JPH09144546A - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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Publication number
JPH09144546A
JPH09144546A JP7325044A JP32504495A JPH09144546A JP H09144546 A JPH09144546 A JP H09144546A JP 7325044 A JP7325044 A JP 7325044A JP 32504495 A JP32504495 A JP 32504495A JP H09144546 A JPH09144546 A JP H09144546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
engine
intake manifold
manifold
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7325044A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Okazaki
徹矢 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP7325044A priority Critical patent/JPH09144546A/ja
Publication of JPH09144546A publication Critical patent/JPH09144546A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】幅広い回転レンジにおいて高い体積効率が得ら
れるエンジンの吸気装置を提供することを目的とする。 【解決手段】吸気マニホールド12内に内部空間を区画
する複数の仕切り壁16〜18を設けるとともに、これ
らの仕切り壁16〜18にそれぞれ連通用開口21〜2
3を形成し、しかもこれらの連通用開口21〜23を開
閉するようにバタフライバルブ26〜28を取付けるよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの吸気装置
に係り、とくに吸気管および吸気マニホールドを通して
シリンダ内に吸気を導入するようにしたエンジンの吸気
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関から成るエンジンの吸気行程に
おいて、ピストンを下死点側へ移動させてシリンダ内の
負圧を利用して吸入作用を行なわせると、吸気管の吸気
バルブ端に負圧が発生する。この負圧によって負圧波が
発生し、この負圧波が吸気管内を伝播するとともに、吸
気管の開放端において反射されて正圧波となってシリン
ダ内に戻ってくる。このような正圧波が吸気弁が閉じる
直前にシリンダ内に到達するように吸気管の長さを調節
すると、吸気の体積効率を増すことができる。
【0003】ところがエンジンの回転数が変化すると1
回転の周期が変化することになり、吸気弁の閉弁時期も
変化する。従って特定の回転数で体積効率を改善して
も、回転数がずれると上記のような作用が期待できなく
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで例えば図11に
示すように、シリンダヘッド1に吸気マニホールド2を
介して吸気管3を接続するとともに、吸気マニホールド
2から吸気管3にかけて仕切り壁4を形成するように
し、しかもこの仕切り壁4に開口5を形成し、この開口
5をバタフライバルブ6で開閉するようにしたエンジン
が提案されている。
【0005】このようなエンジンによれば、バタフライ
バルブ6の開閉に応じて、吸気管3の等価管長が変化す
ることになる。従って図12に示すように、エンジンの
回転数に応じてバタフライバルブ6が開口5の開閉の切
換えを行なうことにより、エンジンの回転数のより広い
範囲で吸気の体積効率を向上させることが可能になる。
【0006】ところが従来のこのような仕切り壁4の開
口5をバタフライバルブ6によって開閉する方式では、
十分に広い回転レンジで体積効率を高めることができな
かった。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、より広い回転範囲において吸気の体積
効率を改善するようにしたエンジンの吸気装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸気管および
吸気マニホールドを通してシリンダ内に吸気を導入する
ようにしたエンジンの吸気装置において、前記吸気マニ
ホールドの内部に仕切りを設けるとともに、該仕切りに
連通用開口を形成し、前記開口を弁によって開閉するこ
とによって前記吸気マニホールド内の容積を可変にした
ことを特徴とするエンジンの吸気装置に関するものであ
る。
【0009】従ってこのようなエンジンの吸気装置によ
れば、開口を弁によって開閉することによってマニホー
ルド内の容積が変更されることになり、このような容積
をエンジンの回転数に応じて吸気系の等価管長が高い体
