JPH0914137A - 流体圧縮機 - Google Patents

流体圧縮機

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JPH0914137A
JPH0914137A JP16619395A JP16619395A JPH0914137A JP H0914137 A JPH0914137 A JP H0914137A JP 16619395 A JP16619395 A JP 16619395A JP 16619395 A JP16619395 A JP 16619395A JP H0914137 A JPH0914137 A JP H0914137A
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hole
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Hisayoshi Fujiwara
尚義 藤原
Tetsuo Fukuda
鉄男 福田
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/08Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C18/10Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C18/107Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth

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Abstract

(57)【要約】 【目的】組立作業の能率を高めることができるととも
に、圧縮前の被圧縮流体と圧縮後の被圧縮流体とのシー
ルができる流体圧縮機を提供すること。 【構成】主軸受部80と副軸受部90とで回転自在に支
持されるシリンダ61及びロータピストン71と、シリ
ンダ61内に徐々に容積を小とする複数の圧縮室Sを形
成するブレ−ド77a,77bと、圧縮室Sにロータピ
ストン71に形成された流路73を介して冷媒ガスを導
入する吸込パイプ35と具備し、主軸受部80は、密閉
ケース31の内周面に設けられロータピストン71を支
持する枢支孔81bが形成された主軸受81と、軸受孔
81bのケース底32側に設けられ枢支孔81bの開口
81cを気密に蓋するとともに枢支孔81bに対応する
部分に吸込パイプ35が接続された軸受カバー88とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被圧縮流体を圧縮する
流体圧縮機に関し、特に両持支持構造の軸受を有するヘ
リカルブレードコンプレッサ式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、冷凍サイクル装置等に使用する冷
媒ガス用の密閉型圧縮機として、比較的簡単な構成によ
りシ―ル性を向上させて効率の良い圧縮ができるととも
に、部品の製造および組立が容易な流体圧縮機が提案さ
れている。流体圧縮機は、密閉ケース内に導入された被
圧縮流体である冷媒ガスを圧縮し、所定圧にして吐出す
る機能を有している。
【0003】このような流体圧縮機のうち両持支持構造
の軸受を有するヘリカルブレードコンプレッサ式のもの
は、図4に示すように構成されていた。すなわち、流体
圧縮機1は、密閉ケース2内に収容されその両端が主軸
受3と副軸受(不図示)とで回転自在に枢支されるシリ
ンダ4と、このシリンダ4を回転駆動する電動機部5
と、シリンダ4内に配置されその両端がシリンダ4の軸
心に対し偏心して主軸受7と副軸受とに回転自在に枢支
されるロータピストン6と、ロータピストン6の周面に
設けられ徐々に小さくなるピッチで形成された溝6a
と、溝6aに突没自在に嵌め込まれ、シリンダ5内に徐
々に容積を小とする複数の圧縮室を形成するように仕切
る螺旋状のブレ−ド6bと、シリンダ5の回転をロータ
ピストン6に伝達し、溝6aのピッチが大なる側の圧縮
室に吸込まれた冷媒ガスを徐々に溝6aのピッチが小な
る側の圧縮室へ移送しながら圧縮させる回転力伝達機構
7とを備えている。なお、図4中8は冷凍サイクルの凝
縮器(不図示)に接続された吸込パイプ、9は蒸発器
(不図示)に接続された吐出パイプを示している。ま
た、10は支持板を示している。
【0004】なお、このような流体圧縮機1は次のよう
に動作する。すなわち、シリンダ5を回転駆動すること
