JPH09140772A - 血液バッグ及び血液の回収方法 - Google Patents
血液バッグ及び血液の回収方法Info
- Publication number
- JPH09140772A JPH09140772A JP7332651A JP33265195A JPH09140772A JP H09140772 A JPH09140772 A JP H09140772A JP 7332651 A JP7332651 A JP 7332651A JP 33265195 A JP33265195 A JP 33265195A JP H09140772 A JPH09140772 A JP H09140772A
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- JP
- Japan
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- blood
- bag
- roller
- blood taking
- blood collection
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- Pending
Links
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- 210000004369 blood Anatomy 0.000 title claims abstract description 109
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- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 claims abstract description 4
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- 210000000080 chela (arthropods) Anatomy 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高価なローラーペンチ等の血液バッグ以外の付
属品等を使用しなくても採血チューブ４内に残った血液
を確実に袋状本体２内に回収すること。 【解決手段】採血チューブの途中にローラークランプを
配置し、採血チューブの血液流路を遮断しながら、採血
針に近い側から袋状本体方向へ移動させる。
属品等を使用しなくても採血チューブ４内に残った血液
を確実に袋状本体２内に回収すること。 【解決手段】採血チューブの途中にローラークランプを
配置し、採血チューブの血液流路を遮断しながら、採血
針に近い側から袋状本体方向へ移動させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は供血者より血液を採
取する血液バッグの改良に関する。
取する血液バッグの改良に関する。
【０００２】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】現在、供
血者より血液を採取する血液バッグとして、先端に採血
針を装着した採血チューブを袋状本体の上端に接続した
ものが使用されている。採血針を供血者に穿刺した後、
血液を採血チューブを経て袋状本体内に採取している。
採血チューブ内に血液が残るのでローラペンチにより採
血チューブを押しつぶしながらこれらの血液を袋状本体
内に回収している。以上のように採血チューブ内に残っ
た血液を回収するには、高価なローラペンチが必携の用
具となり、ローラペンチを備えていない一般病院等の施
設では採血チューブ内に残った血液を回収するには採血
チューブを縛りながら袋状本体内に押し出すかあるいは
未回収のまま廃棄することもあった。そこで本発明者は
以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、高
価なローラペンチ等を必要とせずに採血チューブ内に残
った血液を確実に回収できる血液バッグを発明した。
血者より血液を採取する血液バッグとして、先端に採血
針を装着した採血チューブを袋状本体の上端に接続した
ものが使用されている。採血針を供血者に穿刺した後、
血液を採血チューブを経て袋状本体内に採取している。
採血チューブ内に血液が残るのでローラペンチにより採
血チューブを押しつぶしながらこれらの血液を袋状本体
内に回収している。以上のように採血チューブ内に残っ
た血液を回収するには、高価なローラペンチが必携の用
具となり、ローラペンチを備えていない一般病院等の施
設では採血チューブ内に残った血液を回収するには採血
チューブを縛りながら袋状本体内に押し出すかあるいは
未回収のまま廃棄することもあった。そこで本発明者は
以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、高
価なローラペンチ等を必要とせずに採血チューブ内に残
った血液を確実に回収できる血液バッグを発明した。
【０００３】
［１］先端に採血針を装着した採血チューブを袋状本体
の上端に接続することにより構成される血液バッグにお
いて、採血チューブの途中にローラークランプを配置し
た血液バッグを提供する。 ［２］次の（１）から（３）の各工程よりなる［１］記
載の血液バッグを用いた採血チューブ内に残った血液の
回収方法を提供する。 （１）ローラークランプで採血チューブの流路を閉塞し
た状態で採血針より採血チューブ内へ血液を導入する工
程、（２）ローラークランプを開放して血液を袋状本体
内に導入する工程、（３）ローラークランプで採血チュ
ーブの血液流路を遮断しながら、採血針に近い側から袋
状本体方向へ移動させることにより、採血チューブ内に
残った血液を袋状本体内へ回収する工程、
の上端に接続することにより構成される血液バッグにお
いて、採血チューブの途中にローラークランプを配置し
た血液バッグを提供する。 ［２］次の（１）から（３）の各工程よりなる［１］記
載の血液バッグを用いた採血チューブ内に残った血液の
回収方法を提供する。 （１）ローラークランプで採血チューブの流路を閉塞し
た状態で採血針より採血チューブ内へ血液を導入する工
程、（２）ローラークランプを開放して血液を袋状本体
内に導入する工程、（３）ローラークランプで採血チュ
ーブの血液流路を遮断しながら、採血針に近い側から袋
状本体方向へ移動させることにより、採血チューブ内に
残った血液を袋状本体内へ回収する工程、
【０００４】
【発明の実施の形態】図１は本発明の血液バッグ１の概
略図である。血液バッグ１は先端に採血針３を装着した
採血チューブ４を袋状本体２の上端に接続することによ
り構成され、採血チューブ４の途中にローラークランプ
５が配置されている。本発明に使用されるローラークラ
ンプ５は図２に示すようにハウジング６とローラー７に
より構成されローラー７は両端の装着部８をハウジング
６の装着部９にスライド自在に装着することにより形成
される。ローラー７の装着部８とハウジングの装着部９
は凸部と凹部、凹部と凸部のいずれの組み合せでも良
い。ローラー７の外周Ｒとハウジング６の底部Ｂの間に
