JPH09139777A - 通信装置の回線制御回路及び電話回路 - Google Patents

通信装置の回線制御回路及び電話回路

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JPH09139777A
JPH09139777A JP7298095A JP29809595A JPH09139777A JP H09139777 A JPH09139777 A JP H09139777A JP 7298095 A JP7298095 A JP 7298095A JP 29809595 A JP29809595 A JP 29809595A JP H09139777 A JPH09139777 A JP H09139777A
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JP
Japan
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circuit
ncu
board
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common
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JP7298095A
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Naoki Igushi
直樹 伊串
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕様により回路定数を異ならせる必要のある
回路素子を含む通信装置の回線制御回路及び電話回路の
生産性を向上させる。 【解決手段】 仕様により回路定数を異ならせる必要の
ある全ての回路素子を個別NCU基板3に実装し、他の
全ての回路素子を共通NCU基板1に実装して、これら
個別NCU基板3と共通NCU基板1とをコネクタ2に
より電気的に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置の回線制
御回路及び電話回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばファクシミリ装置や電話装置な
どの通信装置の回線制御回路及び電話回路においては、
使用地域、たとえば使用国毎に通信規格が存在するた
め、回路素子の回路定数を微妙に異ならせる必要のある
箇所が多数散在している。また、同一国内であっても、
複数種類のたとえばファクシミリ装置を生産する場合、
その型式の相違によっても、所定の回路素子の回路定数
を異ならせる必要が生じたり、あるいは特定の回路素子
が不要なことがある。
【0003】このため従来の通信装置の回線制御回路及
び電話回路では、仕様毎に異なる回路定数の回路素子を
NCU基板に実装し、そのNCU基板を製品に組み込ん
で出荷していたが、これではNCU基板全体を多種類の
仕様毎に分けて実装する必要があり、生産効率が悪かっ
た。
【0004】この問題を解決するために、たとえば図3
に示すように、複数の端子31a,31b、32a,3
2b、33a,33b、34a,34b、35a,35
bを設け、たとえば工場からの出荷前に、仕様に応じて
これらを選択的にジャンパー線などで短絡することによ
り、所定の回路素子の回路定数を各種仕様に適合させる
ことが考えられる。
【0005】すなわち、端子31aと端子31bとを短
絡させれば、キャパシタC31とレジスタR31との並
列回路が演算増幅器PO31の反転入力端と出力端との
間に並列に接続され、端子32aと端子32bとを短絡
させれば、キャパシタC32とレジスタR32との並列
回路が演算増幅器PO31の反転入力端と出力端との間
に並列に接続され、端子33aと端子33bとを短絡さ
せれば、キャパシタC33とレジスタR33との並列回
路が演算増幅器PO31の反転入力端と出力端との間に
並列に接続され、端子34aと端子34bとを短絡させ
れば、キャパシタC34とレジスタR34との並列回路
が演算増幅器PO31の反転入力端と出力端との間に並
列に接続される。また、端子35aと端子35bとを短
絡させれば、レジスタR36にレジスタR35が並列に
接続される。したがって、キャパシタC31〜C34お
よびレジスタR31〜R35の回路定数を全ての仕様に
対応できるように設定しておくことにより、短絡する端
子31a,31b、32a,32b、33a,33b、
34a,34b、35a,35bを選択すれば、仕様に
応じた回路定数が得られる。なお、この回路はファクシ
ミリ装置のNCUにおける送話回路の一部であるが、仕
様に応じて回路定数を異ならせる必要のある回路素子
は、他のたとえば受話回路や側音回路など、NCUの各
部に散在している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
NCUでは、工場からの出荷前に端子31a,31b、
32a,32b、33a,33b、34a,34b、3
5a,35bを選択的にジャンパー線などにより短絡さ
せる作業が必要であり、半田付けなどの作業工程が増加
する。回路定数を仕様に応じて変更すべき回路素子の数
