JPH09143364A - 樹脂組成物と成形・加工品 - Google Patents

樹脂組成物と成形・加工品

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JPH09143364A
JPH09143364A JP30588295A JP30588295A JPH09143364A JP H09143364 A JPH09143364 A JP H09143364A JP 30588295 A JP30588295 A JP 30588295A JP 30588295 A JP30588295 A JP 30588295A JP H09143364 A JPH09143364 A JP H09143364A
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JP
Japan
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oxygen
resin
resin composition
absorbing
present
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Application number
JP30588295A
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English (en)
Inventor
Takaaki Murai
孝明 村井
Hideji Hirota
秀児 廣田
Katsuhiko Sumida
克彦 隅田
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 樹脂媒体中に脱酸素剤を分散させてなる
樹脂組成物において、分散媒体として、0.02mm厚
みフィルムのJISK7126−1987(等圧法)に
よる酸素透過度が500cm3 /m2・24h・atm
以上、ならびに、JISZ0208−1976(温湿度
条件B)による透湿度が500g/m2・24h以上で
ある熱可塑性樹脂を用いることを特徴とする酸素吸収性
樹脂組成物。 【効果】 本発明になる酸素吸収性樹脂組成物成形品お
よび加工品は、酸素および水蒸気の透過物性がそれぞれ
特定レベル以上であるような酸素ならびに水蒸気透過姓
の熱可塑性樹脂媒体中に、脱酸素剤を分散させた材料を
主剤もしくは部材として構成されており、密封雰囲気に
おいて、格段の脱酸素性能を発揮する。従って、本発明
品は、種々の用途に利用することができるが、特に食
品、薬品、衣料品、金属製品等の密封包装用資材として
好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、酸化、
好気性菌、虫類等により変質ないし劣化を受け易い食
品、薬品、衣料品、金属製品等の包装材料に係るもの
で、詳しくは、鉄粉等の脱酸素剤を特定の熱可塑性樹脂
媒体中に分散させた、樹脂組成物とその成形ないし加工
品に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄粉等の脱酸素剤を熱可塑性樹脂媒体中
に分散させた樹脂組成物およびその包装材料としての応
用に関しては、活性酸化鉄よりなる脱酸素剤を熱可塑性
樹脂にブレンドしたものをシート状に成形してなるシー
ト状物を主体とする酸素吸収シート(特開昭55−44
344号公報)が提示されている。この公報によれば、
活性酸化鉄をブレンドする樹脂としては、ポリエチレ
ン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ
エステル等の熱可塑性樹脂を使用することができる旨の
記述があるだけで、脱酸素剤の分散媒体としての要件に
ついては、他に何らの開示もなされていない。又、別
に、活性酸化鉄よりなる脱酸素剤がブレンドされたコー
ティング材料をプラスチック、アルミ箔、紙、不織布あ
るいはそれらの複合体に、コーティングした脱酸素効果
を奏する包装材料が開示されており(特開昭54−11
4585号公報)、コーティング材料として、脱酸素剤
がブレンドされたポリエステル等の熱可塑性樹脂をバイ
ンダーとするインキが記述されている。しかしながら、
この公報においても、分散媒体である熱可塑性樹脂に関
しては、単なる樹脂の種類の例示であって、脱酸素剤用
分散媒体としての物性要件について、何らの開示も行わ
れていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の技
術においては、脱酸素剤の分散媒体である樹脂物性要件
に関して、熱可塑性以外に何らの究明もなされていなか
った。本発明者等は、脱酸素剤用分散媒体として使用す
る熱可塑性樹脂の物性が該脱酸素剤を分散させた樹脂組
成物又はその成形ないし加工品の酸素吸収性能に及ぼす
影響について鋭意研究を重ねた結果、特に、媒体樹脂の
酸素透過度ならびに透湿度が、かかる性能に顕著な影響
を与えることをつきとめ、更に詳細に研究の結果、本発
