JPH09141025A - 空気フィルター組成物 - Google Patents

空気フィルター組成物

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JPH09141025A
JPH09141025A JP30403295A JP30403295A JPH09141025A JP H09141025 A JPH09141025 A JP H09141025A JP 30403295 A JP30403295 A JP 30403295A JP 30403295 A JP30403295 A JP 30403295A JP H09141025 A JPH09141025 A JP H09141025A
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JP
Japan
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air filter
air
mineral
composition
present
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JP30403295A
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Kazuyuki Torii
一之 鳥井
Mitsuru Yamashita
満 山下
Hiroshi Katayama
寛 片山
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ONRII KAGAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼用空気の清浄化のための空気フィルター
であって該清浄化と共に清浄空気を活性化して燃焼効率
を向上させ、更に排ガス中の有害物質量の低減を図る、
新しい改良された空気フィルター組成物を提供する。 【解決手段】 自然残留磁化10-4〜10-13T及び赤
外線波長4〜24μmで80%以上の吸収率を有する鉱
物を有効成分として含有し、燃焼用空気に用いられるこ
とを特徴とする、空気フィルター組成物及びこれを用い
て、燃焼用空気を清浄、賦活化することを特徴とする燃
焼用空気の処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気フィルター組成
物、より詳しくは、自動車の内燃機関等の燃焼に供給利
用される空気の清浄化、活性化を行ない得る改良された
空気フィルター組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒトが呼吸している空気には、かなりの
異物が含まれており、この異物には、目視できない微細
な塵(酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化鉄、カーボ
ン、微生物等)が含まれる。
【0003】しかして、ヒトは、この塵を鼻や喉の粘膜
にて自然に取り除いているが、例えば自動車の内燃機関
等の燃焼用空気の場合は、これを取り除くために空気フ
ィルター等の空気クリーナーが必要である。該フィルタ
ー(エレメント)は、一般に乾式と湿式とに大別され、
通常は、保守点検の容易な、濾紙や多孔質の合成繊維等
を用いた乾式エレメントがよく用いられている。
【0004】かかる内燃機関用空気フィルターは、燃焼
噴霧装置やキャブレターと関係が深く、機関に送り込む
空気のクリーニングを第一義として、他に吸気系で生じ
る騒音の防止、排ガスの浄化を行なうための温度センサ
ー、二次空気の採り入れ口、ブローバイガスの還元口、
更にアイドリング時の空燃費を補正するアイドルコンベ
ンセンター等が備えられ、種々の役割を担っている。
【0005】上記内燃機関が燃料と一緒に吸い込む空気
の量は、一般の乗用車の場合でも、ガソリン1リットル