により、回転力伝達機構7を介してロータピストン6に
回転力が伝達する。ロータピストン6はその外周面一部
がシリンダ5内周面に接触した状態で回転駆動されると
ともに、ブレード6bも一体に回転する。
【0005】ブレード6bは、その外周面がシリンダ5
内周面に接触した状態で回転するため、ロータピストン
6外周面とシリンダ5内周面との接触部に近づくにした
がって溝6aに押込まれ、また、接触部から離れるにし
たがって溝6aから飛出す方向に移動する。
【0006】一方、蒸発器から低圧の冷媒ガスが吸込パ
イプ8を介して吸込まれ、主軸受3の吸込孔3aに導か
れる。さらに冷媒ガスはロータピストン6内の流路6c
を通ってロータピストン6の軸方向中間部(不図示)に
放出される。さらに、左右のブレード6bの巻き間の作
動室に閉込められたまま、ロータピストン6の回転にと
もなって左右両側端へ順次移送されるとともに圧縮され
る。
【0007】圧縮された冷媒ガスは、所定の圧力まで上
昇したところで、吐出孔4aから密閉ケース2の内部空
間内に吐出される。すなわち、支持板10の仕切られた
空間部に一旦充満し、さらに支持板8に設けられる通流
孔8aを通って吐出パイプ9を介して外部の機器である
凝縮器に導かれる。
【0008】一方、このような流体圧縮機1を組み立て
る場合において、主軸受7は、密閉ケース2の開口部を
蓋するケース底2aに密閉ケース2側からボルト11に
よりねじ止め固定するようにしている。このため、主軸
受3の吸込孔8はケース底2aによってシールされ、吸
込パイプ8内の圧縮前の冷媒ガスと空間Q内の圧縮後の
冷媒ガスとは隔絶されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の主
軸受固定構造を有する流体圧縮機にあっては次のような
問題があった。すなわち、ボルト11をねじ止めする場
合にボルト11は密閉ケース2の奥に位置するため、締
付作業がやりにくくモータギャップGを調整することが
困難となる問題があった。このため、主軸受3をケース
底2aに固定するのではなく、密閉ケース2の内周面に
取り付けることが提案された。しかし、主軸受けを密閉
ケース2の内周面に取り付ける構造のものでは、上述し
たような主軸受3の吸込孔3aをケース底2aでシール
する方法をとることができないという問題があった。
【0010】そこで本発明は、組立作業の能率を高める
ことができるとともに、圧縮前の被圧縮流体と圧縮後の
被圧縮流体とのシールを行うことができる流体圧縮機を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された発明は、密閉ケ
ース内に導入された被圧縮流体を圧縮し、所定圧にして
吐出する流体圧縮機において、上記密閉ケースを構成す
る筒状のケース本体と、このケース本体の開口部を蓋す
る蓋体と、上記密閉ケース内に収容されその両端が主軸
受部と副軸受部とで回転自在に支持されるシリンダと、
このシリンダを回転駆動する回転駆動機構と、上記シリ
ンダ内に配置されその両端が上記シリンダの軸心に対し
偏心して上記主軸受部と上記副軸受部とに回転自在に支
持される回転体と、この回転体の周面に設けられ徐々に
小さくなるピッチで形成された溝と、この溝に突没自在
に嵌め込まれ、上記シリンダ内に徐々に容積を小とする
複数の圧縮室を形成するように仕切る螺旋状のブレ−ド
と、上記シリンダの回転を上記回転体に伝達し、上記溝
のピッチが大なる側の上記圧縮室に吸込まれた被圧縮流
体を徐々に上記溝のピッチが小なる側の圧縮室へ移送し
ながら圧縮させる回転力伝達機構と、上記蓋体に貫通し
て設けられ、上記圧縮室に上記回転体に形成された流路
を介して上記被圧縮流体を導入する吸込パイプと具備
し、上記主軸受部及び上記副軸受部のうち少なくとも一
方の軸受部は、上記ケース本体の内周面に設けられ上記
回転体を支持する軸受孔が形成された軸受本体と、上記
軸受孔の上記蓋体側に設けられ上記軸受孔の開口を気密
に蓋するとともに上記軸受孔に対応する部分に上記吸込
パイプが接続された軸受カバーとを備えるようにした。
【0012】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、上記軸受本体は、上記軸受孔
の上記開口の周囲に設けられるとともに、上記軸受カバ
ーに対向する位置に周状に形成された溝部と、この溝部
に嵌め込まれた周状のシール部材とを備えていることが
好ましい。
【0013】請求項3に記載された発明は、請求項1ま
たは2に記載された発明において、上記密閉ケース内に
は潤滑油が収容され、上記軸受部は、上記軸受本体下部