明に到達した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1.樹脂媒体中に脱酸素剤を分散させてなる樹脂組成物
において、分散媒体として、0.02mm厚みフィルム
のJISK7126−1987(等圧法)による酸素透
過度が500cm3 /m2・24h・atm以上、なら
びに、JISZ0208−1976(温湿度条件B)に
よる透湿度が500g/m2・24h以上である熱可塑
性樹脂を用いることを特徴とする酸素吸収性樹脂組成
物。 2.熱可塑性樹脂がポリウレタン系樹脂である請求項1
に記載の酸素吸収性樹脂組成物。 3. 熱可塑性樹脂がポリエステル系樹脂である請求項
1に記載の酸素吸収性樹脂組成物。 4. 請求項1、2、又は3に記載の樹脂組成物を主剤
もしくは部材とする酸素吸収性成形品。 5. 請求項1、2、又は3に記載の樹脂組成物の溶液
もしくは分散液を多孔性基材にコーティングまたは含浸
させ、乾燥させてなる酸素吸収性加工品 を提示する。以下、本発明の内容を詳記する。
【0005】本発明樹脂組成物に用いる脱酸素剤は、酸
素吸収物質または組成物であり、好ましい例示として、
鉄粉、第1鉄塩、アスコルビン酸およびその塩類、カテ
コール等を主剤とするものを挙げることができる。とり
わけ、鉄粉を主剤とする脱酸素剤組成物が好適であり、
その具体例としては、 鉄粉とハロゲン化金属、および
これらにさらに必要に応じて活性炭、水難溶性フィラー
等他成分を添加してなるものが特に好ましい。また、こ
の場合、配合する鉄粉や活性炭の粒子表面を予め、ハロ
ゲン化金属塩で被覆したり、擦り込んだりすることによ
り、脱酸素剤の酸素吸収活性を向上させることができ
る。
【0006】脱酸素剤組成物の粒度は細かい程好まし
く、通常、粒径100μ以下のもの、特に、50μ以下
のものが好適である。
【0007】本発明においては、上記した脱酸素剤を配
合し、分散させる樹脂媒体の物性が本発明の効果を得る
上で、最も重要なポイントである。従来の技術では、こ
の点が究明されていなかった。本発明に用いる熱可塑性
樹脂は、0.02mm厚みフィルムのJISK7126
−1987(等圧法)による酸素透過度が500cm 3
/m2・24h・atm以上、好ましくは2,000c
3/m2・24h・atmで、かつ、JIS Z020
8−1976(温湿度条件B)による透湿度が、500
g/m2・24h以上、好ましくは、1,000g/m2
・24hの熱可塑性樹脂である。(以下に記載する「酸
素透過度」および「透湿度」は上記1の測定条件ならび
に方法によるものである。)かかる物性要件を満たす酸
素ならびに水蒸気透過性の熱可塑性樹脂であれば、いず
れも本発明の樹脂組成物に用いることができる。
【0008】上記の物性要件を付与するために好適な重
合体の種類としては、重合成分として、各種の市販原料
があり、原料の選択巾が広く、所望の物性を付与し易
く、かつ、機械的性質面にも優れるポリワンタン系、ま
たポリエステル系重合体である。
【0009】本発明に好適なポリウレタン樹脂はポリオ
ール成分にポリオキシエチレングリコールや、ポリオキ
シエチレンとポリオキシプロピレンのブロック共重合体
を用い、有機ポリイソシアネート成分として、ヘキサメ
チレンジイソシアネート(HDT)、キシリレンジイソ
シアネート(XDI),イソホロンジイソシアネート
(IPDI)、水添MDIを使用する。この場合、トリ
レンジイソシアネート(TDI)、メチレンジイソシア
ネート(MDI)も併用することができる。
【0010】鎖延長剤としては、エチレングリコール、
1,4−ブタンジオール等のジオール類や、4,4’−
メチレンビス−(2−クロロアニリン)、イソホロンジ
アミンピベラジン、エチレンジアミン、N−メチルエタ
ノールアミン、モノエタノールアミン等のアミノアルコ
ール類を使用することができる。
【0011】上記したごとき各原料を所定の処方によ
り、慣用の重合触媒の存在下、溶剤重合させたり、バル
ク重合することにより、所望物性のウレタン樹脂が得ら
れる。なお、ポリオール成分として、機械的強度等を改
良する目的で、ポリカプロラクトン、ポリ−1,4−ブ
タンジオールアジペート等のポリエステルポリオール
を、透湿性、酸素透過性の物性を阻害しない範囲で前記
したグライコール類と併用することができる。
【0012】次に、本発明に使用するポリエステル樹脂
は、上記のポリウレタンと同様に、やり方が、構成原料
であるジオールとジカルボン酸の選択により、所望の物
性を付与する。すなわち、ジオール成分としては、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ
テトラメチレングリコール等、ポリエール基を含有する
グライコールを使用することが必要である。
【0013】これらのポリエーテル化合物とエチレング
リコール、プロピレングリコール、テトラメチレングリ
コール等のアルキレングライコールの1または2種以上
との、混合ジオールと、アシピン酸、テレフタル酸、イ
ソフタル酸等のジカルボン酸成分の1または2種以上と
を慣用の方法で重縮合させ、本発明に好適な物性要件を