に対して5000〜10000リットルという膨大な量
である。従って、該空気中に浮遊している塵を除去しな
ければ、機関のシリンダーを傷つけ磨耗等によりエンジ
ン寿命が大幅に短縮される。通常空気フィルターを付け
ない場合、その寿命は、約1/3に短縮されるといわれ
ている。
【0006】空気フィルターは、上記エンジン寿命の延
長に有効なほか、機関の吸気音を消す役目もあるが、適
正な保守点検をしないで連続使用すれば、徐々に異物が
蓄積され、空気の流れが次第に悪化し、酸欠状態とな
り、不完全燃焼による燃費の低下や排気ガス中の一酸化
炭素、二酸化炭素、炭化水素、窒素化合物等の有害物質
量を増加させる不利もある。これは、単に大気汚染の問
題にとどまらず、地球の温暖化現象、環境保全問題等に
も関わっている。
【0007】かかる有害排ガス対策としては、現在、白
金・パラジウム、ロジウム等の触媒を用いる三元触媒シ
ステムや酸化還元触媒によるパティキュレート制御や排
気再循環法(EGR)等の方式が採用され、燃焼効率改
善のためには電子制御システムや希薄燃焼エンジン等が
採用されつつあり、公害を発生しない乃至発生しにくい
代替エンジン車の開発や、燃費改善策としてエンジン燃
焼の最適化・リーンバーン・エンジンの機械損失の低
減、駆動系の効率向上等のパワートレインと車体形状の
改善、部品の合理化及び中空化・軽量化、走行抵抗の低
減等が推進されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、燃焼用空気の清浄化のための空気フィルターであっ
て該清浄化は勿論のこと、更に清浄空気を活性化して燃
焼効率を向上させ、更に排ガス中の有害物質量の低減を
も図り得る、新しい改良された空気フィルター組成物を
提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記目的よ
り、特に、ボイラーにおける低質燃料油の低酸素運転や
デイゼルエンジンにおける水添油の燃焼、ガソリン・水
混合燃料に対する磁力の利用等、低燃費と排気清浄化の
両者の達成を目的として、鋭意研究を重ねた結果、特定
の自然残留磁化及び赤外線波長を有する鉱物が、実に驚
くべきことに、多種多様の機関において、燃焼用空気取
り入口である空気清浄器に付加されることで、上記目的
を達成でき、燃焼効率の向上と排ガス中の有害物質、パ
ティキュレートの低減効果を奏するという事実を見いだ
し、また、上記効果が自動車用エアクリーナー試験方法
(JIS−D1612)によっても、実車試験において
も常に安定して発揮され、使用される上記鉱物自体安全
無害であるという事実を見いだした。本発明は、この新
しい知見に基づいて完成されたものである。
【0010】即ち、本発明によれば、自然残留磁化10
-4〜10-13T及び赤外線波長4〜24μmで80%以
上の吸収率を有する鉱物を有効成分として含有し、燃焼
用空気に用いられることを特徴とする、空気フィルター
組成物が提供される。
【0011】本発明空気フィルター組成物の利用によれ
ば、燃焼用空気の清浄化と共に、活性化を図り得、かく
して該空気の利用による燃焼効率を向上させ、更に燃焼
による排ガス中の有害物質量をも低減させ得る。
【0012】従って、本発明組成物は、特に、ボイラー
における低質燃料油の低酸素運転やデイゼルエンジンに
おける水添油の燃焼、自動車等の内燃機関におけるガソ
リンの燃焼等に用いられる燃焼用空気の清浄化、活性化
に有効である。
【0013】本発明組成物がこのような特有の優れた効
果を奏し得る理由は、現在尚明確に解明されてはいない
が、本発明組成物の有効成分とする上記特定鉱物が、そ
の有する自然残留磁化の働きによって、燃焼に用いられ
る空気中の酸素の活性化を図り、またその有する特有の
赤外線波長の吸収性に基づいて、空気と共に、空気中の
水分のクラスター構造の連結を切断して、超高速で振動
している水の持つ共鳴磁場を強め、更にこれを過酸化物
化して燃料酸化を促進するためと考えられる。