に設けられ上記潤滑油を上記軸受孔に導入する給油孔が
形成された下部凸部及び上記軸受本体上部に設けられた
上部凸部とにより上記シリンダの軸心に対する上記回転
体の軸心の偏心位置を調整するための位置調整基準部を
備えていることが好ましい。
【0014】請求項4に記載された発明は、請求項3に
記載された発明において、上記回転体は、円柱状の回転
体本体と、この回転体本体の端部に形成されるとともに
上記回転体本体より小径の円柱状の軸部とを具備し、上
記軸受本体は、その外周面に上記シリンダ内周面が回転
自在に支持されるとともに上記軸受孔に上記回転体の上
記軸部が嵌着されるボス部と、上記シリンダの端面に当
接するフランジ部とを具備し、上記軸受孔内周面に形成
され、上記給油孔から導入された上記潤滑油を上記回転
体本体の端面側へ供給する第1の供給溝と、上記ボス部
に形成され上記潤滑油を上記ボス部の外周面へ供給する
供給孔が設けられていることが好ましい。
【0015】請求項5に記載された発明は、請求項4に
記載された発明において、上記ボス部端面には上記軸受
孔に導入された潤滑油を上記ボス部端面に導入する第2
の供給溝が設けられていることが好ましい。
【0016】請求項6に記載された発明は、請求項4に
記載された発明において、上記フランジ部には、上記供
給孔から供給された上記潤滑油を上記シリンダ端面と上
記フランジ部との摺動面へ供給する第3の供給溝が設け
られていることが好ましい。
【0017】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。請求項1に記載された発明では、密閉ケースを構成
する筒状のケース本体と、このケース本体の開口部を蓋
する蓋体と、密閉ケース内に収容されその両端が主軸受
部と副軸受部とで回転自在に支持されるシリンダと、こ
のシリンダを回転駆動する回転駆動機構と、シリンダ内
に配置されその両端がシリンダの軸心に対し偏心して主
軸受部と副軸受部とに回転自在に支持される回転体と、
この回転体の周面に設けられ徐々に小さくなるピッチで
形成された溝と、この溝に突没自在に嵌め込まれ、シリ
ンダ内に徐々に容積を小とする複数の圧縮室を形成する
ように仕切る螺旋状のブレ−ドと、シリンダの回転を上
記回転体に伝達し、溝のピッチが大なる側の圧縮室に吸
込まれた被圧縮流体を徐々に溝のピッチが小なる側の圧
縮室へ移送しながら圧縮させる回転力伝達機構と、蓋体
に貫通して設けられ、圧縮室に回転体に形成された流路
を介して被圧縮流体を導入する吸込パイプと具備し、密
閉ケース内に導入された被圧縮流体を圧縮し、所定圧に
して吐出する流体圧縮機において、主軸受部及び副軸受
部のうち少なくとも一方の軸受部は、ケース本体の内周
面に設けられ回転体を支持する軸受孔が形成された軸受
本体と、軸受孔の蓋体側に設けられ軸受孔の開口を気密
に蓋するとともに軸受孔に対応する部分に吸込パイプが
接続された軸受カバーとを備えているので、吸込パイプ
を介して軸受孔内に導入された被圧縮流体の気密を保持
することができる。
【0018】請求項2に記載された発明では、軸受本体
は、軸受孔の開口の周囲に設けられるとともに、軸受カ
バーに対向する位置に周状に形成された溝部に周状のシ
ール部材が嵌め込まれているので、このシール部材と軸
受カバーとで軸受孔の気密性をさらに高めることができ
る。
【0019】請求項3に記載された発明では、密閉ケー
ス内には潤滑油が収容され、軸受本体下部に設けられた
下部凸部に形成された給油孔により潤滑油を軸受孔に導
入することができるとともに、この下部凸部及び軸受本
体上部に設けられた上部凸部による位置調整基準部によ
りシリンダの軸心に対する回転体の軸心の偏心位置を調
整することができる。
【0020】請求項4に記載された発明では、回転体
は、円柱状の回転体本体及び回転体本体の端部に形成さ
れるとともに回転体本体より小径の円柱状の軸部とを具
備するため、回転体本体端面と軸受本体端面との摺動面
が形成される。また、軸受本体のボス部は、その外周面
にシリンダ内周面が回転自在に支持されるとともに軸受
孔に回転体の軸部が嵌着されているため、シリンダ内周
面とボス部外周面との摺動面が形成される。さらに、シ
リンダの端面にはフランジ部が当接するため、シリンダ
端面とフランジ部との摺動面が形成される。一方、軸受
孔内周面に形成され、給油孔から導入された潤滑油を回
転体本体の端面側へ供給する第1の供給溝によりシリン
ダと回転体本体との摺動面を潤滑することができる。ま
た、ボス部に形成され潤滑油をボス部の外周面へ供給す