はNCUにおいては相当多いので、このような半田付け
作業は生産性を低下させる要因となる。また、半田付け
不良や接続ミスなども起こり得る。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、生産性の高い通信装置の回線制御回路及び
電話回路を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の通信装置の回線制御回路
及び電話回路は、仕様により回路定数を異ならせる必要
のある全ての回路素子を個別NCU基板に実装し、他の
全ての回路素子を共通NCU基板に実装して、これら個
別NCU基板と共通NCU基板とを接続手段により電気
的に接続する構成としている。
【0009】また、請求項2に記載した発明の通信装置
の回線制御回路及び電話回路は、請求項1記載の通信装
置の回線制御回路及び電話回路であって、接続手段とし
て、共通NCU基板上に実装されて、個別NCU基板を
挿抜可能なコネクタを用いている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0011】図1は、本発明に係る通信装置の回線制御
回路及び電話回路の一例としてのファクシミリ装置のN
CUの概略側面図であって、このNCUは、共通NCU
基板1と、コネクタ2と、個別NCU基板3とを備えて
いる。共通NCU基板1上にはコネクタ2が実装されて
おり、コネクタ2には、個別NCU基板3が挿入されて
いる。
【0012】個別NCU基板3には、NCUを構成する
回路素子のうち、仕様により回路定数を異ならせる必要
のある全ての回路素子が実装されており、他の全ての回
路素子が共通NCU基板1に実装されている。そして、
共通NCU基板1と個別NCU基板3とは、共通NCU
基板1上に実装されて、個別NCU基板3を挿抜可能な
コネクタ2により電気的に接続されている。すなわち、
共通NCU基板1に実装された回路素子と個別NCU基
板3に実装された回路素子とが、共通NCU基板1上に
印刷された配線パターンとコネクタ2と個別NCU基板
3上に印刷された配線パターンとを介して、所定の回路
図のように接続されることにより、NCUが実現されて
いる。
【0013】図2は上記NCUの送話回路の一部の回路
図であって、演算増幅器OP1の出力端はコネクタ2を
介して抵抗器R1およびキャパシタC1の一端に接続さ
れており、演算増幅器OP1の反転入力端はコネクタ2
を介して抵抗器R1およびキャパシタC1の他端ならび
に抵抗器R2の一端に接続されている。抵抗器R2の他
端はコネクタ2を介してキャパシタC2の一端に接続さ
れており、演算増幅器OP1の出力端は抵抗器R3の一
端に接続されている。演算増幅器OP1とキャパシタC
2と抵抗器R3とは共通NCU基板1に実装されてお
り、抵抗器R1,R2とキャパシタC1とは個別NCU
基板3に実装されている。
【0014】すなわち、この回路は図3の回路に対応し
ており、抵抗器R1の抵抗値を抵抗器R31の抵抗値と
同じにし、キャパシタC1のキャパシタンスをキャパシ
タC31のキャパシタンスと同じにすれば、端子31
a,31bを短絡させたのと同じことになる。また、抵
抗器R1の抵抗値を抵抗器R32の抵抗値と同じにし、
キャパシタC1のキャパシタンスをキャパシタC32の
キャパシタンスと同じにすれば、端子32a,32bを
短絡させたのと同じことになる。また、抵抗器R1の抵
抗値を抵抗器R33の抵抗値と同じにし、キャパシタC
1のキャパシタンスをキャパシタC33のキャパシタン
スと同じにすれば、端子33a,33bを短絡させたの
と同じことになる。また、抵抗器R1の抵抗値を抵抗器
R34の抵抗値と同じにし、キャパシタC1のキャパシ
タンスをキャパシタC34のキャパシタンスと同じにす
れば、端子34a,34bを短絡させたのと同じことに
なる。また、抵抗器R2の抵抗値を抵抗器R35と抵抗
器R36との並列回路の抵抗値と同じにすれば、端子3
5a,35bを短絡させたのと同じことになり、抵抗器
R2の抵抗値を抵抗器R36の抵抗値と同じにすれば、
端子35a,35bを短絡させずに放置したのと同じこ
とになる。
【0015】このように、仕様により回路定数を異なら
せる必要のある全ての回路素子を個別NCU基板3に実
装し、他の全ての回路素子を共通NCU基板1に実装し
て、これら個別NCU基板3と共通NCU基板1とをコ
ネクタ2により電気的に接続するので、共通NCU基板
1は各種仕様に関わらず同一回路素子を用いて全て同様
に実装し、個別NCU基板3のみを各種仕様に応じた回
路素子を用いて実装すればよいことから、NCU全体を
1つの基板とし、それを各種仕様に応じて実装する場合
と比較して、生産効率を向上させることができる。ま
た、図3のように実際には一部しか使用しない多数の抵
抗器R31〜R36やキャパシタC31〜C34および
端子31a〜35a,31b〜35bなどを全てのNC
Uに設ける必要がなく、部品点数の削減による生産コス
トの低減を図ることができると共に、端子31a〜35
a,31b〜35bの短絡ミスなどを生じることもな
い。
【0016】また、共通NCU基板1上に実装されて、
個別NCU基板3を挿抜可能なコネクタ2により、共通
