JPH09141341A - 材料端面のバリ取り装置 - Google Patents

材料端面のバリ取り装置

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Publication number
JPH09141341A
JPH09141341A JP7335592A JP33559295A JPH09141341A JP H09141341 A JPH09141341 A JP H09141341A JP 7335592 A JP7335592 A JP 7335592A JP 33559295 A JP33559295 A JP 33559295A JP H09141341 A JPH09141341 A JP H09141341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
metal plate
burr
grooved
pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP7335592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Sakai
政彦 酒井
Eiichi Ogino
栄一 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji National Industrial Co Ltd
Original Assignee
Meiji National Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji National Industrial Co Ltd filed Critical Meiji National Industrial Co Ltd
Priority to JP7335592A priority Critical patent/JPH09141341A/ja
Publication of JPH09141341A publication Critical patent/JPH09141341A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で金属板等の材料の周縁端部のバリ
を取り除くと共に、端部を滑らかに仕上げることを可能
にしたバリ取り装置を提供すること。 【解決手段】外周面の軸方向中央部に半径方向外方に開
くテーパ溝35が形成された溝付き駒部3と、外周面を
対峙させて配置された一対の駒21、22を有する押圧
駒部2と、外周面の軸方向中央部に半径方向外方に開く
僅かのテーパを有するテーパ溝45が形成された溝付き
駒部4とを基台5に装着し、バリ1aを有する金属板1
の周縁端部を、溝付き駒部3の駒のテーパ溝35、押圧
駒部2の一対の駒21、22の間、溝付き駒部4の駒の
テーパ溝45に順次通搬し、溝付き駒部3及び押圧駒部
2により前記バリ1aを前記金属板1の内側に押し潰
し、溝付き駒部4により前記金属板1の周縁端部を整形
してなるバリ取り装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板金加工等で発生
する板材端面のバリを取り除くためのバリ取り装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、照明器具の本体や反射板は、金
属板素材を所定の形状に打ち抜き、適宜折り曲げ等を施
して形成される場合がある。金属板素材を打ち抜くと図
5に示すように、打ち抜かれた金属板1の周縁端面の一
方の側にバリ1a、他方の側にダレ1bが発生する。な
お、図5では金属板1の両端部でバリの方向が異なるが
同一方向に生じる場合もある。
【0003】この金属板1の周縁端面に形成されるバリ
1aは、折り曲げ等を施して製品化する場合や製品化後
の障害部分となるために、バリのある端部をヘミング曲
げしたり、塗装を施したり、あるいはバリ取りなどがな
されている。バリ取りとしては、ホィールバフによるバ
リ研磨、切削チップによるバリ切削、円筒全面加圧ロー
ルによるバリの押し潰し等が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ヘミング曲げ
や塗装では、手間と時間を要し生産性が低くコスト高と
なる問題を有し、また、ホィールバフによるバリ研磨や
切削チップによるバリ切削では、研磨粉塵、切削粉の付
着によって金属板の表面に傷を付けたり、端面の仕上げ
のバラツキあるいは2次バリやシャープエッジが生じ、
円筒全面加圧ロールによるバリの押し潰しでは、シャー
プエッジや板厚にもよるが金属板に反りを生じ、金属板
の端面を滑らかに仕上げることが困難であるという問題
がある。
【0005】本発明は、上記の問題に鑑みなされたもの
で、簡単な構造で金属板等の材料の周縁端部に形成され
たバリを取り除くと共に、端部を滑らかに仕上げること
を可能にしたバリ取り装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、材料の
端部を挾み前記材料の端部を押圧する回転可能の一対の
駒と前記駒と並列に配置され前記材料の端部の形状を規
整する溝を有する回転可能の駒とを備えたことを特徴と
するバリ取り装置とすることにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、打ち抜き等により形
成されたバリを有する金属板等の材料の周縁端面を回転
可能の一対の駒の間を通搬し、前記一対の駒の押圧力に
よって前記バリを押し潰す。ついで、押し潰された材料
の端部を、材料の端部の形状を規整する溝を有する回転
可能の駒の前記溝に通搬し前記材料の端部の形状を整え
る。
【0008】これにより、2種類の駒を配置する簡単な
構造で、多くの手間や時間を要することなく金属板等の
材料の周縁端部に形成されたバリを取り除くと共に、、
端部を均一かつ滑らかに仕上げることが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例のバリ取り装置を図を
参照して説明する。図1は、本発明の実施例のバリ取り
装置の正面図、図2は図1で示すバリ取り装置の使用例
を示す平面図、図3は図2のA−A線矢示側面図、図4
は図1のバリ取り装置におけるバリ取り動作の説明図で
ある。なお、全図を通じ同一部分には同一の符号を付し
ている。
【0010】図1において、1は図5で示したものと同
様の周縁端面にバリ1aを有する材料例えば金属板、2
は押圧駒部、3および4は溝付き駒部、5は基台であ
る。押圧駒部2は、基台5に固着された軸受台24と、
その軸受台24に装着された軸受25(図3参照)によ
り回転可能に軸支された押圧駒21と受け駒22からな
る一対の駒21、22を二対併設して構成されている。
【0011】押圧駒部2の各対の駒21、22は、基台
5に対する垂直線上に、その外周面を対峙させて配置さ
れ、一方の押圧駒21は調整ねじ25により他方の受け
駒22との間が調整できるようにされている。また、各
駒21、22の外周面は、図3に示すように軸方向の端
部は平坦面211に、中央部は適宜の曲率を有して端部
の平坦面211よりも半径方向外方に突出する曲面21
2を有して形成されている。
【0012】溝付き駒部3は、この実施例では2つの駒
31、32を密着固定し、外周面の軸方向中央部に半径
方向外方に開くテーパ溝35が形成された駒を、金属板
1の搬送方向に対して押圧駒部2よりも前段位置に基台
5に装着された軸受33により回転可能に軸支して構成
されている。溝付き駒部3の駒に形成されたテーパ溝3
5の軸方向の開口幅は、バリ1aを有する金属板1の厚
みよりも狭く形成されている。
【0013】溝付き駒部4は、溝付き駒部3と同様に、
この実施例では2つの駒41、42を密着固定し、外周
面の軸方向中央部に半径方向外方に開く僅かのテーパを
有するテーパ溝45が形成された駒を、金属板1の搬送
方向に対して押圧駒部2よりも後段位置に基台5に装着
された軸受43により回転可能に軸支して構成されてい
る。溝付き駒部4の駒に形成されたテーパ溝45の軸方
向の開口幅は、金属板1の厚みとほぼ同程度に形成され
ている。
【0014】以上のように構成されたバリ取り装置は、
金属板1の周縁端面の両側に形成されたバリ1aを除去
する場合、図2に示すように金属板1の両側に設置し、
バリ1aを有する金属板1の周縁端面を、溝付き駒部3
の駒に形成されたテーパ溝35、また、図3に示すよう
に押圧駒部2の各対の駒21、22の間及び溝付き駒部
4の駒に形成されたテーパ溝45を通搬させる。
【0015】金属板1の周縁端面に形成されたバリ1a
(図4(a))は、溝付き駒部3の駒に形成されたテー
パ溝35により内側に折り倒され(図4(b))、内側
に折り倒されたバリ1aは押圧駒部2の一対の駒21、
22間を通搬するとき、その一対の駒21、22に挾ま
れて押圧力を受けて押し潰される(図4(c))。バリ
1aが押し潰された金属板1の周縁端面は溝付き駒部4
の駒に形成されたテーパ溝45を通搬し(図4
(d))、テーパ溝45により金属板1の厚みとほぼ同
程度に成形され、金属板1の周縁端部の形状が整えられ
る(図4(e))。
【0016】なお、実施例では、溝付き駒を2つに分割
された駒を密着固定することにより構成しているが1つ
の駒により構成しても良い。また、バリを押し潰す工程
に溝付き駒部と押圧駒部の2つの駒部を有しているが押
圧駒部のみで構成することも可能であり、更に各部の駒
数は適宜に増減される。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
形状を規整する溝を有する駒と押圧駒の2種類の駒を配
置する簡単な構造で、多くの手間や時間を要することな
く金属板等の材料の周縁端部に形成されたバリを取り除
くと共に、、端部を均一かつ滑らかに仕上げることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のバリ取り装置の正面図であ
る。
【図2】図1で示すバリ取り装置の使用例を示す平面図
である。
【図3】図2のA−A線矢示側面図である。
【図4】図1のバリ取り装置におけるバリ取り動作の説
明図である。
【図5】バリの説明図である。
【符号の説明】
1 金属板 1a バリ 1b ダレ 2 押圧駒部 3、4 溝付き駒部 5 基台 21 押圧駒 22 受け駒 24 軸受台 25、33、43 軸受 26 調整ねじ 35、45 テーパ溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】材料の端部を挾み前記材料の端部を押圧す
    る回転可能の一対の駒と前記駒と並列に配置され前記材
    料の端部の形状を規整する溝を有する回転可能の駒とを
    備えたことを特徴とするバリ取り装置。
JP7335592A 1995-11-16 1995-11-16 材料端面のバリ取り装置 Pending JPH09141341A (ja)