持つポリエステル樹脂を合成することができる。また上
記した以外のポリエステル樹脂または、その他の熱可塑
性樹脂とのポリマーブレンドは、所要の透湿性、酸素透
過性を損なわない範囲で行うことができる。
【0014】上記したポリウレタン系、ポリエステル系
樹脂の他に、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール系樹
脂等もそれらの構成成分を調整することにより、本発明
に好適な物性要件を付与することができる。本発明の樹
脂組成物には、発明の硬化を阻害しない範囲で、各種プ
ラスチック用配合剤、例えば、滑剤、相溶化剤、可塑
剤、安定剤、着色剤、充填剤等を配合することができ
る。
【0015】本発明の樹脂組成物における脱酸素剤の配
合量は樹脂(固形分)100重量部(以下、重量部は単
に部と略記する)に対して、好ましくは400部以下、
さらに好ましくは100部以下とする。この配合量が4
00部を越えると樹脂組成物の成形性、加工性を悪化さ
せるとともに、目付が増大しすぎて、取り扱いに不便を
生じる。
【0016】本発明の酸素吸収性樹脂組成物の製造にあ
たっては、公知の熱可塑性樹脂組成物製造方法を適用す
ることができる。本発明に好適な工程を例示すると、樹
脂、および脱酸素剤の所要量と、加工助剤等を適宜配合
し、これらをブレンダーにより混合し、次いで、混練り
機にかけ均質な組成物を得る。さらに、必要に応じて粉
砕もしくはペレット化処理をする。また、これらの乾式
方式とは別に、例えば、樹脂溶液もしくは分散液中へ脱
酸素剤を配合することにより、本発明樹脂組成物を溶液
ないしは分散体として製造することができる。
【0017】本発明の酸素吸収性成形品は、上記の組成
物を主剤もしくは部材とする線状、管状、面状、器体
状、または、積層状もしくは複合状のすべての成形品を
包括するものであり、それらの製造方法は、熱可塑性樹
脂成形材料の成形もしくは加工方法として知られている
すべての手段を適用することができる。本発明に好適な
成形方法を例示すると、Tダイもしくは環状ダイ単層ま
たは多層押出し成形方法によるフィルムもしくはシート
の成形、さらに、これらのフィルムやシートのアルミ箔
や鉄箔とのウエットラミネーションまたはコーティング
等の加工を施すことができる。
【0018】本発明の樹脂組成物を主剤もしくは部材と
するフィルムもしくはシートの厚みには特に制限はない
が、概ね0.1mm〜3.00mmの範囲が好適であ
る。また、チューブや袋状物の成形方法としては、環状
ダイによるインフレーション成形方法が好適である。ま
た、カップ、トレー、蓋体等の器体状成形品は、上記の
フィルムもしくはシートの真空成形または圧空成形によ
って製造する方法が好適であるが、場合によっては、射
出成形で成形することができる。
【0019】さらに、パルプ、紙類、織布、不織布、軟
質ウレタンフォームのごとき連続発泡シート、ネット等
の多孔性基材に本発明組成物の溶液もしくは分散液をコ
ーティングまたは含浸させ、次いで乾燥工程で処理する
ことにより、雰囲気ガスとの接触面積が格段に大きい酸
素吸収性加工品を製造することができる。
【0020】本発明の組成物、成形品または加工品の包
装用途への使用態様を例示すると、例えば、ペレット状
の本発明組成物を紙製もしくは通気孔つきプラスチック
フィルム製小袋へ収納し、これをバリアー性密封包装内
へ被包装物とともに同封するとか、本発明組成物層を含
む多層フィルムもしくはシートから、該組成物層がバリ
アー層に対して、内層となるように構成した密封包装袋
や容器とか、さらに、前記した本発明の多孔性酸素吸収
性加工品で被包装物を内装し、これをバリアー性包装内
に封入する等、枚挙しがたい多数の態様がある。しかし
ながら、要するに、本発明の組成物、成形品または加工
品がバリアー性密封包装内部の酸素ガスを吸収、除去で
きる配置または構成であれば、いかなる態様でも、本発
明の効果を奏する。
【0021】以下に、本発明の特徴を実施例および比較
例により説明するが、本発明の技術範囲は、これに限定
されない。
【0022】
【実施例】
実施例1 平均粒径0.05mmの鉄粉100部、活性炭2部、2
0%食塩水よりなる脱酸素剤を調合した。この脱酸素剤
100部と熱可塑性ポリエステル系樹脂(商品名、ペル
プレンP30B、東洋紡社製品)100部をヘンシエル
ミキサーで混合後、混練りし、ストランドに押出し、ペ
ンタイザーにかけペレットとした。このペレットをT−
ダイ押出し機へフィードし、0.1mm厚みのフィルム
に成形した。なお、本例で使用したポリエステル系樹脂
の酸素透過度は、3,000cm3/m2・24h・at
m、透過度は2,500g/m2・24hである。
【0023】実施例2 実施例1において使用したものと同処方の脱酸素剤15
0部と熱可塑性ポリウレタン系樹脂溶液(商品名 サン
プレンYLQ、三洋化成社製品、固形分30%)部(固
形分として100部とする)を混合したドープを離型紙
上にキャストし、溶剤を乾燥除去し0.02mm厚みの
フィルムに成形した。なお、本例で使用した熱可塑性ポ