NCU基板1と個別NCU基板3とを電気的に接続する
ので、共通NCU基板1と個別NCU基板3とを異なる
生産ラインで実装し、個別NCU基板3をコネクタ2に
挿入するだけでNCUの組立が完了することから、生産
性をさらに向上させることができる。しかも、仕様の変
更あるいは個別NCU基板3の装着ミスなどのときに、
コネクタ2から個別NCU基板3を抜き取り、別の個別
NCU基板3をコネクタ2に挿入するだけでよいので、
このことからも生産性をより一層向上させることができ
る。
【0017】なお、上記実施形態では、共通NCU基板
1と個別NCU基板3とを電気的に接続する接続手段と
して、共通NCU基板1上に実装されて、個別NCU基
板3を挿抜可能なコネクタ2を用いたが、接続手段はこ
のような構成に限定されるものではなく、たとえば、共
通NCU基板1と個別NCU基板3との双方からフレキ
シブルプリント配線ケーブルを引き出し、それらの先端
にコネクタの雄側と雌側とを装着しておくことにより、
そのコネクタを介して共通NCU基板1と個別NCU基
板3とを接続するようにしてもよい。
【0018】また、上記実施形態では、ファクシミリ装
置のNCUについて説明したが、本発明はファクシミリ
装置以外の電話装置などの各種通信装置の回線制御回路
又は音響の増幅回路等の電話回路にも、広く適用可能で
ある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明の通信装置の回線制御回路及び電話回路によれば、
仕様により回路定数を異ならせる必要のある全ての回路
素子を個別NCU基板に実装し、他の全ての回路素子を
共通NCU基板に実装して、これら個別NCU基板と共
通NCU基板とを接続手段により電気的に接続する構成
としたので、共通NCU基板は各種仕様に関わらず同一
回路素子を用いて全て同様に実装し、個別NCU基板の
みを各種仕様に応じた回路素子を用いて実装すればよい
ことから、回線制御回路全体又は電話回路を1つの基板
とし、それを各種仕様に応じて実装する場合と比較し
て、生産効率を向上させることができる。また、ジャン
パー線などで端子を選択的に短絡させる方式のように、
実際には一部しか使用しない多数の回路素子や端子など
を個々の回線制御回路又は電話回路に設ける必要がな
く、部品点数の削減による生産コストの低減を図ること
ができると共に、端子の短絡ミスなどを生じることもな
い。
【0020】また、請求項2に記載した発明の通信装置
の回線制御回路又は電話回路によれば、接続手段が、共
通NCU基板上に実装されて、個別NCU基板を挿抜可
能なコネクタであるので、共通NCU基板と個別NCU
基板とを異なる生産ラインで実装し、個別NCU基板を
コネクタに挿入するだけで回線制御回路及び電話回路の
組立が完了することから、生産性をさらに向上させるこ
とができる。しかも、仕様の変更あるいは個別NCU基
板の装着ミスなどのときに、コネクタから個別NCU基
板を抜き取り、別の個別NCU基板をコネクタに挿入す
るだけでよいので、このことからも生産性をより一層向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置の回線制御回路の一例と
してのファクシミリ装置のNCUの概略側面図である。
【図2】図1に示すNCUの送話回路の一部の回路図で
ある。
【図3】従来のNCUの送話回路の一部の回路図であ
る。
【符号の説明】
1 共通NCU基板 2 コネクタ 3 個別NCU基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕様により回路定数を異ならせる必要の
    ある全ての回路素子を個別NCU基板に実装し、他の全
    ての回路素子を共通NCU基板に実装して、これら個別
    NCU基板と共通NCU基板とを接続手段により電気的
    に接続する構成としたことを特徴とする通信装置の回線
    制御回路及び電話回路。
  2. 【請求項2】 前記接続手段は、前記共通NCU基板上
    に実装されて、前記個別NCU基板を挿抜可能なコネク
    タであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置の
    回線制御回路及び電話回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6209910B1 (en) 1998-05-14 2001-04-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Ignition control system for a passive safety device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6209910B1 (en) 1998-05-14 2001-04-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Ignition control system for a passive safety device

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