【0014】本発明有効成分鉱物の上記特有の赤外線波
長吸収性(赤外線放射体としての)によれば、空気中の
熱量が一旦該鉱物に吸収され、その放射時には空気中の
水分の潜熱として蓄えさせるために、排ガス循環時の温
度上昇によるシリンダー内の圧縮比等の問題も解決さ
れ、馬力アップをも図り得る利点がある。
【0015】また、本発明有効成分鉱物により処理され
た空気は、それに固有の波動を伝達、共鳴されており、
従って該空気により燃焼される燃料は、該波動により細
分化され、完全燃焼されると共に、完全燃焼後の排ガス
中には、一酸化炭素、炭化水素等やパティキュレートが
減少し、二酸化炭素も燃焼時に発生する水と反応し、ガ
ス状二酸化炭素も減少する。上記二酸化炭素を含む水
は、自動車の例ではマフラーより落下し、道路組成物で
あるコンクリートと反応して中和される。
【0016】尚、窒素酸化物は、本来安定した窒素ガス
を酸化させたものであるから、空気中の酸素・水の酸化
力を燃料の酸化反応により速く、選択的に反応させれば
よいことで解決される。その触媒的な働きを波動現象は
なすものであり、現実に窒素酸化物は減少している。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の空気フィルター組成物
は、上記特定の鉱物を有効成分として含有することを必
須とする。ここで、上記特定鉱物としては、自然残留磁
化10-4〜10-13T(S1慣用磁化強度、以下同じ)
及び赤外線波長4〜24μmで80%以上の吸収率を有
する鉱物であれば、いかなるものでもよい。その例とし
ては、花崗岩、石英斑岩、安山岩、流紋岩等やそれらの
周辺の堆積岩、例えば泥岩、砂岩等が熱による変性作用
を受けて硬くなった所謂ホルンフェルスを例示できる。
これはSiO2及びAl23を主成分とする灰色鉱石で
あり、通常適当な大きさに粉砕して利用され、特に本発
明では粒度1μm以下の微粉末形態で用いられるのが好
ましい。
【0018】上記特定鉱物の具体例としては、例えば大
分県南海部郡宇目町付近に算出される鉱物を例示でき
る。そらの特徴及び分析値(蛍光X線法による定量試験
結果)は下記表1に示す通りであり、また該鉱物の赤外
線波長は、図1に示す通りである。
【0019】
【表1】
【0020】本発明組成物は、例えば代表的には、上記
特定鉱物微粉末を適当な担体に添着させた形態や、モル
タル、コンクリート、塗料等の形態で、空気フィルター
として利用することができる。
【0021】より詳しくは、例えば自動車用エアーフィ
ルターとして用いる場合、エレメント本体素材を担持体
として、これに上記特定鉱物微粉末を添加配合して添着
させ、該素材にてエレメントを常法に従い作成して実用
することができる。
【0022】また、例えばポリエステル樹脂等の適当な
担持体に添加配合して繊維状物質を作成し、これを例え
ば既存のエレメントの吸入面を覆うように装着して、実
用することもできる。
【0023】上記において、エレメントとは、フィルタ
ー・濾材と保持フレームからなる空気フィルターの交換
部材であり、通常濾紙、不織布、ガラス繊維等を熱硬化
性樹脂で処理して得られる。空気フィルターの形状は、
車種において異なり、丸型、角型等の各種があり、大き
さは排気量により変化するが、通常少なくとも約50m
mであり、例えば排気量2000ccでは、直径35m
m×50mmの空気フィルターボックスを有するのが普
通である。本発明においては、かかる既存のエレメント
を利用してもよいし、常法に従って慣用の各種素材を用
いてこれを作成してもよい。また担持体としては、例え
ば市販の各種の合成樹脂類、紙類等のいずれも利用でき
る。特に、東洋紡、東レ、帝人社製等のポリエチレンテ
レフタレート繊維を製造する樹脂類が好ましい。之等担
体への特定鉱物の添着量は、得られるエレメントの種
類、性能等に応じて適宜決定でき、特に限定されるもの
ではないが、一般には、担持体に対して約0.1〜0.