リウレタン系樹脂(固形成分)の酸素透過度は、1,0
00cm3 /m2・24h・atm、透湿度は、2,5
00g/m2・24hである。
【0024】実施例3 熱可塑性ポリウレタン系樹脂溶液を別グレード(商品名
サンプレンVHMP17A、三洋化成社製品)に代
替した以外すべて実施例2と同様にして、厚さ0.01
5mmのフィルムを成形した。なお、本例で使用した熱
可塑性ポリウレタン系樹脂(固形分)の酸素透過度は、
4,000cm3 /m2・24h・atm、透湿度は、
3,500g/m2・24hである。
【0025】比較例1 ポリエステル系樹脂に代替して、低密度ポリエチレン樹
脂(商品名 出光石油化学社製品)を使用し、混練り温
度150℃、T−ダイ押出し温度170℃とした以外全
て、実施例1と同様にして、0.02mmのフィルムを
成形した。なお、本例で使用した低密度ポリエチレン樹
脂の酸素透過度は2,500cm 3 /m2・24h・a
tm、透湿度は、17g/m2・24hである。
【0026】比較例2 熱可塑性ポリウレタン系樹脂溶液を別グレード(商品名
LQ600、三洋化成社製品、固形分30%)に代替し
た以外すべて実施例2と同様にして、0.02mm厚み
のフィルムを成形した。なお、本例で使用した熱可塑性
ポリウレタン系樹脂(固形分)の酸素透過度は、150
cm3 /m2・24h・atm、透湿度は、800g/
2・24hである。 成形フィルムの酸素吸収性能の評価 1)測定方法 図1に示した酸素ガス吸収量測定装置を
用い、定量(7g)の供試フィルムの酸素吸収量を経時
的に測定した。 2)測定方法 表1に示したごとく、酸素透過度、なら
びに透湿度が高レベルの樹脂媒体を使用した本発明にな
る成形品の場合、密封空気中の酸素ガスを、格段に迅速
かつ、完全に吸収できることを示した。
【0027】表1
【0028】
【発明の効果】叙上の如く、本発明になる酸素吸収性樹
脂組成物成形品および加工品は、酸素および水蒸気の透
過物性がそれぞれ特定レベル以上であるような酸素なら
びに水蒸気透過姓の熱可塑性樹脂媒体中に、脱酸素剤を
分散させた材料を主剤もしくは部材として構成されてお
り、密封雰囲気において、格段の脱酸素性能を発揮す
る。従って、本発明品は、種々の用途に利用することが
できるが、特に食品、薬品、衣料品、金属製品等の密封
包装用資材として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸素ガス吸収量測定装置の概要図である。
【符号の説明】
1 供試片 2 メスシリンダー 3 空気(初期容量500ml) 4 水 5 水槽
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08K 3:04 3:08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂媒体中に脱酸素剤を分散させてなる
    樹脂組成物において、分散媒体として、0.02mm厚
    みフィルムのJISK7126−1987(等圧法)に
    よる酸素透過度が500cm3 /m2・24h・atm
    以上、ならびに、JISZ0208−1976(温湿度
    条件B)による透湿度が500g/m 2・24h以上で
    ある熱可塑性樹脂を用いることを特徴とする酸素吸収性
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂がポリウレタン系樹脂であ
    る請求項1に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂がポリエステル系樹脂であ
    る請求項1に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、又は3に記載の樹脂組成
    物を主剤もしくは部材とする酸素吸収性成形品。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、又は3に記載の樹脂組成
    物の溶液もしくは分散液を多孔性基材にコーティングま
    たは含浸させ、乾燥させてなる酸素吸収性加工品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2353283A (en) * 1999-08-18 2001-02-21 John Fagbola Antibacterial resin (plastic) materials/products containing common salt (NaCl)
EP1640408A1 (en) * 2004-09-27 2006-03-29 Futura Polyesters Limited Oxygen scavenging composition
WO2018139849A1 (ko) * 2017-01-24 2018-08-02 주식회사 기쁨앤드 발수성 원단 및 이를 포함하는 발수 다운 제품

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