る供給孔によりボス部とシリンダとの摺動面に供給する
ことができる。このため、潤滑油を効率よく供給するこ
とができる。
【0021】請求項5に記載された発明では、ボス部端
面には軸受孔に導入された潤滑油をボス部端面に導入す
る第2の供給溝が設けられているため、ボス部端面と回
転体本体との摺動面を潤滑することができる。
【0022】請求項6に記載された発明では、フランジ
部には、供給孔から供給された潤滑油をシリンダ端面と
フランジ部との摺動面へ供給する第3の供給溝が設けら
れているため、摺動面を潤滑することができる。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る流体圧縮機3
0の縦断面図であり、図2は同流体圧縮機の要部を示す
縦断面図である。流体圧縮機30は、密閉ケース31内
に配置された電動機部40及び圧縮機部50とを備えて
いる。
【0024】図1中31は有底筒状に形成され軸方向を
図1中水平方向に向けた密閉ケース、32,33はその
外径が密閉ケース31の開口部を蓋する有底筒状のケー
ス底(蓋体)を示している。なお、ケース底32,33
の外径は密閉ケース31の内径とほぼ等しく形成されて
いる。
【0025】密閉ケース31の開口部内壁面には周方向
に亘って係合部31aが形成されている。一方、ケース
底32の底部32aには、吐出孔32b及び吸込孔32
cが形成されている。また、吐出孔32bには吐出パイ
プ34が設けられ、吸込孔32cには吸込パイプ35が
設けられている。また、ケース底33の底部33aには
吐出パイプ36が取り付けられている。吐出パイプ3
4,36は冷凍サイクルの凝縮器(不図示)の入口に接
続され、吸込パイプ35は蒸発器(不図示)の出口に接
続されている。
【0026】電動機部40は、後述するシリンダ61外
周面に同軸的に嵌着されたロータ41と、密閉ケース3
1内周面に同軸的に嵌着されたステータ42とから構成
され、回転力を発生する機能を有している。なお、ロー
タ41とステータ42とは所定のモータギャップGだけ
離れて対向している。
【0027】圧縮機部50は、シリンダ部60と、ロー
タ部70と、シリンダ部60の図1中左右側に配置され
た主軸受部80及び副軸受部90と、この副軸受部90
を密閉ケース31内に固定する副軸受固定部100から
構成されている。
【0028】シリンダ部60は、その軸心線を図1中水
平方向に向けて配置された円筒形状のシリンダ61を備
えている。なお、図1中61a,61bはシリンダ61
の端面を示している。シリンダ61の両開口部62a,
62bには支持部63a,63bが嵌着されている。支
持部63a,63bの中央にはそれぞれ開口部64a,
64bが設けられている。
【0029】開口部64a内には、後述する主軸受81
の外周部81aが気密を保持し、かつ緩く嵌め込まれて
いる。また、開口部64b内には、後述する副軸受91
の外周面が気密を保持し、かつ緩く嵌め込まれている。
すなわち、シリンダ61の開口部64a,64bは、主
軸受81,副軸受91によって気密的に閉塞されるとと
もに、シリンダ61自体が回転自在に枢支されている。
【0030】支持部63a,63bにはそれぞれ吐出孔
65a,65bが設けられている。これら吐出孔65
a,65bはシリンダ61内の後述する圧縮室Sと密閉
ケース31内部とを連通させる機能を有している。
【0031】ロータ部70は、シリンダ61の中空部内
にその軸方向をシリンダ61の軸方向に沿わせて収容さ
れ、かつ、中心軸Bをシリンダ61の中心軸Aに対して
距離eだけ偏心して配置された円柱形状のロータピスト
ン71(回転体)を備えている。また、ロータピストン
71の外周面の図1中上部はシリンダ61の内周面に軸
方向に沿って接触している。なお、主軸受部80と副軸
受部90の部品を共通化するため、内径の偏心方向は図
1中上方となっている。
【0032】ロータピストン71の両側端面71a,7
1bには、ロータピストン71より小径に形成された軸
部72a,72bがそれぞれ一体に設けられている。軸
部72aの外周面は、主軸受81の後述する枢支孔81
b内に回転自在に枢支されており、軸部72bの外周面
は、副軸受91の後述する枢支孔92内に回転自在に枢
支されている。すなわち、ロータピストン71自体が回
転自在に枢支されている。
【0033】ロータピストン71内部には軸方向に沿っ
て流路73が形成されており、その副軸受部90側に吸
込孔74が形成されている。この吸込孔74は副軸受9
1を介して吸込パイプ35と連通している。流路73