5重量%の範囲から選択されるのが望ましい。自動車用
の既存エレメントに装着される場合、特定鉱物は、一般
には繊維状物に約10重量%程度を配合し、その約5〜
20gをエレメントに装着すればよい。
【0024】更に、本発明空気フィルター組成物は、空
気フィルターボックスの内面に、排気量に応じて、例え
ば0.5リットルで1g、2リットルで3g、10リッ
トルで15g等を、ポリエステル樹脂等を接着剤として
装着することもできる。
【0025】尚、自動車等の小容量の空気フィルターの
担持体としては、上記の通り紙類、合成樹脂類等が利用
されるが、発電用等の大容量の空気フィルターの担持体
としては、例えばモルタル、コンクリート、塗料等や、
ゴム類等を利用することもでき、之等の利用の方が経済
的であり有利である。また、実験用空気フィルター用と
しては、ガラス類、陶磁器類、琺瑯類等を担持体として
使用することもできる。
【0026】即ち、ボイラーや発電用ディーゼルエンジ
ン等の大型空気フィルターの場合、排ガスの熱量利用の
ために鋼板製がよく用いられ、その表面には通常低温腐
食の防止のためにエナメルコーティング等が施され、本
発明組成物は該コーティングとして利用することができ
る。また、空気取り入口に夾雑物防止のために金網を設
置し、その固定のためにコンクリート等の形態で本発明
組成物を利用することもできる。
【0027】かくして、本発明の空気フィルター組成物
は、各種機関の空気フィルターに適用され、非常に優れ
た効果を奏し得る。尚、本発明空気フィルターは有害な
物質を一切使用していないので、人畜に対して安全であ
り、一般家庭の主婦等によっても安心して手軽に利用で
きる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため、実
施例を挙げるが、本発明が之等の実施例に限定されるも
のでないことは勿論である。尚、例中%とあるは重量基
準による。
【0029】
【実施例1】表1に示す特徴及び組成を有する鉱物微粉
末(0.1〜30μm、平均粒径=0.7μm)を、一
般的なポリエステル樹脂(東洋紡社製ポリエステル樹
脂)に10重量%溶融混合し、20デニールの糸状に成
形し、綿状の本発明空気フィルター組成物を作成した。
【0030】得られた綿状物5gにて、空気フィルター
(角型、大きさ245mm×158mm×51mm高
さ)のエレメントの空気吸入側の面を均一に覆うように
して形を整えて装着し、これを空気フィルターボックス
に収容して、以下の試験に供した。
【0031】即ち、上記空気フィルターを備えた自動車
(トヨタマークII、JZX−90型、2500cc)の
エンジンを始動し、暖気運転を行なった後、空ぶかしを
数回行ない、回転数がスムーズに上昇するか否かをチェ
ックし、その後、自動車走行試験方法通則(JIS−D
1010)に基づいて、別府−北九州間往復(224K
m)による燃料消費試験(JIS−D1012)を行な
った。
【0032】排ガス分析を、自動車排気ガス中の一酸化
炭素、二酸化炭素及び炭化水素濃度の連続測定方法(J
IS−D1030)等により行なった。
【0033】また、馬力試験を、ボワシュ製(独国)シ
ャーシダイナモにより行なった。
【0034】結果を表2(燃料消費試験結果)、表3
(排ガス分析結果)及び図2(馬力試験結果)に示す。
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】尚、図2中、(1)は本発明空気フィルタ
ー組成物(綿状物質)装着前の結果を、(2)は同装着
後の結果をそれぞれ示す。
【0038】上記結果より、本発明空気フィルターの利
用によれば、低燃費、低排ガス、高馬力が達成されるこ
とが判る。
【0039】
【実施例2】表1に示す特徴及び組成を有する鉱物微粉
末(0.1〜30μm、平均粒径=0.7μm)を、空
気フィルター・エレメントのバンド(材質、トタン板、
金属製、合成樹脂製のいずれか、0.025m2)に1
g、実施例1と同じポリエステル樹脂にて塗布して本発
明品を得た。
【0040】比較としてフェライトマグネット(TDK
製FB4、45×20×t8mm、4000ガウス)を
3枚(比較品1とする)、及び高効率赤外線放射体(コ
ージライトにMnO260%、Fe2320%、CoO
10%、CuO10%の混合物を1000℃で仮焼し、
それを30%添加して1100℃で焼成した黒体、放射
率(4〜10μm)95%以上を5枚(比較品2とす
る)、それぞれ無塗布のバンドに装着した。
【0041】上記のそれぞれのエレメントを用い、下記
条件で、実施例1と同様にして燃料節減試験及び排ガス
試験を行なった。
【0042】 試験車両:トヨタマークII、LX76Vバン(ヂーゼル
車) 走行距離:350Km 排ガス検査:D10・15モード走行状態の排ガステス
トによる 結果を、表4(燃料節減試験結果)及び表5(排ガス試
験結果)に示す。
【0043】
【表4】
【0044】
【表5】