積効率が得られるように変更することによって、広い回
転レンジにおいて吸気の体積効率を高めることが可能に
なり、これによって広い回転レンジでエンジンの出力の
改善が図られる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明の一実施の形
態に係るエンジンの吸気装置を示すものであって、図2
および図3に示すようにシリンダブロックの上部に取付
けられているシリンダヘッド10によってシリンダブロ
ックに形成されているシリンダ11の上部開口が閉塞さ
れるようになっている。そしてシリンダヘッド10には
吸気ポートが形成されるとともに、この吸気ポートへ順
次吸気を供給するためにシリンダヘッド10の側部には
吸気マニホールド12が取付けられるようになってい
る。そして吸気マニホールド12にはさらに吸気管13
が接続されるようになっており、エアクリーナを通して
外部から吸気を導入するようにしている。
【0011】このようなエンジンの吸気系において、吸
気マニホールド12にはとくに図2に示すように、その
内部に互いに平行な3枚の仕切り壁16、17、18が
形成されている。これらの仕切り壁16、17、18は
エンジンの吸気管との連通部の両側にそれぞれ形成され
るようになっており、しかも仕切り壁16〜18にはそ
れぞれ連通用開口21、22、23が形成されるように
なっている。連通用開口21、22、23はバタフライ
バルブ26、27、28によってそれぞれ開閉されるよ
うになっている。
【0012】上記バタフライバルブ26、27、28の
回転軸29は図3に示すように、上記吸気マニホールド
12の上部に突出するとともに、これらの回転軸29の
先端部にはそれぞれ小さなレバー30が取付けられるよ
うになっている。そして両側のレバー30の先端部はそ
れぞれアクチュエータ31の出力端を構成するロッド3
4と連結されるようになっており、これらのアクチュエ
ータ31によってバタフライバルブ26、27、28の
開閉の制御が行なわれるようになっている。
【0013】図1〜図3に示す吸気マニホールド12を
備えるエンジンの吸気装置を等価的に示すと図4のよう
になる。ここでこの吸気装置の吸気系の等価管長をLe
とし、吸気管13の長さをLとし、シリンダ11の容積
と吸気マニホールド12の容積の和をVとし、吸気管1
3の断面積をFとすると、この吸気装置の吸気系の等価
管長が次式で表わされる。
【0014】
【数1】 このように吸気マニホールド12に仕切り壁16〜18
を設けるとともに、その連通用開口21をバタフライバ
ルブ26〜28によって開閉制御するようにしている。
そして上記の式で等価管長が表わされるために、バタフ
ライバルブ26〜28の開閉によって、吸気マニホール
ド12の容積を変化させることにより、等価管長を変化
させ、これによって幅の広い回転レンジで吸気の高い充
填効率が得られることになる。
【0015】図5はこのような吸気の体積効率をグラフ
で示したものであって、このグラフにおいてAの領域は
バタフライバルブ26〜28を総て開放した状態であ
る。次にBの領域は、バタフライバルブ26、27を開
くとともに、バタフライバルブ28を閉じるようにした
ものである。Cで示す領域は、バタフライバルブ26の
みを開き、バタフライバルブ27、28を閉じるように
している。またDで示す領域は、総てのバタフライバル
ブ26〜28を閉じるようにしている。
【0016】上述の如く吸気系の等価管長は吸気マニホ
ールド12の容積が増えれば長くなり、減れば短くな
る。従ってバタフライバルブ26〜28の開閉を制御
し、吸気マニホールド12の容積を変えることによっ
て、エンジンの広い回転範囲において体積効率を高める
ことが可能になる。
【0017】図6は別の実施の形態を示すものであっ
て、この実施の形態は、仕切り壁16、17、18の吸
気管13との連通部分の延長上の仕切り壁に連通用開口
21、22、23をそれぞれ形成するとともに、これら
の開口21、22、23を開閉するようにバタフライバ
ルブ26、27、28を設けるようにしている。
【0018】このような実施の形態においても、連通用
開口21〜23をそれぞれバタフライバルブ26〜28
によって開閉制御することにより、吸気マニホールド1
2の容積を変化させることが可能になる。従ってこのよ
うな実施の形態においても、エンジンの回転数に応じて
バタフライバルブ26〜28の開閉を制御することによ
り、高い体積効率をエンジンの広い回転範囲にわたって
達成することが可能になる。
【0019】図7〜図9はさらに別の実施の形態を示し
ている。この実施の形態においては、吸気マニホールド
12のシリンダヘッド10との接続部分にそれぞれ各シ
リンダ11毎に接続管35を設けるようにしたものであ
る。すなわち等価的に示すと図9に示すな吸気系になる
ようにしたものである。
【0020】しかもこのような吸気系において、吸気マ
ニホールド12内に仕切り壁16〜18を形成するとと
もに、これらの仕切り壁16〜18の連通用開口21〜
23をそれぞれバタフライバルブ26〜28によって開
閉するようにしている。従ってエンジンの回転数に応じ
てバタフライバルブ26〜28の開閉を切換えることに
より、エンジンの回転数に応じた最適な吸気系等価管長
