JPH09144465A - オーガヘッド - Google Patents

オーガヘッド

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Publication number
JPH09144465A
JPH09144465A JP32375495A JP32375495A JPH09144465A JP H09144465 A JPH09144465 A JP H09144465A JP 32375495 A JP32375495 A JP 32375495A JP 32375495 A JP32375495 A JP 32375495A JP H09144465 A JPH09144465 A JP H09144465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
excavated soil
end side
opening
auger
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32375495A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayoshi Sugawara
忠義 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIOKA KENSETSU KK
Original Assignee
ISHIOKA KENSETSU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ISHIOKA KENSETSU KK filed Critical ISHIOKA KENSETSU KK
Priority to JP32375495A priority Critical patent/JPH09144465A/ja
Publication of JPH09144465A publication Critical patent/JPH09144465A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーガがどの掘削深度にあるときにも、常
に、掘削直後の最新の掘削土を捕捉することが可能で、
掘削孔内に地下水や掘削液や孔壁安定液が存在する場合
でも、最終掘削土の採取が可能になるオーガヘッドを提
供する。 【解決手段】 縦軸1の周囲にスクリュウ2を付設し、
スクリュウ2の先端にビット3を設けてあるオーガヘッ
ドAにおける前記スクリュー2の先端近くの傾斜上面S
に、傾斜方向両端が開口し且つ傾斜下端側の開口aより
も傾斜上端側の開口bを大きくした上拡がりテーパー状
の容器本体4と、当該容器本体4の傾斜下端側の開口a
に設けた逆止弁5とから成る掘削土採取装置Bを付設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤の掘削に用い
るオーガヘッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、杭工事に先立って、地盤の土質
柱状図を作製する場合、ボーリングにより掘削土を採取
しているが、ボーリングを行った場所の近くの地盤をオ
ーガで実際に掘削した際、その掘削位置の土質が、ボー
リングによるサンプリング結果と一致しているか否かを
確認する必要が生じることがある。殊に、オーガによる
最終掘削土が、予め、想定した土質であるか否かを確認
することは、杭の先端支持力を確認する上で、非常に大
切である。
【0003】最終掘削土の採取は、地盤によっては、掘
削完了後、オーガを引き抜き回収して、オーガヘッドの
スクリュウに付着した掘削土を採取するといった方法に
よって行うことができるが、このような方法では、スク
リュウに付着した掘削土が最終掘削土であるか否かの保
証がない。また、掘削孔内に地下水や掘削液(ビットを
冷却し、掘削を円滑に行わせるための水)や孔壁安定液
が存在する場合には、オーガを引き抜き回収する際、オ
ーガヘッドのスクリュウに付着した掘削土が滑り落ちた
り、洗い流されたりしてしまい、採取が不可能になるこ
とが多い。従って、このような場合には、オーガを引き
抜き回収した後、専用の採取装置を掘削孔に降ろして、
最終掘削土の採取を行うことが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
留意してなされたものであって、その目的とするところ
は、オーガがどの掘削深度にあるときにも、常に、掘削
直後の最新の掘削土を捕捉することが可能で、掘削孔内
に地下水や掘削液や孔壁安定液が存在する場合でも、最
終掘削土の採取が可能になるオーガヘッドを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、オーガヘッドにおけるスクリュウの
先端近くの傾斜上面に掘削土採取装置を付設する。掘削
土採取装置は、傾斜方向両端が開口した容器本体を備
え、オーガヘッドが正回転する掘削進行中は、スクリュ
ウの傾斜上面に沿って移動する掘削土が容器本体の内部
を通過するように構成する。この通過が円滑に行われる
ように、容器本体は、傾斜下端側の開口よりも傾斜上端
側の開口を大きくして、上拡がりテーパー状とする。そ
して、オーガを引き抜き回収する際、容器本体の内部に
ある掘削土が傾斜下端側の開口から逃げ出さないように
逆止弁を設ける。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、縦軸の周囲に2〜3枚
のスクリュウを付設し、各スクリュウの先端にビットを
設けてあるオーガヘッドにおける少なくとも1枚のスク
リュウの先端近くの傾斜上面に、傾斜方向両端が開口し
且つ傾斜下端側の開口よりも傾斜上端側の開口を大きく
した上拡がりテーパー状の断面角形あるいは断面円形の
容器本体と、当該容器本体の傾斜下端側の開口に設けた
逆止弁とから成る掘削土採取装置を付設した掘削土採取
装置付きオーガヘッドとして実施できる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るオーガヘッドAの一例を示す。1
は中空の縦軸であり、上端側には、接続用の角軸部1a
が形成されている。縦軸1の周囲には、2枚のスクリュ
ウ2,2が付設され、各スクリュウ2,2の先端にビッ
ト3…,3…が設けられている。スクリュウ2,2のう
ち、少なくとも、1枚のスクリュウ2の先端近くの傾斜
上面Sには、掘削土採取装置Bが付設されている。
【0008】前記掘削土採取装置Bは、図2に示すよう
に、傾斜方向両端が開口a,bした断面角形の筒状であ
って、且つ、傾斜下端側の開口aよりも傾斜上端側の開
口bを大きくした上拡がりテーパー状を呈する容器本体
4と、当該容器本体4の傾斜下端側の開口aに設けた逆
止弁5とから構成されている。逆止弁5は、開口aの縁
