロック用スリーブ 28 ロック部材(割リング) 32 弁ブロック16の延伸部 35 ロック用スリーブ24のフランジ 40 取付けブラケット 44 ばね 50 弁 54 弁軸 55 弁軸54の小径延伸部 57 ばね座 58 ばね保持器 60 コイルばね
Claims (7)
- 【請求項1】 容器の壁に設けた貫通開口に摺動自在に
設けた弁ブロックであって、前記容器の内部の方を向き
弁座に終端する貫通内腔と、前記前座の周囲を囲む面と
を有する弁ブロックと、 弁ヘッドと、前記弁ブロック貫通内腔を通って延伸する
弁軸とを有する弁と、 前記弁に作用して前記弁ヘッドを閉鎖位置に付勢して前
記弁座に着座させる閉鎖ばねと、 前記弁ブロック貫通内腔に摺動自在に設けたられ前記弁
軸を囲うロック用スリーブと、 前記ロック用スリーブを前記容器壁に固定して取り付け
るブラケットと、 前記弁ブロックと前記ロック用スリーブとの間に配設さ
れ、前記容器内の高圧流体の圧力が前記弁ブロック面に
作用することによって生じる前記弁ブロックの移動によ
って押圧されて前記弁軸に締付け係合されるロック部材
とを、含んでなる弁装置。 - 【請求項2】 請求項1の装置であって、前記容器内の
流体の圧力が解除されたときに、前記ロック部材の前記
弁軸に対する締付け係合を解除する解除ばねをさらに含
んでなる装置。 - 【請求項3】 請求項2の装置であって、前記弁ブロッ
ク面は前記容器内の高圧流体の圧力にさらされており、
前記弁及び弁ブロックは前記圧力に応じて一体に移動し
て前記弁ヘッドの前記弁座に対する着座を保持する装
置。 - 【請求項4】 請求項3の装置であって、前記ロック部
材を前記弁軸を囲むリング形状とした装置。 - 【請求項5】 請求項4の装置であって、前記ロック用
スリーブは、傾斜側壁を備える環状キャビティを有する
自由端を含み、前記ロック部材は前記キャビティ内に配
設され前記弁移動に応じて半径方向に押圧されて前記弁
軸に対して締付け係合される装置。 - 【請求項6】 請求項5の装置であって、前記ロック部
材は金属性の割リングであり、該割リングに前記キャビ
ティ傾斜側壁に当接するテーパー付き外面を設けた装
置。 - 【請求項7】 請求項5の装置であって、前記キャビテ
ィに面し、かつ、前記ロック部材に係合して前記ロック
部材に半径方向の押圧力を与える肩を前記弁ブロック貫
通内腔に形成した装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/556,674 US5647573A (en) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | High pressure fluid valve assembly |
US08/556,674 | 1995-11-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09144904A true JPH09144904A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=24222358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8265172A Ceased JPH09144904A (ja) | 1995-11-13 | 1996-09-13 | 高圧流体弁装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5647573A (ja) |
EP (1) | EP0778433A1 (ja) |
JP (1) | JPH09144904A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008240985A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Honda Motor Co Ltd | 4ポート方向切換弁 |
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