【0045】上記結果より、本発明空気フィルターの利
用によれば、低燃費、低排ガスが達成されることが判
る。
【0046】
【実施例3】表1に示す特徴及び組成を有する鉱物微粉
末(0.1〜30μm、平均粒径=0.7μm)3g
を、空気フィルターボックスの内面に、実施例1と同一
のポリエステル樹脂を用いて塗布して、本発明品を作成
した。
【0047】塗布前の状態を対照として、該発明品につ
いて、下記条件下に、実施例1と同一の燃料節減試験及
び排ガス試験を行なった結果をそれぞれ下記表6及び7
に示す。
【0048】 試験車両:ニッサンセドリックUY31(ヂーゼル車)2輌 走行距離:各600Km 排ガス検査:D10・15モード走行状態の排ガステストによる 測定法法:一酸化炭素(CO)、炭化水素(CH):JIS−D1030 窒素酸化物(NOX):JIS−D1027 粒子状物質:JIS−D8004
【0049】
【表6】
【0050】
【表7】
【0051】上記結果より、本発明空気フィルターの利
用によれば、低燃費、低排ガスが達成されることが判
る。
【0052】
【実施例4】表1に示す特徴及び組成を有する鉱物微粉
末(0.1〜30μm、平均粒径=0.7μm)を、実
施例1と同一のポリエステル樹脂に10重量%溶融混合
し、20デニールの糸状に成形し、綿状の本発明空気フ
ィルター組成物を作成した。
【0053】得られた綿状物5gを、各種自動車の空気
フィルターエレメントの空気吸入側の面を均一に覆うよ
うにして形を整えて装着し、これを空気フィルターボッ
クスに収容して、以下の試験に供した。
【0054】即ち、上記空気フィルターエレメントを備
えた各種自動車について、実施例1と同様にして、燃料
消費試験及び排ガス分析試験を行なった。
【0055】結果を下記表8に示す。
【0056】
【表8】
【0057】上記結果より、本発明空気フィルターの利
用によれば、低燃費、低排ガスが達成されることが判
る。
【0058】
【実施例5】表1に示す特徴及び組成を有する鉱物微粉
末(0.1〜30μm、平均粒径=0.7μm)を、実
施例1と同一のポリエステル樹脂に10重量%溶融混合
し、20デニールで紡糸して、綿状の本発明空気フィル
ター組成物を作成した。
【0059】得られた綿状物の5g又は10gを、実施
例1と同様にして、空気フィルター・エレメントに装着
して、実車試験を行なった結果を、下記表9に示す。
【0060】 試験車両:マツダY−SSF8IVステーションワゴン
(ターボディゼル) 走行距離:600Km
【0061】
【表9】
【0062】上記結果より、本発明空気フィルターの利
用によれば、低燃費、低排ガスが達成されることが判
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有効成分とする鉱物の一例の鉱石の赤
外線波長を示すグラフである。
【図2】実施例1に従う本発明空気フィルター組成物の
利用による自動車の馬力試験の結果を示すグラフであ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自然残留磁化10-4〜10-13T及び赤
    外線波長4〜24μmで80%以上の吸収率を有する鉱
    物を有効成分として含有し、燃焼用空気に用いられるこ
    とを特徴とする、空気フィルター組成物。
  2. 【請求項2】 有効成分が自然残留磁化10-4〜10
    -13T及び赤外線波長4〜24μmで80%以上の吸収
    率を有する鉱物微粉末であり、該有効成分が合成樹脂、
    紙、ゴム、ガラス、陶磁器及び琺瑯から選ばれる担持体
    に添着された形態にて利用される請求項1に記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】 モルタル、コンクリート及び塗料から選
    ばれる形態にて利用される請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の空気フ
    ィルターを用いて、燃焼用空気を清浄、賦活化すること
    を特徴とする燃焼用空気の処理方法。
  5. 【請求項5】 更に永久磁力を併用する請求項4に記載
    の処理方法。
JP30403295A 1995-11-22 1995-11-22 空気フィルター組成物 Pending JPH09141025A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030015646A (ko) * 2001-08-17 2003-02-25 황범수 음이온 발생 물질을 포함하는 부직포 에어필터 및 그 제조방법
JP2013160692A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 排ガス分析装置

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