部内面に当接した閉状態と、容器本体4の内方へ倒れた
開状態とに切り換え自在であり、材料自体の弾性復元力
によって閉状態に付勢されるように、合成樹脂(例え
ば、ポリウレタン)等の弾性材料で作製されており、逆
止弁5の下辺部は、ボルト・ナット等の止め具6により
容器本体4の底面に固定されている。
【0009】尚、スクリュウ2に対する容器本体4の固
定は、溶接、ボルト締め等、種々の手段によって行うこ
とができる。容器本体4の各部位の寸法は、任意に設定
できるが、この実施例では、傾斜下端側の横幅W1 を6
0mm、傾斜上端側の横幅W2を60mm、傾斜下端側の上
下幅H1 を45mm、傾斜上端側の上下幅H2 を80mm、
長さLを150mmに設定してある。
【0010】上記の構成によれば、図3に示すように、
オーガヘッドAをオーガの削孔軸Cの先端に接続し、削
孔軸Cと共にオーガヘッドAを正回転させて、地盤の掘
削を行うと、図4に示すように、オーガヘッドAの正回
転に伴ってスクリュウ2上を移動する掘削土Dは、逆止
弁5を押し開け、容器本体4の内部を通過する。図3に
示すEは先端にビットを有する掘削ケーシングである。
【0011】容器本体4の傾斜下端側の開口aよりも傾
斜上端側の開口bが大きく、容器本体4が上拡がりのテ
ーパー状となっているので、掘削土Dは、容器本体4の
内部に押し固められることなく、円滑に通過する。それ
故、オーガがどの掘削深度にあっても、容器本体4の内
部には、常に、最新の掘削土(掘削直後の掘削土)Dが
位置することになる。
【0012】掘削が完了し、オーガを引き抜き回収する
と、容器本体4内部の掘削土Dの重量や、当該掘削土D
にかかる引き抜き抵抗により、図5に示すように、逆止
弁5が閉状態となる。尚、オーガを逆転させならが引き
抜き回収すると、逆止弁5の閉動がより速やかに行われ
る。
【0013】従って、容器本体4内部の掘削土Dの開口
aからの流出が阻止されることになり、掘削孔内に地下
水や掘削液や孔壁安定液が存在する場合でも、最終掘削
土を確実に採取することができる。
【0014】図示しないが、逆止弁5を鋼板等の硬質板
材と、当該硬質板材を閉状態に付勢するバネとから構成
してもよい。容器本体4の断面は、三角形、多角形、円
形、長円形などであってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によるオ
ーガヘッドを使用すれば、オーガがどの掘削深度にある
ときにも、常に、掘削直後の最新の掘削土を捕捉するこ
とが可能で、掘削孔内に地下水や掘削液や孔壁安定液が
存在する場合でも、最終掘削土の採取が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーガヘッドの斜視図である。
【図2】掘削土採取装置の斜視図である。
【図3】オーガヘッドが正回転する掘削進行中の掘削土
採取装置の状態を示す要部の断面図である。
【図4】オーガヘッドを逆回転させて引き抜き回収する
際の掘削土採取装置の状態を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
A…オーガヘッド、B…掘削土採取装置、a,b…開
口、1…縦軸、2…スクリュウ、3…ビット、4…容器
本体、5…逆止弁。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーガヘッドの斜視図である。
【図2】掘削土採取装置の斜視図である。
【図3】オーガ先端部の断面図である。
【図4】オーガヘッドが正回転する掘削進行中の掘削土
採取装置の状態を示す要部の断面図である。
【図5】オーガヘッドを逆回転させて引き抜き回収する
際の掘削土採取装置の状態を示す要部の断面図である。
【符号の説明】 A…オーガヘッド、B…掘削土採取装置、a,b…開
口、1…縦軸、2…スクリュウ、3…ビット、4…容器
本体、5…逆止弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦軸の周囲にスクリュウを付設し、スク
    リュウの先端にビットを設けてあるオーガヘッドにおけ
    る前記スクリューの先端近くの傾斜上面に、傾斜方向両
    端が開口し且つ傾斜下端側の開口よりも傾斜上端側の開
    口を大きくした上拡がりテーパー状の容器本体と、当該
    容器本体の傾斜下端側の開口に設けた逆止弁とから成る
    掘削土採取装置を付設したことを特徴とするオーガヘッ
    ド。
JP32375495A 1995-11-16 1995-11-16 オーガヘッド Pending JPH09144465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32375495A JPH09144465A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 オーガヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32375495A JPH09144465A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 オーガヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09144465A true JPH09144465A (ja) 1997-06-03

Family

ID=18158257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32375495A Pending JPH09144465A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 オーガヘッド

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JP (1) JPH09144465A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262719A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Japan Pile Corp オーガー削孔装置における土質試料採取具
JP2011106137A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Toyo Asano Foundation Co Ltd 土中試料の採取装置、該採取装置を取り付けた拡大ヘッド、および該拡大ヘッドを用いた土中試料の採取方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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