は、ロータピストン71の軸方向中間部において、ロー
タピストン71の外周面に開口する連通孔75が設けら
れている。
【0034】ロータピストン71の外周面には、この軸
方向中間部を境にして左右に対称な一対の螺旋状の溝7
6a,76bが形成されている。これら螺旋状の溝76
a,76bのピッチは、ロータピストン71の軸方向中
間部から左右両側端に向かって徐々に小さくなるように
形成されている。
【0035】溝76a,76bには、厚さが溝76a,
76bの幅とほぼ一致する螺旋状のブレード77a,7
7bがそれぞれ嵌め込まれている。このブレード77
a,77bの各部分は、溝76a,76bに対してロー
タピストン71の径方向に沿って進退自在に形成されて
いる。また、ブレード77a,77bの外周面はシリン
ダ61の内周面に密着した状態を維持し、かつ、シリン
ダ61の軸方向に沿ってスライド可能となるよう形成さ
れている。
【0036】シリンダ61内周面とロータピストン71
外周面との間の空間は、ブレード77a,77bによっ
て複数の圧縮室Sに仕切られている。なお、圧縮室Sの
容積は、上述した溝76a,76bのピッチの設定の関
係から、ロータピストン71の軸方向中間部から左右両
側端に行くにしたがって徐々に小さくなる。
【0037】なお、図1中78はシリンダ61の回転力
をロータピストン71に伝達する回転力伝達機構を示し
ており、シリンダ61の回転角速度とロータピストン7
1の回転角速度とを一致させる機能を有している。さら
に、79a,79bはそれぞれ軸部72a,72bの外
周面に螺設されたブレードを示しており、後述する主軸
受81,副軸受91にそれぞれ形成された油吸い上げ孔
86,93から潤滑油を吸い上げる機能を有している。
【0038】主軸受部80は、図3に示すように円筒状
の主軸受81(ボス部)と、この主軸受81の図3
(b)中右側外周部81aに設けられ密閉ケース31内
周面に後述する主軸受固定部100を介して取り付けら
れる円板状の取付部82とを備えている。
【0039】主軸受81は、上述したシリンダ61の支
持部63aの開口部64aが気密かつ回転自在に支持す
る外周部81aと、上述したロータピストン71の軸部
72aを回転自在に支持する枢支孔81b(軸受孔)
と、吸込パイプ35から冷媒ガスを導入する吸込孔81
cと、軸受開口部81dと、吸込孔81cを囲む位置に
設けられた溝81eとを備えている。
【0040】取付部82は、上述したシリンダ61の端
面61aが当接するフランジ部82aと、主軸受固定部
100との結合に供される結合部82bと、この結合部
82bの図3中上部に取り付けられた軸受凸部82c
(上部凸部)と、結合部82bの図3中下部に取り付け
られ密閉ケース31に収容された潤滑油Pにその先端が
浸される軸受長手部82d(下部凸部)とを備えてい
る。軸受凸部82cと軸受長手部82dとは、主軸受8
1を中心として対峙する位置に配置され、後述するよう
にしてシリンダ61の軸心に対するロータピストン71
の軸心の偏心位置を調整する位置調整基準部を構成して
いる。
【0041】一方、主軸受81の外周部81aのフラン
ジ部82a側端部には周状に溝83a、後述する凹部8
4aと外周部81aとの間には供給孔83b、主軸受8
1の図3(b)中左側端面には油溝83c(第2の供給
溝)が形成されている。
【0042】枢支孔81b内壁面には軸部72aのブレ
ード78aがロータピストン71の軸方向にスライド自
在に接する凹部84aと、凹部84aと軸受開口部81
dとの間に設けられた油溝84b(第1の供給溝)とが
形成されている。
【0043】フランジ部82aの図3(b)中上部に
は、その一端が上記溝83に連通する油溝85が形成さ
れている。軸受長手部82d内には、凹部84aと軸受
長手部83の下面とを連通する油吸い上げ孔86が形成
されている。
【0044】なお、図3(b)中87は主軸受81の溝
81eに嵌め込まれたOリング、88は軸受カバーを示
している。軸受カバー88には、吸込孔81cに対応す
る部分に開口部88aが形成されている。また、89は
軸受カバー88を取付部82に取り付けるボルトを示し
ている。
【0045】副軸受部90は、図1に示すように上述し
た主軸受部80とほぼ左右対称に形成されている。すな
わち、円筒状の副軸受91と、この副軸受91の図3
(b)中左側外周部91aに設けられ密閉ケース31内
周面に後述する副軸受固定部110を介して取り付けら
れる円板状の取付部92とを備えている。
【0046】副軸受91は、上述したシリンダ61の支
持部63bの開口部64bが気密かつ回転自在に支持す