となるように調整することが可能になり、これによって
エンジンの広い回転レンジで高い体積効率を得ることが
可能になる。
【0021】図10はさらに別の形態を示している。こ
の別の形態は、吸気マニホールド12とシリンダヘッド
10との間に接続管35を接続するとともに、吸気マニ
ホールド12内に仕切り壁16〜18を設け、しかもこ
のような仕切り壁16〜18の吸気管13と連続する壁
面の部分にそれぞれ連通用開口21〜23を形成するよ
うにしている。そしてこのような連通用開口21〜23
をバタフライバルブ26〜28によって開閉制御するよ
うにしている。このような実施の形態によっても、上記
バタフライバルブ26〜28の開閉を切換えるとによ
り、吸気マニホールド12の容積が変化し、等価管長が
変り、これによって広い回転レンジにおいて吸気の高い
体積効率が達成される。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、吸気マニホール
ドの内部に仕切りを設けるとともに、該仕切りに連通用
開口を形成し、この開口を弁によって開閉することによ
って吸気マニホールド内の容積を可変にしたものであ
る。
【0023】従ってこのような構成によれば、エンジン
の回転数に応じて吸気マニホールド内の容積を調整し、
吸気系の等価管長をエンジンの回転数に応じて吸気の高
い体積効率を得るような長さに設定することが可能にな
り、これによって幅広い回転レンジで高い体積効率を生
ずるエンジンの吸気装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吸気装置の要部の分解斜視図である。
【図2】同要部横断面図である。
【図3】吸気装置を示す平面図である。
【図4】エンジンの吸気装置を等価的に示した平面図で
ある。
【図5】エンジンの回転数に対する体積効率の変化を示
すグラフである。
【図6】別の実施の形態のエンジンの吸気装置を示す要
部横断面図である。
【図7】さらに別の実施の形態の吸気装置の要部の分解
斜視図である。
【図8】同要部横断面図である。
【図9】同吸気装置を等価的に示した平面図である。
【図10】さらに別の実施の形態のエンジンの吸気装置
を示す要部横断面図である。
【図11】従来のエンジンの吸気装置を示す要部横断面
図である。
【図12】従来のエンジンの吸気装置による体積効率の
変化を示すグラフである。
【符号の説明】 10 シリンダヘッド 11 シリンダ 12 吸気マニホールド 13 吸気管 16〜18 仕切り壁 21〜23 連通用開口 26〜28 バタフライバルブ 29 回転軸 30 レバー 31〜33 アクチュエータ 34 ロッド 35 接続管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気管および吸気マニホールドを通してシ
    リンダ内に吸気を導入するようにしたエンジンの吸気装
    置において、 前記吸気マニホールドの内部に仕切りを設けるととも
    に、該仕切りに連通用開口を形成し、 前記開口を弁によって開閉することによって前記吸気マ
    ニホールド内の容積を可変にしたことを特徴とするエン
    ジンの吸気装置。
JP7325044A 1995-11-20 1995-11-20 エンジンの吸気装置 Pending JPH09144546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7325044A JPH09144546A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 エンジンの吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7325044A JPH09144546A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 エンジンの吸気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09144546A true JPH09144546A (ja) 1997-06-03

Family

ID=18172532

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7325044A Pending JPH09144546A (ja) 1995-11-20 1995-11-20 エンジンの吸気装置

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JP (1) JPH09144546A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8678374B2 (en) 2011-07-29 2014-03-25 Fuji Xerox Co., Ltd. Medium feeding device and image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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