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JP7335592A JPH09141341A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 材料端面のバリ取り装置

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JP7335592A JPH09141341A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 材料端面のバリ取り装置

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JPH09141341A true JPH09141341A (ja) 1997-06-03

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ID=18290317

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JP7335592A Pending JPH09141341A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 材料端面のバリ取り装置

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007307598A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Daigou Giken Kk 金属プレス製品の製造装置及び製造方法
JP2010082696A (ja) * 2008-09-02 2010-04-15 Tokai Kogyo Co Ltd 芯材及びその製造方法と製造装置並びに押出成形品及びその製造方法
CN102728684A (zh) * 2012-06-12 2012-10-17 安徽众源新材料股份有限公司 一种变压器绕组用铜带的修边装置及其修边方法
CN103447819A (zh) * 2013-08-27 2013-12-18 绍兴市力博电气有限公司 一种五位一体变压器用铜带边部处理设备
CN103481019A (zh) * 2013-10-10 2014-01-01 铜陵金威铜业有限公司 铜带的加工方法及倒角装置
CN105382343A (zh) * 2015-10-30 2016-03-09 中色奥博特铜铝业有限公司 一种用于去除铜带边部毛刺的去毛刺机
JP2016043416A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 ファインツール インターナショナル ホールディング アーゲー 打抜き又はファインブランキング部品のバリを備える切断面を補正するための装置及び方法

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