る外周部91aと、上述したロータピストン71の軸部
72bを回転自在に支持する枢支孔91bとを備えてい
る。
【0047】取付部92は、軸受凸部92a及び軸受長
手部92bとを備えている。軸受凸部92a及び軸受長
手部92bは、シリンダ61の軸心に対するロータピス
トン71の軸心の偏心位置を調整する位置調整基準部を
構成している。軸受長手部92b内には潤滑油Pに達す
る油吸い上げ孔93が形成されている。また、取付部9
2の図1中左側端面には、枢支孔91bの開口を囲む位
置に溝94が設けられ、この溝94内にはOリング94
aが嵌め込まれている。なお、図1中95は軸受けカバ
ーを示している。
【0048】主軸受固定部100は、図1及び図2に示
すように密閉ケース31に密閉ケース31内周面に取り
付けられた円環形状の支持部材101と、この支持部材
101と主軸受71との間に挟まれて取り付けられた円
環形状の中間部材102とを備えている。
【0049】また、副軸受固定部110は、図1に示す
ように密閉ケース31に密閉ケース31内周面に取り付
けられた円環形状の支持部材111と、この支持部材1
11と副軸受81との間に挟まれて取り付けられた円環
形状の中間部材112とを備えている。
【0050】このような流体圧縮機30は次のようにし
て組み立てられる。すなわち、密閉ケース31の一部を
形成するケース底32を外した状態にして、密閉ケース
31の係合部31aに主軸受固定部100を介して主軸
受81を取り付ける。このとき、主軸受81の軸受凸部
82cと軸受長手部82dとを治具(不図示)により所
定の位置に合わせる。
【0051】この後、電動機部40、シリンダ部60、
ロータ部70を組込み、副軸受部90を副軸受固定部1
10を介して密閉ケース31の内周面に取り付ける。こ
のとき、主軸受部80と同様にして治具により副軸受9
1の軸受凸部92aと軸受長手部92bを所定の位置に
合わせる。このため、主軸受81及び副軸受91の偏心
方向の位置角度を一致させることができる。
【0052】次に主軸受81の溝81eにOリング87
を嵌め込み、主軸受81の吸込孔81cを軸受カバー8
8で閉塞し、固定する。さらに、軸受カバー88の開口
部88aに吸込パイプ35の端部を固定し、吸込パイプ
35をケース底32の吸込孔32cを通す。そして、吸
込孔32cと吸込パイプ35とをロー付け固定する。こ
のとき、バーリング加工等によって高さが確保されてい
るのでロー付けが容易となる。さらに、吐出パイプ34
を吐出孔32bに取り付ける。一方、同様にして副軸受
91を固定し、ケース底33を取り付ける。以上の工程
で流体圧縮機30の組み立てが終了する。
【0053】次にこのようにして組み立てられた流体圧
縮機30の動作について説明する。電動機部40に通電
してシリンダ61を回転駆動する。この回転は回転力伝
達機構78を介してロータピストン71に伝達され、シ
リンダ61とロータピストン71が同一の角速度で回転
を開始する。このとき、ロータピストン71外周面の図
1中上部がシリンダ61内周面に接触した状態で回転す
るため、ブレード77a,77bがロータピストン71
の図1中上部とシリンダ61内周面との接触部に近づく
にしたがって溝76a,76bに押込まれ、また、接触
部から離れるにしたがって溝76a,76bから突出す
る方向に移動する。
【0054】一方、蒸発器から低圧の冷媒ガスが吸込パ
イプ35を介して吸込まれ、吸込孔74を介して流路7
3内に導かれる。さらに流路73から連通孔75を介し
てロータピストン71の軸方向中間部に位置する圧縮室
S内に放出される。さらに、ロータピストン71の回転
に伴い、ブレード77a,77bの巻き間の圧縮室Sに
閉込められたまま、それぞれ主軸受部70側、副軸受部
側80に順次移送されるとともに圧縮される。
【0055】図1中左右両端に位置する圧縮室S内の冷
媒ガスは、所定の圧力まで圧縮され、吐出孔65a,6
5bから密閉ケース31の内部空間内に吐出される。密
閉ケース31内に吐出された冷媒ガスは吐出パイプ33
及び通流孔108,109を介して吐出パイプ34に導
かれる。そして吐出パイプ33,34から外部の機器で
ある凝縮器に導かれる。
【0056】次に主軸受部80の潤滑方法について説明
する。なお、副軸受部90の潤滑方法は主軸受部80の
潤滑方法と同様なので説明を省略する。上述したロータ
ピストン71の回転に伴い、ブレード79aが回転す
る。このとき、ブレード79aの回転に伴い、枢支孔8
1bの凹部84a内の空気が図2中左側に送られ、負圧
となる。このため、油吸い上げ孔86を介して潤滑油P