採血チューブ４は挿通され、採血チューブ４の血液流路
はローラー７の外周Ｒとハウジング６の底部Ｂにより制
御することができる。ローラークランプ５は血液バッグ
１の組立て時（採血針３を採血チューブ４に装着する時
あるいは採血チューブ４を袋状本体２の上端に接続する
時）に採血チューブ４に装着される。ローラー７の外周
Ｒとハウジング６の底部Ｂの形状の組み合せは凸部と凹
部、凸部と平坦部、凹部と凸部、平坦部と凸部、平坦部
と平坦部のいずれの組み合せも採用することができる。
略図である。血液バッグ１は先端に採血針３を装着した
採血チューブ４を袋状本体２の上端に接続することによ
り構成され、採血チューブ４の途中にローラークランプ
５が配置されている。本発明に使用されるローラークラ
ンプ５は図２に示すようにハウジング６とローラー７に
より構成されローラー７は両端の装着部８をハウジング
６の装着部９にスライド自在に装着することにより形成
される。ローラー７の装着部８とハウジングの装着部９
は凸部と凹部、凹部と凸部のいずれの組み合せでも良
い。ローラー７の外周Ｒとハウジング６の底部Ｂの間に
採血チューブ４は挿通され、採血チューブ４の血液流路
はローラー７の外周Ｒとハウジング６の底部Ｂにより制
御することができる。ローラークランプ５は血液バッグ
１の組立て時（採血針３を採血チューブ４に装着する時
あるいは採血チューブ４を袋状本体２の上端に接続する
時）に採血チューブ４に装着される。ローラー７の外周
Ｒとハウジング６の底部Ｂの形状の組み合せは凸部と凹
部、凸部と平坦部、凹部と凸部、平坦部と凸部、平坦部
と平坦部のいずれの組み合せも採用することができる。
【０００５】血液バッグ１の組み立て終了後、ローラー
クランプ５により採血チューブ４の袋状本体２近くの流
路を遮断しておくと高圧蒸気滅菌時や運搬時に袋状本体
２内に収納された血液保存液が採血チューブ４、採血針
３内に流出するのを防止することができる。また採血時
においては採血を開始する前に採血チューブ４の流路を
一時遮断しておくことができるので通常使用されている
鉗子の役割を果たすことができる。採血針３を供血者に
穿刺して血液を袋状本体２内に採取した後はローラーク
ランプ５により採血チューブ４の流路を遮断しながら採
血針３に近い側から袋状本体２方向へ移動させることに
より採血チューブ４内に残った血液を全て袋状本体２内
に回収することが可能である。本発明に使用されるロー
ラークランプ５はディスポーザブルでローラーとハウジ
ングに使用される材料が安価な合成樹脂製のものを使用
することができる。ハウジングとローラーの形状は特に
限定されるものではなく、採血チューブ４内に残った血
液を回収できる程度に採血チューブ４をしごくことがで
きるものであれば何でも良い。
クランプ５により採血チューブ４の袋状本体２近くの流
路を遮断しておくと高圧蒸気滅菌時や運搬時に袋状本体
２内に収納された血液保存液が採血チューブ４、採血針
３内に流出するのを防止することができる。また採血時
においては採血を開始する前に採血チューブ４の流路を
一時遮断しておくことができるので通常使用されている
鉗子の役割を果たすことができる。採血針３を供血者に
穿刺して血液を袋状本体２内に採取した後はローラーク
ランプ５により採血チューブ４の流路を遮断しながら採
血針３に近い側から袋状本体２方向へ移動させることに
より採血チューブ４内に残った血液を全て袋状本体２内
に回収することが可能である。本発明に使用されるロー
ラークランプ５はディスポーザブルでローラーとハウジ
ングに使用される材料が安価な合成樹脂製のものを使用
することができる。ハウジングとローラーの形状は特に
限定されるものではなく、採血チューブ４内に残った血
液を回収できる程度に採血チューブ４をしごくことがで
きるものであれば何でも良い。
【０００６】
【発明の効果】 高価なローラーペンチ等の血液バッグ以外の付属品等
を使用しなくても採血チューブ４内に残った血液を確実
に袋状本体２内に回収することができる。 採血の開始時に鉗子等を使用しなくても良い。
を使用しなくても採血チューブ４内に残った血液を確実
に袋状本体２内に回収することができる。 採血の開始時に鉗子等を使用しなくても良い。
【図１】本発明の血液バッグの概略図
【図２】ローラークランプの概略図
１ 血液バッグ ２ 本体 ３ 採血針 ４ 採血チューブ ５ ローラークランプ ６ ハウジング ７ ローラー ８ 装着部（凸状または凹状の軸） ９ 装着部（凹状または凸状のガイド溝） １０ 輸血口 １１ 連通ピース １２ 連結チューブ
Claims (2)
- 【請求項１】 先端に採血針を装着した採血チューブを
袋状本体の上端に接続することにより構成される血液バ
ッグにおいて、採血チューブの途中にローラークランプ
を配置したことを特徴とする血液バッグ。 - 【請求項２】 次の（１）から（３）の各工程よりなる
ことを特徴とする請求項１記載の血液バッグを用いた採
血チューブ内に残った血液の回収方法。 （１）ローラークランプで採血チューブの流路を閉塞し
た状態で採血針より採血チューブ内へ血液を導入する工
程、（２）ローラークランプを開放して血液を袋状本体
内に導入する工程、（３）ローラークランプで採血チュ
ーブの血液流路を遮断しながら、採血針に近い側から袋
状本体方向へ移動させることにより、採血チューブ内に
残った血液を袋状本体内へ回収する工程、
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7332651A JPH09140772A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 血液バッグ及び血液の回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7332651A JPH09140772A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 血液バッグ及び血液の回収方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09140772A true JPH09140772A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18257352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7332651A Pending JPH09140772A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 血液バッグ及び血液の回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09140772A (ja) |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP7332651A patent/JPH09140772A/ja active Pending
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