JPH09140825A - 消火栓及防火水槽墜落防止板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】消火活動中の消火栓及防火水槽開口部の墜落防
止 【構成】本発明は、基板（１）に加工板（２）を蝶番で
連結、折り畳み式にして小型化、各切り口に保護ゴムを
着装、防火水槽藤籠及び吸管を投入後、防火水槽の開口
面積を最小限にし、消防活動に役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、消防車に装備し火災現
場到着後、放水活動中消火栓及防火水槽開口部に本装置
を設置し、開口部を最小限にして墜落事故を防止するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来は消火防火水槽の蓋を足場板等で塞
いで消火活動をするが、開口部が大きいため通行人、野
次馬等がそこに気が付かず、墜落する事故が多発してい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】消防活動中、消火栓及
防火水槽の開口部に通行人及び野次馬の墜落を防止す
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】消火栓及防火水槽の蓋を
開放した後、本装置を正方形に開き消火栓及防火水槽に
設置し、吸管及び藤籠を投入、開口面積を最小限にし
て、通行人等の墜落防止を促すものである。

【０００５】

【実施例】以下、添付図に従って実施例を説明する。基
板（１）に、加工板（２）を展開することにより、正方
形の墜落防止板になる基板（１）加工板（２）の（３）
を廻し開錠すると、（４）（５）は容易に（６）の蝶番
方向に開閉出来る。（４）を開けて単口消火栓用に、
（５）を開けて復口消火栓用に使用出来る図（２）が使
用例で、符号（ケ）の穴に警告灯の三脚を挿入し通行人
等に注意を促す。図（１）は防火水槽用で、符号（フ）
は藤籠投入口である。（ヂ）は充水用の穴で、（テ）は
残量点検口で、符号（ケ）の穴に警告灯の三脚を挿入す
る。基板（１）加工板（２）の符号（ト）は移動用取手
穴で、蝶番（６）で二つ折りにして移動搬送する。

【０００６】

【発明の効果】墜落事故の激減。皆無。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の墜落防止板を全開にした状態で、点線
表示は裏面構造を示すものである。

【図２】本墜落防止板の基板（１）と加工板（２）を展
開し、（３）のフックを開き、（４）の切込板を展開し
た使用例である。

【符号の説明】

（１）基 板 （２）加工板 （３）フック （４）小切込板 （５）大切込板 （６）・（７）・（８）蝶番 （９）当 板 （ト）搬送用取手 （フ）藤籠投入口 （ヂ）充水口 （テ）残量点検口 （ケ）警告灯三脚挿入孔

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 基板（１）対し加工板（２）を展
   開する事に依り消火栓及防火水槽の開口部を最小限にす
   る事が容易である。ＡとＢとの取手孔を一体化すれば長
   方形の防止板となり、移動収納作業が簡単になる。材料
   の種類は、スチール・アルミ板・グラスファイバー等軽
   量堅固なものが最良である。