が凹部84a内に吸い上げられる。
【0057】凹部84a内に吸い上げられた潤滑油P
は、供給孔83bを通って主軸受81の外周部81aに
導かれると同時に、油溝84bを通って軸受開口部81
dに導かれる。
【0058】外周部81aに導かれた潤滑油Pは外周部
81aとシリンダ61の支持部63aの開口部64aと
の摺動面の潤滑を行う。また潤滑油Pは外周部81aの
溝83に導かれ、さらに油溝85に導かれる。油溝85
に導かれた潤滑油Pはシリンダ61の端面61aとフラ
ンジ部82aとの摺動面の潤滑及びシリンダ61内周面
とロータピストン外周面71との摺動面の潤滑を行う。
【0059】一方、軸受開口部81dに導かれた潤滑油
Pは油溝83cに導かれる。油溝83cに導かれた潤滑
油Pはロータピストン71の端面71aと軸受開口部8
1dとの摺動面の潤滑を行う。
【0060】上述したように本第1実施例に係る流体圧
縮機30では、主軸受部80の吸込孔81cは軸受カバ
ー88により閉塞され、この軸受カバー88の開口部8
8aに吸込パイプ35を接続することにより圧縮前の冷
媒ガスを導入するようにしているので、圧縮前の冷媒ガ
スと圧縮後の冷媒ガスとをシールすることができる。
【0061】また、ロータピストン71のブレード78
aの作用により吸い上げられた潤滑油Pは凹部84aを
介して、外周部81aとシリンダ61の支持部63aの
開口部64aとの摺動面、シリンダ61の端面61aと
フランジ部82aとの摺動面、シリンダ61内周面とロ
ータピストン外周面71との摺動面、ロータピストン7
1の端面71aと軸受開口部81dとの摺動面の各摺動
面に供給されるので潤滑を効率よく行うことが可能とな
る。
【0062】さらに、主軸受81が主軸受固定部100
により密閉ケース31の内周面に固定するようにしてい
るので、主軸受部80とケース底32との間には空間が
形成され、ボルト89の締付けが容易となり作業性が向
上する。また、圧縮機部50で発生する振動がケース底
32に直接伝わりにくくなり騒音の発生を防止すること
ができる。
【0063】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。すなわち上記実施例では、冷凍サイク
ルに用いたが、他の用途の流体圧縮機に適用させてもよ
い。このほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施可能であるのは勿論である。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載された発明では、吸込パ
イプを介して軸受孔内に導入された被圧縮流体の気密を
保持することができる。請求項2に記載された発明で
は、軸受孔の気密性をさらに高めることができる。
【0065】請求項3に記載された発明では、潤滑油を
軸受孔に導入することができるとともに、シリンダの軸
心に対する回転体の軸心の偏心位置を調整することがで
きる。
【0066】請求項4に記載された発明では、回転体本
体端面と軸受本体端面との摺動面、シリンダ内周面とボ
ス部外周面との摺動面、シリンダ端面とフランジ部との
摺動面に潤滑油を効率よく供給することができる。
【0067】請求項5に記載された発明では、ボス部端
面と回転体本体との摺動面へ潤滑油を供給することがで
きる。請求項6に記載された発明では、シリンダ端面と
フランジ部との摺動面へ潤滑油を供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る流体圧縮機の縦断面
図。
【図2】同流体圧縮機の要部を示す縦断面図。
【図3】同流体圧縮機に組み込まれた副軸受を示す図で
あって、(a)は正面図、(b)は縦断面図。
【図4】従来の流体圧縮機の要部を示す縦断面図。
【符号の説明】
30…流体圧縮機 31…密閉ケース 32,33…ケース底 35…吸込パイプ 61…シリンダ 71…ロータピストン 72a,72b…軸部 81…主軸受(ボス部) 82…取付部 81a…外周部 81b…枢支孔(軸受孔) 81c…吸込孔 81e…溝 82…取付部 82a…フランジ部 82c…軸受凸部(上部凸部) 82d…軸受長手部(下部凸部) 83b…供給孔 83c…油溝(第2の供給溝) 84b…油溝(第1の供給溝) 85…油溝(第3の供給溝) 86…油吸い上げ孔 87…Oリング 88…軸受カバー 88a…開口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉ケース内に導入された被圧縮流体を圧
    縮し、所定圧にして吐出する流体圧縮機において、 上記密閉ケースを構成する筒状のケース本体と、 このケース本体の開口部を蓋する蓋体と、 上記密閉ケース内に収容されその両端が主軸受部と副軸
    受部とで回転自在に支持されるシリンダと、 このシリンダを回転駆動する回転駆動機構と、 上記シリンダ内に配置されその両端が上記シリンダの軸
    心に対し偏心して上記主軸受部と上記副軸受部とに回転
    自在に支持される回転体と、 この回転体の周面に設けられ徐々に小さくなるピッチで
    形成された溝と、 この溝に突没自在に嵌め込まれ、上記シリンダ内に徐々
    に容積を小とする複数の圧縮室を形成するように仕切る
    螺旋状のブレ−ドと、 上記シリンダの回転を上記回転体に伝達し、上記溝のピ
    ッチが大なる側の上記圧縮室に吸込まれた被圧縮流体を
    徐々に上記溝のピッチが小なる側の圧縮室へ移送しなが
    ら圧縮させる回転力伝達機構と、 上記蓋体に貫通して設けられ、上記圧縮室に上記回転体
    に形成された流路を介して上記被圧縮流体を導入する吸
    込パイプと具備し、 上記主軸受部及び上記副軸受部のうち少なくとも一方の
    軸受部は、上記ケース本体の内周面に設けられ上記回転
    体を支持する軸受孔が形成された軸受本体と、上記軸受
    孔の上記蓋体側に設けられ上記軸受孔の開口を気密に蓋
    するとともに上記軸受孔に対応する部分に上記吸込パイ
    プが接続された軸受カバーとを備えていることを特徴と
    する流体圧縮機。
  2. 【請求項2】上記軸受本体は、上記軸受孔の上記開口の
    周囲に設けられるとともに、上記軸受カバーに対向する
    位置に周状に形成された溝部と、 この溝部に嵌め込まれた周状のシール部材とを備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の流体圧縮機。
  3. 【請求項3】上記密閉ケース内には潤滑油が収容され、 上記軸受部は、上記軸受本体下部に設けられ上記潤滑油
    を上記軸受孔に導入する給油孔が形成された下部凸部及
    び上記軸受本体上部に設けられた上部凸部とにより上記
    シリンダの軸心に対する上記回転体の軸心の偏心位置を
    調整するための位置調整基準部を備えていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の流体圧縮機。
  4. 【請求項4】上記回転体は、円柱状の回転体本体と、こ
    の回転体本体の端部に形成されるとともに上記回転体本
    体より小径の円柱状の軸部とを具備し、 上記軸受本体は、その外周面に上記シリンダ内周面が回
    転自在に支持されるとともに上記軸受孔に上記回転体の
    上記軸部が嵌着されるボス部と、上記シリンダの端面に
    当接するフランジ部とを具備し、 上記軸受孔内周面に形成され、上記給油孔から導入され
    た上記潤滑油を上記回転体本体の端面側へ供給する第1
    の供給溝と、上記ボス部に形成され上記潤滑油を上記ボ
    ス部の外周面へ供給する供給孔が設けられていることを
    特徴とする請求項3に記載の流体圧縮機。
  5. 【請求項5】上記ボス部端面には上記軸受孔に導入され
    た潤滑油を上記ボス部端面に導入する第2の供給溝が設
    けられていることを特徴とする請求項4に記載の流体圧
    縮機。
  6. 【請求項6】上記フランジ部には、上記供給孔から供給
    された上記潤滑油を上記シリンダ端面と上記フランジ部
    との摺動面へ供給する第3の供給溝が設けられているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の流体圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000097186A (ja) * 1998-09-17 2000-04-04 Hitachi Ltd オイルフリースクリュー圧縮機
CN1095937C (zh) * 1997-09-24 2002-12-11 株式会社日立制作所 封闭式电动压缩机
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CN110566456A (zh) * 2019-09-12 2019-12-13 东莞市雅之雷德机电科技有限公司 一种无油螺杆风机

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